JP6068173B2 - 車両の走行制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クルーズ走行においても通常の運転と同等の加速感を得ることのできる車両の走行制御装置に関する。
従来、例えば、車間距離制御付クルーズ制御(ACC:Adaptive Cruise Control)装置は、車両に搭載したミリ波レーダ、赤外線レーザレーダ、ステレオカメラや単眼カメラ等で取得した自車両前方の走行環境(先行車、障害物等)を認識して、自車両の走行制御を行う技術が種々提案されている。
このようなACC装置では、自車両前方に車両(先行車)を捕捉していない場合は、運転者が設定した車速(セット車速)を目標車速として定速走行し、先行車を捕捉し、しかも、この先行車の車速がセット車速以下のときは、先行車に対し所定の車間距離を開けた状態で追従する追従走行制御が行われる。
そして、自車両の車速(自車速)が目標車速(セット車速或いは先行車速)よりも遅い場合、その差分に応じた目標加速度を設定し、所定に加速させることで自車速を目標車速に速やかに到達させるようにしている。
ところで、自然吸気エンジンは、スロットル弁の開度(スロットル開度)に対しエンジン出力がほぼ直線的に変化するため、クルーズ走行(以下「ACC走行」と称する)においてはスロットル開度を制御することで所望のエンジン出力を容易に得ることができる。
しかし、過給機付エンジンでは、スロットル開度に対するエンジンの出力特性が強い非線形を有しているため、自然吸気エンジンと同じ制御を行っても安定したエンジン出力特性を得ることは困難である。
そのため、例えば特許文献1(特許第4474326号公報)には、ACC走行時は、ターボ過給機の過給圧を一定の低圧に固定することで、スロットル開度の変化に対するエンジン出力変動を抑制し、良好な走行安定性を得るようにした技術が開示されている。
特許第4474326号公報 特開平6−26351号公報
しかし、上述した文献に開示されている技術では、ACC走行においてターボ過給機が一定の低圧に固定されるため、通常の運転では得られる筈の加速感を得ることができなくなり、運転者の期待感を損なうことになる。
又、通常の運転では、運転者がターボ過給機の有するターボラグ(過給圧の立上がり遅れ)を経験的に把握しているため、トルクの落ち込みを予測してアクセルペダルを踏み足す操作を行っている。しかし、ACC走行時の加速度はほぼ一定に設定されるため、特に低速域での加速走行では、上述したターボラグによりトルク不足が発生し、運転者に物足りなさを感じさせてしまう不都合がある。
この対策として、例えば特許文献2(特開平6−26351号公報)には、プライマリターボとセカンダリターボとを備えたシーケンシャルターボにおいて、ACC走行時、自車速が目標車速よりも所定以上低い場合、ブライマリターボのみを稼働させることで、良好な応答性を得るようにした技術が開示されている。
しかし、特許文献2は、シーケンシャルターボエンジンを搭載する車両にのみに適用可能であり、シングルターボエンジン搭載車には適用できず、汎用性に欠ける問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、過給機付エンジンであっても、クルーズ走行時は通常の運転と同様の加速感を得ることができて、運転者の期待感を損なうことがなく、しかも、ターボ過給機の種別に影響することなく適用できて、良好な汎用性を得ることのできる車両の走行制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、エンジンに供給すると共に過給機にて過給された吸気の過給圧を検出する過給圧検出手段と、スロットル弁を開閉動作させるスロットルアクチュエータと、予め設定したクルーズ走行用目標車速、或いは先行車と自車両との相対車速に基づいて設定したクルーズ走行用目標車速の一方に基づき、前記自車両の車速を前記一方の目標車速に収束させる目標加速度を求める目標加速度演算手段と、前記目標加速度を得るための要求トルクを求める要求トルク演算手段と、前記要求トルクと前記過給圧検出手段で検出した過給圧とに基づいて記憶手段に記憶されているエンジン指示トルクマップを検索してエンジン指示トルクを求める指示トルク演算手段と、前記エンジン指示トルクに対応する指示スロットル開度を求めると共に、該指示スロットル開度に対応する駆動信号にて前記スロットルアクチュエータを動作させるスロットル開度演算手段とを備える車両の走行制御装置において、前記エンジン指示トルクマップは、前記過給圧が低く且つ前記要求トルクが高いターボラグが顕著に現れる領域に格納されている前記エンジン指示トルクが、該ターボラグを短縮させる高い値に設定されている。
