JP6473480B2 - 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機 - Google Patents

重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機 Download PDF

Info

Publication number
JP6473480B2
JP6473480B2 JP2017144257A JP2017144257A JP6473480B2 JP 6473480 B2 JP6473480 B2 JP 6473480B2 JP 2017144257 A JP2017144257 A JP 2017144257A JP 2017144257 A JP2017144257 A JP 2017144257A JP 6473480 B2 JP6473480 B2 JP 6473480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
type automatic
tensioning device
chain
tail shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017144257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019025383A (ja
Inventor
直彦 関口
直彦 関口
邦博 古舞
邦博 古舞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2017144257A priority Critical patent/JP6473480B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6473480B2 publication Critical patent/JP6473480B2/ja
Publication of JP2019025383A publication Critical patent/JP2019025383A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

本発明は、重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平2015−147161号公報(特許文献1)がある。この公報には、「沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライト3が取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機のテール軸に接続される自動緊張装置6は、自重により沈殿池の底面側へ回動するウエイトアーム67を備え、ウエイトアーム67の回動支点がテール軸のスプロケットホイール4cの回りを循環するフライト3が最下流側に位置するときの先端部よりも上流側に位置し、チェーンの伸びに追従してウエイトアーム67が回動することにより下流側へテール軸を水平移動する。」と記載されている(要約参照)。
特開2015−147161号公報
特許文献1の重錘式自動緊張装置は、汚泥掻寄機のチェーンの緊張度を自動的に調節することができる。この装置は、緊張用ウエイト及びウエイトアームを備えている。
しかし、重錘式自動緊張装置は、沈殿池の水中に水没させて使用する装置であるため、水上からウエイトアームの位置、すなわち、水平移動するテール軸の位置が現在どのあたりにあるのかを確認するのが困難である。
そこで、本発明は、ウエイトアームの位置、ひいてはテール軸の位置がどこにあるのかを水上で容易に把握することができる重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機のテール軸に接続される重錘式自動緊張装置であって、前記テール軸は、前記沈殿池の最下流側に配置されスプロケットホイールを介して前記チェーンを張架するもので、重錘式自動緊張装置本体と水上装置とを備え、前記重錘式自動緊張装置本体は、自重により前記沈殿池の底面側へ回動するウエイトアームを備え、前記ウエイトアームの回動支点が前記テール軸のスプロケットホイールの回りを循環する前記フライトが最下流側に位置するときの当該フライトの先端部よりも上流側に位置し、前記チェーンの伸びに追従して前記ウエイトアームが回動することにより下流側へ前記テール軸を水平移動し、前記水上装置は、重錘式自動緊張装置本体の上部における前記沈殿池の水上に設けられる上下方向に移動可能な移動部材と、前記ウエイトアームと前記移動部材とを連結する連結部材とを備え、前記沈殿池の前記重錘式自動緊張装置本体の上部には前記連結部材の障害となる障害物が位置していて、前記障害物を上下に貫通する筒状体を備え、前記連結部材は前記筒状体内を挿通し、前記障害物は前記沈殿池の越流トラフであり、前記筒状体は前記越流トラフ上の水が当該筒状体を超えて流入することがない高さを有していることを特徴とする
