JP6063976B2 - 車外用エアバッグ - Google Patents

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Description

この発明は、車外用エアバッグに係り、特に、一対のフロントピラーへの衝突から保護対象者を保護する車外用エアバッグに関する。
従来から、歩行者などの保護対象者が自動車に衝突する際に、衝突の衝撃から保護対象者を保護する車外用エアバッグが用いられている。一般的に、車外用エアバッグは、自動車に折り畳まれて収容されており、内部に展開ガスを注入することにより展開される。この展開された車外用エアバッグが保護対象者を受け止める際に保護対象者からの圧力に応じて変形することにより、保護対象者の衝突エネルギーを吸収することができる。
車外用エアバッグとしては、例えば、自動車において硬く形成されたフロントピラーに沿うように展開するものが実用化されている。保護対象者は、フロントピラーに対して様々な方向および速度で衝突するため、これらの衝突に対応した車外用エアバッグが求められている。
そこで、速い速度で衝突する保護対象者を保護する技術として、例えば、特許文献1には、カバー部材に形成される扉部が、ミラー本体の前側に配置されて内縁側を外側に向けるように開く前扉部と、ミラー本体の内側に配置されて前縁側を後方に向けるように開く内扉部とを有するエアバッグ装置が提案されている。このエアバッグ装置では、エアバッグの展開時に、前扉部と内扉部とが開いて形成された突出用開口からバッグ本体を迅速に突出させるため、保護対象者がフロントピラーに衝突する前に展開して保護対象者を保護することができる。
特開2011−213142号公報
しかしながら、特許文献1のエアバッグ装置は、フロントピラーへの衝突のみを保護するものであり、保護範囲が狭いといった問題があった。例えば、保護対象者は、フロントピラーと同様にフロントガラスに沿って硬く形成されたカウルパネルおよびルーフパネルの前縁部(フロントブレースに対応した箇所)に衝突するおそれがある。また、保護対象者は、フロントピラーに衝突した後に側方に飛ばされて、対向車などに2次衝突するおそれもある。特に、自転車との衝突では、自転車を運転する保護対象者の重心位置が高いために保護対象者はより後方の広い範囲に飛ばされて2次衝突の危険性が高くなる。このように、実際の衝突事故では、フロントピラーを含む幅広い範囲に保護対象者が飛ばされるため、様々な衝突から保護対象者を包括的に保護することが求められている。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、保護対象者を広い範囲で保護することができる車外用エアバッグを提供することを目的とする。
この発明に係る車外用エアバッグは、自動車のフロントガラスの前側を下縁部に沿って延びるように展開してフロントガラスの下縁部に沿って設けられたカウルパネルを覆う下縁バッグと、フロントガラスの前側を両側縁部に沿って延びるように展開してフロントガラスの両側縁部に沿って設けられた一対のフロントピラーを覆う一対の側縁バッグと、フロントガラスの前側を上縁部に沿って延びるように展開してフロントガラスの上縁部に沿って設けられたルーフパネルの前縁部を覆う上縁バッグとを備え、下縁バッグの両端部は一対の側縁バッグの下端部に接続されると共に、上縁バッグは一対の側縁バッグの上端部に接続され、一対の側縁バッグが最初に展開した後に下縁バッグが展開して、一対の側縁バッグが一対のフロントピラーを覆うと共に下縁バッグがカウルパネルを覆った後に上縁バッグが展開するように折り畳まれてフロントガラスの下縁部近傍に収容されたものである。
また、一対の側縁バッグおよび上縁バッグは、フロントガラスから前方に張り出した先端部が内側に向かって屈曲するように形成することができる。
また、フロントガラスから前方に張り出した厚みが、フロントガラスの下縁部側から上縁部側に向かって徐々に大きくなるように形成することができる。
また、下縁バッグ、一対の側縁バッグおよび上縁バッグの内側を横切るように延びる線状部材をさらに有することが好ましい。
この発明によれば、フロントガラスの前側を下縁部に沿って延びるように展開する下縁バッグと、フロントガラスの前側を両側縁部に沿って延びるように展開する一対の側縁バッグと、フロントガラスの前側を上縁部に沿って延びるように展開する上縁バッグとを備えるので、保護対象者を広い範囲で保護することができる車外用エアバッグを提供することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る車外用エアバッグの構成を示し、図1(A)は正面図、図1(B)は側面図である。 自動車に収容された車外用エアバッグを示す図である。 車外用エアバッグが展開する様子を示す図である。 自転車を運転する保護対象者が自動車に衝突する様子を示す図である。 保護対象者を受け止める様子を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る車外用エアバッグの構成を示し、図6(A)は斜視図、図6(B)は図6(A)のA−A線断面図である。 