JP4894299B2 - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents

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本発明は、空気調和装置の室外ユニット、特に、外形形状がほぼ直方体であり、4つのコーナーに支柱を備えた空気調和装置の室外ユニットに関する。
空気調和装置として、1つ又は複数の室外ユニットに対して複数の室内ユニットが接続された、いわゆるビル用マルチタイプの空気調和装置がある。このような装置では、室外ユニットは一般にビルの屋上に設置され、この室外ユニットとビルの各室に設けられた室内ユニットとの間で冷媒が流通できるように、冷媒回路が形成されている。
従来の空気調和装置における室外ユニットは、直方体形状のケースを有しており、このケース内には熱交換器、圧縮機や他の構成部品が設けられている。そして、ケースの上面にはファン及びこのファンを駆動するためのモータが設けられている。
このような室外ユニットのケースは、前板、後板、2つの側板、天板、底板、4つのコーナーに配置された4本の支柱とで構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−85165号公報
従来の室外ユニットにおいては、上述のように、ケースは、前板、後板、2つの側板、天板、底板、4つの支柱など多数の部品によって構成されており、コスト高の要因となっていた。
本発明の課題は、部品点数が削減され、作業性が向上する、低コストの空気調和装置の室外ユニットを提供することにある。
第1発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、冷媒回路と、ケースと、複数の支柱とを備えている。冷媒回路は、圧縮機、配管および熱交換器を含んでいる。ケースは、冷媒回路を収納している。複数の支柱は、ケースを支持するものであり、ケースを構成する部材と一体に形成されている。また、ケースは、通気部を有する2つの側板と、前板と、後板と、天板と、底板とによってほぼ直方体形状に構成されている。そして、側板の端部に曲げ加工が施されることによって、支柱が側板と一体に形成されている。さらに、支柱には、側板の平面部に対してほぼ垂直な面を成すフランジが形成されている。
この室外ユニットでは、ケースを構成する部材である側板が、支柱を兼用するので、部品点数が削減され、材料費と作業工数が低減される。また、フランジを前板、後板との合わせ面として利用することができるので、前板、後板の位置決め作業が容易となり、作業性が向上し、さらにコストが低減される。
第2発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第1発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、複数の支柱が、ケースの底部からさらに下方に突出するように形成されている。
室外ユニットが設置される場所は、必ずしも平坦な面とは限らないので、設置時に、底面が設置面からの突起物等によって損傷することを防止する必要がある。ここでは、ケースを構成する部材の所定部位を突出させておくという簡単な方法によって、組立て後のケース底面と、設置面との間にスペースが確保される。すなわち「設置時に、底面が設置面からの突起物等によって損傷することを未然に防止する」という機能が、上述の簡単な方法によって実現され、コストが低減される。
第3発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第1発明又は第2発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、複数の支柱が、少なくとも第1支柱と第2支柱とを含んでいる。第1支柱と第2支柱とを所定の間隔を保って連結する基礎脚がさらに備えられている。
ここでは、ケースの組立初期段階で、支柱と基礎脚とにより四角形の枠が構成される。したがって、組立途中におけるケースの姿勢が安定するので、作業性が向上し、コストが低減される。
第4発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第1発明から第3発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、支柱が、ケースを構成する部材の最上部から最下部にわたって形成されている。
ここでは、ケース構成部材に支柱が形成されたことによって、ケース構成部材の剛性が高まる。したがって、部材保管時、部材運搬時に起こり易い「反り、変形」が防止され、歩留まりが向上し、材料費が低減される。
発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、側板端部の最上部から最下部にわたって、側板端部に曲げ加工が施されることによって、支柱が、側板と一体に形成されている。
