JP2016070163A - エンジンのシリンダヘッド - Google Patents

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俊輔 羽原
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Abstract

【課題】カムシフティング機構を備えたシリンダヘッドにおいて、オイル分離性を高めたオイル分離空間部をヘッドカバー内に形成するとともに、操作部材の取付配置をコンパクトにする。
【解決手段】カム軸20の上方は、ヘッドカバー40によって覆われている。ヘッドカバー40は、排気側のカム軸20に沿って延びるオイル分離空間部43を区画している。ヘッドカバー40の側壁部には、その一部をオイル分離空間部43内に突出させることで取付部44が形成されている。取付部44には、カム要素部25の端面カム26に対して斜め上方から摺接可能なように、電磁式アクチュエータ30が取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドに関するものである。
従来より、エンジンの動弁装置として、1つの弁についてノーズ部の形状が異なる複数のカム部を備え、これら複数のカム部のうちから弁を開閉させるカム部を選択することにより、吸気弁及び排気弁のうち少なくとも一方の開弁量や開閉時期等をエンジンの運転状態に応じて切り換え可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、カムシフティング機構において、スライドカムをスライドさせるための操作部材としての電磁式アクチュエータを、吸気側カム軸と排気側カム軸とが並ぶシリンダヘッドの幅方向の端部に横向き姿勢で配置するようにした構成が開示されている。また、電磁式アクチュエータをシリンダヘッドの幅方向に直交する姿勢で配置するようにした構成も開示されている。
米国特許出願公開第2012/0031361号明細書
ところで、シリンダヘッドのヘッドカバー内には、ブローバイガス処理のためのオイル分離空間部を設ける場合がある。しかしながら、電磁式アクチュエータがシリンダヘッドの幅方向の端部に横向き姿勢で配置されている場合には、ピン部が往復動する隙間にヘッドカバー内のオイルが流入し、このオイルの粘性抵抗でピン部の作動応答性が低下してしまう。そのため、電磁式アクチュエータの能力を高めるために大型化しなければならないという問題がある。
一方、電磁式アクチュエータがシリンダヘッドの幅方向に直交する姿勢で配置されている場合には、エンジン全体の高さが高くなってしまうので、ヘッドカバー内にオイル分離空間部を十分に確保することが困難であるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、カムシフティング機構を備えたシリンダヘッドにおいて、オイル分離性を高めたオイル分離空間部をヘッドカバー内に形成するとともに、操作部材の取付配置をコンパクトにすることにある。
本発明は、複数気筒の吸気弁及び排気弁のうち少なくとも一方を開閉させる複数のカム部を有し、カム軸に対して回転方向に結合し且つ軸方向にスライド可能に嵌合されたカム要素部と、該カム要素部に設けられた傾斜部と摺接して該カム要素部をスライドさせることで弁開閉用の前記カム部を切り換える複数の操作部材とを備えたエンジンのシリンダヘッドを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記カム軸に沿って延びるオイル分離空間部を区画するように該カム軸の上方を覆うヘッドカバーを備え、
前記ヘッドカバーには、該ヘッドカバーの側壁部の一部を該オイル分離空間部内に突出させることで形成され且つ前記複数の操作部材を取り付けるための取付部が設けられていることを特徴とするものである。
第1の発明では、ヘッドカバーの側壁部の一部をオイル分離空間部内に突出させることで、複数の操作部材を取り付けるための取付部を形成している。これにより、複数の操作部材の取付配置をコンパクトにすることができる。また、オイル分離空間部内を流れるブローバイガスに含まれるオイルが取付部に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記操作部材は、軸方向に進退可能なピン部を有する電磁式アクチュエータであり、
前記取付部は、前記電磁式アクチュエータのピン部が前記カム要素部に対して斜め上方から進退可能なように、前記ヘッドカバーの側壁部の一部を傾斜させて前記オイル分離空間部内に突出させることで形成されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、ヘッドカバーの側壁部の一部を傾斜させてオイル分離空間部内に突出させることで取付部を形成して、オイル分離性能を高めている。そして、電磁式アクチュエータを取付部に取り付け、ピン部をカム要素部に対して斜め上方から進退させるようにしたから、電磁式アクチュエータにオイルが付着するのを低減することができる。その結果、電磁式アクチュエータの作動応答性を確保して小型化を図ることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記ヘッドカバーには、該ヘッドカバーの幅方向に並ぶ吸気側及び排気側の前記カム軸の上方をそれぞれ覆う吸気側カバー部及び排気側カバー部が設けられ、
