JP6505311B2 - 電動機および換気扇 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品が実装された回路基板を有する電動機および電動機により羽根が駆動される換気扇に関する。
従来より、回路基板に実装された電子部品で発生する熱を、効率良く放熱するための部品を備える電動機が用いられている。特許文献1には、放熱板が一体成型された基板保持部材を備えるブラシレスモーターが開示されている。また、特許文献1に開示された回路基板は、ポッティング材料でコーティングされている。
特許文献1の基板保持部材は、回路基板を搭載する円板状の基板搭載部と、基板搭載部の外周に沿って一体成型された円環状の放熱板とを含む。基板搭載部は、中央に円形の開口部を有し、開口部に沿って基板搭載面側に突起した円筒状の突起部が形成されている。そして、基板搭載部に搭載された回路基板上にポッティング材料が塗布されることにより、放熱板による回路基板の放熱性の確保、およびポッティング材料による回路基板の防水性の確保を実現している。
特開2013−247790号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたブラシレスモーターは、放熱板を使用しているため構造が複雑になり、また回路部品で発生した熱は回路基板を介して放熱板に伝わるため放熱効率が良くない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回路基板で発生する熱を簡易な構成で効率良く放熱可能な電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電動機は、筒状形状を呈するステーターと、有底の円筒形状を呈してステーターを内部に収容するフレームと、ステーターの内側に配置されるローターと、ローターに連結されてステーターの中心軸に沿って延びるシャフトと、ローターを挟んでフレームの底面と反対側に設けられて、シャフトをステーターの中心軸を中心として回転可能に保持する軸受けと、を備える。また、電動機は、フレームの底面と向かい合う底面を有する有底の円筒形状を呈し、フレームの底面に向かって突出して軸受けを保持するブラケットハウジングを備えたブラケットと、ステーターの中心軸に沿った方向においてブラケットの底面とステーターとの間の領域に設けられた基板保持部と、を備える。また、電動機は、ステーターの中心軸に沿った方向において、ステーターおよびローターと、ブラケットハウジングとの間の領域に設けられて基板保持部に保持された回路基板と、回路基板におけるブラケットの底面側の面であって中心軸に沿って見た場合にブラケットハウジングと重複する位置に実装された電子部品と、ブラケットハウジングと電子部品とに挟まれた状態で設けられた放熱シートと、を備える。ブラケットハウジングは、軸受けを保持する軸受け保持部としての機能と、電子部品で発生した熱をブラケットの全体に伝熱する伝熱部としての機能と、電子部品で発生した熱をブラケットの外部に放熱する放熱板としての機能と、放熱シートを保持する機能と、を有する。
本発明にかかる電動機は、回路基板に実装された電子部品で発生する熱を簡易な構成で効率良く放熱可能な電動機が得られる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる電動機であるDCブラシレスモーターの側面図 本発明の実施の形態1にかかるDCブラシレスモーターの断面図であり、図1のA部分を拡大した部分拡大断面図 本発明の実施の形態1にかかるDCブラシレスモーターにおけるブラケットの平面図であって、図1に示す矢印Bの方向から見た平面図 本発明の実施の形態2にかかる換気扇の断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電動機および換気扇を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電動機であるDC(Direct Current)ブラシレスモーターの側面図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかるDCブラシレスモーターの断面図であり、図1のA部分を拡大した部分拡大断面図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかるDCブラシレスモーターにおけるブラケットの平面図であって、図1に示す矢印Bの方向から見た平面図である。なお、図1では、DCブラシレスモーターの内部構造を説明するために、一部を断面で示している。
