JP6061398B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、近距離無線通信ユニットとサーバとを含む通信システムに関する。
昨今の写真シール作成装置は、その多くが、娯楽(遊戯)施設等に設置されている。そのような写真シール作成装置では、主に、被写体(ユーザ)を撮影し、撮影された画像に対してユーザが編集(落書き等)を行い、編集が施された画像を写真シール紙に印刷することにより1ゲームが終了する。
また、近年の写真シール作成装置は、ユーザの携帯端末との間で非接触通信を行う非接触型ICリーダ/ライタ(例えば、Felica(登録商標)など)を備えたものが一般的になっている。このような非接触通信を行う端末を備える写真シール作成装置として、例えば、特許文献1〜3に開示された写真シール作成装置が挙げられる。
特許文献1には、写真シール作成装置が非接触型ICリーダ/ライタにかざされたGPS機能を有する携帯端末と通信することにより写真シール作成装置の位置情報を管理する情報管理システムが開示されている。
また、特許文献2、3には、写真シール作成装置を利用する際(ゲームの最中、ゲーム終了後など)にサーバから送信されたメールに含まれるURLから専用サイトに接続し、写真シール作成装置において撮影された画像のコンテストに参加する構成、及び、写真シール作成装置を利用したことにより付与されるポイントを取得する構成などが開示されている。
特開2012−141778号公報(2012年7月26日公開) 特許第5196282号明細書(2013年5月15日公開) 特許第5051482号明細書(2012年7月26日公開)
しかし、上述のような従来技術は、写真シール作成装置を利用する際に提供される機能やサービスであるため、非接触通信を行うために携帯端末を非接触型ICリーダ/ライタへ意図的に近づける動作を行わないユーザに対して写真シール作成装置に関する情報を提供することができないという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、ユーザに何らの動作を強いることなく、ユーザに対して画像生成装置に関する情報を提供することのできる通信システムを提供することにある。
本発明の一態様に係る通信システムは、上記の課題を解決するために、所定の範囲内の任意の位置に存在する通信機器を検出する近距離無線通信ユニットと、サーバと、を備える通信システムであって、上記サーバは、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出された場合に、当該近距離無線通信ユニットが設置されている場所を特定する場所特定情報を取得する取得手段と、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出されてから所定の期間が経過するまでの間に、上記検出された通信機器に対して、上記場所特定情報により特定された場所の近隣に設置されている少なくとも1つの画像生成装置に関する通知情報を送信する送信手段と、を備えている。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記通信機器が上記施設内において検出されてから所定の期間が経過するまでの間に、上記通知情報を送信する。換言すれば、上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットが設置されている場所の近隣に設置されている上記画像作成装置から上記通信機器を所有するユーザが遠ざかってしまう前に、上記通知情報を送信することができる。
したがって、上記通信システムは、上記通信機器のユーザが上記画像作成装置を利用していない間であっても、ユーザに対して、当該ユーザの所有する通信機器を検出した上記近距離無線通信ユニットの近隣に設置されている画像生成装置に関する情報を提供することができる。また、これにより、上記通信システムは、上記通信機器のユーザに対して上記画像作成装置の利用を効果的に促すことができる。また、上記通信システムは、上記画像作成装置のユーザのリピート率を向上させることができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記近距離無線通信ユニットは、1つ以上の上記画像生成装置が設置されている施設内に設置されており、上記施設内に存在する通信機器を検出し、上記場所特定情報は、上記近距離無線通信ユニットの設置されている施設を示し、上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出されてから該通信機器が上記施設内において検出されなくなるまでの間に、上記場所特定情報の示す施設に設置されている少なくとも1つの上記画像生成装置に関する通知情報を送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記通信機器が上記施設内において検出されてから該通信機器が上記施設内において検出されなくなるまでの間に、上記通知情報を送信する。換言すれば、上記送信手段は、上記通信機器を所有するユーザが上記施設へ来店している間(来店中)に、当該来店中の施設に設置されている上記画像生成装置に関する通知情報を送信することができる。
したがって、上記通信システムは、上記通信機器のユーザが上記画像作成装置を利用していない間であっても、ユーザに対して、当該ユーザが来店中の施設に設置されている画像生成装置に関する情報を提供することができる。また、これにより、上記通信システムは、上記通信機器のユーザに対して上記画像作成装置の利用を効果的に促すことができる。また、上記通信システムは、上記画像作成装置のユーザのリピート率を向上させることができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記取得手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を所有するユーザを特定するユーザ特定情報、及び、上記ユーザ特定情報により特定されるユーザが上記施設において利用した画像生成装置を特定する機器特定情報を取得し、上記送信手段は、上記場所特定情報の示す施設に設置されている複数の上記画像生成装置のうち、上記ユーザ特定情報及び上記機器特定情報に基づいて選択される少なくとも1つの画像生成装置に関する通知情報を送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された上記通信機器に対して送信する通知情報として、上記ユーザ特定情報及び上記機器特定情報に基づいて選択される上記画像作成装置に関する通知情報を送信する。
したがって、上記サーバは、上記ユーザが来店している施設に設置されている上記画像生成装置のうち、ユーザの嗜好に合った画像生成装置の利用を効果的に促すことができる。これにより、上記ユーザは、来店している施設に設置されている画像生成装置のうち、自分の嗜好に合った画像生成装置に関する通知情報を取得することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記取得手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を所有するユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、上記サーバは、上記ユーザ特定情報により特定されるユーザに関するユーザ管理情報を格納している記憶部を更に備えており、上記送信手段は、上記ユーザ管理情報に基づいて選択される少なくとも1つの画像生成装置に関する通知情報を送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された上記通信機器に対して送信する通知情報として、上記記憶部に格納されている上記ユーザ管理情報に基づいて選択される上記画像作成装置に関する通知情報を送信する。
したがって、上記サーバは、上記ユーザ管理情報に基づき上記ユーザの嗜好に合った画像生成装置の利用を効果的に促すことができる。これにより、上記ユーザは、自分の嗜好に合った画像生成装置に関する通知情報を取得することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記取得手段は、上記ユーザ特定情報を、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器から取得すると共に、上記場所特定情報を、上記近距離無線通信ユニットから、当該近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を介して受信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記取得手段は、上記ユーザ特定情報および上記場所特定情報を、上記通信機器を介して上記近距離無線通信ユニットから取得することができる。これにより、上記サーバは、上記近距離無線通信ユニットが上記サーバと通信を行うために、例えば、ネットワークなどに接続されていなくとも、上記ユーザ特定情報および上記場所特定情報を取得することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記近距離無線通信ユニットは、上記場所特定情報を上記サーバに送信する通信手段を備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記近距離無線通信ユニットは、上記場所特定情報を、直接上記サーバに対して送信することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記取得手段は、更に、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出された場合に、上記通信機器を特定する通信機器情報を取得し、上記送信手段は、上記通信機器情報の示す通信機器に、所定のアプリケーションがインストールされている場合には、当該アプリケーションの機能により表示可能な上記通知情報を送信し、上記通信機器情報の示す通信機器に、上記アプリケーションがインストールさせていない場合には、上記通信機器のメールアドレスに対して上記通知情報を送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された上記通信機器に上記アプリケーションがインストールされているか否かに応じて、当該通信機器に対して好ましい送信態様を用いて通知情報を送信することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記取得手段は、上記場所特定情報を、上記近距離無線通信ユニットから、上記画像生成装置の備える無線通信手段を介して取得すると共に、上記画像生成装置を特定する装置を特定する装置特定情報を、上記画像生成装置の備える無線通信手段から取得する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記サーバは、上記場所特定情報と共に上記装置特定情報を取得する。これにより、上記通信システムは、上記場所特定情報と共に上記装置特定情報に基づいて上記通知情報を送信することができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、複数の上記施設の各々に対して、上記近距離無線通信ユニットを備え、上記取得手段は、各近距離無線通信ユニットから、各場所特定情報と共に、各画像生成装置を特定する装置特定情報を取得し、取得した場所特定情報と装置特定情報とを関連付けて記憶部に格納する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記サーバは、上記場所特定情報と上記装置特定情報とを関連付けて格納することにより、複数の施設のうち何れの施設にどの画像生成装置が設置されているかを管理することができる。
