JP6068933B2 - 車両用モータユニット - Google Patents

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本発明は、車両用モータユニットに関する。
下記特許文献1には、モータユニット等を制御する制御装置を構成する回路基板が直接又はモールドされた樹脂を介して金属ケースに取付けられた構成が開示されている。このような構成とすることで、回路基板に取付けられた高発熱部品(高発熱回路素子)の熱を金属ケース側に放熱することが可能となっている。
特開2006−108398号公報 特開平9−84319号公報 特開2000−318628号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された構成では、回路基板の全体が直接又は樹脂を介して金属ケースに接しているため、高発熱部品の熱が金属ケースを介して回路基板に取付けられた他の部品(回路素子)に伝達されることが考えられる。当該他の部品が熱を受熱したくない部品である場合、高発熱部品の熱が他の部品へ伝達されることを抑制することが望まれる。
高発熱部品の熱が他の部品へ伝達されることを抑制するために、上記特許文献2に記載された構成では、高発熱部品を回路基板から離間して配置して、当該高発熱部品の熱をヒートシンクを介して放熱している。また、上記特許文献3に記載された構成では、高発熱部品が取付けられる回路基板とその他の部品が取付けられる回路素子とを分けている。しかしながら、このような構成では、回路装置を構成する部品の点数及び回路装置を搭載するスペースの増加を招く。
本発明は上記事実を考慮し、回路基板に取付けられた発熱部品の熱が他の部品に伝達されることを抑制することができると共に、回路装置を構成する部品の点数の増加及び回路装置を搭載するスペースの増加を抑制することができる車両用モータユニットを得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用モータユニットは、通電されることによって出力軸をその軸線回りに回転させるモータと、前記出力軸の回転を制御するための発熱部品及び複数のコンデンサが取付けられ、前記出力軸の軸方向を厚み方向として配置された回路基板と、前記回路基板において前記発熱部品及び前記複数のコンデンサの取付面と反対側に配置され、かつ前記発熱部品と対向する部位は前記回路基板に接触していると共に前記複数のコンデンサと対向する部位は前記回路基板から離間している放熱部材と、を備え、前記回路基板は前記モータと一体に構成されていると共に、前記回路基板はケース内に収容されており、前記放熱部材における前記複数のコンデンサと対向する部位には、前記ケースの外部に露出する複数の突起部が設けられており、前記放熱部材において前記複数の突起部が設けられた部分における前記回路基板側が、前記回路基板から離間しており、前記放熱部材において前記複数の突起部が設けられた部分における前記回路基板側の面が、該放熱部材において前記回路基板に接触している部分から離間するにつれて前記回路基板とは反対方向へ傾斜された傾斜面とされている
請求項1記載の本発明では、モータの出力軸の回転が回路基板に取付けられた発熱部品及び制御部品によって制御される。また、本発明では、発熱部材の熱を放熱するための放熱部材が、回路基板における発熱部品及び制御部品の取付面と反対側に配置されている。さらに、放熱部材と回路基板とは、発熱部品と対向する部位において接触していると共に制御部品と対向する部位において離間している。これにより、発熱部品の熱が放熱部材を介して制御部品に伝達されることが抑制される。
また、本発明では、発熱部品の熱が制御部品に伝達されることを抑制するために、発熱部品が取付けられる回路基板と制御部品が取付けられる回路基板とを分ける等の対応が不要となる。その結果、本発明では、回路装置を構成する部品の点数の増加及び回路装置を搭載するスペースの増加を抑制することができる。
また、請求項1記載の本発明では、放熱部材の露出部が回路基板を収容するケースから露出している。そのため、発熱部品の熱は放熱部材を介して該放熱部材の露出部からケースの外部に向けて放熱される。これにより、放熱部材の露出部付近の温度の上昇が抑制され、ひいては該部分から制御部品に伝達される熱量(対流及び放射によって伝達される熱量)が低減される。すなわち、本発明では、発熱部品の熱が放熱部材を介して制御部品に伝達されることをより一層抑制することができる
本実施形態の車両用モータユニットを分解して示す分解斜視図である。 本実施形態の車両用モータユニットをモータの軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。 (A)ヒートシンク及び回路素子が取付けられた回路基板を示す斜視図であり、(B)は(A)に示された回路基板の側面図であり、(C)は(A)と反対方向から見た回路基板を示す斜視図である。 回路基板をヒートシンクが取付けられた面と反対方向からみた平面図である。 (A)はヒートシンクを回路基板側から見た平面図であり、(B)は(A)に示された回路基板の端部を拡大して示す拡大斜視図である。