別の本発明は、沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機のテール軸に接続される重錘式自動緊張装置であって、前記テール軸は、前記沈殿池の最下流側に配置されスプロケットホイールを介して前記チェーンを張架するもので、重錘式自動緊張装置本体と水上装置とを備え、前記重錘式自動緊張装置本体は、自重により前記沈殿池の底面側へ回動するウエイトアームを備え、前記ウエイトアームの回動支点が前記テール軸のスプロケットホイールの回りを循環する前記フライトが最下流側に位置するときの当該フライトの先端部よりも上流側に位置し、前記チェーンの伸びに追従して前記ウエイトアームが回動することにより下流側へ前記テール軸を水平移動し、前記水上装置は、重錘式自動緊張装置本体の上部における前記沈殿池の水上に設けられる上下方向に移動可能な移動部材と、前記ウエイトアームと前記移動部材とを連結する連結部材とを備え、前記沈殿池の前記重錘式自動緊張装置本体の上部には前記連結部材の障害となる障害物が位置していて、前記連結部材はワイヤーロープ又はチェーンであり、前記沈殿池の側部にはホイールが設けられ、前記チェーンはその長さの途中で前記ホイールにより向きを変えられる区間を有していて前記障害物を避けることを特徴とする。
本発明によれば、ウエイトアームの位置、ひいてはテール軸の位置がどこにあるのかを水上で容易に把握することができる重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1である重錘式自動緊張装置を備えた汚泥掻寄機を沈殿池に配設した縦断面図である。 本発明の実施例1である重錘式自動緊張装置の正面図である。 図1に示す沈殿池の横断面図であって、実施例1の重錘式自動緊張装置とフライトとの位置関係を示す図である。 本発明の実施例1である重錘式自動緊張装置の水上装置の設置状況を示す沈殿池の下流側の縦断面図である。 本発明の実施例1である重錘式自動緊張装置における水上装置の本体の正面図である。(a)はストロークが最小値である状態であり、(b)は(a)の状態からナット、ロックナットを少し緩めた状態であり、(c)はストロークが最大値である状態であり、(d)は伸び量の確認作業の際の状態である。 本発明の実施例1である重錘式自動緊張装置の水上装置の正面図(a)と右側面図(b)である。 本発明の実施例2である重錘式自動緊張装置の正面図(a)と右側面図(b)である。 本発明の実施例3である重錘式自動緊張装置の水上装置の正面図であり、(a)はストロークが最小値である状態であり、(b)はストロークが最大値である状態である。 本発明の実施例4である重錘式自動緊張装置の水上装置の正面図であり、(a)はストロークが最小値である状態であり、(b)はストロークが最大値である状態である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例の重錘自動緊張装置を備えた汚泥掻寄機を沈殿池に配設した縦断面図である。図1に示すように、本実施例の汚泥掻寄機1は、所定の間隔でチェーン2に取り付けられた複数のフライト3を備えている。フライト3は、図1の紙面に垂直な方向を長手方向とする板状の部材であり、チェーン2は、平行して2本設けられ(図1では1本のように図示している)、フライト3の長手方向の両側にそれぞれチェーン2が取り付けられている。
沈殿池Pは左側が水流の上流側、右側が下流側である。沈殿池Pの水上部には駆動装置5が設置されている。一対の駆動スプロケットホイール4aは、駆動軸4a1の両端側にそれぞれ設けられ、駆動装置5により回転力が伝達される。一対の従動スプロケットホイール4bは、駆動スプロケットホイール4aの下流側に配置された中間軸4b1の両端側又は片持軸の端部に設けられている。従動スプロケットホイール4bの下流側には、一対の従動スプロケットホイール4cが、沈殿池Pの底面付近に配置されたテール軸4c1の両端側又は片持軸の端部に設けられている。一対の従動スプロケットホイール4dは、沈殿池Pの底面付近であって従動スプロケットホイール4cよりも上流側に配置されたヘッド軸4d1の両端側又は片持軸の端部に設けられている。また、汚泥掻寄機1は、テール軸4c1を沈殿池Pの下流側へ水平移動(スライド移動)可能とする重錘式自動緊張装置6を備えている。なお、駆動軸4a1、中間軸4b1、テール軸4c1及びヘッド軸4d1は、沈殿池Pの側壁に両端側又は片持ち軸の端部を支持されている。
複数のフライト3が所定間隔で取り付けられた2本のチェーン2は、これら、駆動スプロケットホイール4a並びに従動スプロケットホイール4b〜4dに2条平行に張架され、駆動装置5により循環駆動される。
そして、矢印F1の方向(下流側から上流側へ向かう方向)に沿ってチェーン2が移動する際、チェーン2に取り付けられたフライト3により、沈殿池Pの底面に沈殿する汚泥は汚泥ピットP1側に掻き寄せられる。また、沈殿池Pの水面位置付近で矢印F2方向(上流側から下流側へ向かう方向)にチェーン2が移動する際、チェーン2に取り付けられたフライト3により水面に浮上するスカムはスカムスキマ7側に掻き寄せられて排出される。ここでチェーン2は、例えば、ステンレス製又は合成樹脂製のチェーン、あるいは合成樹脂製のノッチチェーンを用いるのが望ましい。ここで、ノッチチェーンは、チェーンの側部の下方に凹部が形成されており、この凹部と駆動スプロケットホイール4aのピン(図示せず)とが噛み合い、従動スプロケットホイール4b〜4d上を摺動し、ノッチチェーンが循環駆動される。