この発明の実施の形態3に係る車外用エアバッグの構成を示す側面図である。 実施の形態1〜3の変形例に係る車外用エアバッグの構成を示す正面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1(A)および(B)に、この発明の実施の形態1に係る車外用エアバッグの構成を示す。この車外用エアバッグは、自動車MのフロントガラスWを縁部に沿って囲むように展開するもので、フロントガラスWの前側を下縁部に沿って延びるように展開する下縁バッグ1と、フロントガラスWの前側を両側縁部に沿って延びるように展開する一対の側縁バッグ2と、フロントガラスWの前側を上縁部に沿って延びるように展開する上縁バッグ3とを有する。
なお、自動車Mは、フロントガラスWが下縁部から上縁部に向かって後方に傾斜して設けられると共に一対のフロントピラーPがフロントガラスWの両側縁部に沿って傾斜して設けられ、ルーフパネルがフロントガラスWの上縁部から後方に向かって配置されている。また、フロントガラスWの下縁部に沿ってカウルパネルLが配置されると共にフロントガラスWの上縁部に沿ってルーフパネルの前縁部B(フロントブレースに対応する箇所)が位置し、フロントガラスWの下縁部近傍から前方に張り出して自動車Mの前部を覆うようにフロントフードHが設けられている。
下縁バッグ1は、カウルパネルLを前側から覆うようにカウルパネルLに沿って展開し、その両端部が一対の側縁バッグ2の下端部に接続されている。また、下縁バッグ1の下部は、自動車Mに固定されている。
上縁バッグ3は、ルーフパネルの前縁部Bを前側から覆うようにルーフパネルの前縁部Bに沿って展開し、その両端部が一対の側縁バッグ2の上端部に接続されている。
一対の側縁バッグ2は、一対のフロントピラーPを前側から覆うように一対のフロントピラーPに沿って展開する。
下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3は、一定の厚みTでフロントガラスWから前方に張り出すように形成されている。また、下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3は、連続する環状の横断面を有し、中空に形成された内部が互いに連通するように接続されている。さらに、下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3の内側には、フロントガラスWを露出する開口部4が形成されている。
図2に、自動車Mに収容される車外用エアバッグを示す。
車外用エアバッグは、自動車Mの前部を覆うフロントフードHの後縁部の下側に配置された収容部5に折り畳まれた状態で収容されている。収容部5にはインフレータ6が設けられており、このインフレータ6が下縁バッグ1に接続されている。インフレータ6から下縁バッグ1を介して車外用エアバッグ内に展開ガスが注入されることにより、フロントフードHの後縁部とフロントガラスWの下縁部との間の隙間を介して車外用エアバッグが車外に展開される。
この時、車外用エアバッグは、図3(A)に示すように、一対の側縁バッグ2が最初に車外に露出し、一対のフロントピラーPに沿って上方に延びるように展開する。続いて、図3(B)に示すように、一対の側縁バッグ2が一対のフロントピラーPの上端部近傍まで展開する間に、下縁バッグ1がカウルパネルLを覆うように展開する。そして、図3(C)に示すように、上縁バッグ3が車外に最後に露出してフロントガラスWに沿って上方に移動するように展開する。このようにして、図1(A)および(B)に示すように、車外用エアバッグがフロントガラスWを囲むように展開される。
なお、車外用エアバッグの展開方向は、例えば、インフレータ6から注入される展開ガスの方向、車外用エアバッグの形状および車外用エアバッグの折り畳み方などで制御することができる。また、車外用エアバッグを展開させる順番は、折り畳み方などで制御することができ、例えば下縁バッグ1と側縁バッグ2の内側に上縁バッグ3が位置するように折り畳むことで下縁バッグ1と側縁バッグ2が展開した後に上縁バッグ3を展開させることができる。
次に、車外用エアバッグを展開させて保護対象者を保護する一例を説明する。
まず、歩行者および自転車の運転者などの保護対象者が自動車Mの前部に接近すると、自動車Mに搭載された図示しない検出センサが保護対象者を検出する。検出センサとしては、例えば、レーザを保護対象者に照射して検出するセンサ、およびカメラから得られる画像に基づいて検出するセンサなどを利用することができる。
この検出センサから得られる検出情報に基づいて保護対象者が自動車Mに衝突すると判断されると、図2に示すように、収容部5に収容された車外用エアバッグ内にインフレータ6から展開ガスが注入される。