また、上記画像生成装置が或る施設から他の施設へ移設された場合であっても、移設された画像生成装置を示す装置特定情報と、画像生成装置が移設された施設を示す場所特定情報を取得することができる。したがって、上記サーバは、上記画像生成装置が或る施設から他の施設へ移設された場合であっても、当該画像生成装置がどの施設へ移設されたかを管理することができる。
これにより、上記通信システムは、上記画像生成装置が或る施設から他の施設へ移設された場合に、例えば、移設された画像生成装置の利用頻度の高いユーザの所有する通信機器に対して、移設後の施設を通知することもできる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記近距離無線通信ユニットは、屋外に設置されており、上記送信手段は、上記場所特定情報により特定された場所の近隣の施設に設置されている少なくとも1つの画像生成装置に関する通知情報を送信する、ことが好ましい。
上述の構成によれば、上記通信機器を所有するユーザが例えば旅行などで土地勘のない場所を訪れた場合であっても、ユーザは、上記通信端末を検出した近距離無線通信ユニットの近隣の施設に設置されている画像生成装置に関する情報を通知情報を取得することができる。これにより、ユーザは、土地勘のない場所へ旅行に行った場合などであっても、画像生成装置を利用してゲームを行うことができる。
本発明の一態様に係る通信システムでは、さらに、上記送信手段は、画像生成装置の設置されている複数の施設の各々を示す設置施設情報から、記場所特定情報により特定される場所の近隣の施設を示す設置施設情報を抽出すると共に、抽出した設置施設情報の示す設置施設に設置されている上記画像生成装置に関する上記通知情報を送信する、ことが好ましい。
上述の構成によれば、上記通信システムは、上記画像生成装置の設置されている施設を上記設置施設情報により管理しているため、上記検出された通信機器に対して適切な上記画像生成装置に関する通知情報を送信することができる。
本発明によれば、上記通信システムは、ユーザが画像作成装置を利用していない間であっても、ユーザに対して画像生成装置に関する情報を提供することができる。
本発明の実施形態に係る通信システムの概要を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係る情報管理システムの外観図である。 ある角度から見た場合における本発明の一実施形態に係る写真シール作成装置の外観を示す斜視図である。 図3に示す角度とは別の角度から見た場合における本発明の一実施形態に係る写真シール作成装置の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る撮影部の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る背景部の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る編集部の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る事前接客部の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る印刷部の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール作成装置におけるゲームの流れとユーザの移動とを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール作成装置の機能の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール作成装置の記憶部に格納されているデータの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るサーバの要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムにおける通信の概要を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの備える無線通信ユニット500の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態の一変形例に係る通信システムにおける通信の概要を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態の一変形例に係る無線通信ユニットの要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の一変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に係る通信システムにおける通信の概要を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態の他の変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係る通信システムの概要を示す外観図である。
<実施形態1>
本発明に係る通信システムの一実施形態について、以下に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
まず、本実施形態に係る通信システムの説明に先立って、当該通信システムにおいて管理される画像生成装置について、図2から図14を参照して説明する。
ここで、画像生成装置は、当該画像生成装置を利用するユーザに対して、ユーザ自身の撮影及び撮影画像の編集などの作業をゲームとして提供すると共に、撮影画像や編集済み画像の画像データの携帯端末への提供及びこれらの画像を印刷したシートの提供を行い、その代わりにユーザから代金を受け取るゲーム機である。画像生成装置はゲームセンタなどの店舗に設置される。ユーザは1人であることもあるし、複数人であることもある。
本実施形態では、画像生成装置が、撮影画像や編集済み画像を印刷したシートとしてシール紙を提供する、写真シール作成装置である場合を例に挙げて説明する。
〔情報管理システム〕
本実施形態に係る写真
シール作成装置1を含む情報管理システムについて、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る情報管理システムの外観図である。
図2に示すように、情報管理システムは、写真シール作成装置(画像生成装置)1、携帯端末300(通信装置)、及び、サーバ400を含んで構成されている。
写真シール作成装置1を利用してゲームを行う(遊戯を行う)ユーザは、(1)代金を投入し、自身が被写体となって撮影を行う撮影工程、(2)撮影によって得られた撮影画像に対して手書きの線画やスタンプ画像などを合成する編集機能を用いて編集を行う編集工程、及び、(3)編集済み画像が印刷されたシール紙を受け取る受取工程の、一連の工程を経ることにより1ゲームを終了させることになる。
以降では、上記(1)から(3)までの工程によりゲームを行うことを、「1ゲーム」とも呼称する。また、1ゲームの各工程を一緒に(つまり、同時に)行う一人以上のユーザを、「1グループ」とも呼称する。
また、写真シール作成装置1は、後述する無線通信ユニット150(無線通信手段)を備えており、通信装置と近距離無線通信を行うことができる。本実施形態では、通信装置が、当該写真シール作成装置1を利用しているユーザの所有する携帯端末300である場合を例に挙げて説明する。なお、携帯端末300としては、例えば、携帯電話、及び、スマートフォンなどを挙げることができる。また、通信装置は、携帯端末300に限定されるものではなく、例えば、タブレット端末であってもよいし、近距離無線通信の可能なメンバーズカードなどであってもよい。
また、写真シール作成装置1及び携帯端末300は、ネットワークを介してサーバ400と通信する。詳細については後述するが、サーバ400には、携帯端末300を所有するユーザ(つまり、写真シール作成装置1を利用するユーザ)に関する情報が記憶されている。
〔写真シール作成装置の構成〕
まず、図3から図11を参照して、本実施形態に係る写真シール作成装置1の構成について説明する。図3は、ある角度から見た場合における本実施形態に係る写真シール作成装置1の外観を示す斜視図である。また、図4は、上記ある角度とは別の角度から見た場合における本実施形態に係る写真シール作成装置1の外観の一例を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、写真シール作成装置1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、事前接客部14、および、印刷部15を備えている。また、撮影ユニット11は、撮影部21及び背景部22を備えている。撮影部21と背景部22とは一定の距離だけ離れて設置される。そして、撮影部21と背景部22との間に形成される空間である撮影空間(図10に示す、A1)において撮影工程が行われる。
(撮影部)
撮影部21は、1ゲームにおける撮影工程をユーザに実行させる。撮影部21は、撮影空間に入って撮影工程を行うユーザの正面に位置する。撮影部21の構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る撮影部21の外観の一例を示す斜視図である。
図5に示すように、撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、側面パネル42B、及び、ベース部43を備えている。また、ベース部43は、箱状の形状を有しており、正面パネル41、側面パネル42A、及び、側面パネル42Bは、それぞれベース部43に固定されている。
正面パネル41は撮影空間において撮影工程を行うユーザの正面に位置している。また、撮影空間において撮影工程を行うユーザから見て、側面パネル42Aは正面パネル41の左側に位置し、側面パネル42Bは正面パネル41の右側に位置している。側面パネル42Aの上方には連結部23Aが固定され、側面パネル42Bの上方には連結部23Bが固定されている。
正面パネル41のほぼ中央には、撮影・表示ユニット81が設けられている。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、正面ストロボ92、及び、タッチパネルモニタ93を備えている。また、撮影・表示ユニット81のカメラ91の下方には、無線通信ユニット150(詳細については後述する)が備えられている。
