JP6058452B2 - ブラケット取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、部品取付用のブラケットを取付基材に締結部材により固定するようにしたブラケット取付構造に関するものである。
自動車等の車両においては、車幅方向に延びるステアリングサポートメンバをインストルメントパネル内に車体強度部材として設けている。このステアリングサポートメンバには、例えば、ステアリングコラムが支持される他に、ボルテージスタビライザー,オーディオ機器等の電子機器(車載部品)がブラケットを介して取付けられる。
このブラケットの取付構造としては、車体強度部材に第1ブラケット固定面を設け、上端部が車体強度部材に固定されたステーに第2下側ブラケット固定面を設けて、車載部品取付ブラケットを第1、第2ブラケット固定面に固定ネジ等の締結部材で締付固定するようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このブラケットの取付構造では、車体強度部材にT字状係止穴を設け、このT字状係止穴に係止させるT字状係止片(仮保持部)を車載部品取付ブラケットに設けている。この車体強度部材のT字状係止穴は、車幅方向に延びる挿入穴部と,この挿入穴の車幅方向中央から下方に延びる縦係合穴部から、T字状に形成されている。一方、車載部品取付ブラケットのT字状係止片は、車幅方向に延びる横係合片部と、横係係合片部の車幅方向中央から下方に細幅で延びる縦係合片部から、T字状に形成されている。
そして、車載部品取付ブラケットを車体強度部材に取付ける際には、先ず車載部品取付ブラケットに設けたT字状係止片の横係合片部及び縦係合辺部を車体強度部材に設けたT字状係止穴の挿入孔部に挿入する。この後、T字状係止片の縦係合片部をT字状係止穴の挿入孔部から縦係合穴部に移動させて、T字状係止片の縦係合片部がT字状係止穴の縦係合穴部に係合させる。これにより、T字状係止片の横係合片部がT字状係止穴を設けた部分の裏面に係止させられて、車載部品取付ブラケットが車体強度部材に仮保持させられる。
特願2006−15880
ところで、上述したブラケットの取付構造では、T字状係止片の縦係合片部をT字状係止穴の挿入孔部から縦係合穴部に移動させる際に、T字状係止穴の縦係合穴部がT字状係止片の縦係合片部により隠れて見えにくい。このため、T字状係止片の縦係合片部をT字状係止穴の挿入孔部から縦係合穴部にスムーズ且つ迅速に移動させることができないものであった。
また、上述したブラケットの取付構造では、一対の車載部品取付ブラケット及び一対のステーを用いて車載部品を車体強度部材に取付けるようにしているため、部品点数が多くなるものであった。
そこで、この発明は、部品取付用の一つのブラケットを取付基材にスムーズに仮保持させることができるブラケット取付構造を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、発明は、ブラケットを取付基材に仮保持させる仮保持部と、前記ブラケットの当接面を前記取付基材の取付面に当接させて締結部材で締結可能な締結固定部を備えるブラケット取付構造において、前記仮保持部は、前記当接面を有する当接部の互いに反対側の部分に突設された一対の係止片と、前記取付基材の前記取付面を挟む位置に設けられ且つ前記一対の係止片がそれぞれ挿入係止可能な一対の係止穴とを有し、前記一対の係止片は、前記取付面への前記当接部から突出する延設部と、前記延設部の先端部に側方に向けて突設され且つ前記取付面の裏面に沿って延びる係止突部からL字状又は逆L字状に形成されていると共に、前記当接部の所定の基準点を中心に点対称に設けられ、少なくとも前記一方の係止穴は、前記係止片の先端部の前記係止突部が突出する方向の寸法と等しいかまたはそれよりも大きい寸法を有する突部挿通穴部と、前記延設部の幅寸法と等しい幅寸法を有する移動規制穴部からL字状又は逆L字状に形成され、前記係止突部が移動規制穴部に当接する仮保持状態では、前記当接部に形成されたネジ挿通孔が、前記取付面に形成されたネジ穴に一致することを特徴とする。
また、発明は、前記締結部材は前記取付面の所定点を中心に締付回転させることにより前記ブラケットの当接部を前記取付基材の取付部に締め付け固定可能に設けられていると共に、少なくとも前記一方の係止穴は、前記一方の係止片の延設部の両側縁のうち前記締結部材の締付回転方向前側における側縁を当接させて、前記一方の係止片の前記締付回転方向への移動規制をさせる移動規制内側縁を有することを特徴とする。
