JP6057744B2 - フェルール搬送装置、フェルール分類装置、フェルール搬送方法、フェルール搬送プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
この装置によれば、複数の吸着部を有するアームを利用して、同軸度を測定する測定台上にフェルールを搬送し、且つ同軸度測定が終了したフェルールを測定台上から搬送できるので、スムーズにフェルールを交換しながら同軸度測定を行うことが可能とされる。従って、大量に生産されたフェルールの同軸度測定を効率良く行える。
さらには、フェール搬送装置を備えるフェルール分類装置、フェルール搬送方法、フェルール搬送プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を提供することである。
(1)本発明に係るフェルール搬送装置は、受け取り地点から処理地点の上方を経て受け渡し地点に至る搬送経路に沿って延在する搬送ベルトと、前記搬送ベルトを前記受け取り地点から前記受け渡し地点に向けて前記搬送経路に沿って走行させるベルト駆動機構と、前記受け取り地点で前記搬送ベルト上に供給されたフェルールが前記処理地点上まで搬送された際に、前記搬送ベルトを前記処理地点に向けて撓ませる第1位置、及び前記搬送ベルトの撓みを解除する第2位置の間で移動可能とされた撓み機構と、を備えていることを特徴としている。
これにより、搬送経路に沿って走行する搬送ベルトに対して撓み機構を移動させるだけの簡便な動作で、受け取り地点から処理地点へのフェルールの搬送と、処理地点から受け渡し地点へのフェルールの搬送と、を行うことが可能である。従って、効率良くフェルールを搬送することができる。
この構成によれば、搬送ベルトを一方向に走行させるだけで、フェルールを連続的に搬送することができるので、受け取り地点から受け渡し地点までフェルールをより効率良く搬送することができる。
この構成によれば、処理地点に向けて搬送ベルトを安定して撓ませることができるので、搬送ベルトと処理地点との間でフェルールの受け渡しを安定して行うことができる。これにより、フェルールの搬送の信頼性を高めることができる。
この構成によれば、搬送ベルト上でフェルールを安定して保持できる。これにより、搬送中にフェルールが搬送ベルト上を滑って位置ずれしたり、搬送ベルトから脱落したりするのを抑制して、フェルールの搬送の信頼性を高めることができる。
この構成によれば、搬送ベルトへのフェルールの受け渡し時において、収容凹部内にフェルールを案内し易くなるため、フェルールの搬送の信頼性をより高めることができる。
一方、受け渡し受け地点までフェルールが搬送されると、フェルール回収装置がこのフェルールを回収する。そして、フェルール回収装置は、回収したフェルールを品質ランクに対応した収納体に振り分けながら収納する。
これにより、収納体には、それぞれ同じ品質ランクに分類されたフェルールが次々と収納される。このように、収容体に収容されている複数のフェルールを、最終的に品質ランク毎に分類しながら収納体に収納することができるので、使い易いうえ、高い付加価値を具備させることができる。
<フェルール分類装置の構成>
図1はフェルール分類装置1の実施形態を示す図であって、全体の簡略構成図である。
図1に示すように、本実施形態のフェルール分類装置1は、複数のフェルールFを1つずつ撮像し、その撮像画像に基づいてフェルールFの同軸度測定(品質検査)を行うと共に、さらに該測定結果に基づいて品質ランク毎に分類しながら収納ボックス(本発明における収納体)40に収納する装置であって、フェルール供給装置2と、フェルール搬送装置3と、フェルール撮像装置4と、フェルール回収装置5と、上記各装置を総合的に制御する制御部7と、を備えている。
はじめにフェルールFについて簡単に説明する。図2はフェルールの断面図である。
図2に示すように、フェルールFは、中心軸Cに沿って図示しない光ファイバの芯線が挿通される貫通孔F1が形成された円筒状に形成されている。この貫通孔F1は、フェルールFの一方の端面F2における一部分が、他方の端面F3側から一方の端面F2側に向かうにしたがって漸次拡径する断面テーパ状に形成されている。
本実施形態では、フェルール供給装置2、フェルール撮像装置4及びフェルール回収装置5について順次簡単に説明し、その後フェルール搬送装置3について詳細に説明する。〔フェルール供給装置〕
