JP7417330B1 - クレセント錠 - Google Patents
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Abstract
Description
台座内に延びた軸の端部に円形及び矩形からなる略馬蹄形状に形成されたストップ片が設けられており、当該ストップ片の矩形部分が台座内壁に干渉するよう構成されていることにより、操作レバーの回転が制限されており、
台座内に、ストップ片の矩形部分と干渉する第一のロック機構が設けられており、当該ロック機構が台座の外部から操作可能に構成されているクレセント錠において、
第二のロック機構が設けられており、当該第二のロック機構によって、第一のロック機構の操作が制限されるよう構成されていることも可能である。
以下に本発明にかかるクレセント錠の構造を実施例に従い説明する。本発明にかかるクレセント錠には複数の実施例が存在する。図1は、本発明にかかるクレセント錠の第一の実施例を表す。図1には、居室内側障子(内障子とも称する)に取り付けるクレセント錠本体1のみが表されている。このクレセント錠本体1は、部屋外側障子(外障子とも称する)に取り付けられる受け金具との協働のもと、障子の施錠及び解錠を実現するためのものである。図1は、第一の実施例にかかるクレセント錠が解錠された状態におけるクレセント錠本体1を表している。この第一の実施例にかかるクレセント錠は、クラッチ式・スライドタイプとも称する。
また、図2に見てとれるように、軸3にはさらなる誤操作防止機構(第二の誤操作防止機構)が設けられていることも可能である。つまり軸3には、ストップ片9が取り付けられていることが可能である。より具体的には、軸3は台座2の軸受21内部に延びているが、軸受21の内部に突き出す端部には矩形部33が形成されており、この矩形部33には、ストップ片9が取り付けられている。つまりストップ片9には矩形孔91が設けられており、前記した軸3の矩形部33が、当該矩形孔91に嵌合しカシメ抜け止めされている。図2に見て取れるようにストップ片9は、馬蹄形状の形状(円形と矩形から構成される形状)に構成されている。ストップ片9の外形がこのように形成されることにより、軸3が解錠状態から施錠状態まで180度回転すると、ストップ片9の矩形部分(平行部分)断面が台座2の側面内壁に突き当たる構造となっているので、ストップ片9と、及びこれに接続される軸3はそれ以上回転することができないこととなる。
更に、台座2の内部には、ロック機構10が設けられていることも可能である。ロック機構10は、スライドツマミ101及びロック片102から構成される。図2に見て取れるように、スライドツマミ101は、台座2の側面に沿ってスライド可能に設けられるツマミ部分として形成されている。つまり台座2の側面には、スライドツマミ101を摺動可能にガイドする孔部が設けられており、スライドツマミ101は当該孔部内を図2(および図3)の左右方向(操作レバー5の長手方向)において摺動することができるよう構成されている。これによりスライドツマミ101は、ロック位置とロック解除位置の間を往復可能となるよう構成されている。
次に図1,2,4に基づき、本発明にかかるクレセント錠の締め出し防止状態(誤施錠防止状態)について説明する。本発明にかかるクレセント錠は、上述した通り操作レバー5を、軸3及び掛金具4(これらはカシメにより一体に形成されている)に対して回転可能な状態と回転不能な状態を切り替えることが可能であるので、例えば親がベランダなどに出ている際に、幼児などによって誤ってクレセント錠が施錠され、親が締め出されてしまう事態を防止することができる。
次に図5に基づいて、本発明にかかるクレセント錠における誤操作防止状態を実現するためのさらなる別の機構を説明する。本発明にかかるクレセント錠本体1における操作レバー5と掛金具4は、図1―4などに示した位置関係においては、たとえクラッチ板6を操作し操作レバー5を軸3に対して回転可能な状態にしたとしても、操作レバー5が掛金具4と干渉して回転動作を実現することができない。そこで本発明にかかるクレセント錠のさらなる実施形においては、図5(イ)に示すように、操作レバー5と台座2の間に、スペーサーリング54を設け、操作レバー5が掛金具4と干渉することなく回転可能となるよう構成することが可能である。スペーサーリング54は内径・外形同心に構成し、その上面・下面は平行かつ内径面・外形面に直角に構成する。スペーサーリング54と軸3の嵌合は滑合でもよいが、軽圧入又は圧入が好ましい。このように構成することにより、操作レバー5を掛金具4と干渉することなく自由に回転させることが可能となる。
