JP6061017B1 - 半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法およびそれを用いたエピタキシャル成長装置の汚染評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体エピタキシャルウェーハの最表面部の汚染を、DLTS法を用いて評価することのできる汚染評価方法を提供する。【解決手段】本発明の半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法は、半導体ウェーハの表面にエピタキシャル層を形成する第1工程S10と、測定用エピタキシャル層を形成する第2工程S20と、ショットキー接合を形成する第3工程S30と、DLTS法によって、隣接領域におけるDLTSスペクトルを得る第4工程S40と、を含み、前記エピタキシャル層および前記測定用エピタキシャル層は、同一の導電型であり、前記第2工程において、前記測定用エピタキシャル層の厚みを、前記ショットキー接合により形成される空乏層の厚みよりも大きく形成することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法およびそれを用いたエピタキシャル成長装置の汚染評価方法に関する。
半導体デバイスは、半導体ウェーハや半導体エピタキシャルウェーハなどを基板材料に用いて作製される。なお、本明細書において「半導体ウェーハ」とは、バルクの単結晶ウェーハを指すものとし、「半導体エピタキシャルウェーハ」とは、バルクの単結晶ウェーハの表面に半導体材料をエピタキシャル成長させて形成したエピタキシャル層を有するものを指すこととする。
さて、半導体エピタキシャルウェーハとして、例えば、シリコンウェーハ表面にエピタキシャルシリコン層を形成したエピタキシャルシリコンウェーハが知られており、CCDやCISといった固体撮像素子に用いられている。この用途に用いられるエピタキシャルシリコンウェーハは、n型のシリコンウェーハ表面上にn型のエピタキシャル層を形成したn/nエピタキシャルシリコンウェーハであることが一般的である。
ここで、半導体デバイスの製造工程では、Fe、Cu、Niなどの金属不純物が半導体ウェーハに混入する工程が多数含まれる。これらの金属不純物が半導体ウェーハ表面近傍の、デバイス活性領域(すなわち、素子形成に使用される領域)内に存在すると、半導体デバイスのデバイス特性が劣化したり、製品の歩留まりを低下させたりする原因となる。例えば固体撮像素子の基板となるエピタキシャルシリコンウェーハに混入した金属不純物は、固体撮像素子の暗電流を増加させる要因となり、白傷欠陥と呼ばれる欠陥を生じさせる。
このような金属不純物による半導体エピタキシャルウェーハの汚染を評価する手法として、半導体エピタキシャルウェーハ中の不純物や欠陥を高感度で測定可能なDLTS(Deep Level Transient Spectroscopy)法が用いられることがある。DLTS法とは、バルクの単結晶ウェーハやエピタキシャル層の表面にショットキーダイオードを形成し、このダイオードに逆方向バイアスのパルスを印加した際に得られるキャパシタンス変化の温度依存性に基づいて、バルク結晶やエピタキシャル層に含まれる重金属の種類とその濃度を測定する方法である。具体的には、ショットキーダイオードに印加する逆方向バイアスを弱めることによってキャリアを深い準位に捕捉させた後、逆方向バイアスを強めることによって空乏層を広げ、これにより深い準位から放出されるキャリアの過渡応答を観測することにより測定を行う。
半導体エピタキシャルウェーハにDLTS法を適用する場合、一般的には以下のようにして行われる。評価対象の半導体エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層表面にショットキー電極を設けることでショットキー接合を形成する。一方、ショットキー電極が形成された側の反対側の面、すなわちベース基板となる半導体ウェーハの裏面にはオーミック電極を形成する。こうすることでショットキーダイオードを作製し、電極間に逆方向バイアスを周期的に印加し、ショットキーダイオードのキャパシタンスの過渡応答を、測定温度域を変化させながら測定する。温度に対するDLTS信号をプロットすると、DLTSスペクトルが得られる。半導体エピタキシャルウェーハの汚染源となる金属不純物に起因する欠陥は、DLTSスペクトルにおいて固有のピーク位置および半値幅を示す。この性質を利用して、DLTSスペクトルから半導体エピタキシャルウェーハを汚染する不純物元素の種類を特定することができる。
