JP6062649B2 - 錠装置及び錠装置の機能設定方法 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の錠装置は、既設錠装置35の操作部材に連結されるサムターンコア29と、
新設サムターン17に連結されるサムターンベース25と、
異なる回転位置のそれぞれで前記サムターンコア29と前記サムターンベース25を相対回転不能に連結するとともに軸線方向にスライドされて前記連結を解除する切替軸27と、
前記サムターンコア29に同一中心で貫通形成され、工具89が挿入されるとともに、前記工具89の挿入方向の押圧によって前記切替軸27が前記軸線方向にスライドされる切替穴71と、
を具備することを特徴とする。
前記操作部材がダルマ軸39であり、
該ダルマ軸39にはダルマ穴41を有し、
該ダルマ穴41には、相対回転不能に連結軸43が挿入されて、
前記連結軸43と前記サムターンコア29とが相対回転不能に連結されることを特徴とする。
前記操作部材が既設サムターン37であり、
前記サムターンコア29が前記既設サムターン37に被せられて連結されることを特徴とする。
装置本体13がカバー15に覆われ、
前記カバー15に覆われずに表出する裏蓋21が扉面91に対面されて取り付けられ、
前記裏蓋21に、前記サムターンコア29の前記切替穴71が表出するよう配置されることを特徴とする。
前記裏蓋21に、前記サムターンコア29が前記相対回転不能に連結される異なる回転位置の回転方向を表す標示が設けられていることを特徴とする。
前記錠装置を扉33に取り付ける前に、前記切替穴71に前記工具89を挿入して前記切替軸27をスライドすることにより前記サムターンコア29と前記サムターンベース25との連結を解除した後、
前記サムターンコア29のみを切り替え位置に回転し、
前記工具89を抜くことにより前記サムターンコア29と前記サムターンベース25とを再連結して、前記操作部材の回転方向に応じた機能設定を切り替えることを特徴とする。
図1は本発明に係る実施形態の錠装置を既設錠装置の操作部材とともに表した斜視図、図2は図1に示した錠装置の側断面図である。
本実施形態に係る錠装置である電気錠ユニット11は、装置本体13(図2参照)がカバー15によって覆われ、カバー15からは新設サムターン17の新設摘み19が表出している。カバー15によって表側が覆われた装置本体13は、裏側が裏蓋21(図2参照)となる。装置本体13は、モーター(図示せず)、施解錠駆動機構(図示せず)、制御部(図示せず)、センサ実装基板23、電池(図示せず)、サムターンベース25、切替軸27、サムターンコア29を備える。カバー15には電池蓋31が設けられ、電気錠ユニット11は電池蓋31を取り外すことで装置本体13に収容される電池の交換が可能となる。
図3は左右勝手を説明する扉33の平面図である。
本明細書中、扉33は、屋内側に開くことを「内開き」、屋外側に開くことを「外開き」と言う。また、扉33を支える丁番57の軸が扉33の開く側から見て左側に見えることを「左勝手」、扉33を支える丁番57の軸が扉33の開く側から見て右側に見えることを「右勝手」と言う。
既設錠装置35は、左右勝手によって、施解錠するときの既設サムターン37の回転方向が異なる。解錠状態において、左勝手と右勝手の既設サムターン37は、いずれも既設摘み59が縦向きとなる。一方、解錠状態から施錠状態への操作は、左勝手の場合、既設摘み59が反時計回りに回転、すなわち、左側へ倒すことにより扉33からデッドボルト61が進出され、ストライク63に挿入される。また、右勝手の場合の解錠状態から施錠状態への操作は、既設摘み59が時計回りに回転、すなわち、右側へ倒すことにより扉33からデッドボルト61が進出され、ストライク63に挿入される。本実施形態では、施錠から解錠、解錠から施錠の操作は、既設摘み59が90°回転されることにより行われる。
サムターンコア29は、軸線方向へは移動されないようにして、装置本体13に回転自在に支持される。サムターンコア29には図示しないギアが設けられ、モーターに噛合される。サムターンコア29は、モーターで回転されることで、連結軸43を介して既設錠装置35へ施解錠の動力を入力する。サムターンコア29は、連結穴49と反対側の他端側が大径部65として形成される。大径部65には大径穴67と小径穴69とが他端側から順に形成される。サムターンコア29には、小径穴69の奥側に、小径穴69の内側に収まる大きさの正方形状の切替穴71が形成される。大径穴67、小径穴69、切替穴71、連結穴49は、同一中心で連通されている。
図7は図2に示した錠装置の切り替え操作を説明する作用図、図8は切り替え時のサムターンコア29の動作過程を(a)(b)(c)で表した作用図である。
