JP6065206B2 - 香料組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ウスキキヌガサタケの香りを再現した香料組成物に関する。
ウスキキヌガサタケ(学名:Dictyophora indusiata forma lutea Kobayasi;別称:薄黄絹笠茸、薄黄衣笠茸)は、スッポンタケ科キヌガサタケ属に属するキノコの一種で、古くから滋養強壮、益寿延年の食用きのことして知られ、中華料理では高級食材として利用されている。
ウスキキヌガサタケは、菌蕾の上部が裂け、その後2、3時間で暗緑色の傘をつけた白い柄が伸び、さらに暗緑色の傘の部分から下に鮮やかな黄色の網目状のマント(菌網)が広がる。しかし、美しい網目状のマントは数時間後には萎れて崩れてしまう。この黄色の網目状のマントを有した姿は、その姿の美しさから「キノコの女王」との異名も持つ。
別種として、キヌガサタケ(Dictyophora indusiata(Vent.:Pers.)Fisch)が知られており、キヌガサタケは白色のマントを有し、ウスキキヌガサタケと外観を異にする。一般にはキヌガサタケの方が広く知られている。
キヌガサタケには、アミノ酸、多種のビタミン、カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、多種の酵素や多糖類が含まれており、近年、抗アレルギー作用(特許文献1)、神経成長因子産生誘導作用(特許文献2)、抗ガン作用(特許文献3)もあることが報告されている。
特開2004−262905号公報 特開平8−73395号公報 特開昭53−109925号公報
一般にキヌガサタケに代表されるキヌガサタケ属は、頂部の傘は、網状で暗緑色のグレバ(胞子を含む粘液)が存在し、いわゆる排泄物臭を有し、この臭いにより、蠅などの昆虫を誘い胞子を拡散させる働きをしているといわれている。そして、ウスキキヌガサタケも同様な臭いがするといわれてきた。そのため、ウスキキヌガサタケの香気成分についてはほとんど検討されていなかった。
しかしながら、美しい網目状の黄色マントを広げた直後のウスキキヌガサタケの香気を実際に調べてみると、フローラル調の香りとともに、爽やかなジャスミン様の香りを有することを見出した。そして、マントが広がり終わり、時間が経過するにつれ、グレバやマント等からアミン臭が次第に強くなり、フローラル調の香りが覆い隠されて、当初の爽やかな香りが感じられなくなってしまうことが分かった。
従って、本発明の課題は、ウスキキヌガサタケ本来の香気を再現し、かつ、優れた嗜好性を有する香料組成物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するためウスキキヌガサタケの香気成分について鋭意検討した。
まず、本発明者は、マントが広がった直後のウスキキヌガサタケの香気を溶媒抽出香気分析法、さらにヘッドスペース香気分析法によるガスクロマトグラフィーによる分析を行った。その結果、リナロール、1,4−ジメトキシベンゼンがウスキキヌガサタケの香気の主成分であることを見出した。さらに、数十種類の香気成分を見出し、その香気の再現を試みたが、ウスキキヌガサタケの香気としては、とても満足できるものではなかった。そこで、さらに検討を行った結果、各種セスキテルペン、リナロール、1,4−ジメトキシベンゼン等の主要なウスキキヌガサタケの香気成分のうち、リナロール、1,4−ジメトキシベンゼン、インドール及びメチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを特定質量比で香料組成物中に含有させることで、ウスキキヌガサタケ本来のフローラル調の香りと、ジャスミンを想起させる香気を中心とし、バラ様の香りも感じられるウスキキヌガサタケらしい香りを再現でき、しかも嗜好性が高い香料組成物が得られることを見いだし、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、(A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール及び(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを含有し、
(A)リナロール100質量部に対し、(B)1,4−ジメトキシベンゼンを30質量部以上35質量部以下、(C)インドールを1質量部以上5質量部以下、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを0.5質量部以上2.5質量部以下の比率で含有することを特徴とする香料組成物を提供するものである。
また、本発明は、上記香料組成物を含有する飲食品及び香粧品を提供するものである。
本発明の香料組成物は、ウスキキヌガサタケ本来の香気を彷彿させ、優れた嗜好性を有する香料組成物であり、飲食品及び香粧品用の香料組成物として有用である。
ウスキキヌガサタケはスッポンタケ科キヌガサタケ属のキノコの一種で、中国、日本、
韓国、インド、メキシコに分布し、日本では西日本域でその発生が認められている。日本では、絶滅危惧種II種に指定されている県もある、希少なキノコである。
本発明者は、伸長し、美しい網目状のマントを広げた直後のウスキキヌガサタケの香気には、他のスッポンタケ属の臭いとは異なる、爽やかなフローラル調の香りを有することを見出した。
本発明の香料組成物においては、(A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール及び(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを含有する。
