JP6068371B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電解質膜の両側に電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層されるとともに、前記電解質膜・電極構造体の電極面に沿って反応ガスを供給する反応ガス流路と、前記反応ガスを前記セパレータの積層方向に流す反応ガス連通孔とが形成される燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜の一方の側にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方の側にカソード電極が配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータ間に挟持されることにより、発電セル(単位セル)が構成されている。燃料電池では、通常、数十〜数百の発電セルが積層されて、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池では、積層されている各発電セルのアノード電極及びカソード電極に、それぞれ反応ガスである燃料ガス及び酸化剤ガスを供給するため、所謂、内部マニホールドを構成する場合が多い。この内部マニホールドは、発電セルの積層方向に貫通して設けられる反応ガス入口連通孔及び反応ガス出口連通孔を備えている。そして、電極面に沿って反応ガスを供給する反応ガス流路の入口側及び出口側には、反応ガス入口連通孔及び反応ガス出口連通孔(以下、反応ガス連通孔ともいう)がそれぞれ連通している。
この場合、反応ガス連通孔は、開口面積が比較的小さい。従って、反応ガス流路における反応ガスの流れを円滑に行うため、反応ガス連通孔の近傍には、前記反応ガスを分散させるバッファ部(入口バッファ部及び出口バッファ部)が必要になっている。
その際、反応ガス連通孔からバッファ部を介して反応ガス流路全体に反応ガスを均一に供給するために、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池が知られている。
この燃料電池では、セパレータは、反応ガスを積層方向に流す反応ガス連通孔と、前記反応ガス連通孔と反応ガス流路とを連通するバッファ部とを設けている。そして、バッファ部は、反応ガス連通孔に近接する第1バッファ領域と、反応ガス流路に近接する第2バッファ領域とを有している。第1バッファ領域(深バッファ)は、第2バッファ領域(浅バッファ)よりも積層方向に深溝に構成されている。従って、反応ガス連通孔からバッファ部を介して反応ガス流路全体に対し、反応ガスを均一且つ確実に供給することが可能になる。
特許第5197995号公報
本発明は、この種のバッファ部構造に関連してなされたものであり、特に深バッファにエンボス部が設けられる際、前記深バッファが形成された部材に作用する応力を有効に低減させることが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池は、電解質膜の両側に電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層されている。燃料電池には、電解質膜・電極構造体の電極面に沿って反応ガスを供給する反応ガス流路と、前記反応ガスをセパレータの積層方向に流す反応ガス連通孔とが形成されている。
この燃料電池では、反応ガス連通孔と反応ガス流路とを連通するバッファ部が設けられている。バッファ部は、反応ガス流路側に位置し、複数本のガイド流路が形成される第1バッファ領域と、反応ガス連通孔側に位置し、且つ前記第1バッファ領域よりも前記積層方向に深い第2バッファ領域と、を有している。そして、第2バッファ領域には、前記反応ガス連通孔と前記第1バッファ領域との間に、それぞれ複数個のエンボス部を有するエンボス部群が複数列に配設されている。反応ガス連通孔側のエンボス部群のエンボス部配置密度は、第1バッファ領域側のエンボス部群のエンボス部配置密度よりも低く設定されている。
また、この燃料電池では、電解質膜・電極構造体は、外周部に樹脂製枠部材が設けられるとともに、前記樹脂製枠部材には、第1バッファ領域及び第2バッファ領域が形成されることが好ましい。
本発明によれば、反応ガス連通孔側に位置し且つ第1バッファ領域よりも深い第2バッファ領域には、それぞれ複数個のエンボス部を有するエンボス部群が複数列に配設されている。そして、反応ガス連通孔側のエンボス部群のエンボス部配置密度は、第1バッファ領域側のエンボス部群のエンボス部配置密度よりも低く設定されている。このため、バッファ部が設けられた部材では、深バッファである第2バッファ領域の反応ガス連通孔側の端部に作用する応力を有効に低減させることができる。従って、部材の耐久性が良好に向上する。
本発明の実施形態に係る燃料電池を構成する発電ユニットの要部分解斜視説明図である。 前記発電ユニットの、図1中、II−II線断面説明図である。 前記発電ユニットの、図1中、III−III線断面説明図である。 前記発電ユニットの、図1中、IV−IV線断面説明図である。 前記発電ユニットの、図1中、V−V線断面説明図である。 前記発電ユニットの、図1中、VI−VI線断面説明図である。 前記発電ユニットを構成する第1セパレータの正面説明図である。 前記発電ユニットを構成する第2セパレータの正面説明図である。 前記発電ユニットを構成する第1電解質膜・電極構造体の一方の面の説明図である。 前記第1電解質膜・電極構造体の他方の面の説明図である。 前記発電ユニットを構成する第2電解質膜・電極構造体の一方の面の説明図である。 前記第2電解質膜・電極構造体の他方の面の説明図である。
