JP6070351B2 - 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法 - Google Patents

液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6070351B2
JP6070351B2 JP2013068286A JP2013068286A JP6070351B2 JP 6070351 B2 JP6070351 B2 JP 6070351B2 JP 2013068286 A JP2013068286 A JP 2013068286A JP 2013068286 A JP2013068286 A JP 2013068286A JP 6070351 B2 JP6070351 B2 JP 6070351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
nozzle
print medium
paper
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013068286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014188933A (ja
Inventor
中田 聡
聡 中田
陽平 布川
陽平 布川
伊藤 達也
達也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013068286A priority Critical patent/JP6070351B2/ja
Publication of JP2014188933A publication Critical patent/JP2014188933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070351B2 publication Critical patent/JP6070351B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法に関する。
ノズルと対向する用紙に対してインク滴を吐出してコンテンツを印刷するインクジェットプリンターが知られている。インクジェットプリンターは、複数のノズルを搭載したキャリッジが用紙の幅方向(主走査方向)に往復動すると共に、用紙を長手方向(副走査方向)に順次送ることで、用紙上にコンテンツの画像を形成する。
インクジェットプリンターで使用される用紙は、「普通紙」、「マット紙」、「印刷用紙」および「光沢紙」のように印刷品質に応じて種々の用紙が用いられる。これらの用紙はパルプを主要な構成要素とするベース層を有し、「印刷用紙」および「光沢紙」はベース層を覆うように種々のコート層が多層に形成されている。一方、「普通紙」や「マット紙」は表裏面には白色度を上げる顔料等が塗布されているが、側端部はベース層が露出するため、側端部から粉状物が飛散しやすい。
このようなインクジェットプリンターでは、用紙1枚当たりの記録開始から終了までに要する時間(スループット)の短縮を図るべく、下記特許文献1に示すように、n回目のキャリッジの移動において、次回である(n+1)回目のキャリッジの移動における記録データを考慮してキャリッジの停止位置を決定する装置が知られている。
このような装置では、キャリッジの停止位置は用紙と対向する領域であり、1枚の用紙に対する記録が終了すると、用紙は排出方向に搬送されると共に、キャリッジは用紙の端部と交差して所定の待機位置に移動する。
特開2005−319635号公報
しかしながら、「普通紙」や「マット紙」等の用紙が移動する際、移動機構からの振動により用紙端部から粉状物が舞い上がり、舞い上がった粉状物が用紙端部上を通過するキャリッジのノズル吐出面に付着することがあった。この結果、粉状物によるノズル詰まりが生じ、印刷の品質が低下した。
そこで本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、用紙から飛散する粉状物によるノズル詰まりを抑制し印刷品質の低下を回避することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる液体噴射装置は、印刷媒体を一方の方向に移動させる第1移動手段と、液体を噴射するノズルを有し、対向する前記印刷媒体に対して前記ノズルから前記液体を噴射するヘッドと、前記ヘッドを有し、前記一方の方向と異なる他方の方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジを前記他方の方向に移動させる第2移動手段と、前記第1移動手段および前記第2移動手段の駆動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記印刷媒体に対する前記ノズルからの前記液体の噴射が終了し、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させる場合、前記印刷媒体の端部を含む所定領域と前記ノズルとが交差するか、否かを判定する判定手段と、前記判定手段で前記所定領域と前記ノズルが交差すると判定した場合、前記第1移動手段および前記第2移動手段の少なくとも一方に対して前記所定領域と前記ノズルとの交差を回避する駆動を指示し、前記判定手段で前記所定領域と前記ノズルとが交差しないと判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させるべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示する駆動指示手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、印刷媒体に対するノズルからの液体噴射が終了した後、印刷媒体およびキャリッジを移動させると印刷媒体の端部を含む所定領域とノズルとが交差する場合、駆動指示手段は、所定領域とノズルとの交差を回避する駆動を第1移動手段および第2移動手段に指示し、所定領域とノズルとが交差しない場合、印刷媒体およびキャリッジを移動させるべく第1移動手段および第2移動手段に指示する。従って、ノズルは印刷媒体の端部から粉状物が飛散している所定領域との交差が回避されるため、ノズル詰まりによる印刷品質の低下は抑制されると共に、所定領域とノズルが交差しない場合には、印刷媒体およびキャリッジが移動するため印刷効率の向上を図れる。