例えば、特許文献1には、n型シリコンエピタキシャルウエーハ中の金属不純物による深い準位の濃度をDLTS法によって評価する評価方法が開示されている。
特開2010−103144号公報
ところで、固体撮像素子の技術分野においては、白傷の発生や暗電流の発生による動作不良が近年大きな問題となっている。その原因の多くは、Fe、Cu、Ni等の金属不純物が、デバイス活性領域として使用されるエピタキシャル層内に混入することによると知られている。
ここで、半導体エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層表面にショットキー接合を形成すると、ショットキー電極の直下には空乏層が形成される。エピタキシャル層の誘電率をε、内蔵電位をVbi、逆方向バイアスの印加電圧をV、素電荷をq、ドナー密度(エピタキシャル層の場合、ドーパント濃度)をNとすると、空乏層の厚み(空乏層幅とも呼ばれる)Wは、次式(1)で表される。
したがって、印加電圧が仮に0Vであったとしても、空乏層の厚みWは数μm程度となる。ここで、DLTS法では、空乏層よりもオーミック電極側の領域においてDLTSシグナルが測定される。そのため、半導体エピタキシャルウェーハに対してDLTS法を適用した従来技術は、半導体エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層側の最表面部の汚染状態については適切に評価できていなかった。半導体エピタキシャルウェーハの最表面部における金属不純物の汚染を、DLTS法を用いて評価することのできる方法を確立する必要性を、本発明者は認識した。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、半導体エピタキシャルウェーハの最表面部の汚染を、DLTS法を用いて評価することのできる汚染評価方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明者らは鋭意検討した。半導体エピタキシャルウェーハに測定用のエピタキシャル層を空乏層の厚みよりも厚く設け、その後DLTS法を用いれば、半導体エピタキシャルウェーハとしての最表面部をDLTS法により評価できることを本発明者らは知見し、本発明を完成するに至った。本発明は、上記の知見および検討に基づくものであり、その要旨構成は以下のとおりである。
本発明の、半導体ウェーハの表面にエピタキシャル層が設けられた半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法は、
半導体ウェーハの表面にエピタキシャル層を形成する第1工程と、前記エピタキシャル層の表面に、測定用エピタキシャル層を形成する第2工程と、前記測定用エピタキシャル層の表面に、ショットキー接合を形成する第3工程と、DLTS法によって、前記エピタキシャル層の表面を境界とする、前記エピタキシャル層の前記測定用エピタキシャル層との隣接領域におけるDLTSスペクトルを得る第4工程と、を含み、
前記エピタキシャル層および前記測定用エピタキシャル層は、同一の導電型であり、
前記第2工程において、前記測定用エピタキシャル層の厚みを、前記ショットキー接合により形成される空乏層の厚みよりも大きく形成することを特徴とする。
ここで、前記DLTSスペクトルに基づき、前記DLTSスペクトルに基づき、Mo,Ti,Ta,Mn,WおよびAlからなる群より選択される1種または2種以上の不純物元素に起因する汚染を評価することが好ましい。
また、前記第1工程の後、前記エピタキシャル層の形成に用いたエピタキシャル成長装置から前記半導体エピタキシャルウェーハを取出し、次いで前記第2工程を行うことが好ましい。一方、前記第1工程に次いで、前記第2工程を連続的に行うことも好ましい。