DCブラシレスモーター1は、DCブラシレスモーター1の外郭を構成するフレーム2と、DCブラシレスモーター1の外郭を構成するとともに第2の軸受け10を保持するブラケットハウジング12を備えたブラケット3を備える。また、DCブラシレスモーター1は、フレーム2とブラケット3とで構成される外郭の内部に、筒状形状を呈して鉄心5とコイル6とインシュレーター16とを有するステーター4と、筒状形状を呈してステーター4の内側に配置されるローター7と、ローター7に連結されてステーター4の中心軸4cに沿って延びるシャフト8と、を備える。シャフトの一端8a側は、フレーム2の外部に突出している。
また、DCブラシレスモーター1は、シャフト8をステーター4の中心軸4cを中心として回転可能に保持する軸受けである第1の軸受け9と、シャフト8をステーター4の中心軸4cを中心として回転可能に保持する軸受けである第2の軸受け10と、を備える。
また、DCブラシレスモーター1は、フレーム2とブラケット3とで構成される外郭の内部に、ステーター4の中心軸4cに沿った方向においてブラケットの底面3cとステーター4との間の領域に設けられた基板保持部13と、基板保持部13に保持された回路基板15と、回路基板における搭載面に実装された電子部品17と、コイル6と回路基板15とを電気的に接続する出力ピン14と、後述するブラケットハウジング12と電子部品17とに挟まれた状態で設けられた放熱シート18と、を備える。
フレーム2は、有底の円筒形状を呈しており、金属により構成されている。フレーム2は、フレームの底面2cに一体形成された円環形状のフレームハウジング11を有する。フレームハウジング11は、フレームの底面2cからブラケット3側、すなわちフレーム2の内部側に突出し、第1の軸受け9の周囲を囲んだ状態に形成されて、第1の軸受け9を保持している。
また、筒状形状を呈するステーター4の一部は、フレーム2の内側に圧入されている。ステーター4は、鉄心5と、鉄心5に巻回されたコイル6とを備える。また、ステーター4には、鉄心5とコイル6とを絶縁するとともにコイル6の位置を規定するインシュレーター16が設けられている。
ブラケット3は、フレームの底面2cと向かい合う底面を有する有底の円筒形状を呈しており、金属により構成されている。ブラケット3は、ブラケットの底面3cに一体形成された円環形状のブラケットハウジング12を有する。ブラケットハウジング12は、ブラケットの底面3cからフレームの底面2cに向かって、すなわちブラケット3の内部側に突出し、第2の軸受け10の周囲を囲んだ状態に形成されて、第2の軸受け10を保持している。また、ブラケット3の内側には、筒状形状を呈するステーター4の一部が圧入されている。
フレーム2の外周部分には、図2に示すようにフレームフランジ2aが設けられている。フレームフランジ2aには、ネジ孔2bが設けられている。また、ブラケット3の外周部分には、ブラケットフランジ3aが設けられている。ブラケットフランジ3aには、ネジ孔3bが設けられている。フレーム2とブラケット3とは、フレーム2のネジ孔2bとブラケット3のネジ孔3bとを用いて、ねじ20によりねじ止め固定されている。
シャフト8は、ローター7との連結部分よりもフレーム2側で第1の軸受け9に保持されており、ローター7との連結部分よりもブラケット3側で第2の軸受け10に保持されている。第1の軸受け9は、ローター7を挟んでフレームの底面2cと反対側に設けられてシャフト8を保持する。第2の軸受け10は、ローター7を挟んでフレームの底面2cと反対側に設けられてシャフト8を保持する。第1の軸受け9は、フレーム2に形成されたフレームハウジング11により外周を保持されている。第2の軸受け10は、ブラケット3に形成されたブラケットハウジング12により外周を保持されている。
ステーター4の中心軸4cに沿った方向における、ステーター4およびローター7と、ブラケットハウジング12との間の領域には、第2の軸受け10を挿通可能な円形の開口部15aを中央に有した円環形状を呈する回路基板15が設けられている。