[適用例2]
上記適用例にかかる液体噴射装置において、前記駆動指示手段は、前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとが交差すると判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジの何れか一方の移動速度を遅くするか、または、前記第1移動手段および前記第2移動手段の何れか一方を何れか他方よりも遅らせて駆動指示しても良い。
[適用例3]
上記適用例にかかる液体噴射装置において、前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとが交差している状態であると判定した場合、前記駆動指示手段は、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動すべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示することが好ましい。
このような構成によれば、所定領域とノズルとが交差している状態の場合、印刷媒体およびキャリッジが移動するため、交差状態から非交差状態に速やかに遷移することから、粉状物がノズルに付着する可能性を低減できる。
[適用例4]
上記適用例にかかる液体噴射装置において、前記印刷媒体に関する属性情報を取得する取得手段を備え、前記駆動指示手段は、取得した前記属性情報が前記印刷媒体の端部から粉状物の飛散を起こしにくい属性を示し、かつ、前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとの交差を判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジの少なくとも一方の移動速度を遅くして前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させることが好ましい。
このような構成によれば、印刷媒体が端部から粉状物の飛散を起こしにくい属性である場合、印刷媒体およびキャリッジの少なくとも一方の移動速度を遅くすることで、移動の際の振動により粉状物の飛散を抑制できることに加え、印刷媒体およびキャリッジが移動するため、印刷効率の向上を図ることができる。
[適用例5]
本適用例にかかる液体噴射装置の制御方法は、印刷媒体を一方の方向に移動させる第1移動手段と、液体を噴射するノズルを有し、対向する前記印刷媒体に対して前記ノズルから前記液体を噴射するヘッドと、前記ヘッドを有し、前記一方の方向と異なる他方の方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジを前記他方の方向に移動させる第2移動手段と、前記第1移動手段および前記第2移動手段の駆動を制御する制御手段と、を備える液体噴射装置の制御方法であって、前記印刷媒体に対する前記ノズルからの前記液体の噴射が終了し、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させる場合、前記印刷媒体の端部を含む所定領域と前記ノズルとが交差するか、否かを判定する判定工程と、前記判定工程で前記所定領域と前記ノズルが交差すると判定した場合、前記第1移動手段および前記第2移動手段の少なくとも一方に対して前記所定領域と前記ノズルとの交差を回避する駆動を指示し、前記判定工程で前記所定領域と前記ノズルとが交差しないと判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させるべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示する駆動指示工程と、を有することを特徴とする。
このような方法によれば、印刷媒体に対するノズルからの液体噴射が終了した後、印刷媒体およびキャリッジを移動させると印刷媒体の端部を含む所定領域とノズルとが交差する場合、所定領域とノズルとの交差を回避する駆動が第1移動手段および第2移動手段に指示され、所定領域とノズルとが交差しない場合、印刷媒体およびキャリッジが移動させるべく第1移動手段および第2移動手段に指示される。従って、ノズルは印刷媒体の端部から粉状物が飛散している所定領域との交差が回避されるため、ノズル詰まりによる印刷品質の低下は抑制されると共に、所定領域とノズルが交差しない場合には、印刷媒体およびキャリッジが移動するため印刷効率の向上を図れる。
本発明の実施形態に係る液体噴射装置としてのプリンターを示す斜視図。 本発明の実施形態に係る液体噴射装置としてのプリンターの内部の概略を示す側断面図。 通常記録モードにおけるキャリッジの動作を示す平面図。 最短記録モードにおけるキャリッジの動作を示す平面図。 最短記録モードにおいてキャリッジの動作を示す平面概念図。 制御部の機能構成を示すブロック図。 制御部が印刷終了時にキャリッジを移動させる処理を説明するフローチャート。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る液体噴射装置としてのプリンター1を示す斜視図である。図1に示すように、プリンター1は、高さ方向であるZ軸方向に薄型のプリンターである。また、プリンター1は、四角箱状の本体8を有している。また、本体8の中央領域には、キャリッジ13が、図1における左右方向X(主走査方向)に沿って延びるように架設されたキャリッジガイド軸41に案内されて、主走査方向に往復移動自在に設けられている。
