JP2006322354A - 小型内燃エンジンの始動方法及び渦巻ばね式スタータ装置 - Google Patents

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和之 上野山
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Abstract

【課題】 小容量モータを用い、スタート時における渦巻ばねの蓄力量が一定になるようにして、安定したクランク軸の加速回転が得られるようにした自動スタータを提供する。
【解決手段】 渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段は、該蓄力手段の筺体内に収容されていて、外径側の端部は前記筺体に係止され内径側の端部はスタータ軸に係止されている渦巻ばねと、前記渦巻きばねが巻き込まれたことを感知して前記スタータ軸の制止を開放する機構を備えた小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型の汎用エンジンにおける渦巻ばね蓄力装置と小容量モータを用いた自動
スタータ及び始動方法に関する。
小型の汎用エンジンの始動装置は通常リコイルスタータが用いられているが、始動時の人力を少なくし、始動容易とするため、近年は電気モータを用いたスタータが提供されるようになってきている。しかし、小型の汎用エンジンのサイズ、重量に比べるとセルモータの重量はエンジンと同等かそれ以上のものとなり、合わせた重量、コストは想定外のものとなる。そこで、渦巻きばね蓄力装置と小容量モータを組合わせたスタータが種々提案されてきた。
特許文献1で紹介されているスタータ装置は、ゼンマイばね蓄力装置と小容量モータを組合わせたスタータである。スタートスイッチを押すとモータが回り、減速機を経てゼンマイばね蓄力装置のゼンマイばねが巻かれ、ゼンマイばねに蓄力された回転トルクが、エンジンのクランク軸でシリンダ内圧に抗して押し上げられるピストンが、上死点を越えることができるトルクに達したとき、自動的にゼンマイばねの係止が外れ、ゼンマイばねの回転エネルギー蓄力とモータの回転追加によりクランクが回され、回転が加速し、電気エネルギーが蓄力し、ピストンの次の上死点を越えるとき、電気着火により、エンジンがスタートする構成である。このスタータ装置は、小容量モータを用いることにより簡便な小型軽量の電動スタータを提供することが狙いである。
特開2002−285940号公報(図2)
上記の従来例のスタータ装置は、エンジンのシリンダ内圧によるエンジンクランクのブレーキにより、回転が抑えられたスタータ軸にゼンマイばねの回転エネルギーが蓄積され、その蓄力された回転トルクが、シリンダ内圧に抗して押し上げられるピストンを上死点を越えるトルクに達したとき、自動的にゼンマイばねの係止が外れ、ゼンマイばねに蓄力とモータの回転追加によりクランクが回されるようになっているので、クランクの回転が遅かったり、ピストンの上死点付近の抵抗が少ないとき、ゼンマイばねにおける蓄力量が不十分で、クランクの回転速度がエンジンスタート可能速度に達しない可能性がある。
本発明は、この問題を解決するために提案されたもので、小容量モータを用い、スタート時における渦巻ばねの蓄力量が一定になるようにして、安定したクランク軸の加速回転が得られるようにした自動スタータを提供することを目的とする。
上記の問題点に対し、本発明は以下の各手段により課題の解決を図る。
(1)第1の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、1方向クラッチを介して回転駆動する手動又は電動の駆動手段と、ハウジングに設けられた固定軸に回転可能に軸支されたスタータ軸と、該スタータ軸に渦巻ばねの内側端部を固定し前記駆動手段で渦巻きばねを巻き込んでエンジン始動用回転エネルギーを蓄力する渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段と、エンジン始動後に前記スタータ軸とクランク軸との係合を解除する遠心クラッチとを備え、前記エネルギー蓄力手段に定量の回転エネルギーが蓄積した後に前記スタータ軸の制止を解放し、蓄力手段の回転エネルギーによりエンジンを始動させる小型内燃エンジンの渦巻ばね蓄力式スタータ装置において、
渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段は、該蓄力手段の筺体内に収容されていて外径側の端部は前記筺体に係止され内径側の端部はスタータ軸に係止されている渦巻ばねと、前記渦巻きばねが巻き込まれたことを感知して前記スタータ軸の制止を開放する機構を備えた小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(2)第2の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、上記(1)に記載する渦巻ばね式スタータ装置のスタータ軸の制止を開放する機構は、前記筺体の両側面に明けられた一対の長孔に沿って移動可能な解除ピンと、筺体の内側に渦巻ばねの外側を覆うようにほぼ1周長巻かれ片端が前記筺体に固定され他端に前記解除ピンが固定された板ばねであってその曲率が増加する方向に付勢されている板ばねと、回転をロック可能になっているロックレバーとで構成されている小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(3)第3の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、1方向クラッチを介して回転駆動する手動又は電動の駆動手段と、ハウジングに設けられた固定軸に回転可能に軸支されたスタータ軸と、該スタータ軸に渦巻ばねの内側端部を固定し前記駆動手段で渦巻きばねを巻き込んでエンジン始動用回転エネルギーを畜力する渦巻ばね式回転エネルギー畜力手段と、エンジン始動後に前記スタータ軸とクランク軸との係合を解除する遠心クラッチとを備え、前記エネルギー畜力手段に定量の回転エネルギーが蓄積した後に前記スタータ軸の制止を解放し、畜力手段の回転エネルギーによりエンジンを始動させる小型内燃エンジンの渦巻ばね畜力式スタータ装置において、
渦巻ばね式回転エネルギー畜力手段は、該畜力手段の筺体内に収容されていて外径側の端部は前記筺体に係止され内径側の端部はスタータ軸に係止されている渦巻ばねと、前記筺体の両側面の同じ位置に明けられた一対の斜めの長孔に沿って移動可能な解除ピンと、
筺体の内側に渦巻ばねの外側を覆うようにほぼ1周長巻かれ片端が前記筺体に固定され他端に前記解除ピンが固定された板ばねであってその曲率が増加する方向に付勢されている板ばねと、スタータ軸の側面に回転自由にピン係止され端部がスタータ装置のハウジングの凹部に係合しているときスタータ軸を前記ハウジングに回転ロックするようになっているロックレバーと、該ロックレバーを前記ハウジングとロックする方向に回転させるように作用する捩りばねとで構成されている小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(4)第4の手段の小型内燃エンジンの始動方法は、上記(1)の渦巻ばね式スタータ装置において、渦巻ばねが復元作用で上記板ばねの内側に接するまで充分に広がることにより、前記板ばねが広がり板ばねの端部に固設した解除ピンが外側に位置し、スタータ軸の側面に軸支されたロックレバーの端部が前記ハウジングの凹部に係合してスタータ軸をロックした状態を始動開始位置とし、前記回転駆動手段により前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転エネルギーを畜力し、渦巻ばねの外周径が内側に巻き込まれて小径となり、前記板ばねが余曲げ力により内側に曲がって解除ピンが斜めの長孔に沿って内径方向へ移動し、前記筺体が更に回転して解除ピンがロックレバーを押すことにより、ロックレバーと前記ハウジング間のロックを解除し、蓄力された回転エネルギーが回転駆動手段の回転力に加わってエンジンのクランク軸を回し、エンジンを始動させ、エンジンの回転速度が増すと遠心クラッチの作用でクランク軸と前記エネルギー蓄力手段との係合を解除する小型内燃エンジンの始動方法。
(5)第5の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、上記(1)の渦巻ばね式スタータ装置の渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段が、蓄電地を電源とするモータと、該モータに連結された減速機構であり、エンジンを始動するときは、モータの始動スイッチを押すことにより上記(4)に記載する始動方法が始まる小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(6)第6の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、上記(1)の渦巻
