JP6066863B2 - 室外機及び空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室外機及びこの室外機を備えた空気調和装置に関し、特に室外機の外郭構造に関するものである。
一般的に、空気調和装置の室外機は、前面及び側面の一部を構成する外郭パネルと、天面を構成する天面パネルと、側面の一部を構成する側面パネルとにより、筐体が形成されている。外郭パネルは、1枚のパネルを構成する板金部品が曲面状に直角に曲げられて、室外機の前面と、室外機の側面と、を構成するようになっている。この外郭パネルに側面パネルを組み合わせ、それらの上側に天面パネルを装着して、筐体が完成する。
天面パネルは、外郭パネルの曲げられた部分の上側(以下、上側コーナー曲げ部と称する)の外側に被せられている。外郭パネルは、板金部品を曲面状に直角に曲げ成形するため、この曲面状の部分が縮まることによって、上側コーナー曲げ部に皺ができてしまう。そこで、上側コーナー曲げ部に切り込みを設け、高さを低くして、皺の発生を抑制するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−113861号公報(段落[0049]、図3等)
上側コーナー曲げ部に皺があると、本来の理想の曲げラインよりも皺の部分が外側にはみ出してしまう。そのため、天面パネルを外郭パネルの上側に装着する際、天面パネルが外郭パネルの上側に精度よく嵌合しなくなり、作業性が悪化してしまう。また、天面パネルを外郭パネルの上側に無理やり押し込んで嵌合させようとすると、天面パネルと、本来の理想の曲げラインよりも外側にはみ出した外郭パネルの皺の部分と、がこすれてしまう。そのため、接触部分の塗装が剥がれ、その部分に錆が発生する可能性がある。
特許文献1に記載の技術も含め、板金部品を曲面状に直角に曲げ加工するものにおいては、板金部品成形の特性によって、皺の発生をゼロにすることはできない。すなわち、特許文献1に記載の技術は、皺の発生を少なくできる可能性はあるが、板金部品を曲げ加工する以上、皺の発生をゼロにはできず、上記のような課題が解決できるとは言えない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、上側コーナー曲げ部に発生した皺によっても作業性が悪化することなく、錆を発生させないようにした構造を備えた室外機及び空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る室外機は、第1パネルと、前記第1パネルの上端部に、前記第1パネルよりも内側に位置するように形成されるフランジと、前記第1パネルに形成され、前記フランジとともに曲げ加工が施されたコーナー曲げ部と、側面が形成され、前記側面の内面に前記第1パネルの前記フランジの外面が接するように前記第1パネルの上部に取り付けられた第2パネルと、を有し、前記フランジのコーナー曲げ部は、該コーナー曲げ部の開始部分を曲げ方向に所定の角度で傾斜させた傾斜部を介して前記フランジの直線部と接続されており、その一部が前記傾斜部が形成されていないとした場合における前記フランジ部を滑らかに連続して曲げて形成される理想の曲げラインより外側に設けられ、その全部が前記傾斜部が形成された前記フランジを滑らかに連続して曲げて形成される理想の曲げラインよりも内側に設けられているものである。
本発明に係る空気調和装置は、上記の室外機と、前記室外機に接続される室内機と、を備えたものである。
本発明に係る室外機によれば、傾斜部を介してフランジのコーナー曲げ部をフランジの直線部と接続しているので、フランジのコーナー曲げ部に発生する皺と第2パネルのコーナー部の内面とのこすれ等が発生しない。そのため、第2パネルを嵌める際の作業性が悪化することなく、錆の発生を抑えることができる。
本発明に係る室外機によれば、上記の室外機を備えているので、品質の低下を抑制できる。