さらに、前記半導体ウェーハがシリコンウェーハであることが好ましい。
また、前記エピタキシャル層がシリコンエピタキシャル層であることも好ましい。この場合、前記シリコンエピタキシャル層がp+型もしくはp++型、またはn+型もしくはn++型であることが好ましい。さらにこの場合、前記測定用エピタキシャル層がp−型またはn−型であることが好ましい。
また、エピタキシャル成長装置の汚染評価方法は、前述の汚染評価方法を用いて評価した半導体エピタキシャルウェーハから、エピタキシャル成長装置の汚染を評価することを特徴とする。この場合、前記第1工程の後、前記エピタキシャル層の形成に用いたエピタキシャル成長装置から前記半導体エピタキシャルウェーハを取出し、次いで前記第2工程が行われる。
本発明によれば、測定用エピタキシャル層を半導体エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層表面に形成し、その後DLTS法を適用するので、半導体エピタキシャルウェーハの最表面部の汚染を、DLTS法を用いて評価することのできる汚染評価方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に従う半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に従う半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法の各工程を説明するための半導体エピタキシャルウェーハを示す模式断面図である。 発明例におけるエピタキシャルシリコンウェーハのDLTSスペクトルを示すグラフである。 参考例におけるエピタキシャルシリコンウェーハのDLTSスペクトルを示すグラフであり、(A)は、グラフ全体を示し、(B)はDLTSシグナルの軸方向に拡大したグラフである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、図2では説明の便宜上、実際の厚さの割合とは異なり、各構成の厚みおよび幅を誇張して示す。
(半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法)
図1のフローチャートおよび図2(A)〜(D)に示すように、本発明の一実施形態に従う半導体ウェーハの汚染評価方法では、半導体ウェーハ10の表面10Aにエピタキシャル層20が設けられた半導体エピタキシャルウェーハ100の汚染を評価する。
すなわち、本実施形態では、半導体ウェーハ10の表面10Aにエピタキシャル層20を形成する第1工程S10(図2(A)〜(B))と、エピタキシャル層20の表面20Aに、測定用エピタキシャル層30を形成する第2工程S20(図2(B)〜(C))と、測定用エピタキシャル層30の表面30Aに、ショットキー接合を形成する第3工程S30(図2(C)〜(D))と、DLTS法によって、エピタキシャル層20の表面20Aを境界とする、エピタキシャル層20の測定用エピタキシャル層30との隣接領域RにおけるDLTSスペクトルを得る第4工程S40と、を含む。ここで、エピタキシャル層20および測定用エピタキシャル層30は、同一の導電型であり、第2工程S20において、測定用エピタキシャル層30の厚みを、ショットキー接合により形成される空乏層Dの厚みよりも大きく形成する。本実施形態により、半導体エピタキシャルウェーハ100のエピタキシャル層側の最表面部に相当する隣接領域Rを、DLTS法を用いて評価することができる。以下、各工程および各構成の詳細を説明する。
まず、半導体ウェーハ10を用意する(図2(A))。半導体ウェーハ10としては、シリコンウェーハを用いることができ、他にも、化合物半導体(例えばGaAs、GaN、SiC)からなるバルクの単結晶ウェーハを用いることもできる。シリコンウェーハとしては、チョクラルスキ法(CZ法)や浮遊帯域溶融法(FZ法)により育成された単結晶シリコンインゴットをワイヤーソー等でスライスしたものを使用することができる。なお、半導体ウェーハには炭素、窒素およびフッ素などのいずれか一つまたは全部が添加されていてもよく、制限されない。さらに、任意のドーパントが添加された、いわゆるn型またはp型基板の半導体ウェーハを用いることができ、ドーパント濃度も制限されない。なお、本明細書において「p型」と表記するときは、単に導電型がp型であることを意味し、ドーパント濃度については区別しない。ドーパント濃度を特定する場合には、p−型、p+型、p++型等と表記する。「n型」の表記についても同様である。
