JP6064440B2 - 電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法 - Google Patents

電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法に関する。
プリント配線基板などの回路基板に半導体パッケージ等の電子部品を実装する技術として、表面実装技術(Surface mount technology、SMT)が知られている。表面実装技術の一つに、ボール・グリッド・アレイ(Ball Grid Array、BGA)実装方式がある。この
BGA実装方式においては、電子部品の裏面に複数の半田バンプ(例えば、半田ボール等)が格子状に配置されており、これら金属バンプが回路基板上の対応するパッド(フットパターン)に電気的に接続される。
電子部品を実装した回路基板を組み込んだ電子装置(電子機器とも称される)は、市場環境下において様々な負荷(ストレス)、例えば熱ストレスや衝撃や振動等といった力学的ストレスを繰り返し受ける。このように市場環境に晒された電子装置に故障などの不具合が生じた場合、その電子装置が市場から回収された後、不具合の原因を特定するための故障解析が行われる場合がある。この種の故障解析では、回路基板に実装されている電子部品を取り外し、単体の電子部品に対して各種試験が行われている。
また、電子装置に搭載される電子部品の信頼性を評価する手法の一つとして、電子部品の諸環境に対する耐性を確認する環境試験(ストレス試験とも称される)が行われる場合がある。この環境試験としては、例えば、温度サイクル試験(熱衝撃試験を含む)等が挙げられる。環境試験が実施された後の電子部品に対しては、例えば導通確認試験が行われることで電子部品の諸環境に対する耐性が評価される。
特開2010−103344号公報 特開2001−217278号公報
ところで、回路基板に表面実装された電子部品を取り外すための手法として、加熱方式や切削方式等が知られている。しかしながら、加熱方式においては、電子部品を回路基板から取り外す際に電子部品に大きな熱ストレスを与えてしまう。その結果、市場環境下、あるいはそれを模擬(再現)した環境試験で受ける以上の大きな熱ストレスが回路基板からの取り外し時に電子部品に付与されてしまい、電子部品の信頼性の評価を正確に行うことが難しくなる。
一方、切削方式においては、例えばドリル等を用いて回路基板の裏面側から切削作業を行い、電子部品と回路基板を切り離す場合、ドリルの回転に伴い発生する連続的な機械的振動が電子部品に付与されることになる。そうすると、回路基板から取り外す際に付与される力学的ストレスと、市場環境下あるいはそれを模擬した環境試験で電子部品に付与されるストレスとの切り分けが難しく、電子部品の信頼性の評価を正確に行うことが難しいのが実情である。
本件の目的は、回路基板に実装された電子部品に過度の熱ストレスや力学的ストレスを作用させることなく回路基板から電子部品を取り外すための技術を提供することにある。
本件の一観点による電子装置の製造方法は、回路基板および該回路基板に実装される電子部品を備える電子装置の製造方法であって、前記回路基板のうち、前記電子部品の半田バンプと接合される箇所に凹部を形成する工程と、前記電子部品の半田バンプと接合するためのパッドを前記凹部に対して着脱自在に係止する工程と、前記パッドと前記半田バンプとを半田接合する工程と、を有する。
また、本件の一観点による電子部品の単体試験方法は、上述の製造方法によって製造された電子装置が備える電子部品の単体試験方法であって、前記パッドと前記凹部との係止状態を解除して前記電子部品を前記回路基板から取り外す工程と、前記回路基板から取り外した前記電子部品の前記半田バンプに接合されている前記パッドにプローブを接触させて該電子部品に対する所定の試験を行う工程と、を有する。
また、本件の一観点による電子装置は、回路基板と、前記回路基板に実装された電子部品と、前記回路基板に形成された凹部と、前記凹部に対して着脱自在に係止されたパッドと、前記電子部品の電極部と前記パッドとを接合する半田接合部と、を備える。
本件によれば、回路基板に実装された電子部品に過度の熱ストレスや力学的ストレスを作用させることなく回路基板から電子部品を取り外すための技術を提供できる。
実施形態に係る電子装置の断面構造を示す図である。 実施形態に係る電子装置の凹部周辺の断面構造を拡大して示す図である。 電子装置の製造工程において用意される半導体パッケージを示す図である。 半導体パッケージにおける電極部に半田バンプを接合する工程を示す図である。 電子装置の製造工程において用意されるメインボードを示す図である。 メインボードに第1孔部を形成する工程を示す図である。 メインボードに第2孔部を形成する工程を示す図である。 メインボードにおける凹部の内面に金属めっき層を被覆形成する工程を示す図である。 メインボードに形成した凹部にパッド5に係止させる工程を示す図である。 メインボードの実装面をソルダーレジストによって被覆する工程を示す図である。 パッド上に半田ペーストを供給する工程を示す図である。 メインボードと半導体パッケージとの位置合わせを行った後、加熱処理によって半田接合部を形成する工程を示す図である。 従来の電子装置を示す図である。 従来の電子装置に搭載される半導体パッケージに付与されるストレスを概念的に示す図である。 実施形態に係る半導体パッケージの単体試験方法を示すフローチャートである。 実施形態に係る電子装置に搭載される半導体パッケージに付与されるストレスを概念的に示す図である。 温度サイクル試験装置を用いて温度サイクル試験を行う工程を示す図である。 温度サイクル試験における温度変化の推移を示す図である。 取り外し治具を示す図である。 メインボードから半導体パッケージを取り外す工程を示す図である。 半導体パッケージの導通確認試験を行う試験装置を示す図である。
以下、図面を参照して、発明を実施するための実施形態に係る電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法について例示的に詳しく説明する。
図1は、実施形態に係る電子装置1の断面構造を示す図である。図2は、実施形態に係る電子装置1の凹部周辺の断面構造を拡大して示す図である。図3〜図12は、本実施形態に係る電子装置1の製造工程を説明する図である。
電子装置1は、半導体パッケージ2、および、この半導体パッケージ2が表面実装されたメインボード3を備える。メインボード3は、マザーボードとも称呼されるプリント配線基板であり、回路基板の一例である。また、メインボード3には、半導体パッケージ2の他、抵抗やコンデンサ等の受動素子が実装されていても良い。
半導体パッケージ2は、パッケージ基板21(サブストレート基板とも称する)上に半導体チップ22を実装し、この半導体チップ22をモールド樹脂23によって封止して形成されたものである。パッケージ基板21は、例えばガラスエポキシ樹脂等といった絶縁性樹脂を基材とし、その表面に導電層が形成された配線用基板を複数積層して形成されている。この導電層は、例えば銅(Cu)等によって形成してもよい。また、モールド樹脂23としては、例えば、シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂またはエポキシ系樹脂等を用いることができるが、この限りではない。パッケージ基板21の裏面側には、半田接合部4およびパッド5を介して、メインボード3の配線層と電気的に接続される複数の電極部24が形成されている。
メインボード3の平面方向のうち、半導体パッケージとの接続箇所、すなわち電極部24と対向する箇所には、凹部6が形成されている。凹部6は、第1孔部61および第2孔部62を有する。以下、メインボード3のうち、半導体パッケージ2が実装される方の面を「実装面31」と称し、他方の面を「非実装面32」と称する。メインボード3の実装面31は、パッド5が形成される部分とその周囲を除いて、ソルダーレジスト7によって覆われている。
第1孔部61は、メインボード3における実装面31に一端が開口すると共に、基板厚さの途中まで穿設されている。また、第2孔部62は、第1孔部61に一端が接続されて且つ非実装面32側に向かって穿設されており、第1孔部61よりも小さな径を有している。本実施形態に係るメインボード3においては、メインボード3における非実装面32の面まで貫通するように第2孔部62が穿設されている。つまり、凹部6は、メインボード3を、その厚さ方向に貫通して設けられている。本実施形態において、第1孔部61および第2孔部62は円形の断面形状を有しているが、この限りではない。
パッド5は、メインボード3の凹部6に対応する平面形状および大きさを有し、この凹部6に対して着脱自在となるように、機械的に係止された外部接続用電極である。図2に示すように、パッド5は、接合部51およびこの接合部51に接続された脚部52を有する。接合部51および脚部52は、共に円柱形状を有しているが、これに限られるものではなく他の形状を採用してもよい。また、脚部52は、接合部51に比べて小さな径を有している。以下、接合部51のうち、脚部52が接続されている方の面を「底面51A」と称し、他方の面を「接合面51B」と称する。
ここで、接合部51の外径は第1孔部61の内径と等しく、接合部51および第1孔部
61は互いに同径となっている。そして、図2に示すように、パッド5の接合部51は、凹部6の第1孔部61に嵌合されている。また、接合部51の厚さ(高さ)寸法は、第1孔部61の深さ寸法に比べて若干大きく設定されており、接合部51における接合面51B側の一部が第1孔部61の上部に突出した状態で第1孔部61の外部に露出している。一方、第1孔部61の残りの部分は、その周壁が第1孔部61の内面に接触した状態で、第1孔部61に嵌め込まれている。ただし、接合部51の厚さと第1孔部61の深さとの相対関係は上記の例に限定されるものではなく、例えば双方の寸法が等しくても良い。この場合、接合部51全体が第1孔部61に埋め込まれ、接合面51Bのみが外部に臨むようにパッド5が配置されるようになる。
パッド5における脚部52は、接合部51の底面51Bに一端が接続されている。言い換えると、脚部52は、接合部51の底面51Bから垂直に延伸している。また、図2に示すように、脚部52の中間位置には他の部位に比べて径が拡大した係止部52Aが形成されている。
以下、脚部52のうち、係止部52A以外の部分を一般部52Bと称する。一般部52Bの外径は第2孔部62の内径に比べて小さく、係止部52Aの外径は第2孔部62の内径に比べて大きな寸法に設定されている。本実施形態では、例えば、係止部52Aの外径を、第2孔部62の内径を1割程度割り増しした寸法として設定しているが、係止部52Aの外径と第2孔部62の内径との相対関係は適宜変更することができる。なお、パッド5における脚部52の長さは、第2孔部62の深さ(長さ)に比べて若干小さな寸法に設定されているが、これに限られず、第2孔部62の深さと同程度としても良い。
以上のように形成されるパッド5は、メインボード3に形成された凹部6に対して、着脱自在に係止される。より詳しくは、パッド5の接合部51が第1孔部61に嵌合され、且つ脚部52が第2孔部62に挿入されるように、凹部6に対してパッド5が着脱自在に装着される。そして、この状態において、脚部52に設けられている係止部52Aが第2孔部62の内面に係止されることで、パッド5が凹部6から不用意に抜け出すことが抑制される。一方、後述するように、第2孔部62に対する係止部52Aの係止状態を扱い者が意図的に解除することで、パッド5を凹部6から容易に取り外すことができる。
なお、パッド5は、例えば樹脂や金属等によって形成しても良い。本実施形態では、パッド5を樹脂によって形成すると共に、樹脂の表面を金めっきや銅めっき等といった金属めっきによって被覆している。一方、メインボード3における凹部6(第1孔部61、第2孔部62)の内面には、金属めっき層63が被覆形成されている。この金属めっき層63は、例えば、金めっきや銅めっきであっても良い。また、メインボード3の内部には、導電層33がパターン形成されている。凹部6の内面を被覆する金属めっき層63は、導電層33と電気的に接続されている。そして、凹部6にパッド5が嵌め込まれ、係止された状態において、パッド5は、凹部6の内面を被覆する金属めっき層63を介して、メインボード3の導電層33と電気的に接続される。なお、図1においては、導電層33および金属めっき層63の図示を省略している。
電子装置1において、半導体パッケージ2の電極部24とパッド5とは、半田接合部4を介して半田接合されている。その結果、パッド5が凹部6に嵌合した状態において、半導体パッケージ2の電極部24と、メインボード3の配線層33とは、半田接合部4およびパッド5を介して電気的に接続される。なお、パッド5の接合部51の外径および第1孔部61の内径は、半導体パッケージ2側の電極部24のピッチに応じて設定することができる。例えば、電極部24のピッチが1mmの場合、接合部51の外径および第1孔部61の内径を0.5mm程度としても良い。本実施形態において、パッド5の全長(接合部51と脚部52の長さの和)は、メインボード3の厚さと一致させても良い。但し、パ
ッド5の各部寸法は、適宜変更することができる。
次に、図3〜図12を参照して、図1および図2に示した電子装置1を製造する方法について説明する。電子装置1の製造に際しては、図3に示す半導体パッケージ2が用意される。電極部24は、例えば、パッケージ基板21の裏面側に形成された導電層に対してレジストを塗布形成し、所定のパターンを有するマスクを用いて露光・現像処理を行う。次いで、エッチング処理によって、パッケージ基板21の裏面に形成された導電層の不要部分を除去することにより、電極部24が所定のパターンに形成される。本実施形態において、電極部24は、例えば二次元格子状に配置されているが、これに限られるものではない。
次いで、図4に示すように、半導体パッケージ2における電極部24の各々に、外部接続端子としての半田バンプ26を接合する。半田バンプ26としては、例えば鉛(Pb)フリー半田を用いることができる。このようにして、半田バンプ26が電極部24に接合された半導体パッケージ2が形成される。
次に、図1及び図2に示したメインボード3を製造する。まず、図5に示すように、例えばガラスエポキシ樹脂等といった絶縁性樹脂を基材とし、必要に応じて表面に銅(Cu)等を用いて導電層をパターン形成した配線用基板を複数積層することでメインボード3を形成する。
次に、図6および図7に示すように、メインボード3の所定箇所に凹部6を形成する。図6に第1孔部61を形成する工程を示し、図7に第2孔部62を形成する工程を示す。メインボード3の平面上において、半導体パッケージ2の半田バンプ26と接合される箇所(接合を必要とする箇所)に凹部6が形成される。すなわち、メインボード3における凹部6は、半田バンプ26と対向する位置に形成される。凹部6は、半導体パッケージ2に形成された半田バンプ26に対応する数だけメインボード3に形成されている。なお、凹部6(第1孔部61、第2孔部62)は、例えば、炭酸ガスレーザ、UV−YAGレーザ、エキシマレーザ等のレーザ加工によって形成しても良いし、ドリルを用いた切削加工等によって形成しても良い。また、凹部6の形成に際して、第1孔部61および第2孔部62の何れを先に形成しても良い。
次に、図8に示すように、メインボード3における凹部6の内面に金属めっき層63を被覆形成する。この金属めっき層63は、メインボード3の導電層33と電気的に接続されている。そして、パッド5を用意し、図9に示すように、メインボード3に形成した各凹部6に対してパッド5を装着する。具体的には、パッド5の接合部51を第1孔部61に嵌合させ、且つ、脚部52を第2孔部62に挿入すると共に係止部52Aを第2孔部62の内面を形成する金属めっき層63に係止させる。
次に、図10に示すように、メインボード3の実装面31のうち、凹部6およびその周囲を除いた部分にソルダーレジスト7を塗布し、露光及び現像を行うことにより、実装面31をソルダーレジスト7によって被覆する。
次に、図11に示すように、メインボード3の実装面31にステンシルマスク8を設置する。ステンシルマスク8には、パッド5の接合部51と上下に重なる所定の位置に開口部81がパターン形成されている。その後、図示しない印刷装置によってステンシルマスク8に半田ペースト(クリーム半田)9を印刷することにより、開口部81を通じてパッド5の接合部51上に半田ペースト9を供給する。
次に、図12に示すように、半導体パッケージ2の半田バンプ26と、メインボード3
の凹部6に装着されたパッド5とが対向配置するように位置合わせを行う。その後、パッド5上に半田バンプ26を載置した後、リフロー等の加熱装置を用いて加熱する。この加熱処理によって、半田バンプ26と半田ペースト9とが溶融接合し、半田接合部4が形成される結果、半導体パッケージ2の電極部24とパッド5が電気的・機械的に接合される。その結果、半導体パッケージ2の電極部24が、半田接合部4、パッド5、および金属めっき層63を介して、メインボード3の導電層33と電気的に接続される。
以上述べた製造方法によって、図1に示した電子装置1が形成される。本実施形態に係る製造方法によって製造された電子装置1は、パッド5が半導体パッケージ2の電極部24と一体に半田接合される一方、メインボード3に対しては着脱自在に係止されている。これによれば、半導体パッケージ2に対して過度の熱ストレスや力学的(機械的)ストレスを与えることなくメインボード3から半導体パッケージ2を取り外すことができる。
ここで、図13に、従来の電子装置100を示す。電子装置100は、半導体パッケージ200およびメインボード300を備え、メインボード300に半導体パッケージ200が表面実装されている。半導体パッケージ200は、パッケージ基板210上に半導体チップ220を実装し、この半導体チップ220をモールド樹脂230によって封止して形成されている。メインボード300および半導体パッケージ200の接合部には半田接合部400が形成されている。半導体パッケージ200側の電極部240と、メインボード300の実装面に形成されたパッド(フットパターン)500とが半田接合部400を介して接合されている。
図14は、従来の電子装置100に搭載される半導体パッケージ200に付与されるストレス(負荷)を概念的に示す図である。符号(1)で示す「PKG組立ストレス」は、半導体パッケージ200の製造過程において半導体パッケージ2に付与されたストレスである。つまり、PKG組立ストレスは、半導体パッケージ2が製造された時点で半導体パッケージ2に内在するストレスを指す。符号(2)で示す「PCB実装ストレス」は、半導体パッケージ200がメインボード300に実装される際に半導体パッケージ200に付与されるストレスを指す。PCB実装ストレスとしては、例えば、半導体パッケージ200の実装時において、リフロー炉による加熱処理に伴い半導体パッケージ200に付与される熱ストレス等が挙げられる。
符号(3)で示す「市場ストレス」とは、電子部品100が市場に出荷された後、電子部品100が市場環境に晒されることで半導体パッケージ200が遭遇するストレスを指す。市場ストレスとしては、例えば、市場環境下において電子装置100の電源投入と電源遮断とが反復して行われることで半導体パッケージ200に付与される熱ストレス等が挙げられる。また、熱ストレスの他、衝撃や振動等といった力学的ストレスが半導体パッケージ200に付与される市場ストレスとして挙げられる。符号(4)で示す「部品取り外しストレス」とは、電子装置100から半導体パッケージ200を取り外す際に、半導体パッケージ200に付与されるストレスである。なお、電子装置100を市場に出荷する際に、半導体パッケージ200に対して各種の出荷検査試験を行う場合がある。この場合には、半導体パッケージ200に対して出荷検査試験に伴うストレスが付与される場合がある。
上記のように各種のストレスが付与される電子装置100には、ときには故障などの不具合が生じる場合がある。例えば、半導体パッケージ200に搭載される半導体チップ220、パッケージ基板210、およびメインボード300の各々は、互いに熱膨張率が異なるため、熱膨張率の相違に起因してメインボード300の平面方向にストレスが付与されることになる。特に、メインボード300とパッケージ基板210とを接合する半田接合部400には大きなストレスが作用し易く、半田接合部400にはクラック等が発生し
易い。このように不具合が生じた電子装置100は市場から回収され、不具合の原因を特定するための故障解析が行われる場合がある。故障解析として、メインボード300に実装されている半導体パッケージ200を取り外した後、単体の半導体パッケージ200に対して導通確認試験(接続性試験)を行う手法が挙げられる。
また、電子装置100の試作段階等においては、後述する環境試験を行い半導体パッケージ200の信頼性評価を行う場合がある。環境試験においては、メインボード300に実装された半導体パッケージ200に対して、市場ストレスを模擬(再現)したストレスを付与し、市場環境に対する耐性が確認される。環境試験の一例として、半導体パッケージ200に対して所定パターンの熱ストレスを繰返し付与する温度サイクル試験(熱衝撃試験を含む)が知られている。このような環境試験を行った後は、メインボード300から半導体パッケージ200を取り外し、単体の半導体パッケージ200の導通確認試験を行うことにより、半導体パッケージ200の信頼性を評価することができる。
メインボード300から半導体パッケージ200を取り外す手法として、加熱方式や切削方式等が知られている。しかしながら、加熱方式においては、半導体パッケージ200をメインボード300から取り外す際に半導体パッケージ200に大きな熱ストレスを与えてしまう。そうすると、市場環境下、あるいはそれを模擬(再現)した環境試験で受ける以上の大きな熱ストレスを、メインボード300から取り外す際に半導体パッケージ200が受けてしまう。その結果、加熱方式を採用してメインボード300からから半導体パッケージ200を取り外す場合、半導体パッケージ200の信頼性を正確に評価することが難しくなる。
一方、切削方式においては、例えばドリル等を用いてメインボード300の非実装面側から切削作業を行って、半導体パッケージ200とメインボード300とを切り離すことが多い。この場合、ドリルの回転に伴い発生する連続的な機械的振動が半導体パッケージ200に付与される。そうすると、メインボード300から取り外す際に半導体パッケージ200に付与される力学的ストレスと、市場環境下あるいはそれを模擬(再現)した環境試験で半導体パッケージ200に付与されるストレスとの切り分けが難しくなる。従って、切削方式を採用してメインボード300からから半導体パッケージ200を取り外す場合、半導体パッケージ200の信頼性を正確に評価することが難しくなる。
