JP6065805B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に好適に用いられる電動機に関し、特に、電動機の冷却と潤滑とを両立させるための改良に関する。
ロータシャフトの軸芯にそのロータシャフトと同軸に形成された軸芯油路と、その軸芯油路から前記ロータシャフトの径方向外側に向けて貫通して設けられた径方向油路とを、備えた電動機が知られている。斯かる電動機において、効率的な冷却を実現するための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載された強制油冷式電動機がその一例である。この技術によれば、前記ロータシャフトの軸芯に、油の入力側を小径とし、出力側を大径としたテーパ状の軸芯油路を形成することで、効率的な冷却を実現することができるとされている。
特開平9−154258号公報
ところで、前記ロータシャフト内に供給される油は、前記電動機における磁石をはじめとする部分の冷却に用いられると共に、前記ロータシャフトを軸支する軸受をはじめとする部分の潤滑に用いられる。しかしながら、前記従来の技術では、前記電動機の回転速度が比較的小さい場合等、冷却の必要性が比較的小さい場合においても、冷却のための油路に優先的に油が供給されるため、潤滑が必要な部分にまで十分な油が回らないおそれがあった。このため、電動機の冷却と潤滑とをバランスよく両立させる電動機の開発が求められていた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、電動機の冷却と潤滑とをバランスよく両立させる電動機を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本第1発明の要旨とするところは、ロータを支持するロータシャフトと、該ロータシャフトの軸芯にそのロータシャフトと同軸に形成された軸芯油路と、その軸芯油路から前記ロータシャフトの径方向外側に向けて貫通して設けられた径方向油路とを、備え、前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口から排出されなかった油は他の供給先へ供給される電動機であって、前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口は、その軸芯油路の同一周面内における前記接続口が設けられていない内壁部よりも小径側に設けられたことを特徴とするものである。
このように、前記第1発明によれば、前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口は、その軸芯油路の同一周面内における前記接続口が設けられていない内壁部よりも小径側に設けられたものであることから、前記軸芯油路内に供給される油が比較的多い場合には、前記径方向油路に油が供給されて好適な冷却が行われる。前記軸芯油路内に供給される油が比較的少ない場合には、前記径方向油路に油が流れず、潤滑が必要な他の部分に十分な油を供給できる。すなわち、電動機の冷却と潤滑とをバランスよく両立させる電動機を提供することができる。
前記第1発明に従属する本第2発明の要旨とするところは、前記軸芯油路における前記接続口が設けられていない内壁部には、前記ロータシャフトの軸芯方向に延伸する溝部が形成されたものである。このようにすれば、実用的な態様で、前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口を、その軸芯油路の同一周面内における前記接続口が設けられていない内壁部よりも小径側とする構成を実現できる。
前記第2発明に従属する本第3発明の要旨とするところは、前記溝部の本数は、前記ロータ内に設けられた磁石の数の整数倍であり、前記ロータシャフトの周方向における前記磁石の位相は、少なくとも1つの前記径方向油路の位相に対応するものである。このようにすれば、比較的少ない油量でも好適に電動機の冷却を実現できる。
前記第1発明から第3発明の何れかに従属する本第4発明の要旨とするところは、前記ロータシャフトを軸支する軸受を備え、前記ロータシャフトは、前記軸芯油路内の油を前記軸受へ案内する潤滑油路を備え、前記潤滑油路における前記軸芯油路との接続口は、少なくとも1つの前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口よりも大径側に設けられたものである。このようにすれば、前記軸芯油路内に供給される油が比較的少ない場合に、潤滑が必要な前記軸受に十分な油を供給できる。