本発明によれば、クルーズ走行において検索するエンジン指示トルクマップの、ターボラグが顕著に現れる領域に格納されているエンジン指示トルクを、ターボラグを短縮させる高い値に設定したので、過給機付エンジンであっても、クルーズ走行時は通常の運転と同様の加速感を得ることができ、運転者の加速に対する期待感を損なうことがなくなる。又、エンジン指示トルクマップに格納されているエンジン指示トルクの値を変更するだけであるため、ターボ過給機の種別に影響することなく個別に適用することができ、良好な汎用性を得ることができる。
エンジン制御ユニットとクルーズ制御ユニットとを有する走行制御装置の概略構成図 クルーズ制御時のエンジン制御ユニットとクルーズ制御ユニットとの構成を示す機能ブロック図 エンジン指示トルクマップの概念図 指示トルクとスロットル開度と過給圧と実際のトルクとの関係を示すタイムチャート
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1の符号1はターボ過給機付エンジン(以下単に「エンジン」と称する)であり、このエンジン1の吸気側に吸気管2が連通され、排気側に排気管3が連通されている。又、吸気管2の中途に、スロットル弁4が介装され、その更に上流側にターボ過給機5を構成するコンプレッサ5aが介装されている。尚、図示しないが吸気管2の吸気取り入れ口にはエアクリーナが介装されている。
又、スロットル弁4は電子制御スロットルを構成しており、このスロットル弁4にスロットルアクチュエータ6が連設されている。尚、スロットルアクチュエータ6は、ステップモータ或いはサーボモータ等のスロットルモータであり、このスロットルモータによりスロットル弁4が直接開閉動作される。更に、排気管3の中途にターボ過給機5を構成するタービン5bが介装され、更に、その下流にマフラ(図示せず)が介装されている。
又、スロットル弁4には、このスロットル弁4のスロットル開度TH[%]を検出する、ポテンショメータ等のスロットル開度センサ10が配設されており、更に、吸気管2のスロットル弁4下流に、このスロットル弁4下流の圧力(吸気管圧力)を絶対圧で検出する過給圧検出手段としての圧力センサ11が連通されている。尚、本実施例では、ターボ過給機5のコンプレッサ5aで過給された吸気の過給圧を圧力センサ11で検出しているため、以下においては吸気管圧力を過給圧Ptと読み替えて説明する。
この各センサ10,11はエンジン1の運転状態を制御するエンジン制御ユニット(E/G_ECU)21の入力側に接続されている。このE/G_ECU21には、上述した各センサ10,11以外に、自車速Vを検出する車速センサ12、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ13等、エンジン1の運転状態を検出するセンサ類が接続されている。E/G_ECU21は、ROM,RAM等のメモリ及びCPUを有するマイクロコンピュータ等のコンピュータで構成されており、ROMには制御プログラムや各種マップ等の固定データが記憶されている。E/G_ECU21は、制御プログラムに従い、入力された各センサ類の信号に基づき空燃比制御、点火時期制御等の通常のエンジン制御を実行する。
一方、符号22は前方認識手段としての前方認識部であり、車載カメラ23と、この車載カメラ23で撮影した自車両前方の画像等を処理する画像認識ユニット(IPU)24とが設けられている。車載カメラ23はメインカメラ23aとサブカメラ23bとを有するステレオカメラであり、この両カメラ23a,23bは車室内前部の上部(例えば、ルームミラの両側)に一定の間隔を保持した状態で固設されている。又、IPU24は、両カメラ23a,23bで撮影した自車前方の走行環境の画像信号を所定に画像処理すると共に、処理後の画像に基づいて、自車両直前を走行する先行車、自車両前方のカーブ等の道路形状等の前方情報を認識する。このIPU24で認識した情報は、車間距離制御付クルーズ制御ユニット(ACC_ECU)25に前方認識情報として出力される。
ACC_ECU25は、上述したE/G_ECU21と同様、ROM,RAM等のメモリ及びCPUを有するマイクロコンピュータ等のコンピュータで構成されており、ROMには制御プログラムや各種マップ等の固定データが記憶されている。このACC_ECU25は、制御プログラムに従い、入力された各センサ類の信号に基づき、車両走行に必要な指示トルクを演算する。尚、この両ECU21,25は、CAN(Controller Area Network)等、周知の車内通信回線26を通じて相互通信可能に接続されている。
又、このACC_ECU25の入力側には、IPU24以外に、運転者が操作するステアリングホイール(ハンドル)等に併設されてACC走行時の目標車速Vt(=セット車速Vset)を設定するセット車速スイッチ16が接続されている。
