JP5317411B2 - 窓構造 - Google Patents

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Description

本発明は、窓枠を回動軸として障子を開放することができる窓構造に関する。
窓には、内側に配設される障子について、障子の上側が側に内倒しに回動(半開き状態、図3のB参照)するとともに、一側面が横開きに回動(全開状態、図3のC参照)するように構成された内倒し内開き窓(多方向開放窓ともいう)がある。
実公平6−11349号公報に開示された内倒し内開き窓を図9に示す。
図に示すように、窓枠1は上枠2と下枠3と一方の縦枠4と他方の縦枠5とで四角形状に形成されている。窓枠1の内側に配設されている障子7は、上框8と下框9と一方の縦框10と他方の縦框11で四角形状枠に形成され、その内部にガラス12が装着されている。
障子7には作動杵14が配設され、他方の縦框11には作動14aが摺動自在に配設され、上框8に沿って摺動自在な作動14bが配設され、一方の縦框10に沿って摺動自在な作動14cが配設され、さらに下框9に沿って摺動自在な作動14dが配設されている。これらの作動杵14a〜14d(作動杵14a〜14dの全体を作動杵14とする)は各々が金属製の帯鋼で形成されている。
障子7の各コーナー部には、作動杵14aと作動杵14bとの間にこれらの部材を連結する連結部材15aを取付け、作動杵14bと作動杵14cとの間にこれらの部材を連結する連結部材15bを取付けている。そして、作動杵14cと作動杵14dの間にこれらの部材を連結する連結部材15cを取付け、作動杵14と作動杵14aの間にこれらの部材を連結する連結部材15dを取付けている。
連結部材15a〜15dは、フレキシブルな帯鋼などで形成されている。すなわち作動杵14a〜14dは、連結部材15a〜15dとともに4角枠を形成し、障子7の外周部に摺動自在に配設されている。
他方の縦框11にはハンドル16が回動自在に取付け、作動14aには、ハンドル16に固着したピニオンと噛合し、ハンドル16を回動すると上下に摺動して、四角枠形状の作動杵14aの全体が時計回り若しくは反時計周りに回動することができる。
図10に示すように、窓枠1の一方の縦枠4の上部には、図11に示す蝶番Aが取付けられている。蝶番Aは、一方の縦枠4の上部に取着した固定部材などのブラケット20aに縦ピン20bで可動部材、例えば回転体20cを回動自在に連結し、その回転体20cに受け片20dが設けられている。一方の縦框10に沿って摺動する作動杵14cには、受け片20dと係脱自在なる係合部材、例えば係合ピン19が固着してある。
蝶番Aの受け片20dには縦ガイド溝20eが形成され、この縦ガイド溝20eには、前記一方の縦框10に沿って摺動する作動杵14cに固着した係合部材、例えば係合ピン19が上下動自在に差し込まれている。縦ガイド溝20eの上部には、室内側に開口した切欠開口部20fが形成され、この切欠開口部20fより係合ピン19が出没自在となっている。
図12は、ヒンジ装置Bを示す。
ヒンジ装置は、縦枠4に取着した窓枠側部材60と、縦框10と下框9とのコーナー部に取着した障子側部材70とを備え、窓枠側部材60は取付ブラケット61に縦軸62を介して可動片63を回動自在に支承すると共に、この可動片63に円柱状の横軸64を下框9の延在方向と平行に固着し、その取付ブラケット61の円弧状端部61aをハウジング65の半円形凹部66内に嵌合してあり、取付ブラケット61を縦枠4にビス止めしてある。
障子側部材70は、縦片71と横片72とでL型となった本体73を備え、その横片72の厚肉部72aに下面と一側面とに開口した断面略半円形の凹陥溝74を形成すると共に、他側面に透孔75を形成している。その凹陥溝74に横軸64を嵌合すると共に、透孔75より段付のビス76を横軸64のビス孔67に螺入して横軸64が回転自在なるように連結してある。そして、本体73を縦框10と下框9とのコーナー部に亘って配設し、ビス77を縦框10と下框9に設けたブロック材(図示せず)に螺合して取付けてある。なお、コーナー連結部材15cにはビス77が臨む長孔70aが形成され、コーナー連結部材15cが摺動できるようにしてある。
