JP6056485B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バルブ作動特性の互いに異なる複数個のカムを備えるカムキャリアをカム軸の軸方向へ移動させる内燃機関の可変動弁装置に関する。
従来、内燃機関の可変動弁装置としては、バルブ作動特性の異なる複数のカムを外周に備えるカムキャリアをカム軸の軸方向へ移動させてバルブを作動させるカムを切り替える可変動弁装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この可変動弁装置は、操作部材にカムキャリアの半径方向へ往復動作可能に設けられた切換ピンを、カムキャリアの外周に形成された螺旋状のガイド溝内に抜き差しすることでカムキャリアを軸方向に移動させるようになっている。
特許第430618号公報
しかしながら、上記従来の可変動弁装置では、カムキャリアを往復移動させるため、2つの切換ピンとこれら切換ピンに対して個別にガイド溝を形成する必要があり、カム切換機構の構造が複雑化する問題があった。また、上記の可変動弁装置では、カムキャリアの外周に溝幅の狭い螺旋状のガイド溝を加工することが困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、複数個のカムを備えたカムキャリアをカム軸の軸方向へ移動させてバルブの作動特性を変更する内燃機関の可変動弁装置について、カム切換機構の構造および作動方法を簡素化することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様は、シリンダヘッド側に回転自在に軸支されたカム軸と、カム軸に対して同軸となるように設けられ、カム軸と一体に回転し、かつカム軸の軸方向へ移動可能であり、外周面にバルブの作動特性が異なるように形成された複数のカムが互いに隣接するように配置されたカムキャリアと、内燃機関本体側に配置されるとともに、カムキャリアをカム軸の軸方向へ移動させてバルブを作動させるカムを切り換えるカム切換部と、を備える内燃機関の可変動弁装置において、複数のカムは、第1カムと第2カムであり、カムキャリアは、第1カムによってバルブを作動させる第1位置と、第2カムによってバルブを作動させる第2位置とに移動可能であり、カムキャリアの外周面に当該カムキャリアを周回するようにガイド溝が形成され、ガイド溝は、互いに対向する一対の側壁面のうち一方が、カムキャリアを第1位置へ移動させる第1切換カムであり、一対の側壁のうちの他方が、カムキャリアを第2位置へ移動させる第2切換カムであり、ガイド溝内に挿入可能であり、かつカム軸の半径方向に往復移動可能な第1切換ピンと第2切換ピンとがカム軸の軸方向に沿って並列に配置され、第1切換ピンは、第1切換カムと接触可能であり、第2切換ピンは、第2切換カムと接触可能であり、第1切換ピンと第2切換ピンとを、カム軸の半径方向に沿って互いに逆向きに移動させる連結機構によって連結し、連結機構は、第1切換ピンの側面に形成された第1ラックと、該第1ラックに対向する第2切換ピンに形成された第2ラックと、第1ラックと第2ラックとに同時に噛み合うギヤと、を備えることを特徴とする。
上記態様としては、第1切換ピンは、第1切換ピンが往復動作を行う方向に沿って側面に第1凹部が形成され、この第1凹部の底面に第1ラックが形成され、第2切換ピンは、この第2切換ピンが往復動作を行う方向に沿って側面に第2凹部が形成され、この第2凹部の底面に第2ラックが形成され、第1凹部および第2凹部におけるそれぞれの往復移動方向の両端は、ギヤと当接して第1切換ピンおよび第2切換ピンの移動範囲を規制する側壁が形成されていることが好ましい。
上記態様としては、ガイド溝は、溝幅が最大となる最大溝幅部と、溝幅が最小となる最小溝幅部と、最大溝幅部と最小溝幅部との間を連絡する溝幅変化部と、を備え、最小溝幅部は、第1切換ピンおよび第2切換ピンのうち1つが通過可能な溝幅であり、最大溝幅部は、最小溝幅部を中心として溝幅方向の両外側にそれぞれ第1切換ピンおよび第2切換ピンのうち1つが通過可能な空間を有する溝幅に形成されていることが好ましい。
