JP2009289120A - 顧客属性情報に応じた広告提示システム - Google Patents

顧客属性情報に応じた広告提示システム Download PDF

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Abstract

【課題】 店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を提示する。
【解決手段】 顧客情報送信手段15から送信される顧客情報を受信すると、入店顧客管理手段25の機能により、当該顧客の顧客情報を入店顧客情報管理テーブル23aにて管理する。顧客別広告情報抽出手段26では、入店顧客情報管理テーブル23aを参照して、広告情報記憶手段27に記憶された複数の広告情報の中から、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出する。顧客別広告情報送信手段24により、抽出した顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該広告情報に対応する属性情報を有する顧客の顧客別広告情報蓄積手段12に送信する。顧客別広告情報出力手段13では、受信した顧客別広告情報、又は顧客別広告情報蓄積手段12に蓄積された顧客別広告情報を、所定のタイミングで、顧客別広告情報提示手段14に出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を提示するための広告提示システムに関するものである。
スーパーマーケットや量販電気店等の店舗では、店舗内に大型の液晶表示装置や映像投影スクリーン等を設置して、商品の宣伝やサービス情報を表示することにより広告を行っている。ここで表示される広告は、店舗の経営戦略として顧客に対して特にアピールしたい情報であり、売れ筋商品、お勧め商品、特売商品等の情報や、キャンペーン情報等を表示するのが一般的である。
従来の技術として、年齢、性別、過去の購入履歴等に応じて、顧客に有用な情報を提供するようにした技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載されている技術は、店舗に入店した顧客に対して、個々の顧客の属性に応じて広告を提供しようとするもので、来店した顧客を特定する入力装置と、顧客の属性が広告主から依頼されて予め記憶されている広告出力条件に適合した顧客であるか否かを判断する中央制御装置と、顧客の属性が広告主の広告出力条件に適合する場合にのみ予め広告主から預かった広告情報を顧客に対して出力する出力装置とを備えている。
特開2002−15204号公報
ところで、店舗に入店した顧客は、店舗で提供される広告情報に常に注目しているとは限らない。例えば、予め購入目的とする商品が決まっている場合には、他の商品や広告情報には注目せずに、目的の商品の販売場所へ直行する。また、店内が混雑していて広告情報に気付かなかったり、広告情報が提示されているにもかかわらず、他の商品等に気をとられて広告情報を見落としてしまったりする場合がある。さらに、既に提示された広告情報を、後になって再度確認したい場合もある。
この点、上述した特許文献1に記載された技術は、店舗に入店した顧客の個々の属性に応じて広告情報を提供するものであるが、必ずしも提供した広告情報に顧客が注目するとは限らない。このように、せっかく、店舗に入店した顧客の個々の属性に応じて広告情報を提供したとしても、その広告情報が顧客に届かなかったのでは、当初の目的を果たすことができない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を効果的に提示すると共に、提示された広告を再度確認することが可能な広告提示システムを提供することを目的とする。
本発明の顧客属性情報に応じた広告提示システムは、店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を提示するためのシステムであって、顧客情報記憶手段と、顧客情報送信手段と、顧客情報受信手段と、入店顧客管理手段と、広告情報記憶手段と、顧客別広告情報抽出手段と、顧客別広告情報送信手段と、顧客別広告情報受信手段と、顧客別広告情報蓄積手段と、顧客別広告情報出力手段と、顧客別広告情報提示手段と、を備えたことを特徴とするものである。