次に、図1〜図5を用いて本発明の実施形態に係る車両用モータユニットについて説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用モータユニット10は、一例として車載用エアコンの送風に用いられる、いわゆるブロアモータのユニットである。具体的には、車両用モータユニット10は、出力軸をその軸線回りに回転させるモータ12と、モータ12の回転を制御する回路素子16、回路基板18及び回路素子16の熱を放熱するための放熱部材としてのヒートシンク20を含んで構成されたモータ駆動制御装置34と、を備えている。すなわち、車両用モータユニット10は、モータ12及びこのモータ12の回転を制御するモータ駆動制御装置34と一体に構成されている。以下、先ずモータ12について説明し、次いでモータ駆動制御装置34を構成する回路基板18及び回路素子16について説明し、最後にヒートシンク20について説明する。
(モータ12)
モータ12は、出力軸14、ロータ22及びステータ24を主要な要素として構成されている。
出力軸14は、円柱状の鋼材に浸炭処理等の表面処理が施されることにより構成されており、軸受部材15によって回転自在に軸支されている。
また、ロータ22は、一端が開放された有底円筒状に形成されており、円盤状の底壁22Aと、底壁22Aの外周端からロータ22の一端側へ屈曲して延びる周壁22Bと、を備えている。さらに、底壁22Aの中心部には、出力軸14が挿入される挿入孔22Cが設けられており、この挿入孔22Cに出力軸14が圧入されることによってロータ22と出力軸14とが一体回転可能となっている。また、周壁22Bの内側には、ロータマグネット23が設けられている。
また、ステータ24は、導電性の巻線26が、環状に形成されたステータコア28に巻回されることにより構成されている。また、ステータ24はロータ22の周壁22Bの径方向内側に配置されており、このステータ24が界磁する磁界を受けて、ロータ22が出力軸14と共に回転することが可能となっている。詳述すると、ステータ24はステータコア28を構成するコア部材30に巻線26が巻かれた電磁石であって、U相、V相、W相の三相を構成している。ステータ24のU相、V相、W相の各々は、後述するモータ駆動制御装置34の制御により、電磁石で発生する磁界の極性が切り替えられることにより、いわゆる回転磁界を発生する。また、ステータ24は、ケースとしての上ケース32を介して、モータ駆動制御装置34に取り付けられている。
(回路基板18及び回路素子16)
回路基板18は、矩形板状に形成されており、回路素子16及び後に詳述するヒートシンク20等と共にモータ駆動制御装置34(回路装置)を構成している。具体的には、図4に示されるように、回路基板18の中央付近には、ステータ14のU相、V相、W相の各々に電力を供給する電力供給端子36A、36B、36Cが設けられている。また、回路基板18には、ECU(Electronic Control Unit)等の制御装置が図示しないハーネス及びコネクタを介して接続されるコネクタ38が取付けられている。さらに、回路基板18には、複数の回路素子16が取付けられている。詳述すると、回路基板18には、制御部品としてのコンデンサ40A、40B、40C、40Dが並列に接続された状態で取付けられている。また、回路基板18には、発熱部品としてのFET41A、41B、41C、41D、41E、41Fが取付けられている。FET41A、41DはU相に、FET41B、41EはV相に、FET41C、41FはW相に、各々供給される電力のスイッチングを行う構成である。さらに、回路基板18には、ノイズ除去用のコイル44が取付けられていると共に、回路保護のための逆接防止FET41G(発熱部品)及び大容量のコンデンサ42が取付けられている。また、回路基板18には、インバータ回路を制御するためのマイコン46が取付けられている。
図2に示されるように、ケースとしての下ケース48が上ケース32に取付けられることによって、回路基板18が下ケース48と上ケース32との間に収容されている。
(ヒートシンク20)
以上説明した回路素子16において、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gは、動作時の発熱が著しい。そこで、本実施形態では、図3(A)〜(C)に示されるように、ヒートシンク20が、回路基板18における動作時の発熱が著しい回路素子(FET41A〜41F及び逆接防止FET41G)が取付けられている箇所と板厚方向に対向する部位(FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gが取付けられた面と反対側の面)に固定ボルト50を介して取付けられている。具体的には、ヒートシンク20は、熱伝導性が良好なアルミニウム等の金属製とされており、回路基板18の板厚方向から見て略矩形板状に形成されている。また、ヒートシンク20の短手方向の一端には、該ヒートシンク20の長手方向に沿って露出部としての複数の突起部52が設けられている、この突起部52は、回路基板18から離間する方向に向けて突出する円柱状に形成されている。この複数の突起部52を有することによって、ヒートシンク20の表面積が大きくなり、ヒートシンク20の放熱性能が向上されている。また、図2に示されるように、回路基板18が下ケース48と上ケース32との間に収容された状態において、突起部52は上ケース32から露出している。
また、図3(C)、図5(A)及び(B)に示されるように、ヒートシンク20における回路素子(FET41A〜41F及び逆接防止FET41G)と対向する部位には、回路基板18に沿って延びる対向面54が設けられている。