カメラ91は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、撮影空間にいるユーザを動画像又は静止画像として撮影する。カメラ91により撮影された動画像は、タッチパネルモニタ93にリアルタイムで表示される。ユーザにより撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により撮影された画像は撮影画像(静止画像)として保存される。
タッチパネルモニタ93は、カメラ91の下側に設けられ、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタ、及び、モニタに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ93は、カメラ91により撮影された動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示してユーザの選択操作をタッチパネルにより受け付ける機能と、を有している。また、タッチパネルモニタ93には、背景などの画像が合成された後の動画像が表示されてもよい。
また、正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の位置を基準として、上方に上ストロボ82が設置され、左方に左ストロボ83が設置され、右方に右ストロボ84が設置されている。撮影・表示ユニット81の下方には、ベース部43の上面が一部突出する形で下ストロボ85が設けられる。ベース部43には、ユーザの足元を照射する足元ストロボ86が設けられている。
上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、及び、足元ストロボ86は、内部に光源(例えば、LED及び蛍光灯など)が設けられており、後述する天井ストロボユニット24と共に、撮影空間内の照明として用いられる。
足元ストロボ86の右側には、ユーザがお金を投入する硬貨投入返却口87が設けられる。また、下ストロボ85を挟んでベース部43の上面の左右に形成されるスペース43A及びスペース43Bは、撮影工程を行うユーザが手荷物などを置くための荷物置き場として用いることができる。正面パネル41の例えば天井付近には、撮影工程に関する案内の音声、BM(Back Ground Music)、及び効果音などの音を出力するスピーカ(不図示)がさらに設けられていてもよい
(背景部)
背景部22は、正面(すなわち、撮影部21が配置されている方向)を向いて撮影工程を行うユーザの背面側に位置している。背景部22は、図3及び図4に示すように、板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅(短手方向)の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52Bを備えている。
撮影部21の側面パネル42A及び背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が、板状の部材である連結部23Aによって連結される。撮影部21の側面パネル42B及び背景部22の側面パネル52Bもまた、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が、板状の部材である連結部23Bによって連結される。
背景部22の構成について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る背景部22の外観の一例を示す斜視図である。図6に示すように、背景部22は、その上方に、背景カーテンユニット25、背面中央ストロボ101、背面左ストロボ102、及び、背面右ストロボ103を備えている。
背景カーテンユニット25は、背面パネル51、側面パネル52A、及び、側面パネル52Bに支持されている。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用する巻き取り式の背景カーテンが複数収納されている。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ91等による撮影と連動して動作し、撮影工程の際に、例えばユーザにより選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。なお、背景カーテンは1枚でもよく、この場合、合成用クロマキーカーテンでもよい。
背面中央ストロボ101は、背景カーテンユニット25のほぼ中央に取り付けられ、撮影空間内で撮影工程を行うユーザを後方中央から照射する。また、背面左ストロボ102は背面パネル51の側面パネル42A側上方に取り付けられ、背面右ストロボ103は背面パネル51の側面パネル42B側上方に取り付けられ、それぞれ撮影工程を行うユーザを左後方、右後方から照射する。
図3及び図4に示すように、撮影部21の側面パネル42A、背景部22の側面パネル52A、及び、連結部23Aに囲まれて形成される開口が、ユーザが撮影空間の出入りを行う出入り口G1となる。また、撮影部21の側面パネル42B、背景部22の側面パネル52B、及び、連結部23Bに囲まれて形成される開口が、撮影空間の出入り口G2となる。
さらに、撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられている。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。
(編集部)
編集部12は、撮影工程によって得られた画像を編集する編集工程をユーザに実行させる。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。
また、編集部12は、ユーザが編集工程を行うための構成を2つ備えている。図3及び図4に示す構成を正面側とすると、編集部12は、正面側に構成を備え、背面側にも同様の構成を備えている。これにより、2組のグループのユーザが、それぞれ異なる撮影工程において撮影した撮影画像に対して、並行して編集工程を行うことができる(すなわち、写真シール作成装置1は、少なくとも2つのゲームを並行して行うことができる)。
編集部12の構成について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る編集部12の外観の一例を示す斜視図である。図7に示すように、編集部12は、床面に対して垂直な面71、面71の上方に形成された斜面72、柱状の形状を有する支持部73A、支持部73B、支持部75、照明装置74、及び、カーテンレール26を備えている。
支持部73Aは照明装置74の一端を支持し、また、支持部73Bは照明装置74の他端を支持している。支持部75は、支持部73Aの上面に設けられ、カーテンレール26を支持している。
斜面72には、当該斜面72のほぼ中央に、タブレット内蔵モニタ131が設けられている。また、タブレット内蔵モニタ131を挟んで、左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられている。また、斜面72には、タブレット内蔵モニタ131の上方に、無線通信ユニット150Cを備えている(詳細については後述する)。
タブレット内蔵モニタ131は、例えば、LCDなどのモニタ、及び、モニタに積層されるタブレットであってタッチペン132A及び132Bを用いて操作入力が可能なタブレットにより構成されている。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、撮影工程において撮影された複数の撮影画像のうち、編集工程において編集対象となる画像としてユーザにより選択された画像が表示される(編集画面)。
カーテンレール26は、編集部12を上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A〜26Cを組み合わせて構成される。レール26A及び26Bの一端は連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、レール26Aの他端はレール26Cの一端に固定され、また、レール26Bの他端はレール26Cの他端に固定されている。また、カーテンレール26には、編集部12のタブレット内蔵モニタ131が外から見えないように、カーテン(不図示)が取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンと編集部12との間の空間が、ユーザが編集工程を行う編集空間(図10に示す、A2−1、及び、A2−2)となる。
(事前接客部)
事前接客部14は、事前接客工程をユーザに実行させる。事前接客部14の構成について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る事前接客部14の外観の一例を示す斜視図である。図8に示すように、事前接客部14は、タブレット内蔵モニタ141、タッチペン142A、142B、及び、無線通信ユニット150A(詳細は後述する)を備えている。
タブレット内蔵モニタ141は、事前接客部14のほぼ中央に設けられており、タブレット内蔵モニタ141を挟んで左側にタッチペン142Aが、右側にタッチペン142Bが設けられている。タブレット内蔵モニタ141は、タブレット内蔵モニタ131と同様の構成である。タブレット内蔵モニタ141には、事前接客工程に用いられる画面が表示される。
事前接客部14の正面前方の空間が、ユーザが事前接客工程を行う事前接客空間(図10に示す、A4)となる。
(印刷部)
印刷部15は、受取工程において、編集済み画像を印刷したシール紙をユーザに提供する。印刷部15の構成について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る印刷部15の外観の一例を示す斜視図である。図9に示すように、印刷部15は、シール紙排出口164、及び、スピーカ165を備えている。
印刷部15は、板状の筐体を有しており、その背面が編集部12の一方の側面に接するように編集部12に連結して設けられる。印刷部15の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待つユーザが受取工程を行う事後接客空間(図10に示す、A3)となる。
シール紙排出口164は、編集工程においてユーザにより編集された編集済み画像が印刷されたシール紙が排出し、これにより、シール紙がユーザに提供される。なお、編集部12の内部にはプリンタが設けられており、編集済み画像のシール紙への印刷処理はそのプリンタにより行われる。
スピーカ165は、シール紙排出時の案内音声、BGM、及び、効果音などの音を出力する。
(無線通信ユニット)
上述したように、写真シール作成装置1は、無線通信ユニット150を備えている。より具体的には、事前接客部14に無線通信ユニット150Aが、撮影部21に無線通信ユニット150Bが、編集部12に無線通信ユニット150C、150D(後述)が備えられている。なお、ユニット150A〜Dは何れも同様の構成である。
