JP6070362B2 - 除塵システム - Google Patents

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Description

本発明は、液中から固体分を分離する除塵システムに関する。
用水路、冷却水等の取水路には、液中の固形物が流入するのを防止するため、除塵機を設置している。このような除塵機は、例えば水路を横切るようにリンクチェーンを設けて、このリンクチェーンのリンク毎にバースクリーン又は金網などのスクリーンを水流方向に対して垂直又は所定角度に傾斜させて立設させている。そして、スクリーンをリンクチェーンで周回移動させることにより、スクリーンに付着した塵芥を水路外に除去するものである。
特許文献1に開示の除塵機は、水路を遮断するように無端ベルト状のスクリーンを配設するとともに、スクリーンを循環駆動し、スクリーンで捕捉したごみを掻き揚げるようにしたスクリーン循環式除塵機であり、スクリーンを循環駆動するチェーンにガイドレールを付設し、スクリーン下部の反転部に半円状のガイドレールを設けている。これにより、水中部のスプロケットホイールや軸受等の回転摩耗部品をなくしてメンテナンスを容易にすることができる。
特許文献2に開示の除塵機は、ハウジングコラムの左右上端にそれぞれ電動スクリュージャッキを備え、ヘッドシャフトの左右端ジャーナルをそれぞれ軸支する軸受ボックスをテークアップロッド及びスクリューロッドを介して昇降可能とし、ハウジングコラムの上端と電動スクリュージャッキの下端の間にロードセルを設けている。これによりキャリヤチェーンの張力を最適に調整している。
特開2008−190176号公報 特開平8−177028号公報
上記除塵機は、通水時において上流側のリンクチェーンと比べて下流側のリンクチェーンが膨らみ易くリンクチェーンに作用する張力を初期段階で調整する作業が必要となる。最適な張力に設定された除塵機は、その使用により、塵芥を捕捉する面の左側又は右側のスクリーンで塵芥の付着量が異なってくると、通水時の流水速度が不均一となり張力のバランスが崩れることがある。このような張力のバランスが崩れると、リンクチェーンが蛇行し、上部軸受やガイドレールに偏摩耗が生じる。
特に特許文献1のような除塵機は、水中軸受をなくしてガイドレールでリンクチェーンを支持しているため、ガイドレールとリンクチェーンの接触面積が大きく、張力が大きくなると転がり抵抗からすべり抵抗をなし、チェーンの張りや異物の噛み込みなどの影響を極めて受け易くなる。
また特許文献2のようにリンクチェーンに作用する張力をおねじとめねじの電動スクリュージャッキで調整する構成では、急激に張力が変化した場合に応答性が悪いという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、リンクチェーンに作用する張力によるたるみを容易に解消することができる除塵システムを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、水路を横断する方向に設けたスクリーンを支持する一対のリンクチェーンと、前記リンクチェーンを周回移動させる周回手段と、前記周回手段の回転軸心の相対的な位置を移動可能な移動手段と、前記リンクチェーンの周回方向と交差する方向からガイドを押付けて前記リンクチェーンを支持するともに、前記ガイドによる前記リンクチェーンの押し付け力を測定する押付け力センサーと、前記移動手段と前記押付け力センサーと電気的に接続して、前記押付け力センサーの測定値に基づいて前記移動手段により前記回転軸心を移動させて、前記リンクチェーンの張力によるたるみを調整可能な制御手段と、を備えたことを特徴とする除塵システムを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段において、前記移動手段は、前記周回手段の両端を回転自在に軸支する第1及び第2油圧シリンダーと、前記第1及び第2油圧シリンダーに圧油を供給する第1及び第2ポンプと、前記第1油圧シリンダーと前記第1ポンプの間と、前記第2油圧シリンダーと前記第2ポンプの間に設けて、前記圧油の供給及び停止を切り替え可能な第1及び第2電磁弁と、を備え、前記制御手段は、前記第1及び第2ポンプ、前記第1及び第2電磁弁と電気的に接続して、前記押付け力センサーの測定値に基づいて前記第1及び/又は第2電磁弁を切替えて、前記第1及び/又は第2ポンプから圧油を前記第1及び/又は第2油圧シリンダーに供給して前記回転軸心を移動させることを特徴とする除塵システムを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段において、前記第1及び第2油圧シリンダーの圧力を検出する圧力センサーを備え、前記制御手段は、前記圧力センサーの測定値及び前記押付け力センサーの測定値に基づいて、前記移動手段により前記回転軸心を移動させることを特徴とする除塵システムを提供するものである。
上記のような本発明によれば、リンクチェーンに過剰な張力が作用して設定値を超えた場合であってもリンクチェーンの張力を容易かつ迅速に調整することができる。
また、塵芥を捕捉する面の左側又は右側のスクリーンで塵芥の付着量が異なってくると、通水時の流水速度が不均一となり、リンクチェーンに作用する張力のバランスが崩れることがある。しかし一対のリンクチェーンのいずれか一方又は両方の回転軸心の相対的な位置を移動させることができ、リンクチェーンに作用する過剰な張力によるたるみを解消させることができる。従って、リンクチェーンが蛇行したり、上部軸受やガイドレールの偏摩耗が生じたりするおそれがない。
また、異物の噛み込みによって急激に張力が上がった場合に張力を緩めて、異物を除去することができる。これにより、装置を保護して、運転停止を回避することができる。
またリンクチェーンの下部を水中で支持するガイドレールを備えた除塵機の構成において、回転不良、異音、偏摩耗等を効果的に防止することができる。
本実施形態に係る除塵システムの構成概略を示す斜視図である。 本実施形態に係る除塵システムの構成概略を示す側面図である。 本実施形態に係る除塵システムの作用の説明図である。
本実施形態の除塵システムを添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。図1は本実施形態に係る除塵システムの構成概略を示す斜視図である。(なお、図1において制御手段、タンクは省略している。)図2は本実施形態に係る除塵システムの構成概略を示す側面図である。
除塵システム10は、取水路12の上方に、周回手段となる軸14を介して回転自在に設けた上部スプロケットホイール16と、取水路12の水底部18に設置したガイドレール20とを有している。上部スプロケットホイール16には無端状のリンクチェーン22を架設してある。リンクチェーン22と、上部スプロケットホイール16と、ガイドレール20は、周回移動機構を構成しており、リンクチェーン22に水中の塵芥を捕捉する複数のスクリーン24がリンクチェーン22の周回方向に連続的に取り付けている。リンクチェーン22は、取水路12の両側に配設してあって、それぞれが複数のリンクを無端状に連結して構成している。そして、各スクリーン24は、各リンクチェーン22を構成しているリンク間に固定するための図示しないスクリーン枠を有し、このスクリーン枠に取水をなす金網またはスノコ状に多数平行配設したバー部材からなるスクリーン本体が取り付けてある。
ガイドレール20は、リンクチェーン22を水中で支持するレールである。本実施形態のガイドレール20は、上部スプロケットホイール16の直下となる水底部18に取り付けられている。ガイドレール20は、リンクチェーン22を挟むように支持する内側と外側のガイドであり、周回するリンクチェーン22の曲線に沿って側面視で半円状に湾曲させている。このような構成のガイドレール20により周回移動するリンクチェーン22の下端を水中で支持することができる。
上部スプロケットホイール16を取り付けた軸14には、鎖車28が設けてある。この鎖車28は、上部スプロケットホイール16を介してリンクチェーン22、すなわちスクリーン24を周回駆動するもので、駆動モータ30に取り付けた鎖車32との間に電動チェーン34が巻掛けしてある。従って、駆動モータ30を駆動することにより、モータ30の回転駆動力が鎖車32、電動チェーン34を介して鎖車28に伝達され、鎖車28が回転することにより、上部スプロケットホイール16、リンクチェーン22を介してスクリーン24を矢印36、38のように上部スプロケットホイール16、ガイドレール20間を周回移動させる。そして、水流39によって運ばれてきた塵芥(図示せず)は、スクリーン24によって捕捉されて取水路12の上方に搬送され、取水路12の上方のリンクチェーン22内に設けた噴射ノズル(不図示)から噴射された圧力水によって外部に排出される。また、リンクチェーン22の上部は、水路12を塞いでいる床面に設けたハウジング45によって覆ってある。