上記態様としては、第2カムを、バルブを休止させる休止カムとしてもよい。このように、バルブを休止させる休止カムとは、リフト量が0となるカムである。
上記態様としては、第1切換ピンまたは第2切換ピンの一方に、これら第1切換ピンまたは第2切換ピンを軸方向へ動かす駆動力を付与し、かつこの駆動力が除去されたときに、第1切換ピンを強制的にガイド溝側へ移動させるスプリングを備えることが好ましい。
本発明に係る内燃機関の可変動弁装置によれば、カムを切り換える機構の構造および作動方法を簡素化できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置を備えたシリンダヘッドの断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置の分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置におけるカムキャリアを示す斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置における第1切換ピンを挿入する穴を軸方向に切断した状態を示す断面図である。 図5は、図4のV−V断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置における第2切換ピンを挿入する穴を軸方向に切断した状態を示す断面図である。 図7は、図5のVII−VII断面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置における連結機構の取付方法を示す分解斜視図である。 図9−1は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置におけるカムキャリアが第1位置(高速カムを選択した位置)に配置された状態を示す斜視図である。 図9−2は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置における第1切換ピンと第2切換ピンとの切り換え操作時の状態を示す斜視図である。 図9−3は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置におけるカムキャリアが第2位置(低速カムを選択した位置)に向けて移動開始した状態を示す斜視図である。 図9−4は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置におけるカムキャリアが第2位置(低速カムを選択した位置)に配置された状態を示す斜視図である。 図10は、本発明のその他の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置における第2カムが休止カムである場合のカムキャリアの斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置の詳細を図面に基づいて説明する。
(可変動弁装置の概略構成)
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る内燃機関の可変動弁装置2は、内燃機関のシリンダヘッド1に内蔵されている。なお、このシリンダヘッド1の全体構成は、周知のシリンダヘッドと略同様であり、ヘッド本体1Aとヘッドカバー1Bとを備えている。図2に示すように、可変動弁装置2は、カム軸3と、カムキャリア4と、カムキャリア4の上方に配置されたカム切換部5と、を備え、吸気バルブ13のリフト状態を変化させるためにカムの切り換えを行うようになっている。また、図1に示すように、このシリンダヘッド1には、この他に、排気バルブ側のカム軸30や排気カム40などを備えている。
(ロッカアーム)