前記吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち一方には、前記オイル分離空間部が形成されて、前記ヘッドカバーの幅方向外側の側壁部に前記取付部が設けられ、
前記吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち他方には、前記カム軸の上方に位置する上壁部に前記取付部が設けられていることを特徴とするものである。
第3の発明では、吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち一方にオイル分離空間部を形成して、ヘッドカバーの幅方向外側の側壁部に取付部を設けている。また、吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち他方の上壁部に取付部を設けている。これにより、ヘッドカバーのオイル分離空間部と複数の操作部材とをコンパクトにレイアウトすることができる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記ヘッドカバーには、前記取付部が設けられた側壁部との間に所定の隙間を存して立設することで、前記オイル分離空間部を複数の空間部に仕切る仕切部が少なくとも1つ設けられていることを特徴とするものである。
第4の発明では、ヘッドカバーの仕切部によって、オイル分離空間部が複数の空間部に仕切られているから、オイル空間部内を蛇行しながら流れるブローバイガスに含まれるオイルが仕切部及び取付部に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。
本発明によれば、ヘッドカバーの側壁部の一部をオイル分離空間部内に突出させて取付部を形成することで、複数の操作部材の取付配置をコンパクトにすることができる。また、オイル分離空間部内を流れるブローバイガスに含まれるオイルが取付部に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。
本実施形態1に係るエンジンのシリンダヘッドの概略構成を示す正面図である。 ヘッドカバーの構成を示す側面断面図である。 ヘッドカバーの構成を示す斜視図である。 本実施形態2に係るヘッドカバーの構成を示す側面断面図である。 ヘッドカバーの構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
図1及び図2に示すように、エンジン10のシリンダヘッド11には、4つの気筒12のそれぞれについて2つずつ合計8つの排気弁15と、排気弁15を閉方向にそれぞれ付勢するリターンスプリング17とが設けられている。また、シリンダヘッド11の上部において、ロッカーアーム18を介してリターンスプリング17の付勢力に抗して排気弁15を開動させる排気側のカム軸20を備えている。
なお、吸気弁16(図2参照)を開動させる吸気側のカム軸20の構成は、排気側のカム軸20と略同様であるため、以下、排気側のカム軸20の構成についてのみ説明する。
カム軸20は、シリンダヘッド11における各気筒12の中心位置にそれぞれ設けられた軸受部21に回転自在に支持されていて、図示しないクランクシャフトによりチェーンを介して回転駆動される。
カム軸20には、筒状のカム要素部25がスプライン嵌合されている。これにより、カム要素部25は、カム軸20に対して回転方向に結合して一体回転するとともに、軸方向にスライド可能に嵌合されている。カム要素部25は、各気筒12にそれぞれ対応するように、カム軸20上でカム軸方向に列状に配置されている。カム要素部25は、ロッカーアーム18のカムフォロア18aに摺接することで排気弁15を開閉させる第1のカム部25a及び第2のカム部25bとを有する。
第1のカム部25a及び第2のカム部25bは、互いに隣接して設けられている。第1のカム部25aは、低エンジン回転時に選択されるカム部であり、第2のカム部25bよりもリフト量が大きく形成されている。第2のカム部25bは、高エンジン回転時に選択されるカム部であり、第1のカム部25aよりもリフト量が小さく形成されている。
図2に示すように、第1のカム部25a及び第2のカム部25bは、ベースサークル25cが共通で、リフト量が異なるノーズ部がベースサークル25c上にわずかに位相差をもって設けられている。なお、ベースサークル25cが共通であるとは、第1のカム部25aと第2のカム部25bとのベースサークル25cのベース円径が同じであることを意味する。
カム要素部25の軸方向の両端部には、傾斜部としての端面カム26がそれぞれ設けられている。端面カム26は、回転方向に対して基準面から軸方向のリフト量が次第に増加し、リフト終了位置で基準面に戻るように形成されている。
カム要素部25の上方で且つカム軸方向両側の端面カム26に対応する位置には、操作部材としての電磁式アクチュエータ30が配設されている。電磁式アクチュエータ30は、通電時にカム軸20に向かって突出可能なピン部31を有する。電磁式アクチュエータ30に通電しない状態では、ピン部31は、アクチュエータ内部に設けられた永久磁石によって上方の不作動位置に保持される。一方、電磁式アクチュエータ30に通電されると、ピン部31は、永久磁石に抗して下方へ突出して作動位置に進出する。