前記第1発明から第4発明の何れかに従属する本第5発明の要旨とするところは、前記軸芯油路に油を供給する供給源を備え、その供給源は、前記電動機の回転速度が大きいほど前記軸芯油路に多くの油を供給するものである。このようにすれば、前記電動機の回転速度が比較的大きくその電動機の冷却の必要性が比較的大きい場合には、前記径方向油路に油が供給されて好適な冷却が行われる。前記電動機の回転速度が比較的小さくその電動機の冷却の必要性が比較的小さい場合には、前記径方向油路に油が流れず、潤滑が必要な他の部分に十分な油を供給できる。
本発明の好適な実施例である電動機の構成を説明するために、その軸芯を含む一部構成を切断して示す視断面図である。 図1のa−a断面図である。 図1の電動機の効果について説明するために、ロータシャフトの一部を切断して示す部分断面図であり、油量が比較的少ない場合を例示している。 図1の電動機の効果について説明するために、ロータシャフトの一部を切断して示す部分断面図であり、油量が比較的多い場合を例示している。 本発明の他の実施例である電動機の構成を説明するために、その軸芯を含む一部構成を切断して示す視断面図である。 図5において破線で囲繞して示す部分を拡大して示す図である。 本発明の更に別の実施例である電動機における軸芯に垂直な構成を概略的に示す図である。 本発明の更に別の実施例である電動機の構成を説明するために、その軸芯を含む一部構成を切断して示す視断面図である。
本発明は、ハイブリッド車両等に搭載され、走行用の駆動力を発生させる駆動力源及び発電を行う発電機の少なくとも一方として機能する車両用電動機に好適に適用される。或いは、後輪に駆動力を発生させるための後輪用モータ(Rrモータ)を備えた車両において、その後輪用モータに適用されるものであってもよい。電気自動車(EV車両)に搭載されたEV用モータ(T/Aモータ)に本発明が適用されるものであってもよい。
本発明において、好適には、前記ロータシャフトの径方向に貫通してパイプが設けられたものであり、そのパイプには、前記ロータシャフトの軸芯方向における油の供給元側に開口が形成されたものであり、その開口は、前記軸芯油路の同一周面内における前記開口が設けられていない内壁部よりも小径側に設けられたものである。このようにすれば、実用的な態様で、径方向油路として機能する前記パイプの中空における前記軸芯油路との接続口である前記開口を、その軸芯油路の同一周面内における前記開口が設けられていない内壁部よりも小径側とする構成を実現できる。
本発明において、好適には、前記ロータシャフトは、前記電動機の出力軸に対してスプライン嵌合されたものであり、前記ロータシャフトの軸芯方向に延伸する溝部は、前記ロータシャフトの内周側に形成された前記スプライン嵌合に係るスプライン溝部が延伸して形成されたものである。このようにすれば、前記電動機の冷却及び潤滑をバランスよく両立させられることに加え、スプライン溝部とは別に前記溝部を形成する構成に比べ、製造工程における工数を低減できる。
本発明において、好適には、前記径方向油路は、前記軸芯油路内の油を前記ロータに備えられた磁石近傍へ案内するものである。このようにすれば、冷却の必要性が高い磁石を効率的に冷却することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される電動機10の構成を説明するために、その軸芯Cを含む一部構成を切断して示す視断面図である。この電動機10は、好適には、ハイブリッド車両やEV車両等に搭載され、走行用の駆動力を発生させる駆動力源(駆動用モータ)及び発電を行う発電機の少なくとも一方として機能する車両用電動機である。図1に示すように、前記電動機10は、非回転部材であるハウジング(モータケース)12内に、ステータ14、ロータ16、ロータシャフト18、及び出力軸20等を、軸芯Cを中心とする同軸に備えて構成されている。軸芯Cは、前記ロータシャフト18の軸芯(軸心)であり、そのロータシャフト18の回転中心すなわち前記ロータ16の回転中心に相当する。
