JP6058373B2 - カボチャの種子の分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カボチャの種子とワタを含む分離処理の対象混合物から上記カボチャの種子を分離するカボチャの種子の分離装置に関するものである。
ヨーロッパ原産の農作物であるペポカボチャは、実だけでなく種子までもが注目されている。ペポカボチャの種子は、良質なタンパク質、脂肪酸ならびにミネラル等が含まれている。そのエキスは、排尿障害などの泌尿器系疾患の予防や治療に効果があるとされている。ヨーロッパではペポカボチャの種子が医薬品の原料として利用されている。
一方、日本国内では、ナッツのような食感が楽しめることから、食材として注目され始めている。ピーナッツなどと同様にそのまま食べたり、ケーキや焼き菓子などのトッピング食材として使ったりされることが多くなっている。近年、にわかに注目され、需要も増えてきている。
ペポカボチャの種子は、国産のカボチャと同様に、周りのワタに絡みつくように混在した状態で実のなかに存在している。ワタと種子が強固に絡み付いていて、種子だけを分離するのが難しい。
したがって、ワタと種子が混在した状態から種子だけを取り出すには、人の手作業に頼った分離処理を行うのが一般的である。手作業であるため、単位時間当たりの処理量やトータルの処理能力にはおのずと限界がある。日本国内では人件費がネックとなって商業ベースでの処理作業が困難である。このため、国産のペポカボチャの種子を商品化することができておらず、中国などのアジア諸国から輸入しているケースが殆どである。
それでも、菓子などのトッピング食材用としては、価格設定を比較的高価にできることや食の安全性への要望から、輸入品ではなく国産品の商品化に対する要望が高まっている。
さらに、ペポカボチャは、水田地域からの転作も可能で、栽培にも比較的手が掛からない。減反政策への対応も容易である。このことから、例えば北海道地域では、これから地域の特産物にしたいという期待が高まっている。しかしながら、前述したように、種子とワタの分離が困難を極め、北海道地域の特産物として本格的な生産には未だ至っていないのが実情である。
特開2005―278561号公報 特開平7−222577号公報
ワタや果肉と種子を分離する装置としては、上記特許文献1および2の技術が既に存在する。以下の各文献の説明において括弧内の符号は公報記載のものである。
上記特許文献1(特開2005−278561)には、カボチャのワタや果実から種子を機械的に分離する方法が開示されている。この文献には、大径ドラム(8)と小径ローラー(11)を組み合わせた構成で、注がれる水を用いて、果実部などが大径ドラム(8)と小径ローラー(11)により剥がされて、種子部と分離されることが開示されている。
ところが、特許文献1の構成では、小径ローラー(11)表面の軟質材を、程よい弾性や強度にしなければ、大径ドラム(8)と小径ローラー(11)の間で目詰まりを起こしやすく、故障の原因となる。このため、投入する農作物の特性に合わせた適切な軟質材を選択しなければならない。すなわち、投入する農作物の特性によって適切な処理条件を見出さなければならないのである。
このように、処理対象の農作物が違えば処理条件を変えなければならない。また、おなじ品種のカボチャであっても、育成時の気候や産地の違い等によって必ずしも同じ処理条件でよいとは限らない。このように、特許文献1の装置は汎用性に欠けるという問題がある。また、適切な処理条件を選定する作業は、試行錯誤に頼らざるをえず、極めて煩雑で手間がかかる。
上記特許文献2(特開平7−222577)には、果実における果肉を分離して使用することを目的とし、おおかた果肉を取り除いた後、残存果肉を含む種子から残存果肉を分離する方法が開示されている。特許文献2では、種子を取りにくい梅や桃などの粘核種を対象とし、円筒状竪型容器の底部に撹絆翼を具備した噴流式の分離器で処理して種子部と残留果肉を分離する。
ここで用いる流体には塩が添加され、2500rpm以上の攪拌で処理することとされている。ところが、具体的な装置の開示が無く、具体的な装置の構造はまったく不明である。また、カボチャのようなワタと種子が強固に絡み合った果実に適用した実例も開示されていない。
これらのような技術が開示されているものの、結局のところ、ペポカボチャを含むカボチャの種子とワタを分離する処理は、未だに人の手作業による処理が行われているのが実情である。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、カボチャの種子とワタを含む分離処理の対象混合物から上記カボチャの種子を効率よく分離して取り出すカボチャの種子の分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のカボチャの種子の分離装置は、