ここで、フロントピラーPおよびカウルパネルLと比較してルーフパネルの前縁部Bは後方に配置されているため、自動車Mの前部に衝突して後方に飛ばされた保護対象者は、ルーフパネルの前縁部Bへ到達する時間と比較して、短い時間でフロントピラーPおよびカウルパネルLに到達する。図3(A)〜(C)に示すように、車外用エアバッグは、保護対象者の到達時間が短いフロントピラーPおよびカウルパネルLを覆う側縁バッグ2および下縁バッグ1が最初に展開され、続いて、保護対象者の到達時間が長いルーフパネルの前縁部Bを覆う上縁バッグ3が展開される。このように、保護対象者の到達時間が短い個所から車外用エアバッグを順次展開させることにより、保護対象者を確実に保護することができる。
また、下縁バッグ1と側縁バッグ2は、フロントガラスWの下縁部および側縁部に沿ってそれぞれ展開されるため、自動車Mを運転する運転者の視界を全く遮ることなく展開させることができる。ここで、上縁バッグ3は、フロントガラスWに沿って上方に移動する際に運転者の視界を遮るが、それは運転者の前方を通過する瞬間のみであり、運転者の視界の妨げとなることを最小限に抑えることができる。さらに、車外用エアバッグの展開後には、開口部4により運転者の視界を確保することができる。
また、下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3は、端部で接続されているため互いに支持されており、展開時の姿勢が安定化して速やかに展開させることができ、展開後もその姿勢を一定に保つことができる。
このようにして、車外用エアバッグは、図1(A)および(B)に示すように、フロントガラスWを縁部に沿って囲むように展開される。
ここで、自動車Mに衝突した保護対象者は、幅広い範囲に飛ばされるおそれがある。特に、図4に示すように、自転車を運転する保護対象者Cに自動車Mが衝突した場合には、保護対象者Cの重心位置が高いため、より後方の広い範囲に飛ばされるおそれがあり、例えば自動車Mの上方に向かって飛ばされた保護対象者Cはルーフパネルの前縁部Bに衝突した後にさらにルーフパネルの後方へ大きく飛ばされるおそれがある。また、自動車Mの側方に飛ばされた保護対象者Cは、フロントピラーPの側部に衝突してさらに側方に飛ばされ、対向車などに2次衝突するおそれもある。
そこで、上記のように車外用エアバッグがフロントガラスWを囲むように展開されることにより、幅広い範囲に飛ばされる保護対象者Cを受け止めることができる。
例えば、図5に示すように、ルーフパネルの前縁部Bに向かって飛ばされた保護対象者Cは、開口部4内に侵入してそのまま上縁バッグ3の内壁部で受け止められる。この時、後方へ向かう保護対象者Cからの圧力が上縁バッグ3で吸収されると共に保護対象者Cからの圧力に応じて車外用エアバッグ全体が保護対象者Cを包み込むように変形することにより、保護対象者Cを確実に受け止めることができる。
同様に、保護対象者Cが一対のフロントピラーPに向かって飛ばされた場合にも、保護対象者Cは、側縁バッグ2で受け止められ、側縁バッグ2の内側から側方へ向かう圧力を側縁バッグ2で吸収することができる。
ここで、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3は、保護対象者Cが内側に収まるような厚みTでフロントガラスWから前方に張り出すように展開されることが好ましく、これにより保護対象者Cが側縁バッグ2および上縁バッグ3を乗り越えて開口部4の外側へ飛ばされることを抑制することができる。
このように、幅広い範囲に飛ばされる保護対象者Cを上縁バッグ3および側縁バッグ2で確実に受け止めることにより、保護対象者Cが対向車などに2次衝突することを抑制することができる。
さらに、下縁バッグ1、側縁バッグ2および上縁バッグ3は、自動車Mにおいて硬く形成されたカウルパネルL、フロントピラーPおよびルーフパネルの前縁部Bを覆うように設けられており、これらの硬部箇所に保護対象者Cが直接衝突することを防ぐことができる。
本実施の形態によれば、カウルパネルL、フロントピラーPおよびルーフパネルの前縁部Bに保護対象者Cが直接衝突することを防ぐと同時に、様々な方向に飛ばされる保護対象者Cを広い範囲で保護することができる。
実施の形態2
実施の形態1では、下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3は連続する環状の横断面を有するように形成されたが、保護対象者Cを受け止めることができればよく、この形状に限られるものではない。
例えば、図6(A)および(B)に示すように、実施の形態1の一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3に換えて、一対の側縁バッグ21および上縁バッグ22を配置することができる。一対の側縁バッグ21および上縁バッグ22は、フロントガラスWから前方に張り出した方向の先端部23が内側に向かって屈曲するように形成されている。これにより、フロントピラーPおよびルーフパネルの前縁部Bに向かって飛ばされる保護対象者Cを側縁バッグ21および上縁バッグ22で受け止める際に、開口部4内から外側へ向かう保護対象者Cを確実に支持し、保護対象者Cが側縁バッグ21および上縁バッグ22を乗り越えて開口部4の外側へ飛ばされることを抑制することができる。
