JP6078200B1 - 生海苔異物分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生海苔と海水との混合液である生海苔混合液が投入・収容される異物分離槽に配備されている隙間を介して生海苔混合液を強制的に外部へ通過させ、隙間を通過できない異物を分離・除去する生海苔異物分離装置で生海苔異物分離・除去処理を行う際に、分離・除去された異物とともに外部に廃棄される異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔の量を減少させる。【解決手段】異物分離槽の底面側に配備されていて異物分離槽に残った異物が異物分離槽から排出されていく排出口と、先端側に開閉機構を備えていて基端側が排出口に接続され、異物が異物分離槽から排出されていく排出流路を排出口とともに形成する排出パイプと、排出パイプの基端側から先端側に向かう流体の流動が生じているときに排出流路を開にし、排出パイプ内に流体が滞留するときに排出流路を閉にする開閉弁とを備えている生海苔異物分離装置。【選択図】図5

Description

この発明は、海苔養殖場などの海中から採取した海苔の原藻(生海苔)を切断し、海水と混合した生海苔と海水との混合液(以下「生海苔混合液」という)に混入している異物を分離することを目的とした生海苔の異物分離装置に関する。
特に、生海苔混合液をして狭い隙間を強制的に通過させ、当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離する生海苔異物分離装置で異物分離・除去処理を行っている途中で当該処理を中断し、分離・除去された異物を生海苔異物分離装置の外に廃棄する際、当該異物と一緒に廃棄される未処理の生海苔の量を減少させ、これによって海苔養殖場などから採取してきた海苔原藻(生海苔)を可能な限り余すことなく使用して、乾海苔の生産量、生産効率を向上させることに貢献できる生海苔異物分離装置に関する。
食用に供される乾海苔は、海中に網を張って養殖した海苔の原藻(生海苔)を採取し、切断、洗浄、脱水、等した後、所定の形状、大きさに乾燥する、等で製造している。
前記の場合、養殖した海苔の原藻(生海苔)には異物(例えば、藁屑などのごみ、アミ、エビ虫、合成樹脂片、甲殻類の破片、海苔以外の海藻、など)などが付着、混入している。海苔の原藻(生海苔)を切断、洗浄、脱水、等するのみでは、このような異物が乾海苔に混入するおそれがある。
乾海苔にほんの少しの異物が混入しているだけでも商品のとしての価値が低下するため、海苔の原藻を切断、洗浄、脱水、等する生海苔(海苔の原藻)の処理工程において、大小の異物を分離・除去するようにしている。しかし、生海苔(海苔の原藻)と異物とは付着状態(又は絡みつき状態)にあることが多く、生海苔(海苔の原藻)の切断、洗浄、脱水、等のみでは異物をより確実に分離・除去することが難しい。
そこで、異物分離槽に投入した生海苔(海苔の原藻)と海水との混合液である生海苔混合液をして強制的に0.1mm〜0.2mm程度の間隔が狭い隙間を通過させ、当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離する生海苔異物分離・除去装置・方法が広く採用されている。例えば、前記異物分離槽の底面に形成した円形孔の内周縁にリングを、外周径が当該リングの内周径よりわずかに小さい回転円板をリングの内側にそれぞれ配置し、回転円板を高速で回転させながら、回転円板の外周とリングの内周との間に形成されている0.1mm〜0.2mm程度の間隔が狭い隙間を介して生海苔混合液を強制的に吸引、通過させ、当該隙間を通過する生海苔混合液から当該隙間を通過できない大きさの異物を分離・除去する生海苔の異物分離装置などが提案されている。
特開2000−139425号公報 特開2003−325142号公報
従来の生海苔異物分離装置・方法では、生海苔混合液が収容されている異物分離槽から狭い隙間を介して生海苔混合液を強制的に吸引・通過させ、当該隙間を通過できない大きさの異物を分離・除去していることから、所定の時間にわたって異物分離・除去処理を行うと、いったん、処理を中止して、異物分離槽に水を投入し、異物分離槽内に残った分離済の異物などを異物分離槽の外に廃棄する廃棄処理(以下「払い出し」という)を行い、その後、再度、異物分離槽に生海苔混合液を投入して、改めて、隙間を介した強制的な吸引による異物分離・除去処理を行うようにしている。
このため、払い出しの際に、水や、異物などが異物分離槽外に廃棄されていく排出流路を構成する排出パイプが異物分離槽に接続されている。