一対の上部スプロケットホイール16に軸支されている軸14は、上部スプロケットホイール16の主面から内側のスクリーン24とは反対側となる外側に突出させている。上部スプロケットホイール16から突出させた軸14は、移動手段40により回転自在に支持されている。移動手段40は、軸14の回転軸心の相対的な位置を移動させるものであり、本実施形態では一例として、第1及び第2油圧シリンダーを用いている。移動手段40は、軸14の両端と接続する第1及び第2ピストンロッド42a,42bと、第1及び第2シリンダー44a,44bと、第1及び第2シリンダー側の油室(PL2、PR2)に接続する第1及び第2タンク46a,46bと、ロッド側の油室(PL1、PR1)に接続する第1及び第2ポンプ48a,48bと、第1シリンダー44aと第1ポンプ48aの間と、第2シリンダー44bと第2ポンプ48bの間に設けられた第1及び第2電磁弁49a,49bから構成されている。
第1及び第2シリンダー44a,44bから進退移動する第1及び第2ピストンロッド42a,42bは、先端に設けたベアリング機構により軸14を回転自在に軸支している。第1及び第2ピストンロッド42a,42bが進退移動する第1及び第2シリンダー44a,44bは、ハウジング45に取り付けている。
第1及び第2ポンプ48a,48bは、第1及び第2シリンダー44a,44bのロッド側の油室に接続して、圧油を供給可能な構成としている。また、第1及び第2シリンダー44a,44bのシリンダー側の油室は第1及び第2タンク46a,46bに接続している。なお、第1及び第2タンク46a,46bは第1及び第2ポンプ48a,48bと接続している。
第1及び第2電磁弁49a,49bは、それぞれ第1シリンダー44aと第1ポンプ48aの間と、第2シリンダー44bと第2ポンプ48bの間に設けられている。本実施形態の第1及び第2電磁弁49a,49bは、圧油の供給・排出と、圧油の停止の切り替えバルブを採用している。
第1及び第2ポンプ48a,48bと第1及び第2電磁弁49a,49bは後述する制御手段60と電気的に接続させている。このような構成の移動手段40は、第1又は第2油圧シリンダーを作動させることにより、一対のリンクチェーン22のいずれか一方の回転軸心の相対的な位置を移動させることができる。また、一対のリンクチェーン22のそれぞれを支持する第1及び第2油圧シリンダーを同期させて回転軸心の相対的な位置を移動させることもできる。また、移動手段40は、上部スプロケットホイール16の外側の軸14を軸支しているため、周回するリンクチェーン22と緩衝するおそれがない。
第1及び第2シリンダー44a,44bには、圧力センサー51a,51bを取り付けている。圧力センサー51a,51bは、第1及び第2シリンダー44a,44bのいずれか一方の油室(本実施形態の圧力センサー51a,51bはロッド側の油室(PL1、PR1)に設置)の油圧の圧力を検出可能なセンサーである。圧力センサー51a,51bは、制御手段60と電気的に接続して、測定値を送信可能な構成としている。
第1及び第2押付け力センサー50a,50bは、上部スプロケットホイール16の下部であって、周回する下流側のリンクチェーン22の周回方向と交差する方向からガイドを押付けてリンクチェーン22を支持すると共に、前記ガイドによるリンクチェーン22の押し付け力を検出するセンサーである。本実施形態の第1及び第2押付け力センサー50a,50bは、油圧シリンダーであり、第1及び第2シリンダー52a,52bから進退移動する第1及び第2ピストンロッド54a,54bの先端にリンクチェーン22の周回方向と交差する方向から押付けるガイド53a,53bが取り付けられている。第1及び第2押付け力センサー50a,50bは、制御手段60と電気的に接続し、第1及び第2シリンダー52a,52bのヘッド側の油圧(PL3、PR3)、シリンダー側の油圧(PL4、PL4)の圧力を制御手段60へ送信可能に構成されている。