本実施の形態によれば、側縁バッグ21および上縁バッグ22の先端部23を内側に向かって屈曲するように形成することにより、外側へ向かう保護対象者Cを確実に支持し、保護対象者Cを開口部4内に留めることができる。
実施の形態3
実施の形態1および2では、下縁バッグ、一対の側縁バッグおよび上縁バッグは一定の厚みTで形成されたが、配置箇所に応じてその厚みTを変えることもできる。
例えば、図7に示すように、実施の形態1の下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3に換えて、下縁バッグ31、一対の側縁バッグ32および上縁バッグ33を配置することができる。この下縁バッグ31と上縁バッグ33は、フロントガラスWから前方に張り出す厚みTが異なり、下縁バッグ31の厚みTより上縁バッグ33の厚みTが大きくなるように形成されている。また、一対の側縁バッグ32の厚みTは、下縁バッグ31に接続された下端部から上縁バッグ33に接続された上端部に向かって徐々に大きくなるように形成されている。すなわち、車外用エアバッグは、フロントガラスWから前方に張り出した厚みTが、フロントガラスWの下縁部側から上縁部側に向かって徐々に大きくなるように形成されている。
本実施の形態によれば、一部の厚みTを小さく形成することで展開速度を向上させると共に収容スペースを小さくすることができ、上縁バッグ33側の厚みTは大きく保つことで保護対象者Cを受け止める機能を維持することができる。なお、車外用エアバッグの厚みTは保護対象者Cが飛ばされる方向に応じて変えることが好ましく、例えばフロントガラスWの下縁部に向かって保護対象者Cが飛ばされる可能性が高い場合には、フロントガラスWの上縁部側から下縁部側に向かって厚みTが徐々に大きくなるように形成してもよい。
なお、実施の形態1〜3の車外用エアバッグにおいて、開口部4を横切るように延びる線状部材を設けることができる。
例えば、図8に示すように、開口部4を網目状に横切る線状部材41を設けることができる。この線状部材41は、下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3の内壁部において厚みT方向の中央部近傍を互いに接続するように設けられている。これにより、幅広い範囲に飛ばされる保護対象者Cを下縁バッグ1、一対の側縁バッグ2および上縁バッグ3の内壁部の上半部側で受け止めると共に、保護対象者CがフロントガラスWに直接衝突することを線状部材41により防ぐことができる。また、線状部材41が網目状に配置されることにより、運転者の視界も確保することができる。なお、線状部材41は、例えば、テザー、車外用エアバッグの基布および細いエアバッグなどから構成することができる。
1,31 下縁バッグ、2,21,32 一対の側縁バッグ、3,22,33 上縁バッグ、4 開口部、5 収容部、6 インフレータ、23 先端部、41 線状部材、M 自動車、W フロントガラス、P 一対のフロントピラー、L カウルパネル、B ルーフパネルの前縁部、H フロントフード、T 厚み、C 保護対象者。

Claims (4)

  1. 自動車のフロントガラスの前側を下縁部に沿って延びるように展開して前記フロントガラスの下縁部に沿って設けられたカウルパネルを覆う下縁バッグと、
    前記フロントガラスの前側を両側縁部に沿って延びるように展開して前記フロントガラスの両側縁部に沿って設けられた一対のフロントピラーを覆う一対の側縁バッグと、
    前記フロントガラスの前側を上縁部に沿って延びるように展開して前記フロントガラスの上縁部に沿って設けられたルーフパネルの前縁部を覆う上縁バッグとを備え
    前記下縁バッグの両端部は前記一対の側縁バッグの下端部に接続されると共に、前記上縁バッグは前記一対の側縁バッグの上端部に接続され、
    前記一対の側縁バッグが最初に展開した後に前記下縁バッグが展開して、前記一対の側縁バッグが前記一対のフロントピラーを覆うと共に前記下縁バッグが前記カウルパネルを覆った後に前記上縁バッグが展開するように折り畳まれて前記フロントガラスの下縁部近傍に収容された車外用エアバッグ。
  2. 前記一対の側縁バッグおよび前記上縁バッグは、前記フロントガラスから前方に張り出した先端部が内側に向かって屈曲するように形成される請求項に記載の車外用エアバッグ。
  3. 前記フロントガラスから前方に張り出した厚みが、前記フロントガラスの下縁部側から上縁部側に向かって徐々に大きくなるように形成される請求項1または2に記載の車外用エアバッグ。
  4. 前記下縁バッグ、前記一対の側縁バッグおよび前記上縁バッグの内側を横切るように延びる線状部材をさらに有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の車外用エアバッグ。
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