ばね式スタータ装置の渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段の構成が、スタータ軸に回転自由に軸支されるリコイルスタータのプーリーと、該プーリーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回して回転トルクを伝えるように設けられた1方向クラッチとよりなり、前記筺体とスタータ装置のハウジングとの間に前記筺体を駆動しないときは筺体の回転を止めて置く逆止めクラッチを追設し、リコイルスタータのリコイルロープを引くことにより前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転蓄力すること以外は、上記(4)の方法でエンジンを始動させる小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(7)第7の手段の小型内燃エンジンの始動方法は、上記(6)の渦巻ばね式スタータ
装置によるエンジン始動方法であり、1回乃至複数回リコイルロープを引いて前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転畜力し、最後にリコイルロープを引いたとき、ロックレバーと筺体とのロックを解除すると同時にリコイルロープを充分に引いてその回転力と渦巻ばねの回転蓄力を併用してエンジンのクランク軸を回し、エンジンを始動させる小型内燃エンジンの始動方法。
(8)第8の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、上記(1)の渦巻
ばね式スタータ装置の渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段の構成が、スタータ軸に回転自由に軸支されるスイングレバーと、該スイングレバーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回されるように回転トルクを伝える1方向クラッチと、前記筺体とスタータ装置のハウジングとの間に設けた前記筺体を駆動しないときは筺体の回転を止めて置く逆止めクラッチと、よりなる小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
(9)第9の手段の小型内燃エンジンの始動方法は、上記(8)のスタータ装置を使用
するとき、前記スイングレバーを1回乃至複数回往復スイングさせることにより前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転エネルギーを蓄力し、スイングレバーの最後のストロークのとき、上記(4)の方法によりエンジンを始動させる小型内燃エンジンの始動方法。
(10)第10の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置は、上記(5)の渦巻ばね式スタータ装置に対し、スタータ軸に回転自由巻ばね式スタータ装置スタータプーリーと、該プーリーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回して回転トルクを伝えるように設けられた1方向クラッチとを併設した小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
請求項1〜3に係わる発明は、上記第1〜3の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置であり、装置が小型軽量で構造が簡単でコスト安い。また、渦巻ばねを長く、或いは強くして、始動用の蓄エネルギー量を増加させることが可能である。
請求項4に係わる発明は、上記第4の手段の小型内燃エンジンの始動方法であり、上記第1の手段の渦巻ばね式スタータ装置を用い、回転蓄力した渦巻ばねの外周径が内側に巻き込まれ、これと重ねて置かれた板ばねが曲がり板ばね先端の解除ピンがロックレバーを押して、スタータ装置ハウジングとスタータ軸とのと筺体とのロックを解除するようになっているので、渦巻ばねの回転トルク蓄力量がほぼ一定となり、安定したエンジンの始動ができる。
請求項5に係わる発明は、上記第5の手段の小型内燃エンジンの始動方法であり、回転エネルギー蓄力手段を回転駆動する手段は、電動モータであり、エンジンを始動するときは、始動スイッチを押すだけでよく、始動に力が要らない。
請求項6に係わる発明は上記第6の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置