制御手段60は、第1及び第2ポンプ48a,48bと電気的に接続して、ポンプのオン/オフを切り替え制御することができる。制御手段60は、第1及び第2電磁弁49a,49bと電気的に接続して、圧油の供給/排出と、圧油の停止を切り替え制御することができる。制御手段60は、第1及び第2圧力センサー51a,51bと電気的に接続して、シリンダーの圧力の測定値を受信可能な構成としている。制御手段60は、第1及び第2押付け力センサー50a,50bと電気的に接続して、リンクチェーンの押付け力の測定値を受信可能な構成としている。制御手段60は、第1及び第2押付け力センサー50a,50b又は/及び第1及び第2圧力センサー51a,51bの測定値に基づいて、移動手段40の第1及び第2シリンダー44a,44bから第1及び第2ピストンロッド42a,42bが突出する量を縮小させるように構成されている。
このような構成により、押付け力センサー又は/及び圧力センサーの測定値からリンクチェーン22に過剰な張力によるたるみが作用した場合には、移動手段40によって第1及び第2ピストンロッド42a,42bを縮小させる信号を第1及び第2電磁弁49a,49b及び第1及び第2ポンプ48a,48bに送って、第1及び第2電磁弁49a,49bを切替えて、第1及び第2ポンプ48a,48bを作動させて圧油をシリンダーのロッド側の油室に供給して第1及び第2ピストンロッド42a,42bを縮小させることにより、軸14の回転軸心が上方に上がり、リンクチェーン22に作用する張力によるたるみを低下させることができる。
上記構成による本発明の除塵システムは、次のように作用する。図3は、本実施形態に係る除塵システムの作用の説明図である。同図(a)に示すように、通水時に下流側のリンクチェーン22が水流によって押し流されて下流側に膨れる。このチェーンの膨れによってリンクチェーン22をガイドしている押し付け力センサー50のガイドに圧力が加わる。押付け力センサー50のヘッド側の油室に作用する圧力PL3(PR3)よりもシリンダー側の油室に作用する圧力PL4(PR4)が大きくなる。また、第1及び第2シリンダー44a,44bのロッド側の油室の圧力が上昇して第1及び第2圧力センサー51a,51bにより検出される。この測定値が制御手段60に送られると、制御手段60では、移動手段40の第1及び第2ピストンロッド42a,42bを縮小させる信号を第1及び第2ポンプ48a,48bと第1及び第2電磁弁49a,49bに送り、第1及び第2電磁弁49a,49bによって圧油の停止から圧油の供給/排出に切り替わり、作動する第1及び第2ポンプ48a,48bによりヘッド側の油室に油が供給されて、シリンダー側の油室の油が第1及び第2タンク46a,46bへ排出されて第1及び第2ピストンロッド42a,42bが縮小する。これにより同図(b)に示すように、軸14の回転軸心が上方へ移動して、リンクチェーン22の膨らみが解消される。従って、過剰な張力がリンクチェーン22に作用しても、容易に緩和することができ、リンクチェーンの蛇行や、偏摩耗が生じるおそれがない。軸14の移動は、油圧シリンダーで行っているため、応答性がよい。
また、軸14を支持する移動手段40は、いずれか一方のシリンダーヘッド42の縮小も制御することができる。これにより、通水時にスクリーンで捕捉する塵芥に偏りが生じたり、流水速度が不均一であったりした場合であっても、捕捉量の多い側や、流速の速い側の移動手段40を制御することによって、リンクチェーン22の膨らみを解消することができる。
本実施形態の除塵システム10は、リンクチェーン22の下部をガイドレール20で支持する構成であり、従来の下部スプロケットホイールよりもチェーンの接触面積が大きい。しかし、押付け力センサーにより、リンクチェーンの張力を測定し、移動手段で回転軸心の相対的な位置を移動させているため応答性が良く、ガイドレールとチェーンの接触を低減することができる。
また、異物の噛み込みによって急激に張力が上がった場合、リンクチェーンの張力を緩めることによって、異物が外れて除去することができる。これにより、装置を保護して、運転停止を回避することができる。