図1〜図6に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池10は、発電ユニット12を備える。複数の発電ユニット12は、水平方向(矢印A方向)又は鉛直方向(矢印C方向)に沿って互いに積層されることにより、例えば、燃料電池電気自動車に搭載される燃料電池スタックを構成する。
発電ユニット12は、第1セパレータ14、第1電解質膜・電極構造体(MEA)16a、第2セパレータ18、第2電解質膜・電極構造体(MEA)16b及び第3セパレータ20を有する。
第1セパレータ14、第2セパレータ18及び第3セパレータ20は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した横長形状の金属板により構成される。第1セパレータ14、第2セパレータ18及び第3セパレータ20は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、第1セパレータ14、第2セパレータ18及び第3セパレータ20は、金属セパレータに代えて、カーボンセパレータ等を使用してもよい。
図1に示すように、発電ユニット12の長辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔22a及び燃料ガス出口連通孔24bが設けられる。具体的には、第1セパレータ14、第2セパレータ18及び第3セパレータ20の長辺方向の一端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔22a及び燃料ガス出口連通孔24bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔22aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する一方、燃料ガス出口連通孔24bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
発電ユニット12の長辺方向(矢印B方向)の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔24a、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔22bが設けられる。
発電ユニット12の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部には、酸化剤ガス入口連通孔22a側に近接し、矢印A方向に互いに連通して冷却媒体を供給する一対の冷却媒体入口連通孔25aが設けられる。発電ユニット12の短辺方向(矢印C方向)の両端縁部には、燃料ガス入口連通孔24a側に近接し、冷却媒体を排出する一対の冷却媒体出口連通孔25bが設けられる。
図7に示すように、第1セパレータ14の第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面14aには、酸化剤ガス入口連通孔22aと酸化剤ガス出口連通孔22bとに連通する第1酸化剤ガス流路26が形成される。
第1酸化剤ガス流路26は、矢印B方向に延在する複数本の波状流路溝(直線状流路溝でもよい)26aを有する。第1酸化剤ガス流路26の酸化剤ガス入口流路端部と酸化剤ガス出口流路端部とには、直線状流路溝26asと直線状流路溝26bsとが形成される。
直線状流路溝26as及び直線状流路溝26bsの外方には、それぞれ入口平坦部32a及び出口平坦部32bが設けられる。入口平坦部32aと酸化剤ガス入口連通孔22aとの間には、複数本の入口連結溝34aが形成される。出口平坦部32bと酸化剤ガス出口連通孔22bとの間には、複数本の出口連結溝34bが形成される。
図1に示すように、第1セパレータ14の面14bには、一対の冷却媒体入口連通孔25aと一対の冷却媒体出口連通孔25bとを連通する冷却媒体流路36の一部が形成される。冷却媒体流路36は、第1酸化剤ガス流路26が形成される第1セパレータ14の裏面形状と後述する第2燃料ガス流路58が形成される第3セパレータ20の裏面形状とが重なり合って形成される。
第2セパレータ18の第1電解質膜・電極構造体16aに向かう面18aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bとを連通する第1燃料ガス流路38が形成される。第1燃料ガス流路38は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝(直線状流路溝でもよい)38aを有する。
第1燃料ガス流路38の燃料ガス入口流路端部と燃料ガス出口流路端部とには、直線状流路溝38asと直線状流路溝38bsとが形成される。直線状流路溝38as及び直線状流路溝38bsの外方には、それぞれ入口平坦部44a及び出口平坦部44bが設けられる。入口平坦部44aには、燃料ガス入口連通孔24aの近傍に位置して複数の供給孔部46aが形成される。出口平坦部44bには、燃料ガス出口連通孔24bの近傍に位置して複数の排出孔部46bが形成される。
