JP2003053108A - 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器 - Google Patents

汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器

Info

Publication number
JP2003053108A
JP2003053108A JP2001280734A JP2001280734A JP2003053108A JP 2003053108 A JP2003053108 A JP 2003053108A JP 2001280734 A JP2001280734 A JP 2001280734A JP 2001280734 A JP2001280734 A JP 2001280734A JP 2003053108 A JP2003053108 A JP 2003053108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attached
main chain
arm
slack
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001280734A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Suzuki
鈴木  勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GREEN GIKEN KK
Original Assignee
GREEN GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GREEN GIKEN KK filed Critical GREEN GIKEN KK
Priority to JP2001280734A priority Critical patent/JP2003053108A/ja
Publication of JP2003053108A publication Critical patent/JP2003053108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 水処理設備の沈殿池で使用される、汚泥掻
寄機において、主務チェンの弛みを除去する緊張装置、
及び主務チェンの弛みを検知する検知器とを提供するも
のである。 【解決手段】緊張装置においては、軸受(8)を移動さ
せるために、送りコマ(7)を設け、この送りコマ
(7)を移動させるのに、送りネジ軸(6)を設け、こ
れにギヤーボックス(5)のカサ歯車を設けて池上で操
作することを特徴とする。チェン弛み検知器にあって
は、汚泥掻寄機のフライトの動きを検知棒(11)で拾
って、アームA(13)に伝達され、リンク(14)を
設けて、その動きを透明カバー(17)で目視できるこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水処理設備の沈
殿池で使用される汚泥掻寄機の主務チェンの弛みを検知
して、池上で緊張装置を操作して、主務チェンの弛みを
除去するための、汚泥掻寄機にかんするものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、沈殿池に使用される汚泥掻寄
機で緊張装置は必ず設備されているが、池底に設置され
ているため、池上から操作することが出来なかった。
又、主務チェンの弛みを検知する方法がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では次のよ
うな欠点があった。 (イ)汚泥掻寄機は本来24時間運転を課せられている
が、緊張装置を操作するためには、運転を一時中止しな
ければならない。 (ロ)緊張装置の操作をするためには、沈殿池内の未処
理の汚水を全て排水、又は排出しなければならない。 (ハ)汚泥掻寄機の運転中に主務チェンの弛みを発見し
ても、緊張装置が池底にあるため直ぐには操作すること
ができない。 (ニ)汚泥掻寄機の主務チェンの弛みを検知する方法が
なかったため、機械の運転を休止して沈殿池の汚水を排
水した時に初めて、チェンの弛みの程度が分かるという
状態であった。 本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】緊張装置として、従来は
池底で操作していたものを、池上から操作させるため、
緊張装置自身の構造を変えなければならない。そのため
には、カサ歯車機構を用いて力の伝達方向を、垂直から
水平へと変え、緊張装置本体の構造を、ネジ棒と送りコ
マの関係でテール軸を移動させて、主務チェンを緊張さ
せる。そして、この緊張装置を操作する時期の判断とし
て、上流側に設置された、主務チェン弛み検知器が指示
した、チェンの弛みの程度によるのである。
【0005】先ず緊張装置にあっては、フレーム(1