前記ステータ14は、前記電動機10の固定子に対応するものであり、前記ハウジング12に固定されている。前記ロータ16は、前記電動機10の回転子に対応するものであり、前記ステータ14との間に所定の空隙を隔ててそのステータ14の内周側に、共通の軸芯Cまわりの相対回転可能に設けられている。前記ロータ16は、軸芯C方向に長手状に構成された磁石(永久磁石)36を備えている。好適には、前記ロータ16の周方向に均等に複数の磁石36が設けられている。
前記ロータシャフト18は、前記ロータ16の内周側に設けられてそのロータ16を支持する。すなわち、前記ロータ16は、前記ロータシャフト18の外周側に、そのロータシャフト18に対する相対回転不能に設けられている。前記ロータシャフト18は、その両端部に設けられたベアリング22a、22b(以下、特に区別しない場合にはベアリング22という)により、前記ハウジング12に対して軸芯Cまわりの回転(自転)可能に支持されている。すなわち、本実施例においては、前記ベアリング22が、前記ロータシャフト18を軸支する軸受に対応する。前記ベアリング22は、前記ロータシャフト18と前記ハウジング12との間にあそび嵌めされており、前記ベアリング22のインナレースと前記ロータシャフト18との間には、油が通過する程度の隙間が存在する。前記出力軸20は、前記ロータシャフト18にスプライン嵌合されている。すなわち、前記ロータシャフト18の内周側にスプライン溝部24が形成されると共に、そのスプライン溝部24と嵌め合わされるスプライン26が前記出力軸20の外周側に形成されている。前記ロータシャフト18のスプライン溝部24と前記出力軸20のスプライン26とが相互に嵌め合わされることで、前記ロータシャフト18及び出力軸20が共通の軸芯Cまわりに一体的に回転(自転)させられるように構成されている。
前記ロータシャフト18は、その軸芯Cにそのロータシャフト18と同軸に形成された軸芯油路28を備えている。すなわち、前記ロータシャフト18の内周側における、軸芯Cを含む所定の径寸法までの部分が中空とされており、その中空が前記軸芯油路28として機能する。換言すれば、前記ロータシャフト18は、軸芯Cを含む部分が中空とされた略円筒状の部材である。前記軸芯油路28には、前記電動機10の冷却及び潤滑等に用いられる油(オイル)が流通させられる。すなわち、前記ロータシャフト18には、その軸内すなわち内径側における軸芯Cを含む部分に、油が流通させられる流通路としての前記軸芯油路28が形成されている。
前記電動機10は、前記軸芯油路28に油を供給する供給源としてのオイルポンプ30を備えている。このオイルポンプ30は、車両の駆動源等に連結された機械式のオイルポンプ、或いは電動モータにより油圧を発生させる電動オイルポンプ等、公知のオイルポンプ(油圧ポンプ)である。好適には、前記電動機10の出力軸20等に連結され、その電動機10の回転に伴い油圧を発生させる機械式のオイルポンプである。或いは、図示しないエンジン等の内燃機関に連結され、その内燃機関の回転に伴い油圧を発生させるオイルポンプであってもよい。図1に矢印で示すように、前記オイルポンプ30から出力された油は、前記ハウジング12と一体的に形成された供給油路32を介して前記軸芯油路28へ供給(流入)される。
前記オイルポンプ30は、好適には、前記電動機10の回転速度が大きいほど前記軸芯油路28に多くの油を供給するものである。例えば、前記オイルポンプ30が、前記電動機10の出力軸20等に連結され、その電動機10の回転に伴い油圧を発生させる機械式のオイルポンプである場合、前記電動機10の回転速度が大きいほど、前記オイルポンプ30から出力される油の流量は多くなる。前記オイルポンプ30が、電動モータにより油圧を発生させる電動オイルポンプである場合、前記電動機10の回転速度が大きいほど、前記電動モータの回転速度が大きくなるようにその電動モータの駆動を制御することで、前記電動機10の回転速度が大きいほど、前記オイルポンプ30から出力される油の流量が多くなる。