カボチャの種子とワタを含む分離処理の対象混合物から上記カボチャの種子を分離するための分離装置であって、
処理液を貯留する貯槽と、
少なくとも一部が上記貯槽の上記処理液に浸漬された状態で上記対象混合物が収容され、上記カボチャの種子を通過させないで、上記カボチャの種子が分離された残滓を上記処理液とともに通過させる分離穴が形成された筒状の分離容器と、
上記分離容器の外周において上記貯槽内の上記処理液を攪拌するための第1の攪拌部材が周上に配置された攪拌ユニットとを備え
上記攪拌ユニットは、一対の支持板によって上記第1の攪拌部材の両端が支持されている
ことを要旨とする。
本発明のカボチャの種子の分離装置は、貯槽に処理液を貯留し、分離容器に対象混合物を収容して少なくとも分離容器の一部を処理液に浸漬する。攪拌ユニットの第1の攪拌部材によって上記分離容器の外周において上記貯槽内の上記処理液を攪拌する。そして、分離容器の分離穴からカボチャの種子が分離された残滓を上記処理液とともに通過させ、カボチャの種子は分離穴を通過させないことにより、カボチャの種子を分離する。このように、残滓となる不要物を処理液でほぐして柔軟にし、処理液とともに分離穴を通過させて目的とするカボチャの種子を分離容器内に残して分離する。したがって、不要物とカボチャの種子を分離するのに手作業に頼らずまとまった量を一度に処理でき、処理効率が格段と向上する。
また本発明は、上記攪拌ユニットは、一対の支持板によって上記第1の攪拌部材の両端が支持されているため、分離容器の外側は、内側よりも複雑な液流で処理液が攪拌され、分離容器内の不要物が複雑な液流で分離穴から引き出される。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
本発明において、上記分離容器と上記攪拌ユニットは同軸状に配置され、上記分離容器と上記攪拌ユニットを回転駆動する回転駆動手段をさらに備えている場合には、
不要物は、遠心力を伴った処理液の液流に乗って分離容器の分離穴から外部に排出されるようになる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
本発明において、上記回転駆動手段は、上記分離容器と上記攪拌ユニットを互いに反対方向に回転駆動する場合には、
分離容器の内外に複雑な液流を生み出すことにより、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
本発明において、上記回転駆動手段は、上記攪拌ユニットの回転速度を上記分離容器の回転速度よりも速い速度で回転駆動する場合には、
分離容器の内外に複雑な液流を生み出すことにより、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。このとき、分離容器の外側における液流の速度が内側よりも高くなる。これにより、分離容器の内側は、激しすぎない液流でカボチャの種子を傷つけない。また、分離容器の外側は、内側よりも強い液流で処理液が攪拌され、分離容器内の不要物が強い液流で分離穴から引き出される。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
本発明において、上記分離容器の内側面に上記対象混合物を攪拌するための第2の攪拌部材が取り付けられている場合には、
分離容器に収容された混合物を処理液とともに攪拌し、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
このように、本発明は、例えばペポカボチャを代表とするカボチャの種子とワタを分離する分離装置に適用することができるこのようにすることにより、従来は手作業による分離作業が多大な手間を要した種子とワタの分離が、容易かつ効率的にできるようになる。
複数の羽根を配した二重式の逆回転構造を液中で動かすことにより、複雑な流動状態を生み出す一方で、激しすぎない水流が得られる。このため、分離しようとする種子自体を傷つけず、不要な繊維状物であるワタは、遠心力を伴った水流で分離容器の分離穴から外部に排出することができる。その結果、手作業では取り出しにくいペポカボチャの種子を容易に分離することができた。
この装置が生まれたことにより、肥沃でなく休耕地となった土地に生育可能で、かつ製薬原料や食用にもできるペポカボチャを、一般の農家や共同体組織が商業ベースで生産することができるようになる。それを新しい農業系産業として立ち上げることが可能となるのである。
本発明の第1実施形態のカボチャの種子の分離装置を示す分解斜視図である。 上記実施形態のカボチャの種子の分離装置を示す断面図である。 分離容器を示す斜視図である。 攪拌ユニットを示す斜視図である。 回転駆動手段を示す図である。