図1および図2に示すように、本実施の形態では、カムキャリア4の回転に伴い揺動するタイプのロッカアーム11が用いられている。このロッカアーム11は、一端部11C下面に形成された凹部が、ハイドロリックラッシュアジャスタ(HLA)12のピボット12Aの上に当接するように配置されている。ロッカアーム11の中央には、被押圧ローラ11Aがピン11Bで軸支されている。この被押圧ローラ11Aは、ロッカアーム11の上面から突出しており、カムキャリア4の高速カム41と低速カム42とのいずれかに当接するようになっている。ロッカアーム11の他端部側のアーム先端部11Dの下面は、吸気バルブ13の上端に当接するようになっている。なお、吸気バルブ13は、シリンダヘッド1に対して軸方向に進退可能に設けられ、バルブスプリング14により引き上げる方向(吸気ポートと燃焼室とを閉じる方向)に付勢されている。
(カム軸)
図1に示すように、カム軸3は、ヘッド本体1Aの上部に配置された軸受け部となるロアカムハウジング6とアッパカムハウジング7とに回転自在に支持されている。また、このカム軸3は、図示しないチェーンやベルト等により図示しないクランクシャフトと連動して回転するように連動部分を備えている。なお、ロアカムハウジング6とアッパカムハウジング7は、ヘッドカバー1Bで覆われてシリンダヘッド1内に内蔵されている。カム軸3の回転数は、クランクシャフトの回転数の1/2となるように設定されている。本実施の形態において、このカム軸3は、内燃機関としてのエンジンの前後方向(図2に矢印で示す方向)に沿って延びるように配置されている。図2に示すように、カム軸3における長さ方向の所定領域の外周面には、軸方向に所定の幅寸法を持つスプライン外歯31が周回して形成されている。
図2、図4および図5に示すように、カム軸3におけるスプライン外歯31が形成された領域の軸方向に隣接する近傍の領域に、位置決め機構32が設けられている。この位置決め機構32は、カム軸3に対して半径方向に沿って凹むように形成された収納凹部33と、この収納凹部33内に収納されるスプリング34と、この収納凹部33内に収納されてカム軸3の表面から一部が突出するように配置されたボール35と、を備えている。図5に示すように、このボール35は、後述するカムキャリア4側に設けられた第1位置用位置決め溝46と第2位置用位置決め溝47に係止されるようになっている。
(カムキャリア)
図2および図3に示すように、カムキャリア4は、カム軸3を取り囲むように円筒状に形成されている。このカムキャリア4の内周面には、カム軸3のスプライン外歯31と噛み合うスプライン内歯45が形成されている。このため、カム軸3とカムキャリア4とは、一体に回転するとともに、カムキャリア4がカム軸3に対して軸方向へ移動可能となっている。
また、カムキャリア4の内周面におけるスプライン内歯45が形成された領域に隣接する領域には、第1位置用位置決め溝46と第2位置用位置決め溝47が周回するように形成されている。これら第1位置用位置決め溝46と第2位置用位置決め溝47は、カム軸3側に設けられた位置決め機構32のボール35が係止されることで、カムキャリア4を第1位置と第2位置との間をクリック動作により位置決めさせる。
図2および図3に示すように、カムキャリア4は、周面にバルブ作動特性の異なる、第1カムとしての高速カム41と、第2カムとしての低速カム42とが軸方向に並んで一体に設けられている。なお、高速カム41と低速カム42との一体構成体は、所定間隔を隔てて一対が配置されている。一対の高速カム41,41が選択される場合は、それぞれの高速カム41が、ロッカアーム11の上方に位置し、一対の低速カム42が選択される場合は、それぞれの低速カム42が、ロッカアーム11の上方に位置する。すなわち、高速カム41同士の間隔、低速カム42同士の間隔、および吸気バルブ10同士の間隔は、同一に設定されている。そして、カムキャリア4は、高速カム41によって吸気バルブ13を作動させる第1位置と、低速カム42によって吸気バルブ13を作動させる第2位置とに移動可能である。