図1及び図8に示すように、第2セパレータ18の第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面18bには、酸化剤ガス入口連通孔22aと酸化剤ガス出口連通孔22bとを連通する第2酸化剤ガス流路48が形成される。第2酸化剤ガス流路48は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝(直線状流路溝でもよい)48aを有する。
第2酸化剤ガス流路48の酸化剤ガス入口流路端部と酸化剤ガス出口流路端部とには、直線状流路溝48asと直線状流路溝48bsとが形成される。直線状流路溝48as及び直線状流路溝48bsの外方には、それぞれ入口平坦部54a及び出口平坦部54bが設けられる。入口平坦部54aと酸化剤ガス入口連通孔22aとの間には、複数本の入口連結溝56aが形成される。出口平坦部54bと酸化剤ガス出口連通孔22bとの間には、複数本の出口連結溝56bが形成される。
図1に示すように、第3セパレータ20の第2電解質膜・電極構造体16bに向かう面20aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bに連通する第2燃料ガス流路58が形成される。第2燃料ガス流路58は、矢印B方向に延在する複数の波状流路溝(直線状流路溝でもよい)58aを有する。第2燃料ガス流路58の燃料ガス入口流路端部と燃料ガス出口流路端部とには、直線状流路溝58asと直線状流路溝58bsとが設けられる。
直線状流路溝58as及び直線状流路溝58bsの外方には、それぞれ入口平坦部64a及び出口平坦部64bが設けられる。入口平坦部64aには、燃料ガス入口連通孔24aの近傍に位置して複数の供給孔部66aが形成される。出口平坦部64bには、燃料ガス出口連通孔24bの近傍に位置して複数の排出孔部66bが形成される。
第1セパレータ14の面14a、14bには、この第1セパレータ14の外周端縁部を周回して第1シール部材68が一体成形される。第2セパレータ18の面18a、18bには、この第2セパレータ18の外周端縁部を周回して第2シール部材70が一体成形される。第3セパレータ20の面20a、20bには、この第3セパレータ20の外周端縁部を周回して第3シール部材71が一体成形される。第1シール部材68、第2シール部材70及び第3シール部材71は、セパレータ面に沿って均一な厚さで延在する平面シール部と、酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体を気密及び液密にシールする凸状シール部とを一体に有する。
第1シール部材68〜第3シール部材71としては、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール材が用いられる。
図2に示すように、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)72を備える。固体高分子電解質膜72は、カソード電極74及びアノード電極76により挟持される。カソード電極74は、アノード電極76及び固体高分子電解質膜72の平面寸法よりも小さな平面寸法を有する、所謂、段差型MEAを構成している。
なお、カソード電極74、アノード電極76及び固体高分子電解質膜72は、同一の平面寸法に設定してもよい。また、アノード電極76は、カソード電極74及び固体高分子電解質膜72の平面寸法よりも小さな平面寸法を有してもよい。
カソード電極74及びアノード電極76は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜72の両面に形成される。
図1〜図6に示すように、第1電解質膜・電極構造体16aは、カソード電極74の終端部外方に位置して固体高分子電解質膜72の外周縁部に第1樹脂枠部材(樹脂製枠部材)78が、例えば、射出成形等により一体成形される。なお、予め製造された樹脂製枠部材を接合してもよい。
第2電解質膜・電極構造体16bは、カソード電極74の終端部外方に位置して固体高分子電解質膜72の外周縁部に第2樹脂枠部材(樹脂製枠部材)80が、例えば、射出成形等により一体成形される。なお、予め製造された樹脂製枠部材を接合してもよい。
第1樹脂枠部材78及び第2樹脂枠部材80を構成する樹脂材としては、例えば、汎用プラスチックの他、エンジニアリングプラスチックやスーパーエンジニアリングプラスチック等が採用される。
図1及び図9に示すように、第1樹脂枠部材78のカソード電極74側の面には、酸化剤ガス入口連通孔22aと第1酸化剤ガス流路26の入口側との間に位置して入口バッファ部82aが設けられる。酸化剤ガス出口連通孔22bと第1酸化剤ガス流路26の出口側との間に位置して、出口バッファ部82bが設けられる。
入口バッファ部82aは、図5に示すように、第1酸化剤ガス流路26側に位置する第1バッファ領域82a1と、酸化剤ガス入口連通孔22a側に位置し、且つ前記第1バッファ領域82a1よりも積層方向に深い第2バッファ領域82a2とを有する。図9に示すように、第1バッファ領域82a1は、浅バッファであり、複数本のライン状の入口ガイド流路84aを有する。入口ガイド流路84aは、ライン状の突起部84at間に形成される。