であり、また、請求項7に係わる発明は上記第6の手段のスタータ装置を用いたエンジンの始動方法であり、回転エネルギーの蓄力にリコイルロープを引いて前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込むようにしているので、リコイルプーリーの径を大きくして引き力を弱くし、リコイルロープをゆっくり引いても、また、1方向クラッチを利用することにより複数回引いても差し支えなく、また、リコイルロープの引力に渦巻ばねの回転エネルギーの蓄力を併用することができるのでエンジンは容易に手動始動させることができる。
請求項8に係わる発明は上記第8の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置
であり、また、請求項9に係わる発明は第8の手段のスタータ装置を用いたエンジンの始動方法であり、スイングレバーをゆっくり往復スイングさせることにより、回転トルクを蓄力することができるので、エンジンはより容易に始動できる。
請求項10に係わる発明は上記第10の手段の小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置であり、電動モータを使用しないとき、回転トルクの蓄力にリコイルロープを引いて前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込むようにしているので、リコイルロープをゆっくり引いても、また、1方向クラッチを利用することにより複数回引いても差し支えなく、エンジンはより容易に始動させることができる。
本実施の形態は、小型の汎用エンジンを始動するときに適用される渦巻きばね蓄力装置を有するスタータの構成と始動方法である。
(第1の実施の形態)
本実施形態のスタータはばね蓄力装置の駆動に電動モータを使用し、リコイルスタータを併設したものであり、図に基づいて説明する。図1は小形エンジンのクランクケースにその筺体を取付け、回転駆動部はクランク軸に結合した渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は図1のC−C断面図、図5図1のD−D断面図、図6(a)〜(e)は図1の渦巻ばね蓄力スタータの蓄力工程を示す図である。
図において、2はエンジンのクランクケース、3はスタータハウジング、4はハウジン
グカバー、4aはハウジングカバー4と一体の固定軸である。また、5はエンジンのクランク軸、20はクランク軸5と結合する遠心クラッチである。エンジンが始動し、その回転速度が速くなると、遠心クラッチ本体27にピン29で支持されている遠心クラッチ錘28のクラッチ係合部が、遠心力の作用で外側に広がって、スタータ軸17のクラッチ歯車17aから離れ、エンジンのクランク軸5とスタータ軸17との係合が断たれる。
10はエンジン始動用回転エネルギーを蓄力する渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段である。蓄力手段10は固定軸4aに回転可能に軸支された筺体11の外周に備えられた大径の歯車11aが減速モータ21の出力軸22に取付けられたピニオン25で回転駆動される。ピニオン25は出力軸22に取付けられた1方向クラッチ23を介して回される。30はリコイルスタータであり、リコイルスタータ30の固定軸4aに軸支されたプーリー35はロープ36によって回され、プーリー35の回転トルクは1方向クラッチ38、クラッチ歯車11fを介して蓄力手段10の筺体11に伝えられるようになっている。37はゼンマイを示す。
蓄力手段10の構成について説明する。
蓄力手段10の筺体11内に収容されている渦巻ばね12は、外径側の端部12bは筺体11の内周に設けられた鉤穴11cに係止され、内径側の端部12aはスタータ軸17(固定軸4aに固定された固定軸18に回転可能に軸支されている。)に設けられた丸溝17cに係止されている。筺体11の側面に斜めの長孔11eが明けられ、また、筺体11に取付けられ筺体11の開放面の蓋を形成する側板14にも長孔11eと対になるように同じ位置、同じ形状の長孔14aが明けられ、この両方の長孔11eと長孔14aに沿って解除ピン15がその両端において平行移動可能に支えられている。解除ピン15の側板14側の突出軸15aは外側に突き出している。
板ばね13は筺体11の内側に渦巻ばね12の外側を覆うようにほぼ1周長巻かれ、片端13aが筺体11の内側の丸溝11dに嵌入して固定され、他端13bは解除ピン15に固定されている。板ばね13はその曲率が増加する方向に予曲げ力が付勢され、渦巻ばね12が外側に広がった状態のときは、板ばね13は渦巻ばね12の外周に沿って広げられ、解除ピン15は長孔11eと長孔14aに沿って外径側に置かれ、渦巻ばね12が巻き込まれて外径が小さくなったときは、板ばね13は予曲げ力により内側に曲がって解除ピン15は長孔11eと長孔14aに沿って内径側に移動する。