無線通信ユニット150は、所定の範囲内に存在する携帯端末300を検出すると共に、検出した携帯端末300との間で近距離無線通信を行う。所定の範囲内とは、無線通信ユニット150を中心とし、当該無線通信ユニット150の仕様上の最大通信距離を半径とする範囲内のことを指す。なお、無線通信ユニット150は、所定の範囲内に携帯端末300が複数存在する場合には、複数の携帯端末300を略同時に検出することができる(換言すれば、無線通信ユニット150は、複数の携帯端末300を各個別に順次検出する必要がない)。
また、無線通信ユニット150を中心とした仕様上の最大通信距離を半径とする範囲内には、写真シール作成装置1全体が含まれている。
無線通信ユニット150としては、例えば、Beaconを挙げることができる。Beaconの仕様上(Bluetooth(登録商標) LowEnergyの規格上)の最大通信距離は約50mであり、推奨される通信距離の範囲は10mである。
〔写真ゲーム作成装置におけるユーザの移動〕
ここで、写真シール作成装置1における1ゲームの流れと、それに伴うユーザの移動について図10を参照して説明する。図10は、写真シール作成装置1におけるゲームの流れとユーザの移動とを模式的に示す図である。
写真シール作成装置1のユーザは、矢印#1で示すように出入り口G1から、または矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影工程を行う。
撮影工程を終えたユーザは、矢印#3で示すように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、又は、矢印#4で示すように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。
編集空間A2−1及び編集空間A2−2のいずれの空間に移動するかは、撮影部21のタッチパネルモニタ93に表示される案内画面などによって案内される。例えば2つの編集空間A2のうち他のグループのユーザに利用されていない編集空間A2が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動したユーザは編集工程を開始する。なお、編集空間A2−1を利用するグループのユーザと、編集空間A2−2を利用するグループのユーザとは、それぞれ並行して編集工程を行うことができる。
編集工程が終了した後、写真シール作成装置1において、撮影画像や編集済みの画像の中から選択された画像の印刷処理が開始される。画像の印刷中、編集工程を終えたユーザは、矢印#5及び矢印#6で示すように編集空間A2−1又は編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動して、画像の印刷されたシール紙の提供を待つ。
画像の印刷が終了すると、ユーザは、受取工程においてシール紙排出口からシール紙を受け取る。これにより、写真シール作成装置1における一連のゲーム(1ゲーム)が終了する。
〔写真シール作成装置の機能〕
次に、写真シール作成装置1の機能構成について、図11を参照して説明する。図11は、写真シール作成装置1の機能の要部構成を示すブロック図である。図11に示すように、写真シール作成装置1は、制御部201、撮影処理部208、編集処理部209A、209B、印刷処理部211、及び、事前処理部212を備えている。
(制御部)
制御部201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などにより構成され、当該制御部201に接続されている記憶部202及びROM(Read Only Memory)206に記憶されているプログラムを実行することで写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。また、制御部201には、通信部203、ドライブ204、RAM(Random Access Memory)207が接続されており、さらに、撮影処理部208、編集処理部209A、209B、印刷処理部211、及び、事前処理部212の各構成が接続されている。
通信部203は、インターネットなどのネットワークを介して通信を行うインタフェースであり、サーバ400との間で通信を行う。ROM206には、制御部201において実行されるプログラムやデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報を記憶する。ここで、記憶部202に格納されているデータの一例について、図12を参照して説明する。図12は、本実施形態に係る写真シール作成装置1の記憶部202に格納されているデータの一例を示す図である。
図12に示すように、記憶部202には、例えば、写真シール作成装置1においてゲームを行ったユーザの会員ID、メールアドレス、撮影日、ゲームにおいて作成された画像を示す画像データ、画像ID、シールID、ユーザが選択したコース、及び、写真シール作成装置1を特定する機器ID(装置特定情報)などが格納されている。
(事前処理部)
事前処理部212は、事前接客空間A4における事前接客工程を実行するための構成であり、タブレット内蔵モニタ141、タッチペン142A、142B、及び、無線通信ユニット150Aを備えている。
タブレット内蔵モニタ141は、制御部201による制御に従い、事前処理に関するUI画面を表示し、ユーザ入力を受け付ける。
また、無線通信ユニット150Aは、事前処理空間A4に来たユーザの携帯端末300との間で通信を行うために使用される。
(撮影処理部)
撮影処理部208は、撮影空間A1における撮影工程を実行するための構成であり、硬貨処理部221、背景制御部222、照明制御部223、カメラ91、タッチパネルモニタ93、スピーカ224、及び、無線通信ユニット150Bを備えている。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口87に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば400円などの予め定められた金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。
照明制御部223は、制御部201より供給される照明制御信号に従って、撮影空間A1内の各ストロボ24、82〜86、101〜103の発光を制御する。また、照明制御部223は、各ストロボ24、82〜86、101〜103の内部に設けられている光源の発光量を調整することにより、又は、発光させる光源の数を調整することにより、ユーザが行っている撮影工程の内容に応じて撮影空間内の明るさを調整する。カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像(撮影画像)を表す画像データを制御部201に出力する。
無線通信ユニット150Bは、撮影空間A1に来たユーザの携帯端末300との間で通信を行うために使用される。
(編集処理部)
編集処理部209Aは、編集空間A2−1における編集工程を実行するための構成であり、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A、132B、スピーカ231、及び、無線通信ユニット150Cを備えている。また、編集処理部209Bは、編集処理部209Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2における編集工程を実行する。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対するユーザの操作を受け付ける。ユーザの操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、編集対象となる撮影画像に対する編集が行われる。
無線通信ユニット150Cは、編集空間に来たユーザの携帯端末300との間で通信を行うために使用される。
(印刷処理部)
印刷処理部211は、印刷処理を行うプリンタ241、及び、シール紙ユニット242を備えている。プリンタ241は、編集部12に備えられており、撮影画像及び編集済み画像を当該プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口164に排出する。
〔携帯端末〕
次に、携帯端末300の構成について、図13を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る携帯端末300の要部構成を示すブロック図である。図13に示すように、携帯端末300は、通信部310、無線通信ユニット320、制御部330、記憶部340、及び、表示部350を備えている。
(通信部、表示部)
通信部310は、インターネットなどのネットワークを介して通信を行うインタフェースであり、サーバ400との間で通信を行う。
表示部350は、制御部330による制御に従い、例えば、写真シール作成装置1において作成された画像(撮影画像および編集済み画像)などを表示する。
(無線通信ユニット)
無線通信ユニット320は、写真シール作成装置1の備える無線通信ユニット150との間で、ネットワークを介さない近距離無線通信を行う。無線通信ユニット320は、例えば、Beaconなどと通信可能であって、Bluetooth LowEnergyに対応した通信ユニットである。なお、Beaconの仕様上(Bluetooth LowEnergyの規格上)の最大通信距離は約50mであり、推奨される通信距離の範囲は10mである。
(制御部)
制御部330は、携帯端末300の処理を統合的に制御する。また、制御部330は、アプリケーション制御部331を含んでいる。
アプリケーション制御部331は、写真シール作成装置1を利用する際の利便性を向上させるための所定のアプリケーション(以降、「対象アプリケーション」とも呼称する)のダウンロード、及び、ダウンロードされた対象アプリケーションを実行する処理などを制御する。アプリケーションの実行としては、例えば、対象アプリケーションを有料会員として利用する有料会員登録、無料会員として利用する無料会員登録、及び、有料又は無料会員として対象アプリケーションが提供するサービスを実行することが挙げられる。以降では、有料会員および無料会員を、単に「会員」とも記載する。
なお、アプリケーション制御部331は、ダウンロードした対象アプリケーションを記憶部340に格納し(後述する、対象アプリケーション本体データ343)、格納した対象アプリケーションを読み出すことによって当該対象アプリケーションを実行すればよい。
有料会員に対して対象アプリケーションが提供するサービスとしては、例えば、写真シール作成装置1から提供されるシール紙に印刷されている1つ以上の画像の各々と同じ画像を示す1つ以上の画像データを提供するサービスが挙げられる。具体的には、有料会員に対して、シール紙に4種類の画像が印刷される場合に、4種類の画像の各々を示す4種類の画像データを提供する。