ここでは、側板端部が折り曲げられたことによって、側板の剛性が高まる。したがって、部材保管時、部材運搬時に起こり易い「反り、変形」が防止され、歩留まりが向上し、材料費が低減される
発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、側板の端部を複数回折り曲げる曲げ処理によって、支柱が、側板と一体に形成されている。複数の支柱は、少なくとも第1支柱と第2支柱を含んでいる。第1支柱と第2支柱とを所定の間隔を保って連結する基礎脚がさらに備えられている。そして、曲げ処理によって形成される空間は、基礎脚の端部と嵌合する。
ここでは、支柱内側の空間は、基礎脚との連結のために利用される。したがって、空間が利用されることによって、部材の大型化が抑制され、材料費が低減される。
発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、支柱には、底板よりもさらに下方に突出する脚部に、切欠き部が設けられている。切欠き部は、基礎脚の端部近傍に予め設けられたスリット部と嵌合する。
ここでは、支柱の切欠き部と、基礎脚のスリット部とが、相互に干渉し合うことによって、上下方向、左右方向の位置ずれが防止される。したがって、組立て時の姿勢が安定するので、位置合わせが容易となり、作業性が向上し、コストが低減される。
発明に記載の空気調和装置の室外ユニットは、第3発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、基礎脚の所定箇所が穿孔されることによって、開口が形成されている。開口を形成する際に、少なくとも一部は基礎脚から切り離されずに、基礎脚の中央側へ折り曲げられる。これによって、基礎脚の長軸に対してほぼ垂直に延出するガイド部が設けられる。開口は、室外ユニットを吊り上げる際に使用する帯状のナイロンスリングを通すための孔であり、ガイド部は、ナイロンスリング側面を平面で受ける部材である。
ここでは、基礎脚に開口とガイド部が一体で形成される。基礎脚に、開口とガイド部の機能が付加されることによって、部品点数の増加が抑制される。
発明の空気調和装置の室外ユニットは、第発明に記載の空気調和装置の室外ユニットであって、ケースを構成する側板の所定箇所が穿孔されることによって、通気部が形成されている。側板が穿孔される際に、少なくとも一部は側板から切り離されずに、折り曲げられることによって、通気部の開口部からほぼ水平に延出する板部が設けられる。通気部は、熱交換のための空気導入口であり、板部は、通気部から進入した空気が室外熱交換器を通過せずに、室外熱交換器と側板内面との隙間を通ってくることを抑制する。
ここでは、側板に通気部と板部が一体で形成される。側板に、通気部と板部の機能が付加されることで、部品点数の増加が抑制される。
第1発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、ケースを構成する部材が、4つの支柱を兼用することによって、部品点数が削減され、材料費と作業工数が低減される。
第2発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、組立て後のケース底面と、設置面との間にスペースが確保されることによって、「設置時に、底面が設置面からの突起物等によって損傷することを未然に防止する」という機能が簡単に実現され、コストが低減される。
第3発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、ケースの組立初期段階で、支柱と基礎脚によって四角形の枠が形成され、組立途中におけるケースの姿勢が安定する。したがって、作業性が向上し、コストが低減される。
第4発明と第発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、部材保管時、部材運搬時に起こり易い「反り、変形」が防止され、歩留まりが向上し、材料費が低減される。
発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、支柱内の空間が、基礎脚との連結に利用されることによって、部材の大型化が抑制され、材料費が低減される。
発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、支柱の切欠き部と、基礎脚のスリット部とが相互に干渉し合うことによって、基礎脚の上下方向、左右方向の位置ずれが防止され、組立て時の姿勢が安定する。したがって、位置合わせが容易となり、作業性が向上し、コストが低減される。
発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、基礎脚に、開口とガイド部が一体に形成されることによって、部品点数の増加が抑制され、コストが低減される。
発明に係る空気調和装置の室外ユニットでは、側板に、通気部と板部が一体に形成されることによって、部品点数の増加が抑制され、コストが低減される。
<空気調和装置の構成>
本発明の一実施形態に係る室外ユニットを含む空気調和装置の冷媒回路を、図1に示す。空気調和装置1は、ビル用のマルチタイプの空気調和装置であって、1つ又は複数の室外ユニット2に対して複数の室内ユニット3が並列に接続される構成となっている。空気調和装置1の冷媒回路10は、主として圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、室外膨張弁14、室内膨張弁15、室内熱交換器16が順に接続されたものであり、蒸気圧縮式の冷凍サイクルとなっている。
圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13および室外膨張弁14は室外ユニット2に含まれており、室内膨張弁15および室内熱交換器16は室内ユニット3に含まれている。また、四路切換弁12と室内熱交換器16との間はガス側冷媒連絡配管17aにより接続され、室外膨張弁14と室内膨張弁15との間は液側冷媒連絡配管17bにより接続される。冷媒連絡配管17a、17bは、室外ユニット2と室内ユニット3との間に配置される。また、室外ユニット2内には、アキュムレータやその他の付属機器も設けられているが、ここでは図示を省略している。室外ユニット2の内部冷媒回路の端末部には、ガス側閉鎖弁18と液側閉鎖弁19とが設けられている。ガス側閉鎖弁18は四路切換弁12側に配置されており、液側閉鎖弁19は室外膨張弁14側に配置されている。ガス側閉鎖弁18にはガス側冷媒連絡配管17aが接続され、液側閉鎖弁19には液側冷媒連絡配管17bが接続される。これらの閉鎖弁18,19は、室外ユニット2や室内ユニット3を設置するときには閉状態にされている。そして、閉鎖弁18、19は、各ユニット2、3を現地に設置しガス側冷媒配管17aおよび液側冷媒配管17bを閉鎖弁18,19に接続した後に開状態とされる。
図1に示す空気調和装置1の冷媒回路は、実際の回路を簡略化したものである。例えば、実際の圧縮機11は、インバータによる回転数制御を行う容量可変のインバータ圧縮機と、オンオフ制御がなされる定容量の定容量圧縮機とが組み合わされて用いられるものが多い。
また、室外ユニット2には、室外熱交換器13に空気を当てて冷媒と空気との熱交換を促進させる室外ファン29(図2参照)が設けられている。
<空気調和装置の動作>
次にこの空気調和装置1の運転動作について説明する。
まず、冷房運転時は、四路切換弁12が図1において実線で示す状態に保持される。圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁12を介して室外熱交換器13に流入し、室外空気と熱交換して凝縮・液化する。液化した冷媒は、全開状態の室外膨張弁14を通過し、液側冷媒連絡配管17bを通って各室内ユニット3に流入する。室内ユニット3において、冷媒は、室内膨張弁15で所定の低圧に減圧され、さらに室内熱交換器16で室内空気と熱交換して蒸発する。そして、冷媒の蒸発によって冷却された室内空気は、図示しない室内ファンによって室内へと吹き出され、室内を冷房する。また、室内熱交換器16で蒸発して気化した冷媒は、ガス側冷媒連絡配管17aを通って室外ユニット2に戻り、圧縮機11に吸い込まれる。
一方、暖房運転時は、四路切換弁12が図1において破線で示す状態に保持される。圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁12を介して各室内ユニット3の室内熱交換器16に流入し、室内空気と熱交換して凝縮・液化する。冷媒の凝縮によって加熱された室内空気は、室内ファンによって室内へと吹き出され、室内を暖房する。室内熱交換器16において液化した冷媒は、全開状態の室内膨張弁15から液側冷媒連絡配管17bを通って室外ユニット2に戻る。室外ユニット2に戻った冷媒は、室外膨張弁14で所定の低圧に減圧され、さらに室外熱交換器13で室外空気と熱交換して蒸発する。そして、室外熱交換器13で蒸発して気化した冷媒は、四路切換弁12を介して圧縮機11に吸い込まれる。
なお、冷房運転時および暖房運転時のいずれの場合においても、停止中の室内ユニット3の室内膨張弁15は概ね閉状態になっており、その室内ユニット3の室内熱交換器16には冷媒がほとんど流れない。
<室外ユニットの構成>
次に、図2から図5を参照して、室外ユニット2について説明する。図2は、室外ユニット2の外観を表した斜視図であり、図3は、構成部品の一部を取り除いた室外ユニット2の外観を表した斜視図である。
図2、図3に示すように、室外ユニット2は、冷媒回路10の室外側部分と、ケース20とを有する。冷媒回路10の室外側部分は、圧縮機11、室外熱交換器13等から成る。ケース20は、前板21、右側板22、後板23、左側板24、天板25、底板61によって、ほぼ直方体形状に形成されている。
圧縮機11、室外熱交換器13は、底板61上に配置されている。本実施形態では、室外熱交換器13は、右側板22、後板23、左側板24の各内面に沿うように配置されているが、右側板22と対向する部分は、平面視において、右側板22に対して約5度の勾配がついている。
前板21は、前板上部21a、前板中部21b、前板下部21cの3部から成り、後述する側板22,24の端部に形成された支柱51,52へ、ビス締結によって固定されている。
後板23は、後述する側板22,24の端部に形成された支柱53,54にビス締結によって固定されている。後板23の室外熱交換器13と対峙する領域は、空気導入用として開口(図示せず)しており、その開口には保護金網(図示せず)が装着されている。
天板25は、中央部に円状の開口を有しており、この開口を含むケース20の上部に、ファン29が回転自在に配置されている。ファン29の周囲は、ベルマウス29aによって囲まれている。天板25の上側には、円状の開口を覆うように、格子状に形成された軟鋼線のファンカバー(図示せず)が装着されている。ファン29は、その下方に配置されたファンモータ70により回転駆動される。
図3に示すように、ファンモータ70は、ケース20上部の前板21側からケース20上部の後板23側へ架かるモータ支持台63に固定されている。モータ支持台63を支える支持梁62は2つ設けられており、一方の支持梁62は、ケース20上部の前板21側に位置し、その両端は後述の支柱51,52に固定され、もう一方の支持梁62は、ケース20上部の後板23側に位置し、その両端は後述の支柱53,54に固定されている。
ケース20内の上部で、且つ前板21寄りの位置には、制御ボックス41が配置されている。制御ボックス41は、内部に、空気調和装置1の動作を制御する制御基板を備えている。
右側板22、左側板24は、空気導入口として、複数の通気部20aを有し、通気部20aの形状は四角形の孔である。本実施形態では、2つの側板22,24ともに、2列8段の合計16個の通気部20aを有する。そして、最上段の通気部20a上辺は、室外熱交換器13の鉛直方向の最上部より高く位置し、最下段の通気部20a下辺は、室外熱交換器13の鉛直方向の最下部とほぼ同じ高さに位置する。従来の通気部は、1つの大きな四角形の孔に複数の鋼線を網状に固定したものであったが、本実施形態では、複数の通気部20aが、四角形状に穿孔されることによって形成されているので、鋼線が不要となり、部品点数の削減となる。
なお、最上段2列の通気部20aについては、穿孔される際に、材料は完全に打ち抜かれず、四角形の片持ち梁状の板が、通気部20aの上辺につながったままの状態にされ、その四角形の上辺をコーナーとして、その板が90度内側へ折り曲げられることによって、板部20bが形成される。
板部20bは、ケース20を組み立てた際に、室外熱交換器13上端の上側に位置し、室外熱交換器13と、側板22,24との隙間を覆う。これは、通気部20aから吸い込まれた空気が室外熱交換器13を通過せずに、その隙間を通ってファン29に回り込むことを抑制するためであり、板部20bは、空気の流れに対する抵抗板としての機能を果たしている。
本実施形態では、平面視において、左側板24の板部20bの自由端は、左側板24とほぼ平行であるが、右側板22の板部20bの自由端は、右側板22に対して約5度の勾配が設定されている。なぜなら、室外熱交換器13の、右側板22と対向する部分は、平面視において、右側板22に対して約5度の勾配がついているためであり、板部20bの自由端にも同程度の勾配をつけることによって、板部20bは、室外熱交換器13と右側板22との隙間を確実に覆うことができる。
<室外ユニットにおける支柱の構造>
図3に示すように、ケース20の鉛直方向に伸びる4つのコーナーには、それぞれ支柱51,52,53,54が設けられ、ケース20を支持している。支柱51,52,53,54は、右側板22、左側板24の両端部に曲げ加工が施されることによって両側板22,24と一体に形成されている。
本実施形態では、支柱51〜54は、前板21側から見て、前方左側の支柱を第1支柱51、前方右側の支柱を第2支柱52、後方右側の支柱を第3支柱53、後方左側の支柱を第4支柱54と呼ぶ。
図4は、右側板22とその両端部に一体に形成された第2支柱52、第3支柱53を表す斜視図である。右側板22の両端部は、中央部よりも下方に突出している。さらに、右側板22の両端部は、最上部から最下部に至るまで、3回の90度折り曲げ加工(以下、曲げ処理という)が施されることによって、第2支柱52、第3支柱53が形成されている。
左側板24は、右側板22とほぼ同じ形状をしているので詳細図は省略するが、右側板22と同様に、その両端部は中央部よりも下方に突出している。左側板24の両端部は、最上部から最下部に至るまで、曲げ処理が施されることによって、第1支柱51,第4支柱54が形成されている。
従来の空気調和装置の室外ユニットでは、側板と支柱はビスによって締結されていたが、本実施形態では、側板22,24に支柱51〜54が一体に成形されているので、ビス締結は不要となり、部品点数が削減されるだけでなく、ビス締結作業も削減される。さらに、部品の重なり面が減少したことによって、運転時の振動に起因して発生する異音も抑制される。