つぎに、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明が適用される第1実施形態のカボチャの種子の分離装置を示す分解斜視図である。図2は同装置の断面図である。
この装置は、カボチャの種子とワタを含む分離処理の対象混合物から上記カボチャの種子を分離するための分離装置である。つまり、分離対象カボチャの種子であり、分離処理の対象混合物、カボチャの実から取り出したワタと種子が絡まった物である。
この分離装置は、貯槽1と、分離容器2と、攪拌ユニット3と、回転駆動手段4とを備えている。
上記貯槽1は、処理液を貯留する。処理液としては水を使用することができる。水以外の液体も処理液として使用することができ、そのような態様を妨げる趣旨ではない。上記貯槽1は、分離容器2と攪拌ユニット3が収容される。後述するように、攪拌ユニット3の内側に分離容器2が同軸状に配置される。したがって、貯槽1の大きさは、攪拌ユニット3が収容できる大きさに設定されている。分離容器2と攪拌ユニット3を収容した状態で、開口部12を蓋11で開閉しうるようになっている。上記貯槽1には、処理の開始時および途中に処理液を供給する給液管13と、処理の途中および終了後に処理液等を排出する排液管14が接続されている。給液管13と排液管14はそれぞれ図示しない電磁弁で開閉する。
図3は分離容器2を示す斜視図である。
上記分離容器2は、容器本体21が有底筒状に形成されている。上記分離容器2の容器本体21には、少なくとも一部が上記貯槽1の上記処理液に浸漬された状態で上記対象混合物が収容される。また、上記分離容器2の容器本体21には、上記カボチャの種子を通過させないで、上記カボチャの種子が分離された残滓を上記処理液とともに通過させる分離穴23が形成されている。上記分離穴23は、容器本体21の周壁面および底面に、多数個が一定のピッチで形成されている。
上記分離穴23の寸法は、分離するカボチャの種子が通常の食用カボチャの種であれば8mm径程度に設定する。分離するカボチャの種子がペポカボチャの種であれば6mm径程度に設定する。また、カボチャの種を分離する目的として、貯槽1の内容積は例えば200L程度とすることができる。
また、上記分離容器2の内側面には、内部に収容された対象混合物を攪拌するための第2の攪拌部材22が取り付けられている。この例では第2の攪拌部材22は複数設けられている。図示した例は4枚である。上記第2の攪拌部材22は、この例では、帯状の板が容器本体21の内周面に取り付けられる。帯状の板は、その長手方向が軸方向に沿い、かつ軸に対して斜めになるように取り付けられている。また、上記各帯状の板は、分離容器2が軸回転したときに、その板面が回転方向を向いて処理液を攪拌する。上記第2の攪拌部材22を、より具体的に言い換えれば攪拌羽根である。
図4は攪拌ユニット3を示す斜視図である。
上記攪拌ユニット3は、上記分離容器2の外周において上記貯槽1内の上記処理液を攪拌するための第1の攪拌部材31が周上に配置されて構成されている。上記攪拌ユニット3は、一対の支持板32,33によって上記第1の攪拌部材31の両端が支持されて構成されている。
第1の支持板32は、分離容器2の底部側に配置されるドーナツ型の円板である。第2の支持板33は、分離容器2の開口部側に配置されるドーナツ型の円板である。第2の支持板33は、分離容器2を収容しなければならないので、ドーナツ型の中心穴は分離容器2の円筒よりも大きい開口である。
上記第1の攪拌部材31は、この例では帯状の板から構成される。上記帯状の板は、その両端部がそれぞれ少し折り曲げられている。両端の折り曲げた部分が、それぞれ上記第1の支持板32と第2の支持板33に固定される。この例では第1の攪拌部材31は複数設けられている。図示した例は10枚である。
複数の第1の攪拌部材31は、ドーナツ型の円板である第1の支持板32と第2の支持板33に対して所定ピッチで取り付けられている。これにより、各第1の攪拌部材31は、周上に配置される。そして、攪拌ユニット3の中に分離容器2が同軸状に収容されたときに、各第1の攪拌部材31が分離容器2の外周において周上に配置される。
各帯状の板は、その長手方向が軸方向に沿い、かつ軸に対して斜めになるように取り付けられている。また、上記各帯状の板は、攪拌ユニット3が軸回転したときに、その板面が回転方向を向いて処理液を攪拌する。上記第1の攪拌部材31を、より具体的に言い換えれば攪拌羽根である。
上記分離容器2と上記攪拌ユニット3は同軸状に配置される。攪拌ユニット3の中に分離容器2が同軸状に収容され、その状態で、各第1の攪拌部材31が分離容器2の外周において周上に配置される。