排出パイプの先端側には開閉機構が配備されている。この開閉機構は、例えば、開閉動作を行う弁体(例えば、払い出し弁)などからなる。生海苔異物分離装置や、開閉機構は、手動で、あるいは、タイマーなどによって制御され、所定の時間(例えば、10〜20分間程度)にわたって異物分離処理が行われて異物分離槽内の生海苔混合液がなくなると、隙間を介した強制的な吸引が中断され、一方で、払い出し用の水が異物分離槽に供給されると共に、排出パイプに備え付けられている弁体(払い出し弁)が開放され、分離・除去された異物などと水が排出パイプを介して異物分離槽の外に廃棄されていく。
このような従来の生海苔異物分離・除去装置では、異物分離槽に生海苔混合液が投入されて異物分離・除去処理が行われている間、排出パイプの開閉機構(弁体(払い出し弁))は閉鎖されている。そこで、異物分離槽に生海苔混合液が投入されて異物分離・除去処理が行われている間、排出パイプの開閉機構(弁体(払い出し弁)より上流側(異物分離槽側)には異物分離除去処理を行うべき生海苔混合液が存在している。
そして、上述したように、所定の時間(例えば、10〜20分間程度)ごとに払い出し処理が行われると、排出パイプの開閉機構(弁体(払い出し弁)より上流側(異物分離槽側)に存在していた異物分離除去処理が行われていない生海苔混合液も、異物分離槽の外へ廃棄されていくことになる。
異物分離槽に接続されている排出パイプは内径50mm程度で、開閉機構(弁体(払い出し弁)までの長さは500mm程度にすぎないが、所定の時間(例えば、10〜20分間程度)ごとに行われる払い出しの際に、ここに収容されていた異物分離・除去処理がまだ行われていない未処理の生海苔が払い出し処理ごとに廃棄されていくと、一日に行われる生海苔の異物分離・除去処理工程全体の中で廃棄されてしまう未処理の生海苔の量は無視できないものになる。
この異物分離・除去処理がまだ行われていない未処理の生海苔を廃棄することなく、異物分離・除去処理を行って乾海苔製造に使用することができれば、海苔養殖場などの海中から採取してきた生海苔を余すところなく有効に活用し、乾海苔の生産量を増やし、生産効率を向上させることができる。
そこで、この発明は、生海苔と海水との混合液である生海苔混合液が投入・収容される異物分離槽に配備されている隙間を介して生海苔混合液を強制的に異物分離槽の外部へ通過させることにより当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離・除去する生海苔異物分離・除去処理を行う際に、生海苔混合液から分離・除去された異物とともに異物分離槽の外部に廃棄されてしまう異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔の量を減少させ、これによって海苔養殖場などの海中から採取してきた海苔原藻(生海苔)を可能な限り余すことなく使用して、乾海苔の生産量、生産効率を向上させることに貢献できる生海苔異物分離装置を提供することを目的としている。
[1]
生海苔と海水との混合液である生海苔混合液が投入・収容される異物分離槽に配備されている隙間を介して前記生海苔混合液を強制的に前記異物分離槽の外部へ通過させることにより、当該隙間を通過できない大きさの異物を前記生海苔混合液から分離・除去する生海苔異物分離・除去処理を行う生海苔異物分離装置であって、
前記異物分離槽の底面側に配備されていて、前記異物分離槽に残った前記異物が前記異物分離槽から排出されていく排出口と、
先端側に開閉機構を備えていて基端側が前記排出口に接続され、前記異物が前記異物分離槽から排出されていく排出流路を前記排出口とともに形成する排出パイプと、
前記排出パイプの基端側から先端側に向かう流体の流動が生じているときに前記排出流路を開にし、前記排出パイプ内に前記流体が滞留するときに前記排出流路を閉にする開閉弁と
を備えている生海苔異物分離装置。
[2]
前記開閉弁は、前記排出流路を開閉する蓋体と、当該蓋体に取り付けられている浮体とを備えている[1]の生海苔異物分離装置。
[3]
前記開閉弁は、前記異物分離槽の底面における前記排出口の周囲に配置される枠体と、当該枠体から前記排出パイプ内に向かって伸びる筒部とを備えていて、前記蓋体は前記筒部を閉鎖する円板状の蓋体で、当該円板状の蓋体の外周縁側が回動自在に前記筒部の下端側に取り付けられ、当該円板状の蓋体の下面側に前記浮体が配備されている[2]の生海苔異物分離装置。