ロックレバー16は、スタータ軸17に備えられた穴17bにピン16cを挿入して回転自由に軸支され、端部16aがハウジング3の凹部3aに係合しているとき、スタータ軸17をエンジンの回転方向にロックするようになっている。ロックレバー16とスタータ軸17には、ロックレバー16がハウジング3とロックする方向に回転するように作用する捩りばね31がスタータ軸17と一体のピン17bに掛けられている。板ばね13が予曲げ力により内側に曲がって解除ピン15が内径側に移動したとき、筺体11が回転すれば、解除ピン15の突出軸15aがロックレバー16の凸部16bを押し、ハウジング3に対するスタータ軸17のロックを外すように作用する。
エンジンを始動するときの作用方法について説明する(図6(a)〜(e)を参照、各図の右側は筺体11が駆動され、筺体11の内部の渦巻ばね12と板ばね13とスタータ軸17の位置と挙動を示し、左側の図はスタータ軸17に回転自在に軸支されたロックレバー16の挙動を示しており、左右の図の各部品の相対角度位置は同一になっている)。
始動前の状態は、図6(a)に示すように、渦巻ばね12は、自然に伸びた復元状態で、板ばね13の内側に接するまで充分に広がっており、板ばね13の端部に固設した解除ピン15が長孔11eと長孔14aの外径側に位置する(板ばね13は図2の2点鎖線の位置にある)。
図示しない始動ボタンを押すと、減速モータ21が回転を開始し、ピニオン25が筺体11を矢印の方向に回し、渦巻ばね12を介してスタータ軸17が連れ回り、ロックレバー16も回り、ロックレバー16の端部16aがスタータハウジング3の凹部3aに係合してスタータ軸17を、図6(b)の左図に示す位置でロックし、スタータ軸17は停止し、減速モータ21とピニオン25は、なおも筺体11を回して渦巻ばね12を巻き込み、回転エネルギーを蓄力し、渦巻ばね12の外周径が内側に巻き込まれて小径となり、板ばね13が内側に曲がることにより、解除ピン15が斜めの長孔に沿って内径方向へ移動する(図6(b)〜(c)を参照)。
筺体11が更に回転したとき、解除ピン15の突出軸15aがロックレバー16の凸部16bを押すことにより、図6(d)に示すように、ロックレバー16とスタータハウジング3の凹部3aとのロックが解除され、蓄力された回転エネルギーが減速モータ21とピニオン25による回転に加わって、スタータ軸17を矢印に示す方向に回し、遠心クラッチ20の遠心クラッチ錘28がスタータ軸17のクラッチ歯車17aと噛み合い、遠心クラッチ本体27と結合しているエンジンのクランク軸5を回し、エンジンを始動させる。
エンジンの回転速度が増すと、遠心クラッチ錘28とスタータ軸17のクラッチ歯車17aとの噛み合いが外れ、遠心クラッチ錘28が遠心力の作用で遠心クラッチ本体27のポケットに納まり、クランク軸5とスタータ軸17との係合を解除する。図示しない始動ボタンを離すと、筺体11の内部の渦巻ばね12と板ばね13とスタータ軸17の位置、スタータ軸17とロックレバー16の位置は、図6(e)に示すように、ロックレバー16のロック位置でなければ、自由な角度位置となり、次の始動に備える。
この実施形態の渦巻ばね蓄力スタータは、小型軽量で構造が簡単でコストも安価である
。また、減速モータ21の減速比を大きく、或いはピニオン25のピッチ径を小さくして駆動トルクを大きくすることにより、渦巻ばねを長く、或いは強くして、始動用の蓄エネルギー量を増加させることが可能である。
また、この渦巻ばね蓄力スタータは、回転蓄力した渦巻ばね12の外周径が内側に巻き
込まれ、これと重ねて置かれた板ばね13が曲がり板ばね先端の解除ピン15がロックレバー16を押して、スタータ装置ハウジング3とスタータ軸17とのロックを解除することで、エンジンの始動を開始するようになっているので、渦巻ばねの回転トルク畜力量(渦巻ばねの巻き込み量)がほぼ一定となり、安定したエンジンの始動ができる。
エンジンに備えられた図示しないバッテリがオバーディスチャージしたとき等で、減
