JPH06300779A - 特性検査装置 - Google Patents

特性検査装置

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JPH06300779A
JPH06300779A JP5088272A JP8827293A JPH06300779A JP H06300779 A JPH06300779 A JP H06300779A JP 5088272 A JP5088272 A JP 5088272A JP 8827293 A JP8827293 A JP 8827293A JP H06300779 A JPH06300779 A JP H06300779A
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JP
Japan
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contact pin
contact
barrel
pin
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP5088272A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Suzuki
耕司 鈴木
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP5088272A priority Critical patent/JPH06300779A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路装置などの被検査物とコンタ
クトピンとの接触不良を防止することのできる特性検査
装置を提供する。 【構成】 コンタクトピンを介して、被検査物の特性検
査を行う装置であって、被検査物9のリードピン10に
接触するコンタクトピン11と、該コンタクトピン11
を保持するバレル12と、テストボード14に半田付け
され、バレル12が差し込まれるソケット13と、バレ
ル12を介してコンタクトピン11を支え、さらに前記
コンタクトピン11の動作不良防止手段(接触不良防止
手段)である逃げ部19が設けられるコンタクトピンガ
イド15と、前記コンタクトピンガイド15が固定され
るベース板16と、ばね17を介して被検査物9を保持
する検査物押え板18とから構成されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特性検査技術、特に半
導体製造技術の特性検査工程において、半導体集積回路
装置などを検査する特性検査装置に設置されるコンタク
トピンの接触不良を防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、被検査物である半導体集積回路装
置の多ピン化により、特性検査装置のコンタクトピンの
本数も増加傾向にあり、そのため、1つのコンタクトピ
ンに対する所要面積が非常に小さなものとなってきてい
る。
【0003】ここで、従来の特性検査装置の構造の一例
を図4の部分断面図に示す。
【0004】図4を用いて、従来の特性検査装置の構成
を説明すると、半導体集積回路装置などの被検査物9の
リードピン10に接触して導通をとるコンタクトピン1
と、前記コンタクトピン1を保持するバレル2と、基板
であるテストボード4と、前記テストボード4に半田付
けされ、さらにバレル2が差し込まれるソケット3と、
前記バレル2を介してコンタクトピン1を支えるコンタ
クトピンガイド5と、前記コンタクトピンガイド5が固
定されるベース板6と、前記コンタクトピンガイド5に
設置され、ばね7を介して被検査物9を保持する検査物
押え板8とから構成されるものである。
【0005】次に、図4を用いて、前記特性検査装置の
作用について説明すると、被検査物9を検査する場合、
前記被検査物9を検査物押え板8に載せると、ばね7が
縮み、被検査物9のリードピン10がコンタクトピン1
に接触する。
【0006】さらに、前記バレル2において、コンタク
トピン1の外周部とバレル2の内周部との接触により、
コンタクトピン1とバレル2との導通がとられるが、こ
こで、被検査物9からの荷重がかかり続けると、コンタ
クトピン1がバレル2の中に設置されるばねA7aに接
触し続け、コンタクトピン1とバレル2との導通をより
確実にすることができる。
【0007】また、バレル2が差し込まれるソケット3
は、テストボード4に半田付けされており、したがっ
て、被検査物9とテストボード4との導通がとられて被
検査物9の検査を実施することができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来技術において、1つのコンタクトピン1に対する所要
面積が非常に小さなものとなったことから、コンタクト
ピン1の動作時に、前記コンタクトピン1のリードピン
10との接触部が、コンタクトピンガイド内周面5aに
接触して、前記コンタクトピン1のストローク動作を妨
げることがあり、その結果、コンタクトピン1とリード
ピン10との接触不良を引き起こしている。
【0009】さらに、前記コンタクトピンガイド内周面
5aは、コンタクトピン1のストローク動作の方向と平