図3は、フェルール供給装置2における収容体10の内部を見た図である。
上記フェルール供給装置2は、図1、図3に示すように、複数のフェルールFが収容される収容体10を備えており、該収容体10からフェルールFを1つずつ送り出す装置とされている。
収容体10は、斜め上方に向けて開口した有底筒状に形成されている。なお、収容体10の底壁部10aにおける水平面に対する傾斜角度は、任意の角度に調整可能とされている。
これにより、収納凹部12a内に収納されたフェルールFは、回転板12の回転によって、収容体10内を底壁部10aにおける最上点側に向けて移動するようになっている。
具体的には、フェルールFが処理地点P3(後述する支持台51上)まで搬送された際に、該フェルールFの一方の端面F2側がライトユニット52側を向き、他方の端面F3側が撮像手段50側を向くように、フェルールFの姿勢を横向きにしている。
フェルール撮像装置4は、フェルールFを撮像する撮像手段50と、撮像手段50の光軸OにフェルールFの中心軸Cを一致させた状態でフェルールFを支持する支持台51と、光軸O上であって支持台51を挟んで撮像手段50の反対側に配置され、光軸Oに沿ってフェルールFに照明光を照射するライトユニット52と、を備えている。
図1、図4に示すように、上記支持台51は、フェルールFの処理地点P3に配置されている。具体的に、支持台51は、隙間Hをあけて対向する第1支持台51A及び第2支持台51Bで構成されている。これら第1支持台51A及び第2支持台51Bは、板片部材であり、第1支持台51Aが撮像手段50側に位置し、第2支持台51Bがライトユニット52側に位置している。なお、以下の説明では、図4において、支持台51の延在方向を上下方向とし、上下方向L1に直交する方向を前後方向L2及び左右方向L3とする。また、前後方向L2のうち、第2支持台51B側を前方、第1支持台51A側を後方とする。
しかも、撮像手段50における光軸Oと、支持台51上におけるフェルールFの中心軸Cとが一致するように(図1参照)、第1支持台51A及び第2支持台51Bの高さが調整されている。
なお、溝部75の形状としては、V字状に限定されるものではなく、フェルールFの形状に対応して半円形状等でも構わない。
フェルール回収装置5は、図1、図4に示すように、後述する搬送ベルト63によって、受け渡し地点P2まで搬送されてきたフェルールFを回収すると共に、5つの収納ボックス40のうちのいずれかの収納ボックス40に収納する装置である。
このフェルール回収装置5は、回収シュータ41と、複数の収納ボックス40と、を備えている。
なお、図示の例では、最も品質の優れたAランクのフェルールFが収納される第1収納ボックス40A(40)、その次に品質の優れたBランクのフェルールFが収納される第2収納ボックス40B(40)、その次に品質の優れたCランクのフェルールFが収納される第3収納ボックス40C(40)、その次に品質の優れたDランクのフェルールFが収納される第4収納ボックス40D(40)、その次に品質の優れたEランクのフェルールFが収納される第5収納ボックス40E(40)が、順に並設されている。
シュータ本体43は、基端部が回収部42の下端開口部に接続される一方、先端部には側方に向けて開口する排出口43aが形成されている。また、シュータ本体43は、先端部に向かうに従い下方に向けて傾斜している。シュータ本体43における先端部は、各収納ボックス40のうち、何れかの収納ボックス40の真上に位置している。
そして、搬送されてきたフェルールFの品質に応じた収納ボックス40の真上に排出口43aを位置させ、収納ボックス40に向けてフェルールFを排出口43aから排出(落下)することにより、同じ品質同士のフェルールFを各収納ボックス40に収納することが可能とされている。
フェルール搬送装置3は、図1、図4に示すように、上記姿勢変換部20から送り出されたフェルールFを受け取り地点P1で受け取った後に、処理地点P3に配置されているフェルール撮像装置4の支持台51上に搬送すると共に、撮像終了後、支持台51上からフェルールFを受け渡し地点P2まで搬送する装置である。具体的に、フェルール搬送装置3は、図4に示すように、駆動プーリ61及び従動プーリ62間に架け渡されてフェルールFを搬送する搬送ベルト63と、搬送ベルト63を下方に向けて押さえ付けて搬送ベルト63を撓ませる撓み機構64と、を備えている。