図2は、前記ロータシャフト18の構成を詳しく説明するためにその一部を切断して示す図であり、図1のa−a断面図である。この図2に示すように、前記ロータシャフト18には、前記軸芯油路28から前記ロータシャフト18の径方向外側に向けて貫通して径方向油路34が設けられている。好適には、図2に示すように、前記ロータシャフト18の周方向に均等に複数(図2では8本)の前記径方向油路34が形成されている。好適には、前記ロータシャフト18の外周側に突出して設けられたフランジ部(鍔部)に対応する位置に、前記径方向油路34が形成されている。前記径方向油路34は、好適には、前記ロータシャフト18の軸芯Cを中心として放射状に設けられたものである。前記径方向油路34は、前記軸芯油路28と前記ロータシャフト18の外周側とを導通させる。すなわち、前記径方向油路34は、前記軸芯油路28との接続口40及び前記ロータシャフト18の外周面における開口42を備えている。前記軸芯油路28内に供給された油は、前記径方向油路34を介して前記ロータシャフト18の外周側に放出され、前記ロータ16の側部からそのロータ16に備えられた前記磁石36の冷却等のために供給される。すなわち、前記ロータシャフト18には、前記軸芯油路28内の油を前記電動機10における冷却が必要な部分(例えば、磁石36)へ案内する冷却油路としての前記径方向油路34が設けられている。
前記ロータシャフト18において、前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40から排出されなかった油は、前記ベアリング22a、22bをはじめとする他の供給先へ供給される。前記ロータシャフト18は、前記軸芯油路28内の油を前記ベアリング22a、22bへ案内する潤滑油路38a、38b(以下、特に区別しない場合には潤滑油路38という)を備えている。すなわち、図1に示すように、前記ロータシャフト18の軸芯C方向における前記ベアリング22a、22bにそれぞれ対応する位置に、前記軸芯油路28内の油を前記ベアリング22a、22bへそれぞれ案内する潤滑油路38a、38bが、前記軸芯油路28から前記ロータシャフト18の径方向外側に向けて貫通して設けられている。前記軸芯油路28内に供給された油は、前記潤滑油路38を介して前記ロータシャフト18の外周側に放出され、前記ベアリング22の潤滑のために供給される。特に、前記ベアリング22bに関しては、前記軸芯油路28内に供給され、その軸芯油路28を軸芯C方向に流通させられた油が、前記ロータシャフト18と前記出力軸20とのスプライン嵌合部を介して前記潤滑油路38bに回り、その潤滑油路38bを介して前記ベアリング22bへ供給される。
図2に示すように、前記ロータシャフト18において、前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40は、その軸芯油路28の同一周面内における前記接続口40が設けられていない内壁部(内周面)よりも小径側に設けられたものである。すなわち、前記接続口40は、前記内壁部よりも、前記ロータシャフト18の径方向内側に設けられたものである。好適には、前記軸芯油路28における前記接続口40が設けられていない内周面には、前記ロータシャフト18の軸芯C方向に延伸する複数(図2では8本)の溝部44が形成されている。換言すれば、前記ロータシャフト18には、前記接続口40が開口する内周面46を径方向に掘り下げる前記複数の溝部44が形成されている。斯かる溝部44が、前記接続口40が設けられていない前記内壁部に相当する。前記溝部(内壁部)44は、前記ロータシャフト18の周方向に均等に形成されている。好適には、相互に隣り合う径方向油路34の間に1本ずつの溝部44が形成されている。
前記ロータシャフト18において、好適には、前記潤滑油路38a、38bにおける前記軸芯油路28との接続口48a、48b(以下、特に区別しない場合には接続口48という)は、少なくとも1つの前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40よりも大径側に設けられたものである。すなわち、前記潤滑油路38の接続口48は、前記径方向油路34の接続口40よりも、前記ロータシャフト18の径方向外側に設けられたものである。