図3に示すように、高速カム41は、基礎となるベース円部41Aと、ベース円部41Aよりも半径方向外側へ突出したノーズ部41Bとを備える。低速カム42は、基礎となる高速カム41のベース円部41Aと同じ半径のベース円部42Aと、ベース円部42Aより半径方向外側へ向けて高速カム41のノーズ部41Bよりも半径方向への突出寸法が低く形成されたノーズ部42Bと、を備える。図3に示すように、これら高速カム41と低速カム42は、軸方向に沿って隣接して配置されている。しかも、これらベース円部41A,42Aは、軸方向に面一に形成された連続面である。また、高速カム41と低速カム42のノーズ部41B,42Bは、ほぼ同位相となる方向に配置されている。これら高速カム41と低速カム42は、カム軸3に対する配置状態により、図示しないクランクシャフトの動作に伴って動作する吸気バルブ13のリフトタイミングが規定されるようになっている。
また、図2および図3に示すように、カムキャリア4の外周面には、ガイド溝43が周回して連続するように形成されている。このガイド溝43において、互いに対向する一対の側壁面のうち一方は、カムキャリア4を第1位置へ移動させる第1切換カム43Aである。また、これら一対の側壁のうちの他方は、カムキャリア3を前記第2位置へ移動させる第2切換カム43Bである。
図3に示すように、ガイド溝43は、溝幅が最大となる最大溝幅部43Cと、溝幅が最小となる最小溝幅部43Dと、最大溝幅部43Cと最小溝幅部43Dとの間を連絡する溝幅変化部43Eと、を備える。最小溝幅部43Dは、後述する第1切換ピン51および第2切換ピン52のうち1つが通過可能な溝幅である。最大溝幅部43Cは、最小溝幅部43Dを中心として溝幅方向の両外側にそれぞれ第1切換ピン51および第2切換ピン52のうち1つが通過可能空間を有する溝幅に形成されている。
(カム切換部)
図2に示すように、カム切換部5は、第1切換ピン51と、第2切換ピン52と、ギヤ53と、第1切換ピン51をヘッドカバー1Bの下面から突出する方向へ付勢するスプリング54と、プラグ55A,55B,56(図8参照)と、を備える。図4および図6に示すように、これら第1切換ピン51と第2切換ピン52は、ヘッドカバー1Bに対して、カム軸3の半径方向に往復移動可能であり、ガイド溝43に挿入可能な位置に配置されている。そして、これら第1切換ピン51と第2切換ピン52とは、カム軸3の軸方向に沿って並列に配置されている。第1切換ピン51は、突出した状態で第1切換カム43Aと接触可能であり、第2切換ピン52は、突出した状態で第2切換カム43Bと接触可能である。さらに、第1切換ピン51と第2切換ピン52は、カム軸3の半径方向に沿って互いに逆向きに移動させる連結機構57によって連結されている。
連結機構57は、第1切換ピン51の側面に形成された第1ラック51Bと、この第1ラック51Bに対向する第2切換ピン52に形成された第2ラック52Bと、第1ラック51Bと第2ラック52Bとに同時に噛み合うギヤ53と、を備える。図5に示すように、第1ラック51Bは、第1切換ピン51が往復動作を行う方向に沿って側面に形成された第1凹部51Aの底面に形成されている。第2ラック51Bは、第2切換ピン52が往復動作を行う方向に沿って側面に形成された第2凹部52Aの底面に形成されている。図5に示すように、第1凹部51Aにおけるそれぞれの往復移動方向の両端は、ギヤ53と当接して第1切換ピン51の移動範囲を規制する側壁51C,51Cが形成されている。第2凹部52Aにおけるそれぞれの往復移動方向の両端は、ギヤ53と当接して第2切換ピン52の移動範囲を規制する側壁52Cが形成されている。
図8に示すように、第1切換ピン51は、ヘッドカバー1Bに貫通するように設けた第1ピン穴58Aに軸方向に摺動可能に挿入されている。第2切換ピン52は、ヘッドカバー1Bに貫通するように設けた第2ピン穴58Bに軸方向に摺動可能に挿入されている。これら第1ピン穴58Aと第2ピン穴58Bは、略平行をなすように設定されている。図8に示すように、第1ピン穴58Aと第2ピン穴58Bとは、軸方向の中間位置においてギヤ配置空間58Cで連通されている。ヘッドカバー1Bには、ギヤ配置空間58Cの側方(第1ピン穴58A、第2ピン穴58Bと直交する方向)からギヤ挿入口59がギヤ配置空間58Cに連通するように形成されている。