本発明の実施の形態に係る室外機を備えた空気調和装置の全体構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の外郭パネルの構成を示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の外郭パネルの上側コーナー曲げ部を説明するための断面模式図である。 本発明の実施の形態に係る室外機の外郭パネルの上側コーナー曲げ部を説明するための拡大斜視図である。 従来の室外機の外郭パネルの上側コーナー曲げ部を説明するための模式視図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る室外機60を備えた空気調和装置Aの全体構成を示す概略構成図である。図2は、室外機60の構成を示す分解斜視図である。図1及び図2に基づいて、室外機60及び空気調和装置Aの構成について説明する。室外機60は、外郭パネル12の上側コーナー曲げ部12bに発生した皺によっても、作業性が悪化することなく、錆を発生させないようにした構造を備えている。
空気調和装置Aは、例えばセパレート型の家庭用エアコンとして適用されるものであり、室内機50と室外機60とを有している。室内機50は、据付板51を例えば室内側の壁面にビス59等で固定し、据付板51に引っ掛けるようにして固定され、空調対象空間に空調空気を供給する。室外機60は、支持台61を空調対象空間とは別空間(例えば屋外)に設置し、支持台61に載置されるように固定され、室内機50に冷熱又は温熱を供給する。また、室外機60は、運転時の風路が確保でき、かつ室内機50からの距離があまり長くならない位置などに設置するとよい。
室内機50と、室外機60とを、フレア加工を行った延長配管(冷媒配管)70を用いて結合する。これにより、室内機50の要素機器と室外機60の要素機器とが配管接続され、冷媒回路が構成される。なお、室内機50と、室外機60とは、電気的に接合されている。
(室内機50)
室内機50は、室内熱交換器、室内送風モータ、及び、送風ファン等を有している。室内熱交換器は、暖房運転時には凝縮器(放熱器)、冷房運転時には蒸発器として機能するものである。室内送風モータ及び送風ファンは、室内熱交換器の前方に配置され、室内熱交換器に風を送るものである。なお、室内機50には、空調対象空間の空気を吸い込む吸込口57が上面に形成されている。また、室内機50には、吸込口57から吸い込んだ空気を室内熱交換器へ通過させて熱交換し、空調空気を空調対象空間へ吹き出す吹出口58が前面下方に形成されている。
(室外機60)
室外機60には、冷媒を圧縮する例えば回転数可変型の圧縮機6と、圧縮機6に接続される冷媒配管7と、圧縮機6及びモータ3を駆動する駆動装置が収容されている電気品箱8と、暖房運転時には蒸発器、冷房運転時には凝縮器(放熱器)として機能するL字曲げ熱交換器1と、L字曲げ熱交換器1に風を送るプロペラファン2と、プロペラファン2を回転駆動させるモータと、モータ3を保持するモーターサポート4が収容されている。なお、室外機60には、冷媒の圧力を減圧する流量制御装置(減圧器)、冷媒の流れを切り替える四方弁等も収容されている。
室外機60にはセパレータ10が設けられ、セパレータ10によって室外機60の内部空間が仕切られている。L字曲げ熱交換器1、プロペラファン2、モータ3、及び、モーターサポート4は、セパレータ10によって仕切られた送風機室5に収容されている。圧縮機6、冷媒配管7、及び、電気品箱8は、セパレータ10によって仕切られた機械室9に収容されている。また、圧縮機6、L字曲げ熱交換器1、モーターサポート4、セパレータ10は、底板11上に保持されている。なお、モーターサポート4の上部は、L字曲げ熱交換器1の上部に引っ掛けられるようになっている。
室外機60は、複数のパネルによって全体が覆われ、外郭を構成する筐体が形成されている。複数のパネルは、前面パネルと左側面パネルとが一体になった外郭パネル12、右側面と背面の右端部分とが一体となった側面パネル13、外郭パネル12及び側面パネル13の上端に取り付けられ、上面を構成して上部を覆う天面パネル14により構成されている。なお、外郭パネル12と側面パネル13とを一体としてもよい。なお、外郭パネル12、及び、側面パネル13が、本発明の「第1パネル」に相当する。天面パネル14が、本発明の「第2パネル」に相当する。