キャリッジ13は、第2移動手段である移動手段14によって移動可能に構成されている。本実施形態では、移動手段14は、図示しない第1モーターと、図示しない一対のプーリーと、図示しない無端ベルトと、を有している。無端ベルトは一対のプーリーに巻回されており、第1モーターが前記一対のうち一方のプーリーを駆動させるように構成されている。そして、無端ベルトの一部がキャリッジ13と係合されていることにより、キャリッジ13へ動力が伝達されて移動するように構成されている。また、キャリッジ13の位置は、図示を略したリニアエンコーダーにより取得されるように構成されている。
また、図1に示すように、本体8の中央領域にはキャリッジ13と対向する下側位置には、長尺板状の媒体支持部39が主走査方向Xと平行となる状態で配置されている。プリンター1の前面(図1における手前側の面)下部には、前面側が開口するように本体8に形成された凹状の被装着部8Aに挿抜可能な状態で給紙用の用紙カセット11が装着(挿入)されている。また、本体8の右端部前面を覆っているカバー8Bの内側には、複数個のインクカートリッジ15が装填されている。
各インクカートリッジ15のインクは、フレキシブル配線板19に付設された図示しない複数本のインク供給チューブを通じてキャリッジ13にそれぞれ供給され、キャリッジ13の下部に設けられた記録ヘッド7(図2に示す)から液体であるインク滴が噴射(吐出)される。なお、記録ヘッド7には、インクを噴射させるための圧力をインクに付与する加圧素子(圧電素子、静電素子、発熱素子等)がノズル毎に内蔵され、加圧素子に所定の電圧が印加されることで対応するノズルからインク滴が噴射(吐出)される構成となっている。
印刷時は、用紙カセット11から給紙されて媒体支持部39上に位置する印刷媒体である用紙Pに対して、キャリッジ13と共に主走査方向へ移動する過程の記録ヘッド7からインク滴が噴射されることにより、1ライン分の印刷が施される。こうしてキャリッジ13の一走査による印字動作と、主走査方向Xと直交する副走査方向Yに向かう次行までの用紙搬送動作とが交互に繰り返されることにより、用紙Pに対する印刷が進められる。また、本体8の左端前面下部には、電源スイッチを含む各種の操作スイッチ24が設けられている。
図2に示すのは、プリンター1の内部の概略を示す側断面図である。プリンター1は装置底部に給送装置2を備え、給送装置2から用紙Pを1枚ずつ給送し、記録手段4においてインクジェット記録を行う。そして、装置前方側(図2において左側)に設けられた図示しない排紙スタッカーへ向けて排出される構成を備えている。
給送装置2は、用紙カセット11と、ピックアップローラー16と、ガイドローラー20と、分離手段21と、を備えている。複数枚の用紙Pを積層状態で収容可能な用紙カセット11は、給送装置2の装置本体に対し、装置前方側から装着及び取り外し可能に構成されている。また、ピックアップローラー16は、揺動軸18を中心に揺動する揺動部材17に設けられ、第2モーター(図示せず)によって回転駆動する。更に、ピックアップローラー16は用紙カセット11に収容された用紙と接して回転することにより、最上位の用紙Pを用紙カセット11から送り出す。
用紙カセット11に収容された用紙先端と対向する位置には、分離部材12が設けられている。そして、給送されるべき最上位の用紙先端が分離部材12に摺接しつつ下流側に進むことで、次位以降の用紙Pとの第1段階分離が行われる。分離部材12の下流側には自由回転可能なガイドローラー20が設けられている。更にその下流側には、分離ローラー22と駆動ローラー23とを備えて構成された、用紙Pの第2段階分離を行う分離手段21が設けられている。
分離手段21の下流側には、第2モーター(図示せず)により回転駆動される駆動ローラー26と、駆動ローラー26との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラー27と、を備えて構成された第1中間送り部25が設けられている。そして、この第1中間送り部25により、用紙Pが更に下流側へと送られる。尚、符号29は、用紙Pが湾曲反転経路を通過する際の(特に用紙後端が通過する際の)通紙負荷を軽減する従動ローラーを示している。
従動ローラー29の下流側には第2モーター(図示せず)により回転駆動される駆動ローラー32と、駆動ローラー32との間で用紙Pをニップして従動回転するアシストローラー33と、を備えて構成された第2中間送り部31が設けられている。そして、この第2中間送り部31により、用紙Pが更に下流側へと送られる。尚、用紙Pの送り量は駆動ローラー32の回転数を計測可能に設置されたロータリーエンコーダー(図示せず)の出力に基づいて算出される。また、第2中間送り部31には用紙Pの先端PS(図5)と終端PE(図5)とを検出可能な端部検出センサー(図示せず)が設置されている。
第2中間送り部31の下流側には、記録手段4が配置されている。記録手段4は、搬送手段5と、記録ヘッド7と、媒体支持部39と、排出手段6と、を備えている。搬送手段5は、第2モーター(図示せず)によって回転駆動される搬送駆動ローラー35と、搬送駆動ローラー35に圧接して従動回転するよう上側紙案内部37に軸支される搬送従動ローラー36とを備えて構成されている。搬送手段5は第1移動手段として機能し、用紙Pを副走査方向、即ち、記録ヘッド7と対向する位置に向けて精密送りする。
記録ヘッド7はキャリッジ13の底部に設けられ、キャリッジ13は主走査方向(図2の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸41にガイドされながら、第1モーター(図示せず)等の移動手段14によって主走査方向に往復動する様に駆動される。記録ヘッド7と対向する位置には媒体支持部39が設けられ、媒体支持部39によって、用紙Pと記録ヘッド7との距離が規定される。
媒体支持部39の下流側に設けられた排出手段6は、第2モーター(図示せず)によって回転駆動される排出駆動ローラー44と、排出駆動ローラー44に接して従動回転する排出従動ローラー45とを備えて構成されている。そして、記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出手段6により排出される。
尚、プリンター1は上述した各駆動部の駆動を制御する制御手段である制御部100(図6)を備える。制御部100(図6)は、ハードウェアとして何れも図示しない、CPU、RAMおよびROM等を備え、ROMには各ハードウェアの駆動を制御するファームウェアが記憶されている。プリンター1が印刷を指示する印刷データを受け付けた場合、RAMに展開されたファームウェアは印刷データに基づいて上述した各駆動部の駆動を制御する。
本実施形態では、キャリッジ13が主走査方向に往復動する態様として、通常記録モード、および最短記録モードを想定する。
[通常記録モード]
図3に示すのは、通常記録モードにおいて、用紙に対して相対的なキャリッジ13の動作を示す平面概念図である。
記録ヘッド7には、複数のノズル列9およびセンサー10が設けられている。具体的には、図3における左側から第1ノズル列9a、第2ノズル列9b、第3ノズル列9c、第4ノズル列9d、第5ノズル列9eおよび第6ノズル列9fが形成されている。
このうち、第1ノズル列9aと第2ノズル列9bとの間の距離、第3ノズル列9cと第4ノズル列9dとの間の距離、および第5ノズル列9eと第6ノズル列9fとの間の距離はそれぞれL1である。また、第2ノズル列9bと第3ノズル列9cとの間の距離、および第4ノズル列9dと第5ノズル列9eとの間の距離はそれぞれL2である。
また、記録ヘッド7における第1ノズル列9a〜第6ノズル列9fの幅方向両側には、用紙Pの有無を検出することができるセンサー10が設けられている。また、図3における点模様で示される範囲Aは、記録データに基づいて記録される範囲である。
通常記録モードが選択されている場合、キャリッジ13は、範囲Aの大きさや位置に拘わらず、主走査方向に往復動するように指示される。言い換えると、往復動におけるキャリッジ13の停止位置は、記録開始位置および記録終了位置に拘わらず、ノズル列9の位置が用紙Pの両側側端部P1,P2より外側となる所定の位置に決定される。本実施形態では、プリンター1は用紙Pの幅方向Xにおける位置およびサイズを認識し、認識した結果に基づいて停止位置を決定する。
[最短記録モード]
図4に示すのは、最短記録モードにおける用紙に対する相対的なキャリッジの動作を示す平面概念図である。
最短記録モードが選択されている場合、今回のキャリッジ13の幅方向Xへの移動における記録データと、次回の幅方向Xへの移動における記録データとを考慮して当該回の幅方向Xへ移動した際のキャリッジ13の停止位置が決められる。図4における点模様で示される範囲Aは、記録データに基づいて記録される範囲である。
尚、2つのモードの比較を容易にすべく、記録データに基づいて記録される範囲Aは前述した図3と同じであるものとする。
先ず、一回目のキャリッジ13の移動(走査)において、キャリッジ13は、図4における右側から左側へ移動する。ここで、一回目の移動における記録される範囲Aは、記録で記録可能な全範囲である。従って、一回目のキャリッジ13の移動については、通常記録モードの場合と同様である。
次に、二回目のキャリッジ13の移動において、キャリッジ13は、図4における左側から右側へ移動する。この際、用紙Pの左側側端部P1より外側の位置に停止した状態から右側へ加速する。そして、記録される範囲Aの左端から記録を開始し、記録される範囲Aの右端まで所定の速度を保ちながら記録を実行する。その後、キャリッジ13は減速して停止する。
この際、次回である三回目のキャリッジ13の移動における記録データに基づいて記録される範囲Aを考慮してキャリッジ13の停止位置が決定される。二回目のキャリッジ13の移動における記録される範囲Aの終点である右端の位置が、次回の三回目のキャリッジ13の移動における記録される範囲Aの始点である右端の位置より左側であるか否かを制御部100(図6)が判断する。即ち、次回の記録開始位置が今回の記録終了位置より今回のキャリッジ13の移動方向下流側か否かを判断する。
本実施例では図4に示す如く、次回である三回目の記録開始位置が今回である二回目の記録終了位置より今回である二回目のキャリッジ13の移動方向下流側である場合である。従って、制御部100(図6)は、次回の記録される範囲Aの右端の位置から右側へ加減速に必要な距離を加えた位置で停止するように制御する。この際、用紙Pは送り方向下流側へ所定量だけ送られる。
続いて、三回目のキャリッジ13の移動において、キャリッジ13は、図4における右側から左側へ移動する。この際、前回である二回目のキャリッジ13の移動において決定された停止位置に停止した状態から左側へ加速する。そして、記録される範囲Aの右端から記録を開始し、記録される範囲Aの左端まで所定の速度を保ちながら記録を実行する。