また、ヒートシンク20には、回路基板18と当接することによって回路基板18と対向面54との間に放熱材が介在する隙間を形成する第1脚部56及び第2脚部58が設けられている。
第1脚部56は、ヒートシンク20の長手方向の両端部に設けられていると共に、該ヒートシンク20の短手方向を長手方向とする矩形状に形成されている。また、第1脚部56は、前述した対向面54よりも回路基板18側に向けて突出している。さらに、第1脚部56の突出方向の端面は、回路基板18に当接する当接面56Aとされている。
第2脚部58は、ヒートシンク20の長手方向の両端部かつ該ヒートシンク20の短手方向の他端側の角部に配置されている。また、第2脚部58は、前述した対向面54よりも回路基板18側に向けて突出している。さらに、第2脚部58の突出方向の端面は、回路基板18に当接する当接面58Aとされていると共に、この当接面58Aと第1脚部56の当接面56Aとは略面一となるように設定されている。
また、対向面54と隣り合う部位には、回路基板18から離間する方向に窪んだ凹部60が設けられている。この凹部60は、第1脚部56と対向面54との間に配置された第1凹部60Aと、第2脚部58と対向面54との間に配置された第2凹部60Bと、ヒートシンク20の外周端に沿って配置された第3凹部60Cと、を有して構成されている。
また、第1脚部56におけるヒートシンク20の他端側の部位は、締結部62とされていると共に、この締結部62には、固定ボルト50が螺入される螺子孔62Aが形成されている。また、一対の締結部62は、対向面54を挟むように配置されており、この一対の締結部62(螺子孔62A)を結ぶ線Lが、回路基板18と対向面54とが接触する部位(図4において2点鎖線で囲まれた部位)の中間部に配置されている。換言すると、一対の締結部62(螺子孔62A)を結ぶ線Lによって、回路基板18と対向面54とが接触する部位(図4において2点鎖線で囲まれた部位)が、ヒートシンク20の短手方向に略2等分に区切られている構成である。また、本実施形態では、一対の締結部62を結ぶ線Lが延びる方向が、ヒートシンク20の長手方向と一致している。
また、ヒートシンク20における回路素子(コンデンサ40A、40B、40C、40D)と対向する部位で、かつ突起部52が突出する方向と反対側の面は、回路基板18が延びる方向に対して傾斜して延びる傾斜面64とされている。この傾斜面64は、ヒートシンク20の短手方向の一端側に向けて徐々に回路基板18との距離が大きくなるように設定されている。
以上説明したヒートシンク20の対向面54にゲル状かつ熱伝導性を有する図示しない放熱材が塗布された後、ヒートシンク20が回路基板18に固定ボルト50を介して取付けられている。その結果、ヒートシンク20の対向面54と回路基板18とが放熱材を介して接触している。なお、放熱材としては、一例として流動性を有するシリコングリスが用いられているが、常温時には流動性を有するゲル状でFET等の素子の発熱によって硬化するシリコーン樹脂の放熱材を用いることもできる。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用モータユニット10は、モータ12の出力軸14の回転が回路基板18に取付けられた回路素子16によって制御される。また、本実施形態では、図4及び図5に示されるように、回路素子(FET41A〜41F及び逆接防止FET41G)とヒートシンク20の対向面54との間に放熱材が介在している。そのため、通電されることによって発熱した回路素子(FET41A〜41F及び逆接防止FET41G)の熱が、放熱材及びヒートシンク20を介して放熱される。さらに、本実施形態では、ヒートシンク20が、対向面54を挟むように配置された一対の締結部62を介して回路基板18に取付けられていると共に、この一対の締結部62を結ぶ線Lが回路基板18と対向面54とが接触する部位の中間部に配置されている。そのため、ヒートシンク20が、一対の締結部62を結ぶ線Lを軸方向として回路基板18に対して傾くことが抑制される。その結果、ヒートシンク20を回路基板18に均等に押圧できる。すなわち、本実施形態では、ヒートシンク20を回路基板18に取付けるための締結点を少なくすることができると共に、回路基板18と放熱材とが離間する、或いは放熱材とヒートシンク20とが離間することを抑制することができる。その結果、回路素子16とヒートシンク20との間の接触熱抵抗を小さくすることができる。
また、本実施形態では、ヒートシンク20が一対の締結部62を介して回路基板18に取付けられていると共に、一対の締結部62を結ぶ線Lが延びる方向がヒートシンク20の長手方向と一致している。そのため、ヒートシンク20の長手方向の中間部を回路基板18に均等に押圧できる。その結果、本実施形態では、放熱効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、放熱材が熱伝導性を有するゲル状とされているため、回路基板18とヒートシンク20との間により均一に放熱材が介在される。その結果、本実施形態では、回路素子16とヒートシンク20との間の接触熱抵抗をより一層小さくすることができる。
