JP4734393B2 - 汚泥等回収装置 - Google Patents
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Description
図示例の汚泥等回収装置は、複数の掻寄板101が一定間隔毎に沈殿池100の両側に張設された左右のチェン102,102間に取り付けられたものである。各チェン102は沈殿池100の内部適所に配置された駆動ホイール103と3個の従動ホイール104との間に沈殿池100内を周回するように掛け渡されている。左右の駆動ホイール103を駆動機構105により駆動して各チェン102を走行させると、各掻寄板101は沈殿池100の全長にわたり池底aに沿って移行する。沈殿池100の池底aに堆積した汚泥Aは掻寄板101により掻き寄せられて汚泥ピット106に回収される。また、各掻寄板101は沈殿池100の水面bに沿って移行して、水面bに浮遊したスカムBをスカムスキマ107に掻き寄せる。このスカムスキマ107は沈殿池100のほぼ中央部に設置してあり、適時傾けることにより開口部107AよりスカムBが回収される。各掻寄板101はチェン102の走行とともに周回するので、汚泥AやスカムBの掻き寄せが継続して行われる。
図示例のテークアップ装置108は、沈殿池100の池底a上に配備された一方の左右の従動ホイール104に設けられており、沈殿池100の両側壁の対向する位置にそれぞれ取り付けられている左右のフレーム109,109と、各フレーム109に設けられた上下一対のスライドレール110A,110Bに前後方向へ摺動可能に係合した左右の軸受111とを備えている。各軸受111は、左右の従動ホイール104を回動自由に支持する車軸112の両端部をそれぞれ支持している。各軸受111には、各フレーム109の前側に固定されたナット113に螺合したネジ軸114が水平に取り付けられており、長期の走行によってチェン102に伸びが生じると、ネジ軸114を回転させることにより軸受111をスライドレール110A,110Bに沿って後方へスライドさせ、従動ホイール104の位置を後方へ変位させることにより、チェン102に張力を付与してチェン102の張りを調整している。
また、請求項6の発明では、支え軸に対する垂直ロッドの変位を表示する表示盤を設けたから、バネのバネ圧の変化、すなわち、チェンの張力の変化が前記表示盤に表示されるので、チェンに弛みが生じるとそれを直ちに検出することができる。従って、チェンに弛みが生じることによるトラブルが発生する前に、チェンの張りを調整することができる。
同図において、1は汚泥を含む水が導入される沈殿池であり、Aは池底aに堆積した汚泥、Bは水面bに浮遊するスカムである。沈殿池1の池底aは、その幅中央部はほぼ水平で平坦であるが、池底aの両側縁は傾斜面10になっている。池底aには、一方の端部S(図1では左端部)の側に汚泥ピット11が全幅にわたって形成されている。この汚泥ピット11は汚泥Aが溜まるのに十分な深さを有している。汚泥を含む水は端部Sの側の水流入壁12より沈殿池1に流入する。この水流入壁12の全面には、複数の流入孔13が設けてあり、これらの流入孔13を通過した水が均等流となって沈殿池1に流入する。
なお、垂直ロッド8は、この実施例では、2本のロッド部8B,8Cがピン8Dにより回動自由に枢支連結されて構成されるが、必ずしもこの実施態様には限られない。
また、第1の表示盤93により、バネ92のバネ圧の変化、すなわち、チェン15の張力の変化が検出される結果、チェン15の弛みを水面上にて把握できるので、チェン15に弛みが生じることによるトラブルが発生する前に、チェン15の張りを調整することができる。
2 掻寄板
5 アーム
6 連結軸
7 クランク機構
8 垂直ロッド
9 張力機構
15 チェン
16A〜16D ホイール
17 駆動装置
24 車軸
40 バネ圧調整機構
60 センサ
82 中間ロッド
83 レバー軸
89 センサ
90 支え軸
92 バネ
93 第1の表示盤
95 第2の表示盤
a 池底
b 水面
A 汚泥
B スカム
Claims (7)
- 沈殿池の池底に堆積した汚泥と水面に浮遊したスカムとを掻き寄せるための複数の掻寄板が沈殿池の両側に張設された左右のチェン間に取り付けられ、各チェンは、池底上に配備された前後位置のホイールと水面下に配備された前後位置のホイールとの間に沈殿池内を周回するようにそれぞれ掛け渡されるとともに、水面下に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールが駆動機構により駆動されて成る汚泥等回収装置において、
池底上に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールを回動自由に支持する車軸を各ホイールが前後方向へ変位することが可能なように両端部を吊り下げ状態で支持する左右のそれぞれ対をなすアームと、沈殿池内の所定の深さ位置に回動可能に支持され各アームの上端部を連結する連結軸と、下端部がクランク機構を介して連結軸の中央部に連結され上端部が水面の上方位置に配置された張力機構に支持される垂直ロッドとを有し、