その後、キャリッジ13は減速して停止する。この際、次回である四回目のキャリッジ13の移動における記録データに基づいて記録される範囲Aを考慮してキャリッジ13の停止位置が決定される。前回と同様に、次回である四回目の記録開始位置が今回である三回目の記録終了位置より今回のキャリッジ13の移動方向下流側か否かを判断する。
本実施例では図4に示す如く、次回である四回目の記録開始位置が今回である三回目の記録終了位置より今回である三回目のキャリッジ13の移動方向下流側ではない場合である。係る場合、今回である三回目の記録される範囲Aの左端の位置から左側へ加減速に必要な距離を加えた位置で停止するように制御部100(図6)が制御する。この際、用紙Pは送り方向下流側へ所定量だけ送られる。
さらに続いて、四回目のキャリッジ13の移動において、キャリッジ13は、図4における左側から右側へ移動する。この際、前回である三回目のキャリッジ13の移動において決定された停止位置に停止した状態から右側へ加速する。そして、記録される範囲Aの左端から記録を開始し、記録される範囲Aの右端まで所定の速度を保ちながら記録を実行する。その後、キャリッジ13は減速して停止する。
この場合、次回のキャリッジ13の移動における記録データがない。従って、制御部100(図6)は、今回である四回目の記録される範囲Aの右端の位置から右側へ加減速に必要な距離を加えた位置で停止するように制御する。
図5は、最短記録モードにおいてキャリッジ13が待機位置に移動する動作を示す平面概念図である。
図5に示すように、キャリッジ13の往復動により用紙PにおけるN回目の範囲Aの終点までの記録が終了すると、制御部100(図6)は、キャリッジ13が範囲Aの終点から待機位置まで右方向に移動するように制御すると共に、用紙Pを排出すべく所定の速度で下流方向に用紙Pを搬送するように制御する。範囲Aの終点位置や、範囲Aから用紙Pの終端PEまでの距離等によっては、キャリッジ13が右方向に移動する際、用紙Pが規定する所定領域LXと交差する態様で通過することが想定できる。
用紙Pは種類によって両側側端部P1,P2の断面からベース層を構成する材料の粉状物(紙粉)が剥離し易いため、このような場合、搬送手段5から伝わる振動により右側側端部P2の断面から生じる粉状物が飛散して舞い上がり、粉状物がノズル列9に付着しやすくなる。
本実施形態では、この所定領域LXは右側側端部P2の断面から生じる粉状物が多く飛散している領域であり、右側側端部P2を含み用紙Pの種類や大きさ等の属性に応じて6mm以上の領域が決定される。また、所定領域LXは図示したように、用紙Pの先端PSや終端PEからY方向、即ち用紙Pの長さ方向に突出した領域であっても良く、また、先端PSや終端PEと同等、または用紙Pの長さ方向に短い領域であっても良い。
図6は、制御部100の機能構成の一部を示すブロック図である。この図6では、最短記録モードにおいて用紙Pへの印刷が終了した後に動作する機能部の構成を示している。
制御部100は、駆動制御部110、用紙情報取得部120、キャリッジ位置取得部122、記録範囲取得部124、キャリッジ移動制御部126および用紙搬送制御部128を備える。また、駆動制御部110は、駆動モード決定部112、駆動順序決定部114および駆動指示部116を備える。
用紙情報取得部120は、プリンター1で印刷する用紙の属性情報を取得する取得手段として機能する。本実施形態では、用紙情報取得部120は、用紙の属性情報として用紙種類に関する情報を記録データやユーザーが操作スイッチ24を介して設定した設定値から取得する態様を想定する。尚、用紙種類に関する情報は、用紙Pに関して「普通紙」、「写真用紙」等の属性を示す情報である。取得した用紙種類に関する情報は、駆動モード決定部112に送られる。
キャリッジ位置取得部122は、リニアエンコーダーからキャリッジ13の位置を示す信号を取得し、取得した信号に基づいてキャリッジ13の位置情報を算出する。算出した位置情報は、駆動順序決定部114に送られる。
記録範囲取得部124は、記録ヘッド7が記録している範囲Aの位置に関する情報を取得する。本実施形態では、端部検出センサーが用紙Pの先端PSを検出してからの用紙Pの搬送量に基づいて、用紙Pの先端PSから範囲Aまでの距離を取得する。取得した距離に関する情報は、駆動順序決定部114に送られる。
駆動モード決定部112は、用紙情報取得部120から用紙種類に関する情報を取得し、用紙種類に応じて駆動モードを決定する。本実施形態では、用紙種類が所定の用紙種類である場合には第一駆動モードに決定し、用紙種類が所定の用紙種類でない場合には第二駆動モードに決定する。尚、所定の用紙種類とは、例えば「普通紙」や「マット紙」のように、側端部の断面から粉状物が生じやすい用紙である。
駆動モード決定部112が決定した駆動モード情報は、駆動順序決定部114および駆動指示部116に送られる。尚、第一駆動モードおよび第二駆動モードについては後述する。
駆動順序決定部114は、駆動モード決定部112が決定した駆動モード、キャリッジ位置取得部122が算出したキャリッジ13の位置情報、および記録範囲取得部124が取得した距離に関する情報に基づいて、キャリッジ13および用紙Pをそれぞれ移動させる順序を決定する。
本実施形態では、用紙Pおよびキャリッジ13をそれぞれ現在の位置から並行して移動させる場合、キャリッジ13のノズル列9が用紙Pの所定領域LXと交差するか、否かを判定する(判定手段)。判定の結果に基づいて駆動順序を決定し、決定した駆動順序を駆動指示部116に送る。
駆動指示部116は、駆動指示手段として機能し、駆動順序決定部114が決定した駆動順序に基づいて、キャリッジ移動制御部126および用紙搬送制御部128に対して駆動指示を送る。