図5は、上記回転駆動手段4を示す断面図である。
上記回転駆動手段4は、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3を回転駆動する。
上記回転駆動手段4は、第1のシャフト41と、上記第1のシャフト41を挿通させる中空状の第2のシャフト42と、上記第2のシャフト42を軸として受けるための軸受け部材45とを備えて構成されている。
上記第1のシャフト41は、その軸心が、同軸状に配置された分離容器2と攪拌ユニット3の軸と一致するように配置されている。上記第1のシャフト41の一端部には、上記分離容器2の底部を取り付けるための第1の取付け板43が形成されている。上記第1の取付け板43は分離容器2の底部と同程度の大きさの円板状である。上記第1のシャフト41の他端部には、第1モータ40Aによって回転駆動される第1プーリ46が取り付けられている。上記第1プーリ46は、第1モータ40Aのドライブシャフト52Aに取り付けられた第3プーリ48と第1ベルト50によって連結されている。
上記第2のシャフト42は、パイプ状であり、その中空部に上記第1のシャフト41が挿通される。すなわち、上記第2のシャフト42は、その軸心が、同軸状に配置された分離容器2と攪拌ユニット3の軸と一致する。上記第2のシャフト42の一端部には、上記攪拌ユニット3の第1の支持板32を取り付けるための第2の取付け板44が形成されている。上記第2の取付け板4は攪拌ユニット3の第1の支持板32と同程度の大きさの円板状である。上記第2のシャフト42の他端部には、第2モータ40Bによって回転駆動される第2プーリ47が取り付けられている。上記第2プーリ47は、第2モータ40Bのドライブシャフト52Bに取り付けられた第4プーリ49と第2ベルト51によって連結されている。
上記第2のシャフト42は、第1のシャフト41よりも短い長さに設定されている。第2のシャフト42の第2プーリ47側の他端から、第1のシャフト41の第1プーリ46側の他端部が露出している。この第1のシャフト41の露出した部分に第1プーリ46が取り付けられている。この状態で、第1プーリ46と第2プーリ47は軸方向に隣り合って配置される。
上記軸受け部材45は、パイプ状であり、その中空部に上記第2のシャフト42が挿通される。すなわち、上記軸受け部材45は、その軸心が、同軸状に配置された分離容器2と攪拌ユニット3の軸と一致する。
上記第2のシャフト42の内側と第1のシャフト41の外側との間には、ベアリング53が介在させてある。また、第1の取付け板43側にはオイルシール55が介在させてある。上記軸受け部材45の内側と第2のシャフト42の外側との間には、ベアリング54が介在させてある。また、第1の取付け板43側にはオイルシール56が介在させてある。オイルシール55,56は、金属環の周りをフッ素ゴムで囲ったシールである。
このような構造により、この例では、上記回転駆動手段4は、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3のそれぞれを回転駆動するようになっている。
上記回転駆動手段4は、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3を互いに反対方向に回転駆動するのが好ましい。具体的には、第3プーリ48から第1プーリ46を介して第1のシャフト41を回転駆動する第1モータ40Aと、第4プーリ49から第2プーリ47を介して第2のシャフト42を回転駆動する第2モータ40Bとを反対方向に回転させるよう図示しない制御手段により制御する。
上記回転駆動手段4は、上記攪拌ユニット3の回転速度を上記分離容器2の回転速度よりも速い速度で回転駆動するのが好ましい。具体的には、第3プーリ48から第1プーリ46を介して第1のシャフト41を回転駆動する第1モータ40Aと、第4プーリ49から第2プーリ47を介して第2のシャフト42を回転駆動する第2モータ40Bとの回転数を変えて回転させるよう図示しない制御手段により制御する。
貯槽1、分離容器2、攪拌ユニット3、回転駆動手段4は、支持台5にセットされ、フレーム6内に収容される。フレーム6の周囲は、内部見えるようにガラス等の壁で覆われる。
上記支持台5は、初期状態において、分離容器2、攪拌ユニット3および貯槽1、水平面から30°程度斜め上方を向けて支持する。上記支持台5は、分離容器2内に分離対象物を投入して装置起動したときに、水平方向に支持方向を変動する。
上記貯槽1、分離容器2、攪拌ユニット3、回転駆動手段4、支持台5、フレーム6において、金属部分の材質はステンレス鋼を用いることが好ましい。
上記回転駆動手段4は、第1プーリ46と第2プーリ47を共通のモータで回転駆動することもできる。
この場合も、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3を互いに反対方向に回転駆動することができる。具体的には、第3プーリ48から第1プーリ46に回転を伝達する第1ベルト50を平行掛けにして、第4プーリ49から第2プーリ47に回転を伝達する第2ベルト51をクロス掛けにする。これにより、第1のシャフト41と第2のシャフト42が逆回転に回転駆動され、分離容器2と上記攪拌ユニット3を互いに反対方向に回転駆動される。第1ベルト50をクロス掛けにして、第2ベルト51を平行掛けにしてもよい。
同様に、上記攪拌ユニット3の回転速度を上記分離容器2の回転速度よりも速い速度で回転駆動することもできる。具体的には、第3プーリ48から第1プーリ46に回転を伝達するときの減速比を、第4プーリ49から第2プーリ47に回転を伝達するときの減速比より大きくする。これにより、第1のシャフト41の回転数が第2のシャフト42の回転数より小さくなり、上記攪拌ユニット3の回転速度を上記分離容器2の回転速度よりも速い速度で回転駆動する。
本発明のカボチャの種子の分離装置は、貯槽1に処理液を貯留し、分離容器2に対象混合物を収容して少なくとも分離容器2の一部を処理液に浸漬する。攪拌ユニット3の第1の攪拌部材31によって上記分離容器2の外周において上記貯槽1内の上記処理液を攪拌する。そして、分離容器2の分離穴23からカボチャの種子が分離された残滓を上記処理液とともに通過させ、カボチャの種子は分離穴23を通過させないことにより、カボチャの種子を分離する。このように、残滓となる不要物を処理液でほぐして柔軟にし、処理液とともに分離穴23を通過させて目的とするカボチャの種子を分離容器2内に残して分離する。したがって、不要物とカボチャの種子を分離するのに手作業に頼らずまとまった量を一度に処理でき、処理効率が格段と向上する。
また、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3は同軸状に配置され、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3を回転駆動する回転駆動手段4をさらに備えているため、
不要物は、遠心力を伴った処理液の液流に乗って分離容器2の分離穴23から外部に排出されるようになる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
また、上記回転駆動手段4は、上記分離容器2と上記攪拌ユニット3を互いに反対方向に回転駆動するため、
分離容器2の内外に複雑な液流を生み出すことにより、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
また、上記回転駆動手段4は、上記攪拌ユニット3の回転速度を上記分離容器2の回転速度よりも速い速度で回転駆動するため、
分離容器2の内外に複雑な液流を生み出すことにより、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。このとき、分離容器2の外側における液流の速度が内側よりも高くなる。これにより、分離容器2の内側は、激しすぎない液流でカボチャの種子を傷つけない。また、分離容器2の外側は、内側よりも強い液流で処理液が攪拌され、分離容器2内の不要物が強い液流で分離穴23から引き出される。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
また、上記分離容器2の内側面に上記対象混合物を攪拌するための第2の攪拌部材22が取り付けられているため、
分離容器2に収容された混合物を処理液とともに攪拌し、残滓となる不要物が処理液で素早くほぐれて柔軟になり、カボチャの種子と不要物とを速やかに分離できる。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
また、上記攪拌ユニット3は、一対の支持板32,33によって上記第1の攪拌部材31の両端が支持されているため、
分離容器2の外側は、内側よりも複雑な液流で処理液が攪拌され、分離容器2内の不要物が複雑な液流で分離穴23から引き出される。分離処理の時間効率をさらに上げることができた。
つぎに、実施例について説明する。
この装置を用いてつぎのように試験をおこなった。
(1)前処理として、カボチャを縦方向半分にカットし、種子・ワタ部を取り出す。
(2)分離容器2内にこの種子・ワタ部カボチャ25個分(7kg)を投入する。なお、25個分でドラム容積のおよそ50%を満たす。
(3)貯槽1を蓋11で密閉する。また、支持台5を制御して、貯槽1、分離容器2、攪拌ユニット3、回転駆動手段4を水平にする。