顧客情報記憶手段、顧客情報送信手段、顧客別広告情報受信手段、顧客別広告情報蓄積手段、顧客別広告情報出力手段、及び顧客別広告情報提示手段は、各顧客がそれぞれ所持する携帯端末に設けられると共に、顧客情報受信手段、入店顧客管理手段、広告情報記憶手段、顧客別広告情報抽出手段、及び顧客別広告情報送信手段は、店舗の設備として設けられている。
顧客情報記憶手段は、各顧客の属性情報を含む顧客情報を記憶するための手段である。顧客情報送信手段は、顧客情報記憶手段に記憶された顧客情報を送信するための手段である。顧客情報受信手段は、顧客情報送信手段から送信される顧客情報を受信するための手段である。入店顧客管理手段は、顧客情報受信手段が顧客情報を受信すると、当該顧客情報を入店顧客情報管理テーブルにて管理するための手段である。広告情報記憶手段は、顧客の属性情報に基づいて分類した複数の広告情報を記憶するための手段である。顧客別広告情報抽出手段は、入店顧客情報管理テーブルを参照して、広告情報記憶手段に記憶された複数の広告情報の中から、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出するための手段である。顧客別広告情報送信手段は、顧客別広告情報抽出手段で抽出した顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該顧客別広告情報に対応する属性情報を有する顧客が所有する携帯端末に送信するための手段である。顧客別広告情報受信手段は、顧客別広告情報送信手段から送信される顧客別広告情報を受信するための手段である。顧客別広告情報蓄積手段は、顧客別広告情報受信手段が受信した顧客別広告情報を蓄積するための手段である。顧客別広告情報出力手段は、顧客別広告情報受信手段が受信した顧客別広告情報、又は当該携帯端末の顧客別広告情報蓄積手段に蓄積された顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該携帯端末の顧客別広告情報提示手段に出力するための手段である。顧客別広告情報提示手段は、顧客別広告情報出力手段から出力された広告情報を、顧客に対して提示するための手段である。
このような構成からなる顧客属性情報に応じた広告提示システムでは、広告情報記憶手段により、予め、顧客の属性情報に基づいて分類した広告情報を記憶しておく。また、各顧客が所持する携帯端末の顧客情報記憶手段に、当該顧客の属性情報を含む顧客情報を記憶しておく。
顧客が入店する際に、当該顧客が所持する携帯端末の顧客情報送信手段から送信される顧客情報を顧客情報受信手段が受信すると、入店顧客管理手段の機能により、当該顧客の顧客情報を入店顧客情報管理テーブルにて管理する。
そして、顧客別広告情報抽出手段が入店顧客情報管理テーブルを参照し、広告情報記憶手段に記憶された複数の広告情報の中から、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出し、この顧客別広告情報を、顧客別広告情報送信手段により、所定のタイミングで、当該顧客別広告情報に対応する属性情報を有する顧客が所有する携帯端末に送信する。携帯端末では、顧客別広告情報受信手段により顧客別広告情報を受信し、顧客別広告情報蓄積手段に蓄積する。顧客別広告情報出力手段は、顧客別広告情報受信手段が受信した顧客別広告情報、又は顧客別広告情報蓄積手段に蓄積した顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該携帯端末の顧客別広告情報提示手段に出力し、顧客別広告情報提示手段は、当該顧客別広告情報を顧客に対して提示する。なお、顧客別広告情報提示手段とは、顧客に対して顧客別広告情報を提示するための手段であり、例えば、携帯端末の付帯装置である液晶ディスプレイや、アンプ及びスピーカーからなる。また、顧客別広告情報を提示するタイミングは、携帯端末を所有する顧客が所定の販売エリアに進入した際や、顧客から提示要求があった場合である。