以下では、製造過程および市場環境下に晒された後に各種ストレスが付与される半導体パッケージ2の信頼性を、従来に比べてより正確に評価するための単体試験方法について説明する。図15は、半導体パッケージ2の単体試験方法を示すフローチャートである。図16は、本実施形態に係る電子装置1に搭載される半導体パッケージ2に付与されるストレスを概念的に示す図である。図16中、符号(1)で示す「PKG組立ストレス」、(2)で示す「PCB実装ストレス」は、図14におけるものと同様である。図1〜図12において示した製造方法を適用して電子装置1を製造することにより、電子装置1の製造過程で発生するPKG組立ストレスやPCB実装ストレスが半導体パッケージ2に付与されることになる。つまり、電子装置1の製造過程において半導体パッケージ2に作用するPKG組立ストレスやPCB実装ストレスを精度良く再現することができる。
次に、(3)’で示す「環境試験ストレス」について説明する。環境試験ストレスは、図14に示した市場ストレスを模擬したストレスであり、電子装置1が市場に出荷された場合に受けると想定されるストレスを指す。本実施形態では、市場環境下において電子装置1の電源投入と電源遮断とが反復して行われることで半導体パッケージ2に繰り返し付与される熱ストレスを再現する温度サイクル試験を電子装置1に対して実施する(図15のステップS101)。
温度サイクル試験は、図17に示すように、半導体パッケージ2が組み込まれた状態の電子装置1を、温度サイクル試験装置10の調温室11内に収容し、温度サイクル試験を行う。図18に、温度サイクル試験における温度変化の推移(履歴)を例示する。なお、温度サイクル試験において、調温室11内における温度の上限温度と下限温度との差である温度変化幅は、市場において実際に半導体パッケージ2が受けると想定される温度変化幅よりも増幅させても良い。また、温度サイクル試験中における温度変化のサイクルは、実際の市場環境下において電源投入と電源遮断とが反復される頻度よりも多くしても良い。
図18に示した温度サイクル試験が開始されると、温度変化に伴って電子装置1の各部材が膨張・収縮を周期的に繰り返すことになる。ここで、電子装置1におけるパッド5と凹部6とは、互いに対応する平面形状および大きさを有している。より詳しくは、凹部6における第1孔部61の内径とパッド5における接合部51の外径は等しく、第1孔部61の内面に接合部51の外面が当接した状態で接合部51が第1孔部61に嵌合されている。このように、第1孔部61に対してパッド5の接合部51を接触させた状態で嵌め込むことで、基板平面方向において接合部51が第1孔部61に拘束される。
従って、温度サイクル試験に際して、メインボード3が収縮変形したときには、第1孔部61の内面から接合部51の外面に対して応力の伝達がなされる。これにより、メインボード3の収縮に合わせて、パッド5の接合部51に市場ストレスを模擬した環境試験ストレスを精度良く付与することができる。更に、本実施形態に係る電子装置1においては、パッド5の脚部52に設けられた係止部52Aが、第2孔部62に係止されている。そのため、温度サイクル試験中に、メインボード3が反った際においても、パッド5の脚部52が第2孔部62から抜け出すことを抑制できる。従って、温度サイクル試験中に、第1孔部61に対する接合部51の嵌合状態が解除されることが抑制され、接合部51に市場ストレスを模擬した環境試験ストレスを好適に付与することが可能となる。
温度サイクル試験が終了すると、図15のステップS102に進み、メインボード3から半導体パッケージ2を取り外す。この工程では、パッド5と凹部6との係止状態を解除して半導体パッケージ2をメインボード3から取り外す。図19は、メインボード3から半導体パッケージ2を取り外すための取り外し治具12を示す図である。上段に、取り外し治具12の正面図を示し、下段に取り外し治具12の側面図を示す。ここでは、図19に示す取り外し治具12を用いて、メインボード3から半導体パッケージ2を取り外す場合を例に説明する。
取り外し治具12は、基材121と、この基材121から垂直に立設する細長のピン部材122とを有する。基材121は、例えば平板形状を有しており、基材121には複数のピン部材122が剣山状に立設している。基材121に設けられたピン部材122は、二次元格子状に配置されている。取り外し治具12のピン部材122は、半田接合部4に接合されたパッド5の脚部52およびメインボード3における第2孔部62の平面配置パターンと対応している。従って、取り外し治具12のピン部材122は、脚部52および第2孔部62に対応する数だけ基材121に設けられている。