速モータ21を使用できなく、リコイルスタータ30により始動をするとき、リコイルロープ36を引いて筺体11を回して渦巻ばね12を巻き込み、ロープ36を引く人力による回転に、巻き込んだ渦巻ばね12の回転が加わり、クランク軸5を加速させる時間が長くなり、回転速度が速くなるので、エンジンはリコイルスタータ30だけを使用したときよりも容易に始動させることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、第1の実施の形態における減速モータ21が無い場合で、リコイルスタータ30だけでエンジンを始動するものに、第1の実施の形態で説明した渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段10を用いた構成であり、図に基づいて説明する。図7は第2の実施の形態に係る渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図、図8は図7のE−E断面図である。
図において、リコイルスタータは第1の実施の形態のリコイルスタータ30と同じ構成と作用を有している。ハウジングカバー40と一体の固定軸40aに回転自由に軸支されるリコイルスタータ30のプーリー35と、プーリー35に回転自在に設けられ、クラッチが噛み合う方向に付勢された一方向クラッチ38と、筺体41の外側面に設けられたクラッチ歯車41aとで構成された1方向クラッチにより、プーリー35がエンジンの回転方向に回ったとき回転トルクを伝えることができる。7はスタータハウジングで、第1の実施の形態のスタータハウジング3と比べて異なるところは、減速モータ21の取付け用の張り出し部材が除かれていることと、後述する逆止クラッチ取付け用のブラケット7bを付加したことである。40はハウジングカバーで、第1の実施の形態のハウジングカバー3と比べて異なるところは、減速モータ21のカバー部分を除いたことである。7aはスタータハウジング7の凹部、46はプルロープ把手である。
筺体41の外周に備えられたクラッチ歯車41aと、スタータハウジング7のブラケット7bに固設された軸44に軸支され、捩りばね43によってクラッチ歯車41aに噛み合う方向に付勢されたクラッチ駒42と、によって筺体41を駆動しないときは筺体41の回転を止めて置く逆止めクラッチが構成されている。
この第2の実施形態の蓄力手段は、第1の実施形態の蓄力手段10の筺体11の外周の大径の歯車11aが、筺体41に設けられたクラッチ歯車41aに変更されたこと以外は、上述の第1の実施形態の蓄力手段10と同じ構成、作用であるので、同じ部品番号を使用している。リコイルスタータ30のロープ36を引くことにより、リコイルスタータ30のハウジングカバー40の固定軸40aに軸支されたプーリー35はロープ36によって回され、プーリー35の回転トルクは1方向クラッチ38を介して蓄力手段の筺体41に伝えられる。
エンジン始動方法は、1回、乃至、複数回ロープ36を引いて筺体41を回して渦巻ばね12を巻き込んで回転蓄力し、最後にロープ36を引いたとき、ロックレバー16と筺体41とのロックを解除すると同時に、ロープ36を充分に引いてその回転力と渦巻ばね12の回転蓄力を併用してエンジンのクランク軸5を回し、エンジンを始動させる。ロープ36を引いて筺体41を回し、渦巻ばね12を巻き込むようにして回転エネルギーの蓄力をしているので、ロープ36をゆっくり引いても、また、1方向クラッチ38と、クラッチ歯車41a、クラッチ駒42、捩りばね43とよりなる逆止めクラッチを利用して、逆止めしながら複数回引いても差し支えなく、また、ロープ36の引き力に、渦巻ばね12の回転エネルギーの蓄力を併用することができるので、エンジンは容易に手動始動させることができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、第1の実施の形態における減速モータ21が無く、第2の実施の形態のリコイルスタータ30の代わりに、ハウジングカバー50と一体の固定軸50aに回転自在に軸支されるスイングレバー51の手動による往復作動させることにより、渦巻ばね式回転エネルギーの蓄力手段10に回転トルクのエネルギーを蓄積し、自動的に蓄積エネルギーを解放してエンジンを始動するものであり、図に基づいて説明する。図9は第3の実施の形態に係る渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図、図10は図9のF−F断面図である。
図において、50はハウジングカバー、50aはハウジングカバー50と一体の固定軸、
51はスイングレバーであり、50bはスイングレバー51が範囲Rだけスイングできるようにハウジングカバー50に明けられた長孔である。