本発明の顧客属性情報に応じた広告提示システムによれば、店舗に入店した顧客の属性情報を参照し、当該属性情報に基づいて分類された顧客別広告情報を抽出する。この顧客別広告情報は、当該属性を有する顧客が所有する携帯端末に所定のタイミングで送信され、携帯端末に蓄積される。また、各顧客の携帯端末に送信された顧客別広告情報及び携帯端末に蓄積された顧客別広告情報は、携帯端末を所有する顧客が所定の販売エリアに進入した際や、顧客から提示要求があった際等の所定のタイミングで顧客に提示される。
したがって、店舗に入店した顧客の属性に応じて、有用な広告をタイミング良く提示することができる。また、提示された広告を再度確認することができるので、顧客にとっては有用な情報を確実に得ることができ、店舗にとっては適切な経営戦略を展開することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る顧客属性情報に応じた広告提示システム(以下、広告提示システムと略記する)の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る広告提示システムの構成を示すブロック図、図2は携帯端末の顧客情報記憶手段に記憶される顧客情報記憶テーブルの説明図、図3は入店顧客情報管理テーブルの説明図、図4は広告情報記憶手段に記憶される広告情報データベースの説明図である。
<広告提示システム>
本発明の実施形態に係る広告提示システムは、店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を提示するためのシステムであって、図1に示すように、各顧客が所持する携帯端末10と、店舗に設置された管理手段20との間でデータ送受信を行うことができるようになっている。すなわち、各携帯端末10から管理手段20に対して、各携帯端末10を所有する顧客の顧客情報が送信され、管理手段20から各携帯端末10に対して、顧客別広告情報が送信される。
具体的には、スーパーマーケットや量販電気店等の店舗において、予め、年齢、性別、配偶者の有無、出身地、居住地等の顧客の属性情報に応じて、複数の広告情報を用意しておく。そして、店舗に入店する顧客が所持する携帯端末10に記憶された属性情報を受信し、例えば30代の女性顧客に対して、広告情報記憶手段27に記憶された複数の広告情報の中から、30代の女性に対応する顧客別広告情報を抽出して、当該顧客が所有する携帯端末10に当該顧客別広告情報を送信して蓄積し、適宜なタイミングで、携帯端末10の液晶ディスプレイに当該顧客別広告情報を表示したり、スピーカーから広告音声を発生したりする。
<携帯端末>
携帯端末10は、顧客が所持する装置で、例えば、近距離無線通信機能を有する携帯電話、携帯ゲーム端末等からなる。この携帯端末10は、携帯電話機能やゲーム機能の他に、顧客情報を記憶する機能と、顧客情報を外部へ向けて送信する機能と、管理手段20から受信した顧客別広告情報を蓄積したり、表示したりする機能を備えている。すなわち、図1に示すように、携帯端末10は、顧客情報記憶手段11、顧客別広告情報蓄積手段12、顧客別広告情報出力手段13、顧客別広告情報提示手段14、顧客情報送信手段15、顧客別広告情報受信手段16、端末送受信手段17を備えている。これらの手段のうち、顧客情報記憶手段11、顧客別広告情報蓄積手段12、顧客別広告情報出力手段13、顧客別広告情報提示手段14、顧客情報送信手段15、顧客別広告情報受信手段16が、本発明の実施形態に係る広告提示システムの構成要素となる。
<顧客情報記憶手段>
顧客情報記憶手段11は、携帯端末10の所有者である顧客の情報を記憶するための手段で、例えば、RAM、HDD等により構成される。顧客情報記憶手段11には、顧客情報記憶テーブル11aが記憶されている。この顧客情報記憶テーブル11aは、図2に示すように、顧客ID、氏名等の基本情報の他に、生年月日、性別、配偶者の有無、現住所、電話番号、出身地等の属性情報を含んでいる。
なお、属性情報を含む顧客情報は、上述したものに限られず、これらの情報の中から必要な情報のみとしたり、他の情報を追加したりしてもよい。例えば、商品の購入履歴等を顧客情報に含ませることができる。
<顧客情報送信手段/顧客別広告情報受信手段/端末送受信手段>
顧客情報送信手段15は、顧客情報記憶手段11に記憶された顧客情報を、管理手段20に対して送信するためのプログラムからなる。顧客別広告情報受信手段16は、管理手段20から送信される顧客別広告情報を受信するためのプログラムからなる。
また、端末送受信手段17は、店舗に設けられた管理手段20の送受信手段28との間における通信の整合性を図るための電子機器及びプログラムからなる。本実施形態の端末送受信手段17は、近接無線通信を行うことができれば、特に送受信規格を限定するものではないが、例えば送受信規格としてWifiやWIMAX規格を採用することができる。また、端末送受信手段17は、送受信手段を有する他の装置との間において送受信を行うことができるように構成してもよい。
<顧客別広告情報蓄積手段>
顧客別広告情報蓄積手段12は、顧客別広告情報受信手段16が受信した顧客別広告情報を蓄積するための手段で、RAMやHDD等の記憶手段からなる。顧客別広告情報蓄積手段12に蓄積された顧客別広告情報は、携帯端末10の制御機能により、自動的に消去するように構成してもよいし、所有者の指示に基づいて消去するように構成してもよい。自動的に消去するタイミングは、例えば、当該携帯端末10を所持した顧客が、当該顧客別広告情報を受信した店舗から出店した際や、当該顧客別広告情報を受信してから1週間等、予め設定された期間が経過した際である。また、所有者の指示に基づいて消去するタイミングは、携帯端末10において消去処理を指示した際である。この場合、顧客別広告情報を個別に指定して消去してもよいし、すべての顧客別広告情報を一括して消去してもよい。
<顧客別広告情報出力手段>
顧客別広告情報出力手段13は、顧客別広告情報受信手段16が受信した顧客別広告情報、又は当該携帯端末10の顧客別広告情報蓄積手段12に蓄積された顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該携帯端末10の顧客別広告情報提示手段14に出力するための電子機器及びプログラムからなる。管理手段20から送信されてくる顧客別広告情報及び顧客別広告情報蓄積手段12に蓄積された顧客別広告情報はデジタルデータであり、顧客別広告情報出力手段13によりアナログ変換され、広告情報のうちの映像情報は液晶ディスプレイにより表示され、広告情報のうちの音声情報はアンプで増幅されてスピーカーから出力される。
<顧客別広告情報提示手段>
顧客別広告情報提示手段14は、顧客別広告情報出力手段13から出力された顧客別広告情報を、顧客に対して提示するための手段であり、本実施形態では、携帯端末10に組み込まれた液晶ディスプレイ、アンプ及びスピーカーからなる。なお、液晶ディスプレイ等の映像表示装置、あるいはアンプ及びスピーカー等の音声発生装置の双方を顧客別広告情報提示手段14として機能させてもよいし、いずれか一方のみを顧客別広告情報提示手段14として機能させてもよい。
<店舗内に設置される装置>
図1に示すように、店舗内には、管理手段20及びその付属機器が設置されており、この管理手段20が、本発明の実施形態に係る広告提示システムの構成要素である顧客別広告情報送信手段24、入店顧客管理手段25、顧客別広告情報抽出手段26、広告情報記憶手段27、顧客情報受信手段29として機能する。
<管理手段>
管理手段20は、図1に示すように、バスを介して相互に接続された、中央制御手段21、ROM22、RAM23、顧客別広告情報送信手段24、入店顧客管理手段25、顧客別広告情報抽出手段26、広告情報記憶手段27、送受信手段28、顧客情報受信手段29を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段21は、管理手段20を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM22等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM22は、管理手段20を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM23は、アプリケーションプログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM23を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM23を構成してもよい。本実施形態では、RAM23に、入店顧客情報管理テーブル23aが格納されている。
<顧客情報受信手段/送受信手段>
顧客情報受信手段29は、携帯端末10から送信される顧客情報を受信するためのプログラムからなる。また、送受信手段28は、携帯端末10に設けられた端末送受信手段17との間における通信の整合性を図るための電子機器及びプログラムからなる。上述したように、本実施形態の端末送受信手段17がWifiやWIMAX規格を採用しているため、送受信手段28においても同様に、WifiやWIMAX規格を採用している。
<入店顧客管理手段>
入店顧客管理手段25は、顧客が入店する際に、顧客情報受信手段29が、顧客情報送信手段15から送信される顧客情報を受信すると、当該顧客の顧客情報を入店顧客情報管理テーブル23aにて管理するためのプログラムからなる。
具体的には、現在広く普及しているゲートシステムを利用して、入店顧客管理手段25を構成することができる。ゲートシステムとは、管理区域における人の出入りを制御するためのシステムであるが、本発明で用いるゲートシステムは、厳重なセキュリティ管理を必要とするものではなく、顧客の入出店を管理できる機能を有していればよい。ゲートシステムは、例えば特開2008−14001号公報に詳細に記載されている。
<顧客の入出店管理>
本実施形態の入店顧客管理手段25では、入店した顧客が所持する携帯端末10から属性情報を含む顧客情報を受信し、当該属性情報に応じて適切な広告情報を、当該顧客に提示する。したがって、本実施形態では、顧客の入店のみを検知すればよく、入店顧客情報管理テーブル23aは、閉店後に一括して消去すればよい。しかし、きめ細かであり、かつ効率的な顧客管理を行うためには、顧客の入店だけではなく出店を検知して、入店顧客情報管理テーブル23aを用いた入出店管理を行うことが好ましく、一般的に普及しているゲートシステムにおいても、顧客の入店及び出店を管理している。
図5を参照して、顧客の入出店を判断する仕組みを説明する。図5は、顧客の入出店を判断する仕組みの説明図である。
本実施形態では、図5に示すように、店舗の出入口に入出店ゲート41を設け、顧客が入出店ゲート41を通過する際に、店外から店内方向へ顧客が移動した場合には、当該顧客が入店したと判断し、店内から店外方向へ顧客が移動した場合には、当該顧客が出店したと判断する。入出店ゲート41における顧客の通過方向を判断するには、携帯端末10からの顧客情報を受信するアンテナ42を、入出店ゲート41の店外側及び店内側にそれぞれ設置する。そして、店外側のアンテナ42が顧客情報を受信した後に、同一の顧客情報を店内側のアンテナ42が受信した場合に、当該顧客が入店したと判断し、店内側のアンテナ42が顧客情報を受信した後に、同一の顧客情報を店外側のアンテナ42が受信した場合に、当該顧客が出店したと判断する。
また、入店ゲートと出店ゲートとを別個に設け、顧客が入店ゲートを通過する際に、携帯端末10から顧客情報を受信した場合には、当該顧客が入店したと判断し、顧客が出店ゲートを通過する際に、携帯端末10から顧客情報を受信した場合には、当該顧客が出店したと判断してもよい。
入店顧客管理手段25が管理する入店顧客情報管理テーブル23aは、図3に示すように、顧客ID、入店時刻、属性情報から構成される。図3に示す例では、属性情報として、生年月日、性別、配偶者の有無、現住所、電話番号、出身地が含まれているが、入店顧客情報管理テーブル23aは、これらの情報のすべてを含んでいなくてもよいし、他の情報を付加してもよい。
本実施形態では、任意の顧客が店舗外から店舗内へ移動する際に、顧客情報受信手段29の機能により、携帯端末10から送信される顧客情報を受信すると、当該顧客を入店者と判断して、当該顧客の顧客情報を入店顧客情報管理テーブル23aに追加し、任意の顧客が店舗内から店舗外へ移動する際に、顧客情報受信手段29の機能により、携帯端末10から送信される顧客情報を受信すると、当該顧客を出店者と判断して、入店顧客情報管理テーブル23aから当該顧客情報を消去する。また、顧客情報に関するマスターファイルを用意しておき、入店者と判断した顧客について入店者フラグをセットして、入店者の管理を行うように構成してもよい。