第2バッファ領域82a2は、深バッファであり、酸化剤ガス入口連通孔22aと第1バッファ領域82a1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列(3例以上でもよい)に第1エンボス部群85a1と第2エンボス部群85a2とを有する。第1エンボス部群85a1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部86a1を有し、第2エンボス部群85a2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部86a2を有する。第1エンボス部群85a1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群85a2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
出口バッファ部82bは、図6に示すように、第1酸化剤ガス流路26側に位置する第1バッファ領域82b1と、酸化剤ガス出口連通孔22b側に位置し、且つ前記第1バッファ領域82b1よりも積層方向に深い第2バッファ領域82b2とを有する。図9に示すように、第1バッファ領域82b1は、浅バッファであり、複数本のライン状の出口ガイド流路84bを有する。出口ガイド流路84bは、ライン状の突起部84bt間に形成される。
第2バッファ領域82b2は、深バッファであり、酸化剤ガス出口連通孔22bと第1バッファ領域82b1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群85b1と第2エンボス部群85b2とを有する。第1エンボス部群85b1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部86b1を有し、第2エンボス部群85b2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部86b2を有する。第1エンボス部群85b1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群85b2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
図10に示すように、第1樹脂枠部材78のアノード電極76側の面には、燃料ガス入口連通孔24aと第1燃料ガス流路38との間に位置して入口バッファ部88aが設けられる。燃料ガス出口連通孔24bと第1燃料ガス流路38との間に位置して、出口バッファ部88bが設けられる。
入口バッファ部88aは、図3に示すように、第1燃料ガス流路38側に位置する第1バッファ領域88a1と、燃料ガス入口連通孔24a側に位置し、且つ前記第1バッファ領域88a1よりも積層方向に深い第2バッファ領域88a2とを有する。図10に示すように、第1バッファ領域88a1は、浅バッファであり、複数本のライン状の入口ガイド流路90aを有する。入口ガイド流路90aは、ライン状の突起部90at間に形成される。
第2バッファ領域88a2は、深バッファであり、燃料ガス入口連通孔24aと第1バッファ領域88a1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群91a1と第2エンボス部群91a2とを有する。第1エンボス部群91a1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部92a1を有し、第2エンボス部群91a2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部92a2を有する。第1エンボス部群91a1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群91a2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
出口バッファ部88bは、図4に示すように、第1燃料ガス流路38側に位置する第1バッファ領域88b1と、燃料ガス出口連通孔24b側に位置し、且つ前記第1バッファ領域88b1よりも積層方向に深い第2バッファ領域88b2とを有する。図10に示すように、第1バッファ領域88b1は、浅バッファであり、複数本のライン状の出口ガイド流路90bを有する。出口ガイド流路90bは、ライン状の突起部90bt間に形成される。
第2バッファ領域88b2は、深バッファであり、燃料ガス出口連通孔24bと第1バッファ領域88b1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群91b1と第2エンボス部群91b2とを有する。第1エンボス部群91b1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部92b1を有し、第2エンボス部群91b2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部92b2を有する。第1エンボス部群91b1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群91b2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