キャリッジ移動制御部126は駆動指示に基づいて、キャリッジ13を移動させる第1モーター(図示せず)の回転を制御する。また、用紙搬送制御部128は駆動指示に基づいて、用紙Pを移動させる第2モーター(図示せず)の回転を制御する。
図7は、制御部100が印刷終了時にキャリッジ13を待機位置まで移動させる処理を説明するフローチャートである。
最初に、CPUは印刷が終了した用紙Pの用紙情報を取得し(ステップS200)、取得した用紙情報に基づいて、用紙Pの側端部から粉状物が飛散しやすい所定の用紙種類であるか、否かを判定する(ステップS202)。
ここで、用紙Pが所定の用紙種類である場合(ステップS202でYes)、CPUはステップS204以降に示す第一駆動モードを実行する。他方で、用紙Pが所定の用紙種類でない場合(ステップS202でNo)、CPUはステップS220以降に示す第二駆動モードを実行する。
[第一駆動モード]
CPUは、キャリッジ13の位置に関する情報および記録が終了した範囲Aの位置に関する情報を取得する(ステップS204)。
続いて、CPUは、取得したこれらの情報に基づいて、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差した状態であるか、否かを判定する(ステップS205)。
ここで、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差した状態であると判定した場合(ステップS205でYes)、ステップS214に進む。
他方で、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差した状態でないと判定した場合(ステップS205でNo)、CPUは、取得したこれらの情報に基づいて、キャリッジ13の移動と用紙Pの搬送とを同時に並行して行う場合、キャリッジ13が所定領域LXを通過する際における用紙Pの位置を算出する(ステップS206)。
続いて、CPUは、ステップS206での算出結果に基づき、キャリッジ13の移動および用紙Pの搬送を並行して行う場合、用紙Pの所定領域LXとキャリッジ13とが交差するか、否かを判定する(ステップS208)<判定工程>。本実施形態では、CPUは、キャリッジ13が現在の場所から移動を開始し、第6ノズル列9fが所定領域LXの左端部を通過までに要する一方の時間と、用紙Pが搬送を開始して、用紙Pの終端PEがキャリッジ13の移動経路上を通過するまでに要する他方の時間と、を比較して判定する。
ここで、用紙Pの右側側端部P2を含む所定領域LXにおいてキャリッジ13と交差すると判定した場合(ステップS208でYes)、CPUは、所定領域LXにおけるキャリッジ13との交差を回避すべく、キャリッジ13および用紙Pの何れか一方の移動速度を遅くして移動させ(ステップS210)<駆動指示工程>、第一駆動モードの処理を終了する。尚、本実施形態では、キャリッジ13および用紙Pの何れか一方の移動速度を遅くして交差を回避する態様を採用したがこれには限定されない。例えば、最初に用紙Pは停止した状態でキャリッジ13のみを移動させて所定領域LXを通過させ、その後に用紙Pを移動させる態様も採用できる。
他方で、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差しないと判定した場合(ステップS208でNo)、CPUはキャリッジ13および用紙Pを並行して移動させ(ステップS214)、第一駆動モードの処理を終了する。
[第二駆動モード]
CPUは、キャリッジ13の位置に関する情報および記録が終了した範囲Aの位置に関する情報を取得する(ステップS220)。
続いて、CPUは、取得したこれらの情報に基づいて、キャリッジ13の移動と用紙Pの搬送とを同時に並行して行う場合、キャリッジ13が所定領域LXを通過する際における用紙Pの位置を算出する(ステップS224)。
続いて、CPUは、ステップS224での算出結果に基づき、キャリッジ13の移動と用紙Pの搬送とを並行して行う場合、用紙Pの所定領域LXとキャリッジ13とが交差するか、否かを判定する(ステップS226)。
ここで、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差すると判定した場合(ステップS226でYes)、CPUは、キャリッジ13および用紙Pの並行移動は維持しつつ、キャリッジ13の移動速度および用紙Pの搬送速度の少なくとも一方の速度を遅くして移動させ(ステップS228)、第二駆動モードの処理を終了する。尚、この場合、用紙Pからの粉状物の飛散を防止すべく、用紙Pの搬送速度を遅くすることが好ましい。
他方で、所定領域LXにおいてキャリッジ13と用紙Pとが交差しないと判定した場合(ステップS226でNo)、CPUはキャリッジ13および用紙Pを並行して移動させ(ステップS230)、第二駆動モードの処理を終了する。
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)側端部P2から粉状物が飛散しやすい用紙を印刷する場合であって、印刷が終了してキャリッジ13が待機位置に戻ると共に、用紙Pが排出方向に送られる場合、制御部100は用紙Pの側端部P2を含む所定領域LXとキャリッジ13とが交差しないように、キャリッジ移動制御部126および用紙搬送制御部128の駆動を制御する。従って、ノズル列9に粉状物が付着することによりノズルが詰まりを起こすことを回避できる。
(2)側端部P2から粉状物が飛散しにくい用紙を印刷する場合であって、印刷が終了してキャリッジ13が待機位置に戻り、用紙Pが送られる場合、制御部100は、キャリッジ13および用紙Pの並行移動を維持しつつ、キャリッジ13の移動速度および用紙P搬送速度の少なくとも一方の速度を遅くして移動させる。従って、印刷のスループットを極端に低下させることなく、プリンター1内に蓄積している粉状物が振動により飛散することを抑制できる。
