JP6059999B2 - 水溶液の濃縮装置及び方法 - Google Patents
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Description
図1は、水溶液の濃縮装置の概略構成図である。
[水溶液の濃縮方法]
(一次稼働)
一次稼働は、ボイラ37が稼働された状態でTVR5により行われる。この一次稼働では、コントローラ11の制御によりTVR切換弁9及びボイラ切換弁35が開かれ、MVR切換弁10が閉じられる。
一次稼働により、TVR5の駆動圧力が設定圧になり、この設定圧になってからタイマ稼働により設定時間経過すると、加熱室13内にMVR7による二次稼働を可能にする蒸気が満たされた条件を検出したものとする。この検出でコントローラ11が、TVR切換弁9、MVR切換弁10等を切換制御してTVR5の一次稼働からMVR7の二次稼働へ切り換える。
MVR7の故障等による稼働不可時は、復旧が困難であることを作業者が確認し、レバー操作などの手動によりTVR切換弁9を開き、MVR切換弁10を閉じる。
[作用効果]
本発明実施例の水溶液の濃縮装置は、抽出分離工程から供給された生薬の抽出液を蒸気と熱交換させて蒸発濃縮する蒸発缶3と、この蒸発缶3に接続され蒸発缶3内の蒸気をボイラ37からの駆動蒸気により引き込みながら駆動蒸気と共に蒸発缶3に供給して一次稼働を行わせるTVR5と、蒸発缶3にTVR5とは別個に吐出側が接続され蒸発缶3内の蒸気を引き込み圧縮してから蒸発缶3に供給し二次稼働を行わせるMVR7と、TVR5の一次稼働とMVR7の二次稼働とを切り換えるTVR切換弁9及びMVR切換弁10とを備えた。
3 蒸発缶(蒸発濃縮容器)
5 エジェクタ
7 圧縮機
9 TVR切換弁(切換弁)
10 MVR切換弁(切換弁)
11 コントローラ(切換制御部、タイマ(蒸気検出部))
61 駆動圧検出センサ(蒸気検出部)
Claims (16)
- 供給された水溶液を蒸気と熱交換させて蒸発濃縮する蒸発濃縮容器と、
この蒸発濃縮容器に接続され該蒸発濃縮容器内の蒸気を蒸気源からの駆動蒸気により引き込みながら駆動蒸気と共に前記蒸発濃縮容器に供給して一次稼働を行わせるエジェクタと、
前記蒸発濃縮容器に吐出側が接続され前記蒸発濃縮容器内の蒸気を引き込み圧縮してから前記蒸発濃縮容器に供給し二次稼働を行わせる圧縮機と、
前記エジェクタの一次稼働と前記圧縮機の二次稼働とを切り換える切換弁と、
前記一次稼動のときに前記蒸発濃縮容器に供給された前記駆動蒸気を含む前記蒸発濃縮容器内の蒸気の条件の検出により前記一次稼働から前記二次稼働へ切り換えるように前記切換弁を切り換え制御する切換制御部と、
を備えたことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項1項記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記蒸発濃縮容器内に前記圧縮機による二次稼働を可能にする蒸気が満たされる条件を検出する蒸気検出部を備え、
前記切換制御部は、前記蒸気検出部が前記条件を検出したとき前記一次稼働から前記二次稼働へ切り換えるように前記切換弁を切り換え制御する、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項1又は2項記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記蒸気検出部は、前記エジェクタの駆動圧力が設定圧になったことを検出する駆動圧検出センサと、前記設定圧になってから設定時間経過することを検出するタイマとを備えた、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項1〜3の何れか1項記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記切換制御部は、前記一次稼働から前記二次稼働へ切り換えるとき前記エジェクタと前記圧縮機とを同時に稼働させる、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項1〜4の何れか1項記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記圧縮機の稼働不可を検出する不稼働検出部を備え、
前記切換制御部は、前記不稼働検出部が前記圧縮機の稼働不可を検出すると、前記圧縮機の二次稼働から前記エジェクタの一次稼働へ戻し、前記圧縮機を介さずに前記エジェクタの一次稼働を行わせるように前記切換弁の切り換えを戻す、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項1〜5の何れか1項記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記水溶液は、溶媒を用いて原料物質から抽出された物質の水溶液である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項6記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記物質は、薬剤である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 請求項7記載の水溶液の濃縮装置であって、
前記薬剤は、生薬、生薬の組合せ、漢方薬である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮装置。 - 供給された水溶液を蒸気と熱交換させて蒸発濃縮する蒸発濃縮容器と、
水溶液が供給された蒸発濃縮容器に対し該蒸発濃縮容器内の蒸気を蒸気源からの駆動蒸気により引き込みながら駆動蒸気と共に供給して一次稼働を行わせるエジェクタと、
前記蒸発濃縮容器に前記エジェクタとは別個に吐出側が接続され前記蒸発濃縮容器内の蒸気を引き込み圧縮してから前記蒸発濃縮容器に供給して二次稼働を行わせる圧縮機とを備え、
前記一次稼動のときに前記蒸発濃縮容器に供給された前記駆動蒸気を含む前記蒸発濃縮容器内の蒸気の条件の検出により前記エジェクタの一次稼働後に前記圧縮機の二次稼働へ切り換えて前記蒸発濃縮を行わせる、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項9記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記エジェクタの一次稼働は、前記蒸発濃縮容器内に前記圧縮機による二次稼働を可能にする蒸気が満たされるまで行わせる、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項10記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記エジェクタの一次稼働により前記蒸気が満たされる条件を、前記エジェクタの駆動圧力が設定圧になったこと、及びこの設定圧になってから設定時間経過することとする、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項9〜11の何れか1項記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記一次稼働から前記二次稼働へ切り換えるとき前記エジェクタと前記圧縮機とを同時に稼働させる、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項9〜12の何れか1項記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記圧縮機の稼働不可時に、前記圧縮機の二次稼働から前記エジェクタの一次稼働へ戻し、前記圧縮機を介さずに前記エジェクタの一次稼働を行わせる、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項9〜13の何れか1項記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記水溶液は、原料物質から溶媒を用いて抽出された物質の水溶液である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項14記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記物質は、薬剤である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。 - 請求項15記載の水溶液の濃縮方法であって、
前記薬剤は、生薬、生薬の組合せ、漢方薬である、
ことを特徴とする水溶液の濃縮方法。
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