JP6069043B2 - エンジンユニット - Google Patents

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本発明は、主に、発電機として用いられるエンジンユニットに関する。
従来、発電機として用いられるエンジンユニットには、エンジンの出力軸にアキシャルギャップ発電体が取り付けられており、リコイルスターターによりエンジンが始動され、エンジンの出力によりアキシャルギャップ発電体で電力を生成するものが提案されている(特許文献1)。
アキシャルギャップ発電体は、周方向に沿って複数の磁石が配置されるロータと、ロータに対して軸方向に近接離間し、周方向に沿って複数のコイルが配置されるステータとが設けられる。そして、エンジンにより出力軸とともにロータが回転されることにより磁石の周囲の磁界が変化し、変化する磁界によりコイルに電磁誘導が生じて電流が流れ、電力が生成される。
特開2009−216014号公報
上記のようなエンジンユニットでは、ロータとステータとが近接離間しているため、リコイルスターターでエンジンを始動する際、ロータに配置される磁石と、ステータに配置されるコイルとの間に生じる引き付けあう磁力が磁力抵抗となり、使用者にとって負荷となる。
そこで、本発明は、従来と比して容易にエンジンを始動させることがきるエンジンユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のエンジンユニットは、リコイルスターターにより始動されるエンジンと、アキシャルギャップ発電体とを備えるエンジンユニットであって、前記アキシャルギャップ発電体は、前記エンジンの出力軸に接続され、回転自在な回転軸と、前記回転軸に固定され該回転軸と一体となって回転し、該回転軸と直交する対向面に、該回転軸の回転方向に沿って磁化方向が交互に逆向きとなるように複数の磁性体が配置されたフライホイールと、前記フライホイールの対向面に対して前記回転軸の軸方向に所定間隔離間して配置され、該フライホイールの対向面に配置された前記磁性体と対向する位置に複数のコイルが配置されたステータとを備え、前記フライホイールおよび前記ステータの少なくとも一方を、該フライホイールおよび該ステータが離間する方向に移動させる移動制御部を備える。
前記出力軸および前記回転軸の動力伝達の接続状態および切断状態を切り替え可能なクラッチをさらに備え、前記移動制御部は、前記クラッチの接続状態および切断状態を切り替えるとともに、前記クラッチが切断状態に切り替えられる際に前記フライホイールおよび前記ステータの少なくとも一方を離間する方向に移動させてもよい。
前記移動制御部は、前記クラッチの接続状態および切断状態を切り替えるクラッチレバーであってもよい。
前記エンジンは、前記移動制御部により前記クラッチが切断状態に切り替えられ、前記リコイルスターターを介して前記回転軸が回転させられた後、前記移動制御部により前記クラッチが接続状態に切り替えられると、前記回転軸に接続された前記フライホイールの慣性力により始動してもよい。
本発明によれば、従来と比して容易にエンジンを始動させることができる。
エンジンユニットの全体構成を示す図である。 (a)は、クラッチが接続状態である場合のクラッチ、アキシャルギャップ発電体およびリコイルスターターを示す概略図であり、(b)は、クラッチが切断状態である場合のクラッチ、アキシャルギャップ発電体およびリコイルスターターを示す概略図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、エンジンユニット100の全体構成を示す図である。図2(a)は、クラッチ112が接続状態である場合のクラッチ112、アキシャルギャップ発電体114およびリコイルスターター116を示す概略図である。図2(b)は、クラッチ112が切断状態である場合のクラッチ112、アキシャルギャップ発電体114およびリコイルスターター116を示す概略図である。図1に示すように、エンジンユニット100は、発電機であり、エンジン110、クラッチ112、アキシャルギャップ発電体114、リコイルスターター116を含む構成とされ、エンジン110に対してクラッチ112、アキシャルギャップ発電体114およびリコイルスターター116が順に接続される。
エンジン110は、例えばガソリンエンジンが適応される。エンジン110は、シリンダ200、ピストン202、ピストンロッド204、出力軸としてのクランク軸206を含む構成とされる。エンジン110は、シリンダ200内で燃料が燃焼されてピストン202が上下方向に往復動することにより、ピストンロッド204を介してクランク軸206が回転する。クランク軸206は、一端がクラッチ112側に突出している。なお、エンジン110は、ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジン等の各種エンジンが適応される。
クラッチ112は、例えばプッシュ式のクラッチが適応され、フリクションディスク300、クラッチカバー302、クラッチディスク304、プレッシャープレート306、ダイヤフラムスプリング308、レリーズベアリング310、クラッチレバー312、クラッチケース314を含む構成とされる。クラッチ112は、突出したクランク軸206を覆うようにエンジン110に接続される。