筺体41の外周に設けられた逆止めクラッチの構成は、第2の実施形態の逆止めクラッチの構成と同じであり、また、この第3の実施形態の蓄力手段は、筺体41に設けられた逆止め用のクラッチ歯車41a以外は、上述の第1の実施形態の渦巻ばね蓄力手段10と同じ構成、作用であるので、説明を省略する。第3の実施形態においても蓄力手段は同じ部品番号(10)を使用する。
第3の実施形態の小型内燃エンジンスタータの始動方法は、スイングレバー51を1回、
乃至、複数回往復スイングさせることにより、筺体41を回して渦巻ばね12を巻き込んで回転エネルギーを蓄力し、スイングレバー51の最後のストロークのとき、ロックレバー16と筺体41とのロックが解除されると同時に、スイングレバー51をスイングさせて、その回転力と渦巻ばね12の回転蓄力を併用してエンジンのクランク軸5を回し、エンジンを始動させる。スイングレバー51をゆっくり往復スイングさせ、回転エネルギーが充分に蓄力したときは、上記のような、スイングレバー51のスイングを併用しなくても、エンジンは容易に始動できる。このスイングレバーによるスタータの構成も電動モータによる渦巻ばね巻き込み式の構成に併設することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。 (a)〜(b)図1の渦巻ばね蓄力スタータの蓄力工程を示す図である。
本発明の第2の実施の形態に係る渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図である。 図7のE−E断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る渦巻ばね蓄力スタータの側面断面図である。 図9のF−F断面図である。
符号の説明
3、7 スタータハウジング
4、40、50 ハウジングカバー
10 蓄力手段
11 筺体
11a 大径の歯車
11f クラッチ歯車
12 渦巻ばね
13 板ばね
14 側板
15 解除ピン
16 ロックレバー
17 スタータ軸
18 固定軸
20 遠心クラッチ
21 減速モータ
25 ピニオン
27 遠心クラッチ本体
28 遠心クラッチ錘
30 リコイルスタータ
35 プーリ
36 ロープ
37 ゼンマイ
38 一方向クラッチ
41 筺体
41a クラッチ歯車
42 クラッチ駒
46 プルロープ把手
51 スイングレバー

Claims (10)

  1. 回転駆動する手動又は電動の駆動手段と、ハウジングに設けられた固定軸に回転可能に軸支されたスタータ軸と、該スタータ軸に渦巻ばねの内側端部を固定し前記駆動手段で渦巻きばねを巻き込んでエンジン始動用回転エネルギーを蓄力する渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段と、エンジン始動後に前記スタータ軸とクランク軸との係合を解除する遠心クラッチとを備え、前記エネルギー蓄力手段に定量の回転エネルギーが蓄積した後に前記スタータ軸の制止を解放し、蓄力手段の回転エネルギーによりエンジンを始動させる小型内燃エンジンの渦巻ばね蓄力式スタータ装置において、
    渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段は、該蓄力手段の筺体内に収容されていて外径側の端部は前記筺体に係止され内径側の端部はスタータ軸に係止されている渦巻ばねと、前記渦巻きばねが巻き込まれたことを感知して前記スタータ軸の制止を開放する機構を備えたことを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  2. 請求項1に記載する渦巻ばね式スタータ装置のスタータ軸の制止を開放する機構は、前記筺体の両側面に明けられた一対の長孔に沿って移動可能な解除ピンと、筺体の内側に渦巻ばねの外側を覆うようにほぼ1周長巻かれ片端が前記筺体に固定され他端に前記解除ピンが固定された板ばねであってその曲率が増加する方向に付勢されている板ばねと、回転をロック可能になっているロックレバーとで構成されていることを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  3. 請求項2に記載するロックレバーの機構は、スタータ軸の側面に回転自由にピン係止され端部がスタータ装置のハウジングの凹部に係合しているときスタータ軸を前記ハウジングに回転ロックするようになっているロックレバーと、該ロックレバーを前記ハウジングとロックする方向に回転させるように作用する捩りばねとで構成されていることを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  4. 