図2は、図1に示す重錘式自動緊張装置本体6aの正面図である。重錘式自動緊張装置6は、重錘式自動緊張装置本体6aと、後述する水上装置6b(図4以下)とからなる。重錘式自動緊張装置本体6aは、沈殿池Pの底面に設置されたテール軸軸受基礎8上のテール軸軸受9と連結されるテール軸接続金具61を備えている。また、テール軸接続金具61に第1のリンクピン62aにより一端が結合され水平方向に移動可能でありテール軸4c1より上流側へと延在する第1のリンクアーム63aを備えている。更に、一端が第2のリンクピン62bにより第1のリンクアーム63aと接続され、他端がアーム接続軸64を介してウエイトアーム67に接続される第2のリンクアーム63bを備えている。また、ウエイトアーム67のアーム接続軸64と反対側の端部に所定の重さのウエイト69を収容するウエイトボックス68を備えている。なお、テール軸接続金具61は、テール軸軸受9と同軸上でテール軸4c1を介して連結されている。
ウエイトアーム67の先端部に設けられたウエイトボックス68内のウエイト69は、ウエイト固定ボルト70及びウエイト固定ナット71によりウエイトボックス68内に固定され、図2に示すように、初期状態でウエイトアーム67は上流側に傾斜している。ここでウエイト69の重量は、例えば、初期状態でのチェーン2の張りを維持できる重量よりも多少重く設定される。これにより、ウエイトアーム67が上流側へ多少傾斜することでチェーン2の緊張度が適正となり、図2において実線で示すテール軸接続金具61及びテール軸4c1に設けられた従動スプロケットホイール4cの位置で安定する。
また、ウエイトアーム67は、ウエイトボックス68内のウエイト69の自重によりアーム接続軸64を回動支点として、下方(沈殿池Pの底面方向)に円弧状に回動可能にアーム接続軸軸受65により支持されている。ここで、重錘式自動緊張装置本体6aを構成する各部材、すなわち、テール軸接続金具61、第1のリンクピン62a、第1のリンクアーム63a、第2のリンクピン62b、第2のリンクアーム63b、アーム接続軸64、アーム接続軸軸受65、ウエイトアーム67、ウエイトボックス68及びウエイト69等は、例えば、鉄に耐食性の塗装を施したもの、SUS製あるいはSS製(一般構造用圧延鋼材製)のものが望ましい。また、平板形状を有するフライト3は、SUS製、合成木材製、又は軽量化のためアルミ製あるいは合成樹脂製のもの等が望ましい。
図3は、図1に示す沈殿池Pの横断面であって、テール軸4c1の下流側より見たときの重錘式自動緊張装置本体6aとフライト3との位置関係を示す図である。図3では、テール軸4c1の一方端側に設置された重錘式自動緊張装置本体6aのみを示すが、テール軸4c1の他方端側にも同様の重錘式自動緊張装置本体6aが設置されている。
図3に示すように、テール軸軸受基礎8は、沈殿池Pの側壁P2に固定され、テール軸軸受基礎8上にテール軸軸受9と共に重錘式自動緊張装置本体6aが設置される。重錘式自動緊張装置本体6aは、沈殿池Pの側壁P2側より、アーム接続軸軸受65、当該アーム接続軸受65に回転可能に軸支されたウエイトアーム67及びウエイトアーム67の先端部に設けられたウエイトボックス68が、アーム接続軸軸受65の上方に位置する。アーム接続軸軸受65より側壁P2の反対側(図3において左側)にアーム接続軸64が延在し、その端部で第2のリンクアーム63bの上端が接続されている。また、第2のリンクアーム63bの下端は第1のリンクアーム62aと接続され、第1のリンクアーム62aはテール軸接続金具61に接続されている。図3では、第1のリンクアーム62aはテール軸接続金具61より奥行方向に位置するため、テール軸接続金具61に隠れている。なお、テール軸軸受基礎8の上面には、例えば、レール等が敷設されており(図示せず)、このレール等を介してテール軸軸受9が、図3の奥行方向に奥より手前側へとスライド可能な構成となっている。
また、図3に示すように、テール軸接続金具61より沈殿池Pの内側に、テール軸の一方端に設けられた従動スプロケットホイール4c、従動スプロケットホイール4cの上下にチェーン2に取り付けられたフライト3が位置する。図3より明らかなように、フライト3における沈殿池Pの側壁P2側の端部は、重錘式自動緊張装置本体6aを構成するテール軸接続金具61の側面と干渉しないよう配置されている。
次に、重錘式自動緊張装置本体6aの動作について説明する。前記のとおり、初期状態では、ウエイトアーム67は上流側に傾斜している。このとき、ウエイトアーム67の傾斜角でアーム接続軸64を回動支点とする第2のリンクアーム63bの位置、第2のリンクアーム63bと第2のリンクピン62bにより接続された第1のリンクアーム63a(図2)の位置が規定される。そして、図1に示した実線で示すテール軸4c1に設けられた従動スプロケットホイール4cの位置で、チェーン2の緊張度が適正に保たれた状態となっている。
ここで、仮に何らかの要因により、中間軸4b1に設けられた従動スプロケットホイール4bとテール軸4c1に設けられた従動スプロケットホイール4cに張架されたチェーン2に伸びが生じた場合を想定する(図1参照)。このとき、チェーン2の伸び量に応じて、図2に示す重錘式自動緊張装置本体6aを構成する先端部にウエイトボックス68を有するウエイトアーム67は、アーム接続軸64を回動支点として自重により円弧状に下方(沈殿池Pの底面)側へと回動する。ウエイトアーム67の回動に伴い第2のリンクアーム63bは、アーム接続軸64を回動支点として沈殿池Pの下流側(図2において右側)へ円弧状に回動する。これにより、一端が第2のリンクピン62bにより第2のリンクアーム63bと接続される第1のリンクアーム63aは、水平方向に沈殿池Pの下流側(図2において右側)へ押し出される。これにより、第1のリンクアーム63aの他端と第1のリンクピン62aにより結合されるテール軸接続金具61及びテール軸軸受9が下流側へと実線太矢印(図2)によって示されるように押し出される。その結果、図2において実線で示す従動スプロケットホイール4cは、点線で示す従動スプロケットホイール4cの位置まで水平方向に距離t(図1に示す下流側への水平移動量t)だけスライド移動する。これによりチェーン2の緊張度が自動的に確保される。