第1工程S10では、半導体ウェーハ10の表面10Aにエピタキシャル層20を形成する(図2(B))。こうして、半導体エピタキシャルウェーハ100が得られる。このようなエピタキシャル層20としては、例えばシリコン単結晶層をエピタキシャル成長させたシリコンエピタキシャル層が挙げられる。シリコンエピタキシャル層は一般的な成長条件により形成することができ、成長条件としては成長温度、成長速度、成長時間、ドーパント濃度、ソースガス種等が代表的である。例えば、水素をキャリアガスとして、ジクロロシラン、トリクロロシランなどのソースガスをチャンバー内に導入し、使用するソースガスによっても成長温度は異なるが、概ね1000〜1200℃の範囲の温度でCVD法により半導体ウェーハ10上にシリコンエピタキシャル層をエピタキシャル成長させることができる。なお、エピタキシャル層20の厚みは特に制限されないが、1〜15μmの範囲内とすることが一般的である。エピタキシャル層20の厚みは、エピタキシャル成長する際の成長時間によって制御することができる。
次に、第2工程S20では、エピタキシャル層20の表面20Aに、測定用エピタキシャル層30を形成する。測定用エピタキシャル層30も、エピタキシャル層20と同様に一般的な条件によりエピタキシャル成長させて形成することができる。ここで、エピタキシャル層20および測定用エピタキシャル層30を形成するときのドーパントガスを同一の導電型とし、エピタキシャル層20および測定用エピタキシャル層30を同一の導電型とする。すなわち、エピタキシャル層20の導電型がp型の場合は、測定用エピタキシャル層30もp型とする。また、エピタキシャル層20の導電型がn型の場合は、測定用エピタキシャル層30もn型とする。なお、測定用エピタキシャル層30は、エピタキシャル層20と同じ材料から構成することができる。例えば、エピタキシャル層20がシリコンエピタキシャル層である場合には、測定用エピタキシャル層30もシリコンエピタキシャル層とすればよい。
また、本第2工程S20では、ショットキー接合に伴う空乏層D(図2(D)参照、第3工程において後述する。)の厚みよりも、測定用エピタキシャル層30の厚みを大きく形成する。空乏層Dの厚みは既述の式(1)により定まるので、後続の第3工程および第4工程を予め考慮すれば、測定用エピタキシャル層30の厚みを適切に定めることができる。例えば、測定用エピタキシャル層30の比抵抗(ドーパント濃度に従い定まる)およびショットキー電極50の材料等に応じて形成する測定用エピタキシャル層30の厚みを定めてればよい。
第3工程S30では、測定用エピタキシャル層の表面30Aに、ショットキー接合を形成する。ショットキー接合は、測定用エピタキシャル層の表面30Aにショットキー電極50を設けることで形成することができる(図2(D))。なお、ショットキー電極には、アルミニウム、チタン、アンチモン、金等の従来公知の金属材料を用いることができる。測定用エピタキシャル層の表面30Aにショットキー接合が形成されることで、測定用エピタキシャル層30のショットキー電極50の下部には空乏層Dが形成される。
最後に、第4工程S40では、DLTS法によって、エピタキシャル層20の表面20Aを境界とする、エピタキシャル層20の測定用エピタキシャル層30との隣接領域RにおけるDLTSスペクトルを得る。隣接領域R部分のDLTS測定を行うには、測定用エピタキシャル層の厚みおよび比抵抗等に応じて、逆方向バイアスの印加電圧を適宜調整すればよい。隣接領域Rは、半導体エピタキシャルウェーハ100のエピタキシャル層20側の最表面部に相当する。DLTSスペクトルにピークが存在すれば、そのピークは特定の金属不純物または欠陥に起因する深い準位の存在を示すこととなるため、得られたDLTSスペクトルから隣接領域Rの汚染を評価することができる。