図8に示すように、第1切換ピン51は、第1ピン穴58Aに挿入されている。第2切換ピン52は、第2ピン穴58Bに挿入されている。そして、第1ピン穴58Aは、第1切換ピン51の上にスプリング54が挿入された状態でプラグ55Aにより閉塞されている。また、第2ピン穴58Bは、第2切換ピン52が挿入された状態でプラグ55Bにより閉塞されている。ヘッドカバー1Bの側面に形成されたギヤ挿入口59からは、ギヤ53がギヤ配置空間58Cに向けて挿入されている。ギヤ53は、第1切換ピン51の第1ラック51Bと、第2切換ピン52の第2ラック52Bと、の間に、互いに噛み合うように配置されている。なお、図7に示すように、ギヤ53は、ギヤ軸部53Aが、ヘッドカバー1B側に設けた軸受部58Dと、プラグ56に設けた軸受部56Aと、に回転自在に軸支されている。
図4に示すように、ヘッドカバー1Bには、第1ピン穴58Aの上部に連通する第1オイル通路60が形成されている。この第1オイル通路60は、ヘッドカバー1Bに形成されたオイルギャラリ61に連通している。図6に示すように、ヘッドカバー1Bには、第2ピン穴58Bの上部に連通する第2オイル通路62が形成されている。この第2オイル通路62は、ヘッドカバー1Bに形成されたオイルギャラリ63に連通している。これらオイルギャラリ61,63は、図示しないオイルポンプに連通するように形成されている。そして、これらオイルギャラリ61,63は、例えば電磁弁などを用いる図示しない油圧切換機構によりいずれか一方に油圧が供給されるように切り換えが可能となっている。このため、図5に示すように、連結機構57の動作により、第1切換ピン51および第2切換ピン52のいずかがヘッドカバー1Bの下面より突出するようになっている。
(可変動弁装置の作用・動作)
以下、本実施の形態に係る可変動弁装置2の高速カム41と低速カム42への切り換えの動作について説明する。
図9−1は、可変動弁装置2において高速カム41が選択されて運転されている状態を示している。このような状態におけるカムキャリア4の位置を第1位置とする。この状態では、高速カム41のベース円部41Aとロッカアーム11の被押圧ローラ11Aとが接触している。このとき、第1切換ピン51は、図5に示すように、ガイド溝43の最小溝幅部43Dを通過するような配置となっている。このとき、カム軸3側に設けられたボール35は、カムキャリア4側の第1位置用位置決め溝46に係合した状態となっている。
このような高速カム41が選択されている状態から図9−2に示すように低速カム42が選択される状態(カムキャリア4を第2位置)に切り替える場合は、第2切換ピン52をガイド溝43内に挿入されるようにヘッドカバー1B側から突出させる。第2切換ピン52を突出させるには、図示しない油圧切換機構により、オイルギャラリ63から第2オイル通路62を介して第2ピン穴58Bに油圧を加える。これにより第2切換ピン52は、ガイド溝43へ向けて突出する方向に駆動される。そして、第2切換ピン52が突出する動作を行うと、図9−2に示すように、第1切換ピン51は、ギヤ53の回転にともないガイド溝43からヘッドカバー1B側へ引っ込む動作を行う。
図9−2に示すように、第2切換ピン52がガイド溝43内に挿入される。すると、カムキャリア4は、第2切換ピン52と接触する第2切換カム34Bによる作用により、図9−3に示す状態を経て、カムキャリア4を第2位置まで移動させる。このとき、高速カム41のベース円部41Aおよび低速カム42のベース円部42Aがロッカアーム11の被押圧ローラ11Aに対して円滑に摺動して、図9−4に示すように被押圧ローラ11Aに低速カム42のベース円部42Aが接触した状態となる。
このようにカムキャリア4がカム軸3に対して変位するときに、カム軸3側のボール35が図5に示す第1位置用位置決め溝46から外れて、第2位置用位置決め溝47に移動して係合した状態となる。この結果、カムキャリア4は、カム軸3に対して低速カム42が選択された位置(第2位置)で固定される。このように、低速カム42が選択されて、カムキャリア4が第2位置にある場合において、高速カム41への切り換えを行うまでの間は、第2切り換えピン52は、ガイド溝43の最小溝幅部43Dを通過するような配置となっている。