0)に、送りネジ軸(6)を取付、この送りネジ軸
(6)の一端に軸受(8)と、テール軸(9)、そして
送りコマ(7)がセットされたものを組込む。前記送り
ねじ軸(6)の他端には、ギヤーボックス(5)に内臓
されたカサ歯車が取付けられ、一組となったカサ歯車
は、ロッド(4)に連結されている。このロッド(4)
は、池上部に設置された操作架台(2)に取付け、操作
架台(2)に備えられたハンドル(1)を廻すことによ
り、ロッド(4)に力が伝達されて緊張装置の機能を果
たすことができる。そして、この緊張装置の移動量を示
すために、操作架台(2)に指示針(3)を設ける。他
方、主務チェン弛み検知器については、検知棒(11)
を、軸(12)に取付け、軸(12)に取付けたアーム
A(13)と、アームB(15)にリンク(14)を取
付ける。そして、ベース(18)に全体カバー(16)
を設けて、透明カバー(17)を取付ける。本発明は、
以上の構成よりなる汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及
び当該主務チェンの弛み検知器である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (イ)主務チェンの緊張装置(請求項1記載) 図3を参照しつつ説明すると、 (A)ハンドル(1)と移動長さ確認用の指示針(3)
が備えられた操作架台(2)に、ロッド(4)を組立て
る。このロッド(4)の下部にはギヤボックス(5)が
設けられていて、カサ歯車を内臓している。 (B)前記のギヤボックス(5)に内臓されたカサ歯車
に、水平方向に形成された送りねじ軸(6)の一端に
は、テール軸(9)を取付けた軸受(8)を移動させる
ための送りコマ(7)をセットし、フレーム(10)に
組立てる。
【0007】本発明を使用するときは、沈殿池が満水状
態であっても、汚泥掻寄機が運転中であっても池上部で
操作して、主務チェンの緊張をさせることができる。そ
れは次のようにして出来る。緊張装置は、1池に2組で
1セットになるので、ハンドルを回転して、その移動量
を同一にさせる必要があるため、指示針(3)を設けて
いる。そして、ハンドル(1)から伝えられた垂直力
を、ロッド(4)の下端部に取付けられたカサ歯車によ
って、水平力に変換している。この力をステンレスの材
料を使用した送りネジ軸(6)に伝え、合金材料を使用
してメスネジ加工された、送りコマ(7)を移動させる
ことによって軸受(8)が動き、主務チェンの緊張が達
成される。
【0008】送りネジ軸(6)が、軸受(8)を貫通す
る部分は∪型の形状にして、送りネジ軸(6)とのスキ
マを小さくして、安定性を良くする。又、軸受(8)の
下部形状は溝状にして、フレーム(10)のレールに合
わせた形状とし、軸受(8)のスライドがスムースに行
える構造とする。送りネジ軸(6)は、ステンレスの材
料を使用し、送りコマ(7)の材料は送りネジ軸(6)
とカミツキを起こさない、異種材質とし、錆びない材料
を使用した構造とする。送りコマ(7)は、メスネジ加
工し、形状は四角形にして、フレーム(10)の枠の内
側を摺動させる。又、この送りコマ(7)を組み込む場
所は、軸受(8)の中間を切り欠いた部分にセットし
て、軸受(8)が、左右の両方向に移動できる構造とす
る。
【0009】軸受(8)を移動させるためには、送りネ
ジ軸(6)を回転させ、送りコマ(7)は回転させない
ようにしなければならない。そのためには、フレーム
(10)と軸受(8)の2点で支持させて、軸受(8)
を移動させることにする。即ち、ハンドル(1)を回転
すると、ロッド(4)からギヤーボックス(5)のカサ
歯車を介して、送りネジ軸(6)が回転する。その結果
送りコマ(7)が、フレーム(10)の枠の内側を摺動
することによって、軸受(8)が移動する。そして、テ
ール軸(9)に取付けられた主務スプロケットを介して
稼動している主務チェンが緊張するのである。
【0010】(ロ)主務チェンの弛み検知器(請求項2
記載) 図4を参照しつつ説明すれば、 (A)検知棒(11)は、軸(12)に取付けられた金
具に、割ピンでセットされ、軸(12)に取付けられた
アームA(13)は、ボルトにて軸(12)にセットさ
れる。 (B)前記のアームA(13)の上方に、アーム受けを
介して水平方向に、同形のアームB(15)を設ける。
そして、これらアームA(13)及びアームB(15)
の先端同士を繋ぐリンク(14)を、垂直方向に棒状に
形成する。 (C)検知器の機構を保護するための、全体カバー(1
6)をベース(18)に取付け、更に前記リンク(1
4)の垂直移動により突出する上部位置には、透明カバ
ー(17)をセットする。
【0011】本発明を使用する時は、吊り下げられた検
知棒(11)に、汚泥掻寄機のフライトが当たると、検
知棒(11)はフライトの回転方向に押し上げられる。
それにつれて、アームA(13)と、リンク(14)そ
してアームB(15)が、連動して押し上げられ透明カ
バー(17)の部分に、リンク(14)の先端が出てく
るのを確認するようになっている。又、このリンク(1
4)の先端には蛍光塗料等を塗付してリンク(14)の
動きが判別し易いようになっている。この時、アームA
(13)と、アームB(15)は同一長さとし、回転の
基準点も同一にして両者を平行に移動させることによっ
て、リンク(14)を常に垂直移動させることが出来る
のである。透明カバー(17)の材質は透明性の良い、
耐候性に優れた、ポリカーボネート等の材料を使用し
て、外部から容易に目視できる構造とし、リンク(1
4)の観察を容易にしている。リンク(14)の動きが
大きい時、主務チェンは緊張状態であり、リンク(1
4)の動きが小さい時は、主務チェンの弛みが大きくな
っており、リンク(14)の動きが無くなった時は、主
務チェンの弛みが検知器の計測範囲を超えたことを示
し、主務チェンを緊張させることが必要であることを、
この検知器で知ることが出来るのである。
【0012】
【発明の効果】本発明を使用すれば、汚泥掻寄機の主務
チェンの弛みを検知器で指示された時点で、緊張装置の
操作をして主務チェンを正常な状態にすることが出来る
のである。主務チェン弛み検知器を作動させ、その結果
として緊張装置を操作するというように、弛み検知器と
緊張装置を連携させるところに、大きな効果が得られる
のである。即ち、緊張装置の操作をする時に汚泥掻寄機
の運転を停止し、沈殿池の汚水を排出し、池内を清掃す
る、等々の作業が全く必要なくなるのである。そして、
主務チェン弛み検知器の、弛みの指示によって、汚泥掻
寄機が運転中であっても緊張装置の操作を池上にて行う
ことが出来るのである。更に、この主務チェンの緊張装
置という発明を使用することによって、主務チェンの弛
みが原因で発生していた事故も未然に防ぐことが出来る
のである。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の緊張装置の設置正面図
【図 2】本発明の図1の右側面図
【図 3】本発明の緊張装置の正面図
【図 4】本発明の主務チェン弛み検知器の正面図
【図 5】本発明の図4の右側面図
【符号の説明】
(1) ハンドル (11)
検知棒 (2) 操作架台 (12)
軸 (3) 指示針 (13)
アームA (4) ロッド (14)
リンク (5) ギヤーボックス (15)
アームB (6) 送りネジ軸 (16)
全体カバー (7) 送りコマ (17)
透明カバー (8) 軸受 (18)
ベース (9) テール軸 (10) フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ハンドル(1)と、移動確認用の指
    示針(3)を備えた操作架台(2)にロッド(4)を取
    付け、このロッド(4)の下部に、カサ歯車を内臓した
    ギヤーボックス(5)を設けている。 (ロ)ギヤーボックス(5)に内蔵されたカサ歯車を、
    送りねじ軸(6)の一端に取付け、送りねじ軸(6)の
    他端には、テール軸(9)を取付けた軸受(8)と送り
    コマ(7)をセットして、フレーム(10)に取付け
    る。 以上の構成からなる、主務チェンの緊張装置である。
  2. 【請求項2】(イ)検知棒(11)は軸(12)に取付
    け、軸(12)に取付けたアームA(13)とアーム受
    けに取付けられた、アームB(15)にリンク(14)
    をセットする。 (ロ)これに全体カバー(16)をベース(18)に設
    置し、全体カバー(16)の上部に透明カバー(17)
    を取付ける。 以上の構成からなる、主務チェンの弛み検知器である。
JP2001280734A 2001-06-09 2001-08-13 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器 Pending JP2003053108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001280734A JP2003053108A (ja) 2001-06-09 2001-08-13 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001212855 2001-06-09
JP2001-212855 2001-06-09
JP2001280734A JP2003053108A (ja) 2001-06-09 2001-08-13 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003053108A true JP2003053108A (ja) 2003-02-25

Family

ID=26618641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001280734A Pending JP2003053108A (ja) 2001-06-09 2001-08-13 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003053108A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088959A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Hazama Kisetsu Kogyo Kk 汚泥等回収装置
KR101223311B1 (ko) * 2011-05-12 2013-01-17 주식회사 우도산기 운반 이송되는 포장상품 표면의 스크레치를 방지하는 콘베이어 체인
KR200474651Y1 (ko) * 2014-03-27 2014-10-06 진정희 슬러지 수집기의 기어를 이용한 체인긴장용 테이크업장치
CN107854870A (zh) * 2017-12-11 2018-03-30 北京北排装备产业有限公司 一种非金属链条式刮泥机链条张紧装置及其使用方法
CN108177016A (zh) * 2017-12-28 2018-06-19 安徽安凯汽车股份有限公司 一种金属切割机送料台

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088959A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Hazama Kisetsu Kogyo Kk 汚泥等回収装置
KR101223311B1 (ko) * 2011-05-12 2013-01-17 주식회사 우도산기 운반 이송되는 포장상품 표면의 스크레치를 방지하는 콘베이어 체인
KR200474651Y1 (ko) * 2014-03-27 2014-10-06 진정희 슬러지 수집기의 기어를 이용한 체인긴장용 테이크업장치
CN107854870A (zh) * 2017-12-11 2018-03-30 北京北排装备产业有限公司 一种非金属链条式刮泥机链条张紧装置及其使用方法
CN108177016A (zh) * 2017-12-28 2018-06-19 安徽安凯汽车股份有限公司 一种金属切割机送料台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE10232623B4 (de) Bodenwasser-Probennehmer
Wang et al. Fractionation of heavy metals in shallow marine sediments from Jinzhou Bay, China
DE2613851B2 (de) Vorrichtung zum Festmachen eines Schiffes
JP2003053108A (ja) 汚泥掻寄機主務チェンの緊張装置及び弛み検知器
GB1559049A (en) Self-propelled pipe inspecting apparatus
CN111252206A (zh) 一种利用水流防止海洋生物吸附的盐度传感器保护装置
Schmitt et al. SEM/EDX Analysis of Corrosion Products for Investigations on Metallurgy and Solution Effects in CO 2 Corrosion
CN114041439A (zh) 一种对虾淡水养殖池水质实时监测装置
JP2019005737A (ja) 汚泥掻寄装置
CN213986442U (zh) 一种小龙虾管理系统用的在线实时检测装置
CN208109819U (zh) 一种水质监测的装置
Pellinen et al. Toxicity of sediments polluted by the pulp and paper industry to a midge (Chironomus riparius Meigen)
CN219507530U (zh) 一种便携式通用洁净绞车
CN208302272U (zh) 一种沉淀池刮泥装置
CN208273084U (zh) 一种移动式水下探测仪
CN108562711A (zh) 一种用于水质监测的装置
CN218938257U (zh) 一种小龙虾养殖用水质监控装置
CN220556439U (zh) 一种海水自动监测井
CN205333617U (zh) 一种生活用水重金属含量远程在线监测设备
CN108508173A (zh) 一种河流水质检测装置
CN211528337U (zh) 一种用于水生物沉降的检测设备
CN212904849U (zh) 一种水质监测装置
CN216320150U (zh) 一种可监测式环境工程用污水治理设备
CN219590024U (zh) 一种环境检测用样本采集装置
CN219714838U (zh) 污水在线监测采样装置