図3及び図4は、本実施例の電動機10の効果について説明するために、前記ロータシャフト18の一部を切断して示す部分断面図である。図3及び図4においては、前記軸芯油路28内を流通させられる油50の油面を破線で示すと共に、その油50が存在する部分を横線範囲で示している。図3は前記軸芯油路28に供給される油量が比較的少ない場合を、図4は前記軸芯油路28に供給される油量が比較的多い場合を、それぞれ示している。前記軸芯油路28内に供給された油は、前記ロータシャフト18の回転に伴い、遠心力でその外周側へ放出させられ、前記径方向油路34を介して前記ロータ16へ供給され前記磁石36の冷却に用いられると共に、前記潤滑油路38を介して前記ベアリング22へ供給されその潤滑に用いられる。ここで、前記電動機10の冷却と潤滑とを両立させることが求められる。特に、油の供給口である前記供給油路32から軸芯C方向に比較的離れた前記潤滑油路38bへの油の供給が問題となる。この問題の対策としては、(a)油が前記ステータ14の外側を通る経路を設ける、(b)前記ロータシャフト18内に別のシャフトを設けて油を通過させる、(c)前記ロータシャフト18の軸芯に形成された中空を介して油を通過させる等の対策が考えられる。しかし、(a)の対策では前記ステータ14の外側に設けた経路の分だけモータケースの体格が大きくなり搭載性が悪化する、(b)の対策では前記ロータシャフト18内に別のシャフトを設けるために構造が複雑化する等の弊害が生じる。(c)の対策においても冷却用の油と潤滑用の油とを共に中空を介して通過させる構成では、例えば冷却用に多くの油が流れてしまい、十分な油が潤滑用に回らない等の弊害が発生するおそれがある。
本実施例の電動機10においては、前記のような構成とされていることで、例えば、前記電動機10の回転速度が比較的小さく、前記軸芯油路28に供給される油量が比較的少ない場合に、図3に示すように油50が前記径方向油路34に流入させられず、軸芯C方向に延伸する前記溝部44を通って軸芯C方向に流通させられ、前記潤滑油路38bまで好適に回される。前記電動機10の回転速度が比較的小さい場合には、前記磁石36の冷却の必要性が低い一方、前記ベアリング22bの潤滑の必要性はあることが考えられるが、本実施例によれば、好適な潤滑を実現できる。例えば、前記電動機10の回転速度が比較的大きく、前記軸芯油路28に供給される油量が比較的多い場合には、図4に示すように油50が前記径方向油路34に流入させられると共に、軸芯C方向に延伸する前記溝部44を通って軸芯C方向に流通させられ、前記潤滑油路38bまで好適に回される。すなわち、前記磁石36の冷却と前記ベアリング22bの潤滑とが両立させられる。以上のように、本実施例の構成によれば、前記潤滑油路38bには常に適量の油50が供給される一方、前記径方向油路34には前記磁石36の冷却の必要性が高いときのみ油50が供給されるため、前記電動機10の冷却と潤滑とをバランスよく両立させることができる。
このように、本実施例によれば、前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40は、その軸芯油路28の同一周面内における前記接続口40が設けられていない内壁部よりも小径側に設けられたものであることから、前記軸芯油路28内に供給される油50が比較的多い場合には、前記径方向油路34に油50が供給されて好適な冷却が行われる。前記軸芯油路28内に供給される油50が比較的少ない場合には、前記径方向油路34に油50が流れず、潤滑が必要な他の部分に十分な油を供給できる。すなわち、冷却と潤滑とをバランスよく両立させる前記電動機10を提供することができる。
前記軸芯油路28における前記接続口40が設けられていない内壁部には、前記ロータシャフト18の軸芯C方向に延伸する溝部44が形成されたものであるため、実用的な態様で、前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40を、その軸芯油路28の同一周面内における前記接続口40が設けられていない内壁部よりも小径側とする構成を実現できる。
前記ロータシャフト18を軸支する軸受としてのベアリング22を備え、前記ロータシャフト18は、前記軸芯油路28内の油50を前記ベアリング22へ案内する潤滑油路38を備え、前記潤滑油路38における前記軸芯油路28との接続口48は、少なくとも1つの前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40よりも大径側に設けられたものであるため、前記軸芯油路28内に供給される油50が比較的少ない場合に、潤滑が必要な前記ベアリング22に十分な油を供給できる。
前記軸芯油路28に油を供給する供給源としてのオイルポンプ30を備え、そのオイルポンプ30は、前記電動機10の回転速度が大きいほど前記軸芯油路28に多くの油を供給するものであるため、前記電動機10の回転速度が比較的大きくその電動機10の冷却の必要性が比較的大きい場合には、前記径方向油路34に油50が供給されて好適な冷却が行われる。前記電動機10の回転速度が比較的小さくその電動機10の冷却の必要性が比較的小さい場合には、前記径方向油路34に油が流れず、潤滑が必要な他の部分に十分な油を供給できる。