一方、低速カム42から高速カム41へ切り換える場合は、図4に示すように、オイルギャラリ61から第1オイル通路60を介して第1ピン穴58Aの上部に油圧を加えることにより、第1切換ピン51をヘッドカバー1Bの下面から突出させる。第1切換ピン51の第1ラック51Bの移動に伴ってギヤ53が回転する。これに伴い、第2ラック52Bは、第1ラック51Bと反対方向に移動する。すなわち、第2切換ピン52は、ヘッドカバー1Bの下面に対して引っ込む方向への動作を行う。そして、第1切換ピン51に対してガイド溝43の第1切換カム43Aが接触した状態で回転することにより、カムキャリア4は図9−1に示す第1位置に移動して、ロッカアーム11の被押圧ローラ11Aに接触するカムが、低速カム42から高速カム41に切り換わる。
図5に示すように、本実施の形態では、第1切換ピン51の第1凹部51Aおよび第2切換ピン52の第2凹部52Aにおけるそれぞれの往復移動方向の両端に側壁51C,51C、52C,52Cが形成されている。これら側壁51C、52Cは、ギヤ53と当接して第1切換ピン51および第2切換ピン52の移動範囲を規制するストッパとしての機能を果たしている。
本実施の形態では、高速カム41と低速カム42を切り換える機構を、第1切換カム43Aと第2切換カム43Bを側壁とする単一のガイド溝43と、第1切換カム43Aに接触可能な第1切換ピン51と、第2切換カム43Bに接触可能な第2切換ピン52と、で構成できる。すなわち、第1切換ピン51と第2切換ピン52とのそれぞれに個別にガイド溝を形成する必要がない。このため、本実施の形態に係る可変動弁装置2では、カムを切り換える機構を簡素な構造にできる。
本実施の形態では、第1切換ピン51と第2切換ピン52とを互いに逆方向へ移動させる連結機構57によって連結したため、機械的な構造により第1切換ピン51と第2切換ピン52が同時に第1切換カム43Aおよび第2切換カム43Bに接触することが防止でき、切換ピンの作動方法を簡素化することができる。よって、本実施の形態に係る可変動弁装置2では、カムを切り換える機構の構造および作動方法を簡素化することができる。
本実施の形態では、連結機構57を、第1ラック51Bと第2ラック52Bとの2つのラックと、ギヤ53とにより構成したため、第1切換ピン51と第2切換ピン52を確実に相互に逆方向へ移動させることができるとともに、連結機構の構造を簡素化できる。加えて、本実施の形態では、第1凹部51Aおよび第2凹部52Aの移動方向の両端を、第1切換ピン51および第2切換ピン52の移動範囲を規制する側壁51C,52Cとしたため、カムを切り換える機構の構造を簡素化できる。
本実施の形態では、カムキャリア4の最大溝幅部43Cを、最小溝幅部43Dを中心としてその両外側(カムキャリア4の軸方向の両外側)にそれぞれ第1切換ピン51および第2切換ピン52のうち1つが通過可能な空間を有する溝幅に形成した。このため、カムキャリア4が第1位置にある場合、カム軸3の軸方向で第1切換ピン51がガイド溝43の最小溝幅部43Dを通過する位置にある。このとき、第1切換ピン51が最小溝幅部43Dの通過前または通過後においては、第2切換ピン52は最大溝幅部43Cに挿入可能である。ここで、第2切換ピン52を最大溝幅部43Cに対応する位置にてガイド溝43内に挿入すれば、以下に説明する動作によりカムキャリア4を第1位置から第2位置に移動させることができる。すなわち、第2切換ピン52は、カムキャリア4の回転により最大溝幅部43Cから溝幅変化部43Eへ移動し、溝幅変化部43Eに接触することでカムキャリア4が第2位置へ移動を開始する。そして、第2切換ピン52が最小溝幅部43Dに到達するとカムキャリア4の第2位置への移動が完了する。この際、第2切換ピン52をガイド溝43から退出させなくてもカムキャリア4は第1位置に戻ることはない。また、カムキャリア4が第2位置にある場合、第1切換ピン51を最大溝幅部43Cと対応する位置にてガイド溝43内に挿入すれば、第2切換ピン52が溝幅変化部43Eに接触してカムキャリア4を第1位置に移動させることができる。この際、第1切換ピン51をガイド溝43から退出させなくてもカムキャリア4は第2位置に戻ることはない。よって、カムキャリア4の移動完了時に第1切換ピン51および第2切換ピン52をガイド溝43から退出させる必要が無いため、切換ピンの作動方法を簡素化することができる。