右側板22、左側板24は、平板状態では変形、反りなどの不具合を発生しやすいが、両端部が曲げ処理され、支柱51〜54が形成されると、右側板22、左側板24の剛性が高まるので、保管時や運搬時に発生し易い変形、反りが防止され、最終的に損失の低減となる。
第1支柱51と第2支柱52との間、および第3支柱53と第4支柱54との間には、後述する基礎脚64が組み込まれ、両側板22,24と、支柱51,52,53,54と、基礎脚64とによって四角形の枠が構成される。この四角形の枠が、ケース20を組立てる際、組立途中におけるケース20の姿勢を安定させるので、作業性が向上する。
上述した曲げ処理のうち、第3の90度折り曲げ加工によって、フランジ51a,52a,53a,54aが形成される。フランジ51a,52a,53a,54aは、前板21、後板23を組み立てる際の合わせ面として利用されることによって、組立作業が容易になる。
右側板22両端の下方に突出した部分は脚部52b,53bであり、左側板24両端の下方に突出した部分は脚部51b,54bである。これら4つの脚部51b,52b,53b,54bによって、室外ユニット2を設置場所へ設置した際に、設置面と底板61との間に一定のスペースが確保される。設置面は常に平坦であるとは限らないので、設置面に突起物等があった場合でも、脚部51b,52b,53b,54bによって確保されたスペースが、底板61の損傷を未然に防止する。
上述のフランジ51a,52a,53a,54aのうち、脚部51b,52b,53b,54b側のフランジ51a,52a,53a,54aには、L字状にカットされた切欠き部51c(図示せず),52c(図4参照),53c(図4参照),54c(図示せず)が設けられている。切欠き部51c,52c,53c,54cは、後述の基礎脚64のスリット64bと嵌合する。ケース20の組立初期段階で、支柱51,52,53,54と基礎脚64によって四角形の枠が構成された際に、切欠き部51c,52c,53c,54cと、スリット64bとが互いに干渉し合って、基礎脚64の左右方向、上下方向のずれが防止され、ケース20の組立時の姿勢が安定し、作業が容易になる。
また、曲げ処理によって支柱51〜54が形成された際に、各支柱51〜54の内側には、空間51d,52d,53d,54dが形成される。空間51d,52d,53d,54dは、後述の基礎脚64の端部64aとの連結部として利用される。このように空間が無駄なく利用されることで、最終的に部材の大型化が抑制される。
<室外ユニットにおける基礎脚の構造>
基礎脚64は、底板61の下方に2つ設けられており、一方は、前板21寄りに位置して、第1支柱51の脚部51bと第2支柱52の脚部52bを所定の間隔を保って連結し、他方は、後板23寄りに位置して、第3支柱53の脚部53bと第4支柱54の脚部54bを所定の間隔を保って連結している。
本実施形態では、平面視において、前板21、後板23の水平幅寸法が、上述の所定の間隔に相当する。したがって、室外ユニット2が組立てられた状態で、第1支柱51と第2支柱52を近づける方向に外力が作用しても、基礎脚64が存在するので、前板21が圧縮されて変形することはない。同様に、室外ユニット2が組立てられた状態で、第3支柱53と第4支柱54を近づける方向に外力が作用しても、基礎脚64が存在するので、後板23が圧縮されて変形することはない。
図5は、支柱52と基礎脚64の組立状態を表した斜視図であり、他の支柱51,53,54と基礎脚64との組立状態も同様である。基礎脚64は、断面形状がコの字状に形成された部材であり、ケース20の底板61と接する上板65と、設置面に接する下板66と、上板65から下板66へ垂直に伸びる立板67とから成る。
基礎脚64の上板65端面から一定長さ離れたところに矩形状のスリットが設けられることによって、端部64aとスリット部64bが形成されている。端部64aは、支柱51〜54の空間51d,52d,53d,54dと嵌合する寸法に設定されている。スリット部64bは、支柱51〜54の切欠き部51c,52c,53c,54cと嵌合する寸法に設定されている。
ケース20を前板21側から見たとき、前板21寄りに位置する基礎脚64は、基礎脚64の左側の端部64aが第1支柱51の空間51dに嵌合し、基礎脚64の左側のスリット部64bが第1支柱51の切欠き部51cに嵌合する。同じように、ケース20を前板21側から見たとき、基礎脚64の右側の端部64aが第2支柱52の空間52dに嵌合し、基礎脚64の右側のスリット部64bが第2支柱52の切欠き部52cに嵌合する。
また、ケース20を後板23側から見たとき、後板23寄りに位置する基礎脚64は、基礎脚64の左側の端部64aが、第3支柱53の空間53dに嵌合し、基礎脚64の左側のスリット部64bが、第3支柱53の切欠き部53cに嵌合する。同じように、ケース20を後板23側から見たとき、基礎脚64の右側の端部64aが、第4支柱54の空間54dに嵌合し、基礎脚64の右側のスリット部64bが、第4支柱54の切欠き部54cに嵌合する。