請求項1に記載する渦巻ばね式スタータ装置におけるエンジン始動方法は、渦巻ばねが復元作用で上記板ばねの内側に接するまで充分に広がることにより、前記板ばねが広がり板ばねの端部に固設した解除ピンが外側に位置し、スタータ軸の側面に軸支されたロックレバーの端部が前記ハウジングの凹部に係合してスタータ軸をロックした状態を始動開始位置とし、前記回転駆動手段により前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転エネルギーを畜力し、渦巻ばねの外周径が内側に巻き込まれて小径となり、前記板ばねが余曲げ力により内側に曲がって解除ピンが斜めの長孔に沿って内径方向へ移動し、前記筺体が更に回転して解除ピンがロックレバーを押すことにより、ロックレバーと前記ハウジング間のロックを解除し、蓄力された回転エネルギーが回転駆動手段の回転力に加わってエンジンのクランク軸を回し、エンジンを始動させ、エンジンの回転速度が増すと遠心クラッチの作用でクランク軸と前記エネルギー蓄力手段との係合を解除することを特徴とする小型内燃エンジンの始動方法。
  5. 請求項1に記載する渦巻ばね式スタータ装置の渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段は、蓄電地を電源とするモータと、該モータに連結された減速機構であり、エンジンを始動するときは、モータの始動スイッチを押すことにより請求項4に記載する始動方法が始まることを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  6. 請求項1に記載する渦巻ばね式スタータ装置の渦巻ばね式回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段は、スタータ軸に回転自由に軸支されるリコイルスタータのプーリーと、該プーリーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回して回転トルクを伝えるように設けられた1方向クラッチとよりなり、前記筺体とスタータ装置のハウジングとの間に前記筺体を駆動しないときは筺体の回転を止めて置く逆止めクラッチを追設し、リコイルスタータのリコイルロープを引くことにより前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転蓄力すること以外は、請求項4の方法でエンジンを始動させることを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  7. 請求項6に記載する渦巻ばね式スタータ装置のエンジン始動方法は、1回乃至複数回リコイルロープを引いて前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転蓄力し、最後にリコイルロープを引いたとき、ロックレバーと筺体とのロックを解除すると同時にリコイルロープを充分に引いてその回転力と渦巻ばねの回転蓄力を併用してエンジンのクランク軸を回し、エンジンを始動させることを特徴とする小型内燃エンジンの始動方法。
  8. 請求項1に記載する渦巻ばね式スタータ装置の回転エネルギー蓄力手段の回転駆動手段は、スタータ軸に回転自由に軸支されるスイングレバーと、該スイングレバーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回されるように回転トルクを伝える1方向クラッチと、前記筺体とスタータ装置のハウジングとの間に設けた前記筺体を駆動しないときは筺体の回転を止めて置く逆止めクラッチと、よりなることを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
  9. 請求項8に記載する渦巻ばね式スタータ装置のエンジンの始動方法は、前記スイングレバーを1回乃至複数回往復スイングさせることにより前記筺体を回して渦巻ばねを巻き込んで回転エネルギーを蓄力し、スイングレバーの最後のストロークのとき、請求項4の方法によりエンジンを始動させることを特徴とする小型内燃エンジンの始動方法。
  10. 請求項5に記載する渦巻ばね式スタータ装置において、上記のスタータ軸に回転自由に軸支されるリコイルスタータプーリーと、該プーリーと前記筺体の外側面との間にエンジンの回転方向に回して回転トルクを伝えるように設けられた1方向クラッチとを併設した
    ことを特徴とする小型内燃エンジンの渦巻ばね式スタータ装置。
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