なお、本工程のDLTS法による測定において、第3工程で形成したショットキー電極50がプローブ側となる。この際、図示しないが、ショットキー電極50と反対側の半導体ウェーハ10の表面に、引き出し電極としての裏面電極(ステージ側に相当、図示せず)を形成するのが一般的である。なお、ショットキー電極50と裏面電極との間には測定回路(図示せず)が接続される。DLTS法により、ステージの温度を掃引しながら、測定回路によってショットキー電極50と裏面電極との間にパルスを印加し、キャパシタンスの変化を検出してDLTSシグナルを得る。エピタキシャル層20がシリコンエピタキシャル層からなる場合、300K以下の低温領域を掃引することが一般的である。
以上のとおり、本発明に従う一実施形態では、測定用エピタキシャル層30を半導体エピタキシャルウェーハ100のエピタキシャル層20の表面20Aに形成し、その後DLTS法を適用するので、半導体エピタキシャルウェーハ100の最表面部(隣接領域Rに相当)の汚染を、DLTS法を用いて評価することができる。
なお、本実施形態において、第1工程S10におけるエピタキシャル層20の成長条件と、第2工程S20における測定用エピタキシャル層30の成長条件とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。但し、既述のとおり測定用エピタキシャル層30の厚みを、空乏層Dの厚みよりも大きく形成することとする。
ところで、半導体エピタキシャルウェーハが、例えばエピタキシャルシリコンウェーハである場合、エピタキシャルシリコンウェーハの汚染物質となり得る不純物元素としてNi等が知られており、Niの拡散速度は、Fe等に比べれば比較的速い。そのため、測定用エピタキシャル層30を形成する前には隣接領域Rに存在していたNi等の拡散速度の速い不純物元素は、測定用エピタキシャル層30を形成するときの熱処理(概ね1000〜1200℃)により大部分が拡散してしまう。エピタキシャルシリコンウェーハがゲッタリングシンクを有する場合、拡散は特に顕著となる。反対に、拡散速度の遅い元素であれば、測定用エピタキシャル層30を形成するときの熱処理を経ても、隣接領域Rに大部分が残存する。そこで、本実施形態を、第4工程により得られたDLTSスペクトルに基づき、隣接領域Rにおける、拡散速度の遅い不純物元素に起因する汚染の評価に用いることが好ましい。実施例においても後述するが、DLTSスペクトルから拡散速度の速い不純物元素に起因するピークの強度が弱まり、拡散速度の遅い不純物元素に起因するピークに焦点を当てることができ、評価しやすくなる。このような意味での拡散速度の遅い不純物元素としては、Mo,Ti,Ta,Mn,WおよびAl等を例示することができる。すなわち、本実施形態に従う汚染評価方法は、Mo,Ti,Ta,Mn,WおよびAlからなる群より選択される1種または2種以上の不純物元素に起因する汚染の評価に適用することが好ましい。
なお、本実施形態に従う汚染評価方法は、Ni等の拡散速度の速い不純物元素であっても、その汚染評価を行うことができることは勿論である。例えば、拡散速度の速い不純物元素の汚染を評価する場合には、半導体エピタキシャルウェーハにゲッタリングシンクを設けずに本実施形態を適用すれば、上述のような拡散によるピーク強度低減の問題を比較的抑制することができる。また、本実施形態において、上記隣接領域RでのDLSTスペクトルの取得に加えて、測定用エピタキシャル層30の空乏層Dよりエピタキシャル層20側の領域と、エピタキシャル層20の隣接領域Rよりも半導体ウェーハ10側の領域とのDLTSスペクトルを併せて取得し、これらを対比することで、拡散速度の速い不純物元素の汚染を評価することもできる。
ここで、既述のとおり、測定用エピタキシャル層30と導電型が同じである限りは、エピタキシャル層20の比抵抗(すなわちドーパント濃度)は本実施形態において特に制限されない。しかしながら、エピタキシャル層20がp+型もしくはp++型、またはn+型もしくはn++型の低抵抗のシリコンエピタキシャル層である場合に本実施形態に従う評価方法を用いることも有用であり、好ましい。その理由を以下に説明する。