図1及び図11に示すように、第2樹脂枠部材80のカソード電極74側の面には、酸化剤ガス入口連通孔22aと第2酸化剤ガス流路48との間に位置して入口バッファ部94aが設けられる。酸化剤ガス出口連通孔22bと第2酸化剤ガス流路48との間に位置して、出口バッファ部94bが形成される。
入口バッファ部94aは、図5に示すように、第2酸化剤ガス流路48側に位置する第1バッファ領域94a1と、酸化剤ガス入口連通孔22a側に位置し、且つ前記第1バッファ領域94a1よりも積層方向に深い第2バッファ領域94a2とを有する。図11に示すように、第1バッファ領域94a1は、浅バッファであり、複数本のライン状の入口ガイド流路96aを有する。入口ガイド流路96aは、ライン状の突起部96at間に形成される。
第2バッファ領域94a2は、深バッファであり、酸化剤ガス入口連通孔22aと第1バッファ領域94a1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群97a1と第2エンボス部群97a2とを有する。第1エンボス部群97a1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部98a1を有し、第2エンボス部群97a2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部98a2を有する。第1エンボス部群97a1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群97a2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
出口バッファ部94bは、図6に示すように、第2酸化剤ガス流路48側に位置する第1バッファ領域94b1と、酸化剤ガス出口連通孔22b側に位置し、且つ前記第1バッファ領域94b1よりも積層方向に深い第2バッファ領域94b2とを有する。図11に示すように、第1バッファ領域94b1は、浅バッファであり、複数本のライン状の出口ガイド流路96bを有する。出口ガイド流路96bは、ライン状の突起部96bt間に形成される。
第2バッファ領域94b2は、深バッファであり、酸化剤ガス出口連通孔22bと第1バッファ領域94b1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群97b1と第2エンボス部群97b2とを有する。第1エンボス部群97b1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部98b1を有し、第2エンボス部群97b2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部98b2を有する。第1エンボス部群97b1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群97b2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
図12に示すように、第2樹脂枠部材80のアノード電極76側の面には、燃料ガス入口連通孔24aと第2燃料ガス流路58との間に位置して入口バッファ部100aが設けられる。燃料ガス出口連通孔24bと第2燃料ガス流路58との間に位置して、出口バッファ部100bが設けられる。
入口バッファ部100aは、図3に示すように、第2燃料ガス流路58側に位置する第1バッファ領域100a1と、燃料ガス入口連通孔24a側に位置し、且つ前記第1バッファ領域100a1よりも積層方向に深い第2バッファ領域100a2とを有する。図12に示すように、第1バッファ領域100a1は、浅バッファであり、複数本のライン状の入口ガイド流路102aを有する。入口ガイド流路102aは、ライン状の突起部102at間に形成される。
第2バッファ領域100a2は、深バッファであり、燃料ガス入口連通孔24aと第1バッファ領域100a1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群103a1と第2エンボス部群103a2とを有する。第1エンボス部群103a1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部104a1を有し、第2エンボス部群103a2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部104a2を有する。第1エンボス部群103a1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群103a2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
出口バッファ部100bは、図4に示すように、第2燃料ガス流路58側に位置する第1バッファ領域100b1と、燃料ガス出口連通孔24b側に位置し、且つ前記第1バッファ領域100b1よりも積層方向に深い第2バッファ領域100b2とを有する。図12に示すように、第1バッファ領域100b1は、浅バッファであり、複数本のライン状の出口ガイド流路102bを有する。出口ガイド流路102bは、ライン状の突起部102bt間に形成される。