回路基板15の搭載面である、回路基板15におけるブラケットの底面3c側の面には、ローター7を回転させるための駆動部、制御部および電源部を構成する複数の電子部品17が実装されている。回路基板15の搭載面は、ブラケットの底面3c側を向いている。駆動部は、ワンチップインバータ集積回路(Integrated circuit:IC)を含む6個のディスクリート素子と、モータドライバICと、を組み合せた三相ブリッジドライバを用いて構成される。制御部には、マイクロコンピュータが用いられる。電源から電源部に交流電力が供給されると、電源部は、交流電力を直流電力に変換し、各電子部品に適した電圧で直流電力を供給する。
基板保持部13は、絶縁性を有する樹脂により構成され、第2の軸受け10を挿通可能な円形の開口部13aを中央に有した円環形状を呈している。基板保持部13は、ステーター4の中心軸4cに沿った方向における、ステーター4のブラケットの底面3c側に固定されている。基板保持部13には、出力ピン14を通すための貫通孔13bが形成されている。出力ピン14は、コイル6と電気的に接続されている。貫通孔13bに挿通された出力ピン14は、基板保持部13における回路基板15の搭載面側に突き出し、回路基板15とはんだ付けにより電気的に接続されている。
また、基板保持部13の開口部13aおよび回路基板15の開口部15aの径は、第2の軸受け10を挿入できるように第2の軸受け10の径よりも大きい。基板保持部13は、インシュレーター16の上端部に当接することにより、シャフト8の軸方向において位置決めされている。
DCブラシレスモーター1が駆動する際の回路基板15における主な発熱部品は駆動部および電源部を構成する電子部品17となる。図1および図2において、回路基板15の面内におけるブラケットハウジング12の端面の直下の位置、すなわち回路基板15の面内において中心軸4cに沿って見た場合にブラケットハウジング12と重複する位置に配置されている電子部品17は、駆動部を構成する電子部品17のうち動作時の発熱量が多い発熱部品である。ここで、電子部品17のうち動作時の発熱量が多い発熱部品を回路基板15の面内におけるブラケットハウジング12の端面の直下の位置に配置している理由は、後述するように該発熱部品で発生した熱をブラケットハウジング12に伝熱するためである。したがって、電子部品17のうち動作時の発熱量が多い発熱部品は、ブラケットハウジング12の形状に合わせて、回路基板15の面内において円環形状に配置されている。
回路基板15においてブラケットハウジング12の端面の直下の位置に配置された電子部品17の上には円環形状を呈する放熱シート18が配置されている。放熱シート18は、第2の軸受け10を挿通可能とするために回路基板15の面内において第2の軸受け10と重複しない位置、且つ回路基板15においてブラケットハウジング12と重複する位置に設けられている。放熱シート18の上面は、ブラケット3に形成されたブラケットハウジング12の端部に当接している。放熱シート18は、シリコン系ゴムにより構成されている。
上記のように構成されたDCブラシレスモーター1を駆動するには、電源から電源部へ交流電力が供給される。電源部は、供給された交流電力を直流電力に変換し、回路基板15に実装された各電子部品に適した電圧で各電子部品に直流電力を供給する。駆動部は、制御部から送信される制御指令に従ってコイル6を駆動することで、回転軸に負荷が接続されたローター7を回転させるための駆動トルクを発生させる。
以下では、図1および図2に示した、回路基板15の面内におけるブラケットハウジング12の端面の直下の位置に配置された電子部品17で発生した熱の放熱について説明する。
DCブラシレスモーター1は、上述したように回路基板15における電子部品17の上に放熱シート18が配置され、放熱シート18の上面にはブラケット3に形成されたブラケットハウジング12の端部が当接している。放熱シート18を介して電子部品17をブラケットハウジング12に熱的に接続させることにより、電子部品17で発生した熱は、放熱シート18に伝熱され、さらにブラケットハウジング12に伝熱される。そして、ブラケットハウジング12に伝熱された熱は、ブラケット3の全体に伝熱される。これにより、電子部品17で発生した熱は、ブラケットハウジング12を含むブラケット3の全体を通してDCブラシレスモーター1の外部へ放出される。