電磁式アクチュエータ30のピン部31が作動位置に進出すると、ピン部31の先端部が対応する端面カム26に摺接することとなり、カム要素部25がカム軸方向へスライドされる。
具体的に、カム要素部25の一端側の電磁式アクチュエータ30を作動させて、ピン部31をカム要素部25の一端側の端面カム26に摺接させると、カム要素部25は、カム軸方向の他端側にスライドして、ロッカーアーム18のカムフォロア18aが第1のカム部25aに摺接するようにシフトする。また、カム要素部25の他端側の電磁式アクチュエータ30を作動させて、ピン部31をカム要素部25の他端側の端面カム26に摺接させると、カム要素部25は、カム軸方向の一端側にスライドして、ロッカーアーム18のカムフォロア18aが第2のカム部25bに摺接するようにシフトする。このように、カム要素部25の軸方向へのシフトによって、第1のカム部25a及び第2のカム部25bのうちで弁を開閉させるカム部が切り換えられることになる。
図3にも示すように、電磁式アクチュエータ30は、ヘッドカバー40の側壁部に取り付けられている。以下、ヘッドカバー40の具体的な構成について説明する。
ヘッドカバー40は、シリンダヘッド11に設けられた位置決めピン13によって位置決めされてカム軸20の上方を覆うように配設されている。シリンダヘッド11とヘッドカバー40との間には、シール材14が挟み込まれている。
ヘッドカバー40には、ヘッドカバー40の幅方向に並ぶ吸気側及び排気側のカム軸20の上方をそれぞれ覆う吸気側カバー部41及び排気側カバー部42とが設けられている。本実施形態では、車両の前側に吸気側のカム軸20が配設され、後側に排気側のカム軸20が配設されている。
ヘッドカバー40の排気側カバー部42は、カム軸20に沿って延びるオイル分離空間部43を区画している。排気側カバー部42の車両前側の側壁部には、その一部を傾斜させてオイル分離空間部43内に突出させることで、複数の電磁式アクチュエータ30を取り付けるための複数の取付部44が設けられている。これにより、オイル分離空間部43内を流れるブローバイガスに含まれるオイルは、取付部44に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。オイル分離空間部43を流れたガスは、排気側カバー部42に接続された排気管42aから排気される。
電磁式アクチュエータ30には、径方向外方に張り出すフランジ部32が設けられており、このフランジ部32を締結ボルト33によって取付部44に締結することで、電磁式アクチュエータ30が取付部44に取り付けられている。
ここで、取付部44は、排気側カバー部42の側壁部の一部を傾斜させて窪ませた形状となっているので、取付部44に取り付けられた電磁式アクチュエータ30は、カム要素部25に対して斜め上方からピン部31を進退可能な姿勢となっている。これにより、電磁式アクチュエータ30にオイルが付着したとしても、電磁式アクチュエータ30の傾斜に沿ってオイルが流れ落ちるため、オイルが付着するのを低減することができる。
ヘッドカバー40の吸気側カバー部41におけるカム軸20の上方に位置する上壁部には、その一部を内部に突出させることで、複数の電磁式アクチュエータ30を取り付けるための複数の取付部44が設けられている。電磁式アクチュエータ30には、径方向外方に張り出すフランジ部32が設けられており、このフランジ部32を締結ボルト33によって取付部44に締結することで、電磁式アクチュエータ30が取付部44に取り付けられている。
以上のように、本実施形態1に係るエンジン10のシリンダヘッド11によれば、ヘッドカバー40の側壁部の一部をオイル分離空間部43内に突出させることで、複数の電磁式アクチュエータ30を取り付けるための取付部44を形成しているので、オイル分離空間部43内を流れるブローバイガスに含まれるオイルが取付部44に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。
また、電磁式アクチュエータ30を取付部44に取り付け、ピン部31をカム要素部25に対して斜め上方から進退させるようにしたから、電磁式アクチュエータ30にオイルが付着するのを低減することができる。その結果、電磁式アクチュエータ30の作動応答性を確保して小型化を図ることができる。
《実施形態2》
図4は、本実施形態2に係るヘッドカバーの構成を示す側面断面図であり、図5は平面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点に付いてのみ説明する。
図4及び図5に示すように、ヘッドカバー40は、カム軸20の上方を覆うように配設されている。ヘッドカバー40には、ヘッドカバー40の幅方向に並ぶ吸気側及び排気側のカム軸20の上方をそれぞれ覆う吸気側カバー部41及び排気側カバー部42とが設けられている。
ヘッドカバー40の排気側カバー部42は、カム軸20に沿って延びるオイル分離空間部43を区画している。ヘッドカバー40の排気側カバー部42には、カム軸20の上方に配置されてオイル分離空間部43の下側開口を塞ぐ下部プレート45が設けられている。下部プレート45には、オイル分離空間部43とシリンダヘッド11内部とを連通する切欠孔45aが形成されている。切欠孔45aは、排気管42aの接続位置に対してカム軸方向に離れた反対側の位置に形成されている。