第2バッファ領域100b2は、深バッファであり、燃料ガス出口連通孔24bと第1バッファ領域100b1との間に、矢印B方向に沿って複数列、例えば、2列に第1エンボス部群103b1と第2エンボス部群103b2とを有する。第1エンボス部群103b1は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部104b1を有し、第2エンボス部群103b2は、矢印C方向に沿って配設される複数個のエンボス部104b2を有する。第1エンボス部群103b1のエンボス部配置密度は、第2エンボス部群103b2のエンボス部配置密度よりも低く設定される。
発電ユニット12同士が互いに積層されることにより、一方の発電ユニット12を構成する第1セパレータ14と、他方の発電ユニット12を構成する第3セパレータ20との間には、冷却媒体流路36が形成される。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔22aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔24aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔25aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、図5に示すように、酸化剤ガス入口連通孔22aから入口バッファ部82aを通って第1セパレータ14の第1酸化剤ガス流路26に供給される。残余の酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔22aから入口バッファ部94aを通って第2セパレータ18の第2酸化剤ガス流路48に導入される。
酸化剤ガスは、図1に示すように、第1酸化剤ガス流路26に沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのカソード電極74に供給される。残余の酸化剤ガスは、第2酸化剤ガス流路48に沿って矢印B方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのカソード電極74に供給される。
一方、燃料ガスは、図3に示すように、燃料ガス入口連通孔24aから第2セパレータ18の供給孔部46aを通って入口バッファ部88aに供給される。燃料ガスは、入口バッファ部88aを通って第2セパレータ18の第1燃料ガス流路38に供給される。
残余の燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔24aから第3セパレータ20の供給孔部66aを通って入口バッファ部100aに供給される。燃料ガスは、入口バッファ部100aを通って第3セパレータ20の第2燃料ガス流路58に供給される。
燃料ガスは、図1に示すように、第1燃料ガス流路38に沿って矢印B方向に移動し、第1電解質膜・電極構造体16aのアノード電極76に供給される。残余の燃料ガスは、第2燃料ガス流路58に沿って矢印B方向に移動し、第2電解質膜・電極構造体16bのアノード電極76に供給される。
従って、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bでは、各カソード電極74に供給される酸化剤ガスと、各アノード電極76に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bの各カソード電極74に供給されて消費された酸化剤ガスは、図6に示すように、出口バッファ部82b、94bから酸化剤ガス出口連通孔22bに排出される。
第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bのアノード電極76に供給されて消費された燃料ガスは、図4に示すように、出口バッファ部88b、100bに導入される。燃料ガスは、排出孔部46b、66bを通って燃料ガス出口連通孔24bに排出される。
一方、左右一対の冷却媒体入口連通孔25aに供給された冷却媒体は、図1に示すように、冷却媒体流路36に導入される。冷却媒体は、一旦、矢印C方向内方に沿って流動した後、矢印B方向に移動して第1電解質膜・電極構造体16a及び第2電解質膜・電極構造体16bを冷却する。この冷却媒体は、矢印C方向外方に移動した後、一対の冷却媒体出口連通孔25bに排出される。
この場合、本実施形態では、例えば、図9に示すように、第1樹脂枠部材78のカソード電極74側の面には、入口バッファ部82aが設けられている。入口バッファ部82aは、図5に示すように、第1酸化剤ガス流路26側に位置する第1バッファ領域82a1と、酸化剤ガス入口連通孔22a側に位置し、且つ前記第1バッファ領域82a1よりも積層方向に深い第2バッファ領域82a2とを有する。そして、深バッファである第2バッファ領域82a2には、複数個のエンボス部86a1を有する第1エンボス部群85a1と、複数個のエンボス部86a2を有する第2エンボス部群85a2とが、2列に配設されている。そして、酸化剤ガス入口連通孔22a側の第1エンボス部群85a1のエンボス部配置密度は、第1バッファ領域82a1側の第2エンボス部群85a2のエンボス部配置密度よりも低く設定されている。