すなわち、DCブラシレスモーター1は、回路基板15の面内においてブラケットハウジング12と重複する位置に実装された電子部品17で発生した熱を回路基板15を介さずにブラケット3に伝熱させて、ブラケット3の全体を通してDCブラシレスモーター1の外部へ放出させることができるため、電子部品17の温度上昇を抑制することができる。そして、ブラケット3は、金属により構成されているため、効率良く放熱を行うことができる。これにより、DCブラシレスモーター1では、駆動時の温度上昇に起因した電子部品17の誤動作、故障および短寿命化を抑制することができる。そして、回路基板15に実装される電子部品17のうち、相対的に発熱量の多い発熱部品を回路基板15の面内においてブラケットハウジング12と重複する位置に実装することが好ましい。
したがって、ブラケットハウジング12は、第2の軸受け10を保持する軸受け保持部としての機能と、電子部品17で発生した熱をブラケット3の全体に伝熱する伝熱部としての機能、および電子部品17で発生した熱をDCブラシレスモーター1の外部に放熱する放熱板としての役割を有する。また、ブラケット3は、DCブラシレスモーター1の外郭の一部を構成するとともに、電子部品17で発生した熱をDCブラシレスモーター1の外部に放熱するための放熱板としての機能を有する。
すなわち、DCブラシレスモーター1では、回路基板15の面内においてブラケットハウジング12と対向する位置に、駆動部を構成する電子部品17のうち動作時の発熱量が多い発熱部品を実装し、第2の軸受け10を保持するブラケットハウジング12を、伝熱部および放熱板として用いている。これにより、DCブラシレスモーター1では、放熱板といった別部品を用いる必要がなく、回路基板15に実装された電子部品17で発生する熱を簡易な構成で効率良く放熱可能な構造が実現されている。また、DCブラシレスモーター1では、放熱板を別部品として設ける場合に必要となる放熱板の作成および取り付けが不要であり、材料コスト、加工コストおよび取り付けコストが不要であるため、製造コストが抑制されたDCブラシレスモーター1が実現されている。
また、放熱シート18は、シリコン系ゴムにより構成されており、柔軟性およびクッション性を有し、密着性に優れている。放熱シート18には、電子部品17とブラケットハウジング12の底面との距離よりも厚みの厚い物が用いられる。そして、放熱シート18は、電子部品17とブラケットハウジング12とに挟まれて、電子部品17の表面の形状に倣って変形して電子部品17の上面に密着する。これにより、電子部品17で発生した熱は、効率良く放熱シート18に伝熱される。また、放熱シート18が圧縮変形することによって、シャフト8の軸方向の組み立て誤差に起因して回路基板15へ応力が印加されることを緩和することができる。放熱シート18の取り付けは、電子部品17とブラケットハウジング12との間に挟み込むだけでよく、非常に容易である。
なお、放熱シート18は、円環形状ではなく、ブラケットハウジング12と熱的に接続する電子部品17の上部に選択的に配置されてもよい。
また、駆動部を構成する電子部品として、ワンチップインバータ集積回路の代わりに絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)を用いてもよい。
また、制御部は、マイクロコンピュータの代わりに、プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)を電子部品により構成して用いてもよい。
上述したように、本実施の形態1にかかるDCブラシレスモーター1は、第2の軸受け10を保持するブラケットハウジング12を放熱経路の一部に用いて、電子部品17から放熱シート18、ブラケットハウジング12、ブラケット3の全体、の順で放熱経路が構成されている。これにより、本実施の形態1にかかるDCブラシレスモーター1は、放熱板を別部品として備えることなく、回路基板15に実装された電子部品17で発生する熱を簡易な構成で効率良く放熱可能な電動機を実現できる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかる換気扇の断面図である。図4では、図面の理解の容易のために一部のハッチングを省略している。本実施の形態2にかかる換気扇31は、上記実施の形態1で説明したDCブラシレスモーター1が筐体32に取り付けられて構成されている。DCブラシレスモーター1は、フレーム2のネジ孔2bと、ブラケット3のネジ孔3bと、筐体32に設けられた図示しないねじ孔にねじを通してねじ止めすることにより、ブラケットフランジ3aが筐体32に当接した状態で固定されている。そして、DCブラシレスモーター1のシャフト8の先端には、羽根33が固定されている。