続いて、本発明の他の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下、実施例相互に共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の他の実施例である電動機60の構成を説明するために、その軸芯Cを含む一部構成を切断して示す視断面図である。図6は、図5において破線で囲繞して示す部分を拡大して示す図である。これら図5及び図6に示すように、本実施例の電動機60に備えられた前記ロータシャフト18には、その径方向に貫通してパイプ62が設けられている。このパイプ62は、その軸芯を含む所定の径寸法までの部分が中空(内穴)62aとされた管状(円筒状)の部材である。少なくとも1本のパイプ62が設けられたものであればよいが、複数本のパイプ62が設けられたものであってもよい。前記パイプ62には、前記ロータシャフト18の軸芯C方向における前記供給油路32側に開口64が、中空から外周面まで貫通して設けられている。前記ロータ16には、前記パイプ62から供給された油を前記ロータ16内部へ案内する案内油路68が形成されている。斯かる構成により、前記軸芯油路28内の油が前記開口64から前記パイプ62内に導入され、前記ロータシャフト18の外周側へ案内される。そして、前記ロータ16に形成された前記案内油路68を介して、前記磁石36付近まで案内されるようになっている。すなわち、本実施例においては、前記パイプ62の中空62aが、前記軸芯油路28から前記ロータシャフト18の径方向外側に向けて貫通して設けられた径方向油路に相当する。前記開口64が、斯かる径方向油路における前記軸芯油路28との接続口に相当する。前記ロータシャフト18における内周部には、軸芯C方向に延伸する溝部44が形成されていない。換言すれば、前記ロータシャフト18に形成された軸芯油路28の内周面は、略円筒状の内周面66とされている。
図6に示すように、前記パイプ62に形成された前記開口64は、前記軸芯油路28の内周面66よりも小径側とされている。すなわち、径方向油路としての前記パイプ62の中空62aにおける、前記軸芯油路28との接続口としての前記開口64は、前記軸芯油路28の同一周面内における内壁部としての前記内周面66よりも小径側に設けられたものである。斯かる構成においても、前記電動機10の回転速度が比較的大きくその電動機10の冷却の必要性が比較的大きい場合には、径方向油路としての前記パイプ62の中空62aに油50が供給されて好適な冷却が行われる。前記電動機10の回転速度が比較的小さくその電動機10の冷却の必要性が比較的小さい場合には、前記パイプ62の中空62aに油が流れず、前記ベアリング22bをはじめとする潤滑が必要な他の部分に十分な油を供給できる。
図7は、本発明の更に別の実施例である電動機70の構成を説明するために、その電動機70におけるロータ16及びロータシャフト18を、前記電動機70の軸芯Cに垂直な方向から見た様子を概略的に示す図である。この図7に示すように、本実施例の電動機70に備えられた前記ロータ16には、前記ロータシャフト16の径方向油路34から供給された油を前記ロータ16内部へ案内する案内油路72が形成されている。前記ロータ16には、前記磁石36の近傍に、前記ロータシャフト18の軸芯C方向に延伸する軸方向油路74が形成されている。この軸方向油路74は、前記案内油路72と接続(導通)されている。斯かる構成により、前記軸芯油路28内の油が前記径方向油路34を介して前記ロータシャフト18の外周側へ案内される。そして、前記ロータ16に形成された前記案内油路72を介して前記軸方向油路74へ供給され、前記磁石36を効率的に冷却させられるようになっている。
図7に示すように、前記電動機70に備えられた前記ロータシャフト18においては、その周方向に均等に4本の前記径方向油路34が形成されている。前記ロータ16においては、各径方向油路34に連通して4本の前記案内油路72及び軸方向油路74がそれぞれ形成されている。各軸方向油路74に沿って2本ずつ計8本の前記磁石36が設けられている。すなわち、前記ロータシャフト18の周方向における前記磁石36の位相は、各径方向油路34の位相に対応するものである。前記ロータシャフト18の内周側には、前記内壁部として8本の溝部44が形成されている。すなわち、本実施例の電動機70において、前記ロータシャフト18の軸芯C方向に延伸して形成された溝部44の本数は、前記磁石36の数と等しい。好適には、前記溝部44の本数は、前記磁石36の数の整数倍とされたものである。