図13は、障子支承部材Dを示す。
障子支障部材は、縦枠5にブロック80をビスで固着し、この受けブロック80に上端面80aと内面80bとに開口した縦溝82を形成している。この縦溝82の中間に開口した切欠部83を開口し、縦框11と下框9との連結コーナー部に、縦片84aと横片84bとでコーナー部84cが円弧状となったL型のガイドブロック84をビス85で固着している。縦片84aには、一対の支持片86,86を一体形成して縦ガイド溝87を形成し、この縦ガイド溝87に嵌合した縦杆88の上端を作動14aに連結している。縦杆88の下端には、係合部材89を縦溝82に沿って摺動自在なるように取付け、コーナー連結部材15dの一端を作動14aに連結している。そして、ガイドブロック84のコーナー部84cに沿って下框9側に配設して作動14dに連結してある。
図14に示すように上框には、アーム42とレバー51が設けられている。アーム42には、長孔42aが形成され、レバー51の他端に固着したピン53は、アーム42の長孔42aに臨ませてあり、そのレバー51には係合凹溝54と係合長溝55とが長手方向反対方向に開口して形成され、係合凹溝54は略長円形となって可動杵48に突設した第1ピン56と対向し、係合長溝55は開口端に斜面55aを有し、かつ可動杵48に突設した第2ピン57と対向している。横材49の長手方向一端側に形成したガイド長孔41にアーム42の先端に取着したピン43が臨んでいる。
次に、窓の作動を説明する。
ハンドル16が下向きにある障子7を閉じた状態では、図10に示す蝶番Aの係合ピン19は縦ガイド溝20eの下部に嵌合した第1位置Iにあり、障子支承装置Dの係合部材89は、縦溝82の上部に嵌合した第1位置Iにある。また、障子7の上部にある第1ピン56と第2ピン57は第1位置Iとなって第1ピン56が係合凹溝54と離れ、第2ピン57が係合長溝55内に位置している。
この状態よりハンドル16の先端が横(第2位置)に向くようにハンドル16を回転させると、作動14は反時計回りに摺動し、係合ピン19、第1ピン56、第2ピン57、係合部材89も作動杵14とともに反時計回りに移動し、各々が第2位置IIに移動する。
これにより、蝶番Aの係合ピン19は縦ガイド溝20eに沿って上方に摺動して切欠開口部20fまで達せずに縦ガイド溝20eに臨む第2位置IIとなり、障子7の一方の縦枠4は係合ピン19を介して受け片20dに係合保持される。また、障子支承装置Dの係合部材89は切欠部83の高さ位置に配置され、障子支承装置Dとの係合状態が解除される。
この状態では、障子支承装置Dが係合部材89の係合が解除されているので、係合部材89が切欠部83を通り抜けることができ、ハンドル16を持ってハンドル16を室内側に引くことで障子7がヒンジ装置Bの縦軸62と蝶番20の縦ピン20bを回動軸として室内側に回動した内開き状態となる。
障子7を閉じた状態で、作動杵14の第2位置IIよりハンドル16を更に回動させてハンドル16の先端を上向きにすると、さらに作動杵14が反時計回りに第2位置IIから第3位置IIIに摺動し、係合ピン19、第1ピン56、第2ピン57、係合部材89も作動杵14とともに反時計回りに移動し、各々が第3位置IIIに移動する。
すなわち、第1ピン56が係合凹溝54に嵌合する第3位置III、第2ピン57が係合長溝55の斜面55aに接する第3位置IIIとなる。
障子支承部材Dの係合部材89は切欠部83より外れた第3位置IIIとなると共に、係合ピン19は切欠開口部20fに対向する第3位置IIIとなって一方の縦框10は窓枠1の一方の縦枠4に対してフリーとなる。これより更にハンドル16を回動すると第2ピン57が斜面55aを押してレバー51がピン52を中心として回動され、かつ第1ピン56も係合凹溝54を押して回動される。
これにより、レバー51を支持している障子7の上框が室内側に押されて傾倒する。この時第1ピン56は係合凹溝54の半円形部分54bに嵌合していると共に、係合ピン19は切欠開口部20fより室内側に離脱できるようなる。
すなわち、障子7はヒンジ装置Bの横軸64の中心軸と障子支承装置Dの係合部材89の中心軸を中心として傾動すると共に、係合ピン19は切欠開口部20fより室内側に離脱することが可能になる。