水平方向にスライド後の従動スプロケットホイール4c(点線で示す)の回りを回転するチェーン2に取り付けられたフライト3の先端部の移動軌跡3G、すなわち、従動スプロケットホイール4cの回りを循環するフライト3の最外周部の移動軌跡は一点鎖線3Gに示されるようになる。本実施例の重錘式自動緊張装置本体6aを構成するウエイトアーム67の回動支点であるアーム接続軸64は、従動スプロケットホイール4cが如何なる位置にあるときでも、従動スプロケットホイール4cの回りを循環するフライト3が最下流側に位置する場合におけるフライト3の先端部よりも常に上流側に位置する。なお、本実施例では、アーム接続軸64のみならず、重錘式自動緊張装置本体6aは常にテール軸4c1より上流側に位置するものである。
重錘式自動緊張装置本体6aを用いれば、重錘式自動緊張装置本体6aをテール軸4c1に設けられた従動スプロケットホイール4cの上流側に配置し、重錘式自動緊張装置本体6aを構成するウエイトアーム67の自重によりチェーン2の伸び量に応じて自動的にテール軸4c1が下流側へ押し出される構成であるため、チェーン2の緊張度を自動的に調整することが可能となる。また、テール軸4c1を沈殿池Pの下流側の躯体側に近づけることが可能となり、フライト3による汚泥の掻き寄せをより効率的に行うことが可能となる。
ところで、重錘式自動緊張装置本体6aは、沈殿池Pの底面に設置して使用する装置であるため、水上からウエイトアーム67の位置、すなわち、水平移動するテール軸4c1の位置が現在どのあたりにあるのかを確認するのが困難である。
また、沈殿池Pの底面に設置して使用する装置であるため、沈殿池Pの水を抜かないと、ウエイト69(図2)の重量を調節することができない。しかし、沈殿池Pの水を抜くのには、非常に長時間を要する場合もある。
そこで、本実施例の重錘式自動緊張装置6は、これらの課題を解決するために、水上装置6b(図4以下)を備えている。以下では、この水上装置6bの構成及び作用効果について説明する。
図4は、水上装置6bの設置状況を示す沈殿池Pの下流側の縦断面図である。なお、図4以下の図面においては、汚泥掻寄機1の図示を省略する。図4に示すように、水上装置6bの本体部分をなす筐体101は、沈殿池P上を覆う上壁201上に取り付けられていて、水中における重錘式自動緊張装置本体6aのウエイトアーム67の略直上に位置している。
図5は、筐体101の正面図である。図5(a)に示すように、筐体101内には筐体101内を上下方向に移動可能な移動部材となるロッド102が上下方向を長手方向として設けられている。筐体101の上下には、ロッド102が上下に移動する貫通孔101a,101bが設けられている。ロッド102の上下両端側はそれぞれ貫通孔101a,101bを挿通して筐体101の上下に突き出している。ロッド102の表面にはネジが形成されていて、ロッド102の筐体101の上側に突き出している部分には、ナット103及びロックナット104がねじ作用によって嵌められている。ロッド102の筐体101の下側に突き出している部分の先端にはアイナット105が嵌められている。
筐体101には、縦長の窓部106が設けられていて、当該窓部106を介して内部のロッド102を外部から確認することができる。ロッド102の窓部106を介して確認できる所定位置、例えば長さ方向の中央部には、目印となる指針109が設けられている。そして、筐体101の表面で窓部106の側部には、窓部106の長手方向を長さ方向とする目盛板107が設けられている。また、水上装置6bにおける可動部となる筐体101の上から突き出したロッド102の周囲は着脱自在なカバー108で覆われている。
図4に戻り、ロッド102の筐体101の下側に突き出している部分の先端のアイナット105(図5参照)と、ウエイトアーム67とは、長尺状の連結部材111で連結されている。連結部材111としては、チェーンやワイヤ等を用いることができる。ウエイトアーム67に対する連結部材111の取り付け位置は様々に選択することができるが、動きの小さいウエイトアーム67の基端部側よりも動きの大きい先端側のウエイトボックス68に取り付けるのが望ましい。
ここで、沈殿池Pの下流側で上壁201の下には、コンクリートスラブである越流トラフ211が設けられている場合が多い。越流トラフ211は、越流して清浄となった水を排出するための水路である。この越流トラフ211は、重錘式自動緊張装置本体6aの直上に位置する場合が多く、ロッド102とウエイトアーム67とを連結する連結部材111の障害物となる。
そこで、図6に示すように、越流トラフ211を上下に貫通する例えばステンレス製の筒状体112を長手方向を上下方向として越流トラフ211に設ける。筒状体112を設ける位置は越流トラフ211が存在しなければ連結部材111が通過するであろう位置である。そして、連結部材111は筒状体112内を挿通するようにする。この越流トラフ211に設けられた筒状体112は、越流トラフ211上の水が当該筒状体112を超えて流入することがない高さを有している。本例では、筒状体112は上壁201まで達している。