また、図5(A)及び(B)に示されるように、本実施形態では、ヒートシンク20における対向面54と隣り合う部位に回路基板18から離間する方向に窪んだ凹部60が設けられている。そのため、ヒートシンク20を回路基板18に取付ける際に、対向面54と回路素子16との間からはみ出した放熱材が凹部60内に収容される(凹部60内に留まる)。その結果、本実施形態では、ヒートシンク20と回路基板18との間から放熱材がはみ出ることを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記の凹部60が、ヒートシンク20の第1脚部56と対向面54との間に設けられた第1凹部60Aと、ヒートシンク20の第2脚部58と対向面54との間に設けられた第2凹部60Bと、を有して構成されている。そのため、対向面54と回路素子16との間からはみ出した放熱材が第1脚部56の当接面56A及び第2脚部58の当接面56Bと回路基板18との間に介在することが抑制される。その結果、本実施形態では、回路基板18に対してヒートシンク20が傾くことを抑制することができる。
次に、本実施形態の特有の作用並びに効果について説明する。
図3及び図5に示されるように、本実施形態では、ヒートシンク20と回路基板18とは、発熱の著しい回路素子(FET41A〜41F及び逆接防止FET41G)と対向する部位において放熱材を介して接触していると共に、発熱の少ない回路素子(コンデンサ40A、40B、40C、40D)と対向する部位において離間している。これにより、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gの熱がヒートシンク20を介してコンデンサ40A、40B、40C、40Dに伝達されることを抑制することができる。
また、本実施形態では、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gの熱がヒートシンク20を介してコンデンサ40A、40B、40C、40Dに伝達されることを抑制するために、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gが取付けられる回路基板とコンデンサ40A、40B、40C、40Dが取付けられる回路基板とを分ける等の対応が不要となる。その結果、本実施形態では、モータ駆動制御装置34を構成する部品の点数の増加及びモータ駆動制御装置34を搭載するスペースの増加を抑制することができ、ひいては車両用モータユニット10の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、ヒートシンク20の突起部52が回路基板18を収容する上ケース32側から露出している。そのため、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gの熱はヒートシンク20を介して該ヒートシンク20の突起部52からケース(上ケース32及び下ケース48)の外部に向けて放熱される。これにより、ヒートシンク20の突起部52付近の温度の上昇が抑制され、ひいては該部分からコンデンサ40A、40B、40C、40Dに伝達される熱量(対流及び放射によって伝達される熱量)が低減される。すなわち、本実施形態では、FET41A〜41F及び逆接防止FET41Gの熱がヒートシンク20を介してコンデンサ40A、40B、40C、40Dに伝達されることをより一層抑制することができる。
なお、本実施形態では、ヒートシンク20の対向面と回路基板18とを放熱材を介して接触させた例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、ヒートシンク20の対向面と回路基板18とを直接接触させた構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10…車両用モータユニット,12…モータ,14…出力軸,18…回路基板,20…ヒートシンク(放熱部材),32…上ケース(ケース),40A…コンデンサ(制御部品),40B…コンデンサ(制御部品),40C…コンデンサ(制御部品),40D…コンデンサ(制御部品),41A…FET(発熱部品),41B…FET(発熱部品),41C…FET(発熱部品),41D…FET(発熱部品),41E…FET(発熱部品),41F…FET(発熱部品),41G…逆接防止FET(発熱部品),48 下ケース(ケース)52 突起部(露出部)

Claims (1)

  1. 通電されることによって出力軸をその軸線回りに回転させるモータと、
    前記出力軸の回転を制御するための発熱部品及び複数のコンデンサが取付けられ、前記出力軸の軸方向を厚み方向として配置された回路基板と、
    前記回路基板において前記発熱部品及び前記複数のコンデンサの取付面と反対側に配置され、かつ前記発熱部品と対向する部位は前記回路基板に接触していると共に前記複数のコンデンサと対向する部位は前記回路基板から離間している放熱部材と、
    を備え、
    前記回路基板は前記モータと一体に構成されていると共に、前記回路基板はケース内に収容されており、
    前記放熱部材における前記複数のコンデンサと対向する部位には、前記ケースの外部に露出する複数の突起部が設けられており、
    前記放熱部材において前記複数の突起部が設けられた部分における前記回路基板側が、前記回路基板から離間しており、
    前記放熱部材において前記複数の突起部が設けられた部分における前記回路基板側の面が、該放熱部材において前記回路基板に接触している部分から離間するにつれて前記回路基板とは反対方向へ傾斜された傾斜面とされている車両用モータユニット。
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