そして更にハンドル16を手前に引くと、障子7は横軸64と係合部材89を回動軸として、内倒しすることができる。この際、第1ピン56がピン52を中心として更に回動し、レバー51のピン53がアーム42の長孔42aに摺動しながら上框を室内側に順次押して障子7を室内側に所定角度傾倒する。
この時、アーム42のピン43は横材49のガイド長孔41に沿って摺動すると共に、リンク44に対して揺動する。
また、障子7を閉じる時には、ハンドル16若しくは障子7を外側に押すとアーム42とレバー51が上述の動作と逆動作して、障子7が窓枠1に密着される。この状態で、ハンドル16を上向きから反対方向に回動して下向きする。すると、作動杵14が時計回りに第3位置IIIから第2位置IIを越えて第1位置Iに摺動し、作動杵14に取付けられている係合ピン19、第1ピン56、第2ピン57、係合部材89も作動杵14とともに時計回りに移動し、各々が第1位置Iに移動し、窓枠1に障子7が固定される。
なお、障子7を相互に内倒し状態(第3位置III)から横開き状態(第2位置II)に相互に変更するには、障子7を一旦窓枠1に組み付けてからハンドル操作を行う。
本実施例では、ハンドル16を横向きにして第2位置の内開き位置とし、上向きにして第3位置の内倒し位置としたが、この第2位置IIの内開き状態と第3位置IIIの内倒し状態は、相互に入れ替えることができ、ハンドル16を横向きにして第3の内倒し位置とし、上向きにして第2の横開き位置にすることができる。すなわち、受け片20dの切欠開口部20fの位置を受け片20dの第2位置IIに形成し、第3位置IIIで係合ピン19を規制し、さらにブロック80の切欠部83の位置を第3位置に形成し第2位置で係合部材89を規制することによって、第2位置IIで内倒し状態とし、第3位置IIIで内開き状態に入れ替えることができる。本実施形態では、この第2位置IIで内倒し状態とし、第3位置IIIで内開き状態となるタイプのものを使用して説明する。
上述したように、開放窓は、ホテルなどのビルや高層ビルなどに多く使用されているが、このような建物に多方向開放窓を使用する場合は、安全上の理由などから、通常時では室内側から窓を開かないようするか若しくは開放できても僅かな隙間が開く程度の内倒し状態となるように設定し、窓が大きく開放される内開き状態はできないようにして使用されている。
そのため、多方向開放窓の室内側にシリンダー錠などを設けて窓を開放できないようにしているものがある。これについては、多方向開放窓のみならず、一方向開放窓についても同様なことがいえる。
また、ビルで火災が発生したような場合は、ビルの屋外から窓ガラスを割って、消防士がビルの内部に入って消活動を行うようなことがある。このような場合では、開放窓に残っているガラスに消防士が触れたり、開放窓の大きさが小さい場合は、消防士が背負っている酸素ボンベなどが障子の框に引っ掛かったりするようなことがあり、開放窓が内開き状態のように全開することが好ましい。よって、消防士は窓ガラスのハンドルのある部分の近くのガラスを部分的に割って、その孔から腕を差し伸べて、ハンドルを把持して窓ガラスを内開きにして、開放窓を全開にする。
しかしながら、上述したようにハンドルがシリンダー錠にロックされているような場合は、シリンダー錠のキーによってハンドルのロック状態を解除しなければハンドルを回すことができず、開放窓を全開にすることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、シリンダー錠のキーがなくとも、シリンダー錠のロック状態を解除できる窓構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の窓構造は、窓枠の内側に障子が配設され、障子の室内側に設けたハンドル操作によって前記障子が窓枠の一側部を回動軸として全開(内開き、外開き)するとともに前記窓枠の下枠を回動軸として半開(内倒し、外倒し)する障子の多方向開放機構を備え、
前記ハンドルと連動して前記障子の周囲に摺動自在に配設される帯状の作動杵が前記多方向開放機構と連動し、該作動杵が前記障子を閉じ状態にする第1の摺動位置と、前記障子を半開状態にする第2の摺動位置と、前記障子を全開状態にする第3の摺動位置とを有し、該作動杵は、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置を経由して前記第3の摺動位置に摺動し
前記作動杵には貫通孔を形成するとともに、前記障子にはデッドボルトを前記貫通孔に差し込んで前記作動杵の摺動を規制する錠本体を設け、該錠本体には窓枠の室内側の鍵操作によって前記デッドボルトを前記貫通孔に差し込み可能なシリンダー錠と、該シリンダー錠と協働して、前記錠本体のデッドボルトをアンロック状態にすることができるロック解除部材(サムターン、レバー、プッシュ式のロック解除部材など)を屋外側に配設した。
上記窓構造の前記貫通孔は前記作動杵の摺動方向に形成された長孔であって、該貫通孔が前記デッドボルトの前記貫通孔への差込時に、前記作動杵を、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置への相互間の摺動を許容し、前記第2の摺動位置から前記第3の摺動位置への相互間の摺動を規制する長さに形成することができる。
上記窓構造の前記障子の多方向開放機構は、前記窓枠の一側上部に設けられ、前記障子を内開き可能にする蝶番と、前記窓枠の他側下部に設けられ、前記障子を内倒し可能にする支承部材と、前記窓枠の一側下部に設けられ前記蝶番と協働して前記障子を内開き可能にする第2蝶番とともに前記支承部材と協働して前記窓枠を内倒し可能にするヒンジ軸を備えたヒンジ装置とを備え、前記作動杵に第1ロックピン及び第2ロックピンを取付け、前記第1ロックピンが前記蝶番と係合可能で、前記第2ロックピンが前記支承部材と係合可能に取付けられ、前記ハンドルによって摺動された作動杵の第3の摺動位置で、前記第2ロックピンが前記支承部材と非係合状態にされる一方、前記第1ロックピンが前記蝶番と係合し、該蝶番と前記ヒンジ装置の第2蝶番によって、前記障子を前記窓枠の一側部を回動軸として内開き可能に開放し、前記ハンドルによって摺動された作動杵の第2の摺動位置で、前記第1ロックピンが前記蝶番と非係合状態にされる一方、前記第2ロックピンが前記支承部材と係合し、該支承部材と前記ヒンジ装置によって、前記障子が窓枠下部を回動軸にして内倒し可能に開放することができる。
上記窓構造の前記作動杵は、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置を経由して前記第3の摺動位置に摺動した後、該第3の摺動位置から前記第2の摺動位置を越えて前記第1の摺動位置に摺動することができる。
上記窓構造の前記障子の多方向開放機構は、第2の摺動位置の内倒し状態と第3の摺動位置の内開き状態を、第2の摺動位置で内開き状態とし、第3の摺動位置で内倒し状態に入れ替えることができる。
本発明の窓構造は、障子を前記窓枠にロックする錠本体を設け、該錠本体は窓枠の室内側の鍵操作によって前記錠本体をロック又はアンロック状態にするシリンダー錠と、窓枠の屋外側に設けたツマミ操作によって前記錠本体をアンロックするロック解除部材を設けるようにしたので、屋外側から錠本体をアンロックすることができる。
また、本発明の窓構造は、半開及び全開する多方向開放機構を備えた窓にも使用することができ、デッドボルトを作動杵に形成した貫通孔に差し込んでいるので、作動杵の摺動を確実に阻止することができる。この貫通孔の形状を変化させることによって、シリンダー錠をロックした状態でも、室内側から障子を半開させるような使用をすることができる。
以下、本発明の実施の形態による窓構造について、図面を参照しながら説明する。なお、多方向開放窓の機構については、ハンドルの向き、操作などの相違はあるが、基本的に従来例と同じものを使用しているので、その詳細な説明を省略する。また、従来例による多方向開放窓と同一部材については同一の符号を付して説明する。
図1及び図2は、本発明に係わる窓構造を採用している多方向開放窓を示し、この窓枠1は、上枠2と下枠3と一方の縦枠4と他方の縦枠5とで四角形状に形成されている。窓枠1の内側に配設されている障子(ガラス窓)7は、上框8と下框9と一方の縦框10と他方の縦框11で四角形状枠に形成され、その内部にガラス12が装着されている。障子7の周囲には、作動杵14が摺動自在に配設されている。
障子7の一側部における中間位置には、作動杵のラック部と噛合するピニオンギヤ(図示せず)が取付けられたハンドル16が取付けられている。ハンドル16の回転方向に沿って、作動杵14が摺動する構成になっている。
図3は、ハンドル16の位置と障子の作動状態を示す。図3のAは、障子7のハンドル16を下方に向けた状態であり、窓の閉じ状態である。この状態からハンドル16を横に向けると、図3のBに示すように障子7は下枠3を回動軸として内倒しにできる。この状態からハンドル16の先端を上に向けると、図3のCに示すように、障子7を内開きにできる。障子7には、ハンドル16の下部に錠アッセンブリ31が配設されている。
次に、その錠アッセンブリについて説明する。
図4に示すように、錠アッセンブリ31には、鍵によって操作するシリンダー錠32が障子7の室内側に設けられ、障子7の縦框11の内部には錠本体33が設けられ、障子7の室外側にはサムターン34が設けられている。
シリンダー錠32は、図示しない鍵の回動によって回転される作動軸32aを設け、作動軸32aを錠本体33の内部に挿入している。
サムターン34は、図5に示すようにツマミ34aを設け、ツマミ34aにはツマミ34aとともに回転可能な作動軸34cを設け、作動軸34cの先端部を錠本体33の内部に挿入している。なお、図5のは、サムターン34のツマミ34aが水平向きであってアンロック位置を示し、図5のはサムターン34のツマミ34aが垂直方向に向いたロック位置を示す。
図6は、錠本体33を側面方向から見た断面図である。
錠本体33には、回動可能な入力軸35を設け入力軸35の内部には内孔35aが形成され、内孔35aには、シリンダー錠32の作動軸32aとサムターン34の作動軸34cとが嵌合されている。入力軸35には入力軸35の径方向に対向する矩形突起35bと三角形突起35cが形成されている。
入力軸35の下側には、デッドボルト36が配設されている。デッドボルト36は基端部36aが二股に分かれて、錠本体33の案内ブロック33aに跨るようにして、摺動可能に支持され、先端部36bは上下方向に延在するフランジ37に形成された開口部37aに摺動可能に支持されている。デッドボルト36の基端側の上端部には凹溝36cが形成され凹溝36cの溝内部には、入力軸35の矩形突起35bが挿入されている。凹溝36cの内溝側上縁部には、一対の傾斜面36dが形成されている。
錠本体33は、鍵を介してシリンダー錠32が回動又はサムターン34が回動することによって、入力軸35が一方側に所定角度だけ回動すると、図6のAに示すように、デッドボルト36の先端部36bが錠本体33の外側に突出するように前進し、入力軸35が他方側へ所定角度だけ回動するとデッドボルト36の先端部36bが錠本体33の内方側へ戻るように後退する。
錠本体33の上部側には、ボス33bが形成されボス33bの外周部には捻りバネ38が巻回されている。捻りバネ38の一端は、錠本体33の内壁部を押圧するように付勢され、他端は入力軸35の三角形突起35cを押圧するように付勢されている。この捻りバネ38は、入力軸35を回動させて錠本体33をロック及びアンロック状態に切り換える際に、三角形突起35cが捻りバネ38の他端側の押圧力に抗して、他端側を乗りこえるときの切換間の感触と切り替わった際にバネの押圧力によってサムターン34の戻りを防止することができる。
次に、図6及び図7を参照にしてデッドボルト36と作動杵14の位置関係について説明する。
錠本体33には、この錠本体33に対向して作動杵14が配設されている。作動杵14は、図7のAに示すように、障子7が閉じ状態(図3のA参照)では第1の摺動位置Iにあり、図7のBに示すように、障子7が内倒し状態(図3のB参照)では第2の摺動位置IIにあり、図7のCに示すように、障子が内開き状態(図3のC参照)では第3の摺動位置IIIに移動に配置される。
図7中の丸長孔81と丸長孔81を貫通するストッパピン83は、第1の摺動位置Iから第3の摺動位置IIIまでの作動杵14の移動を許容するストッパとしての役割を果たしている。なお、説明の便宜上、丸長孔81の下部の位置を基準にして、静止部であるデッドボルト36との相対位置関係、すなわち、第1〜第3の摺動位置を示している。
作動杵14の丸長孔81の下部には、作動杵14の摺動方向に長い矩形の貫通孔82が形成されている。貫通孔82を形成する位置は、デッドボルト36の先端部36bの高さに対応させて配置される。詳しくは、図7のA及びBに示すように、作動杵14が第1の摺動位置Iにあるときに、水平方向から見た先端部36bに重なる部位から、作動杵14の第2の摺動位置IIに移動したときまでの間の先端部36bに重なる作動杵14の部位に貫通孔82を形成している。図7のCに示すように、作動杵14が第3の摺動位置IIIにあるときの先端部36bに重なる位置には形成されていない。
デッドボルト36の先端部36bと作動杵14の水平方向における位置関係は、先端部36bが前方に突出した状態では、図6のAに示すように、先端部36bが貫通孔82を貫通する。一方、図6のBに示すように、先端部36bが後退した状態では、先端部36bと作動杵14とは間隔を開けた離間位置に配置される。したがって、作動杵14の第1の摺動位置I及び第2の摺動位置IIにおいて、先端部36bは作動杵14の貫通孔82を貫通することができる。言い換えれば、障子7を閉じた状態で、ハンドル16の閉じ状態及び内倒し状態でデッドボルト36をロック位置にすることができ、内開き状態ではデッドボルト36が作動杵14の本体部分と接触してロックすることができない。
次に、本実施形態の窓構造の作用について説明する。
シリンダー錠32がアンロック状態にある場合では、図6のBに示すように、錠本体33のデッドボルト36の先端部36bは、作動杵14の面と離間した非係合状態にある。したがって、この状態では、障子7の閉じ状態から図3のB及びCに示すように、ハンドル16を回転させて障子7を内倒し、内開き状態にすることができ、室内の換気を行うことができる。
障子7の閉じた状態で、シリンダー錠32をアンロック状態からロック状態にしたときには、図6のAに示すように、デッドボルト36の先端部36bが、貫通孔82を貫通する。したがって、図7のAに示すように、作動杵14は第1の摺動位置Iにおいて貫通孔82を貫通する。この状態から、ハンドル16を90度回転させて水平位置にすると、図7のBに示すように、作動杵14は下側に移動し第2の摺動位置IIに配置され、貫通孔82は、デッドボルト36が貫通している状態で、第1の摺動位置I及び第2の摺動位置IIを移動することができる。したがって、作動杵14を第2の摺動位置IIに移動させることによって、障子7を内倒しすることができる。
この障子7の内倒し状態からさらに、ハンドル16を回転させて、障子7を内開き状態に移行させると、すなわち、作動杵14を図7のBに示す状態から下側に摺動しようとすると、貫通孔82の上縁部がデッドボルト36の上面に当接し、それ以上の作動杵14の下側への移動がデッドボルト36に阻止される。したがって、作動杵14は第3の摺動位置IIIに移動することができず、障子7が内開き状態になることを防止できる。
本実施形態の窓構造は、建物が高層であるような場合、特にホテルのような客室や、又は子供がいるような場合では、予期せぬ事故を防止するため障子が内倒しのみできるようにし、内開きを防止するので、このような使用状態を満たすことができる。
通常時では、障子7は閉じ状態(ハンドル16もまた閉位置)であって、シリンダー錠32がロック状態にあり、これに協働してサムターン34もロック位置にある(図5のA参照)。ビル火災が発生したようなときに、消防士が外側から窓を介して外部から室内に入るときは、先ず、ロック状態にあるサムターン34のツマミ34aを90度回転させる。サムターン34を回動させることによって、錠本体33はアンロック状態となり、デッドボルト36は、図6のAの前進位置から図6のBに示す後退位置に戻り、作動杵14と係合状態が解除される。そして、消防士は、ハンドル16の近くにある部分のガラスを割って、生じたガラス12の孔から腕を差し伸ばしてハンドル16を回し、障子7を内開き状態にすることができる。こうして、内開き状態になった障子7を全開させて、非常用窓として消防士が室内に入り込むことができ、消化活動を行うことができる。
なお、消防士が障子7のガラス12を割って室内に進入するのは、屋外側にハンドル16に対応するものを装着すると、建物の構造によっては、第三者がサムターンでロック解除し、屋外に設けたハンドルを用いて容易に室内に侵入することでき、防犯上好ましくないからである。必要に応じてそのようなハンドルを屋外に設けることは可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、上記第1の実施形態の窓構造に対して作動杵の構造のみ異なり、他の構造は第1の実施形態と同じ多方向開放窓であり、同じ対応部分については同一の符合を付して説明する。
図8に示す作動14は、障子7の閉じ状態である第1の摺動位置Iにある。作動杵14には、貫通孔82が設けられ、貫通孔82の大きさは、上記実施の形態よりも小さく、デッドボルト36の先端部36bが差し込まれる程度の大きさである。
このような構成により、障子7の閉じ状態にて錠本体33をロックしてデッドボルト36によって作動杵14の移動を規制することができる。この場合は、作動杵14の摺動を規制しているので、ハンドル16を回しても内倒し及び内開き状態にすることができない。障子7を開放するときは、シリンダー錠32により錠本体33のロック解除をして行う。このような第1の実施形態と異なる使用も可能である。
このように、内倒し及び内開きが規制される障子7について、シリンダー錠32により障子7が内側からロックされているような場合でも、障子7の外側から、サムターン34を回動することによって、デッドボルト36を前進位置から後退位置にアンロックさせることができる。このように、デッドボルト36と作動杵14との係合を解除し、その結果、消火活動の場合に、消防士はガラスを割って、ロック状態から解除されたハンドル16を内倒し位置、さらには内開き位置に回して、障子7を全開にして室内に入ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的思想に基づいて、勿論、本発明は種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、障子7を内倒し、内開き状態にある多方向開放窓を対象にして説明したが、多方向開放窓でなく作動杵14を有さない一方向開放窓にも適用できる。この場合は、一方向開放窓がシリンダー錠のロック状態で障子を閉じ状態にし、錠本体が窓枠1の縦枠などにデッドボルトの係止孔を形成した場合であり、サムターンの回転によりシリンダー錠のロック状態を解除することによって、ハンドルを回して障子を全開状態にすることができる。
例えば、上記実施の形態では、図3のBに示すようにハンドル16を横向きにすると、内倒しとなり、図3のCに示すようにハンドル16を上向きにすると内開きになる障子7を例としたが、ハンドルを横向きにすると内開きとなり、ハンドルを上向きにすると内倒しになる内開き内倒し機構を有する障子にも適用が可能である。
また、上記実施形態では、デッドボルト36を作動杵14に差し込んだロック状態で、障子7の半開を許容し、障子7の全開を阻止したが、必要に応じて、障子7の全開を許容し、障子7の半開を阻止するような使用も可能である。
本発明の実施の形態の多方向開放窓を室内側から見た正面図である。 図1の多方向開放窓を室外側から見た多方向開放窓の背面図である。 図1の多方向開放窓動作説明をするための図であって、Aは、障子が閉じ状態にあるときのハンドルと障子の概略図、Bは障子が内倒し状態にあるときのハンドルと障子の概略図、Cは、障子が内開き状態にあるときの障子の概略図である。 図1におけるA−A線方向の断面図である。 Aは図2の障子に配設されたサムターンのロック位置を示す錠アッセンブリの背面図、Bは図2の障子に配設されたサムターンのアンロック位置を示す錠アッセンブリの背面図である。 Aは、図1の障子に配設された錠アッセンブリの錠本体がロック状態にある断面図、Bはアンロック状態にある断面図である。 図1の障子に設けられたデッドボルトと作動杵の関係を示す側面図であって、Aは、作動杵が第1の摺動位置、Bは作動杵が第2の摺動位置、Cは作動杵が第3の摺動位置にある側面図である。 本発明の第2の実施形態のデッドボルトと作動杵の関係を示す側面図(図7のAに対応する図)である。 従来(本実施形態の多方向解放機構の構造について基本的構造が同じである)の内倒し内開き窓の正面図である。 図9の障子の操作系統の概略斜視図である。 図9の障子の蝶番の斜視図である。 図9のヒンジ装置の斜視図である。 図9の支承部材の斜視図である。 図9のリンク機構の斜視図である。