前記張力機構は、垂直ロッドに上向きのバネ圧を作用させて左右のホイールを付勢することにより左右の各チェンにバネ圧に応じた張力を付与するバネと、前記バネを中間に介在させた状態で垂直ロッドの上端部を支持する支え軸と、支え軸を昇降可能に支持し支え軸を昇降動作させてバネを拡縮させることによりバネ圧を調整するバネ圧調整機構とを含んで成る汚泥等回収装置。 - 沈殿池の池底に堆積した汚泥と水面に浮遊したスカムとを掻き寄せるための複数の掻寄板が沈殿池の両側に張設された左右のチェン間に取り付けられ、各チェンは、池底上に配備された前後位置のホイールと水面下に配備された前後位置のホイールとの間に沈殿池内を周回するようにそれぞれ掛け渡されるとともに、水面下に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールが駆動機構により駆動されて成る汚泥等回収装置において、
池底上に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールを回動自由に個別に支持する左右の各車軸を各ホイールが前後方向へそれぞれ変位することが可能なように両端部を吊り下げ状態で支持する左右一対のアームと、沈殿池内の所定の深さ位置にそれぞれ回動可能に支持され左右一対の各アームの上端部をそれぞれ連結する左右一対の連結軸と、下端部がクランク機構を介して各連結軸の中央部にそれぞれ連結され上端部が水面の上方位置に配置された左右一対の張力機構にそれぞれ支持される左右一対の垂直ロッドとを有し、
前記一対の各張力機構は、各垂直ロッドに上向きのバネ圧をそれぞれ作用させて左右の各ホイールを付勢することにより左右の各チェンにバネ圧に応じた張力を付与するバネと、前記バネを中間に介在させた状態で垂直ロッドの上端部を支持する支え軸と、支え軸を昇降可能に支持し支え軸を昇降動作させてバネを拡縮させることによりバネ圧を調整するバネ圧調整機構とをそれぞれ含んで成る汚泥等回収装置。 - 請求項2に記載された汚泥等回収装置であって、左右一対の各張力機構は、各垂直ロッドの上下方向の位置が所定の位置に達したことを検出して左右のチェンの伸びの異常をそれぞれ検知するセンサをさらに含んでいる汚泥等回収装置。
- 沈殿池の池底に堆積した汚泥と水面に浮遊したスカムとを掻き寄せるための複数の掻寄板が沈殿池の両側に張設された左右のチェン間に取り付けられ、各チェンは、池底上に配備された前後位置のホイールと水面下に配備された前後位置のホイールとの間に沈殿池内を周回するようにそれぞれ掛け渡されるとともに、水面下に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールが駆動機構により駆動されて成る汚泥等回収装置において、
池底上に配備された前後位置のいずれか一方の左右のホイールを回動自由に個別に支持する左右の各車軸を各ホイールが前後方向へそれぞれ変位することが可能なように両端部を吊り下げ状態で支持する左右一対のアームと、沈殿池内の所定の深さ位置にそれぞれ回動可能に支持され左右一対の各アームの上端部をそれぞれ連結する左右一対の連結軸と、下端部がクランク機構を介して左右の各連結軸の中央部にそれぞれ連結された左右一対の中間ロッドと、各中間ロッドを両端部に吊り下げ状態で支持するレバー軸と、下端部がレバー軸の中央部に連結され上端部が水面の上方位置に配置された張力機構に支持される垂直ロッドとを有し、
前記張力機構は、垂直ロッドに上向きのバネ圧を作用させて左右のホイールを付勢することにより左右の各チェンにバネ圧に応じた張力を付与するバネと、前記バネを中間に介在させた状態で垂直ロッドの上端部を支持する支え軸と、支え軸を昇降可能に支持し支え軸を昇降動作させてバネを拡縮させることによりバネ圧を調整するバネ圧調整機構とを含んで成る汚泥等回収装置。 - 請求項4に記載された汚泥等回収装置であって、前記張力機構は、レバー軸の縦ぶれ量が所定の値に達したことを検出するセンサをさらに含んでいる汚泥等回収装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載された汚泥等回収装置であって、
前記張力機構は、支え軸に対する垂直ロッドの変位を表示する表示盤をさらに含んでいる汚泥等回収装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載された汚泥等回収装置であって、
前記張力機構は、垂直ロッドの上下方向の位置を表示する表示盤をさらに含んでいる汚泥等回収装置。
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