JPH0735914B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
- Publication number
- JPH0735914B2 JPH0735914B2 JP59194606A JP19460684A JPH0735914B2 JP H0735914 B2 JPH0735914 B2 JP H0735914B2 JP 59194606 A JP59194606 A JP 59194606A JP 19460684 A JP19460684 A JP 19460684A JP H0735914 B2 JPH0735914 B2 JP H0735914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- bent
- air conditioner
- outer box
- outdoor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は空気調和機の室外機に係り、特に側近の近くに
電気品を配置した空気調和機に好適な室外機に関する。
電気品を配置した空気調和機に好適な室外機に関する。
従来の技術を第6図により説明すると、外箱9とベース
1と仕切板5によって形成された箱体内に収納した電気
品類に雨水等が滴下しないようにするために、保護シー
ト8を電気品の外に被せその外側から側板10で覆う構造
にして電気品の防水を実施している。しかし保護シート
8を別に取付けており作業性やコスト低下についてはあ
まり考慮されていない点もある。
1と仕切板5によって形成された箱体内に収納した電気
品類に雨水等が滴下しないようにするために、保護シー
ト8を電気品の外に被せその外側から側板10で覆う構造
にして電気品の防水を実施している。しかし保護シート
8を別に取付けており作業性やコスト低下についてはあ
まり考慮されていない点もある。
本発明の目的は、外箱と側板の構造で防水もできる空気
調和機の室外機を提供することにある。
調和機の室外機を提供することにある。
外箱の端部に段差を有するフランジ部を設け、該フラン
ジの根元部に前面及び後面の少なくとも一方の面から上
面に連続して連なる溝を形成され、この一の面の溝と上
面の溝を繋ぐ曲げ部の溝に絞り部を有し、この絞り部で
曲げ部が曲げられて曲げ部の溝の深さが上面の溝の深さ
以下になり、前記フランジ部を側板で覆うことにより内
部に雨水が入ることを防止するものである。
ジの根元部に前面及び後面の少なくとも一方の面から上
面に連続して連なる溝を形成され、この一の面の溝と上
面の溝を繋ぐ曲げ部の溝に絞り部を有し、この絞り部で
曲げ部が曲げられて曲げ部の溝の深さが上面の溝の深さ
以下になり、前記フランジ部を側板で覆うことにより内
部に雨水が入ることを防止するものである。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明す
る。
る。
1はベースで電気品や冷凍サイクルを搭載している。2
は外箱で背面の短いコの字形の曲げ構造で左右に2aのフ
ランジ部を形成している。3は、右側板、4は左側板で
あり、このベース1、外箱2、右側板3、左側板4で略
箱体を形成している。5は仕切板で、電気品室を箱体内
に形成する。
は外箱で背面の短いコの字形の曲げ構造で左右に2aのフ
ランジ部を形成している。3は、右側板、4は左側板で
あり、このベース1、外箱2、右側板3、左側板4で略
箱体を形成している。5は仕切板で、電気品室を箱体内
に形成する。
外箱2のフランジ2a部の根元部には内側に凹の溝部2bが
上面から前後面まで連らなっている。また前後面を形成
する曲げ部には、曲げる前に該溝部に絞り部2cを複数個
設けてあり、曲げた後でも周辺にシワ2dが形成される程
度でほぼ完全に略同じ深さで連続する溝を形成でき、外
箱2上面の溝部よりも高くならないようにされている。
上面から前後面まで連らなっている。また前後面を形成
する曲げ部には、曲げる前に該溝部に絞り部2cを複数個
設けてあり、曲げた後でも周辺にシワ2dが形成される程
度でほぼ完全に略同じ深さで連続する溝を形成でき、外
箱2上面の溝部よりも高くならないようにされている。
左側板4には全周にフランジ4aを形成し、このフランジ
4aは先端で拡大するフレ形状をしている。このため外箱
2のフランジ2a、先端2a′との当接部4a′は隙間がほと
んど無く密接状態にある。
4aは先端で拡大するフレ形状をしている。このため外箱
2のフランジ2a、先端2a′との当接部4a′は隙間がほと
んど無く密接状態にある。
以上の構造であるため、雨水等は外箱2の溝2bを伝って
流れ、左側板4の内部にはほとんど侵入しない。該左側
板4のフランジ4aの先端は外箱2の外形より小さい寸法
にしてあるため、外箱の側面に略当接状態にあり大きな
ゴミ等を溝に導かないうえ雨水が溝部2bに入るのも少な
くしている。
流れ、左側板4の内部にはほとんど侵入しない。該左側
板4のフランジ4aの先端は外箱2の外形より小さい寸法
にしてあるため、外箱の側面に略当接状態にあり大きな
ゴミ等を溝に導かないうえ雨水が溝部2bに入るのも少な
くしている。
また外箱2のフランジ部2aおよび溝部2bと曲げた際に、
曲げる外周側と内周側とが曲げ半径の異なる形状の板を
曲げるため、この曲げ近傍を正しい形に形成するよう
に、第4図の如く曲げ部に予じめ絞り部2cを複数個設
け、曲げる際の内側の型6にも該絞り部2cに当らないよ
うに逃げ部6aを設け、矢印の方向に上型で曲げて形成す
るので、曲げる内周側の残った材料は第5図に図示のと
おり上記絞り部2cの間隔が縮むようにして集まり、外形
が美しく且つ略同じ深さの連続した溝となって、少なく
ても上面の溝の深さ以下になる。さらに予め形成した溝
部2bの絞り部2cがあるため曲げる際の力も少なくてすみ
設備も小形になり、材料の板厚の大小があっても均一の
曲げが形成できるのも良い点である。
曲げる外周側と内周側とが曲げ半径の異なる形状の板を
曲げるため、この曲げ近傍を正しい形に形成するよう
に、第4図の如く曲げ部に予じめ絞り部2cを複数個設
け、曲げる際の内側の型6にも該絞り部2cに当らないよ
うに逃げ部6aを設け、矢印の方向に上型で曲げて形成す