ここで、第1バッファ領域82a1では、突起部84atの先端と第1セパレータ14の面14aとの間にクリアランス(図示せず)が設定されている。このため、入口バッファ部82aが設けられた部材、すなわち、第1樹脂枠部材78では、深バッファである第2バッファ領域82a2の酸化剤ガス入口連通孔22a側の端部に作用する応力を有効に低減させることができる。第1セパレータ14は、突起部84atの先端に接触して変形する際、エンボス部86a1、86a2に荷重が集中することを抑制することが可能になるからである。従って、第1樹脂枠部材78の耐久性が良好に向上するという効果が得られる。
さらに、第1樹脂枠部材78のカソード電極74側の面には、出口バッファ部82bが設けられている。出口バッファ部82bは、入口バッファ部82aと同様に構成されており、第1樹脂枠部材78の耐久性の向上が図られる等、同様の効果が得られる。
また、第1樹脂枠部材78のアノード電極76側の面には、燃料ガス入口連通孔24aと第1燃料ガス流路38との間に位置して入口バッファ部88aが設けられる。燃料ガス出口連通孔24bと第1燃料ガス流路38との間に位置して、出口バッファ部88bが設けられる。これにより、上記の入口バッファ部82aと同様の効果が得られる。
さらにまた、第2樹脂枠部材80には、入口バッファ部94a、100aと出口バッファ部94b、100bとが形成されている。入口バッファ部94a、100a及び出口バッファ部94b、100bは、上記の入口バッファ部82aと同様に構成されており、同様の効果が得られる。
なお、本実施形態では、燃料電池10を構成する発電ユニット12は、3枚のセパレータと2枚のMEAとを備えた、所謂、間引き冷却型燃料電池を構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、2枚のセパレータ間に1枚のMEAを挟持する、所謂、各セル冷却型燃料電池を用いてもよい。
また、本実施形態では、入口バッファ部82a、88a及び出口バッファ部82b、88bが第1樹脂枠部材78に設けられるとともに、入口バッファ部94a、100a及び出口バッファ部94b、100bが第2樹脂枠部材80に設けられている。これに代えて、第1セパレータ14に入口バッファ部82a及び出口バッファ部82bを設けてもよい。その際、第2セパレータ18に入口バッファ部88a、94a及び出口バッファ部88b、94bを設け、第3セパレータ20に入口バッファ部100a及び出口バッファ部100bを設けてもよい。
10…燃料電池 12…発電ユニット
14、18、20…セパレータ 16a、16b…電解質膜・電極構造体
22a…酸化剤ガス入口連通孔 22b…酸化剤ガス出口連通孔
24a…燃料ガス入口連通孔 24b…燃料ガス出口連通孔
25a…冷却媒体入口連通孔 25b…冷却媒体出口連通孔
26、48…酸化剤ガス流路
26a、38a、48a、58a…波状流路溝
36…冷却媒体流路 38、58…燃料ガス流路
72…固体高分子電解質膜 74…カソード電極
76…アノード電極 78、80…樹脂枠部材
82a、88a、94a、100a…入口バッファ部
82a1、82a2、82b1、82b2、88a1、88a2、88b1、88b2、94a1、94a2、94b1、94b2、100a1、100a2、100b1、100b2…バッファ領域
82b、88b、94b、100b…出口バッファ部
84a、90a、96a、102a…入口ガイド流路
84at、84bt、90at、90bt、96at、96bt、102at、102bt…突起部
84b、90b、96b、102b…出口ガイド流路
85a1、85a2、85b1、85b2、91a1、91a2、91b1、91b2、97a1、97a2、97b1、97b2、103a1、103a2、103b1、103b2…エンボス部群
86a1、86a2、86b1、86b2、92a1、92a2、92b1、92b2、98a1、98a2、98b1、98b2、104a1、104a2、104b1、104b2…エンボス部

Claims (2)

  1. 電解質膜の両側に電極を設けた電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層されるとともに、前記電解質膜・電極構造体の電極面に沿って反応ガスを供給する反応ガス流路と、前記反応ガスを前記セパレータの積層方向に流す反応ガス連通孔とが形成される燃料電池であって、
    前記反応ガス連通孔と前記反応ガス流路とを連通するバッファ部が設けられ、
    前記バッファ部は、前記反応ガス流路側に位置し、複数本のガイド流路が形成される第1バッファ領域と、
    前記反応ガス連通孔側に位置し、且つ前記第1バッファ領域よりも前記積層方向に深い第2バッファ領域と、
    を有し、
    前記第2バッファ領域には、前記反応ガス連通孔と前記第1バッファ領域との間に、それぞれ複数個のエンボス部を有するエンボス部群が複数列に配設されるとともに、前記反応ガス連通孔側の前記エンボス部群のエンボス部配置密度は、前記第1バッファ領域側の前記エンボス部群のエンボス部配置密度よりも低く設定されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記電解質膜・電極構造体は、外周部に樹脂製枠部材が設けられるとともに、
    前記樹脂製枠部材には、前記第1バッファ領域及び前記第2バッファ領域が形成されることを特徴とする燃料電池。
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