電気錠ユニット11は、扉33に取り付ける前に、図7に示すように、切替穴71に工具89を挿入して切替軸27を圧縮バネ87の付勢力に抗してスライドすることにより、サムターンコア29とサムターンベース25との連結を解除する。但し、連結の解除された後、ガイド軸状部81のみは切替穴71に残る。これにより、小径四角柱部83が切替穴71へ進入するときの再連結がスムースとなる。連結を解除した後、工具89を回転操作することでサムターンコア29のみが回転し、切り替え位置に回転となる。
電気錠ユニット11では、サムターンコア29の切替穴71に工具89が挿入され、工具89によって奥側の切替軸27がスライドされると、サムターンコア29とサムターンベース25との連結が解除される。連結が解除された状態で、工具89が回転されると、サムターンコア29のみが、所望の左右勝手において検知体53が検知手段55によって検知されることとなる回転位置へ回転される。所望の回転位置へサムターンコア29が回転された後、工具89が切替穴71から抜かれると、切替軸27によってサムターンコア29とサムターンベース25とが再連結される。この際の再連結位置は、切り替え連結前のサムターンベース25と異なる相対角度に設定される。すなわち、切り替え前が左勝手であれば、切り替え後は右勝手となり、切り替え前が右勝手であれば、切り替え後は左勝手となる。これにより、サムターンコア29の左右勝手の切り替え設定が完了される。
図9は実施形態の変形例に係る錠装置を既設錠装置35の操作部材とともに表した斜視図である。
この変形例に係る錠装置である電気錠ユニット93は、操作部材が既設サムターン37であり、サムターンコア(図示せず)が既設サムターン37に被せられて連結される。既設錠装置35の操作部材である既設サムターン37が扉面91から突出して設けられている。サムターンコアには、この既設サムターン37に同軸で相対回転不能に被せられる被着穴(図示せず)が形成される。被着穴は、上記の連結穴49に代わるものとなる。電気錠ユニット93が扉面91に取り付けられると、サムターンコアは、被着穴が既設摘み59に同軸に被せられ、相対回転不能に連結される。これにより、既設サムターン37を取り外さずに、電気錠ユニット93を簡便に後付けできる。
13…装置本体
15…カバー
17…新設サムターン
21…裏蓋
25…サムターンベース
27…切替軸
29…サムターンコア
33…扉
35…既設錠装置
37…操作部材(既設サムターン)
39…操作部材(ダルマ軸)
41…ダルマ穴
43…連結軸
51…検出杆
53…検知体(マグネット)
55…検知手段(リードスイッチ)
71…切替穴
89…工具
91…扉面
Claims (6)
- 既設錠装置の操作部材に連結されるサムターンコアと、
新設サムターンに連結されるサムターンベースと、
異なる回転位置のそれぞれで前記サムターンコアと前記サムターンベースを相対回転不能に連結するとともに軸線方向にスライドされて前記連結を解除する切替軸と、
前記サムターンコアに同一中心で貫通形成され、工具が挿入されるとともに、前記工具の挿入方向の押圧によって前記切替軸が前記軸線方向にスライドされる切替穴と、
を具備することを特徴とする錠装置。 - 請求項1記載の錠装置であって、
前記操作部材がダルマ軸であり、
該ダルマ軸にはダルマ穴を有し、
該ダルマ穴には、相対回転不能に連結軸が挿入されて、
前記連結軸と前記サムターンコアとが相対回転不能に連結されることを特徴とする錠装置。 - 請求項1記載の錠装置であって、
前記操作部材が既設サムターンであり、
前記サムターンコアが前記既設サムターンに被せられて連結されることを特徴とする錠装置。 - 請求項1,2,3のいずれか1つに記載の錠装置であって、
装置本体がカバーに覆われ、
前記カバーに覆われずに表出する裏蓋が扉面に対面されて取り付けられ、
前記裏蓋に、前記サムターンコアの前記切替穴が表出するよう配置されることを特徴とする錠装置。 - 請求項4記載の錠装置であって、
前記裏蓋に、前記サムターンコアが前記相対回転不能に連結される異なる回転位置の回転方向を表す標示が設けられていることを特徴とする錠装置。 - 請求項1,2,3,4,5のいずれか1つに記載の錠装置を用いる錠装置の機能設定方法であって、
前記錠装置を扉に取り付ける前に、前記切替穴に前記工具を挿入して前記切替軸をスライドすることにより前記サムターンコアと前記サムターンベースとの連結を解除した後、
前記サムターンコアのみを切り替え位置に回転し、
前記工具を抜くことにより前記サムターンコアと前記サムターンベースとを再連結して、前記操作部材の回転方向に応じた機能設定を切り替えることを特徴とする錠装置の機能設定方法。
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