本実施の形態では、単一のガイド溝43と、対をなす第1切換ピン51および第2切換ピン52を備える構成でカムキャリア4を軸方向へ移動させて低速カム42と高速カム41との切り替えを行う構成としている。従来の可変動弁装置では、ピストンがカムキャリア4の半径方向に往復移動するプランジャを用いて、カムキャリアの外周面に螺旋状に形成した溝にピストンを出し入れする構成である。このようなプランジャを用いることは、装置の小型化に逆行する。本実施の形態に係る可変動弁装置2では、このようなプランジャを必要としないため、シリンダヘッド1の高さが高くなることを抑制できる。また、このような構成により、本実施の形態では、カムキャリア4の軸方向の全長を短縮することができ、可変動弁装置2の小型化が図れるという効果がある。
本実施の形態に係る可変動弁装置2によれば、ロッカアーム11の被押圧ローラ11Aにベース円部41A,42Aが接触している場合にカムキャリア4を移動させて高速カム41と低速カム42との切り替えを行うため、カム切り替えを円滑に行うことができる。
本実施の形態に係る可変動弁装置2によれば、カム軸3に対してカムキャリア4がクリック動作にて位置決めされるように、ボール35と、第1位置用位置決め溝46および第2位置用位置決め溝47を用いている。このため、この実施の形態によれば、カムキャリア4を確実に位置決めすることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記の実施の形態では、第1切換ピン51および第2切換ピン52が互い違い方向に移動する動作を、ギヤ53を介在した第1ラック51Bおよび第2ラック52Bでラックアンドピニオンの機構で実現したがが、これに限定されるものではなく、シーソー動作を行う他の機構を用いることも勿論可能である。
上記の実施の形態では、本発明を、高速カム41と低速カム42の2段可変動弁装置に適用したが、図10に示すカムキャリア4Aのように、第2カムをリフト量0となる周面を有する休止カム48とすれば、バルブ休止機能も実現可能である。このよう構成とすれば、カムを切り換える機構の構造および作動方法を簡素化でき、バルブを休止させることも可能となる。
また、上記の実施の形態では、2系統のオイルギャラリ61、63を備える構成であるが、スプリング54を強化して、1系統のオイルギャラリを省略した構成としてもよい。すなわち、第1切換ピン51または第2切換ピン52の一方にオイルギャラリを連結し、このオイルギャラリから付与される駆動力で第1切換ピン51または第2切換ピン52を軸方向へ動かし、この駆動力が除去されたときに、スプリング54により第1切換ピン51を強制的にガイド溝43側へ移動させるように設定してもよい。この場合、第2切換ピン52にオイルギャラリ63を連結し、オイルギャラリ63から第2切換ピン52に付与される駆動力(油圧力)が除去された場合、スプリング54によって第1切換ピン51がガイド溝43側に移動する。これにより、カムキャリア4を第1位置へ移動させ、バルブの休止を解除できる。
1 シリンダヘッド
1B ヘッドカバー
2 可変動弁装置
3 カム軸
4,4A カムキャリア
5 カム切換部
6 ロアカムハウジング
7 アッパカムハウジング
11 ロッカアーム
11A 被押圧ローラ
13 吸気バルブ
31 スプライン外歯
41 高速カム
42 低速カム
43 ガイド溝
43A 第1切換カム
43B 第2切換カム
43C 最大部溝幅
43D 最小溝幅部
43E 溝幅変化部
45 スプライン内歯
48 休止カム
51 第1切換ピン
51A 第1凹部
51B 第1ラック
51C 側壁
52 第2切換ピン
52A 第2凹部
52C 側壁
53 ギヤ
53A ギヤ軸部
54 スプリング
55A,55B,56 プラグ
56A 軸受部
57 連結機構
58A 第1ピン穴
58B 第2ピン穴
58C ギヤ配置空間
58D 軸受部
59 ギヤ挿入口
60 第1オイル通路
61 オイルギャラリ
62 第2オイル通路
63 オイルギャラリ

Claims (5)

  1. シリンダヘッド側に回転自在に軸支されたカム軸と、前記カム軸に対して同軸となるように設けられ、前記カム軸と一体に回転し、かつ前記カム軸の軸方向へ移動可能であり、外周面にバルブの作動特性が異なるように形成された複数のカムが互いに隣接するように配置されたカムキャリアと、内燃機関本体側に配置されるとともに、前記カムキャリアを前記カム軸の軸方向へ移動させてバルブを作動させる前記カムを切り換えるカム切換部と、を備える内燃機関の可変動弁装置において、
    前記複数のカムは、第1カムと第2カムであり、
    前記カムキャリアは、前記第1カムによって前記バルブを作動させる第1位置と、前記第2カムによって前記バルブを作動させる第2位置とに移動可能であり、
    前記カムキャリアの外周面に当該カムキャリアを周回するようにガイド溝が形成され、前記ガイド溝は、互いに対向する一対の側壁面のうち一方が、前記カムキャリアを前記第1位置へ移動させる第1切換カムであり、前記一対の側壁のうちの他方が、前記カムキャリアを前記第2位置へ移動させる第2切換カムであり、
    前記ガイド溝内に挿入可能であり、かつ前記カム軸の半径方向に往復移動可能な第1切換ピンと第2切換ピンとが前記カム軸の軸方向に沿って並列に配置され、
    前記第1切換ピンは、前記第1切換カムと接触可能であり、前記第2切換ピンは、前記第2切換カムと接触可能であり、
    前記第1切換ピンと前記第2切換ピンとを、前記カム軸の半径方向に沿って互いに逆向きに移動させる連結機構によって連結し、前記連結機構は、前記第1切換ピンの側面に形成された第1ラックと、該第1ラックに対向する前記第2切換ピンに形成された第2ラックと、前記第1ラックと第2ラックとに同時に噛み合うギヤと、を備えることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記第1切換ピンは、当該第1切換ピンが往復動作を行う方向に沿って側面に第1凹部が形成され、該第1凹部の底面に前記第1ラックが形成され、
    前記第2切換ピンは、当該第2切換ピンが往復動作を行う方向に沿って側面に第2凹部が形成され、該第2凹部の底面に前記第2ラックが形成され、
    前記第1凹部および前記第2凹部におけるそれぞれの前記往復移動方向の両端は、前記ギヤと当接して前記第1切換ピンおよび前記第2切換ピンの移動範囲を規制する側壁が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記ガイド溝は、溝幅が最大となる最大溝幅部と、溝幅が最小となる最小溝幅部と、前記最大溝幅部と前記最小溝幅部との間を連絡する溝幅変化部と、を備え、
    前記最小溝幅部は、前記第1切換ピンおよび前記第2切換ピンのうち1つが通過可能な溝幅であり、
    前記最大溝幅部は、前記最小溝幅部を中心として溝幅方向の両外側にそれぞれ前記第1切換ピンおよび前記第2切換ピンのうち1つが通過可能な空間を有する溝幅に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記第2カムを、前記バルブを休止させる休止カムとした
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記第1切換ピンまたは前記第2切換ピンの一方に、前記第1切換ピンまたは前記第2切換ピンを軸方向へ動かす駆動力を付与し、かつ前記駆動力が除去されたときに、前記第1切換ピンを強制的に前記ガイド溝側へ移動させるスプリングを備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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