ケース20を組み立てる際に、基礎脚64の端部64aは、各支柱51〜54の各空間51d,52d,53d,54dと嵌合し、側板22,24と、支柱51〜54と、基礎脚64とが連結され、平面視で四角形の枠が構成される。これによって、ケース20の組み立て途中の姿勢が安定し、作業が容易になる。
但し、端部64aと空間51d,52d,53d,54dとの間にも適度のクリアランスが存在するので、上述の四角形の枠は、菱形状になり易く不安定である。そこで、基礎脚64の端部64aに隣接するスリット部64bと、支柱51〜54の切欠き部51c,52c,53c,54cとが嵌合することによって、基礎脚64の上下方向、左右方向へのズレが防止される。これによって、上述の四角形の枠は、形状が安定し、作業がさらに容易となる。
基礎脚64の立板67には、四角孔形状の開口64cと、四角板形状のガイド部64dが設けられている。開口64cは、基礎脚64の端部64aよりも、基礎脚64の中央寄りに位置し、ガイド部64dは、開口64cの四辺のうちの基礎脚64中央側の一辺から突出しており、ガイド部64dの大きさは、開口64cの四角孔に嵌まり込む程度の大きさの板である。つまり、ガイド部64dは、開口64cが穿孔される際に、材料は完全に打ち抜かれずに、四角形の板の一辺が母材側に片持ち梁状につながれた状態に穿孔され、穿孔後、その母材につながった一辺をコーナーとして、90度折り曲げられることによって、開口64cとガイド部64dが同時に形成される。
開口64cは、ナイロンスリング(図示せず)を通すための孔として利用される。なお、ナイロンスリングとは、室外ユニット2を吊り上げる際に使用する帯状の部材である。実際にナイロンスリングによって室外ユニット2を吊り上げた際、室外ユニット2の重みで、ナイロンスリングには鉛直方向の力と、「基礎脚64の中央側へ片寄ろうとする力」が働く。鉛直方向の力は、ナイロンスリングの全幅へ作用するが、「基礎脚64の中央側へ片寄ろうとする力」の反作用は、ナイロンスリングの片側端部へ作用する。ナイロンスリングの端部の厚み寸法は、ナイロンスリングの幅寸法に比べて小さく、応力が集中し、ナイロンスリングの端部が破れやすくなる。しかし、ガイド部64dが形成されることによって、「基礎脚64の中央側へ片寄ろうとする力」の反作用を受け止める面積が増加し、その結果、ナイロンスリングの片側端部への応力が緩和され、破れが未然に防止される。
さらに、ナイロンスリングの「基礎脚64の中央側へ片寄ろうとする力」は、前板下部21cの下端角部21d(図2参照)に作用し、下端角部21dを圧迫する。しかし、下端角部21dの下方に、ガイド部64dが存在することによって、ガイド部64dが、下端角部21dに作用する力を緩和し、下端角部21dが変形することを、未然に防止している。
<特徴>
(1)
この空気調和装置の室外ユニット2では、ケース20は、前板21と、右側板22と、後板23と、左側板24と、天板25と、底板61とによって直方体形状に構成されている。ケース20は、鉛直方向の4コーナーに設けられた支柱51〜54によって支持されている。第1支柱51、第4支柱54は、左側板24の両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、左側板24と一体に形成されている。第2支柱52、第3支柱53は、右側板22の両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、右側板22と一体に形成されている。
これにより、特許文献1(特開2004−85165号公報)にあるような従来の空気調和装置の室外ユニットと比べて、支柱4個分の部品点数が削減される。
また、従来の空気調和装置の室外ユニットでは、側板と支柱は、ビスによって締結されていたが、本発明における空気調和装置の室外ユニットでは、側板22,24に支柱51〜54が一体に成形されているので、ビス締結は不要となり、部品点数が削減されるだけでなく、ビス締結作業も削減される。さらに、部品の重なり面が減少したことにより、運転時の振動に起因して発生する異音が抑制される。
(2)
この空気調和装置の室外ユニット2では、右側板22の両端部を、右側板22の中央部より長く設定しておき、その両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、右側板22の両端に右側板22の中央部よりも突出する第2支柱52の脚部52b、第3支柱53の脚部53bが一体に形成される。同様に、左側板24の両端部を、左側板24の中央部より長く設定しておき、その両端部に3回の90度折り曲げ加工が施されることによって、左側板24の両端に左側板24の中央部よりも突出する第1支柱51の脚部51b、第4支柱54の脚部54bが一体に形成される。