換気扇31は、DCブラシレスモーター1が取り付けられた筐体32を天井板34に埋め込み設置し、グリル35を下から筐体32に取り付けることにより設置される。
DCブラシレスモーター1に通電して駆動させると、駆動トルクが発生してシャフト8が回転し、羽根33を回転させる。羽根33が回転すると、図4の矢印Cで示す空気の流れが発生する。
実施の形態1で説明したとおり、DCブラシレスモーター1は、回路基板15に実装された電子部品17で発生した熱をブラケット3に伝熱させて、ブラケット3の全体を通してDCブラシレスモーター1の外部へ放熱できる。
そして、DCブラシレスモーター1は、ブラケットフランジ3aが筐体32に接した状態で筐体32に固定されている。このため、ブラケット3に伝わった熱が換気扇31の筐体32へ伝わる。これにより、換気扇31は、電子部品17で発生してブラケット3に伝わった熱を、ブラケット3および筐体32を通してDCブラシレスモーター1の外部へ放出させることができる。
したがって、換気扇31は、DCブラシレスモーター1の回路基板15で発生する熱を効率良く放熱可能であり安価な換気扇31を実現できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 DCブラシレスモーター、2 フレーム、2a フレームフランジ、2b ネジ孔、2c フレームの底面、3 ブラケット、3a ブラケットフランジ、3b ネジ孔、3c ブラケットの底面、4 ステーター、4c 中心軸、5 鉄心、6 コイル、7 ローター、8 シャフト、8a シャフトの一端、9 第1の軸受け、10 第2の軸受け、11 フレームハウジング、12 ブラケットハウジング、13 基板保持部、13a,15a 開口部、13b 貫通孔、14 出力ピン、15 回路基板、16 インシュレーター、17 電子部品、18 放熱シート、31 換気扇、32 筐体、33 羽根、34 天井板、35 グリル。

Claims (3)

  1. 筒状形状を呈するステーターと、
    有底の円筒形状を呈して前記ステーターを内部に収容するフレームと、
    前記ステーターの内側に配置されるローターと、
    前記ローターに連結されて前記ステーターの中心軸に沿って延びるシャフトと、
    前記ローターを挟んで前記フレームの底面と反対側に設けられて、前記シャフトを前記中心軸を中心として回転可能に保持する軸受けと、
    前記フレームの底面と向かい合う底面を有する有底の円筒形状を呈し、前記フレームの底面に向かって突出して前記軸受けを保持するブラケットハウジングを備えたブラケットと、
    前記中心軸に沿った方向において前記ブラケットの底面と前記ステーターとの間の領域に設けられた基板保持部と、
    前記中心軸に沿った方向において、前記ステーターおよび前記ローターと、前記ブラケットハウジングとの間の領域に設けられて前記基板保持部に保持された回路基板と、
    前記回路基板における前記ブラケットの底面側の面であって前記中心軸に沿って見た場合に前記ブラケットハウジングと重複する位置に実装された電子部品と、
    前記ブラケットハウジングと前記電子部品とに挟まれた状態で設けられた放熱シートと、
    を備え
    前記ブラケットハウジングは、前記軸受けを保持する軸受け保持部としての機能と、前記電子部品で発生した熱を前記ブラケットの全体に伝熱する伝熱部としての機能と、前記電子部品で発生した熱を前記ブラケットの外部に放熱する放熱板としての機能と、前記放熱シートを保持する機能と、を有すること、
    を特徴とする電動機。
  2. 前記基板保持部と前記回路基板とは、前記軸受けを挿通可能な開口部が設けられ、前記放熱シートは、前記回路基板の面内において前記軸受けと重複しない位置に設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 請求項1または2に記載の電動機と、
    前記シャフトに連結された羽根と、
    前記羽根を内部に収容する筐体と、
    を備えることを特徴とする換気扇。
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