JP6066783B2 - 空気調和機の室内機及びそれを備えた空気調和機 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機1について説明する。図1は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機1の概略構成を示す斜視図である。本実施の形態では、床置形の室内機1を例に挙げて説明する。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明における「左」及び「右」は、室内機1を正面から見たときの左及び右をそれぞれ表している。
図1に示すように、室内機1は、縦長直方体形状のキャビネット10を有している。キャビネット10の前面下部には、室内の空気を吸い込む吸込口11が設けられている。キャビネット10の前面上部には、室内に空調空気(吹出風)を吹き出す吹出口12が設けられている。図示していないが、キャビネット10の内部には、吸込口11と吹出口12との間を結ぶ空気通路と、吸込口11から吹出口12に向かう空調空気の流れを上記空気通路内に生成するファンと、上記空気通路内に配置され、内部を流通する冷媒との熱交換により空調空気を冷却又は加熱する熱交換器と、が設けられている。
図2は、図1に示す室内機1のA−A断面図であり、吹出口12内部の左右風向板30の構成及び動作を示す図である。図2(a)は、吹出風の風向が右方向(吹出口12に向かって右方向)に偏向するように、左右風向板30が一方の最大回動角まで反時計回り方向に駆動された状態を示している。図2(b)は、吹出風の風向が吹出口12と垂直な方向(吹出口12の開口端面と垂直な方向、室内機1の正面方向)となるように、左右風向板30が吹出口12と垂直に駆動された状態を示している。図2(c)は、吹出風の風向が左方向(吹出口12に向かって左方向)に偏向するように、左右風向板30が他方の最大回動角まで時計回り方向に駆動された状態を示している。図2(a)〜(c)では、吹出風の流れ方向の例を破線太矢印で示しており、吹出口12両端部近傍の室内空気の流れ方向の例を実線太矢印で示している。
左右風向板30(左端風向板31、中間風向板32〜34、右端風向板35)の上端側には、全ての左右風向板30を連結するとともにそれぞれに駆動力を伝達する連結板40が設けられている。連結板40は、不図示の駆動装置で駆動されることにより、一方の可動端と他方の可動端との間の範囲内において水平面内で円弧運動するようになっている。図2(a)〜(c)及び図3(a)〜(c)中では、連結板40は概ね左右方向に運動する。図2(a)及び図3(a)に示す連結板40は一方の可動端位置(左端の可動端位置)にあり、図2(b)及び図3(b)に示す連結板40は中間位置にあり、図2(c)及び図3(c)に示す連結板40は他方の可動端位置(右端の可動端位置)にある。
次に、左右風向板30(左端風向板31、中間風向板32〜34、右端風向板35)の動作について説明する。まず、連結板40が所定の位置から左端の可動端位置まで左方向に駆動されるときの動作について説明する。連結板40が所定の位置から左端の可動端位置まで駆動されると、中間風向板32〜34は、図2(a)及び図3(a)に示すように、連結板40からの反時計回り方向の回転力により一方の最大回動角まで反時計回り方向に駆動される。これにより、中間風向板32〜34近傍の吹出風が右方向(吹出口12に向かって右方向)に導かれ、吹出風の主流の風向が右方向に偏向する。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、左端風向板及び右端風向板の形状において上記実施の形態1と異なっている。上記実施の形態1の左端風向板31及び右端風向板35は2次元断面形状を有しているが、本実施の形態の左端風向板及び右端風向板は、例えば上下方向の風速分布に対応して3次元的に形状を変更した構成を有している。図4は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機に用いられる左端風向板131の構成を示す図である。図4(a)は左端風向板131の平面図であり、図4(b)は図4(a)のD−D断面図であり、図4(c)は図4(a)のE−E断面図である。なお、本実施の形態の右端風向板については左端風向板131と左右対称の構成を有しているため説明を省略する。
次に、本発明の実施の形態3として、上記実施の形態の室内機1を備えた空気調和機200について説明する。図5は、本実施の形態に係る空気調和機200の冷媒回路図である。図5に示すように、空気調和機200は、上記実施の形態の室内機1と、室外機210とを有している。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
図6は、上記実施の形態1〜3の第1の変形例として、左端風向板31の回動軸31a及びそれを軸支する軸受部61の軸方向に垂直な断面を示している。図6(a)は、左端風向板31が一方の最大回動角まで駆動された状態(例えば、図2(a)に示すような状態)を示しており、図6(b)は、左端風向板31が他方の最大回動角まで駆動された状態(例えば、図2(c)に示すような状態)を示している。本変形例は、左端風向板31の可動角度範囲を限定するための構成が回動軸31a及び軸受部61に設けられている点に特徴を有している。なお、ここでは左端風向板31についてのみ説明するが、右端風向板35も左端風向板31と左右対称の構成を有している。
Claims (8)
- 吹出風を吹き出す吹出口と、前記吹出口に設けられ、それぞれ所定の可動角度範囲で回動駆動されて前記吹出風の風向を左右方向に調整する複数の左右風向板と、を備えた空気調和機の室内機であって、
前記左右風向板は、平板状の中間風向板と、前記中間風向板の両端に配置された両端風向板と、を含んでおり、
前記両端風向板は、吹出風上流側の端部に位置する上流端部と、吹出風下流側の端部に位置する下流端部と、が互いに所定の傾斜角で傾斜するように屈曲又は湾曲した構成を有し、回動軸方向に見て前記中間風向板側に凸となるように設けられており、
前記両端風向板の前記可動角度範囲の大きさは、前記中間風向板の前記可動角度範囲の大きさよりも小さく、
前記吹出風の風向が左右方向の一方に偏向するように前記左右風向板が前記可動角度範囲の一方の最大回動角まで駆動されたとき、
風向と逆側の端に配置された前記両端風向板では、前記下流端部が前記吹出口に対して垂直になり、
風向側の端に配置された前記両端風向板では、前記下流端部が前記中間風向板と平行になること
を特徴とする空気調和機の室内機。 - 前記両端風向板は、前記傾斜角で「く」の字状に屈曲した屈曲部と、前記上流端部を含み、前記屈曲部よりも吹出風上流側に位置する上流側平板部と、前記下流端部を含み、前記屈曲部よりも吹出風下流側に位置する下流側平板部と、をそれぞれ有していること
を特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。 - 前記傾斜角は、前記両端風向板の前記可動角度範囲の大きさと一致していること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室内機。 - 前記吹出口に対して固定され、所定角度に回動した前記両端風向板に当接して前記両端風向板の前記可動角度範囲を限定するストッパ部と、
前記両端風向板を外向きとなる回動方向に付勢する付勢手段と、をさらに有すること
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。 - 前記左右風向板の下流側に配置され、それぞれ所定の可動角度範囲で回動駆動されて吹出風の風向を上下方向に調整する複数の上下風向板をさらに有すること
を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。 - 吹出風となる空気を吸い込む吸込口をさらに有し、
前記吹出口は、前記吸込口に対して所定方向にずれて設けられており、
前記両端風向板は、前記上流端部と前記下流端部とが互いに傾斜するように屈曲又は湾曲した構成を前記所定方向とは逆側の一部に備えるとともに、平板状の部分平板部を前記一部よりも前記所定方向側に備えていること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。 - 前記部分平板部は、前記両端風向板の回動軸方向に見て、前記上流端部と前記下流端部とを結ぶ直線状の形状を有していること
を特徴とする請求項6に記載の空気調和機の室内機。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機を備えること
を特徴とする空気調和機。
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