更に、発明は、ブラケットを取付基材に仮保持させる仮保持部と、前記ブラケットの当接面を前記取付基材の取付面に当接させて締結部材で締結可能な締結固定部を備えるブラケット取付構造において、前記仮保持部は、前記当接面を有する当接部の互いに反対側の部分に突設された一対の係止片と、前記取付基材の前記取付面を挟む位置に設けられ且つ前記一対の係止片がそれぞれ挿入係止可能な一対の係止穴とを有し、前記一対の係止片は、前記取付面への前記当接部から突出する延設部と、前記延設部の先端部に側方に向けて突設され且つ前記取付面の裏面に沿って延びる係止突部からL字状又は逆L字状に形成されていると共に、前記当接部の所定の基準点を中心に点対称に設けられ、前記締結部材は前記取付面の所定点を中心に締付回転させることにより前記ブラケットの当接部を前記取付基材の取付部に締め付け固定可能に設けられていると共に、少なくとも前記一方の係止穴は、前記一方の係止片の延設部の両側縁のうち前記締結部材の締付回転方向前側における側縁を当接させて、前記一方の係止片の前記締付回転方向への移動規制をさせる移動規制内側縁を有することを特徴とする。
また、発明は、前記係止突部は前記締付回転方向と逆方向へ向けて延びることを特徴とする。
また、発明は、前記延設部は、前記取付面の表面に当接可能な係合部および前記係止穴に挿通される挿通部を有すると共に、前記係止突部と前記係合部は前記取付部を挟持可能な間隔に設けられていることを特徴とする。
また、発明は、前記一方の係止片および他方の係止片の前記締付回転方向における前側の側縁が、前記所定の基準点を通り且つ前記係止片の延設部に沿う方向に延びる基準線に対し、前記締付回転方向と反対方向にオフセットされていることを特徴とする。
また、発明は、前記基準線は、前記締結部材を螺着するために前記取付面に形成されたネジ孔および前記当接部に形成されたネジ挿通孔の中心を通って上下方向へ向くように設定されたことを特徴とする。
また、発明は、前記取付基材は、車両の車室内前部に設置された車体強度部材であり、前記ブラケットは車両用電子機器を取付けるための電子機器取付部を有することを特徴とする。
発明によれば、部品取付用の一つのブラケットを取付基材にスムーズに仮保持させることができる。しかも、前記ブラケットに取り付けられる車載部品が左右反対向きに取り付けられる場合に、ブラケットを上下反転させて仮保持および固定を行わせることができる。また、ブラケットの取付基材への組み付けが容易である。加えて、突部挿通穴部に係止片の先端部を挿入するだけで、幅方向の位置調整を行うことなく、移動規制穴部によって延設部の幅方向の移動規制を行うことができる。
発明によれば、締結部材の締付回転方向における前記係止片の移動規制を前記一方の係止穴で行うことができ、締結部材を締結する際のガタ付きなどをなくすことができる。
発明によれば、部品取付用の一つのブラケットを取付基材にスムーズに仮保持させることができる。しかも、前記ブラケットに取り付けられる車載部品が左右反対向きに取り付けられる場合に、ブラケットを上下反転させて仮保持および固定を行わせることができる。また、ブラケットの取付基材への組み付けが容易である。加えて、締結部材の締回転方向における前記係止片の移動規制を前記一方の係止穴で行うことができ、締結部材を締結する際のガタ付きなどをなくすことができる。
発明によれば、係止片の締付回転方向と逆方向側が取付部の裏面に確実に係止されることにより、締付回転方向における係止片の移動規制を補助することができる。
発明によれば、取付面の面方向の位置規定を行わせることができる。
発明によれば、締付回転方向に対して前記係止片の移動規制をより安定させることができる。
発明によれば、締結部材による締結を安定させると共に、重力を利用して上下方向の位置規定を行わせることができる。
発明によれば、前記ブラケットに取り付けられる車両用電子機器が左右反対向きに取り付けられる場合に、ブラケットを上下反転させて仮保持および固定を行わせることができる。
この発明に係るブラケット取付構造が適用される取付基材を有するインストルメントパネルの概略斜視図である。 図1の取付基材である車体強度部材と部品取付用のブラケットとの関係を示す要部斜視図である。 図2の固定ボルトを取り付ける前におけるブラケットの仮保持状態の説明図である。 図2のA1−A1線に沿う断面図である。 (a)は図2のステーの正面図、(b)は(a)の変形例を示すステーの正面図である。 図2のブラケットの斜視図である。 (a)は図5のブラケットの説明図、(b)は(a)のブラケットの変形例を示す説明図である。