フリクションディスク300は、クランク軸206に連結され、クランク軸206と共に回転する。クラッチカバー302は、フリクションディスク300の軸方向におけるクランク軸206が連結された側とは反対側に連結され、フリクションディスク300とともに回転する。
フリクションディスク300とクラッチカバー302との間には、フリクションディスク300側から順に、クラッチディスク304、プレッシャープレート306およびダイヤフラムスプリング308が設けられる。プレッシャープレート306は、軸方向に移動可能にクラッチカバー302に保持される。クラッチディスク304は、後述する回転軸402に連結され、外縁部がフリクションディスク300およびプレッシャープレート306の間に位置する。
ダイヤフラムスプリング308は、周方向における所定の位置で屈曲した円盤状に形成され、屈曲する位置でクラッチカバー302により支持される。ダイヤフラムスプリング308は、回転軸402が回転自在に挿通される。ダイヤフラムスプリング308は、クラッチディスク304に支持された位置を基準として、外周縁部がプレッシャープレート306に背面側(アキシャルギャップ発電体114側)から当接することにより、プレッシャープレート306を前面側(エンジン110側)に付勢する。また、ダイヤフラムスプリング308は、内周縁部が、軸方向に移動自在に回転軸402に保持されたレリーズベアリング310の前面側(エンジン110側)に当接している。
レリーズベアリング310は、クラッチレバー312の一端が接続され、クラッチレバー312の操作に応じて回転軸402の軸方向に移動する。クラッチレバー312は、レリーズベアリング310の接続された一端とは反対側の端がクラッチケース314の外側に突出しており、レリーズベアリング310側の所定の位置でクラッチケース314に支持される。クラッチレバー312は、使用者によって押し込まれると(図2(b))、レリーズベアリング310を軸方向に沿ってエンジン110側に移動させる。また、クラッチレバー312は、使用者によって元の位置にもどされると(図2(a))、レリーズベアリング310を軸方向に沿ってアキシャルギャップ発電体114側に移動させる。
クラッチ112は、クラッチレバー312がアキシャルギャップ発電体114側(図2(b))に押し込まれると、レリーズベアリング310がエンジン110側に移動し、ダイヤフラムスプリング308の内周縁部がレリーズベアリング310によって押し込まれる。すると、レリーズベアリング310がアキシャルギャップ発電体114側に移動し、プレッシャープレート306に対する付勢が解除され、プレッシャープレート306がクラッチディスク304から離間する。これにより、クラッチ112は、フリクションディスク300とクラッチディスク304との摩擦力がなくなり、フリクションディスク300からクラッチディスク304への動力の伝達が断たれた切断状態になる。
また、クラッチ112は、クラッチレバー312が元の位置(エンジン110側)に戻されると(図2(a))、レリーズベアリング310がアキシャルギャップ発電体114側に移動し、ダイヤフラムスプリング308の内周縁部もアキシャルギャップ発電体114側に移動する。すると、レリーズベアリング310の外周側がエンジン110側に押し込まれてプレッシャープレート306を付勢し、クラッチディスク304をフリクションディスク300に付勢する。これにより、クラッチ112は、フリクションディスク300とクラッチディスク304とが摩擦力により一体回転し、フリクションディスク300からクラッチディスク304への動力が伝達されたクラッチ接続状態になる。
アキシャルギャップ発電体114は、ハウジング400、回転軸402、フライホイール404およびステータ406を含む構成とされ、ハウジング400内に回転軸402、フライホイール404およびステータ406が設けられる。回転軸402は、一端がクラッチ112内まで突出してフリクションディスク300のベアリング300aに回転自在に支持され、他端がリコイルスターター116側に露出するようにしてハウジング400に設けられたベアリング400aに回転自在に支持される。
フライホイール404は、中央部に貫通孔を有して円盤状に形成された円盤部材404aが、当該貫通孔に挿通された回転軸402に固定される。円盤部材404aは、回転軸402の軸方向と直交するクラッチ112側の側面に、周方向に沿って磁化方向が交互に逆向きとなるように複数の磁石404bが配置される。
ステータ406は、中央部に貫通孔を有して円筒状に形成された円筒部材406aがフライホイール404のクラッチ112側の側面に対して所定間隔離間するようにレリーズベアリング310に固定される。すなわち、ステータ406は、レリーズベアリング310と共に軸方向に移動可能に固定される。また、ステータ406は、円筒部材406aの貫通孔に回転軸402が接触することなく回転自在に挿通される。ステータ406は、円筒部材406aにおけるフライホイール404のクラッチ112側の側面と対向する面であって、フライホイール404に配置された磁石404bと対向する位置に、周方向に沿って複数のコイル406bが結線されて配置される。