無料会員に対して対象アプリケーションが提供するサービスとしては、例えば、写真シール作成装置1から提供されるシール紙に印刷されている1つ以上の画像のうち、当該無料会員であるユーザの選択した1枚の画像を示す画像データを提供するサービスが挙げられる。
(記憶部)
記憶部340は、会員情報データベース341、及び、画像データベース342を含んでいる。
会員情報データベース341には、会員登録を行った際に対象アプリケーションにより設定された、又は、ユーザ自身が設定した会員情報(ユーザ管理情報)が格納される。会員情報としては、例えば、会員登録の際に対象アプリケーションにより設定されるユーザID(ユーザ特定情報)、ユーザ自身が入力するユーザのメールアドレス、ニックネーム、及び、生年月日などが挙げられる。
また、画像データベース342には、対象アプリケーションが提供するサービスにより取得した画像データが格納される。アプリケーション制御部331が対象アプリケーションを実行することにより、画像データベース342に格納されている画像データの表す画像を表示部350に表示することができる。
また、記憶部340には、対象アプリケーション本体データ343が格納されている。対象アプリケーション本体データ343は、アプリケーション制御部331により読み出され、実行される。
〔サーバ〕
次に、サーバ400の構成について、図14を参照して説明する。図14は、本実施形態に係るサーバ400の要部構成を示すブロック図である。図14に示すように、サーバ400は、通信部410(取得手段、送信手段)、制御部420、及び、記憶部430を備えている。
(通信部、制御部)
通信部410は、インターネットなどのネットワークを介して通信を行うインタフェースであり、制御部420の制御に従って写真シール作成装置1および携帯端末300との間で通信を行う取得手段および送信手段として機能する。
制御部420は、例えばCPUなどによって構成され、サーバ400における処理を統合的に制御する。また、制御部420は、写真シール作成装置1及び携帯端末300から取得したデータを記憶部430に格納すると共に、写真シール作成装置1及び携帯端末300に送信すべきデータを記憶部430から読み出し、通信部410を介して送信する。
(記憶部)
記憶部430は、図14に示すように、会員データベース431、履歴データベース432、及び、来店履歴データベースを有している。
会員データベース431には、写真シール作成装置1を利用するユーザを特定(ユーザ特定情報)する情報が、ユーザ別に格納されている。ユーザ特定情報としては、例えば、図14に示すように、ユーザの会員ID、メールアドレス、ニックネーム、生年月日、住所、会員属性、及び、入会日などを挙げることができる。また、会員属性としては、例えば、有料会員及び無料会員などを挙げることができる。
履歴データベース432には、会員データベース431に格納されているユーザ毎に、写真シール作成装置1を含む1以上の写真シール作成装置における1ゲーム毎の利用履歴が格納されている。利用履歴としては、例えば、図14に示すように、撮影日、写真シール作成装置1において作成された各画像の画像データ、各画像データを特定する画像ID、ゲームを行った写真シール作成装置1を特定する機器ID、及び、ゲームを行った際に選択したコースなどを挙げることができる。
ここで、撮影日は、ゲームを行った年月日又は日時などであればよい。また、利用履歴として撮影日に代えて画像データが履歴データベースに格納された日(保存日)が格納されていてもよい。
来店履歴データベース433には、会員データベース431に格納されているユーザ毎に、写真シール作成装置の設置されている施設への来店に関する情報(来店履歴情報)が格納されている。来店履歴としては、例えば、図14に示すように、来店した施設を特定する施設ID、来店した日時を示す来店日時、来店した施設において利用した写真シール作成装置を特定する機器IDなどを挙げることができる。
また、会員データベース431に格納されている各ユーザのユーザ情報、履歴データベース432に格納されている各ユーザの履歴情報、及び、来店履歴データベース344に格納されている各ユーザの来店履歴情報は、例えば、ユーザIDなどによって関連づけられている。
〔通信システム〕
本発明の一実施形態に係る通信システム1000について、図1、図15から図17を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態に係る通信システム1000の概要を示す外観図である。また、図15は、本実施形態に係る通信システム1000における通信の概要を模式的に示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る通信システム1000は、サーバ400、及び、無線通信ユニット500(近距離無線通信ユニット)を含んで構成されている。
図1に示すように、或る施設に無線通信ユニット500が設けられている。無線通信ユニット500は、図15に示すように、施設に存在する携帯端末300を検出することにより当該携帯端末300を所有するユーザの来店を検出する。なお、施設としては、例えば、ゲームセンタ、遊園地および観光地などのアミューズメント施設、並びに、旅館およびホテルなどの宿泊施設(特に宿泊施設のゲームコーナーなど)を挙げることができる。
そして、サーバ400は、無線通信ユニット500により検出された携帯端末300に対してお勧め情報(通知情報)(本実施形態では、施設に設置されている少なくとも1つの写真シール作成装置に関する情報)を送信する。以降では、無線通信ユニット500により携帯端末300が検出されてから、サーバ400から携帯端末300に対してお勧め情報が送信されるまでの処理を、「お勧め情報通知処理」とも記載する。
なお、お勧め情報には、上述した写真シール作成装置1に関する情報が含まれていても良いし、無線通信ユニット150が備えられていない写真シール作成装置に関する情報が含まれていてもよい。以降では説明の一般化のため、写真シール作成装置1と、無線通信ユニット150が備えられていない写真シール作成装置とを包含して、単に「写真シール作成装置」とも記載する。
(無線通信ユニット)
まず、無線通信ユニット500について説明する。無線通信ユニット500は、所定の範囲内に存在する携帯端末300を検出すると共に、検出した携帯端末300との間で近距離無線通信を行う。
所定の範囲内とは、無線通信ユニット500を中心とし、当該無線通信ユニット500の仕様上の最大通信距離を半径とする範囲内のことを指す。なお、無線通信ユニット500は、所定の範囲内に携帯端末300が複数存在する場合には、複数の携帯端末300を略同時に検出することができる(換言すれば、無線通信ユニット500は複数の携帯端末300を各個別に順次検出する必要がない)。
無線通信ユニット500としては、例えば、Beaconを挙げることができる。Beaconの仕様上(規格上)の最大通信距離は約50mであり、推奨される通信距離の範囲は10mである。
無線通信ユニット500を施設に設置する場合、例えば、施設の入り口に設置することにより、ユーザ(より具体的には、ユーザの所有する携帯端末300)の来店及び施設からの退出(以降、単に「退出」とも記載)を検知することができる。また、無線通信ユニット500を中心とした半径50mの範囲内に施設(又は施設のうち写真シール作成装置1の設置されているフロア)が収まる場合には、無線通信ユニット500は、携帯端末300が施設(フロア)に存在する場合には携帯端末300を所有するユーザが来店中であると判定することができる。
また、施設の中に複数の無線通信ユニット500を設置しておくことにより、ユーザの来店と退出をより正確に管理することができる。
本実施形態に係る無線通信ユニット500について、図16を参照して説明する。図16は、本実施形態に係る通信システム1000の備える無線通信ユニット500の要部構成を示すブロック図である。無線通信ユニット500は、図16に示すように、近距離無線通信部510、制御部520、記憶部530、及び、通信部540(通信手段)を備えている。
制御部520は、無線通信ユニット500を統合的に制御する。また、制御部520は、近距離無線通信部510、記憶部530、及び、通信部540の各部を制御する。
近距離無線通信部510は、所定の範囲内に存在する携帯端末300を検出する。また、近距離無線通信部510は、制御部520からの制御に従って携帯端末300との間で近距離無線通信を行い、データの送受信を行う。
記憶部530には、当該無線通信ユニット500が設置されている場所を特定するための場所特定情報が格納されている。無線通信ユニット500が施設に設置されている場合には、場所特定情報は、無線通信ユニット500が設置されている施設を示す。
通信部540は、例えばインターネットなどのネットワークを介してサーバ400と通信を行う。
〔お勧め情報通知処理〕
次に、本実施形態に係る通信システム1000におけるお勧め情報通知処理について、図17を参照して説明する。図17は、本実施形態に係る通信システム1000におけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図17では、説明の明確化のため、お勧め情報通知処理においてお勧め情報を取得する携帯端末300も併せて図示している。
図17に示すように、お勧め情報通知処理において、施設内に設置された無線通信ユニット500の近距離無線通信部510は、施設内に存在する携帯端末300を検出する(ステップS101)。
携帯端末300が検出されると、無線通信ユニット500の近距離無線通信部510は、制御部520の制御に従い、携帯端末300に対して該携帯端末300を所有するユーザの会員情報を送信する旨の指示(会員情報送信指示)を送信する(ステップS102)。会員情報送信指示を受け付けた携帯端末300は、記憶部340の会員情報データベース341に格納されている会員IDなどの会員情報を無線通信ユニット500に送信する(ステップS103)。
携帯端末300から会員情報を取得すると、無線通信ユニット500の制御部520は、当該無線通信ユニット500の設置されている施設を示す場所特定情報を読み出すと共に、携帯端末300を検出した日時(すなわち、ユーザが施設に来店した日時)を示す日時情報を読み出す(ステップS104)。無線通信ユニット500の制御部520は、取得した会員情報、並びに、読み出した場所特定情報および日時情報を、通信部540を介してサーバ400に送信する(ステップS105)。
会員情報、場所特定情報および日時情報を取得すると、サーバ400の制御部420は、取得した各情報を記憶部430の来店履歴データベース433に格納する(ステップS106)。
取得した各情報を格納すると、制御部420は、記憶部430の各データベース431〜433に格納されている情報に基づいて、お勧め情報を生成する(ステップS107)。なお、お勧め情報については後述する。
制御部420は、生成したお勧め情報を、携帯端末300に対して送信する(ステップS108)。そして、お勧め情報を受信した携帯端末300は、受信したお勧め情報を表示する(ステップS109)。