以下、本発明の に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
[構成]
図1は本発明に係るブラケット取付構造が適用されるインストルメントパネルの概略斜視図、図2は図1の車体強度部材と部品取付用のブラケットの関係を示す要部斜視図である。
図1において、1は自動車の車室前部に設けられるインストルメントパネルである。このインストルメントパネル1内には,車幅方向に延びる車体強度部材2が車体側の取付基材として配設されている。この車体強度部材2は、車幅方向両端部が車体前部の側壁に固定されている。
この車体強度部材2は、クロスカービーム、或いは、図示しないステアリングコラムを支持することにより、ステアリングサポートメンバなどと呼ばれるものである。この車体強度部材2は、図1に示したように車幅方向へ延びる金属製の車体強度部材本体3と、上下方向に延びる金属製でコ字状のステー4を備えている。このステー4は、板面が車両後方および車両前側に向けられている。このステー4の車両前後方向の前側の面を車室側から見た裏面4a(図4参照)とする。
このステー4には、図2に示したように、車載部品取付用のブラケット5がこの発明の実施例に係るブラケット取付構造により取り付けられる。このブラケット取付構造は、図2,図4に示したように、ブラケット5をステー4に締結させる締結固定部6と、ブラケット5を車体強度部材(取付部材)2のステー4に仮保持させる第1,第2仮保持部7a,7bを有する。
このステー4は、図4,図5(a)に示したように、車両前後方向の車室側に取付面8aが設けられたブラケット取付部8を有する。また、ステー4は、上下に位置させられ且つブラケット取付部8の取付面8aを挟む位置に設けられた一対の係止穴9,10を有する。
係止穴9は、図5(a)に示したように上下に縦長に延びる移動規制穴部9aと、移動規制穴部9aの上縁部に連設された突部挿入穴部9bから逆L字状に形成されている。この突部挿入穴部9bは、移動規制穴部9aの幅より幅広に形成されている。しかも、係止穴9には、移動規制穴部9aと突部挿入穴部9bに跨がって直線状に延びる移動規制内側縁9cを有する。尚、移動規制穴部9aと突部挿入穴部9bとの角部には通常の面取よりも大きいR状のガイド部Gが設けられている。このガイド部Gは、斜めの傾斜する傾斜部でも良い。
また、係止穴10の幅は、図5(a)に示したように突部挿入穴部9bの幅と同一に形成されている。さらに、ブラケット取付部8の取付面8aには一対のネジ穴11a,11bが上下に間隔をおいて形成されている。そして、係止穴10の左側には移動規制内側縁10bが設けられている。
ブラケット5は、図2に示したように、車載部品である電子機器を取り付ける車載部品取付部(電子部品取付部)12と、この車載部品取付部12に垂直に連設された当接部13を有する(図3,図4,図6,図7(a)参照)。この車載部品取付部12と当接部13は金属板を折り曲げることにより一体に形成されている。
この当接部13には、図4に示したように、ネジ挿通孔14,15が車載部品取付部12に沿う方向に間隔をおいて形成されている。このネジ挿通孔14,15は、図4に示したように、上下に間隔をおいて設けられていると共に、ネジ穴11a,11bに一致させられている。また、ネジ挿通孔14は、ネジ挿通孔15より径が大きく、且つ横長の長孔に形成されている。
また、当接部13の上下縁部(互いに反対側の部分)には、図2に示したように、一対の係止片16,17がそれぞれ一体に設けられている(図3,図4,図6,図7参照)。
この一方の係止片16は、当接部13の上縁部から上方に向けて帯板状に延びる延設部16aと、延設部16aの先端部に側方に向けて突設された係止突部16bから、逆L字状に形成されている。延設部16aは、図4に示したように取付面8aに当接する移動規制部(当接係合部)16a1と、移動規制部16a1と係止突部16bに傾斜して連設され且つステー4の係止穴9に挿通された移動規制部(挿通部)16a2を有する。また、係止突部16bは、ステー4の裏面4aに沿って延びて、図4に示したように裏面4aに当接させられている。この係止穴9の移動規制穴部9aの幅(幅方向の寸法)は、係止片16の移動規制部16a1が幅方向に遊びなく係合可能な幅(寸法)に形成されている。