次に、水上装置6bの作用効果について説明する。
水上装置6bによれば、ナット103、ロックナット104を調整することにより、ロッド102の位置を調整して、ウエイトアーム67の位置、ひいてはテール軸4c1の位置を移動し、所望の位置で固定することができる。最初の段階で汚泥掻寄機1のチェーン2の伸び量に合わせてロッド102の位置を調整し、その後、汚泥掻寄機1におけるチェーン2の伸び量の変化を確認するためには、ナット103、ロックナット104を緩めてロッド102が下側に移動可能なようにする。これにより、ロッド102が下側に移動することで、その移動距離によって汚泥掻寄機1におけるチェーン2の伸び量を把握することができる。そして、ロッド102の移動量に合わせて、ナット103、ロックナット104を調節して、ロッド102を固定する。
図5(a)は、ナット103、ロックナット104を略可能な限り下まで下げてロッド102のストロークを最小値に設定した状態を示している。図5(b)は、図5(a)の状態からナット103、ロックナット104を少し緩めた状態を示している。図5(c)は、ナット103、ロックナット104を上限近くまで上げてロッド102のストロークを最大値に設定した状態を示している。図5(d)は、ナット103、ロックナット104を緩めて汚泥掻寄機1におけるチェーン2の伸び量の確認作業を行う状況を示している。
図5(b)は、図5(a)の状態からナット103、ロックナット104を少し緩め、適切なウエイト調整をした状態を保持したところを示している。この後、仮にチェーン2が緩んだ際には、隙間Sがなくなるようにロッド102が下方に移動することになる。すなわち、隙間Sがなくなった状態において、また、隙間Sを確保するようにナット103、リックナット104を少し緩めて適切なウエイトを負荷させ、チェーン2の伸びに対して必要な張架ができる。
これらの調節を行うことで、ロッド102の高さが変わるので、これにより、ウエイトアーム67の位置、ひいてはテール軸4c1の位置を確認することができる。
特に、ロッド102には指針109が設けられているので、その指針109の高さを、窓部106を介して確認することにより、ウエイトアーム67の位置、ひいてはテール軸4c1の位置の確認が容易に行える。
また、連結部材111の障害物となる越流トラフ211には、筒状体112が設けられ、筒状体112内を連結部材111が挿通するので、連結部材111によって越流トラフ211が破損することを防止することができる。
この場合に、越流トラフ211に設けられた筒状体112は、越流トラフ211上の水が当該筒状体112を超えて流入することがない高さを有している。そのため、越流トラフ211上の水が当該筒状体112を超えて流入することはなく、また、沈殿池P内の水が、越流トラフ211の下側に流出してしまうことがない。
更に移動を伴う部材であるロッド102は着脱自在なカバー108で覆い、移動を伴う部材に不用意に接触しないように防護している。
図7は、実施例2における重錘式自動緊張装置6を中心とした沈殿池P部分の正面図である。以下の実施例においては、前記した実施例1や以下の他の実施例と共通の部材等については同一の符号を用い、説明は省略する。
本実施例が実施例1と異なるのは、沈殿池Pの側壁にブラケット121により回動自在に支持されているホイール122及び123を備えていることである。そして、ワイヤーロープ又はチェーンからなる連結部材111が、ホイール122及び123を介して、長さの途中で向きを変えられる区間を有し、この向きの変更により連結部材111が越流トラフ211を避けていることである。
実施例2によれば、実施例1のように筒状体112を越流トラフ211に設けることなく、連結部材111が越流トラフ211を避けることができて、連結部材111によって越流トラフ211を破損することがない。
なお、図7の例では、ホイール122と123とは、左右に並んでいるが、連結部材111が越流トラフ211を避けることができるのであれば、かかる配置は様々に設定することができ、使用するホイールの個数も2個に限定されるものではない。
図8は、実施例3における重錘式自動緊張装置6の水上装置6bの正面図である。本実施例が実施例1と異なるのは、まず、筐体101を囲むようにフレーム131が設けられ、このフレーム131の上部(ロッド102の上端の最高到達点より高い位置になる)には、回動自在にホイール132が設けられている点にある。そして、ホイール132には、例えばワイヤーロープ133を使用し、このワイヤーロープ133の一端部はアイナット134を介してロッド102の上端に接続されている。また、ワイヤーロープ133の他端部には、カウンタウエイト135が接続されている。カウンタウエイト135は重量の異なるものに交換可能である。
図8(a)は、ロッド102のストロークが最小値の場合の状態を示しており、図8(b)は、ロッド102のストロークが最大値の場合の状態を示している。何れの場合も、ナット103、ロックナット104は最大限緩めた状態で使用している。連結部材111が越流トラフ211を避けるための手段は、実施例1の手段でも実施例2の手段でもよい。
本実施例によれば、カウンタウエイト135がロッド102を上側に付勢するので、汚泥掻寄機1における運転の際の脈動等による連結部材111の緩み対策となる。