外郭パネル12の上端部には、フランジ12aが形成されている。フランジ12aは、外郭パネル12の上端部を、外郭パネル12よりも内側に位置させるように成形されている。また、側面パネル13の上端部にも、フランジ13aが形成されている。フランジ13aは、側面パネル13の上端部を、側面パネル13よりも内側に位置させるように成形されている。そのため、フランジ12a及びフランジ13aは、天面パネル14が取り付けられた状態において、その外面が天面パネル14の側面14Aの内面に接するようになっている。ただし、フランジ12a及びフランジ13aの外面全部が、天面パネル14の側面14Aに接している必要はない。
外郭パネル12は、外郭パネル12を構成する板金部品を曲面状に90度前後の曲げ加工を施して形成されている。外郭パネル12には、図2に示すように3つのコーナー曲げ部が形成される。同様に、側面パネル13は、側面パネル13を構成する板金部品を曲面状に90度前後の曲げ加工を施して形成されている。側面パネル13には、図2に示すように1つのコーナー曲げ部が形成される。なお、外郭パネル12のコーナー曲げ部をコーナー曲げ部12Aとして、側面パネル13のコーナー曲げ部をコーナー曲げ部13Aとして図示している。
そのため、天面パネル14が取り付けられた状態においては、外郭パネル12及び側面パネル13のコーナー曲げ部(左右前後の4箇所)においても、天面パネル14の側面14Aの内面に接する構造となっている。
図3は、室外機60の外郭パネル12の構成を示す拡大斜視図である。図4は、室外機60の外郭パネル12の上側コーナー曲げ部12bを説明するための断面模式図である。図5は、室外機60の外郭パネル12の上側コーナー曲げ部12bを説明するための拡大斜視図である。図6は、従来の室外機の外郭パネルの上側コーナー曲げ部を説明するための模式視図である。図3〜図5に基づいて、外郭パネル12の上側コーナー曲げ部12bについて詳細に説明する。このとき、図6に示す従来構造を適宜参照するものとする。なお、図6に示す従来の室外機については、末尾に「0」を付記して、区別するものとする。
上述したように、外郭パネル12のコーナー曲げ部12Aは、外郭パネル12を構成する板金部品を曲面状に90度前後の曲げ加工が施されて形成されている。また、外郭パネル12の上端部にはフランジ12aが形成されている。つまり、フランジ12aも曲面状に90度前後の曲げ加工が施されている。以下の説明では、コーナー曲げ部12Aのうちフランジ部分に形成されているコーナー曲げ部12Aを上側コーナー曲げ部12bと称する。
図6には、外郭パネル120のフランジ120aを90度前後に曲げたときの上側コーナー曲げ部120bの理想の曲げライン120cを示している。また、図6には、上側コーナー曲げ部120bに発生した皺の状態も併せて図示している。図6に示すように、板金部品にフランジ120aを形成し、フランジ120aとともにコーナー部分で曲げた場合、板金部品の特性上、通常、フランジ120aのコーナー曲げ部(上側コーナー曲げ部120b)には皺ができてしまう。
そして、図6から、上側コーナー曲げ部120bに発生した皺のうち外側に突出した部分が、理想の曲げライン120cよりも外側にはみ出ていることがわかる。そのため、上側コーナー曲げ部120bに発生した皺の外面と天面パネルのコーナー部の内面との距離が近くなってしまう。よって、天面パネルを外郭パネル120の上側に装着する際、天面パネルが外郭パネル120の上側に精度よく嵌合しなくなり、作業性が悪化してしまう。
ここで、天面パネルを外郭パネル120の上側に無理やり押し込んで嵌合させようとすると、上側コーナー曲げ部120bに発生した皺と天面パネルのコーナー部の内面とのこすれ等が発生し、その接触部分の塗装が剥がれ、その部分に錆が発生してしまう可能性が大きくなる。ただし、外郭パネル120のように、板金部品のフランジ120aがコーナー部分で曲がっている場合、皺の大きさや位置などを制御することは難しいとされている。