また、係止片17は、当接部13の下縁部から下方に向けて帯板状に延びる延設部17aと、延設部17aの先端部に側方に向けて突設された係止突部17bから、L字状に形成されている。この延設部17aは、図4に示したように取付面8aに当接する移動規制部(当接係合部)17a1と、移動規制部17a1と係止突部17bに傾斜して連設され且つステー4の係止穴10に挿通された移動規制部(挿通部)17a2を有する。また、係止突部17bは、ステー4の裏面4aに沿って延びて、図4に示したように裏面4aに当接させられている。なお、係止片17の移動規制部17a1の幅は、係止片16の移動規制部16a1と同じ幅に形成されている。
さらに、係止片16,17は、図7に示したように、所定の基準点Aを中心に点対称に設けられている。ここで言う点対称には、厳密な意味での数学的な点対称や、多少の寸法バラツキや多少の形状の相違がある係止片16,17の略点対称な配置も含まれるものとする。例えば、係止突部16b,17bの突出量や上下方向の寸法が多少異なるものや、係止突部16b,17bの形状が多少異なる場合も、係止片16,17は略点対称に配置される。この略点対称な配置の場合も、点対称に含まれるものとする。
基準点Aはネジ挿通孔14,15の中心O1,O2を通る基準線18上に位置し且つ中心O1,O2間の中心(中央)に位置している。
また、図7に示したように、係止片16の帯板状の延設部16aは側縁16a3,16a4を有し、係止片17の帯板状の延設部17aは側縁17a3,17a4を有する。この側縁16a3は係止突部16bが突出する側に位置し、側縁17a3は係止突部17bが突出する側に位置している。しかも、延設部16a,17aの側縁16a3,17a3は基準線18と一致させられている。さらに、延設部16a,17aの側縁16a4,17a4は基準線18から係止突部16b,17bの突出する方向と反対方向にオフセットされている。
また、ブラケット5の当接部13は、図4に示したように、ネジ挿通孔14,15に挿通した固定ネジ(締結部材)19,20をステー4のネジ穴11a,11bに螺着することにより、ステー4の取付面8aに締付固定されている(図2,図4参照)。
この当接部13は、図4に示したように、ステー4の取付面8aに当接させられていると共に、固定ネジ(締結部材)19,20で取付面8aに締結固定されて、取付面8aと共に上述した締結固定部6を構成している。また、ステー4の係止穴9とブラケット5の係止片16は上述した第1仮保持部7aを構成し、ステー4の係止穴10とブラケット5の係止片17は上述した第2仮保持部7bを構成している。
なお、ブラケット5の車載部品取付部12には、図2に示したように、当接部13が突出する側とは反対側の面に車載部品22が部品固定ネジ21,21により固定されている。本実施例では、この車載部品22としてボルテージスタビライザーが車載部品取付部12に取り付けられている。しかし、車載部品22としては、ボルテージスタビライザー以外のオーディオ機器やその他の電子機器、或いは電子機器以外の部品であっても良い。
なお、ボルテージスタビライザーは、アイドリングストップから発進する際に生ずる瞬間的な電圧低下を防いで、パフォーマンスの向上を図るのに用いられる。
[作用]
次に、このような構成のブラケット取付構造の作用を説明する。
車載部品22が取り付けられたブラケット5をステー4に取り付ける場合、ブラケット5を図4に示したようにステー4に仮保持させる。この仮保持に際しては、まず係止片17を係止穴10に係止突部17b側から挿通すると共に、係止片16を係止突部16b側から係止穴9の突部挿入穴部9bに挿通する。このブラケット5には、ブラケット5および車載部品22の重量により下方に移動しようとする力が作用している。
従って、係止片16に設けた延設部16aの側縁16a4を係止穴9の移動規制内側縁9cに当接させることにより、係止片16の延設部16aに設けられた傾斜する移動規制部16a2が移動規制穴部9aに臨んで、移動規制部16a2が車載部品22及びブラケット5の重量により、係止穴9の移動規制穴部9a内にスムーズに移動させられる。尚、この移動規制部16a2の下方への移動初期において、移動規制部16a2が移動規制内側縁9cから離反する側に離れても、移動規制部16a2がガイド部Gにスムースに案内されて移動規制内側縁9c側に移動させられる。