リターン部66は、各プーリ61,62の下側に架け渡されている。図示の例では、リターン部66は、上下方向L1において、支持台51(処理地点P3)よりも下方に配置され、受け渡し地点P2から受け取り地点P1に向けて、第1支持台51Aと第2支持台51Bとの間を走行する。
図5に示すように、搬送ベルト63の外周面には、フェルールFを収容する収容凹部68が、搬送ベルト63の全周に亘って間隔をあけて複数形成されている。これら収容凹部68は、搬送ベルト63の厚さ方向に窪むと共に、ベルト幅方向(前後方向L2)の両側に向けて開放されている。具体的に、収容凹部68は、底部側に形成されてフェルールFを保持するフェルール保持部68aと、フェルール保持部68aから収容凹部68の開口部に向かうに従いベルト周方向の両側に向けて漸次拡径するテーパ部68bと、を有している。
なお、上述したように搬送ベルト63の前後方向L2に沿うベルト幅は、フェルールFの全長Wよりも小さいので、収容凹部68内にフェルールFを収容した際、フェルールFの両端部は搬送ベルト63から前後方向L2に突出した状態となる。また、図示の例では、ベルト周方向で隣接する収容凹部68のピッチは、受け渡し地点P1及び処理地点P3(処理地点P3及び受け渡し地点P2)間の距離よりも充分短く設定されている。
ベースプレート71及び上下動プレート72は、例えば支持台51に対して後方(撮像手段50側)に配置されている。また、上下動プレート72は、エアシリンダ等の図示しない駆動機構の作動によって所定ストロークの範囲でベースプレート71に対して上下動するようになっている。
分岐アーム73bは、平面視において支持台51を間に挟んで左右方向L3に沿う両側(搬送経路に沿う処理地点P3の両側)に配置されるとともに、搬送ベルト63と重なる位置まで延在している。
図1に示すように、制御部7は、例えば図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、各種インターフェース等に加え、後述する記録媒体7aを有しており、CPUが記録媒体7aに記録される各種プログラムを適宜実行することで、上記した各種構成品を総合的に制御してフェルールFの分類作業を行わせる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、上記可搬媒体に限られず、コンピュータシステム(OSや周辺機器等のハードウェアを含むものをいう)に内蔵されるハードディスク等の記憶部であっても良い。
更に、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。
次に、上述したように構成されたフェルール分類装置1の作用について説明する。
本実施形態では、収容体10の内部に収容されているフェルールFが品質ランク毎に分類され、品質ランクに応じた収納ボックス40内に収納されるまでの全体の流れを説明しながら、特に搬送に関連する作用を詳細に説明する。
また、5つの収納ボックス40内にフェルールFが収納されていないこと、フェルール搬送装置3における分岐アーム73bが離間位置に位置していること等を確認して、事前準備が終了する。
これら事前準備終了後、作業者は制御部7を作動させる。すると、制御部7は各構成品の作動を、記録媒体7aに記録された各種プログラムに基づいて開始する。
この際、残りのフェルールFが回転板12の回転に連られて上方に移動しようとするが、回転板12が傾斜しているので、重力を利用して該回転板12の上面に沿って滑り落とすことができる。よって、余計なフェルールFまでもが上方に移動してしまうことを防止できる。従って、収納凹部12a内に収納されたフェルールFだけを排出口13まで移動させることができる。
次に、図6に示すように、搬送ベルト63上を搬送されるフェルールFを処理地点P3に供給する(処理搬送工程)。まず搬送ベルト63により搬送されるフェルールFが、処理地点P3の上方に到達するタイミングで駆動モータ69を一旦停止させるとともに、撓み機構64を駆動させる。具体的には、駆動機構を作動させて、押圧アーム73を押圧位置に向けて下降させる。すると、搬送ベルト63において処理地点P3(支持台51)の両側が下方に向けて押し付けられることで、搬送ベルト63の搬送部65が下方に向けて撓み変形する。そして、搬送部65のうち、支持台51の周辺領域が支持台51の溝部75よりも下方まで撓むと、収容凹部68内に収容されたフェルールFの両端部が両支持台51A、51Bの溝部75内に架け渡される。これにより、受け取り地点P1から支持台51(処理地点P3)へのフェルールFの供給が完了する。