なお、ステップS104において場所特定情報と共に日時情報を読み出す構成を例に挙げて説明したが、ステップS104において場所特定情報のみを読み出す構成を採用することもできる。この場合には、サーバ400が、無線通信ユニット500から会員情報及び場所特定情報を取得した時点での日時情報を、ステップS106において記憶部430の来店履歴データベース433に格納すればよい。
また、ステップS103において携帯端末300から会員情報を取得する構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯端末300を特定する端末IDなどを取得してもよい。この場合には、通信システム1000は、サーバ400の記憶部430に格納されている会員情報のうち、携帯端末300から取得した端末IDに関連付けられている会員情報を用いてお勧め情報を生成すればよい。
また、本実施形態では、携帯端末300に対象アプリケーションがインストールされており、ユーザの無料又は有料会員登録がなされている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、携帯端末300から、該携帯端末300を特定する通信機器情報を取得し、サーバ400の制御部420により携帯端末300に対象アプリケーションがインストールされているか否かを判定してもよい。
そして、携帯端末300に対象アプリケーションがインストールされていない場合には、通信システム1000は、例えば、携帯端末300のメールアドレス(携帯端末300のユーザのメールアドレス)にメールを送信することにより、携帯端末300に対してお勧め情報を送信すればよい。
また、本実施形態では、通信システム1000は、サーバ400によるお勧め情報の携帯端末300への送信を、無線通信ユニット500により携帯端末300が検出されてから該携帯端末300が施設内において検出されなくなるまで(つまり、携帯端末300のユーザが施設から退出するまで)の間に実行することが好ましい。なお、無線通信ユニット500は、携帯端末300を定期的に検出し続けることができる。これにより、通信システム1000は、携帯端末300が最初に検出された時刻、及び、最後に検出された時刻を、携帯端末300のユーザの来店時刻、及び、退出時刻として管理することができる。
例えば、通信システム1000は、上述したお勧め情報通知処理を、携帯端末300が検出された場合に直ぐに(つまり、ユーザが来店してから直ぐに)実行してもよい。また、通信システム1000は、携帯端末300が検出されてから、所定の期間(例えば、携帯端末300が検出されてから10分後、1時間後など)が経過した後に実行してもよい。
なお、サーバ400は、来店履歴データベース433に、ユーザの来店日時を示す情報と共に退出日時を示す情報(来店日時および退出日時の何れも、時分を含む)を格納しておいてもよい。この場合には、制御部420において来店日時情報および退出日時情報に基づいて携帯端末300のユーザが施設に来店した際の平均滞在時間を算出することにより、通信システム1000は、携帯端末300が検出されてから平均滞在時間が経過するまでの間にお勧め情報通知処理を実行することができる。
また、無線通信ユニット500が施設内の複数の箇所に設けられている場合、制御部420は、携帯端末300と各無線通信ユニット500との間の通信の電波強度の変化に基づき、携帯端末300の移動を検出してもよい。制御部420は、検出した携帯端末300の移動から、該携帯端末300が施設の出口に向かって移動していると判定した場合にお勧め情報通知処理を実行する。これにより、通信システム1000は、携帯端末300が検出されなくなる前(つまり、携帯端末300のユーザが施設から退出する前)に、サーバ400から携帯端末300に対してお勧め情報を送信することができる。
以上の構成によれば、通信システム1000は、サーバ400によるお勧め情報の携帯端末300への送信を、携帯端末300が検出されてから施設内において検出されなくなるまでの間に実行することができる。換言すれば、携帯端末300のユーザは、施設への来店中に、当該来店中の施設に設置されている写真シール作成装置に関するお勧め情報を取得することができる。従って、通信システム1000は、携帯端末300のユーザに対して、写真シール作成装置の利用を効果的に促すことができる。これにより、通信システム1000は、写真シール作成装置のユーザのリピート率を向上させることができる。
(お勧め情報)
ここで、お勧め情報、及び、お勧め情報の生成について説明する。お勧め情報とは、ユーザに任意の写真シール作成装置でのゲームを促す情報を指す。本実施形態では、サーバ400は、携帯端末300を検出した無線通信ユニット500の設置されている施設(つまり、ユーザが来店している施設)に設置されている少なくとも1つの写真シール作成装置に関するお勧め情報を送信する。
また、サーバ400は、ステップS107において、制御部420により、記憶部430の各データベース431〜433に格納されている情報のうち、無線通信ユニット500を介して携帯端末300から取得した会員情報の示すユーザに関する情報から、お勧め情報を生成する。
例えば、制御部420は、履歴データベース432に格納されている機器IDなどから、ユーザが利用する頻度の高い写真シール作成装置の機種の系統(例えば、ガーリー系、クール系など)を判定する。そして、制御部420は、ユーザが来店している施設に設置されている写真シール作成装置のうち、利用頻度が高いと判定した系統の機種の写真シール作成装置について、1つ以上の写真シール作成装置の利用を促すお勧め情報を生成する。
これにより、サーバ400は、無線通信ユニット500により検出された携帯端末300を所有しているユーザに対して、来店している施設に設置されている写真シール作成装置のうち、ユーザの嗜好に合った系統の機種の写真シール作成装置の利用を促すことができる。従って、ユーザは、来店している施設に設置されている写真シール作成装置のうち、自分の嗜好に合った系統の機種の写真シール作成装置に関するお勧め情報を取得することができる。
また、サーバ400は、ユーザが来店後に1回以上写真シール作成装置を利用している場合には、ステップS103〜S105において、ユーザが来店後に当該施設において利用した写真シール作成装置を特定する機器ID(機器特定情報)を併せて取得してもよい。これにより、サーバ400は、取得した機器IDに基づき、ユーザが利用した写真シール作成装置の系統を特定し、来店している施設に設置されている写真シール作成装置のうち、ユーザの嗜好に合った系統の機種の写真シール作成装置の利用を促すことができる。
本実施形態におけるお勧め情報通知処理では、携帯端末300に対象アプリケーションがダウンロードされている(有料会員登録または無料会員登録されている)場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、対象アプリケーションがダウンロードされていない場合には、来店している施設に設置されている最新の写真シール作成装置の利用を促すお勧め情報を、対象アプリケーションのダウンロードされていない携帯端末300に送信してもよい。
なお、お勧め情報として、例えば、「あれ、今日はAA機種をプレイしていないけど、いいの?」や、「遊んでね!」などの文章をお勧め情報の一部として通知してもよい。ここで、AA機種は、上述したように、写真シール作成装置の最新機種、又は、ユーザの嗜好に合った系統の機種などであることが好ましい。
また、本実施形態では、通信システム1000が、ユーザが施設に来店した際にお勧め情報を送信する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、通信システム1000は、ユーザが一定期間(例えば、1週間や1か月など)施設に来店していない場合にお勧め情報を送信してもよい。この場合には、例えば、「1ヶ月プレイしていないよ。今、あなたの好きそうな写真シール作成装置がBB店にあるよ!プレイしてね。」などの文章をお勧め情報の一部として通知してもよい。
(来店時通知処理)
以上では、施設内において携帯端末300が検出された場合に通信システム1000がお勧め情報通知処理を実行する構成を例に挙げて説明したが、本実施形態に係る通信システム1000は、更に、お勧め情報通知処理に先駆けて、携帯端末300が検出された際に(ユーザが施設に来店した際に)来店時通知処理を実行してもよい。
来店時通知処理とは、施設内において携帯端末300が検出されたとき(携帯端末300のユーザが施設に来店したとき)に、検出された携帯端末300に対して対象アプリケーションのダウンロード状況に応じた通知を行う処理を指す。ここで、対象アプリケーションのダウンロード状況とは、例えば、(1)ダウンロードされていない、(2)ダウンロードされているが会員登録がされていない、(3)ダウンロードされており無料会員登録されている、及び(4)ダウンロードされており有料会員登録されている、などの状況(態様)を挙げることができる。以下では、来店時通知処理について説明する。
検出された携帯端末300に対象アプリケーションがダウンロードされていない場合、通信システム1000は、来店時通知処理において、サーバ400から携帯端末300に対し、対象アプリケーションのダウンロードを促す通知を送信する。
携帯端末300にダウンロードされているが会員登録がされていない場合には、通信システム1000は、来店時通知処理において、携帯端末300に対し、該携帯端末300のユーザの属性情報(生年月日やニックネームなど)を入力させる属性アンケートへの入力を促す通知を送信する。通信システム1000は、携帯端末300のユーザから属性アンケートに対する回答を受け付けることにより、当該ユーザを無料会員として登録する。なお、属性アンケートに対する回答として入力を受け付けたユーザの属性情報は、当該ユーザが無料会員登録された後に、会員情報としてサーバ400により管理されることになる。
携帯端末300のユーザが無料会員登録されている場合には、通信システム1000は、来店時通知処理において、携帯端末300に対し、有料会員への登録を促す通知を送信する。
そして、携帯端末300のユーザが会員登録(無料会員登録または有料会員登録)されている場合、通信システム1000は、来店時通知処理において、携帯端末300に対し、来店している施設に設置されている写真シール作成装置の最新情報に関する通知を送信する。最新情報としては、例えば、写真シール作成装置の最新機種に関する情報、及び、最新のバージョンアップ機種に関する情報などを挙げることができる。
また、会員登録されている場合には、通信システム1000は、来店時通知処理において、写真シール作成装置の最新情報の通知と共に、ユーザの近況を問い合わせる近況アンケートなどを送信してもよい。近況アンケートの内容としては、例えば、最近のお気に入りの写真シール作成装置の機種、及び、何時に写真シール作成装置を利用する予定か、などを挙げることができる。さらに、会員登録されている場合には、通信システム1000は、来店時通知処理において、携帯端末300のユーザに対して来店ポイントを付与する通知を送信してもよい。
