JP2007023670A - サムタ−ン装置 - Google Patents
サムタ−ン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007023670A JP2007023670A JP2005209496A JP2005209496A JP2007023670A JP 2007023670 A JP2007023670 A JP 2007023670A JP 2005209496 A JP2005209496 A JP 2005209496A JP 2005209496 A JP2005209496 A JP 2005209496A JP 2007023670 A JP2007023670 A JP 2007023670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- thumb turn
- locking
- shaft
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 76
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 施解錠機構のデッドボルト駆動部に連結するシャフト13と、サムタ−ン14に固着した固定側クラッチ部16と前記シャフト13に非回転で摺動自在に設けた可動側クラッチ部17とからなるクラッチ部材と、前記可動側クラッチ部17に移動勢力を与えて前記固定側クラッチ部16に連結させるクラッチばね25と、隆起部20eによってクラッチリング19を押動して可動側クラッチ部17を移動し、クラッチ部材を非連結に切換える切換レバ−20と、クラッチ部材を非連結とした切換レバ−20をロックするロックボタン23とより構成してある。
【選択図】 図3
Description
例えば、明かり採り窓のある扉の場合は、その窓を壊わし、また、扉に孔をあけたりしてそこから手を扉内に差し入れたり、或いは、特殊な器具を差し入れてサムタ−ンを回転させ不正に解錠されてしまうことがあった。
また、外出するときは、サムタ−ンを取り外して扉を閉め、その後、扉の外側からキ−を使って施錠する。
具体的には、扉内から施錠してサムタ−ンを取り外したが、この後、サムタ−ンを見失ってしまったときには、扉内から解錠することができず、室内に閉じ込められた状態となり、火災などが起きたときに極めて危険な状態となる。
したがって、サムタ−ンの回転操作がシャフトには伝達されず、サムタ−ンが空転する防犯モ−ドとなる。
したがって、サムタ−ンとシャフトとがクラッチ部材を介して連動され、サムタ−ンの回転操作によって施解錠機構の施解錠が自在となる。
したがって、防犯モ−ドでは、サムタ−ンを回転させると、上記した突出部材が係合凹部を脱係し、サムタ−ンが空転する。
すなわち、扉外からの施錠又は解錠にしたがってサムタ−ンが回転するため、サムタ−ンの回転位置によって施錠状態と解錠状態との判別が可能になる。
しかし、突出部材が係合していないときは、サムタ−ンを回転すれば、突出部材と係合凹部との係合によって節度感があるので、その節度感とサムタ−ンの回転位置より施錠状態か解錠状態かを判別することができる。
図1は防犯モ−ドにセットされたサムタ−ン装置の正面図、図2は同サムタ−ン装置の側面図、図3は図1上のA−A線拡大断面図、図4はベ−スと可動側クラッチを取り外し、シャフトを断面して示した同サムタ−ン装置の拡大背面図である。
なお、サムタ−ン装置10を扉に取付ける場合、サムタ−ン装置10の背面側に突出させたシャフト13を施解錠機構のデッドボルト駆動部(カム部)に連結する。
サムタ−ン14を回転操作し、シャフト13を回転駆動させた場合も同様であって、デッドボルトが進退し、施錠又は解錠する。
なお、図1〜図4は、防犯モ−ドとしたサムタ−ン装置を示す。
つまり、可動側クラッチ部17は、摺動凹溝17bに嵌合した摺動凸部13aを移動軸としてシャフト13の軸心方向に移動自在とし、シャフト13の軸心周り方向には回転しないようにしてある。
したがって、シャフト13が回転しないことから、施解錠機構が施解錠しない。
この場合は、後述するように通常モ−ドとなり、サムタ−ン14の回転操作によって施解錠機構が施解錠する。
クラッチ部材の切換えは、切換レバ−20を旋回操作して行なう。
なお、小球22は図3に示した如く、ばね力によって突出勢力が与えてある。
これら隆起部20eは、切換レバ−20の旋回にしたがって、クラッチリング19を押動するように作用する。
この係止片部20fがロックボタン23によって係止されることで、切換レバ−20が防犯モ−ドの位置にロックされる。
なお、上記した回転止片部19aは、図4に示したように、ベ−ス24に形成したガイド部24aを摺動する。
さらに、押動部19bの一端部側に形成したテ−パ−面は隆起部20eの乗り上げを助勢するためのものである。
すなわち、クラッチリング19が可動側クラッチ部17と共にクラッチばね25のばね力を受けて切換レバ−20方向に移動し、クラッチ部材が連結する。
図6(A)は、切換レバ−20を通常モ−ド位置から防犯モ−ド位置に旋回させる動作過程を示し、この場合は、係止片部20fが係止部23bのテ−パ−面23cを押し下げながら図示矢印28a方向に進むため、ロックボタン23がロックばね26のばね力に抗して図示矢印28b方向に進退する。