(4)貯槽1内に給水する。140L程度で、おおよそ貯槽1の半分程度を占めるまで給水する。使用する水は水道の上水である。この時、排液管14は電磁弁を閉めている。そして、給水しながら分離容器2および攪拌ユニット3を回転させる。この時、分離容器2は正回転(時計回り)で27rpm、攪拌ユニット3は逆回転(反時計回り)で51rpmで回転させる。
(5)前述の目標水量まで水が溜まったら、分離作業を開始する。分離容器2および攪拌ユニット3は、『5min正回転(時計回り)の後、1min逆回転(反時計回り)』を駆動の1セットとして繰り返す。なお、この時の攪拌速度は、分離容器2が54rpm、攪拌ユニット3が102rpmである。
(6)分離作業を開始すると、攪拌ユニット3が分離容器2のおよそ倍速で回ることで、分離容器2の外側に向かう水流が起こり、内部水が激しく流動を起こす。その結果、カボチャの種子部からワタ部が繊維状となって剥がれ落ちる。そして、ワタ部の繊維の細かい凝集物が分離容器2の分離穴23から外側に排出される。駆動の2セットすなわち12minごとに、分離されたワタと水を一緒に排液管14から排出する。なお、この排水経路上にはフィルタが設けられており、ワタを捕集して、そのままワタを下水には流さないようにしている。
(7)この『駆動の2セット+ワタと水の排出と清水の導入』を合計4回繰り返す。
(8)貯槽1の蓋11を開けて、分離容器2内の種子を取り出す。
この処理工程の結果、分離容器2内からは、主に種子と若干のワタが回収できた。残ったワタは種子から完全に分離していて、繊維化できない芯状で固形を形成していた。このため、この芯状で固形を形成したものについては、手で簡単に種子部と分離することができた。
処理結果は次のとおりである。
処理前:種子・ワタ部 7kg
処理後:<分離容器内>
種子 5.5kg
芯状固形ワタ 0.3kg
<排水経路のフィルタで捕捉されたもの>
繊維状ワタ 1.2kg
また、この時に得られた種子について調査したところ、一切破損しておらず、全て食用などに供することが可能な状態であった。
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示した実施形態に限定する趣旨ではなく、各種の態様に変形して実施することができ、本発明は各種の変形例を包含する趣旨である。
1:貯槽
2:分離容器
3:攪拌ユニット
4:回転駆動手段
5:支持台
6:フレーム
11:蓋
12:開口部
13:給液管
14:排液管
21:容器本体
22:第2の攪拌部材
23:分離穴
31:第1の攪拌部材
32:第1の支持板
33:第2の支持板
40A:第1モータ
40B:第2モータ
41:第1のシャフト
42:第2のシャフト
43:第1の取付け板
44:第2の取付け板
45:軸受け部材
46:第1プーリ
47:第2プーリ
48:第3プーリ
49:第4プーリ
50:第1ベルト
51:第2ベルト
52A:ドライブシャフト
52B:ドライブシャフト
53:ベアリング
54:ベアリング
55:オイルシール
56:オイルシール

Claims (5)

  1. カボチャの種子とワタを含む分離処理の対象混合物から上記カボチャの種子を分離するための分離装置であって、
    処理液を貯留する貯槽と、
    少なくとも一部が上記貯槽の上記処理液に浸漬された状態で上記対象混合物が収容され、上記カボチャの種子を通過させないで、上記カボチャの種子が分離された残滓を上記処理液とともに通過させる分離穴が形成された筒状の分離容器と、
    上記分離容器の外周において上記貯槽内の上記処理液を攪拌するための第1の攪拌部材が周上に配置された攪拌ユニットとを備え
    上記攪拌ユニットは、一対の支持板によって上記第1の攪拌部材の両端が支持されている
    ことを特徴とするカボチャの種子の分離装置。
  2. 上記分離容器と上記攪拌ユニットは同軸状に配置され、上記分離容器と上記攪拌ユニットを回転駆動する回転駆動手段をさらに備えている請求項1記載のカボチャの種子の分離装置。
  3. 上記回転駆動手段は、上記分離容器と上記攪拌ユニットを互いに反対方向に回転駆動する請求項2記載のカボチャの種子の分離装置。
  4. 上記回転駆動手段は、上記攪拌ユニットの回転速度を上記分離容器の回転速度よりも速い速度で回転駆動する請求項2または3記載のカボチャの種子の分離装置。
  5. 上記分離容器の内側面に上記対象混合物を攪拌するための第2の攪拌部材が取り付けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載のカボチャの種子の分離装置。
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