次に図6を参照しつつ、本発明にかかる第一の実施例(クラッチ式・スライドタイプ)の変形例(クラッチ式・ボタンタイプ)を説明する。図6に示すこの変形例においては、図2に示す第一の実施例と、クラッチ板6の移動方式・移動機構のみが異なっている。つまり、この変形例においては、操作レバー5内に設けられるクラッチ板6を移動させるための手段として、押圧ボタン63が存在している。クラッチ板6の押圧ボタン63に対応する位置には、傾斜切り欠き64が設けられている。傾斜切り欠き64は、図6に示すように、操作レバー5内壁から裏板8にむかって傾斜して設けられており、押圧ボタン63を操作レバー5に向かって押すことによって、クラッチ板6を図6の右方に移動させることができるよう構成されている。これによって、クラッチ板6の突起部61は、図2に記載の第一の実施例と同様、係合溝31から離脱することとなり、第一の実施例においてと同様、操作レバー5が軸3に対して回転可能な状態となる。これによって、第一の実施例の当該変形例は、第一の実施例と同様の誤操作防止機能(誤解錠防止機能、締め出し防止機能)を実現することが可能となる。
続いて、図8に基づいて本発明にかかるクレセント錠の第二の実施例を説明する。すなわち、図8には、いわゆるスライド式の本発明にかかるクレセント錠が表されている。図1の第一の実施例同様、図8においても、部屋内側障子(内障子)に取り付けるクレセント錠本体1のみが表されている。このクレセント錠本体1は、部屋外側障子(外障子とも称する)に取り付けられる受け金具(図示されていない)との協働のもと、障子の施解錠を実現するためのものである。
次に図12―図14に基づいて第二の実施例の変形例について説明する。図12―14の変形例においては、軸3には、図8―10の実施例において設けられていたようなセットねじ65による機構が設けられず、そのかわりに押し釦による機構(押し釦機構66)が設けられている。この押し釦機構66は、ばね661、係合突起部662、係合突起ホルダー663、押し釦部664、蓋部665からなっている。
続いて第二の実施例にかかるクレセント錠の別の変形例について、図15に基づいて説明する。この変形例は、第二の実施例及び上述した変形例のようにセットねじ機構65、押し釦機構66が設けられておらず、かわりに引き釦機構67が設けられている。この引き釦機構は、ばね671、係合突起部672、蓋部673からなっている。
2 台座
3 軸
4 掛金具
5 操作レバー
6 クラッチ板
7 ばね
8 裏板
9 ストップ片
10 第一のロック機構
11 第二のロック機構
Claims (5)
- 引違いにより開閉する障子、又は上下に開閉する障子の室内障子に取り付けるクレセント錠本体(1)と、室外障子に取り付ける受け金具からなるクレセント錠であって、クレセント錠本体(1)が、障子に取り付けるための台座(2),台座(2)に設けられる軸受(21)により回動可能に支承される軸(3)、軸(3)と一体に固定される掛金具(4)と、軸(3)及び掛金具(4)を回転させるための操作レバー(5)からなっているクレセント錠において、操作レバー(5)が軸(3)に対して少なくとも2つの固定状態で固定可能に構成されており、操作レバー(5)の一方の固定状態においてのみクレセント錠が解錠及び/又は施錠可能であるよう構成されていることを特徴とするクレセント錠。
- 操作レバー(5)内に、クラッチ板(6)が設けられており、軸(3)に2つの係合溝(31,32)が設けられおり、クラッチ板(6)が軸(3)に設けられる係合溝に係合及び/又は離脱することによって、操作レバー(5)が軸(3)に対する2つの固定状態で固定可能であるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクレセント錠。
- 軸(3)に設けられる横孔(34)内を操作レバー(5)が摺動可能に構成されており、操作レバー5に第一及び第二の係合孔(51、52)が設けられており、この係合孔(51,52)と協働する固定機構(65,66,67)が設けられていることによって、操作レバー(5)が軸(3)に対して2つの固定状態で固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクレセント錠。
- 台座(2)内に延びた軸(3)の端部に円形及び矩形からなる略馬蹄形状に形成されたストップ片(9)が設けられており、当該ストップ片(9)の矩形部分が台座(2)内壁に干渉するよう構成されていることにより、操作レバー(5)の回転が制限されていることを特徴とする請求項1に記載のクレセント錠。
- 台座(2)内に、ストップ片(9)の矩形部分と干渉する別のロック機構(10)が設けられており、当該ロック機構(10)が台座(2)外部から操作可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のクレセント錠。
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