また、カウンタウエイト135を重錘式自動緊張装置本体6aのウエイト69の反力として利用することができるので、汚泥掻寄機1のチェーン2への負荷を増減調整することができる。すなわち、例えば、重錘式自動緊張装置本体6aのウエイト69が300kgである場合に、カウンタウエイト135が100kgであれば、水による浮力を考慮しなければ、重錘式自動緊張装置本体6aにおけるウエイトアーム67にかけるウエイト69の重量を200kgに調整したのと同じことになる。すなわち、沈殿池Pの水を抜いて、ウエイト69の重量を直接調整しなくても、水上からカウンタウエイト135の重量を調整すれば、ウエイト69の重量を調整したのと同じことになる。すなわち、重錘式自動緊張装置本体6aにおけるウエイト69の重量の調整が容易となる。
なお、移動を伴う部材である、ロッド102、カウンタウエイト135及びスプロケットホイール132の全体(水上装置6b全体)を着脱自在なカバー108で覆っている。また、カバー108内で上下に移動するカウンタウエイト135を側部から覆うウエイトガイド兼カバー136も設置されている。これらのカバーにより移動を伴う部材を覆い、移動を伴う部材に不用意に接触しないように防護している。また、ウエイトガイド兼カバー136は、カウンタウエイト135が移動する際のガイトとしても機能する。
その他、実施例3によれば、前記した実施例1又は実施例2と同様の作用効果を奏することができる。
図9は、実施例4における重錘式自動緊張装置6の水上装置6bの正面図である。実施例4は実施例3の変形例であり、実施例4が実施例3と異なるのは、まず、筐体101を囲むようにフレーム141が設けられている点である。そして、フレーム141の上枠141aは、ロッド102の上端が最も高い位置となったときよりも更に高い位置に配置されており、上枠141aには、バネ142の一端のフック142aを掛けるための係合部材141bが設けられている。また、ロッド102の上端にはアイナット143が設けられていて、バネ142の他端のフック142bに当該アイナット143が架けられる。このような構成により、バネ142によってロッド102は上側に向かって付勢される。このように、実施例4が実施例3と異なるのは、ロッド102を上側に向かって付勢するのが、カウンタウエイト135の重量ではなく、バネ142の弾性力である点である。そして、バネ142は、様々なばね定数及び種類のものに交換することで、ウエイト69のみかけ上の重量を様々に調節することができる。
図9(a)は、ロッド102のストロークが最小値の場合の状態を示しており、図9(b)は、ロッド102のストロークが最大値の場合の状態を示している。何れの場合も、ナット103、ロックナット104は最大限緩めた状態で使用している。連結部材111が越流トラフ211を避けるための手段は、実施例1の手段でも実施例2の手段でもよい。
本実施例によれば、バネ142がロッド102を上側に付勢するので、汚泥掻寄機1における運転の際の脈動等による連結部材111の緩み対策となる。
また、バネ142の弾性力を重錘式自動緊張装置本体6aのウエイト69の反力として利用することができるので、汚泥掻寄機1のチェーン2への負荷を増減調整することができる。すなわち、例えば、重錘式自動緊張装置本体6aのウエイト69が300kgである場合に、バネ142がロッド102を引き上げる力が100kgであれば、水による浮力を考慮しなければ、重錘式自動緊張装置本体6aにおけるウエイトアーム67にかけるウエイト69の重量を200kgに調整したのと同じことになる。すなわち、沈殿池Pの水を抜いて、ウエイト69の重量を直接調整しなくても、水上でバネ142を設置すれば、ウエイト69の重量を調整したのと同じことになる。すなわち、重錘式自動緊張装置本体6aにおけるウエイト69の重量の調整が容易となる。
本実施例でも、移動を伴う部材である、ロッド102及びバネ142全体(水上装置6b全体)を着脱自在なカバー108で覆っている。このカバー108により移動を伴う部材を覆い、移動を伴う部材に不用意に接触しないように防護することができる。
その他、実施例4によれば、前記した実施例1又は実施例2と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1 汚泥掻寄機
2 チェーン
3 フライト
4c スプロケットホイール(従動スプロケットホイール)
4c1 テール軸
5 駆動装置
6 重錘式自動緊張装置
6a 重錘式自動緊張装置本体
6b 水上装置
64 アーム接続軸(回動支点)
67 ウエイトアーム
101 筐体
102 ロッド(移動部材)
103 ナット
104 ロックナット(ナット)
106 窓部
108 カバー
109 指針(目印)
111 ワイヤーロープ又はチェーン(連結部材)
112 筒状体
122 ホイール
123 ホイール
135 カウンタウエイト
136 ウエイトガイド兼カバー(カバー)
142 バネ
211 越流トラフ(障害物)
P 沈殿池

Claims (8)

  1. 沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機のテール軸に接続される重錘式自動緊張装置であって、
    前記テール軸は、前記沈殿池の最下流側に配置されスプロケットホイールを介して前記チェーンを張架するもので、
    重錘式自動緊張装置本体と水上装置とを備え、
    前記重錘式自動緊張装置本体は、
    自重により前記沈殿池の底面側へ回動するウエイトアームを備え、