符号の説明
1 窓枠
7 障子
14 作動杵
16 ハンドル
31 錠アッセンブリ
32 シリンダー錠
33 錠本体
34 サムターン
36 デッドボルト
36b 先端部
82 矩形孔

Claims (5)

  1. 窓枠の内側に障子が配設され、障子の室内側に設けたハンドル操作によって前記障子が窓枠の一側部を回動軸として全開するとともに前記窓枠の下枠を回動軸として半開する障子の多方向開放機構を備え、
    前記ハンドルと連動して前記障子の周囲に摺動自在に配設される帯状の作動杵が前記多方向開放機構と連動し、該作動杵が前記障子を閉じ状態にする第1の摺動位置と、前記障子を半開状態にする第2の摺動位置と、前記障子を全開状態にする第3の摺動位置とを有し、該作動杵は、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置を経由して前記第3の摺動位置に摺動し
    前記作動杵には貫通孔を形成するとともに、前記障子にはデッドボルトを前記貫通孔に差し込んで前記作動杵の摺動を規制する錠本体を設け、該錠本体には窓枠の室内側の鍵操作によって前記デッドボルトを前記貫通孔に差し込み可能なシリンダー錠と、該シリンダー錠と協働して、前記錠本体のデッドボルトをアンロック状態にすることができるロック解除部材を屋外側に配設したことを特徴とする窓構造。
  2. 前記貫通孔は前記作動杵の摺動方向に形成された長孔であって、該貫通孔が前記デッドボルトの前記貫通孔への差込時に、前記作動杵を、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置への相互間の摺動を許容し、前記第2の摺動位置から前記第3の摺動位置への相互間の摺動を規制する長さに形成したことを特徴とする請求項1に記載の窓構造。
  3. 前記障子の多方向開放機構は、前記窓枠の一側上部に設けられ、前記障子を内開き可能にする蝶番と、
    前記窓枠の他側下部に設けられ、前記障子を内倒し可能にする支承部材と、
    前記窓枠の一側下部に設けられ前記蝶番と協働して前記障子を内開き可能にする第2蝶番とともに前記支承部材と協働して前記窓枠を内倒し可能にするヒンジ軸を備えたヒンジ装置とを備え、
    前記作動杵に第1ロックピン及び第2ロックピンを取付け、前記第1ロックピンが前記蝶番と係合可能で、前記第2ロックピンが前記支承部材と係合可能に取付けられ、
    前記ハンドルによって摺動された作動杵の第3の摺動位置で、前記第2ロックピンが前記支承部材と非係合状態にされる一方、前記第1ロックピンが前記蝶番と係合し、該蝶番と前記ヒンジ装置の第2蝶番によって、前記障子を前記窓枠の一側部を回動軸として内開き可能に開放し、
    前記ハンドルによって摺動された作動杵の第2の摺動位置で、前記第1ロックピンが前記蝶番と非係合状態にされる一方、前記第2ロックピンが前記支承部材と係合し、該支承部材と前記ヒンジ装置によって、前記障子が窓枠下部を回動軸にして内倒し可能に開放するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の窓構造。
  4. 前記作動杵は、前記第1の摺動位置から前記第2の摺動位置を経由して前記第3の摺動位置に摺動した後、該第3の摺動位置から前記第2の摺動位置を越えて前記第1の摺動位置に摺動するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の窓構造。
  5. 前記障子の多方向開放機構は、第2の摺動位置の内倒し状態と第3の摺動位置の内開き状態を、第2の摺動位置で内開き状態とし、第3の摺動位置で内倒し状態に入れ替えるようにした請求項3又は4に記載の窓構造。
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