ピン部材122の太さは、メインボード3における第2孔部62よりも細く、第2孔部62に対して挿入可能となっている。メインボード3から半導体パッケージ2を取り外す際、図20に示すように、メインボード3の非実装面32側から取り外し治具12のピン部材122を第2孔部62に挿入する。そして、例えば、メインボード3の第2孔部62に挿入されている脚部52の先端にピン部材122の先端を押し付けることにより、第2孔部62に対する係止部52Aの係止を解除する。これにより、パッド5を凹部6から容易に取り外すことができる。つまり、メインボード3に実装されている半導体パッケージ
2に過度の熱ストレスや力学的ストレスを作用させることなく、メインボード3から半導体パッケージ2を取り外すことができる。
本実施形態の電子装置1およびその製造方法においては、メインボード3に凹部6を形成する際に、第2孔部62をメインボード3の非実装面32まで貫通させるようにしたので、図20に示すように非実装面32側から脚部52にアクセスすることができる。つまり、取り外し治具12等を用いて、メインボード3の非実装面32側からパッド5の脚部52を押し上げて係止部52Aの係止を解除できるため、メインボード3からの半導体パッケージ2の取り外しを容易に行うことができる。但し、凹部6の第2孔部62は、必ずしもメインボード3の非実装面32まで貫通されている必要はなく、第2孔部62をメインボード3の厚さ方向の途中まで穿設しても良い。この場合には、メインボード3の実装面31側からパッド5の接合部51にアクセスし、例えば接合部51を引っ張る等して係止部52Aの係止を解除しても良い。
メインボード3から半導体パッケージ2を取り外した後は、図15のステップS103に進み、半導体パッケージ2に対する導通確認試験(所定の試験)を行う。導通確認試験は、例えば、図21に示す試験装置13を用いて行われる。試験装置13は、テストヘッド部14と、制御部15と、これらを接続する配線ケーブル16とを有する。また、テストヘッド部14は、半導体パッケージ2の半田接合部4に接合されたパッド5と接触させるための複数のプローブピン(コンタクトピン)141を有している。テストヘッド部14におけるプローブピン141は、二次元格子状に配置されており、パッド5の脚部52の配置パターンに対応するように設けられている。従って、テストヘッド部14は、脚部52に対応する数だけのプローブピン141を有している。
導通確認試験では、各プローブピン141をパッド5の脚部52に接触させた状態で、制御部15から出力される試験信号に対する応答信号を評価することで行われる。そして、この導通確認試験の試験結果に基づいて、半導体パッケージ2の市場環境に対する耐性を確認し、半導体パッケージ2の信頼性を評価することができる。その際、本実施形態に係る電子装置1は、上記のように半導体パッケージ2に対して過度の熱ストレスや、振動等の力学的(機械的)ストレスを与えることなくメインボード3から半導体パッケージ2を取り外すことができる。従って、本実施形態に係る単体試験方法によれば、従来では排除することのできなかった半導体パッケージの取り外し時における熱ストレスや力学的ストレス等の影響を排除して、市場環境に対する半導体パッケージの耐性を精度良く確認することができる。つまり、半導体パッケージ2の信頼性を正しく評価することが可能となる。
なお、上記の例では、各プローブピン141をパッド5の脚部52に接触させた状態で導通確認試験を行ったが、プローブピン141を半田接合部4に接触させた状態で導通確認試験を実施しても良い。電子装置1によれば、大きな熱ストレスや力学的(機械的)ストレスを与えずにメインボード3から半導体パッケージ2を取り外せるため、導通確認試験時にプローブピン141とパッド5または半田接合部4との間で安定した接触状態が得られる。その結果、導通確認試験の精度が向上し、半導体パッケージ2における信頼性をより精度良く評価することが可能となる。
以上述べた実施形態は、本件の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、図2においては、パッド5の脚部52に単一の係止部52Aを設ける態様を例に説明したが、脚部52に複数の係止部52Aが設けられても良い。また、本実施形態では、環境試験を行うことにより、市場ストレスを模擬した環境試験ストレスを半導体パッケージ2に付与する例を説明したが、本件の製造方法により製造された電子装置1は他の用途にも好適に適用することができる。例えば、本件の製造方法に製造された電
子部品1は、その信頼性評価用として用いる用途の他、電子製品として実際に市場に出荷・流通させても良い。また、市場に流通する電子装置1に何らかの不具合が生じた場合、市場から回収された電子装置1から半導体パッケージ2を取り外し、単体の半導体パッケージ2に対して導通確認試験を行うようにしても良い。これにより、半導体パッケージ2の故障解析を精度良く行うことができる。