そこで、外郭パネル12では、図4に示すように、90度前後の曲げ加工が施され、上側コーナー曲げ部12bとなるフランジ12aに、初めから傾斜部12dを作成するようにしている。傾斜部12dは、外郭パネル12のフランジ12aの直線部分である直線部12gと、上側コーナー曲げ部12bとの間に作成される。これにより、外郭パネル12が完成した状態において、上側コーナー曲げ部12bは、上側コーナー曲げ部12bの理想の曲げライン12cよりも内側に位置させる傾斜部12dを介して直線部12gと接続されるようになっている。
外郭パネル12を作成する段階において、傾斜部12dは、外郭パネル12を構成する板金部品の曲げ加工が施される部分のうち少なくともフランジ12aの曲げ開始部分を、外郭パネル12を構成する板金部品のうち少なくともフランジ12aの直線部分よりも所定の角度で曲げ方向(内側)に傾斜させて作成すればよい。それから、外郭パネル12を構成する板金部品に曲げ加工を施せば、上側コーナー曲げ部12bが、傾斜部12dを介して、上側コーナー曲げ部1bの理想の曲げライン12cよりも内側に位置することになる。なお、1つの上側コーナー曲げ部12bに対して2つの傾斜部12dが作成される。
図4には、外郭パネル12のフランジ12aを90度前後に曲げたときの上側コーナー曲げ部12bの理想の曲げライン12cを示している。また、図4には、傾斜部12dを形成してから外郭パネル12のフランジ12aを90度前後に曲げたときの上側コーナー曲げ部12bの理想の曲げライン12eも示している。さらに、図4には、傾斜部12dを形成してから形成した上側コーナー曲げ部12bに発生した皺の状態も併せて図示している。
傾斜部12dの傾斜角度及び長さは、上側コーナー曲げ部12bが形成された際に、上側コーナー曲げ部12bに発生する皺(図4に示す皺部12f)のうち外側に突出した部分が、理想の曲げライン12よりも内側に位置できるような傾斜角度及び長さで形成される。ただし、傾斜部12dの傾斜角度及び長さは、外郭パネル12を構成する板金の種類、室外機60の大きさによって最適な数値が変わるため、一概に定めることはできない。また、1つの上側コーナー曲げ部12bに対し作成される2つの傾斜部12dの傾斜角度及び長さを同じものとしてもよく、異なるものとしてもよい。
図4及び図5に示すように、傾斜部12dを形成することで、上側コーナー曲げ部12bが形成された際、皺部12fのうち外側に突出した部分が、理想の曲げライン12よりも外側にはみ出ているものの、理想の曲げライン12よりも内側に位置される。なお、図5では、傾斜部12dを作成した上側コーナー曲げ部12bのイメージとしての曲げ後の理想状態を表示している。また、上側コーナー曲げ部12bの高さを、フランジ12aの直線部12gと同じ高さにできる。
そのため、皺部12fのうち外側に突出した部分が、理想の曲げライン12よりも外側にはみ出したとしても、理想の曲げライン12から外側にはみ出すことなく、天面パネル14のコーナー部の内面14aと接触することがない。よって、皺部12fと天面パネル14のコーナー部の内面14aとのこすれ等が発生せず、その部分の塗装が剥がれることがなくなり、その部分の錆の発生を大幅に抑制できる。
また、傾斜部12dを設けることで、上側コーナー曲げ部12bに皺対策の切り込みを形成したり、上側コーナー曲げ部12bの高さを低くしたりしなくても済むため、外から浸入する雨等の水分による錆の心配もなくなる。皺対策として、上側コーナー曲げ部に切り込みを形成すると、切り込み部分の端面は塗装していないため、外から浸入した水分が付着しやすく、錆の発生を助長してしまうことになる。また、皺対策として、上側コーナー曲げ部の高さを低くすると、上側コーナー曲げ部の高さを低くした部分の端面に外から浸入した水分が付着しやすく、こちらも錆の発生を助長してしまうことになる。
なお、本実施の形態では、外郭パネル12の右前上部の上側コーナー曲げ部12bについて説明したが、外郭パネル12の左前上部の上側コーナー曲げ部でも、側面パネル13の上側コーナー曲げ部でも同様の形状とすることができる。また、傾斜部12dを作成したことで、傾斜部12dを作成していないものに比べ、上側コーナー曲げ部12bが内側に出っ張ったものとなる。しかしながら、上側コーナー曲げ部12bに対応する機械室9、送風機室5の位置には、ともに接触するような部品が配置されていないため、特段の問題は発生しない。