また、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせは一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態では限定されるものではなく、クレームの範囲によってのみ限定される。
1…プリンター、2…給送装置、4…記録手段、5…搬送手段、6…排出手段、7…記録ヘッド、8…本体、8A…被装着部、8B…カバー、9…ノズル列、9a…第1ノズル列、9b…第2ノズル列、9c…第3ノズル列、9d…第4ノズル列、9e…第5ノズル列、9f…第6ノズル列、10…センサー、11…用紙カセット、12…分離部材、13…キャリッジ、14…移動手段、15…インクカートリッジ、16…ピックアップローラー、17…揺動部材、18…揺動軸、19…フレキシブル配線板、20…ガイドローラー、21…分離手段、22…分離ローラー、23…駆動ローラー、24…操作スイッチ、25…第1中間送り部、26…駆動ローラー、27…アシストローラー、29…従動ローラー、31…第2中間送り部、32…駆動ローラー、33…アシストローラー、35…搬送駆動ローラー、36…搬送従動ローラー、37…上側紙案内部、39…媒体支持部、41…キャリッジガイド軸、44…排出駆動ローラー、45…排出従動ローラー、100…制御部、110…駆動制御部、112…駆動モード決定部、114…駆動順序決定部、116…駆動指示部、120…用紙情報取得部、122…キャリッジ位置取得部、124…記録範囲取得部、126…キャリッジ移動制御部、128…用紙搬送制御部。

Claims (5)

  1. 印刷媒体を一方の方向に移動させる第1移動手段と、
    液体を噴射するノズルを有し、対向する前記印刷媒体に対して前記ノズルから前記液体を噴射するヘッドと、
    前記ヘッドを有し、前記一方の方向と異なる他方の方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジを前記他方の方向に移動させる第2移動手段と、
    前記第1移動手段および前記第2移動手段の駆動を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記印刷媒体に対する前記ノズルからの前記液体の噴射が終了し、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させる場合、前記印刷媒体の端部を含む所定領域と前記ノズルとが交差するか、否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記所定領域と前記ノズルが交差すると判定した場合、前記第1移動手段および前記第2移動手段の少なくとも一方に対して前記所定領域と前記ノズルとの交差を回避する駆動を指示し、前記判定手段で前記所定領域と前記ノズルとが交差しないと判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させるべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示する駆動指示手段と、を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置において、
    前記駆動指示手段は、前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとが交差すると判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジの何れか一方の移動速度を遅くするか、または、前記第1移動手段および前記第2移動手段の何れか一方を何れか他方よりも遅らせて駆動指示することを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載の液体噴射装置において、
    前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとが交差している状態であると判定した場合、前記駆動指示手段は、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動すべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、
    前記印刷媒体に関する属性情報を取得する取得手段を備え、
    前記駆動指示手段は、取得した前記属性情報が前記印刷媒体の端部から粉状物の飛散を起こしにくい属性を示し、かつ、前記判定手段が前記所定領域と前記ノズルとの交差を判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジの少なくとも一方の移動速度を遅くして前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させることを特徴とする液体噴射装置。
  5. 印刷媒体を一方の方向に移動させる第1移動手段と、液体を噴射するノズルを有し、対向する前記印刷媒体に対して前記ノズルから前記液体を噴射するヘッドと、前記ヘッドを有し、前記一方の方向と異なる他方の方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジを前記他方の方向に移動させる第2移動手段と、前記第1移動手段および前記第2移動手段の駆動を制御する制御手段と、を備える液体噴射装置の制御方法であって、