これより、切換レバ−20を防犯モ−ド位置に旋回させる場合はロックボタン23を操作する必要がない。
この場合には、係止片部20fがロックボタン23の係止部23bに当接するため、切換レバ−20が図示矢印28c方向、つまり、通常モ−ド位置への旋回が阻止される。
すなわち、ロックボタン23を押圧操作して図示矢印28d方向に後退させると、係止部23bによる係止片部20fの係止が解除されるため、係止片部20fが図示矢印28e方向に移動可能になり、切換レバ−20を防犯モ−ド位置から通常モ−ド位置に旋回させることができる。
したがって、貫通孔13bが縦向きとなるシャフト13の回転で施解錠機構が解錠すれば、サムタ−ン14が縦向きとなるから、サムタ−ン14の縦向き状態から解錠していることが分かる。
これによって、隆起部20eが押動部19bに乗り上るため、クラッチリング19が押動され、この結果、図3に示すように、可動側クラッチ部17を押しながら後退移動する。
なお、固定側クラッチ部16は係合凹部16eに落入した小球29によってシャフト13と連繋状態となっているが、シャフト13にはデッドボルト駆動部による負荷が加わっているため、小球29が係合凹部16eを脱係し、シャフト13は回転しない。
ロックボタン23を押圧操作すると、既に述べたように、切換レバ−20に設けた係止片部20fの係止が解放される。(図6(C)参照)
したがって、図11に示すように、切換ノブ20aを通常モ−ド位置に旋回操作することができる。
なお、切換ノブ20aを通常モ−ド位置に旋回操作することによって、可動側クラッチ部17が固定側クラッチ部16方向に移動するが、このとき、クラッチ凹部17aがクラッチ片部16dと位置ずれしているとき(小球29が係合凹部16eに連繋していない場合)には、サムタ−ン14のその後の回転操作によってクラッチ凹部17a内にクラッチ片部16dが突入してクラッチ連結する。
13 シャフト
13a 摺動凸部
14 サムタ−ン
16 固定側クラッチ部
16d クラッチ片部
16e 係合凹部
17 可動側クラッチ部
17a クラッチ凹部
17b 摺動凹溝
19 クラッチリング
19b 押動部
19c 切込部
20 切換レバ−
20a 切換ノブ
20e 隆起部
20f 係止片部
23 ロックボタン
Claims (4)
- 扉に設備される施解錠機構のサムタ−ン装置において、
一端部側を施解錠機構に連結し、回転駆動させることによって当該施解錠機構を施解錠させることができるシャフトと、
サムタ−ンに固着して前記シャフトの他端部側に回転自在に設けた固定側クラッチ部と、前記シャフトと回転方向で連結させると共に、シャフト軸方向に移動可能とした可動側クラッチ部とからなるクラッチ部材と、
前記可動側クラッチ部に移動勢力を与えて前記固定側クラッチ部にクラッチ連結させるばね部材と、
前記可動側クラッチ部をばね力に抗して移動させて前記固定側クラッチ部に対してクラッチ非連結とする操作部材とを設け、
前記クラッチ部材を非連結としてサムタ−ンを空転させ防犯状態とし、前記クラッチ部材を連結させてサムタ−ンによる施解錠を自在とする構成としたことを特徴とするサムタ−ン装置。 - 請求項1に記載したサムタ−ン装置において、
前記クラッチ部材を非連結に移行させたとき前記操作部材を係止し、クラッチ連結操作を阻止するロックボタンを設け、かつ、このロックボタンは手動操作によって操作部材の係止解除が可能な構成となっていることを特徴とするサムタ−ン装置。 - 請求項1又は2に記載したサムタ−ン装置において、
前記シャフトの他端部側と前記固定側クラッチ部との一方に突出勢力を与えた突出部材を、その他方には、前記突出部材が係脱する係合凹部を各々設け、
前記クラッチ部材が非連結時においてもサムタ−ンが前記突出部材と係合凹部との係合によって扉外からの施解錠操作に連動して回転する構成としたことを特徴とするサムタ−ン装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載したサムタ−ン装置において、
前記操作部材は、前記シャフトと同心的に配設して回転自在としたリング状部と、このリング状部に設けた隆起部とを有し、
さらに、前記操作部材と前記可動側クラッチ部との間には、非回動として配設したクラッチリングを設けると共に、このクラッチリングには、前記操作部材の隆起部によって押動される押動部と非押動部とを設け、
操作部材の回動操作による前記隆起部の旋回により押動されたクラッチリングが可動側クラッチ部を移動駆動し、クラッチ非連結に移行させる構成としたことを特徴とするサムタ−ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005209496A JP4702682B2 (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | サムタ−ン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005209496A JP4702682B2 (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | サムタ−ン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007023670A true JP2007023670A (ja) | 2007-02-01 |