ステータ406は、クラッチ112が接続状態にある場合(図2(a))、すなわちレリーズベアリング310がアキシャルギャップ発電体114側に位置する場合、フライホイール404と近接し、コイル406bと磁石404bとの間の距離が例えば1mm程度となる。一方、ステータ406は、クラッチ112が切断状態にある場合(図2(b))、すなわちレリーズベアリング310がエンジン110側に位置する場合、フライホイール404から遠ざかり、コイル406bと磁石404bとの間の距離が例えば2mm程度となる。
アキシャルギャップ発電体114は、クラッチ112が接続状態にあり、フライホイール404とステータ406が近接している場合、エンジン110が駆動してクランク軸206およびクラッチ112を介して回転軸402およびフライホイール404が回転すると、フライホイール404の磁石404bの周囲の磁界が変化する。そして、この磁界の変化により、ステータ406のコイル406bに誘導電流が流れる。これによりアキシャルギャップ発電体114は、電力を生成する。
リコイルスターター116は、スターターケース500、リール支軸502、ロープリール504、リコイルゼンマイ506、リコイルロープ508および駆動プーリ510を含む構成とされる。リコイルスターター116は、有底円筒形状のスターターケース500内に、リール支軸502、ロープリール504、リコイルゼンマイ506、リコイルロープ508および駆動プーリ510が設けられる。
リール支軸502は、回転軸402の軸線上であって、スターターケース500の底面に固定される。ロープリール504は、リール支軸502に回転自在に支持される。リコイルロープ508は、ロープリール504の外周に巻き回されており、一端がロープリール504に固定され、他端がスターターケース500の外方に引き出されている。リコイルゼンマイ506は、スターターケース500の底面とロープリール504との間に設けられ、一端がリール支軸502に固定され、他端がロープリール504に固定されている。駆動プーリ510は、ロープリール504側に開口した有底円筒形状に形成され、底面中央部が回転軸402に固定され、ロープリール504側の側面がロープリール504に当接されている。駆動プーリ510のロープリール504側の側面と、ロープリール504の駆動プーリ510が当接する面とは、回転軸402が回転する方向に駆動プーリ510が回転した場合に係合し、逆方向に回転した場合に係合が怪魚されるようになっている。
リコイルスターター116は、引き出されたリコイルロープ508が使用者により牽引されると、ロープリール504がクランク軸206および回転軸402が回転する方向に回転するとともに、リコイルゼンマイ506が巻き上げられる。ロープリール504が回転すると、駆動プーリ510が係合して連れ回り、回転軸402およびフライホイール404を回転させる。その後、使用者がリコイルロープ508を離すと、リコイルゼンマイ506の弾性力によりロープリール504が逆回転し、リコイルロープ508がロープリール504の外周に巻き上げられる。このとき、ロープリール504と駆動プーリ510は係合しないので、ロープリール504の逆回転に駆動プーリ510が連れ回されることはない。
このような構成でなるエンジンユニット100は、エンジン110が駆動していない状態で、クラッチレバー312が使用者によりアキシャルギャップ発電体114側に押し込まれると(図2(b))、レリーズベアリング310がエンジン110側に移動する。これにより、プレッシャープレート306に対するダイヤフラムスプリング308の付勢が解除されてクラッチディスク304とフリクションディスク300とが離間し、クラッチ112が切断状態になる。また、アキシャルギャップ発電体114は、レリーズベアリング310と共にステータ406がクラッチ112側に移動してフライホイール404から離間する方向に移動する。このとき、フライホイール404の磁石404bと、ステータ406のコイル406bとの間の距離が、クラッチ112が接続状態にある場合よりも離間するので、磁石404bとコイル406bとが引き付け合う磁力が減少する。
この状態で、リコイルスターター116のリコイルロープ508が牽引されると、ロープリール504および駆動プーリ510を介して、回転軸402、フライホイール404およびクラッチディスク304が回転する。その後、クラッチレバー312が元の位置(エンジン110側)に戻されると(図2(a))、レリーズベアリング310がアキシャルギャップ発電体114側に移動し、ダイヤフラムスプリング308を介してプレッシャープレート306がクラッチディスク304をフリクションディスク300に付勢し、クラッチ112が接続状態となる。このとき、フライホイール404の慣性力により、クラッチ112を介してクランク軸206を回転させる。これにより、エンジン110が始動する。また、レリーズベアリング310と共にステータ406がフライホイール404に接近する方向に移動する。
エンジン110が駆動しクランク軸206が回転すると、クラッチ112を介して回転軸402およびフライホイール404が回転する。フライホイール404が回転することにより、磁石404bの周囲の磁界が変化し、コイル406bに誘導電流が流れて電力を生成する。このとき、フライホイール404の磁石404bと、ステータ406のコイル406bとの間の距離が、クラッチ112が切断状態にある場合よりも近接するので、磁石404bによる磁界変化によりコイル406bで効率よく電力が生成される。