このような移動に伴い係止片16の係止突部16bが係止穴9の移動規制穴部9aの側方に位置させられると、係止突部16bがステー4の裏面4aに沿うように係合させられる。また、この移動は、係止突部16bが移動規制穴部16aの下端に当接するまで行われる。これに伴い、係止片17の係止突部17bがステー4の裏面4aに係合させられる。
このようにして係止片16の係止突部16bが移動規制穴部9aの下端に当接すると、ブラケット5が図4に示したようにステー4に仮保持される。この仮保持状態では、図3,図4に示したようにブラケット5のネジ挿通孔14,15がステー4のネジ穴11a,11bに一致させられる。
この状態で、図3に示したように、締結部材である固定ネジ19,20をブラケット5のネジ挿通孔14,15に挿通してステー4のネジ穴11a,11bに螺着して、時計回り方向に回転させて締め付ける。
このブラケット5の当接部13には、固定ネジ19を締め付ける際に固定ネジ19を中心として図2,図7に矢印Bで示した時計回り方向の回転力が作用し、固定ネジ20を締め付ける際に固定ネジ20を中心とする時計回り方向の回転力が作用する。この回転力により、当接部13は矢印Bで示した時計回り方向に回転しようとする。しかし、この際、当接部13に設けた係止片16の側縁16a4が係止穴9の移動規制内側縁9cに当接して、当接部13および係止片16の時計回り方向の回転を規制する。
また、自動車等の車両には左ハンドルと右ハンドルの仕様がある。そして、上述した車載部品22が右ハンドルタイプの車両に適用されていたものとする。この車載部品22を左ハンドルタイプの車両に適用する場合、ブラケット5の上下を180度反転させて、係止片17が係止穴9に係止させ、係止片16を係止穴10に係止させることができる。
(変形例1)
図5(a)に示したように、係止穴9,10は上下に配置しているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図5(b)に示したように、上側に係止穴10′を配置し、下側に係止穴9′を配置しても良い。この場合、係止穴9′は係止穴9を左右反転した形状に形成する。この係止穴9′は、上側の突部挿入穴部9a′と下側の移動規制穴部9b′を有する。9c′は係止穴9′の移動規制内側縁、10b′は係止穴10の移動規制内側縁である。
(変形例2)
また、図7(a)に示したように係止片16,17の側縁16a3,17a3は基準線18と一致させているが、係止片16,17の側縁16a3,17a3は図7(b)に示したように基準線18と間隔Cをおいて配置しても良い。
(発明の実施の形態の作用・効果)
(1)以上説明したように、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、ブラケット5の一対の係止片16,17は、取付基材(車体強度部材2)の取付部(ブラケット取付部8)への当接部13からそれぞれ突出する延設部16a,17aと、延設部16a,17aの先端部に側方に向けてそれぞれ突設され且つ取付基材(車体強度部材2)の取付部(ブラケット取付部8)の裏面4aに沿って延びる係止突部16b、17bからそれぞれL字状又は逆L字状に形成されていると共に、当接部13の所定の基準点Aを中心に点対称に設けられている。
この構成によれば、部品取付用の一つのブラケット5を取付基材(車体強度部材2)にスムーズに仮保持させることができる。しかも、前記ブラケットに取り付けられる車載部品22が左右反対向きに取り付けられる場合に、ブラケット5を上下反転させて仮保持および固定を行わせることができる。また、ブラケット5の取付基材(車体強度部材2)への組み付けが容易である。
(2)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、少なくとも前記一方の係止穴9は、前記係止片16の先端部の前記係止突部16bが突出する方向の寸法と等しいかまたはそれよりも大きい寸法を有する突部挿入穴部9bと、前記延設部16aの幅寸法と等しい幅寸法を有する移動規制穴部9aからL字状又は逆L字状に形成されている。
この構成によれば、突部挿入穴部9bに係止片16の先端部を挿入するだけで、幅方向の位置調整を行うことなく、移動規制穴部9aによって延設部16aの幅方向の移動規制を行うことができる。組み付けをより容易化することができる。
(3)更に、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、少なくとも前記一方の係止穴9は、前記一方の係止片16の延設部16aの両側縁のうち前記締結部材(固定ネジ19)の締付回転方向前側における側縁(16a4)を当接させて、前記一方の係止片の前記締付回転方向への移動規制をさせる移動規制内側縁9cを有する。