このACC_ECU25では、入力されたパラメータに基づいて目標駆動力Ftを求め、この目標駆動力Ftを実現するために要求するクルコン要求トルク(以下、単に「要求トルク」と称する)Tdを求め、この要求トルクTdと過給圧Ptに基づいて、エンジン指示トルクTE/Gを設定する。又、自車走路の前方に先行車が認識され、この先行車の車速がセット車速Vsetよりも遅い場合、現在の車間距離の変化から相対車速が求められ、この相対車速に基づいて、実際の車間距離を予め設定した目標車間距離に維持させるための目標車速(追従目標車速)Vtが設定される。
図2に示すように、ACC_ECU25には、エンジン指示トルクTE/Gを求める機能として、目標加速度演手段としての目標加速度演算部25a、駆動力演算部25b、要求トルク演算手段としての要求トルク演算部25c、及び指示トルク演算手段としての指示トルク演算部25dを備えている。
このACC_ECU25で求めたエンジン指示トルクTE/Gは、E/G_ECU21で読込まれる。このE/G_ECU21は、指示スロットル開度THd[%]を求める機能として、スロットル開度演算手段であるスロットル開度演算部21aを備えている。
次に、上述したACC_ECU25、E/G_ECU21で実行されるACC走行時のエンジン制御について説明する。
ACC_ECU25の目標加速度演算部25aは、IPU24で求めた前方認識情報に基づいて先行車が認識されている場合は、先行車と自車両との車間距離を時間微分することで相対車速を求め、この相対車速に基づいて上述した追従目標車速Vtを設定し、この追従目標速度Vtを時間微分することで、目標車間距離を維持した状態で追従走行させるための目標加速度αtを設定する。一方、先行車が認識されていない場合は、セット車速Vsetと自車速Vとの差を時間微分することで、自車速Vをセット車速Vsetに収束させるための目標加速度αtを設定する。
駆動力演算部25bは、走行抵抗(空気抵抗、加速抵抗、転がり抵抗、勾配抵抗)を求める。この中で、加速抵抗は自車速Vを時間微分して求めた加速度αを重力加速度gで除算することで求める(α/g)。尚、勾配抵抗は、既存のセンサ(例えば、前後加速度センサ)を用いて検出した路面勾配θと自車両の総重量Wとに基づいて求める(W・sinθ)。又、路面勾配θは、前後加速度Gxからα/g(g:重力加速度)を減算することで求める(θ=Gx−α/g)。尚、本実施形態では、空気抵抗、及び転がり抵抗を一定値としている。
そして、この各抵抗成分を加算して走行抵抗Rを求め、この走行抵抗Rと目標加速度αtとに基づき、目標加速度αtを得るための目標駆動力Ftを、
Ft=W・αt+R
から求める。
そして、要求トルク演算部25cにおいて、目標駆動力Ftに対応する要求トルクTdを求める。具体的には、先ず、目標駆動力Ftと車速Vとに基づいて目標出力Pwを設定する。次いで、この目標出力Pwと総減速比σiとに基づいて要求トルクTdを、
Td=Pw・r/σi
から求める。ここで、rは駆動輪の半径である。又、総減速比σiは、例えば、自動変速機が無段変速機(CVT)である場合、プライマリ回転数Npとセカンダリ回転数Nsとの変速比i(=Np/Ns)に、減速歯車列、デファレンシャル装置等、CVT以降の減速比(固定値)を乗算して算出する。
指示トルク演算部25dは、要求トルクTdと過給圧Ptとに基づき、図3に示すエンジン指示トルクマップを補間計算付きで参照し、エンジン指示トルクTE/Gを求める。このエンジン指示トルクTE/Gは、ROM(記憶手段)に記憶されている固定データであり、その特性は、過給圧Pt毎に設定される要求トルクTdと殆ど同じ値であるが、ターボラグ(過給圧の立上り遅れ)が顕著に現れる領域のエンジン指示トルクTE/Gを、要求トルクTdよりも高く設定して、全体としてターボラグの短縮を図るようにしている。
すなわち、図4に太線で示す要求トルクTdと破線で示す過給圧Ptとはほぼ比例しており、従って、スロットル弁4の開度により過給圧Ptを制御することで、要求トルクTdに対応するエンジントルクを得ることができる。しかし、一般に、ターボ過給機5は特有のターボラグ(過給圧の立上り遅れ)を有しており、要求トルクTdに対応するスロットル開度でスロットル弁4を開弁させても、図4に一点鎖線で示すように、過給圧Ptの立ち上がり遅れにより、エンジントルクに一時的な落ち込みが発生する。このターボラグは、過給圧Ptが低く、且つ要求トルクTdが高い領域で顕著に発生する。
そのため、本実施形態では、図3のエンジン指示トルクマップに示すように、ターボラグが顕著に現れる領域(本実施形態では、過給圧Ptが低く、且つ要求トルクTdが高い領域)に格納されているエンジン指示トルクTE/Gを、同図に一点鎖線で示す従来の値よりも、高く設定している。ターボラグが顕著に現れる領域のエンジン指示トルクTE/Gを、どの程度高くするかは、実験などから最適な値を求めて決定する。尚、このターボラグが顕著に現れる領域は、ターボ過給機毎に個体差を有しているので、エンジン指示トルクTE/Gの特性はターボ過給機毎に設定されている。