DLTS法の測定精度には、ショットキーダイオードのリーク電流が大きく影響する。具体的には、逆方向のリーク電流が高い場合、DLTSシグナルのピーク強度が低下することが知られている。一例として、被測定部材の比抵抗が10Ω・cmである場合と、比抵抗が50Ω・cmである場合とで、必要となる逆方向バイアスを具体的に検討すると、以下のとおりである。最表面から深さ5μmの位置の領域の測定を行う場合、比抵抗50Ω・cmの被測定部材では約2Vの逆方向バイアスを要する。一方、比抵抗10Ω・cmの被測定部材では約20Vもの逆方向バイアスを要する。このように、逆方向バイアスが大きくなるにつれてリーク電流も除々に大きくなるため、DLTS法で精度よく測定を行う上では、印加可能なバイアスに限界がある。したがって、低抵抗のエピタキシャル層を有する半導体エピタキシャルウェーハに直接DLTS法を適用すると、測定精度の悪化は避けられない。しかしながら、本実施形態に従う汚染評価方法では、測定用エピタキシャル層30を形成するため、このようなリーク電流による測定精度の悪化を抑制することができるため、好ましい。この効果を確実に得るためには、測定用エピタキシャル層30を、p−型またはn−型とすることが好ましい。
なお、本明細書において、比抵抗が1Ω・cm以上である場合にp−型に分類し、0.01Ω・cm以上1Ω・cm未満である場合にp+型に分類し、0.01Ω・cm未満である場合にp++型に分類することとする。n−型、n+型、n++型についても、同様の比抵抗の数値範囲により分類することとする。
ここで、本実施形態に従う汚染評価方法において、第1工程S10に次いで、第2工程S20を連続的に行ってもよい。この場合、エピタキシャル層20および測定用エピタキシャル層30を形成するために要する合計のエピタキシャル成長時間により第1工程S10および第2工程S20を区分する。すなわち、半導体エピタキシャルウェーハ100のエピタキシャル層20の厚みに相当するエピタキシャル層が形成されるまでの時間帯を第1工程S10とし、以降の時間帯を第2工程S20とする。なお、ここで言う第1工程S10に次いで、第2工程S20を「連続的に」行うとは、第1工程S10と、第2工程S20とで、成長条件を変更するためにエピタキシャル成長が一旦中断される場合も含むものとする。この場合、エピタキシャル成長に起因する半導体エピタキシャルウェーハ100への汚染を評価することができる。
一方、本実施形態に従う汚染評価方法において、第1工程S10の後、エピタキシャル層20の形成に用いたエピタキシャル成長装置から半導体エピタキシャルウェーハ100を取出し、次いで第2工程S20を行うことも好ましい。一旦半導体エピタキシャルウェーハ100を取出すと、エピタキシャル成長処理における一連の工程(投入、昇温、成長、冷却および取り出し等)を経て取り込まれた金属不純物を正確に評価することができる。そのため、DLTS法により得られた隣接領域RにおけるDLTSスペクトルから、第1工程S10における汚染原因、すなわちエピタキシャル成長装置の汚染状態を評価することができる。なお、第1工程S10の後に半導体エピタキシャルウェーハ100を取出す場合、第2工程S20で用いるエピタキシャル成長装置は、第1工程S20と同じでもよいし、異なっていてもよい。
(エピタキシャル成長装置の汚染評価方法)
そこで、本発明の一実施形態に従うエピタキシャル成長装置の汚染評価方法は、前述の半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法において、第1工程S10の後、エピタキシャル層20の形成に用いたエピタキシャル成長装置から半導体エピタキシャルウェーハ100を取出し、次いで第2工程S20を行い、これによって評価した半導体エピタキシャルウェーハ100から、エピタキシャル成長装置の汚染を評価することを特徴とする。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらは代表的な実施形態の例を示したものであって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
(発明例)