この発明によれば、生海苔と海水との混合液である生海苔混合液が投入・収容される異物分離槽に配備されている隙間を介して生海苔混合液を強制的に異物分離槽の外部へ通過させることにより当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離・除去する生海苔異物分離・除去処理を行う際に、生海苔混合液から分離・除去された異物とともに異物分離槽の外部に廃棄されてしまう異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔の量を減少させ、これによって海苔養殖場などの海中から採取してきた海苔原藻(生海苔)を可能な限り余すことなく使用して、乾海苔の生産量、生産効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る生海苔異物分離装置の一例を説明する全体構成図。 図1に例示されている生海苔異物分離装置の異物分離槽を上側から見た状態を表す一部を省略した平面図。 本発明の一実施形態に係る生海苔異物分離装置に採用される開閉弁の一例を表す図であって、(a)排出流路を閉鎖している状態の斜視図、(b)排出流路を閉鎖している状態の側面図。 本発明の一実施形態に係る生海苔異物分離装置に採用される開閉弁の一例を表す図であって、(a)排出流路を開放している状態の斜視図、(b)排出流路を開放している状態の側面図。 本発明の一実施形態に係る生海苔異物分離装置において、開閉弁が開放されている状態を説明する一部を省略した断面図。 本発明の一実施形態に係る生海苔異物分離装置において、開閉弁が閉鎖されている状態を説明する一部を省略した断面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の生海苔異物分離装置の全体構成の一例を説明するものである。
図1に例示されている生海苔の異物分離装置1は、異物分離槽2に投入した生海苔(海苔の原藻)と水(例えば、海水)との混合液である生海苔混合液を回転させつつ、平面視で環状の隙間3を介して生海苔混合液を強制的に吸引することにより、隙間3を通過する生海苔混合液から、隙間3を通過できない異物(例えば、藁屑などのごみ、アミ、エビ虫、合成樹脂片、甲殻類の破片、海苔以外の海藻、など)を分離・除去するものである。
図2に図示されているように、外壁45を備えている異物分離槽2の底面100に、図1図示のように円形孔4が形成されており、モータ49に駆動される回転軸6により回転する回転円板5a、5b、5c、5d(本明細書、図面において、総称して「回転円板5」と表すことがある)が、図1、図2図示のように、円形孔4の内側に、回転自在に遊嵌されている。
異物分離槽2の底面100に形成されている円形の孔の内周縁に金属製のリング10a、10b、10c、10d(本明細書、図面において、総称して「リング10」と表すことがある)がネジ止め等によって取り付けられている。
隙間3は、円形孔4の内周壁、すなわち、リング10の内周壁と、これに対向する回転円板5の外周壁との間に形成される。
円形孔4の内周壁、すなわち、リング10の内周壁と、回転円板5の外周壁との間の間隔によって定められる隙間3の大きさ(サイズ)・間隔は、例えば、0.1mm〜0.2mmである。
円形孔の下側にはそれぞれ吸引室7a、7b、7c、7d(本明細書、図面において、総称して「吸引室7」と表すことがある)が配備されており、この吸引室7には、それぞれ、吸引パイプ51a、51b、51c、51d、51eを介して吸引ポンプ50が接続されている。
異物分離槽2内に生海苔混合液を投入した後、モータ49によって回転板5a、5b、5c、5dを矢印30a、30b、30c、30dのように回転させ、回転円板5a、5b、5c、5d上の生海苔混合液を同じように回転流動させつつ、吸引ポンプ50による吸引を開始すると、混合液は、隙間3を介して吸引室7内に強制的に吸引され、さらに、吸引パイプ51a、51b、51c、51d、51eを介して、矢印37e、矢印38のように貯留タンク52内に投入される。
生海苔混合液がこのように回転力を受けつつ、強制的に隙間3を通過することにより、隙間3を通過する生海苔混合液から隙間3を通過できない大きさの異物が分離・除去されて、異物分離槽2内に残る。
この工程を更に詳しく説明すると、次のようになる。
まず、異物分離槽2の底面100及び回転円板5が埋まる程度にまで、清浄な水(例えば、海水)を矢印63のように異物分離槽2内に投入する。
一方、前処理工程から矢印33(図1)のように供送されてきた生海苔混合液は、ポンプ41により供送パイプ42中を矢印34のようにミンチ機43へ送られる。ミンチ機43には供送パイプ42中を移動する生海苔混合液の流れに直交するように回転切断刃が配備されており、混合液がここを通過することにより生海苔は細かく切断される。例えば、50mm〜300mm程度の長さを有する生海苔(海苔の原藻)が、20mm〜50mm程度の長さに切断される。
こうして細かく切断された生海苔と海水との混合液である生海苔混合液は、引き続き供送パイプ44中を矢印35のように移送され、底面100及び回転円板5が埋まる程度にまで水(例えば、海水)が投入されている異物分離槽2内に、矢印36のように投入される。
生海苔混合液が異物分離槽2内に投入されると、次に、モータ49が駆動されて回転軸6が適宜な回転速度、例えば、200rpm〜600rpmで回転されることにより、回転板5が矢印30aのように回転し、回転力が付与される。
同時に、吸引ポンプ50が作動して吸引を開始することにより、回転板5が回転することによって矢印30方向への回転運動を行っている生海苔混合液が隙間3を介して吸引室7方向に強制的に吸引される。
これによって、異物分離槽2内の生海苔混合液も隙間3内に強制的に吸引されて、吸引室7内に吸引され、更に、吸引パイプ51a、51b、51c、51d、51eを介して、矢印37eのように吸引されて、貯留タンク52内に矢印38のように投入される。
0.1mm〜0.2mmの大きさ(サイズ)・間隔を有する隙間3を介して強制吸引されるので、微小な異物(例えば、藁屑などのごみ、アミ、エビ虫、合成樹脂片、甲殻類の破片、海苔以外の海藻、など)は、隙間3を通過することができず、生海苔混合液から分離・除去される。
貯留タンク52内に矢印38のように投入された異物分離除去後の生海苔混合液は、貯留タンク52内において攪拌羽根53の回転により矢印61のように緩徐に回転されつつ、貯留タンク52内に貯留され、その後、矢印62のように次工程に吸引等によって移送されていく。
一方、所定の時間異物分離処理を継続することにより異物分離槽2内に投入されていた生海苔混合液がほとんどなくなり、異物分離槽2内に分離された異物などが多く残留するようになったならば生海苔異物分離・除去処理工程を中止し、引き続き、払い出し処理が行われる。
なお、異物分離槽2内へ生海苔混合液を投入して生海苔異物分離・除去処理を開始する時点、あるいは、生海苔異物分離・除去処理を行っている途中で異物分離槽2内への生海苔混合液の投入は中止されている。
払い出し処理工程では、まず、回転円板5の回転、吸引ポンプ50による吸引を中止する。そして、清浄な水(例えば、海水)を矢印63のように異物分離槽2内に投入し、異物分離槽2内に残存している異物などを異物分離槽2の底面100に形成されている排出口9(図2)、排出パイプ48を介して異物分離槽2の外部に廃棄する。
排出パイプ48の先端側には開閉機構として払い出し弁(開閉用の弁体)70が配備されている。異物分離処理が行われている間は弁体70が閉鎖され、払い出し処理工程の開始と同時に弁体70が開かれ、排出口9と排出パイプ48とによって構成される、異物が異物分離槽2から排出されていく排出流路を介した異物分離槽2の外部への廃棄が行われる。
払い出し処理工程は、生海苔混合液の汚れの程度などにより異なるが、通常10分〜20分に一回程度行われる。例えば、タイマーで10分毎に設定して、連続した異物分離処理工程の間に10分間隔で自動的に払い出し処理工程を入れることもできる。
払い出し処理工程が終了したならば、払い出し弁(開閉用の弁体)70を閉じて、異物分離槽2の底面100及び回転円板5が埋まる程度にまで水の投入をつづけた後、水の投入を終了し、異物分離槽2内への生海苔混合液の投入を再開して、引き続いて回転円板5の回転、吸引ポンプ50による吸引を開始し、次の異物分離処理工程を行なう。
本発明の生海苔異物分離装置は、先端側に開閉機構としての払い出し弁(開閉用の弁体)70を備えていて基端側が排出口9に接続されている排出パイプ48と、排出口9とで構成される、異物が異物分離槽2から排出されていく排出流路を開閉する開閉弁を備えている。
排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を閉じて、異物分離槽2の底面100及び回転円板5が埋まる程度にまで水(例えば、海水)を異物分離槽2に投入すると、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が排出パイプ48内に滞留し、この開閉弁によって、排出口9と排出パイプ48とによって構成される異物が異物分離槽2から排出されていく排出流路が閉鎖される。
一方、排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を開にして、排出パイプ48の基端側から先端側に向かう流体の流動が生じているときには、開閉弁は、排出口9と排出パイプ48とによって構成される排出流路を開放する。
これによって、上述した生海苔異物分離・除去処理を行う際に、生海苔混合液から分離・除去された異物とともに異物分離槽2の外部に廃棄されてしまう、異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔の量を減少させ、海苔養殖場などの海中から採取してきた海苔原藻(生海苔)を可能な限り余すことなく使用して、乾海苔の生産量、生産効率を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、上述した実施形態の生海苔異物分離装置が備えている開閉弁の一例を説明する。
この実施形態の開閉弁71は、異物分離槽2の底面100における排出口9の周囲に配置される枠体72と、枠体72から排出パイプ48内に向かって伸びる筒部73とを備えている。
枠体72は、図5、図6図示のように、不図示のネジ手段などによって、異物分離槽2の底面100における排出口9の周囲に固定的に取り付けることができる。
筒部73の下端側に円板状の蓋体75の外周縁側が回動自在に取り付けられている。図示の実施形態では、ヒンジ手段74を介して、筒部73の下端に円板状の蓋体75の外周縁側が、矢印80、81(図5)で示す方向に回動自在に取り付けられている。
開閉弁71は、図3、4図示のように、円板状の蓋体75の下面側に浮体76を備えている。
排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)が開放されていて、排出パイプ48の基端側から先端側に向かう流体の流動(矢印79で示す方向の流動)が生じているときには、円板状の蓋体75は、矢印80で示す方向に回動して図4、図5図示の状態になり、排出流路を形成する排出パイプ48が開放される。
一方、排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)が閉鎖されていて、排出パイプ48内に流体が滞留するときには、蓋体75の下面側に配備されている浮体76の浮力により、円板状の蓋体75は、矢印81で示す方向に回動して図3、図6図示の状態になり、排出流路を形成する排出パイプ48は閉鎖される。
すなわち、開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)が閉鎖されていて、排出パイプ48内に流体が滞留し始めると、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が、図6に符号77で示すように滞留しはじめ、その液面78が矢印82で示すように上昇することに応じて、蓋体75の下面側に配備されている浮体76の浮力により、円板状の蓋体75は、矢印81(図5)で示す方向に回動して図3、図6図示の状態になり、開閉弁71の筒部73の下端開口72aが蓋体75によって閉鎖され、排出流路を形成する排出パイプ48が閉鎖される。
異物分離・除去処理を開始するにあたって、排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を閉鎖し、異物分離槽2内に、異物分離槽2の底面100及び回転円板5を埋める程度にまで清浄な水(例えば、海水)を投入する。投入された清浄な水(例えば、海水)は、排出口9と排出パイプ48とで構成される排出流路に、排出パイプ48の基端側から先端側に向かう方向(矢印79で示す方向)に流入する。これに応じて、蓋体75は、矢印80方向に回動し、排出口9と排出パイプ48とで構成される排出流路が開放されて、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が排出パイプ48内に流入して、排出パイプ48内で滞留する。
異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が排出パイプ48内で滞留し始めると、開閉弁71は、蓋体75の下側面に配備されている浮体76の浮力を受けて、矢印81方向に回動し、開閉弁71の筒部73の下端開口72aが閉鎖される。これによって、排出流路を形成する排出パイプ48が閉鎖される。
引き続いて、清浄な水(例えば、海水)の異物分離槽2内への投入が停止され、底面100及び回転円板5が埋まる程度にまで清浄な水(例えば、海水)が投入されている異物分離槽2内に生海苔混合液が投入され、回転板5が矢印30aのように回転し、吸引ポンプ50が作動して吸引が開始され、回転板5が回転することによって矢印30方向への回転運動を行っている生海苔混合液が隙間3を介して吸引室7方向に強制的に吸引される異物分離・除去処理が行われる。
異物分離・除去処理が行われている間、異物分離槽2の底面側に配備されていて異物分離槽2に残った異物が異物分離槽2から排出されていく排出口9と、先端側に開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を備えていて基端側が排出口9に接続される排出パイプ48とで構成される、異物が異物分離槽2から排出されていく排出流路は、上述したように、開閉弁71が図3、図6図示の状態であることから、閉鎖されている。