ただし、外郭パネル12の上側コーナー曲げ部12bに傾斜部12dを作成せず、天面パネル14のコーナー部を外側に膨らましたとしても、同じ効果が得られるが、天面パネル14が外側に膨らむことになり、見栄えが悪くなる。
以上のように、室外機60は、傾斜部12dを作成した状態でフランジ12aに曲げ加工を施し、上側コーナー曲げ部12bを形成するようにしているので、皺部12fが天面パネル14のコーナー部の内面14aと接触することがない。よって、室外機60によれば、天面パネル14を嵌める際の作業性が悪化することなく、皺部12fと天面パネル14のコーナー部の内面14aとのこすれ等が発生せず、その部分の塗装が剥がれることがなくなり、その部分の錆の発生を大幅に抑制できる。また、空気調和装置Aは室外機60を備えているので、品質の低下を大幅に抑制できる。
1 L字曲げ熱交換器、2 プロペラファン、3 モータ、4 モーターサポート、5 送風機室、6 圧縮機、7 冷媒配管、8 電気品箱、9 機械室、10 セパレータ、11 底板、12 外郭パネル、12A コーナー曲げ部、12a フランジ、12b 上側コーナー曲げ部、12c 曲げライン、12d 傾斜部、12e 曲げライン、12f 皺部、12g 直線部、13 側面パネル、13A コーナー曲げ部、13a フランジ、14 天面パネル、14A 側面、14a 内面、50 室内機、51 据付板、57 吸込口、58 吹出口、59 ビス、60 室外機、61 支持台、120 外郭パネル、120a フランジ、120b 上側コーナー曲げ部、120c 曲げライン、A 空気調和装置。

Claims (5)

  1. 第1パネルと、
    前記第1パネルの上端部に、前記第1パネルよりも内側に位置するように形成されるフランジと、
    前記第1パネルに形成され、前記フランジとともに曲げ加工が施されたコーナー曲げ部と、
    側面が形成され、前記側面の内面に前記第1パネルの前記フランジの外面が接するように前記第1パネルの上部に取り付けられた第2パネルと、を有し、
    前記フランジのコーナー曲げ部は、
    該コーナー曲げ部の開始部分を曲げ方向に所定の角度で傾斜させた傾斜部を介して前記フランジの直線部と接続されており、その一部が前記傾斜部が形成されていないとした場合における前記フランジ部を滑らかに連続して曲げて形成される理想の曲げラインより外側に設けられ、その全部が前記傾斜部が形成された前記フランジを滑らかに連続して曲げて形成される理想の曲げラインよりも内側に設けられている
    ことを特徴とする室外機。
  2. 前記傾斜部は、
    前記第1パネルを構成する板金部品の曲げ加工が施される部分のうち少なくとも前記フランジの曲げ開始部分を、前記第1パネルを構成する板金部品のうち少なくとも前記フランジの直線部分よりも所定の角度で曲げ方向に傾斜して形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の室外機。
  3. 前記フランジのコーナー曲げ部の高さを、
    前記フランジの直線部の高さと同じにしている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の室外機。
  4. 前記第1パネルは、
    前面パネルと一方の側面パネルとが一体になった外郭パネルと、
    他方の側面パネルと背面パネルの一部とが一体となった側面パネルと、で構成されており、
    前記傾斜部は、
    前記外郭パネル及び側面パネルの前記フランジのコーナー曲げ部の少なくとも1つに形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の室外機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の室外機と、
    前記室外機に接続される室内機と、を備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
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