上記の構成によれば、通信システム1000は、来店時通知処理において、(1)対象アプリケーションをダウンロードしていないユーザ、(2)ダウンロードしているが会員登録していないユーザ、(3)無料会員登録されているユーザ、及び、(4)有料会員登録されているユーザの、それぞれの所有する携帯端末300に対して適切な通知を行うことができる。
さらに、通信システム1000は、来店時通知処理において、上記(1)〜(4)の何れのユーザの所有する携帯端末300に対しても、ユーザが来店した施設で実施されているキャンペーンを通知してもよい。
<変形例1>
本実施形態では、無線通信ユニット500がネットワークを介してサーバ400と通信する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態の一変形例について、図18から図20を参照して以下に説明する。
〔通信システムの構成〕
図18は、本変形例に係る通信システムにおける通信の概要を模式的に示す図である。図18に示すように、通信システムは、サーバ400、及び、無線通信ユニット501を含んで構成されている。
通信システムは、無線通信ユニット500に代えて無線通信ユニット501を備えていること以外は、実施形態1に係る通信システム1000と同様の構成である。本変形例では、説明の便宜上、実施形態1に係る通信システム1000と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。本変形例では、主に、実施形態1との相違点について説明するものとする。
次に、無線通信ユニット501の構成について、図19を参照して説明する。図19は、本変形例に係る無線通信ユニット501の要部構成を示すブロック図である。図19に示すように、近距離無線通信部510、制御部520、及び、記憶部530を備えており、無線通信ユニット500の備えていた通信部540を備えていない。
無線通信ユニット501が通信部540を備えていないことから、本変形例に係る通信システムは、携帯端末300を介して通信システムの備える無線通信ユニット501とサーバ400との間の通信を行う。
具体的には、図18に示すように、無線通信ユニット501は、近距離無線通信部510を介して携帯端末300の無線通信ユニット320との間で近距離無線通信を行う。そして、サーバ400は、通信部410を介して携帯端末300の通信部310との間でネットワークを介した通信を行う。
〔お勧め情報通知処理〕
次に、本変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理について、図20を参照して説明する。図20は、本変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図20では、説明の明確化のため、お勧め情報通知処理においてお勧め情報を取得する携帯端末300も併せて図示している。
図20に示すように、施設内に設置された無線通信ユニット501の近距離無線通信部510は、お勧め情報通知処理において、施設内に存在する携帯端末300を検出する(ステップS201)。
携帯端末300が検出されると、制御部520は、当該無線通信ユニット501の設置されている施設を示す場所特定情報を読み出すと共に、携帯端末300を検出した日時を示す日時情報を読み出す(ステップ202)。
場所特定情報および日時情報を読み出すと、制御部520は、携帯端末300に対し、近距離無線通信部510を介して、読み出した場所特定情報および日時情報と共に、会員情報送信指示を送信する(ステップS203)。会員情報送信指示を受け付けた携帯端末300は、記憶部340の会員情報データベース341に格納されている会員情報と共に、無線通信ユニット501から取得した場所特定情報および日時情報をサーバ400に対して送信する(ステップS204)。
なお、図20に示すステップS205〜S208の処理は、図17に示すステップS106〜S109と同様の処理であるため、ここでは説明を省略する。
<変形例2>
また、本実施形態の他の変形例に係る通信システムは、ユーザが来店している施設に無線通信ユニット150を備える写真シール作成装置1が設置されている場合、写真シール作成装置1を介して無線通信ユニット502とサーバ400との間の通信を行う構成を採用することもできる。
本実施形態の他の変形例について、図21を参照して説明する。図21は、本変形例に係る通信システムにおける通信の概要を模式的に示す図である。本実施形態の他の変形例に係る通信システムは、図21に示すように、施設内に設置されている写真シール作成装置1を介して無線通信ユニット502とサーバ400との間の通信を行うことができる。
具体的には、図21に示すように、無線通信ユニット502は、近距離無線通信部510を介して携帯端末300の無線通信ユニット320との間で近距離無線通信を行う。また、携帯端末300は、無線通信ユニット320を介して写真シール作成装置1の無線通信ユニット150との間で近距離無線通信を行う。そして、サーバ400は、通信部410を介して写真シール作成装置1の通信部203との間でネットワークを介した通信を行う。
〔お勧め情報通知処理〕
次に、本変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理について、図22を参照して説明する。図22は、本変形例に係る通信システムにおけるお勧め情報通知処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図22では、説明の明確化のため、お勧め情報通知処理においてお勧め情報を取得する携帯端末300、及び、携帯端末300のユーザがゲームを行う写真シール作成装置1も併せて図示している。
図22に示すステップS301〜S303の処理は、図20に示すステップS201〜S203の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
会員情報送信指示と共に場所特定情報および日時情報を取得した携帯端末300は、取得した場所特定情報および日時情報を、記憶部430に一時的に格納する(ステップS304)。そして、携帯端末300は、写真シール作成装置1においてゲームが開始されると、会員情報と共に、記憶部430に一時的に格納されている場所特定情報および日時情報を、写真シール作成装置1に送信する(ステップS305)。
会員情報、場所特定情報および日時情報を取得すると、写真シール作成装置1は、サーバ400に対して、取得した各情報(会員情報、場所特定情報および日時情報)と共に、当該写真シール作成装置1を特定する機器IDを送信する(ステップS306)。
各情報および機器IDを取得すると、サーバ400の制御部420は、取得した各情報および機器IDを、記憶部430の履歴データベース432および来店履歴データベース433に格納する(ステップS307)。なお、ステップS305〜S307までの処理は、ユーザが写真シール作成装置1においてゲームを行っている間に実行されることが好ましい。
ステップS308〜S310の処理は、図17に示すステップS107〜S109と同様の処理であるため、ここでは説明を省略する。
なお、本変形例では、或る1つの施設に無線通信ユニット502が設置されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、複数の施設にそれぞれ無線通信ユニット502が設置されていてもよい。このような場合には、通信システムの備えるサーバ400は、施設毎にユーザの来店履歴を管理することができる。
また、サーバ400は、上述のお勧め通知処理において施設を示す場所特定情報と写真シール作成装置1を示す機器IDとを取得するため、何れの施設に何れの写真シール作成装置1が設置されているかを管理することができる。これにより、写真シール作成装置1が或る施設から他の施設へ移設された場合であっても、例えば、当該写真シール作成装置1の利用頻度の高いユーザの所有する携帯端末300に対して、移設後の施設を通知することもできる。
従って、ユーザは、利用頻度の高い(つまり、お気に入りの)写真シール作成装置1が移設された場合であっても、移設後の施設を知ることができ、また、正確な情報が得られるため、お気に入りの写真シール作成装置1を移設後も利用することができる。また、これにより、ユーザからの信頼度が向上し、写真シール作成装置1が利用される回数を向上させることができる。
また、本変形例におけるお勧め情報通知処理においては、お勧め情報として、ユーザが来店している施設以外の施設に設置されている少なくとも1つの写真シール作成装置に関する情報を、ユーザの所有する携帯端末300に対して送信することもできる。
また、本実施形態に係る通信システムにおいては、例えば、1つの施設内に3つ以上の無線通信ユニット500を設置してもよい。これにより、通信システムは、施設内における写真シール作成装置1の設置位置及び設置方向、並びに、施設内における携帯端末300の位置などを特定することができる。また、通信システムのサーバ400は、写真シール作成装置1の設置位置をお勧め情報として携帯端末300に通知することができ、また、携帯端末300に最も近い写真シール作成装置1に関する情報をお勧め情報として通知することもできる。
<実施形態2>
実施形態1では、通信システム1000の備える無線通信ユニット500が施設内に設置されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、無線通信ユニット503が、屋外に設置されていてもよい。
本実施形態に係る通信システム1001について、図23を参照して説明する。図23は、本実施形態に係る通信システム1001の概要を示す外観図である。図23に示すように、本実施形態に係る通信システム1001は、屋外に設置された無線通信ユニット503、及び、サーバ400を含んで構成されている。
図23に示すように、屋外に無線通信ユニット503が設けられている。図23では、無線通信ユニット503がビルのデジタルサイネージに設置されている例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、屋外のポスターなどに設置されていてもよい。なお、本実施形態に係る無線通信ユニット503は、実施形態1に記載の無線通信ユニット500と同様の構成であるため、ここでは説明を省略する。
無線通信ユニット503は、当該無線通信ユニット503を中心として、所定の範囲内(仕様上の最大通信距離を半径とする範囲内)の任意の位置に存在する携帯端末300を検出する。なお、無線通信ユニット503は、所定の範囲内に携帯端末300が複数存在する場合には、複数の携帯端末300を略同時に検出することができる(換言すれば、無線通信ユニット503は複数の携帯端末300を各個別に順次検出する必要がない)。また、無線通信ユニット503は、携帯端末300のユーザが意図的に携帯端末300を当該無線通信ユニット503に近づける動作(行為)を行わなくとも、携帯端末300を検出することができる。
サーバ400は、無線通信ユニット503により携帯端末300が検出された場合に、通信部410(取得手段)を介して、無線通信ユニット503から該無線通信ユニット503の設置されている場所を示す場所特定情報を取得する。