本発明で用いる(A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン(別名:ヒドロキノンジメチルエーテル)、(C)インドール及び(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートは、公知の成分である。
(A)リナロールは、式(1)で示される化合物で、ラベンダー、ジャスミンの香気成分として知られている。(B)1,4−ジメトキシベンゼンは、式(2)で示される化合物で、ハスの香気成分として知られている。また、(C)インドールは、式(3)で示される化合物で、ジャスミンの香気成分として、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートは、式(4)で示される化合物で、ランやケマン草の一種の香気成分として知られている。
Figure 0006065206
Figure 0006065206
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Figure 0006065206
(A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートの香料組成物中における含有質量比は、ウスキキヌガサタケ本来の香気の再現性の点から、(A)リナロール100質量部に対して、(B)1,4−ジメトキシベンゼン30質量部以上35質量部以下必要であり、好ましくは32質量部以上であり、また34質量部以下が好ましい。同様に(A)リナロール100質量部に対して、(C)インドールは、1質量部以上5質量部以下必要であり、好ましくは2質量部以上であり、また4質量部以下が好ましい。また、(A)リナロール100質量部に対して、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートは、0.5質量部以上2.5質量部以下必要であり、好ましくは1質量部以上であり、また2質量部以下が好ましい。
本発明の香料組成物において、(A)リナロールの香料組成物中における含有量は、前記含有質量比を満たせば特に限定されないが、ウスキキヌガサタケ本来の香気の再現性の点、及び香料としての取り扱いのし易さから、10質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、30質量%以上がさらに好ましい。また75質量%以下が好ましく、72質量%以下がより好ましく、70質量%以下がさらに好ましい。具体的な範囲としては、好ましくは10〜75質量%であり、より好ましくは20〜72質量%であり、さらに好ましくは30〜70質量%である。
本発明で用いる(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール、(D)3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートの香料組成物中における含有量は、前記含有質量比を満たせば特に限定されない。
本発明の香料組成物には、さらに(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンを含有するのが好ましい。(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンは、式(5)で示される公知の化合物である。この成分を香料組成物中に含有させれば、当該香料組成物の香気がさらにウスキキヌガサダケ本来の香気に近くなり、嗜好性も向上する。
Figure 0006065206
(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンの香料組成物中における含有質量比は、ウスキキヌガサタケ本来の香気の再現性の点から、(A)リナロール100質量部に対し、(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンは、0.25質量部以上1.25質量部以下必要であり、好ましくは0.5質量部以上であり、また1質量部以下が好ましい。
また、(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンの香料組成物中における含有量は、前記含有質量比を満たせば特に限定されない。
本発明の香料組成物には、前記(A)〜(E)成分以外に、ベンジルアルコール、リモネン、1−オクテン−3−オール、リナロールオキサイド、カリオフィレン及びヨノン類から選ばれる1種又は2種以上を、ウスキキヌガサタケ本来の香気を阻害しない範囲において適量加えてもよい。
本発明の香料組成物には、キヌガサタケの香気を阻害しない範囲で必要により、エタノール等のアルコール類、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、トリアセチン、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の油剤などの溶剤を配合することができる。また、本発明の香気を妨げない範囲において、保留剤・保香剤、エンハンサー、冷感剤、温感剤、乳化剤、酸化防止剤、増粘剤、保存料、防黴剤などを適宜配合することもできる。
本発明の香料組成物は、飲料、デザート、冷菓、菓子、調味料等の飲食品に好適に用いることができる。飲食品以外に、香水、コロン、化粧水、クリーム、乳液、ファンデーション、化粧下地料、頬紅、口紅、室内芳香剤等の香粧品としても用いることができる。