この構成によれば、締結部材(固定ネジ19)の締回転方向における前記係止片16の移動規制を前記一方の係止穴9で行うことができ、締結部材(固定ネジ19)を締結する際のガタ付きなどをなくすことができる。
(4)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、前記一方の係止片16および他方の係止片17の前記締付回転方向における前側の側縁(16a4,17a4)が、前記所定の基準点Aを通り且つ前記係止片16,17の延設部16a,17aに沿う方向に延びる基準線18に対し、前記締回転方向と反対方向にオフセットされている。この構成によれば、締回転方向に対して前記係止片16,17の移動規制をより安定させることができる。
(5)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、前記係止突部16b、17bは前記締回転方向と逆方向へ向けて延びているので、係止片16,17の締回転方向と逆方向側が取付部(ブラケット取付部8)の裏面に確実に係止されることにより、締回転方向における係止片16,17の移動規制を補助することができる。
(6)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、前記延設部16a,17aは、前記取付面8aの表面に当接可能な係合部(移動規制部16a1,17a1)および前記係止穴9に挿通される挿通部(移動規制部16a2,17a2)を有すると共に、前記係止突部16b、17bと前記係合部(移動規制部16a1,17a1)は前記取付部(ブラケット取付部8)を挟持可能な間隔に設けられている。この構成によれば、取付面8aの面方向の位置規定を行わせることができる。
(7)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、前記基準線18は、前記締結部材(固定ネジ19,20)を螺着するために前記取付面8aに形成されたネジ穴11a,11bおよび前記当接部13に形成されたネジ挿通孔14,15の中心を通って上下方向へ向くように設定されている。この構成によれば、締結部材による締結を安定させると共に、重力を利用して上下方向の位置規定を行わせることができる。
(8)また、この発明の実施の形態のブラケット取付構造において、前記取付基材は、車両の車室内前部に設置された車体強度部材2であり、前記ブラケット5は車両用電子機器を取付けるための電子機器取付部(車載部品取付部12)を有する。この構成によれば、前記ブラケット5に取り付けられる車両用電子機器(車載部品22)が左右反対向きに取り付けられる場合に、ブラケット5を上下反転させて仮保持および固定を行わせることができる。
1 インストルメントパネル
2 車体強度部材
3 車体強度部材本体
4 ステー
4a 裏面
5 ブラケット
6 締結固定部
7a 第1仮保持部
7b 第2仮保持部
8 ブラケット取付部
8a 取付面
9 係止穴
9a 移動規制穴部
9b 突部挿入穴部
9c 移動規制内側縁
10 係止穴
11a ネジ穴
11b ネジ穴
13 当接部
14 ネジ挿通孔
15 ネジ挿通孔
16 係止片
16a 延設部
16a1 移動規制部(当接係合部)
16a2 移動規制部(挿通部)
16a3 側縁
16a4 側縁
16b 係止突部
17 係止片
17a 延設部
17a1 移動規制部(当接係合部)
17a2 移動規制部(挿通部)
17a3 側縁
17a4 側縁
17b 係止突部
18 基準線
19 固定ネジ(締結部材)
20 固定ネジ(締結部材)
22 車載部品
A 基準点
O1,O2 中心

Claims (8)

  1. ブラケットを取付基材に仮保持させる仮保持部と、
    前記ブラケットの当接面を前記取付基材の取付面に当接させて締結部材で締結可能な締結固定部を備えるブラケット取付構造において、
    前記仮保持部は、前記当接面を有する当接部の互いに反対側の部分に突設された一対の係止片と、前記取付基材の前記取付面を挟む位置に設けられ且つ前記一対の係止片がそれぞれ挿入係止可能な一対の係止穴とを有し、
    前記一対の係止片は、前記取付面への前記当接部から突出する延設部と、前記延設部の先端部に側方に向けて突設され且つ前記取付面の裏面に沿って延びる係止突部からL字状又は逆L字状に形成されていると共に、前記当接部の所定の基準点を中心に点対称に設けられ、