JP4702682B2 JP4702682B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=37784800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005209496A Active JP4702682B2 (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | サムタ−ン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4702682B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108343324A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-07-31 | 李祥龙 | 一种用于智能锁的力偶矩模式离合机构及其锁芯组件 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20080122A1 (it) * | 2008-02-18 | 2009-08-19 | Zanini S P A | Dispositivo di sblocco, particolarmente di un portello di un autoveicolo. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004332351A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | U-Shin Showa Ltd | サムタ−ン装置 |
-
2005
- 2005-07-20 JP JP2005209496A patent/JP4702682B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004332351A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | U-Shin Showa Ltd | サムタ−ン装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108343324A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-07-31 | 李祥龙 | 一种用于智能锁的力偶矩模式离合机构及其锁芯组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4702682B2 (ja) | 2011-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7712343B2 (en) | Dead locking deadbolt | |
US20070163315A1 (en) | Door lock having reinforced strength | |
US6382003B1 (en) | Lock apparatus | |
JPH02292475A (ja) | 施錠機構 | |
JP4702682B2 (ja) | サムタ−ン装置 | |
JP4550637B2 (ja) | サムターン装置 | |
JP2554582Y2 (ja) | シリンダ錠 | |
JPH07293063A (ja) | シリンダ錠 | |
JP4292014B2 (ja) | サムターン | |
JP7417330B1 (ja) | クレセント錠 | |
KR102362325B1 (ko) | 안전 손잡이 잠금 장치 | |
JP3903414B2 (ja) | 施解錠装置及びその操作方法 | |
JP4490252B2 (ja) | サムターン装置 | |
CN212897963U (zh) | 逃生锁体 | |
JP5342271B2 (ja) | 施錠装置 | |
JP2018112041A (ja) | ラッチ装置及びこれを用いたドア装置 | |
JP2004332351A (ja) | サムタ−ン装置 | |
JP4487136B2 (ja) | サムタ−ン装置 | |
JP2007023761A (ja) | ドア錠 | |
JP5050173B2 (ja) | サムターン | |
US20130118218A1 (en) | Lock assembly having outer and inner lock units | |
JP4227793B2 (ja) | セーフティサムターン錠 | |
JP2006045895A (ja) | サムターン装置 | |
JP4597745B2 (ja) | サムターン | |
JP2004137721A (ja) | 錠前用サムターン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4702682 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |