JP4894299B2 - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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第6発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第1発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、側板の端部を複数回折り曲げる曲げ処理によって、支柱が、側板と一体に形成されている。複数の支柱は、少なくとも第1支柱と第2支柱を含んでいる。第1支柱と第2支柱とを所定の間隔を保って連結する基礎脚がさらに備えられている。そして、曲げ処理によって形成される空間は、基礎脚の端部と嵌合する。
本発明の一実施形態に係る室外ユニットを含む空気調和装置の冷媒回路を、図1に示す。空気調和装置1は、ビル用のマルチタイプの空気調和装置であって、1つ又は複数の室外ユニット2に対して複数の室内ユニット3が並列に接続される構成となっている。空気調和装置1の冷媒回路10は、主として圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、室外膨張弁14、室内膨張弁15、室内熱交換器16が順に接続されたものであり、蒸気圧縮式の冷凍サイクルとなっている。
次にこの空気調和装置1の運転動作について説明する。
次に、図2から図5を参照して、室外ユニット2について説明する。図2は、室外ユニット2の外観を表した斜視図であり、図3は、構成部品の一部を取り除いた室外ユニット2の外観を表した斜視図である。
図3に示すように、ケース20の鉛直方向に伸びる4つのコーナーには、それぞれ支柱51,52,53,54が設けられ、ケース20を支持している。支柱51,52,53,54は、右側板22、左側板24の両端部に曲げ加工が施されることによって両側板22,24と一体に形成されている。
基礎脚64は、底板61の下方に2つ設けられており、一方は、前板21寄りに位置して、第1支柱51の脚部51bと第2支柱52の脚部52bを所定の間隔を保って連結し、他方は、後板23寄りに位置して、第3支柱53の脚部53bと第4支柱54の脚部54bを所定の間隔を保って連結している。
(1)
この空気調和装置の室外ユニット2では、ケース20は、前板21と、右側板22と、後板23と、左側板24と、天板25と、底板61とによって直方体形状に構成されている。ケース20は、鉛直方向の4コーナーに設けられた支柱51〜54によって支持されている。第1支柱51、第4支柱54は、左側板24の両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、左側板24と一体に形成されている。第2支柱52、第3支柱53は、右側板22の両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、右側板22と一体に形成されている。
この空気調和装置の室外ユニット2では、右側板22の両端部を、右側板22の中央部より長く設定しておき、その両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、右側板22の両端に右側板22の中央部よりも突出する第2支柱52の脚部52b、第3支柱53の脚部53bが一体に形成される。同様に、左側板24の両端部を、左側板24の中央部より長く設定しておき、その両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、左側板24の両端に左側板24の中央部よりも突出する第1支柱51の脚部51b、第4支柱54の脚部54bが一体に形成される。
この空気調和装置の室外ユニット2では、ケース20の底板61の下方に、2つの基礎脚64をさらに備えている。一方の基礎脚64は、前板21寄りに配置され、第1支柱51と第2支柱52とを所定の間隔を保って連結しており、他方の基礎脚64は、後板23寄りに配置され、第3支柱53と第4支柱54とを所定の間隔を保って連結している。
この空気調和装置の室外ユニット2では、支柱51〜54が形成されたとき、各支柱51〜54には、側板22,24の平面部に対して垂直面を成すフランジ51a,52a,53a,54aが形成され、各支柱51〜54の内側には、平面視においてコの字状に囲まれた空間51d,52d,53d,54dが形成される。
この空気調和装置の室外ユニット2では、支柱51〜54の下端側、すなわち脚部51b,52b,53b,54b側の、フランジ51a,52a,53a,54aには、L字状に切欠かれた切欠き部51c,52c,53c,54cが設けられている。また、基礎脚64の端部64a近傍には、その切欠き部51c,52c,53c,54cと嵌合するスリット部64bが設けられている。
この空気調和装置の室外ユニット2では、基礎脚64の立板67の両端部近傍に、開口64cとガイド部64dが形成されている。開口64cは、室外ユニット2を吊り上げる際に使用する帯状のナイロンスリングを通すための孔であり、ガイド部64dは、ナイロンスリングに作用する水平方向の力を平面で受けて、ナイロンスリングへの応力集中を緩和するものである。さらに、ガイド部64dは、ナイロンスリングによって前板下部21cの下端角部21dが圧迫され変形することを未然に防止する。そして、開口64c、ガイド64dともに基礎脚64と一体に形成されており、部品点数の増加が抑制され、材料費が低減される。
この空気調和装置の室外ユニット2では、右側板22と左側板24に、複数の四角孔形状の通気部20aが設けられている。さらに、最上段の通気部20aの四角孔の上辺からは、ケース20の内側へ垂直に延出する板部20bが設けられている。板部20bは、室外熱交換器13の上端を覆い、通気部20aから吸い込まれる空気が、室外熱交換器13を通過せずに直接ファン29へ入り込むことを抑制する。通気部20a、板部20bともに側板22,24と一体に形成されており、部品点数の増加が抑制され、材料費が低減される。
以上、本発明の空気調和装置の室外ユニットについて説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2 空気調和装置の室外ユニット
10 冷媒回路
11 圧縮機
13 室外熱交換器
20 ケース
20a 通気部
20b 板部
21 前板
22 右側板
23 後板
24 左側板
25 天板
51 第1支柱
52 第2支柱
53 第3支柱
54 第4支柱
51a,52a,53a,54a フランジ
51b,52b,53b,54b 脚部
51c,52c,53c,54c 切欠き部
51d,52d,53d,54d 空間
61 底板
64 基礎脚
64a 端部
64b スリット部
64c 開口
64d ガイド部
Claims (9)
- 圧縮機(11)、配管及び熱交換器(13)を含む冷媒回路(10)と、
前記冷媒回路(10)を収納するケース(20)と、
前記ケース(20)を支持するように設けられた複数の支柱(51〜54)と、
を備え、
前記ケース(20)は、通気部(20a)を有する2つの側板(22,24)と、前板(21)と、後板(23)と、天板(25)と、底板(61)とによってほぼ直方体形状に構成されており、
前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)の端部に曲げ加工が施されることによって前記側板(22,24)と一体に形成され、
さらに、前記支柱(51〜54)には、前記側板(22,24)の平面部に対してほぼ垂直な面を為すフランジ(51a,52a,53a,54a)が形成されている、
空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記複数の支柱(51〜54)は、前記ケース(20)の底部からさらに下方に突出するように形成されている、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記複数の支柱(51〜54)は、少なくとも第1支柱(51)と第2支柱(52)を含んでおり、
前記第1支柱(51)と前記第2支柱(52)とを、所定の間隔を保って連結する基礎脚(64)をさらに備える、
請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記支柱(51〜54)は、前記ケース(20)を構成する部材の最上部から最下部にわたって形成されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)端部の最上部から最下部にわたって前記側板(22,24)端部に曲げ加工が施されることによって、前記側板(22,24)と一体に形成されている、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)の端部を複数回折り曲げる曲げ処理によって、前記側板(22,24)と一体に形成され、
前記複数の支柱(51〜54)は、少なくとも第1支柱(51)と第2支柱(52)を含んでおり、
前記第1支柱(51)と前記第2支柱(52)とを、所定の間隔を保って連結する基礎脚(64)をさらに備え、
前記曲げ処理によって形成される空間(51d,52d)と、前記基礎脚(64)の端部(64a)とが嵌合する、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記支柱(51〜54)は、前記底板(61)よりもさらに下方に突出する脚部(51b,52b,53b,54b)に、切欠き部(51c,52c,53c,54c)が設けられ、
前記切欠き部(51c,52c,53c,54c)と、前記基礎脚(64)の端部(64a)近傍に予め設けられたスリット部(64b)とが嵌合する、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記基礎脚(64)の所定箇所が穿孔されることによって開口(64c)が形成され、
前記開口(64c)が形成される際に、少なくとも一部は前記基礎脚(64)から切り離されずに、前記基礎脚(64)の中央側へ折り曲げられることによって、前記基礎脚(64)の長軸に対してほぼ垂直に延出するガイド部(64d)が設けられている、
請求項3に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。 - 前記ケース(20)を構成する前記側板(22,24)の所定箇所が穿孔されることによって通気部(20a)が形成され、
前記側板(22,24)が穿孔される際に、少なくとも一部は前記側板(22,24)から切り離されずに折り曲げられることによって、前記通気部(20a)の開口部からほぼ水平に延出する板部(20b)が設けられている、
請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
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