本発明の香料組成物の飲食品又は香粧品中の含有量は、対象とする飲食品や香粧品の種類や賦香性により一概には規定することができないが、一般的に飲食品中の含有量としては、0.0001質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましい。また10質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、好ましくは0.0001〜10質量%であり、より好ましくは0.001〜1質量%の範囲である。また、一般的に香粧品中の含有量としては0.0001質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましい。また30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、好ましくは0.0001〜30質量%であり、好ましくは0.001〜20質量%の範囲である。
上述した実施態様に関し、本発明はさらに以下の実施態様を開示する。
<1>(A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール及び(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを含有し、
(A)リナロール100質量部に対し、(B)1,4−ジメトキシベンゼンを30質量部以上35質量部以下、(C)インドールを1質量部以上5質量部以下、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを0.5質量部以上2.5質量部以下の比率で含有することを特徴とする香料組成物。
<2>(B)1,4−ジメトキシベンゼンの香料組成物中の含有量が、(A)リナロール100質量部に対し、好ましくは32質量部以上であり、また好ましくは34質量部以下であり、さらに好ましくは32〜34質量部である<1>に記載の香料組成物。
<3>(C)インドールの香料組成物中の含有量が、(A)リナロール100質量部に対し、好ましくは2質量部以上であり、また好ましくは4質量部以下であり、さらに好ましくは2〜4質量部である<1>又は<2>に記載の香料組成物。
<4>(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートの香料組成物中の含有量が、(A)リナロール100質量部に対し、好ましくは1質量部以上であり、また好ましくは2質量部以下であり、また好ましくは1〜2質量部である<1>〜<3>のいずれか1つに記載の香料組成物。
<5>(A)リナロールの香料組成物中の含有量が、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、さらに好ましくは30質量%以上であり、また好ましくは75質量%以下、より好ましくは72質量%以下、さらに好ましくは70質量%以下である<1>〜<4>のいずれか1つに記載の香料組成物。
<6>(A)リナロールの香料組成物中の含有量が、好ましくは10〜75質量%であり、より好ましくは20〜72質量%であり、さらに好ましくは30〜70質量%である<1>〜<5>のいずれか1つに記載の香料組成物。
<7>さらに(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンを含有する<1>〜<6>のいずれか1つに記載の香料組成物。
<8>(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンの香料組成物中の含有量が、(A)リナロール100質量部に対し、0.25質量部以上1.25質量部以下であり、0.5質量部以上が好ましく、また1質量部以下が好ましく、さらに好ましくは0.5〜1質量部である<13>に記載の香料組成物。
<9>さらに、ベンジルアルコール、リモネン、1−オクテン−3−オール、リナロールオキサイド、カリオフィレン及びヨノン類から選ばれる1種又は2種以上を含有する<1>〜<7>のいずれか1つに記載の香料組成物。
<10><1>〜9>のいずれか1つに記載の香料組成物を含有する飲食品。
<11>前記香料組成物の含有量が、飲食品中、好ましくは0.0001質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上であり、また好ましくは10質量%以下、より好ましくは1質量%以下であり、具体的な範囲としては、好ましくは0.0001〜10質量%であり、より好ましくは0.001〜1質量%の範囲である<10>に記載の飲食品。
<12><1>〜<9>のいずれか1つに記載の香料組成物を含有する香粧品。
<13>前記香料組成物の含有量が、香粧品中、好ましくは0.0001質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上であり、また好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下であり、具体的な範囲としては、好ましくは0.0001〜30質量%であり、好ましくは0.001〜20質量%の範囲である<12>に記載の香粧品。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。尚、各成分の量は、質量%である。
実施例1〜8、比較例1〜6
表1の組成からなる香料組成物を製造した。得られた実施例及び比較例について、ウスキキヌガサタケの香気を想起させるか否かを官能評価した。評価方法及び評価点に示す。また、参考例は下記のようにして製造した。
参考例
マントが開いた直後のウスキキヌガサタケ1個体(グレバ、マント、茎)を密閉ガラス容器に入れ、活性炭等の吸着剤を装着し、香気成分を吸着させた。その後、エチルエーテルで抽出し、香気成分を含む濃縮溶液3mgを得た。