オイル分離空間部43には、カム軸方向に隣接する取付部44の間で立設する複数の仕切部46が設けられている。仕切部46は、排気側カバー部42の内周面に一体に形成されている。本実施形態では、仕切部46は、オイル分離空間部43内に4つ設けられており、その結果、オイル分離空間部43が5つの空間部に仕切られている。
仕切部46は、取付部44が設けられた排気側カバー部42の車両前側の側壁部に対して隙間を存して設けられており、ブローバイガスの流通が可能となっている。
ここで、排気側カバー部42の車両前側の側壁部には、オイル分離空間部43内に突出するように取付部44が設けられているので、オイル分離空間部43をカム軸方向に流れるブローバイガスは、仕切部46に衝突するとともに、仕切部46と側壁部との隙間を通って隣接する空間部へ向かう際に、取付部44に衝突する。つまり、ブローバイガスは、オイル分離空間部43内を蛇行しながら流通することとなる。
このような構成とすれば、オイル分離空間部43内を蛇行しながら流れるブローバイガスに含まれるオイルが仕切部46及び取付部44に衝突することで分離しやすくなるので、オイル分離性能を高めることができる。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
本実施形態では、カム要素部25の軸方向の両端部に、傾斜部としての端面カム26をそれぞれ設けた構成について説明したが、この形態に限定するものではない。例えば、カム要素部25の軸方向の両端部に、傾斜部としての端面カム溝をそれぞれ設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、排気側のカム軸20の上方にオイル分離空間部43を設けるようにしたが、吸気側のカム軸20の上方にオイル分離空間部43を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、4気筒、4弁式DOHCエンジンについて説明したが、直列6気筒エンジンや、V型多気筒エンジン、4気筒2弁式DOHCエンジン、単気筒SOHCエンジン、多気筒SOHCエンジン等を含め、気筒数及び動弁形式が異なる各種のエンジンに適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、カムシフティング機構を備えたシリンダヘッドにおいて、オイル分離性を高めたオイル分離空間部をヘッドカバー内に形成するとともに、操作部材の取付配置をコンパクトにすることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 エンジン
11 シリンダヘッド
12 気筒
15 排気弁
16 吸気弁
20 カム軸
25 カム要素部
25a 第1のカム部
25b 第2のカム部
26 端面カム(傾斜部)
30 電磁式アクチュエータ(操作部材)
31 ピン部
40 ヘッドカバー
41 吸気側カバー部
42 排気側カバー部
43 オイル分離空間部
44 取付部
46 仕切部

Claims (4)

  1. 複数気筒の吸気弁及び排気弁のうち少なくとも一方を開閉させる複数のカム部を有し、カム軸に対して回転方向に結合し且つ軸方向にスライド可能に嵌合されたカム要素部と、該カム要素部に設けられた傾斜部と摺接して該カム要素部をスライドさせることで弁開閉用の前記カム部を切り換える複数の操作部材とを備えたエンジンのシリンダヘッドであって、
    前記カム軸に沿って延びるオイル分離空間部を区画するように該カム軸の上方を覆うヘッドカバーを備え、
    前記ヘッドカバーには、該ヘッドカバーの側壁部の一部を該オイル分離空間部内に突出させることで形成され且つ前記複数の操作部材を取り付けるための取付部が設けられていることを特徴とするエンジンのシリンダヘッド。
  2. 請求項1において、
    前記操作部材は、軸方向に進退可能なピン部を有する電磁式アクチュエータであり、
    前記取付部は、前記電磁式アクチュエータのピン部が前記カム要素部に対して斜め上方から進退可能なように、前記ヘッドカバーの側壁部の一部を傾斜させて前記オイル分離空間部内に突出させることで形成されていることを特徴とするエンジンのシリンダヘッド。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ヘッドカバーには、該ヘッドカバーの幅方向に並ぶ吸気側及び排気側の前記カム軸の上方をそれぞれ覆う吸気側カバー部及び排気側カバー部が設けられ、
    前記吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち一方には、前記オイル分離空間部が形成されて、前記ヘッドカバーの幅方向外側の側壁部に前記取付部が設けられ、
    前記吸気側カバー部及び排気側カバー部のうち他方には、前記カム軸の上方に位置する上壁部に前記取付部が設けられていることを特徴とするエンジンのシリンダヘッド。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記ヘッドカバーには、前記取付部が設けられた側壁部との間に所定の隙間を存して立設することで、前記オイル分離空間部を複数の空間部に仕切る仕切部が少なくとも1つ設けられていることを特徴とするエンジンのシリンダヘッド。
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