そこで、異物分離・除去処理が行われている間、異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔が、排出パイプ48内に流入してくることはなく、異物分離槽2の外部に排出されていくことはない。
異物分離槽2内への生海苔混合液の投入が停止され、異物分離・除去処理の一工程が終了すると、回転板5の回転、吸引ポンプ50による吸引を停止し、引き続いて、払い出し処理を行う。すなわち、回転円板5の回転、吸引ポンプ50による吸引を停止し、排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を開放して、異物分離槽2内清浄な水(例えば、海水)を投入する。
これにより、排出口9と排出パイプ48とで構成される排出流路には、排出パイプ48の基端側から先端側に向かう流体(清浄な水(例えば、海水)と異物分離槽2に残っていた分離・除去済の異物、など)の流動(矢印79で示す方向の流動)が生じる。
これによって、外周縁側が筒部72の下端に回動自在に取り付けられている蓋体75は、矢印80方向に回動し、排出口9と排出パイプ48とで構成される排出流路が開放されて、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)と異物分離槽2に残っていた分離・除去済の異物、などは、異物分離槽2の外部に排出されていく。
異物分離槽2に残っていた分離・除去済の異物、などが、異物分離槽2の外部に排出されたことを確認できると、払い出し処理の終了となり、排出パイプ48の先端側に配備されている開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を閉鎖し、異物分離槽2内に、異物分離槽2の底面100及び回転円板5を埋める程度にまで清浄な水(例えば、海水)の投入を継続する。
これによって、再び、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が、排出パイプ48内に滞留し、開閉弁71は、蓋体75の下側面に配備されている浮体76の浮力を受けて、矢印81方向に回動し、開閉弁71の筒部73の下端開口72aが閉鎖され、排出流路を形成する排出パイプ48が閉鎖される。
引き続いて、上述した異物分離・除去処理が行われるが、上述したように、異物分離槽2の底面側に配備されていて異物分離槽2に残った異物が異物分離槽2から排出されていく排出口9と、先端側に開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)70)を備えていて基端側が排出口9に接続される排出パイプ48とで形成される、異物が異物分離槽2から排出されていく排出流路は、開閉弁71が図3、図6図示の状態であることから、閉鎖されている。そこで、異物分離・除去処理が行われている間、排出パイプ48内に流入してくることはなく、異物分離槽2の外部に排出されていくことはない。そして、異物分離・除去処理を中止して、上述した払い出し処理を行う際にも、排出パイプ48内に滞留していた清浄な水(例えば、海水)と、分離・除去済の異物が異物分離槽2の外部に排出されていくだけになる。
したがって、この実施形態の生海苔異物分離装置では、異物分離・除去処理が行われていない未処理の生海苔が、異物分離槽2の外部に排出されていくことはない。
この実施形態の開閉弁71で排出流路を開閉する円板状の蓋体75に取り付けられている浮体76は、上述したように、異物分離槽2内に供給された清浄な水(例えば、海水)が排出パイプ48内に滞留し始めたときに、これに応じて、蓋体75が浮体76の浮力で矢印81方向に回動し、開閉弁71の筒部73の下端開口72aを閉鎖できる程度の浮力を発揮できるものであれば十分である。そこで、発泡樹脂製、等の種々の材質からなるものを採用することができる。
上述したように、この実施形態の生海苔異物分離装置によれば、異物分離・除去処理を中止し、上述したように払い出し処理が開始されるときに、従来の生海苔異物分離装置のように、排出パイプ48に流入していた、異物分離・除去処理がまだ行われていない未処理の生海苔が異物分離槽2の外部に廃棄されてしまうおそれがなくなる。
この結果、異物分離・除去処理がまだ行われていない未処理の生海苔を廃棄することなく、異物分離・除去処理を行い、異物分離・除去処理を行って乾海苔製造に使用することができ、海苔養殖場などの海中から採取してきた生海苔を余すところなく有効に活用して、乾海苔の生産量を増やし、生産効率を向上させることができる。