これにより、ケース20組立後の底板61と、設置面との間に一定のスペースが確保され、設置時に、底板61が設置面からの突起物によって損傷するという不具合は、未然に防止される。すなわち、右側板22、左側板24の各両端部を、右側板22、左側板24の各中央部より突出させておくという安価な方法によって、底板61の損傷が、未然に防止される。
また、3回の90度折り曲げ加工は、右側板22、左側板24の両端部の、最上部から最下部にわたって行われているので、右側板22、左側板24の剛性が高まる。このため、部品保管時、部品運搬時に比較的起こりやすい「反り、変形」が防止され、歩留まりが向上し、材料費が低減される。
(3)
この空気調和装置の室外ユニット2では、ケース20の底板61の下方に、2つの基礎脚64をさらに備えている。一方の基礎脚64は、前板21寄りに配置され、第1支柱51と第2支柱52とを所定の間隔を保って連結しており、他方の基礎脚64は、後板23寄りに配置され、第3支柱53と第4支柱54とを所定の間隔を保って連結している。
これにより、ケース20の組立初期段階で、4つの支柱51〜54と2つの基礎脚64とによって四角形の枠が構成され、ケース20を組立てる際の姿勢が安定する。したがって、作業性が向上し、コストが低減される。
(4)
この空気調和装置の室外ユニット2では、支柱51〜54が形成されたとき、各支柱51〜54には、側板22,24の平面部に対して垂直面を成すフランジ51a,52a,53a,54aが形成され、各支柱51〜54の内側には、平面視においてコの字状に囲まれた空間51d,52d,53d,54dが形成される。
フランジ51a,52a,53a,54aは、支柱51〜54に対して、前板21、後板23を組み付ける際の合わせ面となり、作業が容易になる。
空間51d,52d,53d,54dは、基礎脚64の端部64aと嵌合し、これによって、支柱51〜54と基礎脚64は連結される。すなわち、空間が無駄なく利用されることで、部材の大型化が抑制され、材料費が低減される。
(5)
この空気調和装置の室外ユニット2では、支柱51〜54の下端側、すなわち脚部51b,52b,53b,54b側の、フランジ51a,52a,53a,54aには、L字状に切欠かれた切欠き部51c,52c,53c,54cが設けられている。また、基礎脚64の端部64a近傍には、その切欠き部51c,52c,53c,54cと嵌合するスリット部64bが設けられている。
これにより、切欠き部51c,52c,53c,54cと、スリット部64bとが相互に干渉し合い、基礎脚64の上下方向、左右方向の位置ずれが抑制され、組立時の姿勢がより安定し、作業性が向上し、コストが低減される。
(6)
この空気調和装置の室外ユニット2では、基礎脚64の立板67の両端部近傍に、開口64cとガイド部64dが形成されている。開口64cは、室外ユニット2を吊り上げる際に使用する帯状のナイロンスリングを通すための孔であり、ガイド部64dは、ナイロンスリングに作用する水平方向の力を平面で受けて、ナイロンスリングへの応力集中を緩和するものである。さらに、ガイド部64dは、ナイロンスリングによって前板下部21cの下端角部21dが圧迫され変形することを未然に防止する。そして、開口64c、ガイド64dともに基礎脚64と一体に形成されており、部品点数の増加が抑制され、材料費が低減される。
(7)
この空気調和装置の室外ユニット2では、右側板22と左側板24に、複数の四角孔形状の通気部20aが設けられている。さらに、最上段の通気部20aの四角孔の上辺からは、ケース20の内側へ垂直に延出する板部20bが設けられている。板部20bは、室外熱交換器13の上端を覆い、通気部20aから吸い込まれる空気が、室外熱交換器13を通過せずに直接ファン29へ入り込むことを抑制する。通気部20a、板部20bともに側板22,24と一体に形成されており、部品点数の増加が抑制され、材料費が低減される。
<他の実施形態>
以上、本発明の空気調和装置の室外ユニットについて説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1支柱51と第4支柱54は、左側板24の端部に一体に形成され、第2支柱52と第3支柱53は、右側板22の端部に一体に形成されたが、第1支柱51と第2支柱52が、前板21の端部に一体に形成され、第3支柱53と第4支柱54が、後板23の端部に一体に形成されてもよい。
以上のように本発明によれば、部品点数の低減、作業工数の低減が実現されるので、コスト低減を目的とする空気調和装置の室外ユニットに有用である。
空気調和装置の冷媒回路図。 本発明の実施形態による空気調和装置の室外ユニットの外観斜視図。 図2における室外ユニットから一部の部材を取り除いた状態の外観斜視図。 側板の外観斜視図。 支柱と、基礎脚の組立状態を示す外観斜視図
1 空気調和装置
2 空気調和装置の室外ユニット
10 冷媒回路
11 圧縮機
13 室外熱交換器
20 ケース
20a 通気部
20b 板部
21 前板
22 右側板
23 後板
24 左側板