行な面によって形成されているため、コンタクトピン1
と接触し易く、コンタクトピン1のストローク動作を妨
げる結果となっている。
【0010】以上のことから、コンタクトピン1とリー
ドピン10との間で、接触不良が発生し、そのため、作
業効率の悪化や検査における信頼性の低下を引き起こし
ている。
【0011】そこで、本発明の目的は、半導体集積回路
装置などの被検査物とコンタクトピンとの接触不良を防
止することのできる特性検査装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、コンタクトピンを介して被検査
物の特性検査を行う装置であって、前記コンタクトピン
と前記被検査物との接触不良を防止する手段が設けられ
るものである。
【0015】また、前記接触不良防止手段は、前記コン
タクトピンの動作不良を防止する手段である。
【0016】さらに、前記コンタクトピン動作不良防止
手段は、前記コンタクトピンを支えるコンタクトピンガ
イドに設けられる逃げ部である。
【0017】
【作用】前記した手段によれば、コンタクトピンを支え
るコンタクトピンガイドに、前記コンタクトピンと被検
査物との接触不良防止手段であるコンタクトピン動作不
良防止手段が設けられることによって、前記コンタクト
ピンは妨害されることなく、滑らかにストローク動作を
することができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である特性検査装
置の構造の一例を示す部分断面図である。
【0019】図1を用いて、本発明による特性検査装置
の構成を説明すると、半導体集積回路装置などの被検査
物9のリードピン10に接触して導通をとるコンタクト
ピン11と、前記コンタクトピン11を保持するバレル
12と、基板であるテストボード14と、前記テストボ
ード14に半田付けされ、さらにバレル12が差し込ま
れるソケット13と、前記バレル12を介してコンタク
トピン11を支えるコンタクトピンガイド15と、前記
コンタクトピンガイド15に設けられ、前記コンタクト
ピン11の動作不良防止手段である逃げ部19と、前記
コンタクトピンガイド15が固定されるベース板16
と、前記コンタクトピンガイド15に設置され、ばね1
7を介して被検査物9を保持する検査物押え板18とか
ら構成されるものである。
【0020】ここで、前記コンタクトピン11の動作不
良防止手段である逃げ部19は、前記コンタクトピン1
1と被検査物9との接触不良防止手段でもある。
【0021】次に、図1を用いて、本発明による特性検
査装置の作用について説明すると、被検査物9を検査す
る場合、前記被検査物9を検査物押え板18に載せる
と、ばね17が縮み、被検査物9のリードピン10がコ
ンタクトピン11に接触する。
【0022】さらに、前記バレル12において、コンタ
クトピン11の外周部とバレル12の内周部との接触に
より、コンタクトピン11とバレル12との導通がとら
れるが、ここで、被検査物9からの荷重がかかり続ける
と、コンタクトピン11がバレル12の中に設置される
ばねA17aに接触し続け、コンタクトピン11とバレ
ル12との導通をより確実にすることができる。
【0023】また、バレル12が差し込まれるソケット
13は、テストボード14に半田付けされており、した
がって、被検査物9とテストボード14との導通がとら
れて被検査物9の検査を実施することができるものであ
る。
【0024】なお、前記バレル12を介してコンタクト
ピン11を支えているコンタクトピンガイド15のコン
タクトピンガイド内周面15aには、前記コンタクトピ
ンガイド15の表裏両面からのテーパ形状によって形成
され、コンタクトピン11と被検査物9との接触不良防
止手段である逃げ部19(コンタクトピン動作不良防止
手段)が設けられている。
【0025】つまり、前記接触不良防止手段である逃げ
部19は、コンタクトピンガイド内周面15aにおい
て、コンタクトピン11の被検査物9との接触部から、
大きく逃げた形状であるため、コンタクトピン11のス
トローク動作を妨げることはない。
【0026】さらに、前記コンタクトピンガイド内周面
15aにおいて、前記テーパ形状の最も狭くなった部分
が、バレル12を支えているため、バレル12およびコ
ンタクトピン11の水平方向の位置精度も保たれてい
る。
【0027】したがって、コンタクトピン11は、その
ストローク動作において、コンタクトピンガイド内周面
15aに接触することなく、滑らかに動作することがで
き、かつ、その水平方向の位置精度も保持されている。
【0028】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0029】例えば、本実施例において説明したコンタ
クトピン11と被検査物9との接触不良防止手段(コン
タクトピン動作不良防止手段)は、テーパ形状によって
形成される逃げ部19であるが、図2に示す本発明によ
る他の実施例である特性検査装置の逃げ部19のよう
に、コンタクトピン11がコンタクトピンガイド内周面
15aに接触しないように逃げた形状であり、さらに前
記コンタクトピンガイド内周面15aの少なくとも一部
が、バレル12を支えて、前記バレル12の水平方向の