これにより、フェルールFが支持台51から離脱して搬送ベルト63に戻されるとともに、搬送ベルト63の搬送部65が処理地点P3の上方に復帰する。
その後、搬送ベルト63上のフェルールFが、受け渡し地点P2において折り返し部67に差し掛かると、収容凹部68の姿勢が上向き姿勢から下向き姿勢に向けて除々に変化する。すると、収容凹部68内に収容されたフェルールFが、徐々に収容凹部68の開口部に向けて移動し、最終的にはフェルールFが収容凹部68から零れ落ちる。収容凹部68から零れ落ちたフェルールFは、折り返し部67の下方に配置された回収シュータ41の回収口42aを通して回収シュータ41内に進入する。
これにより、作業者は、同じ品質のフェルールFを容易に集めることができ、品質ランクに応じたフェルールFの使い分けを行うことができる。従って、使い易く利便性に優れているうえ、高い付加価値を具備させることができる。
即ち、搬送ベルト63が受け取り地点P1から処理地点P3の上方を経て受け渡し地点P2に至る搬送経路に沿って延在しているため、受け取り地点P1で搬送ベルト63上に供給されるフェルールFを受け渡し地点P2に向けて搬送することができる。さらに、撓み機構64を押圧位置及び離間位置間で移動させることで、処理地点P3上まで搬送されたフェルールFを処理地点P3へ供給できるとともに、処理済みのフェルールFを再び搬送ベルト63に戻すことができる。
これにより、搬送経路(左右方向L3)に沿って走行する搬送ベルト63に対して押圧アーム73を昇降させるだけの簡便な動作で、受け取り地点P1から支持台51へのフェルールFの搬送と、支持台51から受け渡し地点P2へのフェルールFの搬送と、を行うことが可能である。従って、効率良くフェルールFを搬送することができる。
さらに、収容凹部68の開口部側にテーパ部68bが形成されているため、フェルールFの受け渡し時(例えば、受け渡し地点P1での搬送ベルト63へのフェルールFの受け渡し時や、処理地点P3から搬送ベルト63へのフェルールFの受け渡し時等)において、収容凹部68内にフェルールFを案内し易くなる。
また、フェルール供給装置2、フェルール搬送装置3やフェルール回収装置5は、一例であり、上述した構成に限定されるものではない。
さらに、上述したフェルール回収装置5では、回収シュータ41自体が揺動する構成について説明したが、判別された品質ランクに応じた収納ボックス40が排出口43aの真下に位置するように収納ボックス40を移動させる構成にしても構わない。
また、上述した実施形態では、押圧アーム73(分岐アーム73b)によって搬送ベルト63のうち、処理地点P3の両側2箇所を押し付ける構成について説明したが、これに限らず、搬送ベルト63を1箇所押し付ける構成にしても構わない。
さらに、搬送ベルト63を引き下げることによって、搬送ベルト63を撓ませても構わない。
また、撓み機構64は、押圧アーム73に限らず、押圧ローラ等を用いても構わない。
この場合は、例えば搬送ベルト63の収容凹部68内が受け取り地点P1を通過するタイミングに合わせて、フェルールFを受け取り地点P1に向けて押し出した後、搬送ベルト63上を搬送されるフェルールFが処理地点P3上に到達したタイミングで搬送ベルト63を処理地点P3に向けて撓ませる等して、実施することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、搬送ベルト63の全周に亘って複数の収容凹部68を形成した場合について説明したが、これに限られない。すなわち、収容凹部68の数やピッチ等は適宜設計変更が可能であり、例えば受け渡し地点P1及び処理地点P3(処理地点P3及び受け渡し地点P2)間の距離に合わせて、各地点P1〜P3の数だけ形成しても構わない。
さらに、収容凹部68を有さない構成(例えば、図8における搬送ベルト63)にしても構わない。
Claims (8)