また、サーバ400は、通信部410(送信手段)を介して、無線通信ユニット503により検出された携帯端末300に対して、お勧め情報(通知情報)を送信する。本実施形態におけるお勧め情報は、場所特定情報により特定された場所(無線通信ユニット503の設置されている場所)の近隣に設置されている少なくとも1つの写真シール作成装置に関する情報である。
本実施形態に係るサーバ400は、場所特定情報と、当該場所特定情報の示す場所の近隣に設置されている少なくとも1つの写真シール作成装置の機器IDとを関連付けたデータベースを記憶部430に格納している。これにより、サーバ400の制御部420は、場所特定情報の示す場所の近隣に設置されている写真シール作成装置に関する情報をお勧め情報として携帯端末300に送信することができる。
また、記憶部430には、写真シール作成装置の設置されている複数の施設を示す設置施設情報が格納されていることが好ましい。この場合には、サーバ400の通信部410は、設置施設情報から、場所特定情報により特定される場所の近隣の施設を示す設置施設情報を抽出すると共に、抽出した設置施設情報の示す設置施設に設置されている写真シール作成装置に関するお勧め情報を送信すればよい。
これによれば、通信システム1001は、写真シール作成装置の設置されている施設を設置施設情報により管理することができ、携帯端末300に対して適切な写真シール作成装置に関する通知情報を送信することができる。また、通信システム1001は、ユーザに写真シール作成装置を容易に利用させることができるため、写真シール作成装置を設置している施設の収益率が向上する。
なお、本変形例では、サーバ400は、無線通信ユニット503により携帯端末300が検出されてから処理の期間が経過するまでの間にお勧め情報を送信することが好ましい。所定の期間としては、例えば、携帯端末300が検出されてから1分後、10分後、1時間後などであればよい。携帯端末300が検出されてから1分後など、比較的短い期間の間にお勧め情報を送信する場合には、サーバ400は無線通信ユニット503を介してお勧め情報を携帯端末300に送信してもよい。また、携帯端末300が検出されてから1時間後など、比較的長い期間の間にお勧め情報を送信する場合には、サーバ400は、携帯端末300に直接お勧め情報を送信してもよい。
また、サーバ400は、無線通信ユニット503と携帯端末300との通信の電波強度の変化に基づき携帯端末300の移動速度を検出してもよい。この場合には、サーバ400は、携帯端末300が無線通信ユニット503の仕様上の最大通信距離を半径とする範囲内から外れるまでの期間にお勧め情報を送信してもよい。
上述の構成によれば、携帯端末300のユーザが例えば旅行などで土地勘のない場所を訪れた場合であっても、ユーザは、携帯端末300を検出した無線通信ユニット503の近隣に設置されている写真シール作成装置に関する情報を取得することができる。これにより、ユーザは、土地勘のない場所へ旅行に行っても、写真シール作成装置を利用してゲームを行うことができる。
従って、通信システム1001は、携帯端末300のユーザに対して、写真シール作成装置の利用を効果的に促すことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
サーバ400の制御ブロック(特に制御部420)、無線通信ユニット500〜503の制御ブロック(特に、制御部520)、携帯端末300の制御ブロック(特に制御部330及びアプリケーション制御部331)、及び、写真シール作成装置1の制御ブロック(特に制御部201)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、サーバ400、無線通信ユニット500〜503、携帯端末300、及び、写真シール作成装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、シール作成装置などの画像生成装置と通信を行う通信システムに好適に利用することができる。
1 写真シール作成装置(画像生成装置)
150 無線通信ユニット(無線通信手段)
300 携帯端末(通信機器)
310 通信部
320 無線通信ユニット
330 制御部
331 アプリケーション制御部
340 記憶部
400 サーバ
410 通信部(取得手段、送信手段)
420 制御部
430 記憶部
500 無線通信ユニット
500〜503 無線通信ユニット(近距離無線通信ユニット)
510 近距離無線通信部
520 制御部
530 記憶部
540 通信部
1000、1001 通信システム

Claims (11)

  1. 所定の範囲内の任意の位置に存在する通信機器を検出する近距離無線通信ユニットと、
    サーバと、
    を備える通信システムであって、
    上記サーバは、
    上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出された場合に、当該近距離無線通信ユニットが設置されている場所を特定する場所特定情報と、当該場所特定情報により特定された場所の近隣に設置されている画像生成装置を特定する装置特定情報と、を取得する取得手段と、
    上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出されてから所定の期間が経過するまでの間に、上記検出された通信機器に対して、上記場所特定情報により特定された場所の近隣に設置されている画像生成装置であって上記装置特定情報に基づいて特定された画像生成装置でゲームをすることをユーザに促す通知情報を送信する送信手段と、を備えている、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 上記近距離無線通信ユニットは、1つ以上の画像生成装置が設置されている施設内に設置されており、上記施設内に存在する通信機器を検出し、
    上記場所特定情報は、上記近距離無線通信ユニットの設置されている施設を示し、
    上記送信手段は、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出されてから該通信機器が上記施設内において検出されなくなるまでの間において、検出されなくなる前に、上記場所特定情報の示す施設に設置されている上記1つ以上の画像生成装置の中から上記装置特定情報に基づいて特定された画像生成装置に関する上記通知情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 上記取得手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を所有するユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、
    上記装置特定情報は、上記ユーザ特定情報により特定されるユーザが上記施設において利用した画像生成装置を特定する情報であり、
    上記送信手段は、上記場所特定情報の示す施設に設置されている複数の画像生成装置ののうち、上記ユーザ特定情報及び上記装置特定情報に基づいて選択される画像生成装置に関する上記通知情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 上記取得手段は、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を所有するユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、
    上記サーバは、上記ユーザ特定情報により特定されるユーザに関するユーザ管理情報を格納している記憶部を更に備えており、
    上記送信手段は、上記ユーザ管理情報に基づいて選択される画像生成装置に関する上記通知情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  5. 上記取得手段は、
    上記ユーザ特定情報を、上記近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器から取得すると共に、
    上記場所特定情報を、上記近距離無線通信ユニットから、当該近距離無線通信ユニットにより検出された通信機器を介して受信する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信システム。
  6. 上記近距離無線通信ユニットは、上記場所特定情報を上記サーバに送信する通信手段を備えている、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信システム。
  7. 上記取得手段は、更に、上記近距離無線通信ユニットにより上記通信機器が検出された場合に、上記通信機器を特定する通信機器情報を取得し、
    上記送信手段は、
    上記通信機器情報の示す通信機器に、所定のアプリケーションがインストールされている場合には、当該アプリケーションの機能により表示可能な上記通知情報を送信し、
    上記通信機器情報の示す通信機器に、上記アプリケーションがインストールさせていない場合には、上記通信機器のメールアドレスに対して上記通知情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の通信システム。
  8. 上記取得手段は、
    上記場所特定情報を、上記近距離無線通信ユニットから、上記画像生成装置の備える無線通信手段を介して取得すると共に、
    上記画像生成装置を特定する装置を特定する装置特定情報を、上記画像生成装置の備える無線通信手段から取得する、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の通信システム。
  9. 複数の上記施設の各々に対して、上記近距離無線通信ユニットを備え、
    上記取得手段は、各近距離無線通信ユニットから、各場所特定情報と共に、各画像生成装置を特定する装置特定情報を取得し、取得した場所特定情報と装置特定情報とを関連付けて記憶部に格納する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信システム。
  10. 上記近距離無線通信ユニットは、屋外に設置されており、
    上記送信手段は、上記場所特定情報により特定された場所の近隣の施設に設置されている画像生成装置に関する上記通知情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  11. 上記送信手段は、画像生成装置の設置されている複数の施設の各々を示す設置施設情報から、上記場所特定情報により特定される場所の近隣の施設を示す設置施設情報を抽出すると共に、抽出した設置施設情報の示す設置施設に設置されている上記画像生成装置に関する上記通知情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
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