位置精度を保持していれば、前記逃げ部19の形状はど
んなものであってもよい。
【0030】また、図3に示す本発明による他の実施例
である特性検査装置の構造のように、バレル12がはめ
込まれるソケット13aの形状は、コンタクトピン11
の全体を覆うような形状であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0032】(1).コンタクトピンと被検査物との接
触不良防止手段であるコンタクトピン動作不良防止手段
が、コンタクトピンガイドに設けられることによって、
前記コンタクトピンのストローク動作を滑らかにするこ
とができる。
【0033】そのため、コンタクトピンと被検査物との
接触不良を防止することができ、本発明による特性検査
装置の検査の信頼性を高め、さらに作業効率を向上させ
ることができる。
【0034】(2).前記コンタクトピン動作不良防止
手段が設けられることによって、被検査物である半導体
集積回路装置の多ピン化においても、本発明による特性
検査装置は対応することができる。
【0035】(3).前記コンタクトピン動作不良防止
手段は、コンタクトピンガイドの形状をわずかに変える
だけで済むため、加工が非常に容易である。
【0036】(4).被検査物と接触するコンタクトピ
ンの先端の形状を、その内部に傾斜の付いた凹形状とす
れば、本発明による特性検査装置は、被検査物である半
導体集積回路装置などのリードピンの曲がりも矯正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である特性検査装置の構造の
一例を示す部分断面図である。
【図2】本発明による他の実施例である特性検査装置の
構造の一例を示す部分断面図である。
【図3】本発明による他の実施例である特性検査装置の
構造の一例を示す部分断面図である。
【図4】従来の特性検査装置の構造の一例を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1,11 コンタクトピン 2,12 バレル 3,13,13a ソケット 4,14 テストボード 5,15 コンタクトピンガイド 5a,15a コンタクトピンガイド内周面 6,16 ベース板 7,17 ばね 7a,17a ばねA 8,18 検査物押え板 9 被検査物 10 リードピン 19 逃げ部(接触不良防止手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトピンを介して、被検査物の特
    性検査を行う装置であって、前記コンタクトピンと前記
    被検査物との接触不良を防止する手段が設けられること
    を特徴とする特性検査装置。
  2. 【請求項2】 前記接触不良防止手段は、前記コンタク
    トピンの動作不良を防止する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の特性検査装置。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトピン動作不良防止手段
    は、前記コンタクトピンを支えるコンタクトピンガイド
    に設けられる逃げ部であることを特徴とする請求項2記
    載の特性検査装置。
JP5088272A 1993-04-15 1993-04-15 特性検査装置 Pending JPH06300779A (ja)

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JP5088272A JPH06300779A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 特性検査装置

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ID=13938271

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045070A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Fujitsu Ltd 電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法
CN115541943A (zh) * 2021-06-30 2022-12-30 荣耀终端有限公司 一种射频测试探针结构、射频测试装置以及系统
CN115541943B (zh) * 2021-06-30 2024-06-28 荣耀终端有限公司 一种射频测试探针结构、射频测试装置以及系统

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JP2014045070A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Fujitsu Ltd 電子装置、電子装置の製造方法、および電子部品の単体試験方法
CN115541943A (zh) * 2021-06-30 2022-12-30 荣耀终端有限公司 一种射频测试探针结构、射频测试装置以及系统
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