- 受け取り地点から処理地点の上方を経て受け渡し地点に至る搬送経路に沿って延在する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを前記受け取り地点から前記受け渡し地点に向けて前記搬送経路に沿って走行させるベルト駆動機構と、
前記受け取り地点で前記搬送ベルト上に供給されたフェルールが前記処理地点上まで搬送された際に、前記搬送ベルトを前記処理地点に向けて撓ませる第1位置、及び前記搬送ベルトの撓みを解除する第2位置の間で移動可能とされた撓み機構と、を備え、
前記撓み機構は、前記搬送ベルトにおいて前記搬送経路に沿う前記処理地点の両側を前記処理地点に向けて押し付けることを特徴とするフェルール搬送装置。 - 前記搬送ベルトは、無端状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のフェルール搬送装置。
- 前記搬送ベルトには、前記フェルールを収容する収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェルール搬送装置。
- 前記収容凹部は、底部側に形成されて前記フェルールを保持するフェルール保持部と、
前記フェルール保持部から前記収容凹部の開口部に向けて漸次拡径するテーパ部と、を有していることを特徴とする請求項3記載のフェルール搬送装置。 - 受け取り地点から処理地点の上方を経て受け渡し地点に至る搬送経路に沿って延在する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを前記受け取り地点から前記受け渡し地点に向けて前記搬送経路に沿って走行させるベルト駆動機構と、
前記受け取り地点で前記搬送ベルト上に供給されたフェルールが前記処理地点上まで搬送された際に、前記搬送ベルトを前記処理地点に向けて撓ませる第1位置、及び前記搬送ベルトの撓みを解除する第2位置の間で移動可能とされた撓み機構と、を備えていることを特徴とするフェルール搬送装置と、
複数の前記フェルールが収容される収容体を備え、該収容体から前記フェルールを1つずつ送り出すフェルール供給装置と、
前記搬送ベルトによって前記受け取り地点から前記処理地点上に搬送され、前記撓み機構によって該処理地点に供給された前記フェルールを撮像するフェルール撮像装置と、
撮像終了後、前記撓み機構によって前記搬送ベルトに戻され、前記搬送ベルトによって前記受け渡し地点まで搬送された前記フェルールを、前記フェルール撮像装置による撮像画像に基づいて複数の品質ランク毎に分類すると共に、同じ品質ランクの前記フェルールを同一の収納体に収納するフェルール回収装置と、を備えていることを特徴とするフェルール分類装置。 - 請求項1に記載のフェルール搬送装置を利用したフェルール搬送方法であって、
前記受け取り地点の前記フェルールを前記搬送ベルト上で保持する保持工程と、
前記搬送ベルト上の前記フェルールを前記受け取り地点から前記受け渡し地点に向かって搬送する搬送工程と、を有し、
前記搬送工程では、前記撓み機構を前記第1位置に移動させ、前記処理地点上まで搬送された前記フェルールを前記処理地点に供給するとともに、前記フェルールの処理後に前記撓み機構を前記第2位置まで移動させ、前記処理地点の前記フェルールを持ち上げて前記搬送ベルトに戻す処理搬送工程を有していることを特徴とするフェルール搬送方法。 - 請求項1に記載のフェルール搬送装置のコンピュータに、
前記受け取り地点の前記フェルールを前記搬送ベルト上で保持する保持工程と、
前記搬送ベルト上の前記フェルールを前記受け取り地点から前記受け渡し地点に向かって搬送する搬送工程と、を有し、
前記搬送工程では、前記撓み機構を前記第1位置に移動させ、前記処理地点上まで搬送
された前記フェルールを前記処理地点に供給するとともに、前記フェルールの処理後に前記撓み機構を前記第2位置まで移動させ、前記処理地点の前記フェルールを持ち上げて前記搬送ベルトに戻す処理搬送工程を実行させることを特徴とするフェルール搬送プログラム。 - コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項7に記載のフェルール搬送プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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