CZ単結晶から得たp+型シリコンウェーハ(直径:300mm、厚み:775μm、ドーパント種類:ボロン、比抵抗:0.01〜0.05Ω・cm(ドーパント濃度:8×1017〜8×1018atoms/cm))を用意した。次いで、このp型シリコンウェーハを枚葉式エピタキシャル成長装置(アプライドマテリアルズ社製)内に搬送し、装置内で1120℃の温度で30秒の水素ベーク処理を施した後、水素をキャリアガス、トリクロロシランをソースガス、1150℃でCVD法により、シリコンウェーハの表面上にp−型のシリコンエピタキシャル層(厚さ:5μm、ドーパント種類:ボロン、比抵抗:50Ω・cm(ドーパント濃度:2.6×1014atoms/cm))をエピタキシャル成長させた。以下、実施例においてこのシリコンエピタキシャル層を「1層目のエピタキシャル層」と称する。
次に、1層目のエピタキシャル層を形成したp+型シリコンウェーハを、上記エピタキシャル成長装置から取り出した。その後、再びエピタキシャル成長装置に、上記1層目のエピタキシャル層を形成したp+型シリコンウェーハを投入した。そして、上記1層目のエピタキシャル層の表面に、さらに測定用のエピタキシャル層(以下、2層目のエピタキシャル層)と称する。)をエピタキシャル成長させた。すなわち、装置内で1120℃の温度で30秒の水素ベーク処理を施した後、水素をキャリアガス、トリクロロシランをソースガス、1150℃でCVD法により、1層目のエピタキシャル層の表面上に2層目のエピタキシャル層(厚さ:4μm、ドーパント種類:ボロン、比抵抗:50Ω・cm(ドーパント濃度:2.6×1014atoms/cm))を形成し、サンプルウェーハ1を作製した。
その後、サンプルウェーハ1の2層目のシリコンエピタキシャル層表面にショットキー電極(プローブ側)を形成し、裏面に引き出し電極として裏面電極(ステージ側)を形成した。2層目のエピタキシャル層表面から、厚み方向に4.0〜5.5μmの領域(すなわち、1層目のエピタキシャル層(厚み5μm)の表面を境界とし、2層目のエピタキシャル層(厚み4μm)との隣接領域)の測定を、逆方向バイアスを5V、パルス電圧を2Vとして測定した。併せて、2層目のエピタキシャル層表面から、2.5〜4.0μmの領域を、逆方向バイアスを2V、パルス電圧を0Vとして測定した。さらに、2層目のエピタキシャル層表面から、5.5〜8.0μmの領域を、逆方向バイアスを12V、パルス電圧を5Vとして測定した。上記3領域を、2層目のエピタキシャル層表面から順に第1領域、第2領域、第3領域と称する。すなわち、測定領域および測定条件は表1のとおりとなる。なお、この第2領域が、図2(D)における隣接領域Rに相当する。
サンプルウェーハ1の上記各領域において、DLTS法を用いてDLTSシグナルを取得し、DLTSスペクトルを得た。各領域のDLTSスペクトルを図3に示す。なお、DLTSシグナルの強度は任意単位(A.U.)で記載している。
図3に示す第2領域(4.0〜5.5μm)のDLTSスペクトルは、従来技術では(ショットキー障壁の内蔵電位のために拡がるため、)空乏層の影響によって測定することのできない部分であるが、本発明例によってDLTSスペクトルを取得できていることが確認された。また、このDLTSスペクトルから、第2領域では約170K、約200Kおよび約235Kの位置にピークが存在することが明確に確認できた。なお、第2領域(4.0〜5.5μm)のDLTSスペクトルを、第1領域(2.5〜4.0μm)および第3領域(5.5〜8.0μm)のDLTSスペクトルとも比較すると、約170Kおよび約200Kの位置のピークは、拡散速度の遅い不純物元素に起因する汚染であることが推定される。一方、約235Kの位置のピークは、拡散速度が比較的速い不純物元素に起因する汚染であることも推定される。
さらに、第1領域には約175Kの位置にピークが存在するが、第2領域および第3領域ではこの位置にピークが存在しないので、1層目のエピタキシャル層を形成する際には、エピタキシャル装置は汚染していなかったと評価することもできる。
(参考例)
サンプルウェーハ1において、1層目のエピタキシャル層を形成した後、2層目のエピタキシャル層を形成しなかった以外は同じ条件で、サンプルウェーハ2を作製した。すなわち、サンプルウェーハ2のエピタキシャル層の厚みは5μmである。