    前記ウエイトアームの回動支点が前記テール軸のスプロケットホイールの回りを循環する前記フライトが最下流側に位置するときの当該フライトの先端部よりも上流側に位置し、
    前記チェーンの伸びに追従して前記ウエイトアームが回動することにより下流側へ前記テール軸を水平移動し、
    前記水上装置は、
    重錘式自動緊張装置本体の上部における前記沈殿池の水上に設けられる上下方向に移動可能な移動部材と、
    前記ウエイトアームと前記移動部材とを連結する連結部材とを備え
    前記沈殿池の前記重錘式自動緊張装置本体の上部には前記連結部材の障害となる障害物が位置していて、
    前記障害物を上下に貫通する筒状体を備え、
    前記連結部材は前記筒状体内を挿通し、
    前記障害物は前記沈殿池の越流トラフであり、
    前記筒状体は前記越流トラフ上の水が当該筒状体を超えて流入することがない高さを有していることを特徴とする重錘式自動緊張装置。
  2. 沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機のテール軸に接続される重錘式自動緊張装置であって、
    前記テール軸は、前記沈殿池の最下流側に配置されスプロケットホイールを介して前記チェーンを張架するもので、
    重錘式自動緊張装置本体と水上装置とを備え、
    前記重錘式自動緊張装置本体は、
    自重により前記沈殿池の底面側へ回動するウエイトアームを備え、
    前記ウエイトアームの回動支点が前記テール軸のスプロケットホイールの回りを循環する前記フライトが最下流側に位置するときの当該フライトの先端部よりも上流側に位置し、
    前記チェーンの伸びに追従して前記ウエイトアームが回動することにより下流側へ前記テール軸を水平移動し、
    前記水上装置は、
    重錘式自動緊張装置本体の上部における前記沈殿池の水上に設けられる上下方向に移動可能な移動部材と、
    前記ウエイトアームと前記移動部材とを連結する連結部材とを備え
    前記沈殿池の前記重錘式自動緊張装置本体の上部には前記連結部材の障害となる障害物が位置していて、
    前記連結部材はワイヤーロープ又はチェーンであり、
    前記沈殿池の側部にはホイールが設けられ、
    前記チェーンはその長さの途中で前記ホイールにより向きを変えられる区間を有していて前記障害物を避けることを特徴とする重錘式自動緊張装置。
  3. 前記水上装置は、
    筐体を備え、
    前記移動部材は、前記筐体に上下移動可能に支持された上下を長手方向とするロッドであり、
    前記筐体には前記ロッドが外部から確認できる窓部を備え、
    前記ロッドの長手方向の所定位置には目印が設けられることを特徴とする請求項1に記載の重錘式自動緊張装置。
  4. 前記ロッドは前記筐体の上下に突き出していて、表面にはネジが形成されている部分があり、
    前記ロッドの前記筐体の上側に突き出している部分にはナットが嵌められており、
    前記ロッドの前記筐体の下側に突き出している部分には前記連結部材が連結されていることを特徴とする請求項に記載の重錘式自動緊張装置。
  5. 前記移動部材を上方に付勢するカウンタウエイトを備えることを特徴とする請求項1〜の何れかの一項に記載の重錘式自動緊張装置。
  6. 前記移動部材を上方に付勢するバネを備えることを特徴とする請求項1〜の何れかの一項に記載の重錘式自動緊張装置。
  7. 前記水上装置は、移動を伴う部材を覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1〜の何れかの一項に記載の重錘式自動緊張装置。
  8. 沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを循環駆動する汚泥掻寄機であって、
    前記チェーンをスプロケットホイールにより張架し水平移動可能なテール軸と、
    前記テール軸に接続され、前記チェーンの伸びに追従して前記テール軸を下流側へ水平移動する請求項1〜の何れかの一項に記載の重錘式自動緊張装置を備え、
    前記重錘式自動緊張装置は、自重により前記沈殿池の底面側へ回動するウエイトアームを有し、
    前記ウエイトアームの回動支点が、前記テール軸のスプロケットホイールの回りを循環する前記フライトが最下流側に位置するときの当該フライトの先端部よりも上流側に位置することを特徴とする汚泥掻寄機。
JP2017144257A 2017-07-26 2017-07-26 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機 Active JP6473480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017144257A JP6473480B2 (ja) 2017-07-26 2017-07-26 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017144257A JP6473480B2 (ja) 2017-07-26 2017-07-26 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6473480B2 true JP6473480B2 (ja) 2019-02-20