(評価方法)
参考例のウスキキヌガサタケの香気と実施例及び比較例の香料組成物との匂いの対比を、専門パネラー5名による官能評価により行った。ウスキキヌガサタケの香気(参考例)らしい特徴が表現されているかを、下記評価点による合計点として表1に合わせて示す。
(評価点)
5点:香りの特徴が非常に良く表現され、非常に良く似ている。
4点:香りの特徴が表現され、良く似ている。
3点:似た香りを認める。
2点:多少似た香りを認める。
1点:類似しない。
Figure 0006065206
表1から、前記成分(A)、(B)、(C)及び(D)を特定比率で含有する本発明の香料組成物は、ウスキキヌガサタケ本来の香気成分に極めて類似するものであることが分かる。また、これに前記成分(E)を含有する香料組成物は、さらにウスキキヌガサタケに類似する香気を有することがわかる。
実施例9 香料組成物
(成 分) (質量%)
リナロール 60.0
1,4−ジメトキシベンゼン 20.0
インドール 2.0
メチル 3−フェニル−2−ハイドロキシ−プロパノエイト 1.0
1,2,4−トリメトキシベンゼン 0.5
プロピレングリコール 残 量
合計 100.0
実施例9に示す香料組成物は、参考例のウスキキヌガサタケ香気に極めて類似した香気を有し、フローラル調の香りとともに、爽やかなジャスミン様の嗜好性の高い香気を有していた。
処方例1
下記処方の粉末中華風スープ処方を示す。
(成 分) (g)
チキンコンソメ 0.5
乾燥わかめ 0.3
シイタケ末 0.2
ごま油 0.1
実施例9の香料組成物 0.01
処方例2
下記処方のフローラル系調合香料処方を示す。
成分 質量%
ベルガモットオイル 2.0
リナリールアセテート 1.5
メチルアンスラニレート 0.2
ペチグレインオイル 0.5
オーランチオール10%PG 1.0
アミルアリルグリコレート1%PG 0.5
ガルバナムオイル1%PG 0.1
ブラックカラントバズアブソリュート10%PG 1.5
タジェットオイル10%PG 0.8
イランイランオイルエキストラ 2.0
ベンジールアセテート 5.0
メチルジヒドロジャスモネート 13.0
シスジャスモン10%PG 1.0
ジャスミンアブソリュート 0.5
インドール5%PG 0.5
アルファヘキシルシンナミックアルデヒド 1.5
L−シトロネロール 0.5
ローズオイル 0.5
ローズアブソリュート 0.5
ダマセノン1%PG 0.5
L−ローズオキサイド1%PG 0.5
ジメチルベンジルカーボニルアセテート 1.0
ヒドロキシシトロネラール 3.0
リラール 3.5
シクラメンアルデヒド 0.5
アルファイソメチルヨノン 4.0
オリスコンクリート10%PG 0.8
メチルオイゲノール 0.5
イソEスーパー 2.5
ベルトフィックスクール 4.0
ベチバーアセテート 2.0
サンダルウッドオイル 1.5
バグダノール10%PG 1.0
パチュリーオイル10%PG 0.2
エベルニール10%PG 1.5
ガラクソリッド50%ベンジールベンゾエート 10.0
シクロペンタデカノリッド 4.0
ヘリオトロピン 0.5
クマリン 0.5
バニリン10%PG 0.5
エチルバニリン10%G 2.5
ラズベリーケトン10%PG 0.5
ガンマウンデカラクトン10%PG 1.5
ガンマデカラクトン10%PG 1.5
ラブダナムアブソリュート10%PG 0.5
プロピレングリコール 残 量
実施例9の香料組成物 10.0
合計 100.0
※ PG:プロピレングリコールによる希釈物
処方例2のフローラル系調合香料を用いた下記処方のスキンローション処方を示す。
成分 質量%
(アルコール相)
95%エチルアルコール 15.0
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.05
処方例2のフローラル系調合香料 0.01
(水相)
グリセリン 5.0
クエン酸ナトリウム 適 量
精製水 残 量
(製造方法)
水相、アルコール相を各々均一に溶解し、水相とアルコール相とを混合攪拌分散して可溶化を行い、次いで容器に充填する。使用時には内容物を均一になるよう振って使用する。

Claims (5)

  1. (A)リナロール、(B)1,4−ジメトキシベンゼン、(C)インドール及び(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを含有し、
    (A)リナロール100質量部に対し、(B)1,4−ジメトキシベンゼンを30質量部以上35質量部以下、(C)インドールを1質量部以上5質量部以下、(D)メチル 3−フェニル−2−ヒドロキシプロパノエートを0.5質量部以上2.5質量部以下の比率で含有することを特徴とする香料組成物。
  2. さらに(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンを含有する請求項1に記載の香料組成物。
  3. (A)リナロール100質量部に対し、(E)1,2,4−トリメトキシベンゼンを0.25質量部以上1.25質量部以下の比率で含有する請求項2記載の香料組成物。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の香料組成物を含有する香粧品。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の香料組成物を含有する飲食品。
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