このサンプルウェーハ2について、発明例と同様にショットキー電極と裏面電極を形成し、サンプルウェーハ2のエピタキシャル層表面から2.5〜4.0μmの領域のDLTSスペクトルを測定した。結果を図4(A),(B)に示す。図4(B)は、図4(A)のDLTSスペクトルを拡大したグラフである。なお、サンプルウェーハ2のエピタキシャル層側の最表面部は、既述のとおり空乏層となるため、DLTS法を適用できない。
図4(A),(B)から、165K〜200Kの温度域に複数のピークが存在することが推定される。ただし、発明例の場合と異なり、本参考例では測定用のエピタキシャル層を形成していないので、この温度域には拡散速度の速い不純物元素に起因するピークも、拡散速度の遅い不純物元素に起因するピークも含まれると推定される。グラフ形状からは、ピークの数が2または3以上であることまでは読み取れるが、明確にピークの温度域およびピークの数を特定することはできない。なお、約235Kの位置にピークが存在すことは読み取れることができる。また、図3と、図4とを比較すると、発明例は拡散速度の遅い不純物元素に起因するピークの特定に、より有用であることがわかる。
本発明によれば、半導体エピタキシャルウェーハの最表面部の汚染を、DLTS法を用いて評価することのできる汚染評価方法を提供することができる。
10 半導体ウェーハ
20 エピタキシャル層
30 測定用エピタキシャル層
50 ショットキー電極
100 半導体ウェーハ
D 空乏層
R 隣接領域

Claims (9)

  1. 半導体ウェーハの表面にエピタキシャル層が設けられた半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法であって、
    半導体ウェーハの表面にエピタキシャル層を形成する第1工程と、
    前記エピタキシャル層の表面に、測定用エピタキシャル層を形成する第2工程と、
    前記測定用エピタキシャル層の表面に、ショットキー接合を形成する第3工程と、
    DLTS法によって、前記エピタキシャル層の表面を境界とする、前記エピタキシャル層の前記測定用エピタキシャル層との隣接領域におけるDLTSスペクトルを得る第4工程と、を含み、
    前記エピタキシャル層および前記測定用エピタキシャル層は、同一の導電型であり、
    前記第2工程において、前記測定用エピタキシャル層の厚みを、前記ショットキー接合により形成される空乏層の厚みよりも大きく形成することを特徴とする、半導体エピタキシャルウェーハの汚染評価方法。
  2. 前記DLTSスペクトルに基づき、Mo,Ti,Ta,Mn,WおよびAlからなる群より選択される1種または2種以上の不純物元素に起因する汚染を評価する、請求項1に記載の汚染評価方法。
  3. 前記第1工程の後、前記エピタキシャル層の形成に用いたエピタキシャル成長装置から前記半導体エピタキシャルウェーハを取出し、次いで前記第2工程を行う、請求項1または2に記載の汚染評価方法。
  4. 前記第1工程に次いで、前記第2工程を連続的に行う、請求項1または2に記載の汚染評価方法。
  5. 前記半導体ウェーハがシリコンウェーハである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の汚染評価方法。
  6. 前記エピタキシャル層がシリコンエピタキシャル層である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の汚染評価方法。
  7. 前記シリコンエピタキシャル層がp+型もしくはp++型、またはn+型もしくはn++型である、請求項6に記載の汚染評価方法。
  8. 前記測定用エピタキシャル層がp−型またはn−型である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の汚染評価方法。
  9. 請求項3に記載の汚染評価方法または請求項3に従属する請求項5〜8のいずれか1項に記載の汚染評価方法を用いて評価した半導体エピタキシャルウェーハから、エピタキシャル成長装置の汚染を評価することを特徴とするエピタキシャル成長装置の汚染評価方法。

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