同一の海苔養殖場から採取した海苔原藻を用い、上述し、図示した実施形態の生海苔異物分離装置で異物分離・除去処理を行った場合と、この実施形態の開閉弁71を備えていない従来の生海苔異物分離装置で異物分離・除去処理を行った場合とで比較したところ、通常の一日の作業時間で比較すると、この実施形態の生海苔異物分離装置により生産できた乾海苔の量は、従来の生海苔異物分離装置の場合に比較して、平均で3〜5%増加することを確認できた。
また、矢印65(図1)で示すように異物分離槽2の外部に廃棄された異物などは海水と分離されて廃棄処理されることになるが、上述し、図示した実施形態の生海苔異物分離装置の場合、廃棄量が、平均で、この実施形態の開閉弁71を備えていない従来の生海苔異物分離装置の場合の1/3程度に減少し、廃棄処理に要する労力が格段に軽減された。
上述し、図示した本実施形態の生海苔異物分離装置は、従来の生海苔異物分離装置における、異物分離槽2の底面100側に配備されていて異物分離槽2に残った異物が異物分離槽2から排出されていく排出口9に、上述したように、図5、6に示す如く、開閉弁71の枠体72を固定的に配備することによって準備することができる。
そこで、従来の生海苔異物分離装置を簡単に本実施形態の生海苔異物分離装置に変更して実施、継続することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明したが本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
例えば、前記では、異物分離槽に投入した生海苔(海苔の原藻)と海水との混合液である生海苔混合液をして強制的に0.1mm〜0.2mm程度の間隔が狭い隙間を通過させ、当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離する生海苔異物分離装置として、異物分離槽2の底面に形成した円形孔の内周縁にリングを配置し、外周径がリングの内周径よりわずかに小さい回転円板をリングの内側に配置し、回転円板を高速で回転させながら、回転円板の外周とリングの内周との間に形成されている0.1mm〜0.2mm程度の間隔が狭い隙間を介して生海苔混合液を強制的に吸引、通過させ、当該隙間を通過する生海苔混合液から当該隙間を通過できない大きさの異物を分離・除去する生海苔の異物分離装置を説明した。生海苔の異物分離装置は上記で説明したものに限られず、生海苔混合液をして強制的に間隔が狭い隙間を通過させ、当該隙間を通過できない大きさの異物を生海苔混合液から分離する生海苔異物分離装置であれば、種々の構造、形態の生海苔異物分離装置を採用することができる。
1 生海苔異物分離装置
2 異物分離槽
3 平面視で環状の隙間
5(5a、5b、5c、5d) 回転板
7 吸引室
9 排出口
100 異物分離槽の底面
10 金属製のリング
45 外壁
48 排出パイプ
49 モータ
50 吸引ポンプ
51a、51b、51c、51d、51e 吸引パイプ
52 貯留タンク
70 開閉機構(払い出し弁(開閉用の弁体)
71 開閉弁
72 枠体
73 筒部
74 ヒンジ手段
75 蓋体
76 浮体

Claims (3)

  1. 生海苔と海水との混合液である生海苔混合液が投入・収容される異物分離槽に配備されている隙間を介して前記生海苔混合液を強制的に前記異物分離槽の外部へ通過させることにより、当該隙間を通過できない大きさの異物を前記生海苔混合液から分離・除去する生海苔異物分離・除去処理を行う生海苔異物分離装置であって、
    前記異物分離槽の底面側に配備されていて、前記異物分離槽に残った前記異物が前記異物分離槽から排出されていく排出口と、
    先端側に開閉機構を備えていて基端側が前記排出口に接続され、前記異物が前記異物分離槽から排出されていく排出流路を前記排出口とともに形成する排出パイプと、
    前記排出パイプの基端側から先端側に向かう流体の流動が生じているときに前記排出流路を開にし、前記排出パイプ内に前記流体が滞留するときに前記排出流路を閉にする開閉弁と
    を備えている生海苔異物分離装置。
  2. 前記開閉弁は、前記排出流路を開閉する蓋体と、当該蓋体に取り付けられている浮体とを備えている請求項1記載の生海苔異物分離装置。
  3. 前記開閉弁は、前記異物分離槽の底面における前記排出口の周囲に配置される枠体と、当該枠体から前記排出パイプ内に向かって伸びる筒部とを備えていて、前記蓋体は前記筒部を閉鎖する円板状の蓋体で、当該円板状の蓋体の外周縁側が回動自在に前記筒部の下端側に取り付けられ、当該円板状の蓋体の下面側に前記浮体が配備されている請求項2の記載の生海苔異物分離装置。
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