このように、本実施例によれば、前記溝部44の本数は、前記ロータ16内に設けられた磁石36の数の整数倍であり、前記ロータシャフト18の周方向における前記磁石36の位相は、少なくとも1つの前記径方向油路34の位相に対応するものであるため、比較的少ない油量でも好適に電動機70の冷却を実現できる。
図8は、本発明の更に別の実施例である電動機80の構成を説明するために、その軸芯Cを含む一部構成を切断して示す視断面図である。この図8に示すように、本実施例の電動機80に備えられた前記ロータシャフト18においては、前記出力軸20とのスプライン嵌合に係る前記スプライン溝部24が、軸芯C方向における前記径方向油路34に対応する位置まで延伸して形成されている。前記径方向油路34における前記軸芯油路28との接続口40は、前記スプライン溝部24が形成されていない部分に設けられている。すなわち、本実施例においては、前記スプライン溝部24が、前記軸芯油路28における前記接続口40が設けられていない内壁部すなわち溝部に対応する。ここで、前記スプライン溝部24の本数は、好適には、前記ロータ16に設けられた前記磁石36の数の整数倍である。斯かる構成においても、前記電動機80の冷却及び潤滑をバランスよく両立させられることに加え、図1等に示す電動機10のように、前記スプライン溝部24とは別に前記溝部44を形成する構成に比べ、製造工程における工数を低減できる。更には、前記スプライン溝部24を介してより効率的に前記ベアリング22bの潤滑を実現することができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
10、60、70、80:電動機、16:ロータ、18:ロータシャフト、22:ベアリング(軸受)、24:スプライン溝部(内壁部)、28:軸芯油路、30:オイルポンプ(供給源)、34:径方向油路、36:磁石、38:潤滑油路、40:接続口、44:溝部(内壁部)、48:接続口、50:油、62a:中空(径方向油路)、64:開口(接続口)、66:内周面(内壁部)、C:軸芯

Claims (5)

  1. ロータを支持するロータシャフトと、該ロータシャフトの軸芯に該ロータシャフトと同軸に形成された軸芯油路と、該軸芯油路から前記ロータシャフトの径方向外側に向けて貫通して設けられた径方向油路とを、備え、前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口から排出されなかった油は他の供給先へ供給される電動機であって、
    前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口は、該軸芯油路の同一周面内における前記接続口が設けられていない内壁部よりも小径側に設けられたものである
    ことを特徴とする電動機。
  2. 前記軸芯油路における前記接続口が設けられていない内壁部には、前記ロータシャフトの軸芯方向に延伸する溝部が形成されたものである
    請求項1に記載の電動機。
  3. 前記溝部の本数は、前記ロータ内に設けられた磁石の数の整数倍であり、前記ロータシャフトの周方向における前記磁石の位相は、少なくとも1つの前記径方向油路の位相に対応するものである
    請求項2に記載の電動機。
  4. 前記ロータシャフトを軸支する軸受を備え、
    前記ロータシャフトは、前記軸芯油路内の油を前記軸受へ案内する潤滑油路を備え、
    前記潤滑油路における前記軸芯油路との接続口は、少なくとも1つの前記径方向油路における前記軸芯油路との接続口よりも大径側に設けられたものである
    請求項1から3の何れか1項に記載の電動機。
  5. 前記軸芯油路に油を供給する供給源を備え、該供給源は、前記電動機の回転速度が大きいほど前記軸芯油路に多くの油を供給するものである
    請求項1から4の何れか1項に記載の電動機。
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