    少なくとも前記一方の係止穴は、前記係止片の先端部の前記係止突部が突出する方向の寸法と等しいかまたはそれよりも大きい寸法を有する突部挿通穴部と、前記延設部の幅寸法と等しい幅寸法を有する移動規制穴部からL字状又は逆L字状に形成され、
    前記係止突部が移動規制穴部に当接する仮保持状態では、前記当接部に形成されたネジ挿通孔が、前記取付面に形成されたネジ穴に一致する
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  2. 請求項1に記載のブラケット取付構造において、
    前記締結部材は前記取付面の所定点を中心に締付回転させることにより前記ブラケットの当接部を前記取付基材の取付部に締め付け固定可能に設けられていると共に、
    少なくとも前記一方の係止穴は、前記一方の係止片の延設部の両側縁のうち前記締結部材の締付回転方向前側における側縁を当接させて、前記一方の係止片の前記締付回転方向への移動規制をさせる移動規制内側縁を有する
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  3. ブラケットを取付基材に仮保持させる仮保持部と、
    前記ブラケットの当接面を前記取付基材の取付面に当接させて締結部材で締結可能な締結固定部を備えるブラケット取付構造において、
    前記仮保持部は、前記当接面を有する当接部の互いに反対側の部分に突設された一対の係止片と、前記取付基材の前記取付面を挟む位置に設けられ且つ前記一対の係止片がそれぞれ挿入係止可能な一対の係止穴とを有し、
    前記一対の係止片は、前記取付面への前記当接部から突出する延設部と、前記延設部の先端部に側方に向けて突設され且つ前記取付面の裏面に沿って延びる係止突部からL字状又は逆L字状に形成されていると共に、前記当接部の所定の基準点を中心に点対称に設けられ、
    前記締結部材は前記取付面の所定点を中心に締付回転させることにより前記ブラケットの当接部を前記取付基材の取付部に締め付け固定可能に設けられていると共に、
    少なくとも前記一方の係止穴は、前記一方の係止片の延設部の両側縁のうち前記締結部材の締付回転方向前側における側縁を当接させて、前記一方の係止片の前記締付回転方向への移動規制をさせる移動規制内側縁を有する
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  4. 請求項2または請求項3に記載のブラケット取付構造において、
    前記係止突部は前記締回転方向と逆方向へ向けて延びる
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか一に記載のブラケット取付構造において、
    前記延設部は、前記取付面の表面に当接可能な係合部および前記係止穴に挿通される挿通部を有すると共に、前記係止突部と前記係合部は前記取付部を挟持可能な間隔に設けられている
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  6. 請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のブラケット取付構造において、
    前記一方の係止片および他方の係止片の前記締付回転方向における前側の側縁が、前記所定の基準点を通り且つ前記係止片の延設部に沿う方向に延びる基準線に対し、前記締回転方向と反対方向にオフセットされている
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  7. 請求項6に記載のブラケット取付構造において、
    前記基準線は、前記締結部材を螺着するために前記取付面に形成されたネジ孔および前記当接部に形成されたネジ挿通孔の中心を通って上下方向へ向くように設定された
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか一に記載のブラケット取付構造において、
    前記取付基材は、車両の車室内前部に設置された車体強度部材であり、
    前記ブラケットは車両用電子機器を取付けるための電子機器取付部を有する
    ことを特徴とするブラケット取付構造。
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