この指示トルク演算部25dで求めたエンジン指示トルクTE/Gは、E/G_ECU21のスロットル開度演算部21aで読込まれる。スロットル開度演算部21aは、指示トルク演算部25dで求めたエンジン指示トルクTE/Gに基づきスロットルマップ(図示せず)を参照して、指示スロットル開度THd[%]を設定する。このスロットルマップは、エンジン指示トルクTE/Gを、指示スロットル開度THd[%]に変換するもののであり、エンジントルクとスロットル開度との関係を予め実験などで求めてマップ化したものである。
そして、スロットル開度演算部21aは、設定した指示スロットル開度THdに対応する駆動信号をスロットルアクチュエータ6へ出力し、スロットル弁4を所定に開閉動作させる。尚、上述したACC_ECU25の目標加速度演算部25aで設定する目標加速度αtが、先行車との相対車速、或いはセット車速Vsetと自車速Vとの差に基づいて設定されるため、結果的に、この目標加速度αtによってスロットル弁4の開度はフィードバック制御される。
スロットル開度演算部21aで設定される指示スロットル開度THdは、スロットルマップを参照して設定されたエンジン指示トルクTE/Gに基づいて設定されており、このスロットルマップに格納されているエンジン指示トルクTE/Gの特性は、ターボラグの著しい領域のエンジン指示トルクTE/Gが高い値に設定されているため、図4に示すように、過給圧Ptの落ち込みが著しい領域の指示スロットル開度THdが大きな値に設定される。
すると、その領域ではスロットル開度THが大きく開弁し、吸入空気量の増加に伴い、排気圧が高くなり、その分、ターボ過給機5のタービン5bの回転数が促進され、コンプレッサ5aの回転数が急増する。その結果、ターボラグが短縮され、図4の破線で示すように、ほぼ要求トルクTdに沿った特性となり、ACC走行時の目標加速度αtと実際の加速度とがほぼ一致し、通常の運転と同様の加速感を得ることができ、運転者の期待感に沿った特性を得ることができる。
又、スロットルマップに格納されているエンジン指示トルクTE/Gの特性を変更するだけで対応しているので、ターボ過給機に対して個別に対応することができ、良好な汎用性を得ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば、スポーツモード、ノーマルモード、エコモード等、複数のエンジンモードを有する車両では、ターボラグがエンジンモード毎に相違するため、ACC走行においては、上述したエンジン指示トルクマップをエンジンモード毎に備えるようにし、ターボラグをエンジンモード毎に短縮できるようにしても良い。
1…エンジン、
5…ターボ過給機、
6…スロットルアクチュエータ、
11…圧力センサ、
16…セット車速スイッチ、
21a…スロットル開度演算部、
25a…目標加速度演算部、
25b…駆動力演算部、
25c…要求トルク演算部、
25d…指示トルク演算部、
Ft…目標駆動力、
Pt…過給圧、
Pw…目標出力、
Td…要求トルク、
TE/G…エンジン指示トルク、
TH…スロットル開度、
THd…指示スロットル開度、
V…自車速、
Vset…セット車速、
Vt…目標車速、
α…加速度、
αt…目標加速度

Claims (2)

  1. エンジンに供給すると共に過給機にて過給された吸気の過給圧を検出する過給圧検出手段と、
    スロットル弁を開閉動作させるスロットルアクチュエータと、
    予め設定したクルーズ走行用目標車速、或いは先行車と自車両との相対車速に基づいて設定したクルーズ走行用目標車速の一方に基づき、前記自車両の車速を前記一方の目標車速に収束させる目標加速度を求める目標加速度演算手段と、
    前記目標加速度を得るための要求トルクを求める要求トルク演算手段と、
    前記要求トルクと前記過給圧検出手段で検出した過給圧とに基づいて記憶手段に記憶されているエンジン指示トルクマップを検索してエンジン指示トルクを求める指示トルク演算手段と、
    前記エンジン指示トルクに対応する指示スロットル開度を求めると共に、該指示スロットル開度に対応する駆動信号にて前記スロットルアクチュエータを動作させるスロットル開度演算手段と
    を備える車両の走行制御装置において、
    前記エンジン指示トルクマップは、前記過給圧が低く且つ前記要求トルクが高いターボラグが顕著に現れる領域に格納されている前記エンジン指示トルクが、該ターボラグを短縮させる高い値に設定されている
    ことを特徴とする車両の走行制御装置。
  2. 前記先行車は前記自車両に搭載されている前方認識手段に設けられた車載カメラで撮影した自車両前方の画像に基づいて認識され、
    前記目標加速度演算手段は、前記相対車速に基づき前記先行車と前記自車両との車間距離を予め設定した目標車間距離に維持させるための前記目標車速を求める
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の走行制御装置。
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