1・・・電子装置
2・・・半導体パッケージ
3・・・メインボード
4・・・半田接合部
5・・・パッド
6・・・凹部
21・・・パッケージ基板
25・・・電極部
26・・・半田バンプ
51・・・接合部
52・・・脚部
52A・・・係止部
52B・・・一般部
61・・・第1孔部
62・・・第2孔部

Claims (10)

  1. 回路基板および該回路基板に実装される電子部品を備える電子装置の製造方法であって、
    前記回路基板のうち、前記電子部品の半田バンプと接合される箇所に孔部を有する凹部を形成する工程と、
    前記電子部品の半田バンプと接合するパッドに形成された係止部であって前記孔部よりも拡径された係止部を前記孔部に係止する工程と、
    前記パッドと前記半田バンプとを半田接合する工程と、
    を有し、
    前記半田接合する工程においては、前記係止部が前記孔部に溶着されていない、
    電子装置の製造方法。
  2. 前記パッドは、前記凹部に対応する平面形状および大きさを有する、
    請求項1に記載の電子装置の製造方法。
  3. 前記凹部を形成する工程においては、
    前記回路基板における前記電子部品の実装面に一端が開口すると共に基板厚さの途中まで穿設される第1孔部と、前記第1孔部に一端が接続されて且つ前記実装面と逆側の非実装面側に向かって穿設されると共に前記第1孔部よりも小径の第2孔部と、を形成し、
    前記パッドは、
    前記第1孔部と同径であって前記半田バンプと半田接合される接合部と、前記接合部に接続される脚部と、前記脚部に設けられて前記第2孔部よりも拡径された係止部と、を有し、
    前記係止する工程では、前記接合部を前記第1孔部に嵌合させ、且つ前記脚部を前記第2孔部に挿入すると共に前記係止部を該第2孔部の内面に係止させる、
    請求項2に記載の電子装置の製造方法。
  4. 前記凹部を形成する工程において、前記第2孔部を、前記回路基板における前記非実装面まで貫通させる、
    請求項3に記載の電子装置の製造方法。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の製造方法によって製造された電子装置が備える電子部品の単体試験方法であって、
    前記パッドと前記凹部との係止状態を解除して前記電子部品を前記回路基板から取り外す工程と、
    前記回路基板から取り外した前記電子部品に半田接合されている前記パッドにプローブを接触させて該電子部品に対する所定の試験を行う工程と、
    を有する電子部品の単体試験方法。
  6. 前記電子部品を前記回路基板から取り外す前に、該電子部品に対して熱ストレスを付与する温度サイクル試験を実施する工程を、更に有する、
    請求項5に記載の電子部品の単体試験方法。
  7. 回路基板と、
    前記回路基板に実装された電子部品と、
    前記回路基板のうち、前記電子部品の半田バンプと接合される箇所に形成された孔部を有する凹部と、
    前記孔部よりも拡径された係止部であって前記孔部に係止された係止部を有し、前記電子部品の半田バンプと接合するパッドと、
    前記電子部品の電極部と前記パッドとを接合する半田接合部と、
    を備え
    前記係止部は、前記孔部に対し取り外し可能に係止されている、
    電子装置。
  8. 前記パッドは、前記凹部に対応する平面形状および大きさを有する、
    請求項7に記載の電子装置。
  9. 前記凹部は、
    前記回路基板における前記電子部品の実装面に一端が開口すると共に基板厚さの途中まで穿設される第1孔部と、前記第1孔部に一端が接続されて且つ前記実装面と逆側の非実装面側に向かって穿設されると共に前記第1孔部よりも小径の第2孔部と、を有し、
    前記パッドは、
    前記第1孔部と同径であって前記半田接合部と接合される接合部と、前記接合部に接続される脚部と、前記脚部に設けられて前記第2孔部よりも拡径された係止部と、を有し、
    前記接合部が前記第1孔部に嵌合され、且つ前記脚部が前記第2孔部に挿入されると共に前記係止部が該第2孔部の内面に係止されている、
    請求項8に記載の電子装置。
  10. 前記第2孔部が、前記回路基板における前記非実装面まで貫通している、
    請求項9に記載の電子装置。
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