なお、前記実施の形態において、押付け力センサーが油圧シリンダーである場合について説明したが、押付け力センサーは軸スライド式の位置センサー等であってもよい。また、本実施形態の移動手段は、ピストンヘッドの縮小により、リンクチェーンの膨らみを解消する構成としたが、これに限らず、ピストンヘッドの伸長によってリンクチェーンの膨らみを解消する構成としても良い。また、前記実施の形態においては、水路中の塵芥を捕捉する除塵システムについて説明したが、これに限定されないことは勿論である。
以上に説明したように、本発明によれば、リンクチェーンに過剰な張力が作用して設定値を超えた場合であってもリンクチェーンの張力によるたるみを容易に調整することができる。
また、塵芥を捕捉する面の左側又は右側のスクリーンで塵芥の付着量が異なってくると、通水時の流水速度が不均一となったりして、リンクチェーンに作用する張力のバランスが崩れることがある。しかし軸のいずれか一方又は両方の回転軸心の相対的な位置を移動させることができ、リンクチェーンに作用する張力を解消させることができる。従って、リンクチェーンが蛇行したり、上部軸受やガイドレールの偏摩耗が生じたりするおそれがない。
10………除塵システム、12………取水路、14………軸、16………上部スプロケットホイール、18………水底部、20………ガイドレール、22………リンクチェーン、24………スクリーン、28………鎖車、30………駆動モータ、32………鎖車、34………電動チェーン、40………移動手段、42a………第1ピストンロッド、42b………第2ピストンロッド、44a………第1シリンダー、44b………第2シリンダー、45………ハウジング、46a………第1タンク、46b………第2タンク、48a………第1ポンプ、48b………第2ポンプ、49a………第1電磁弁、49b………第2電磁弁、50a………第1押付け力センサー、50b………第2押付け力センサー、51a………第1圧力センサー、51b………第2圧力センサー、52a………第1シリンダー、52b………第2シリンダー、53a………第1ガイド、53b………第2ガイド、54a………第1ピストンロッド、54b………第2ピストンロッド、60………制御手段。

Claims (3)

  1. 水路を横断する方向に設けたスクリーンを支持する一対のリンクチェーンと、
    前記リンクチェーンを周回移動させる周回手段と、
    前記周回手段の回転軸心の相対的な位置を移動可能な移動手段と、
    前記リンクチェーンの周回方向と交差する方向からガイドを押付けて前記リンクチェーンを支持するともに、前記ガイドによる前記リンクチェーンの押し付け力を測定する押付け力センサーと、
    前記移動手段と前記押付け力センサーと電気的に接続して、前記押付け力センサーの測定値に基づいて前記移動手段により前記回転軸心を移動させて、前記リンクチェーンの張力によるたるみを調整可能な制御手段と、を備えたことを特徴とする除塵システム。
  2. 前記移動手段は、
    前記周回手段の両端を回転自在に軸支する第1及び第2油圧シリンダーと、
    前記第1及び第2油圧シリンダーに圧油を供給する第1及び第2ポンプと、
    前記第1油圧シリンダーと前記第1ポンプの間と、前記第2油圧シリンダーと前記第2ポンプの間に設けて、前記圧油の供給及び停止を切り替え可能な第1及び第2電磁弁と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1及び第2ポンプ、前記第1及び第2電磁弁と電気的に接続して、前記押付け力センサーの測定値に基づいて前記第1及び/又は第2電磁弁を切替えて、前記第1及び/又は第2ポンプから圧油を前記第1及び/又は第2油圧シリンダーに供給して前記回転軸心を移動させることを特徴とする請求項1に記載の除塵システム。
  3. 前記第1及び第2油圧シリンダーの圧力を検出する圧力センサーを備え、
    前記制御手段は、前記圧力センサーの測定値及び前記押付け力センサーの測定値に基づいて、前記移動手段により前記回転軸心を移動させることを特徴とする請求項に記載の除塵システム。
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