以上のように、エンジンユニット100では、エンジン110を始動させる際、クラッチ112の切断動作に応じて、ステータ406がフライホイール404から離間する方向に移動される。このとき、ステータ406がフライホイール404に近接している状態と比して、磁石404bとコイル406bとの間に生じる引き付け合う磁力が減少するので、使用者がリコイルスターター116を操作(リコイルロープ508を牽引)する際の負荷が軽減され、容易にエンジン110を始動させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、上述の実施形態においては、フライホイール404に対してステータ406がクラッチ112側に設けられるようにしたが、リコイルスターター116側にステータ406が設けられ、フライホイール404のステータ406と対向する面に磁石404bが設けられるようにしてもよい。この場合でも、クラッチ112が接続状態から切断状態に切り替えられたときにステータ406がフライホイール404から離間する方向に移動すればよい。
また、上述の実施形態においては、フライホイール404に対してステータ406がクラッチ112側に一つだけ設けられるようにしたが、フライホイール404を軸方向に挟むようにしてステータ406が二つ設けられ、フライホイール404のステータ406と対向する面にそれぞれ磁石404bが設けられるようにしてもよい。この場合でも、クラッチ112が接続状態から切断状態に切り替えられたときに、少なくとも一つのステータ406がフライホイール404から離間する方向に移動すればよい。
また、上述の実施形態においては、クラッチ112が接続状態から切断状態に切り替えられたときに、フライホイール404に対してステータ406がクラッチ112側に移動するようにしたが、ステータ406に対してフライホイール404がリコイルスターター116側に移動するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、ステータ406がレリーズベアリング310に固定され、移動制御部としてのクラッチレバー312の操作に応じて移動するようにしたが、ステータ406がレリーズベアリング310とは異なる移動制御部によって軸方向に移動可能に支持され、エンジン110を始動する際、フライホイール404に対してステータ406をクラッチ112側に移動させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、エンジンユニット100を発電機に適応するようにしたが、アキシャルギャップ発電体を備えるエンジンユニットであれば、発電機以外にも適応することができる。
本発明は、アキシャルギャップ発電体を備えるエンジンユニットに利用できる。
100 …エンジンユニット
110 …エンジン
112 …クラッチ
114 …アキシャルギャップ発電体
116 …リコイルスターター
312 …クラッチレバー
404 …フライホイール
406 …ステータ

Claims (4)

  1. リコイルスターターにより始動されるエンジンと、アキシャルギャップ発電体とを備えるエンジンユニットであって、
    前記アキシャルギャップ発電体は、
    前記エンジンの出力軸に接続され、回転自在な回転軸と、
    前記回転軸に固定され該回転軸と一体となって回転し、該回転軸と直交する対向面に、該回転軸の回転方向に沿って磁化方向が交互に逆向きとなるように複数の磁性体が配置されたフライホイールと、
    前記フライホイールの対向面に対して前記回転軸の軸方向に所定間隔離間して配置され、該フライホイールの対向面に配置された前記磁性体と対向する位置に複数のコイルが配置されたステータとを備え、
    前記フライホイールおよび前記ステータの少なくとも一方を、該フライホイールおよび該ステータが離間する方向に移動させる移動制御部を備えることを特徴とするエンジンユニット。
  2. 前記出力軸および前記回転軸の動力伝達の接続状態および切断状態を切り替え可能なクラッチをさらに備え、
    前記移動制御部は、前記クラッチの接続状態および切断状態を切り替えるとともに、前記クラッチが切断状態に切り替えられる際に前記フライホイールおよび前記ステータの少なくとも一方を離間する方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のエンジンユニット。
  3. 前記移動制御部は、前記クラッチの接続状態および切断状態を切り替えるクラッチレバーであることを特徴とする請求項2に記載のエンジンユニット。
  4. 前記エンジンは、
    前記移動制御部により前記クラッチが切断状態に切り替えられ、前記リコイルスターターを介して前記回転軸が回転させられた後、前記移動制御部により前記クラッチが接続状態に切り替えられると、前記回転軸に接続された前記フライホイールの慣性力により始動することを特徴とする請求項2または3に記載のエンジンユニット。
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