JP2019025383A JP2019025383A (ja) 2019-02-21

Family

ID=65442942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017144257A Active JP6473480B2 (ja) 2017-07-26 2017-07-26 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6473480B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110803456A (zh) * 2019-12-11 2020-02-18 河南省煤科院科明机电设备有限公司 矿车取料装置
CN113730967A (zh) * 2021-09-17 2021-12-03 义乌市水处理有限责任公司 一种用于刮泥机的链条张紧调节装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7427481B2 (ja) * 2020-03-09 2024-02-05 住友重機械エンバイロメント株式会社 汚泥掻寄機

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529976A (en) * 1975-07-12 1977-01-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Device for scooping precipitate
JPS5821522Y2 (ja) * 1976-10-22 1983-05-07 日立機電工業株式会社 沈砂掻揚用チエンコンベアの自動緊張装置
JPS53150386U (ja) * 1977-05-02 1978-11-27
JPS55147310U (ja) * 1979-04-04 1980-10-23
JPS55174910U (ja) * 1979-06-05 1980-12-15
JP5117909B2 (ja) * 2008-03-31 2013-01-16 株式会社クボタ 汚泥掻き寄せ機
JP5161855B2 (ja) * 2009-09-30 2013-03-13 株式会社クボタ 汚泥掻き寄せ機
JP5774418B2 (ja) * 2011-09-01 2015-09-09 株式会社日立製作所 ノッチチェーン式汚泥掻寄機
JP6144637B2 (ja) * 2014-02-05 2017-06-07 株式会社日立製作所 自動緊張装置及びそれを用いた汚泥掻寄機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110803456A (zh) * 2019-12-11 2020-02-18 河南省煤科院科明机电设备有限公司 矿车取料装置
CN113730967A (zh) * 2021-09-17 2021-12-03 义乌市水处理有限责任公司 一种用于刮泥机的链条张紧调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019025383A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6473480B2 (ja) 重錘式自動緊張装置及び汚泥掻寄機
JP4536595B2 (ja) 汚泥掻寄せ機
JP5065513B1 (ja) 汚泥掻寄せ機
KR101019404B1 (ko) 체인 인장 감지장치가 구비된 슬러지 수집기
JP7023705B2 (ja) 汚泥掻寄機
KR101540242B1 (ko) 샤크형 스컴 제거장치
JP5727075B1 (ja) 復路側ガイドシュー及びその復路側ガイドシューを備えたチェーンフライト式汚泥掻寄機
JP5774418B2 (ja) ノッチチェーン式汚泥掻寄機
US20100086357A1 (en) Fish passes
JP6009261B2 (ja) 汚泥掻き寄せ機のチェーン破断検出装置
KR20070008925A (ko) 오폐수처리시설용 스크린장치
JP6476399B2 (ja) 汚泥かき寄せ装置
JP2016137490A (ja) 汚泥かき寄せ装置
JP6144637B2 (ja) 自動緊張装置及びそれを用いた汚泥掻寄機
JP7427481B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP6592810B2 (ja) 汚泥掻寄装置
JP2008260005A5 (ja)
JP2020121293A (ja) 沈澱池
JP2020011206A (ja) 汚泥かき寄せ装置
JPH0469242B2 (ja)
JP6596387B2 (ja) 汚泥掻き寄せ機
JP6058509B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP3214795U (ja) フライト式掻寄機
CN209612289U (zh) 一种可控的浮动式斜板沉淀池
JP4317426B2 (ja) 堆積物及び浮上物の掻寄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6473480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250