    前記印刷媒体に対する前記ノズルからの前記液体の噴射が終了し、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させる場合、前記印刷媒体の端部を含む所定領域と前記ノズルとが交差するか、否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記所定領域と前記ノズルが交差すると判定した場合、前記第1移動手段および前記第2移動手段の少なくとも一方に対して前記所定領域と前記ノズルとの交差を回避する駆動を指示し、前記判定工程で前記所定領域と前記ノズルとが交差しないと判定した場合、前記印刷媒体および前記キャリッジを移動させるべく前記第1移動手段および前記第2移動手段に対して駆動を指示する駆動指示工程と、を有することを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
JP2013068286A 2013-03-28 2013-03-28 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法 Active JP6070351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068286A JP6070351B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068286A JP6070351B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014188933A JP2014188933A (ja) 2014-10-06
JP6070351B2 true JP6070351B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51835702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068286A Active JP6070351B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070351B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5239492B2 (ja) * 2008-05-08 2013-07-17 セイコーエプソン株式会社 シリアルインクジェットプリンタの印刷制御方法およびシリアルインクジェットプリンタ
JP2011148216A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、液体噴射方法
JP5660276B2 (ja) * 2010-01-29 2015-01-28 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、液体噴射方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014188933A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5282499B2 (ja) 画像形成装置及び用紙搬送装置
JP4483941B2 (ja) 記録装置における媒体給送方法及び記録装置
JP2009155039A (ja) 記録装置における媒体給送方法及び記録装置
JP5050841B2 (ja) 記録装置における媒体給送方法及び記録装置
JP5483006B2 (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法
JP5660276B2 (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法
JP5375641B2 (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法
JP6070351B2 (ja) 液体噴射装置および液体噴射装置の制御方法
JP6136587B2 (ja) 印刷装置並びに印刷方法
JP4816937B2 (ja) 記録装置、被記録材搬送方法、液体噴射装置
JP2011148216A (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法
JP5987502B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5954234B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009292108A (ja) インクジェット記録装置
JP2007152688A (ja) インクミストの搬送気流規制装置、記録装置及び液体噴射装置
JP2016032896A (ja) 画像形成装置
JP2002166575A (ja) インクジェット式記録装置
JP2019155760A (ja) 印刷装置
JP5794437B2 (ja) 液体噴射装置、液体噴射方法
US20240109342A1 (en) Image forming apparatus
JP2019163117A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP7222269B2 (ja) 画像記録装置及びプリンタドライバ
JP5966964B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2001171188A (ja) 画像形成装置
JP7109183B2 (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160225

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150