<広告情報記憶手段>
広告情報記憶手段27は、顧客の属性情報に基づいて分類した複数の広告情報を記憶するための手段であり、例えば大容量記憶装置であるHDDにより構成される。広告情報記憶手段27には広告情報データベース27aが記憶されている。この広告情報データベース27aは、図4に示すように、顧客の属性に対応して分類した複数の広告情報からなるデータベースである。この広告情報は、キャンペーンの実施、新製品の登場、季節等に応じて、適宜更新される。属性情報に基づく広告情報は、顧客の年齢、性別、配偶者の有無、居住地、出身地等に基づいて分類することができる。この際、単一の属性情報に基づいて広告情報を分類してもよいし、複数の属性情報に基づいて広告情報を分類してもよい。
顧客の年齢、性別により所望する商品情報が異なることは周知の事実である。また、配偶者を有する場合には、当該顧客だけではなく、配偶者が所望する可能性がある商品情報も提供することが好ましい。さらに、居住地で需要の多い商品を紹介したり、出身地の特産商品を紹介したりすれば、顧客及び店舗の双方にとって、広告効果を高めることができる。
なお、広告情報は、映像データ及び音声データの双方、あるいはいずれか一方で構成することができる。映像は、携帯端末10の付属機器である液晶ディスプレイに表示され、音声は、携帯端末10の付属機器であるアンプにより増幅されてスピーカーから発生される。
<顧客別広告情報抽出手段/顧客別広告情報送信手段>
顧客別広告情報抽出手段26は、入店顧客情報管理テーブル23aを参照して、広告情報記憶手段27に記憶された複数の広告情報の中から、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出するためのプログラムからなる。また、顧客別広告情報送信手段24は、顧客別広告情報抽出手段26で抽出した顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該広告情報に対応する属性情報を有する顧客が所有する携帯端末10へ送信するためのプログラムからなる。また、
<顧客属性に応じた広告提示>
次に、図6を参照して、顧客属性に応じた広告の提示を詳細に説明する。図6は、顧客属性に応じた広告の提示を説明する説明図である。
図6に示すように、顧客が店舗に入店し、携帯端末から顧客情報を受信すると、当該顧客の顧客情報を入店顧客情報管理テーブルにて管理する。
そして、顧客が所定の販売エリアへ進入すると、顧客別広告情報抽出手段の機能により、入店顧客情報管理テーブルを参照して、広告情報記憶手段に記憶された複数の広告情報の中から、当該顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出し、顧客別広告情報送信手段の機能により、顧客が所有する携帯端末の顧客別広告情報蓄積手段に送信して蓄積する。続いて、顧客別広告情報出力手段の機能により、当該顧客別広告情報を顧客別広告情報提示手段である携帯端末の液晶ディスプレイ及びアンプに出力し、顧客別広告情報を顧客に提示する。
具体的には、例えば、30代・女性の属性情報を有する顧客が、化粧品コーナーに進入すると、30代・女性の属性情報に対応する顧客別広告情報である「美肌化粧品の広告」に関する情報を抽出・出力して、当該顧客に対する顧客別広告情報として提示する。また、この顧客が、婦人服コーナーに進入すると、30代・女性の属性情報に対応する顧客別広告情報である「夏物バーゲン」に関する情報を抽出・出力して、当該顧客に対する顧客別広告情報として提示する。このようにして、各販売コーナーにおいて、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を提示することにより、顧客にとっては有用な情報を確実に得ることができ、店舗にとっては適切な経営戦略を展開することが可能となる。
また、携帯端末10に蓄積された顧客別広告情報は、再度呼び出して出力することができる。例えば、顧客が買い物の途中で喫茶コーナーに立ち寄り、今まで通過してきた各販売コーナーで取得した顧客別広告情報を再出力することにより、見落としていた顧客別広告情報や、詳細を確認しなかった顧客別広告情報について再確認することができ、顧客にとって有用な情報の見落としを防止することができる。
なお、広告提示の判断基準となる属性情報及び基準値は、時間、曜日、給料日やボーナス日等、種々の条件に応じて適宜変更して設定することができる。
<他の実施形態>
本発明の広告提示システムを構成する機器や手段は上述したものに限定されず、広告提示システムの利用目的等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
本発明の実施形態に係る広告提示システムの構成を示すブロック図。 携帯端末の顧客情報記憶手段に記憶される顧客情報記憶テーブルの説明図。 入店顧客情報管理テーブルの説明図。 広告情報記憶手段に記憶される広告情報データベースの説明図。 顧客の入出店を判断する仕組みの説明図。 顧客属性に応じた広告の提示を説明する説明図。
符号の説明
10 携帯端末
11 顧客情報記憶手段
11a 顧客情報記憶テーブル
12 顧客別広告情報蓄積手段
13 顧客別広告情報出力手段
14 顧客別広告情報提示手段
15 顧客情報送信手段
16 顧客別広告情報受信手段
17 端末送受信手段
20 管理手段
21 中央制御手段
22 ROM
23 RAM
23a 入店顧客情報管理テーブル
24 顧客別広告情報送信手段
25 入店顧客管理手段
26 顧客別広告情報抽出手段
27 広告情報記憶手段
27a 広告情報データベース
28 送受信手段
29 顧客情報受信手段
41 入出店ゲート
42 アンテナ

Claims (1)

  1. 店舗に入店した顧客の属性に応じて有用な広告を提示するためのシステムであって、
    顧客情報記憶手段と、顧客情報送信手段と、顧客情報受信手段と、入店顧客管理手段と、広告情報記憶手段と、顧客別広告情報抽出手段と、顧客別広告情報送信手段と、顧客別広告情報受信手段と、顧客別広告情報蓄積手段と、顧客別広告情報出力手段と、顧客別広告情報提示手段と、を備え、
    前記顧客情報記憶手段、前記顧客情報送信手段、前記顧客別広告情報受信手段、前記顧客別広告情報蓄積手段、前記顧客別広告情報出力手段、及び前記顧客別広告情報提示手段は、各顧客がそれぞれ所持する携帯端末に設けられると共に、前記顧客情報受信手段、前記入店顧客管理手段、前記広告情報記憶手段、前記顧客別広告情報抽出手段、及び前記顧客別広告情報送信手段は、店舗の設備として設けられ、
    前記顧客情報記憶手段は、各顧客の属性情報を含む顧客情報を記憶し、
    前記顧客情報送信手段は、前記顧客情報記憶手段に記憶された顧客情報を送信し、
    前記顧客情報受信手段は、前記顧客情報送信手段から送信される顧客情報を受信し、
    前記入店顧客管理手段は、前記顧客情報受信手段が顧客情報を受信すると、当該顧客情報を入店顧客情報管理テーブルにて管理し、
    前記広告情報記憶手段は、顧客の属性情報に基づいて分類した複数の広告情報を記憶し、
    前記顧客別広告情報抽出手段は、前記入店顧客情報管理テーブルを参照して、広告情報記憶手段に記憶された複数の広告情報の中から、各顧客の属性情報に対応する顧客別広告情報を抽出し、
    前記顧客別広告情報送信手段は、前記顧客別広告情報抽出手段で抽出した顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該顧客別広告情報に対応する属性情報を有する顧客が所有する携帯端末に送信し、
    前記顧客別広告情報受信手段は、前記顧客別広告情報送信手段から送信される顧客別広告情報を受信し、
    前記顧客別広告情報蓄積手段は、前記顧客別広告情報受信手段が受信した顧客別広告情報を蓄積し、
    前記顧客別広告情報出力手段は、前記顧客別広告情報受信手段が受信した顧客別広告情報、又は当該携帯端末の顧客別広告情報蓄積手段に蓄積された顧客別広告情報を、所定のタイミングで、当該携帯端末の顧客別広告情報提示手段に出力し、
    前記顧客別広告情報提示手段は、顧客別広告情報出力手段から出力された広告情報を、顧客に対して提示する、
    ことを特徴とする顧客属性情報に応じた広告提示システム。
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