25 天板
51 第1支柱
52 第2支柱
53 第3支柱
54 第4支柱
51a,52a,53a,54a フランジ
51b,52b,53b,54b 脚部
51c,52c,53c,54c 切欠き部
51d,52d,53d,54d 空間
61 底板
64 基礎脚
64a 端部
64b スリット部
64c 開口
64d ガイド部

Claims (9)

  1. 圧縮機(11)、配管及び熱交換器(13)を含む冷媒回路(10)と、
    前記冷媒回路(10)を収納するケース(20)と、
    前記ケース(20)を支持するように設けられた複数の支柱(51〜54)と、
    を備え、
    前記ケース(20)は、通気部(20a)を有する2つの側板(22,24)と、前板(21)と、後板(23)と、天板(25)と、底板(61)とによってほぼ直方体形状に構成されており、
    前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)の端部に曲げ加工が施されることによって前記側板(22,24)と一体に形成され、
    さらに、前記支柱(51〜54)には、前記側板(22,24)の平面部に対してほぼ垂直な面を為すフランジ(51a,52a,53a,54a)が形成されている、
    空気調和装置の室外ユニット(2)。
  2. 前記複数の支柱(51〜54)は、前記ケース(20)の底部からさらに下方に突出するように形成されている、
    請求項1に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  3. 前記複数の支柱(51〜54)は、少なくとも第1支柱(51)と第2支柱(52)を含んでおり、
    前記第1支柱(51)と前記第2支柱(52)とを、所定の間隔を保って連結する基礎脚(64)をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  4. 前記支柱(51〜54)は、前記ケース(20)を構成する部材の最上部から最下部にわたって形成されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  5. 前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)端部の最上部から最下部にわたって前記側板(22,24)端部に曲げ加工が施されることによって、前記側板(22,24)と一体に形成されている、
    請求項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  6. 前記支柱(51〜54)は、前記側板(22,24)の端部を複数回折り曲げる曲げ処理によって、前記側板(22,24)と一体に形成され、
    前記複数の支柱(51〜54)は、少なくとも第1支柱(51)と第2支柱(52)を含んでおり、
    前記第1支柱(51)と前記第2支柱(52)とを、所定の間隔を保って連結する基礎脚(64)をさらに備え、
    前記曲げ処理によって形成される空間(51d,52d)と、前記基礎脚(64)の端部(64a)とが嵌合する、
    請求項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  7. 前記支柱(51〜54)は、前記底板(61)よりもさらに下方に突出する脚部(51b,52b,53b,54b)に、切欠き部(51c,52c,53c,54c)が設けられ、
    前記切欠き部(51c,52c,53c,54c)と、前記基礎脚(64)の端部(64a)近傍に予め設けられたスリット部(64b)とが嵌合する、
    請求項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  8. 前記基礎脚(64)の所定箇所が穿孔されることによって開口(64c)が形成され、
    前記開口(64c)が形成される際に、少なくとも一部は前記基礎脚(64)から切り離されずに、前記基礎脚(64)の中央側へ折り曲げられることによって、前記基礎脚(64)の長軸に対してほぼ垂直に延出するガイド部(64d)が設けられている、
    請求項3に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
  9. 前記ケース(20)を構成する前記側板(22,24)の所定箇所が穿孔されることによって通気部(20a)が形成され、
    前記側板(22,24)が穿孔される際に、少なくとも一部は前記側板(22,24)から切り離されずに折り曲げられることによって、前記通気部(20a)の開口部からほぼ水平に延出する板部(20b)が設けられている、
    請求項に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
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