るので、曲げる内周側の残った材料は第5図に図示のと
おり上記絞り部2cの間隔が縮むようにして集まり、外形
が美しく且つ略同じ深さの連続した溝となって、少なく
ても上面の溝の深さ以下になる。さらに予め形成した溝
部2bの絞り部2cがあるため曲げる際の力も少なくてすみ
設備も小形になり、材料の板厚の大小があっても均一の
曲げが形成できるのも良い点である。
本発明によれば、外箱のフランジ部の根元部に前面及び
後面の少なくとも一方の面から上面に連続して連なる溝
を形成され、この一方の面の溝と上面の溝を繋ぐ曲げ部
の溝に複数の絞り部を有し、この絞り部で曲げられて曲
げ部の溝の深さが上面の溝の深さ以下にされているの
で、雨水等の排水を上面の溝から上記一方の溝に導く際
に曲げ部の溝で停滞して溢れることなく速やかに通過し
排水されるようになる、しかも、絞り部で曲げられてい
ることによって均一な曲げができるので外観が美しく且
つ、曲げ加工時の外箱の歪による曲げ部付近の外箱と側
板との重なり部間に隙間ができるのを防止できる。以上
のことから、外箱内部に雨水等の水の浸入を防止するこ
とが確実にできる。
後面の少なくとも一方の面から上面に連続して連なる溝
を形成され、この一方の面の溝と上面の溝を繋ぐ曲げ部
の溝に複数の絞り部を有し、この絞り部で曲げられて曲
げ部の溝の深さが上面の溝の深さ以下にされているの
で、雨水等の排水を上面の溝から上記一方の溝に導く際
に曲げ部の溝で停滞して溢れることなく速やかに通過し
排水されるようになる、しかも、絞り部で曲げられてい
ることによって均一な曲げができるので外観が美しく且
つ、曲げ加工時の外箱の歪による曲げ部付近の外箱と側
板との重なり部間に隙間ができるのを防止できる。以上
のことから、外箱内部に雨水等の水の浸入を防止するこ
とが確実にできる。
第1図は空気調和機の外観図、第2図は本発明の外観部
分図、第3図は第2図のA方方向からの部分断面図、第
4図は本発明の外箱工程の説明図、第5図は第2図の外
箱部分拡大図、第6図は、従来の室外機の構造を示す断
面図である。 1……ベース、2……外箱、2a……段差フランジ、2b…
…溝、2c……絞り部、2d……しわ、3……右側板、4…
…左側板、4a……フランジ、5……仕切板、6……曲げ
うけ型、7……ねじ。
分図、第3図は第2図のA方方向からの部分断面図、第
4図は本発明の外箱工程の説明図、第5図は第2図の外
箱部分拡大図、第6図は、従来の室外機の構造を示す断
面図である。 1……ベース、2……外箱、2a……段差フランジ、2b…
…溝、2c……絞り部、2d……しわ、3……右側板、4…
…左側板、4a……フランジ、5……仕切板、6……曲げ
うけ型、7……ねじ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 一夫 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株式 会社日立製作所栃木工場内 (56)参考文献 実開 昭59−55374(JP,U) 特公 昭58−53266(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】外箱の端部に段差を有するフランジ部を設
け、このフランジ部にカバーを被せて箱体を形成し、上
記カバーで覆われるように上記箱体内に電気品を設けら
れた空気調和機の室外機において、 上記フランジ部は、その根元部に前面及び後面の少なく
とも一方の面から上面に連続して連なる溝を形成され、
この一方の面の溝と上面の溝を繋ぐ曲げ部の溝に複数の
絞り部を有し、 この絞り部で曲げられて曲げ部の溝の深さが上面の溝の
深さ以下になるようにされて成ることを特徴とする空気
調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194606A JPH0735914B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59194606A JPH0735914B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 空気調和機の室外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172971A JPS6172971A (ja) | 1986-04-15 |
JPH0735914B2 true JPH0735914B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=16327338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59194606A Expired - Lifetime JPH0735914B2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735914B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6066863B2 (ja) * | 2013-08-06 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 室外機及び空気調和装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853266A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-29 | Nec Corp | フアクシミリ送信原稿の記号記録装置 |
JPS5955374U (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-11 | 松下電器産業株式会社 | セパレ−ト型空気調和機の室外機 |
-
1984
- 1984-09-19 JP JP59194606A patent/JPH0735914B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6172971A (ja) | 1986-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |