JP6053206B2 - パワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法 - Google Patents

パワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、パワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法に関するものである。
一般に、パワーリレーアセンブリー(Power Relay Ass’y)は、電気車両及びハイブリッド車両で、電池からPCU(Power Control Unit)を経てモータへ連結される電源を連結し、遮断する電力遮断装置であり、電力を供給するためのメーンゲート(Main Gate)の役割を果たす核心部品である。また、パワーリレーアセンブリーは、システムの不具合発生又は整備などの状況下で電力を完全に遮断する安全装置の役割を果たすことによって、電気車両/ハイブリッド車両における非常に重要な安全を担当する。
このようなパワーリレーアセンブリーは、プリチャージリレー(Pre−Charging Relay)(450V、10A以上)及びメインリレー(Main Relay)(450V、100〜150A以上)などの高電圧リレーと電池/インバータへのワイヤーリング連結のための高電圧/大電流バスバー及び端子などの部品で構成される。このうち、核心部品は高電圧/大電流を連結及び遮断する役割を果たす高電圧リレーである。このような高電圧リレーとしては通常的にリレーの接点で発生可能なスパークを防止するために、特殊ガス、例えば、Hガスを注入密封した機械式リレー構造が採択されている。
しかし、前記高電圧リレーは特殊ガスにより重くなるため、パワーリレーアセンブリーの全体重量を増大させる。その結果、車両の燃費が低下される問題がある。
また、前記高電圧リレーは、複雑な機械的な構造を備えているだけでなく、その部品の材料費自体が高く、その部品の価格が高い。その結果、パワーリレーアセンブリーの原価がコストアップされる問題がある。
本発明の目的は、BMS部又はメイン制御部の制御を通して、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができ、一般リレーの使用により全体重量を低減し、車両の燃費を向上させることができるパワーリレー駆動装置及びその駆動方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、保護部を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することによって、温度が上昇して、スイッチ部が破損されることを未然に防止することができるパワーリレー駆動装置及びその駆動方法を提供することにある。
さらに、本発明の更に他の目的は、通信部と電流センサー部を介して、スイッチ部又は保護部が故障した場合や過電流が流れる場合に対して対応でき、ショートが発生された場合には、リレー部の接点で接点融着が発生することを未然に防止することができるパワーリレー駆動装置及びその駆動方法を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、通信部を介して周辺装置の追加に伴う配線の増加を防止することによって、配線の配列を簡略化させることができるパワーリレー駆動装置及びその駆動方法を提供することにある。
さらに、本発明の更に他の目的は、通信部を介して複雑な配線なしでメイン制御部を容易に制御することで、複雑な配線に誤連結により発生する不具合を最小化することができるパワーリレー駆動装置及びその駆動方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置は、電池部の第1端子とキャパシタを含むインバータ部の第1端子との間の接続をスイッチする第1リレー部と、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間の接続をスイッチする第2リレー部と、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間に前記第2リレー部と並列連結される第1スイッチ部と、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間に前記第2リレー部と並列連結される第2スイッチ部と、前記第1リレー部と第1スイッチ部とを制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタをプリチャージし、前記第2リレー部を制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタを通常チャージし、前記第1スイッチ部を制御して、前記キャパシタのプリチャージを終了し、前記電池部の電源供給遮断時、前記第2スイッチ部を制御して、前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子との間に等電位を形成し、前記第2リレー部を制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離するBMS(Battery Management System)部と、を含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置は、電池部の第1端子とキャパシタを含むインバータ部の第1端子との間の接続をスイッチする第1リレー部と、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間の接続をスイッチする第2リレー部と、前記電池部の第2端子と連結されるメイン制御部と前記インバータ部の第2端子との間にそれぞれ連結される第1スイッチ部及び第2スイッチ部と、前記第1リレー部と第1スイッチ部を制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタをプリチャージし、前記第2リレー部を制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタを通常チャージし、前記第1スイッチ部を制御して、前記キャパシタのプリチャージを終了し、前記電池部の電源供給遮断時、前記第2スイッチ部を制御して、前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子との間に等電位を形成した後、前記第2リレー部を制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離する前記メイン制御部と、を含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、メイン制御部が第1リレー部を制御して、電池部の第1端子とキャパシタを含むインバータ部の第1端子とを電気的に連結する第1端子連結ステップと、前記第1端子連結ステップ後、前記メイン制御部が第1スイッチ部を制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に連結することで、前記電池部の電源で前記キャパシタをプリチャージするプリチャージステップと、前記プリチャージステップ後、前記メイン制御部が第2リレー部を制御して、前記電池部の第2端子と前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子とを電気的に連結することで、前記電池部の電源で前記キャパシタを通常チャージする通常チャージステップと、前記通常チャージステップ中に、前記メイン制御部が前記第1スイッチ部を制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離するプリチャージ終了ステップと、前記通常チャージステップ中に、前記電池部の電源供給遮断時、前記メイン制御部が第2スイッチ部を制御して、前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子との間に等電位を形成した後、前記第2リレー部を制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離する分離ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は、BMS部又はメイン制御部の制御を通して、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができ、一般リレーの使用により全体重量を低減し、車両の燃費を向上することができる。
また、本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は、保護部を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することによって、温度が上昇し、スイッチ部が破損されることを未然に防止することができる。
さらに、本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は、通信部と電流センサー部を介して、スイッチ部又は保護部が故障した場合や過電流が流れる場合に対して対応でき、ショートが発生された場合にはリレー部の接点で接点融着が発生することを未然に防止することができる。
また、本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は、通信部を介して周辺装置の追加に伴う配線の増加を防止することによって配線の配列を簡略化することができる。
さらに、本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は、通信部を介して複雑な配線なしでメイン制御部を容易に制御することで、複雑な配線を誤連結して発生する不具合を最小化することができる。
本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法を示すフローチャートである。 図2の分離ステップを具体的に示す図である。 本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の方法における素子の動作タイミングを示す図である。 本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における分離ステップを具体的に示す図である。 本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の方法における素子の動作タイミングを示す図である。 本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における分離ステップを具体的に示す図である。 本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の方法における素子の動作タイミングを示す図である。 本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。 本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法を示すフローチャートである。 本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における一部構成の動作を表で示す図である。
明細書全体において、ある部分が他の部分と“連結”されているとは、“直接的に連結”されている場合だけでなく、その中間に他の素子を間に置いて“電気的に連結”されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を“含む”とは、特に記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素を更に含むことができることを意味する。
以下、図面を参照しながら実施例を通して本発明を更に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、電池部10からインバータ部20へ電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100は、BMS(Battery Management System)部110、第1駆動部120、第1スイッチ部130、第1リレー部141と第2リレー部142とを含むリレー部140、保護部150、センサー部160、比較部170、第2駆動部180及び第2スイッチ部190から構成される。
前記BMS部110は、電池部10と電気的に連結され、電池部10の状態を維持及び管理する。また、前記BMS部110は、第1リレー部141と第1スイッチ部130を制御して、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージ(pre−charging)するよう制御し、第2リレー部142を制御して、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)を通常チャージし、第1スイッチ部130を制御して、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了し、電池部10の電源供給遮断時、第2スイッチ部190を制御して、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成し、第2リレー部142を制御して、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離する。ここで、前記電池部10の電源供給遮断時は、正常状態では車両の運行以降停止状態の時であり、非常状態では過電流が発生したショート状態である。本発明で、前記第1端子はマイナス端子(−)であり、第2端子はプラス端子(+)であってもよい。
このようなBMS部110は、第1電圧V1、第2電圧V2及び第3電圧V3を出力し、第1駆動部120及びリレー部140に提供する。前記BMS部110は外部から商用電圧が提供され、第1電圧V1〜第3電圧V3に変換して出力できる。前記第1電圧V1〜第3電圧V3は実質的に同じ電圧であってもよく、10V以上14V以下を保持することが好ましい。
以下では、前記BMS110により制御される構成について詳細に説明する。
前記第1駆動部120は、電池部10の第2端子とBMS部110と第1スイッチ部130との間に連結される。前記第1駆動部120は、BMS部110から第1電圧V1が提供され動作し、第1スイッチ部130をオン(on)する第1信号OS1を出力する。ここで、第1駆動部120の動作は、第1リレー部141がBMS部110から第2電圧V2が提供され、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に連結した後、行われる。図示されていないが、前記第1駆動部120は、少なくとも一つ以上の抵抗と少なくとも一つ以上のスイッチで構成されてもよい。
前記第1スイッチ部130は、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子との間に第2リレー部142と並列連結される。前記第1スイッチ部130は、第1駆動部120から第1信号OS1が提供され動作し、第1リレー部141と共にインバータ部20に含まれるキャパシタ(未図示)が電池部10の電源でプリチャージ(pre−charging)される。図示されていないが、前記第1スイッチ部130は、高効率、高速のパワー電力システムで有効に使用されるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成されてもよい。
一方、前述の第1スイッチ部130は、第2リレー部142がオン(on)され、通常チャージ(normal−charging)中に、オフ(off)され、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了する。
前記リレー部140は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、第1スイッチ部130と共に電池部10とインバータ部20を電気的に連結し、第1時間の間、インバータ部20に含まれるキャパシタ(未図示)が電池部10の電源でプリチャージ(pre−charging)する経路を形成するか、プリチャージ(pre−charging)後、電池部10の電源で通常チャージ(normal−charging)する経路を形成する。また、前記リレー部140は、電池部10とインバータ部20を電気的に分離する。即ち、前記リレー部140は、電池部10とインバータ部20を順に電気的に連結するか、分離する。このようなリレー部140は、第1スイッチ部130と電気的に連結され、第1リレー部141と第2リレー部142を含む。
具体的に、前記第1リレー部141は、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子との間の接続をスイッチするものであり、BMS部110から第2電圧V2が提供され動作し、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に連結する。即ち、前記第1リレー部141は、第2電圧V2が提供されオンされ、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に連結する。前記第1リレー部141は、BMS部110から第2電圧V2が提供されなければ電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に分離する。図示されていないが、前記第1リレー部141はコイルとスイッチで構成されてもよい。
一方、第1リレー部141により電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とが電気的に連結された後には、第1駆動部120と第1スイッチ部130)がオンされ、このとき、電池部10の第2端子、第1スイッチ部130及びインバータ部20の第2端子が電気的に連結され、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)が第1時間の間、電池部10の電源でプリチャージされる。そして、前記インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージ終了時、第1駆動部120に提供される第1電圧V1が遮断され、これにより、第1スイッチ部130がオフされる。
前記第2リレー部142は、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子との間の接続をスイッチするものであり、BMS部110から第3電圧V3が提供され動作し、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結する。即ち、前記第2リレー部142は、第3電圧V3が提供され、オンされ、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結する。前記第2リレー部142は、BMS部110から第3電圧V3が提供されなければ電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子を電気的に分離する。図示されていないが、前記第2リレー部142は、コイルとスイッチで構成されてもよい。
前記保護部150は、電池部10の第2端子と第1駆動部120と第1スイッチ部130との間に連結され、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)が電池部10の電源でプリチャージされる間、電池部10の第2端子と第1スイッチ部130とインバータ部20の第2端子との間に感知される温度に応じて、電流の流れを制御する。図示されていないが、前記保護部150は、PTC(Positive thermal coefficient)サーミスタで構成されてもよい。前記PTCサーミスタは、温度が上がれば抵抗を増大し、電流の流れを遮断することができる。このような保護部150は、温度が上昇して、第1スイッチ部130が破損されることを未然に防止することができる。
前記センサー部160は、リレー部140、具体的に第2リレー部142と第2スイッチ部190との間に連結され、BMS部110から第2リレー部142に提供される第3電圧V3を検知する。図示されていないが、前記センサー部160は、少なくとも一つの検知抵抗で構成されてもよい。一方、前記第2リレー部142とセンサー部160との間にレギュレータ部161が更に連結されていてもよい。前記レギュレータ部161は、第3電圧V3が提供されれば、レギュレータ電圧に変換し、センサー部160に入力する。この時、BMS部110から直接出力される第3電圧V3もセンサー部160に入力される。
前記比較部170は、センサー部160と第2スイッチ部190との間に連結され、第3電圧V3が提供されなく、第3電圧V3が遮断されれば、高信号を出力する。ここで、前記第3電圧V3が遮断されることは、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するために、第2リレー部142をオフする動作が始まるという意味である。しかし、第2リレー部142をオフするために、第2リレー部142に提供される第3電圧V3を遮断しても、第2リレー部142が直ぐにオフされなく、第2リレー部142が完全にオフされるまで所定の時間がかかる。ここで、前記所定の時間は、第2リレー部142のオフが始まる時点から第2リレー部142のオフが完了する時点までの時間であり、例えば、10〜30msである。そして、前記高信号は、第2リレー部142をオフする動作が始まるにつれて、所定時間の間、第2スイッチ部190をオンするための信号である。
前記比較部170は、図示されていないが、二つの入力端子と1個の出力端子器を有する比較器で構成されてもよい。前記比較器の入力端子であり、センサー部160が連結される。そして、前記比較器の出力端子は、第2駆動部180に連結される。前記センサー部160により第2リレー部142に提供される第3電圧V3が検知されれば、比較器の入力端子、それぞれにレギュレータ部161から出力されるレギュレータ電圧とBMS部110から出力される第3電圧V3が提供されることで、比較器の出力端子に低信号が出力される。反面、センサー部160により第2リレー部142に提供される第3電圧V3が検知されなければ、比較器の入力端子、それぞれにレギュレータ電圧より低い電圧とレギュレータ電圧が提供されることでて、比較器の出力端子に高信号が出力される。ここで、前記レギュレータ部161のレギュレータ電圧は、比較器の電源としても活用され、短い期間比較器の出力端子に高信号が出力されるようにすることができる。
前記第2駆動部180は、電池部10の第2端子と比較部170と第2スイッチ部190との間に連結され、比較部170から高信号が提供され動作し、第2信号OS2を出力する。前記第2駆動部180は図示されていないが、少なくとも一つ以上の抵抗と少なくとも一つ以上のスイッチで構成されてもよい。
前記第2スイッチ部190は、第2駆動部180とインバータ部20の第2端子との間に第2リレー部142と並列連結され、第2駆動部180から第2信号OS2が提供されて動作する。前記第2スイッチ部190は、第2リレー部142に提供される第3電圧V3が遮断された後、第2リレー部142のオフが完了する時点の時間前に、即ち、第2リレー部142が完全にオフされる前にオンされる。これは、BMS部110の制御下に電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために、第2リレー部142をオフする時、第2リレー部142の第2端子とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成するためである。前記第2リレー部142の第2端子とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位によって、第2リレー部142のオフ時、接点でアークの発生を防止することで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーが低価の一般リレーに代替できる。そして、前記第2スイッチ部190は、第2リレー部142がオフされれば、第2時間以降にオフ(turn off)される。ここで、前記第2時間は、第2リレー部142がオフ(turn off)以降、第1リレー部141がオフされる時間前である。前記第2スイッチ部190は、図示されていないが、抵抗、ツェナーダイオード及びスイッチで構成されてもよい。
一方、前記第2スイッチ部190は、第1スイッチ部130と並列配置されてもよい。このように、前記第2スイッチ部190は、第1スイッチ部130と並列配置されることで、回路設計を容易、且つ回路の均衡を合わせることができる。
また、前記第1スイッチ部130と第2スイッチ部190は、高効率、高速のパワー電力システムで有効に使用されるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成されてもよいが、FET(Field Effect Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)又はSSR(Solid State Relay)で構成されてもよい。このように構成される第1スイッチ部130と第2スイッチ部190は、回路を容易に設計できるようにすると共に、誤動作なしに効率的に動作できるようにする。
前述のように、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100は、BMS部110を介して第2リレー部142を完全にオフする前に、2スイッチ部190をオンすることで、電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために、第2リレー部142をオフするとき、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100は、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部142のオフ時、接点でアークの発生を防止することで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100は、保護部150を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することで、温度が上昇して、第1スイッチ部130が破損されることを未然に防止することができる。
次は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法について説明する。
図2は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法を示すフローチャートであり、図3は図2の分離ステップを具体的に示す図であり、図4は本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の方法における素子の動作タイミングを示す図である。
図2〜図4を参照すると、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S170)を含む。本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、電池部10からインバータ部20に電源を供給又は遮断する動作を行う。
まず、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置100がt1時間までオフされた状態であると仮定する。
前記第1端子連結ステップ(S110)は、BMS部110が第1リレー部141を制御し、即ち、図4のように、第1リレー部141をオンし、第1リレー部141を介して電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に連結するステップである。
具体的に、図4に示されるようにt1時点で、BMS部110から第2電圧V2が第1リレー部141に提供されれば、第1リレー部141がオンされ、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とが電気的に連結される。
前記プリチャージステップ(S120)は、第1端子連結ステップ(S110)後、BMS部110が第1スイッチ部130を制御し、即ち、図4のように、第1駆動部120と第1スイッチ部130をオンし、電池部10の第2端子、第1スイッチ部130及びインバータ部20の第2端子を電気的に連結することで、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージするステップである。前記プリチャージは、例えば、予め決められた第1時間の間、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が約80%〜85%になるまで行ってもよい。
具体的に、図4に示されるように、t2時点で、第1電圧V1が第1駆動部120に提供され、第1駆動部120がオンされて動作し、第1駆動部120から第1スイッチ部130に第1信号OS1が提供される。これにより、第1駆動部120と第1スイッチ部130が順に動作し、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)が電池部10の電源でプリチャージされる。
前記通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)は、BMS部110がインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が第1時間の間、約80%〜85%の容量がチャージされるようプリチャージが行われた後、通常チャージ可能時間になったかを判断するステップである。
前記通常チャージステップ(S140)は、プリチャージステップ(S120)後、BMS部110が通常チャージ可能時間になったと判断すれば、第2リレー部142を制御し、即ち、図4のように、第2リレー部142をオンし、第2リレー部142を介して電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結することによって、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)を通常チャージするステップである。前記通常チャージは、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が約100%になるまで行われる。
具体的に、図4に示されるように、t3時点で、BMS部110から第3電圧V3が第2リレー部142に提供され、第2リレー部142がオンされる。そして、t4時点まで継続して、BMS部110から第1電圧V1が第1駆動部120に提供される。
前記プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)は、BMS部110がインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が約100%になる通常チャージが行われた後、プリチャージ終了可能時間になったかを判断するステップである。
前記プリチャージ終了ステップ(S160)は、通常チャージステップ(S140)中に、BMS部110がプリチャージ終了可能時間になったと判断すれば、第1スイッチ部130を制御し、即ち、図4のように、第1スイッチ部130をオフし、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了する。ここで、前記プリチャージ終了ステップ(S160)は、プリチャージステップ(S120)から通常チャージステップ(S140)へ進み、インバータ部20が動作する前の通常チャージステップ(S140)中に行われるステップである。
具体的に、図4に示されるように、t4時点以降に、第1駆動部120に提供された第1電圧V1が遮断される。これにより、第1駆動部120と第1スイッチ部130がオフされる。そして、t5時点まで継続して、BMS部110から第2電圧V2と第3電圧V3が第1リレー部141と第2リレー部142に提供される。このような動作により、第1リレー部141と第2リレー部142のオン状態が保持される。
前記分離ステップ(S170)は、通常チャージステップ(S140)中、電池部10の電源供給遮断時、第2スイッチ部190を制御して、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成し、第2リレー部142を制御して、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するステップである。ここで、前記電池部10の電源供給遮断時は、正常状態では車両の運行以降の停止状態のときであり、非常状態では過電流が発生したショート状態である。
具体的に、前記分離ステップ(S170)は、図3のように、第3電圧遮断ステップ(S171)と、センサー部及び比較部動作ステップ(S172)、及び第2スイッチ部オンステップ(S173)を含む。
前記第3電圧遮断ステップ(S171)では、図4のようにt5時点以降に、第2リレー部142に提供された第3電圧V3が遮断され、第2リレー部142のオフが開始し始まる。そして、第1リレー部141に提供された第2電圧V2はt7まで継続して提供される。
前記センサー部及び比較部動作ステップ(S172)では、図4のように、t5以降、第3電圧V3が遮断され、第2リレー部142のオフが始まると、センサー部160が、第3電圧V3が遮断されたことを検知し、比較部170が動作し、高信号を出力する。
前記第2スイッチ部オンステップ(S173)では、高信号が第2駆動部180に提供され、図4のように、t5時点で、第2駆動部180がオンされ、第2駆動部180から第2信号OS2が提供される第2スイッチ部190がオンされる。ここで、前記第2スイッチ部190のオンが保持される間、第2リレー部142のオフが始まる時点から所定時間後のt6時点で、第2リレー部142のオフが完了する(完全になる)。
このように、第3電圧V3が遮断された後、第2リレー部142が完全にオフされる前に、第2スイッチ部190がオンされ、第2リレー部142とインバータ部20の第2端子との間に等電位が形成される。これにより、第2リレー部142がオフされても第2リレー部142の接点部分でアークが発生しなくなる。
一方、前記第2リレー部142が完全にオフされた後、高信号が第2駆動部180に提供されなければ、第2駆動部180がオフされ、これにより、第2スイッチ部190がオフされる。
そして、t7から一定時間(△t)以降、第1リレー部141に提供された第2電圧V2が遮断され、第1リレー部141がオフされ、この時、パワーリレーアセンブリー駆動装置100の動作が止まる。ここで、一定時間(△t)は10〜30msであり、第2電圧V2の遮断をt7から一定時間(△t)以降に行う理由は、第2スイッチ部190と第1リレー部141が同時にオフされる場合、第1リレー部141の接点部分でアークが発生されることを防止するためである。
図5は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図5を参照すると、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、電池部10からインバータ部20に電源を供給するか、遮断する。本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、図1のパワーリレーアセンブリー駆動装置100と比較して、センサー部160と比較部170を含まない。
具体的に、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、BMS部210、第1駆動部220、第1スイッチ部230、第1リレー部241と第2リレー部242を含むリレー部240、保護部250、電圧分配部270、第2駆動部280及び第2スイッチ部290から構成される。
前記BMS部210は、図1のBMS部110と類似している。ただし、前記BMS部210は、第1電圧V1、第2電圧V2、第3電圧V3の他に第4電圧V4も出力する。このようなBMS部210は、外部から商用電圧が提供され、第1電圧V1〜第4電圧V4に変換して出力できる。この時、前記第1電圧V1〜第4電圧V4は、実質的に同じ電圧であり、10V以上14V以下を保持することが好ましい。前記BMS部210は、第1電圧V1〜第4電圧V4を第1駆動部220、リレー部240及び電圧分配部270に順に提供することができる。ここで、前記第1電圧V1〜第3電圧V3は、図1で説明したので、省略する。前記第4電圧V4は電圧分配部270に提供され、分配電圧に変換される。前記分配電圧は、第2駆動部280をオンするのに利用される。
前記第1駆動部220、第1スイッチ部230、リレー部240及び保護部250は、図1の第1駆動部120、第1スイッチ部130、リレー部140及び保護部150と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第1駆動部220、第1スイッチ部230、リレー部240及び保護部250に対する重複説明は省略する。
前記電圧分配部270は、BMS部210と第2駆動部280との間に連結され、BMS部210が電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するために、第2リレー部242に提供される第3電圧V3を遮断する前に、BMS部210から第4電圧V4が提供され、分配し、分配電圧を出力する。図示されていないが、前記電圧分配部270は少なくとも一つの抵抗を含んで構成されてもよい。
前記第2駆動部280は、図1の第2駆動部180と類似している。ただし、前記第2駆動部280は、図1の第2駆動部180が比較部170から高信号が提供されているのとは異なり、電圧分配部270から分配電圧が提供され動作し、第2信号OS2を出力する。前記第2駆動部280は、第2駆動部180と同じ構成を有するので、第2駆動部280に対する重複説明は省略する。
前記第2スイッチ部290は、図1の第2スイッチ部190と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。ただし、前記第2スイッチ部290は、第2リレー部242に提供される第3電圧V3が遮断される前に、まず、オンされる。
前述のように、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、BMS部210を介して第2リレー部242を完全にオフする前に、第2スイッチ部290をオンされることで、電池部10とインバータ部20を電気的に分離するために、第2リレー部242をオフする時、第2リレー部242とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、第2リレー部242とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部242のオフ時、接点でアークの発生を防止することで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、保護部250を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することで、温度が上昇して、第1スイッチ部230が破損されることを未然に防止することができる。
また、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、簡単な構成を有する電圧分配部270を用いて第2スイッチ部290を制御することで、全体回路の構成及び動作を単純化することができる。
次は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法について説明する。
図6は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における分離ステップを具体的に示す図であり、図7は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における素子の動作タイミングを示す図である。
本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、図2に示された本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法と比較して、分離ステップ(S170)と異なる分離ステップ(S270)を有するのみであり、同じステップを含む。
即ち、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S270)を含む。このような本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、電池部10からインバータ部20に電源を供給又は遮断する動作を遂行する。
まず、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200がt1時間までオフされた状態であると仮定する。
本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法で、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法で、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)と同じであるので、重複説明は省略する。
前記分離ステップ(S270)は、通常チャージステップ(S140)中、電池部10の電源供給遮断時第2スイッチ部290を制御して、第2リレー部242とインバータ部20の第2端子間に等電位を形成し、第2リレー部242を制御して、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するステップである。
具体的に、前記分離ステップ(S270)は、図6のように、第4電圧提供ステップ(S271)、第2スイッチ部オンステップ(S272)及び第3電圧遮断ステップ(S273)を含む。
前記第4電圧提供ステップ(S271)では、図7のように、t5以降、第3電圧V3が遮断され、第2リレー部242のオフが始まる前に、即ち、t5直前にBMS部210が電圧分配部270に第4電圧V4を提供し、電圧分配部270が動作する。このような電圧分配部270は第4電圧V4を分配し、分配電圧を第2駆動部280に提供する。
前記第2スイッチ部オンステップ(S272)では、分配電圧が第2駆動部280に提供され、図7のように、t5時点直前で第2駆動部280がオンされ、第2駆動部280から第2信号OS2が提供される第2スイッチ部290がオンされる。
前記第3電圧遮断ステップ(S273)では、図7のように、t5時点以降に、第2リレー部242に提供された第3電圧V3が遮断される。これにより、前記第2スイッチ部290のオンが保持される間に、第2リレー部242のオフが始まり、所定時間後のt6時点で第2リレー部242のオフが完了する(完全になる)。
このように、第2リレー部242が完全にオフされる前に第2スイッチ部290がオンされ、第2リレー部242とインバータ部20の第2端子との間に等電位が形成される。これにより、第2リレー部242がオフされても、第2リレー部242の接点部分でアークが発生しなくなる。
一方、前記第2リレー部242が完全にオフされた後、第4電圧V4から分配された分配電圧が第2駆動部280に提供されなければ、第2駆動部280がオフされ、これにより、第2スイッチ部290がオフされる。
そして、t7から一定時間(△t)以降、第1リレー部241に提供された第2電圧V2が遮断され、第1リレー部241がオフされ、この時、パワーリレーアセンブリー駆動装置200の動作が止まる。ここで、一定時間(△t)は10〜30msであり、第2電圧V2の遮断をt7から一定時間(△t)以降に行う理由は、第2スイッチ部290と第1リレー部241が同時にオフされる場合、第1リレー部241の接点部分でアークが発生されることを防止するためである。
図8は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図8を参照すると、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、電池部10からインバータ部20に電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300は、BMS部310、第1駆動部320、第1スイッチ部230、第1リレー部341と第2リレー部342を含むリレー部340、保護部350、センサー部360、比較部365、電圧分配部370、第2駆動部380及び第2スイッチ部390から構成される。
前記BMS部310は、図1のBMS部110と類似している。ただし、前記BMS部310は、第1電圧V1、第2電圧V2、第3電圧V3の他に第4電圧V4も出力する。このようなBMS部310は、外部から商用電圧が提供され、第1電圧V1〜第4電圧V4に変換して出力することができる。この時、前記第1電圧V1〜第4電圧V4は、実質的に同じ電圧であり、10V以上14V以下を保持することが好ましい。また、前記BMS部310は、第1電圧V1〜第4電圧V4を第1駆動部320、リレー部340及び電圧分配部370に順に提供する。ここで、前記第1電圧V1〜第3電圧V3は、図1で説明したので重複説明は省略する。前記第4電圧は電圧分配部370をオンする電源として利用される。
前記第1駆動部320、第1スイッチ部330、リレー部340、保護部350、センサー部360及び比較部365は、図1の第1駆動部120、第1スイッチ部130、リレー部140、保護部150、センサー部160及び比較部170と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第1駆動部320、第1スイッチ部330、リレー部340、保護部350、センサー部360及び比較部365に対する重複説明は省略する。
前記電圧分配部370は、BMS部310と第2駆動部380と比較部365との間に連結され、BMS部310が電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するために、第2リレー部342に提供される第3電圧V3を遮断する前に、BMS部310から第4電圧V4が提供されて分配し、分配電圧を出力する。図示されていないが、前記電圧分配部370は少なくとも一つの抵抗で構成されてもよい。
前記第2駆動部380は、図1の第2駆動部180と類似している。ただし、前記第2駆動部380は、図1の第2駆動部180が比較部170から高信号が提供されて動作するが、BMS部310から電圧分配部370に提供される第4電圧V4及び比較部365から電圧分配部370に提供される高信号の電圧のいずれか一つの電圧から分配された分配電圧が提供され動作し、第2信号OS2を出力する。前記第2駆動部380は、第2駆動部180と同じ構成を有するので、第2駆動部380に対する重複説明は省略する。
前述のように、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300は、BMS部310を介して第2リレー部342を完全にオフする前に、第2スイッチ部390をオンすることで、電池部10とインバータ部20を電気的に分離するために第2リレー部342をオフする時、第2リレー部342とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300は、第2リレー部342とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部342のオフ時、接点でアークの発生を防止することで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300は、保護部350を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することによって、温度が上昇して、第1スイッチ部330が破損されることを未然に防止することができる。
次は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法について説明する。
図9は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における分離ステップを具体的に示す図であり、図10は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における素子の動作タイミングを示す図である。
本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、図2に示された本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法と比較して、分離ステップ(S170)と異なる分離ステップ(S370)を有するのみであり、同じステップを含む。
即ち、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S370)を含む。このような本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、電池部10からインバータ部20に電源を供給又は遮断する動作を行う。
まず、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置300がt1時間までオフ(turn off)状態であると仮定する。
本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法で、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法で、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)と同じであるので、重複説明は省略する。
前記分離ステップ(S370)は、通常チャージステップ(S140)中、電池部10の電源供給遮断時、第2スイッチ部390を制御して、第2リレー部342とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成し、第2リレー部342を制御して、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するステップである。
具体的に、前記分離ステップ(S370)は、図9のように、第4電圧提供ステップ(S371)、第2スイッチ部オンステップ(S372)及び第3電圧遮断ステップ(S373)を含む。ここで、前記分離ステップ(S370)は、第4電圧から分配された分配電圧が第2駆動部380に提供された場合である。
前記第4電圧提供ステップ(S371)では、図10のように、t5以降、第3電圧V3が遮断され、第2リレー部342のオフが始まる前に、t5直前にBMS部310が電圧分配部370に第4電圧V4を提供し、電圧分配部370が動作する。このような電圧分配部370は第4電圧V4を分配し、分配電圧を第2駆動部380に提供する。
前記第2スイッチ部オンステップ(S372)では、分配電圧が第2駆動部380に提供され、図7のように、t5時点直前で、第2駆動部380がオンされ、第2駆動部380から第2信号OS2が提供される第2スイッチ部390がオンされる。
前記第3電圧遮断ステップ(S373)では、図10のように、t5時点以降に、第2リレー部342に提供された第3電圧V3が遮断される。これにより、前記第2スイッチ部390のオンが保持される間に、第2リレー部342のオフが開始され、所定時間後のt6時点で第2リレー部342のオフが完了する(完全になる)。
一方、図示されていないが、前記比較部365から電圧分配部370に提供される、高信号の電圧から分配された分配電圧が第2駆動部380に提供される場合、分離ステップ(S370)は、図3の分離ステップ(S170)のように行われる。
このように、第2リレー部342が完全にオフされる前に、第2スイッチ部390がオンされ、第2リレー部342とインバータ部20の第2端子との間に等電位が形成される。これにより、第2リレー部342がオフされても第2リレー部342の接点部分でアークが発生しない。
一方、前記第2リレー部342が完全にオフされた後、分配電圧が第2駆動部380に提供されなければ、第2駆動部380がオフされ、これにより、第2スイッチ部390がオフされる。
そして、t7から一定時間(△t)以降第1リレー部341に提供された第2電圧V2が遮断され、第1リレー部341がオフされ、この時、パワーリレーアセンブリー駆動装置300の動作が止まる。ここで、一定時間(△t)は10〜30msであり、第2電圧V2の遮断をt7から一定時間(△t)以降に行う理由は、第2スイッチ部390と第1リレー部341が同時にオフされる場合、第1リレー部341の接点部分でアークが発生されることを防止するためである。
図11は、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロックである。
図11を参照すると、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置400は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、電池部10からインバータ部20に電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置400は、BMS部410、第1駆動部420、第1スイッチ部430、第1リレー部441と第2リレー部442を含むリレー部440、保護部450、センサー部460、比較部470、第2駆動部480及び第2スイッチ部490から構成される。
前記BMS部410は、図1のBMS部110と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記BMS部410に対する重複説明は省略する。
前記第1駆動部420は、図1の第1駆動部120と類似している。ただし、前記第1駆動部420は第1発光表示部421を更に含む。前記第1発光表示部421は第1駆動部420が第1スイッチ部430に第1信号OS1を提供する間、オンされ、発光する。ここで、前記第1発光表示部421は発光ダイオードで構成されてもよい。このように第1駆動部420は第1スイッチ部430に第1信号OS1を提供する間、第1発光表示部421がオンされることで、第1信号OS1が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第1スイッチ部430、リレー部440、保護部450、センサー部460及び比較部470は図1の第1スイッチ部130、リレー部140、保護部150、センサー部160及び比較部170と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第1スイッチ部430、リレー部440、保護部450、センサー部460及び比較部470に対する重複説明は省略する。
前記第2駆動部480は、図1の第2駆動部180と類似している。ただし、前記第2駆動部480は、第2発光表示部481を更に含む。前記第2発光表示部481は、第2駆動部480が第2スイッチ部490に第2信号OS2を提供する間、オンされ発光する。ここで、前記第2発光表示部481は、発光ダイオードで構成される。このように第2駆動部480は、第2スイッチ部490に第2信号OS2を提供する間、第2発光表示部481がオンされることで、第2信号OS2が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第2スイッチ部490は、図1の第2スイッチ部190と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第2スイッチ部490に対する重複説明は省略する。
前述のように、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置400は、BMS部410を介して第2リレー部442を完全にオフする前に、第2スイッチ部490をオンされるので、電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために第2リレー部442をオフする時、第2リレー部442とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置400は、第2リレー部442とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部442のオフ時、接点でアークの発生を防止することで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置400は、保護部450を介して感知される温度に応じて、電流の流れを制御することによって、温度が上昇して、第1スイッチ部430が破損されることを未然に防止することができる。
また、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置200は、第1発光表示部421と第2発光表示部481を利用して第1スイッチ部430と第2スイッチ部490の動作を容易にチェックすることができる。
本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、図3に示された本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法のように第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S170)を含む。
ただし、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、本発明の第1実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法と比較して、プリチャージステップ(S120)が第1発光表示部421をオンするステップを含み、分離ステップ(S170)が第2発光表示部481をオンするステップを含むことを除いて同じである。これにより、本発明の第4実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法に対する具体的な説明は省略する。
図12は、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500は電池部10とインバータ部20間に連結され、電池部10からインバータ部20で電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500はBMS部510、第1駆動部520、第1スイッチ部530、第1リレー部541と第2リレー部542を含むリレー部540、保護部550、電圧分配部570、第2駆動部580及び第2スイッチ部590から構成される。
前記BMS部510は、図5のBMS部210と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記BMS部510に対する重複説明は省略する。
前記第1駆動部520は、図5の第1駆動部220と類似している。ただし、前記第1駆動部520は、第1発光表示部521を更に含む。前記第1発光表示部521は、第1駆動部520が第1スイッチ部530に第1信号OS1を提供する間、オンされ、発光する。ここで、前記第1発光表示部521は、発光ダイオードで構成されてもよい。このように第1駆動部520は、第1スイッチ部530に第1信号OS1を提供する間、第1発光表示部521がオンされることで、第1信号OS1が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第1スイッチ部530、リレー部540、保護部550及び電圧分配部570は、図5の第1スイッチ部230、リレー部240、保護部250及び電圧分配部270と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第1スイッチ部530、リレー部540、保護部550及び電圧分配部570に対する重複説明は省略する。
前記第2駆動部580は、図5の第2駆動部280と類似している。ただし、前記第2駆動部580は、第2発光表示部581を更に含む。前記第2発光表示部581は、第2駆動部580が第2スイッチ部590に第2信号OS2を提供する間、オンされ、発光する。ここで、前記第2発光表示部581は、発光ダイオードで構成されてもよい。このように第2駆動部580は、第2スイッチ部590に第2信号OS2を提供する間、第2発光表示部581がオンされることで、第2信号OS2が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第2スイッチ部590は、図5の第2スイッチ部290と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第2スイッチ部590に対する重複説明は省略する。
上記の通りに本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500は、BMS部510を介して第2リレー部542を完全にオフする前に、第2スイッチ部590がオンされることで、電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために第2リレー部542をオフする時、第2リレー部542とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500は、第2リレー部542とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部542のオフ時、接点でアークの発生を防止することによって、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500は、保護部550を通し感知される温度に応じて電流の流れを制御することによって、温度が上昇して、第1スイッチ部530が破損されることを未然に防止することができる。
また、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置500は、第1発光表示部521と第2発光表示部581を利用して第1スイッチ部530と第2スイッチ部590の動作を容易にチェックすることができる。
本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法のように、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S270)を含む。
ただし、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、本発明の第2実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法と比較して、プリチャージステップ(S120)が第1発光表示部521をオンするステップを含み、分離ステップ(S270)が第2発光表示部581をオンするステップを含むことは除いて同じである。これにより、本発明の第5実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法に対する具体的な説明は省略する。
図13は、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図13を参照すると、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、電池部10とインバータ部20間に連結され、電池部10からインバータ部20で電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、BMS部610、第1駆動部620、第1スイッチ部630、第1リレー部641と第2リレー部642を含むリレー部640、保護部650、センサー部660、比較部665、電圧分配部670、第2駆動部680及び第2スイッチ部690から構成される。
前記BMS部610は、図8のBMS部310と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記BMS部610に対する重複説明は省略する。
前記第1駆動部620は、図8の第2駆動部320と類似している。ただし、前記第1駆動部620は第1発光表示部621を更に含む。前記第1発光表示部621は、第1駆動部620が第1スイッチ部630に第1信号OS1を提供する間、オン(turn on)され、発光する。ここで、前記第1発光表示部621は発光ダイオードで構成されてもよい。このように第1駆動部620は、第1スイッチ部630に第1信号OS1を提供する間、第1発光表示部621がオンされることで、第1信号OS1が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第1スイッチ部630、リレー部640、保護部650、センサー部660、比較部665及び電圧分配部670は、図8の第1スイッチ部330、リレー部340、保護部350、センサー部360、比較部365及び電圧分配部370と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第1スイッチ部630、リレー部640、保護部650、センサー部660、比較部665及び電圧分配部670に対する重複説明は省略する。
前記第2駆動部680は、図8の第2駆動部380と類似している。ただし、前記第2駆動部680は第2発光表示部681を更に含む。前記第2発光表示部681は、第2駆動部680が第2スイッチ部690で第2信号OS2を提供する間、オンされ、発光する。ここで、前記第2発光表示部681は発光ダイオードで構成されてもよい。このように第2駆動部680は、第2スイッチ部690に第2信号OS2を提供する間、第2発光表示部681がオンされることによって、第2信号OS2が供給されることを容易にチェックすることができる。
前記第2スイッチ部690は、図8の第2スイッチ部390と同じ構成を有し、同じ役割を果たす。これにより、前記第2スイッチ部690に対する重複説明は省略する。
前述のように、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、BMS部610を介して第2リレー部642を完全にオフする前に、第2スイッチ部690がオンされることで、電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために、第2リレー部642をオフする時、第2リレー部642とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。従って、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、第2リレー部642とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部642のオフ時、接点でアークの発生を防止することによって、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができる。
また、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、保護部650を介して感知される温度に応じて、電流の流れを制御することによって、温度が上昇して、第1スイッチ部630が破損されることを未然に防止することができる。
また、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置600は、第1発光表示部621と第2発光表示部681を利用して第1スイッチ部630と第2スイッチ部690の動作を容易にチェックすることができる。
本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法のように、第1端子連結ステップ(S110)、プリチャージステップ(S120)、通常チャージ可能時間判断ステップ(S130)、通常チャージステップ(S140)、プリチャージ終了可能時間判断ステップ(S150)、プリチャージ終了ステップ(S160)及び分離ステップ(S370)を含む。
ただし、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、本発明の第3実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法と比較して、プリチャージステップ(S120)が第1発光表示部621をオンするステップを含み、分離ステップ(S370)が第2発光表示部681をオンするステップを含むことを除いて、同じである。これにより、本発明の第6実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法に対する具体的な説明は省略する。
図14は、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置を示すブロック図である。
図14を参すると、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は電池部10とインバータ部20との間に連結され、電池部10からインバータ部20に電源を供給するか、遮断する。
具体的に、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、BMS部710、レギュレータ部711、メイン制御部720、第1リレー駆動部731と第2リレー駆動部732を含むリレー駆動部730、第1リレー部741と第2リレー部742を含むリレー部740、第1スイッチ部750、第2スイッチ部760、電流センサー部770、通信部780及び保護部790から構成される。
前記BMS部710は、電池部10と電気的に連結され、電池部10の状態を維持及び管理する。前記BMS部710は、第1電圧V1、第2電圧V2、第3電圧V3及び第4電圧V4を出力する。ここで、前記第1電圧V1はメイン制御部720を駆動するメイン電圧に変換される電圧であり、第2電圧V2は第1リレー部741をオンするための電圧であり、第3電圧V3は第2リレー部742をオンするための電圧であり、第4電圧V4は第1スイッチ部750と第2スイッチ部760をオンするための電圧である。
前記レギュレータ部711は、BMS部710から第1電圧V1が提供され、メイン電圧に変換する。即ち、前記レギュレータ部711は、メイン制御部720が安定的に駆動するよう第1電圧V1をメイン電圧に変換した後、出力する。
前記メイン制御部720は、BMS部710と連結され、レギュレータ部711からメイン電圧が提供され動作し、複数個の制御信号を出力する。例えば、前記メイン制御部720は、第1リレー部741、第1スイッチ部750、第2リレー部742及び第2スイッチ部760を制御するための第1制御信号CS1〜第4制御信号CS4を出力する。
具体的に、メイン制御部720は、第1制御信号CS1を第1リレー駆動部731に提供し、第1リレー駆動部731を動作し、第2リレー駆動部732の動作によりBMS部710から出力される第2電圧V2で第1リレー部741をオンすることで、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子を電気的に連結し、第3制御信号CS3を第1スイッチ部750に提供し、BMS部710から出力される第4電圧V4で第1スイッチ部750をオンし、電池部10の第2端子、メイン制御部720、第1スイッチ部750及びインバータ部20の第2端子を電気的に連結し、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージするよう制御する。
また、前記メイン制御部720は、第2制御信号CS2を第2リレー駆動部732に提供し、第2リレー駆動部732を動作し、第2リレー駆動部732の動作によりBMS部710から出力される第3電圧V3で第1リレー部741をオンすることで、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子を電気的に連結し、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)を通常チャージするよう制御する。
また、前記メイン制御部720は、第3制御信号CS3を出力しなく、第1スイッチ部750に提供される第4電圧V4を遮断し、第1スイッチ部750をオフすることで、電池部10の第2端子、メイン制御部720、第1スイッチ部750及びインバータ部20の第2端子を電気的に分離し、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了するように制御する。
また、前記メイン制御部720は、電池部10の電源供給遮断時第4制御信号CS4を第2スイッチ部760に提供し、BMS部710から出力される第4電圧V4で第2スイッチ部750をオンした後、第2リレー部742をオフし、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子を電気的に分離するように制御する。ここで、前記電池部10の電源供給遮断時は、正常状態では車両の運行以降の停止状態の時であり、非常状態では過電流が発生したショート状態である。
前記のようなメイン制御部720はマイコンで構成されてもよい。
以下では、前記メイン制御部720により制御される構成について詳細に説明する。
前記第1リレー駆動部731は、メイン制御部720と第1リレー部741との間に連結され、メイン制御部720の制御下に第1リレー部741を駆動する。即ち、前記第1リレー駆動部731は、メイン制御部720から第1制御信号CS1が提供され、BMS部710から提供される第2電圧V2で第1リレー部741を駆動する。このような第1リレー駆動部731は、メイン制御部720から第1制御信号CS1が提供され、動作するが、第1制御信号CS1により第2電圧V2を第1リレー部741に提供するか、遮断する。具体的に、前記第1リレー駆動部731は、第1制御信号CS1が提供されれば、オンされ、第1リレー部741を動作し、第1制御信号CS1が提供されなければオフされ、第1リレー部741を動作しない。
前記第1スイッチ部750は、メイン制御部720とインバータ部20との間に連結され、メイン制御部720から第3制御信号CS3が提供され動作し、第1リレー部741と共に電池部10の電源でインバータ部720に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージする経路を形成する。
このような第1スイッチ部750は、具体的に第1スイッチ751と第2スイッチ752を含む。
前記第1スイッチ751は、メイン制御部720から第3制御信号が提供され動作し、第1信号OS1を出力する。即ち、前記第1スイッチ751は、第3制御信号CS3が提供されればオンされ、第1信号OS1を出力し、第3制御信号CS3が提供されなければオフされ、第1信号OS1を出力しない。前記第1スイッチ751は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)又はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されてもよい。
前記第2スイッチ752は、第1スイッチ751から第1信号OS1が提供され動作する。即ち、前記第2スイッチ752は、第1信号OS1が提供されればオンされ、第1信号OS1が提供されなければオフされる。ここで、前記第2スイッチ752は、第1信号OS1が提供される間、継続して、オンされ、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャーする。ここで、前記第2スイッチ752は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)又はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されてもよい。
一方、前記のような第1スイッチ部750は、第2リレー部742がオンされ、通常チャージが行われた後、メイン制御部720から第3制御信号CS3が提供されなく、オフされ、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了する。
前記第2リレー駆動部732は、メイン制御部720と第2リレー部742との間に連結され、メイン制御部720の制御下に第2リレー部742を駆動する。即ち、前記第2リレー駆動部732は、メイン制御部720から第2制御信号CS2が提供され、BMS部710から提供される第3電圧V3で第2リレー部742を駆動する。このような第2リレー駆動部732は、メイン制御部720から第2制御信号CS2が提供され、動作するが、第2制御信号CS2により第3電圧V3を第2リレー部742に提供するか、遮断する。具体的に、前記第2リレー駆動部732は第2制御信号CS2が提供されればオンされ、第2リレー部742を動作し、第2制御信号CS2が提供されなければオフされ、第2リレー部742を動作しない。
前記リレー部740は、電池部10とインバータ部20との間に連結され、第1スイッチ部750と共に電池部10とインバータ部20との間に等電位を形成し、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージする経路を形成するか、プリチャージ後、電池部10の電源で通常チャージする経路を形成する。そして、前記リレー部740は、電池部10とインバータ部20とを電気的に分離する。即ち、前記リレー部740は、電池部10とインバータ部20を順に電気的に連結するか、分離する。このようなリレー部740は第1リレー部741と第2リレー部742を含む。
前記第1リレー部741は、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子との間の接続をスイッチするものであり、第1リレー駆動部731の動作可否によってBMS部710から第2電圧V2が提供され、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子を電気的に連結するか、分離する。即ち、前記第1リレー部741は、第1リレー駆動部731が動作すればBMS部710から第2電圧V2が提供され、オンされることで、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子を電気的に連結し、等電位を形成するか、第1リレー駆動部731が動作しなければBMS部710から第2電圧V2が遮断され、オフされることで、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に分離する。前記第1リレー部741はコイルとスイッチで構成されてもよい。
前記第2リレー部742は、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子との間の接続をスイッチするものであり、第2リレー駆動部732の動作可否によってBMS部710から第3電圧V3が提供され、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結するか、分離する。即ち、前記第2リレー部742は、第2リレー駆動部732が動作すればBMS部710から第3電圧V3が提供され、オンされることで、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結し、実質的に電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)を通常チャージするか、第2リレー駆動部732が動作しなければBMS部710から第3電圧V3が遮断され、オフされることで、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離する。前記第2リレー部742は、コイルとスイッチで構成されてもよい。
前記第2スイッチ部760は、メイン制御部720とインバータ部20との間に連結され、メイン制御部720から第4制御信号CS3が提供され動作し、第2リレー部242のオフ前にオンされる。これは、メイン制御部720の制御下に電池部10とインバータ部20とを電気的に分離するために、第2リレー部742をオフする時、第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成させるためである。前記第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位によって、第2リレー部742のオフ時、接点でアークの発生が防止されることで、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーが低価の一般リレーに変えることができる。
また、前記第2スイッチ部760は、通信部780を介してパワー遮断信号PSSがメイン制御部720に提供するか、電流センサー部770を介して異常信号FSSがメイン制御部720に提供される場合にも、メイン制御部720から第4制御信号CS4が提供され動作する。ここで、前記パワー遮断信号PSSは、例えば、第2スイッチ752又は保護部790が故障した場合、電池部10からインバータ部20への電源を遮断する命令信号である。前記第2スイッチ752又は保護部790の故障は、電流センサー部790で測定された電流の測定値を通して判断される。また、前記異常信号FSSは、例えば、電池部10とリレー部740との間で電流センサー部770により検知される電流値が設定値以下であるか、以上である場合、電池部10からインバータ部20への電源を遮断する命令信号である。前記検知される電流値が設定値以下の場合は、第1リレー駆動部731、第2リレー駆動部732、第2スイッチ752、保護部790又は電池部10が故障した場合であり、検知される電流値が設定値以上の場合、はショートが発生された場合である。前記ショートは熱を発生させ、特に第2リレー部742の接点で接点融着を発生させることがある。
このような第2スイッチ部760は、具体的に第3スイッチ761と第4スイッチ762を含む。
前記第3スイッチ761は、メイン制御部720が電池部10とインバータ部20を電気的に分離するために第2リレー部742をオフする場合と判断するか、BMS部710から通信部780を介してパワー遮断信号PSSがメイン制御部720に提供されるか、異常信号FSSがメイン制御部720に提供されれば、メイン制御部720から第4制御信号CS4が提供され、第2信号OS2を出力する。即ち、前記第3スイッチ761は、第4制御信号CS4が提供されれば、オンされ、第2信号OS2を出力し、第4制御信号CS4が提供されなければ、オフされ、第2信号OS2を出力しない。ここで、前記第3スイッチ761は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)又はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されてもよい。
前記第4スイッチ762は、第3スイッチ761から第2信号OS2が提供され、動作する。即ち、第4スイッチ762は、第2信号OS2が提供されるとオンされ、第2信号OS2が提供されなければオフされる。ここで、前記第4スイッチ762はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)又はMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成されてもよい。
前記電流センサー部770は、リレー部740、具体的に第2リレー部742と電池部10との間に連結され、電流を検知し、電流値が設定した値以下であるか、以上のとき、異常信号FSSを出力する。このような電流センサー部770は、リレー部740に流れる電流を検知し、電流値が設定した値以下であるか、以上であるとき、異常信号FSSを出力し、メイン制御部720に提供する。
前記通信部780は、HS−CAN(High Speed−Controller Area Network)、LS−CAN(Low Speed−Controller Area Network)及びLIN(Local Interconnect Network)のいずれかの通信方式で通信する。このように、通信部780は、HS−CAN、LS−CAN及びLINの通信方式を利用してメイン制御部720を容易に制御することができる。
一方、図14では、レギュレータ部711と通信部780とが分離され、配置されるものを示しているが、これに限定されなく、レギュレータ部711は、通信部780が収納されていてもよい。即ち、通信部780は、レギュレータ部711の内部に収納されることで、一つのチップで形成される。これにより、HS−CAN、LS−CAN及びLINの通信方式を利用してメイン制御部720の制御が可能である。
前記保護部790は、第1スイッチ部750とリレー部740との間、より詳しくは、第2スイッチ752と電流センサー部770との間に連結され、感知される温度に応じて電流の流れを制御する。前記保護部790はPTC(Positive thermal coefficient)サーミスタで構成されてもよい。前記PTCサーミスタは温度が上がれば抵抗が増大し、電流の流れを遮断する。このような保護部790は、第2スイッチ752とリレー部740との間に連結されることによって、温度が上昇し、第2スイッチ752が破損されることを未然に防止することができる。
前述のように、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、メイン制御部720を介して第2スイッチ部760を第2リレー部742のオフ前にオンされることで、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子を電気的に分離するために第2リレー部742をオフする時、第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成することができる。これにより、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に形成された等電位を通して第2リレー部742のオフ時、接点でアークの発生を防止することができる。従って、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、従来にリレーの接点でアークが発生されることを防止するために求められていた高費用の特殊ガス充電リレーを低価の一般リレーに変えることができ、一般リレーの使用により、全体重量を低減し、車両の燃費を向上させることができる。
また、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、通信部780を介してパワー遮断信号PSSがメイン制御部720に提供されるか、電流センサー部770を介して異常信号FSSがメイン制御部720に提供される場合に、第2スイッチ部760をオンし、第2リレー部742をオフすることによって、第2スイッチ752又は保護部790が故障した場合や過電流が流れる場合に対して対応でき、ショートが発生された場合に、第2リレー部742の接点で接点融着が発生するのを未然に防止することができる。
また、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、通信部780を介して周辺装置の追加に伴う配線の増加を防止することによって配線の配列を簡略化することができる。
また、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、複雑な配線なしにメイン制御部720を容易に制御することによって、複雑な配線を誤連結して発生する不具合を最小化することができる。
また、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700は、第1スイッチ部750とリレー部740との間に連結される保護部790を介して感知される温度に応じて電流の流れを制御することによって、温度が上昇し、第2スイッチ752が破損されることを未然に防止することができる。
次は、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法について説明する。
図15は、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法を示すフローチャートであり、図16は、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法における一部構成の動作を示す表である。
図15を参照すると、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、第1端子連結ステップ(S710)、プリチャージステップ(S720)、通常チャージステップ(S730)、プリチャージ終了ステップ(S740)及び分離ステップ(S750)を含む。前記本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法は、電池部10からインバータ部20に電源を供給、又は遮断する動作を行う。
まず、本発明の第7実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置700がオフされた状態であると仮定する。
前記第1端子連結ステップ(S710)は、メイン制御部720が第1リレー部741を制御し、即ち、図16のように第1リレー部741をオンし、第1リレー部741を介して電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子とを電気的に連結するステップである。
具体的に、前記第1端子連結ステップ(S710)で、レギュレータ部711がBMS部710から第1電圧V1が提供され、メイン電圧に変換した後、メイン電圧をメイン制御部720に提供する。これにより、メイン制御部720が動作する。そして、メイン制御部720は、第1制御信号CS1を第1リレー駆動部731に提供する。これにより、第1リレー駆動部731は動作し、BMS部710から提供される第2電圧V2を第1リレー部741に提供する。これにより、前記第1リレー部741がオンされ、インバータ部20の第1端子と電池部10の第1端子とが電気的に連結される。
そして、前記プリチャージステップ(S720)は、第1端子連結ステップ(S710)後、メイン制御部720が第1スイッチ部750を制御し、即ち、図16のように、第1スイッチ部750をオンし、電池部10の第2端子、メイン制御部720、第1スイッチ部750及びインバータ部20の第2端子を電気的に連結することで、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)をプリチャージするステップである。前記プリチャージは、例えば、予め決められた第1時間の間、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が約80%〜85%になるまで行われる。
具体的に、前記プリチャージステップ(S720)で、第1スイッチ751がメイン制御部720から第3制御信号CS3が提供され、動作する。この時、第1スイッチ751は、第3制御信号CS3が提供されると、オンされ、第1信号OS1を出力する。そして、第2スイッチ752は第1スイッチ751から第1信号OS1が提供され、オンされるとインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)がプリチャージ(pre−charging)される。ここで、第2スイッチ752は、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)がプリチャージされる間、オンされた状態を保持することができる。
そして、前記通常チャージステップ(S730)は、プリチャージステップ(S720)後、メイン制御部720が第2リレー部742を制御し、即ち、図16のように、第2リレー部742をオンし、第2リレー部742を介して電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に連結することで、電池部10の電源でインバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)を通常チャージするステップである。前記通常チャージは、例えば、予め決められた第2時間の間、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の容量が約100%になるまで行われる。
具体的に、前記通常チャージステップ(S730)で、メイン制御部720は第2制御信号CS2を第2リレー駆動部732に提供する。これにより、第2リレー部732が動作し、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子が電気的に連結されることで、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)の通常チャージされる。
一方、前記で説明していないが、第1スイッチ部750がオンされた場合、第1スイッチ部750と電流センサー部770との間に連結される保護部790が温度に応じて電流の流れを制御することができる。
そして、前記プリチャージ終了ステップ(S740)は、メイン制御部720が第1スイッチ部750を制御し、即ち、図16のように、第1スイッチ部750をオフし、インバータ部20に含まれたキャパシタ(未図示)のプリチャージを終了する。ここで、前記プリチャージ終了ステップ(S740)は、プリチャージステップ(S720)から通常チャージステップ(S730)に進み、インバータ部20が動作する前の通常チャージステップ(S730)中に行われるステップである。
具体的に、前記プリチャージ終了ステップ(S740)で、メイン制御部720は、第1スイッチ751に提供される第3制御信号CS3を遮断する。この時、第1スイッチ751は第3制御信号CS3が提供されなければオフされ、第1信号OS1を出力しない。これにより、第1スイッチ(151)から第1信号OS1が遮断され、第2スイッチ752はオフされる。
そして、前記分離ステップ(S750)は、通常チャージステップ(S730)中に電池部10の電源供給遮断時、図16のように、メイン制御部720が第2スイッチ部760を制御し、即ち、第2スイッチ部760をオンし、第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に等電位を形成した後、第2リレー部742を制御し、即ち、第2リレー部742をオフし、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とを電気的に分離するステップである。ここで、前記電池部10の電源供給遮断時は、正常状態では車両の運行以降停止状態の時であり、非常状態では過電流が発生したショート状態である。
具体的に、前記分離ステップ(S750)で、第3スイッチ761はメイン制御部720から第4制御信号CS4が提供され、動作する。この時、第3スイッチ761は、第4制御信号CS4が提供されると、オンされ、第2信号OS2を出力する。そして、第4スイッチ762は第3スイッチ761から第2信号OS2が提供され、オンされれば、第2リレー部742とインバータ部20の第2端子との間に等電位が形成される。これにより、以降、第2リレー部742がオフされても第2リレー部742の接点部分でアークが発生しない。
一方、前記分離ステップ(S750)は、BMS部710から通信部780を介してパワー遮断信号PSSがメイン制御部720に提供されるか、電流センサー部770から異常信号FSSがメイン制御部720に提供される場合、直ちに行われてもよい。即ち、第2スイッチ部760のオンは、通信部780がBMS部710からパワー遮断信号PSSをメイン制御部720に提供する場合、メイン制御部720の制御下に行われる。また、第2スイッチ部760のオンは、電流センサー部770が、電流値が設定値以下であるか、設定値以上の時、異常信号をBMS部710とメイン制御部720に提供する場合、メイン制御部720の制御下に行われる。
また、前記で説明していないが、前記分離ステップ(S750)で、第2スイッチ部760のオン後には、メイン制御部720が第2制御信号CS2を遮断する。このとき、第2リレー駆動部732がオフされ、第2リレー部742がオフされる。従って、電池部10の第2端子とインバータ部20の第2端子とが電気的に分離される。
また、前記分離ステップ(S750)で、第2リレー部742がオフされた後には、メイン制御部720が第3スイッチ761に供給された第4制御信号CS4を遮断する。この時、第4制御信号CS4が遮断され、第3スイッチ761がオフされることで、第2信号OS2が出力されない。これにより、第4スイッチ762は、第3スイッチ761から第2信号OS2が提供されなく、オフされる。
また、前記分離ステップ(S750)で、第4スイッチ762がオフされた後には、メイン制御部720が第1リレー駆動部731に供給された第1制御信号CS1を遮断する。これにより、前記第1リレー駆動部731がオフされ、第1リレー部741が動作しない。従って、電池部10の第1端子とインバータ部20の第1端子が電気的に分離される。
以上、本発明を本発明の原理を例示するための好ましい実施例と関連して、説明し、図示したが、本発明はこのように、図示され、説明されたそのままの構成及び作用に限定されるものでない。
むしろ、添付された請求範囲の思想及び範囲を逸脱することなく、本発明に対する多数の変更及び修正が可能であることを当業者はよく理解することができるものである。
従って、このような全ての適切な変更及び修正と均等物等も本発明の範囲に属するものとみなされるべきであろう。
本発明の実施例に係るパワーリレーアセンブリー駆動装置及びその駆動方法は電気車両及びハイブリッド車両などで電力遮断装置といて利用できる。

Claims (9)

  1. 電池部の第1端子とキャパシタを含むインバータ部の第1端子との間の接続をスイッチする第1リレー部と、
    前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間の接続をスイッチする第2リレー部と、
    前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子との間にそれぞれ連結され、メイン制御部から入力される制御信号によりオン又はオフされる第1スイッチ部及び第2スイッチ部と、
    前記電池部と連結され、前記電池部の状態を維持及び管理し、第1電圧及び第4電圧を出力するBMS(Battery Management System)部と、
    前記第1電圧から変換されたメイン電圧が提供され動作し、前記第1リレー部と第1スイッチ部とをオン制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタをプリチャージし、前記第2リレー部をオン制御して、前記電池部の電源で前記キャパシタを通常チャージし、前記第1スイッチ部をオフ制御して、前記キャパシタのプリチャージを終了し、前記電池部の電源供給遮断時、前記第2スイッチ部をオン制御して、前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子との間に等電位を形成し、前記第2リレー部をオフ制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離する前記メイン制御部と、
    前記第2リレー部と前記電池部との間に連結され、電流を検知し、前記電流値が設定値以下であるか、設定値以上である場合、異常信号を発生する電流センサー部と、
    を含み、
    前記メイン制御部は、前記電流センサー部から前記異常信号が提供された場合、前記第2スイッチ部をオンした後、前記第2リレー部をオフし、
    前記第1スイッチ部は、前記メイン制御部から出力された第3制御信号により前記第4電圧で駆動される第1スイッチと、前記第1スイッチから出力される第1信号により駆動されオン又はオフされることで、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子と間の接続をスイッチする第2スイッチとを含み、
    前記第2スイッチ部は、前記メイン制御部から出力された第4制御信号により前記第4電圧で駆動される第3スイッチと、前記第3スイッチから出力される第2信号により駆動されオン又はオフされることで、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子と間の接続をスイッチする第4スイッチとを含み、
    前記第1スイッチ部と前記電流センサー部との間に連結されてPTCサーミスタとして構成される保護部が、温度に応じて、電流の流れを制御することを特徴とするパワーリレーアセンブリー駆動装置。
  2. 前記メイン制御部は、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離するとき、前記第2スイッチ部をオンした後、前記第2リレー部をオフすることを特徴とする請求項1に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置。
  3. 前記メイン制御部と前記第1リレー部との間に連結され、前記メイン制御部から出力した第1制御信号により前記BMS部から出力した第2電圧で前記第1リレー部を駆動する第1リレー駆動部と、
    前記メイン制御部と前記第2リレー部との間に連結され、前記メイン制御部から出力した第2制御信号により前記BMS部から出力した第3電圧で前記第2リレー部を駆動する第2リレー駆動部と、
    を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置。
  4. 前記BMS部とメイン制御部との間に連結され、前記BMS部とメイン制御部との間に通信が行われるようにする通信部を更に含み、
    前記メイン制御部は、前記BMS部から前記通信部を介してパワー遮断信号が提供された場合、前記第2スイッチ部をオンした後、前記第2リレー部をオフすることを特徴とする請求項1に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置で行われるパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法であって、
    前記メイン制御部が第1リレー部をオン制御して、電池部の第1端子とキャパシタを含むインバータ部の第1端子とを電気的に連結する第1端子連結ステップと、
    前記第1端子連結ステップ後、前記メイン制御部が第1スイッチをオンして、第1信号を出力し、前記第1信号によりオンされた第2スイッチが前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に連結することで、前記電池部の電源で前記キャパシタをプリチャージするプリチャージステップと、
    前記プリチャージステップ後、前記メイン制御部が第2リレー部をオン制御して、前記電池部の第2端子と前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子とを電気的に連結することで、前記電池部の電源で前記キャパシタを通常チャージする通常チャージステップと、
    前記通常チャージステップ中に、前記メイン制御部が前記第1スイッチをオフ制御して、前記第2スイッチをオフすることで、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離するプリチャージ終了ステップと、
    前記通常チャージステップ中に、前記電池部の電源供給遮断時、前記メイン制御部が第3スイッチをオンして、第2信号を第4スイッチに出力し、前記第2信号によりオンされた前記第4スイッチが前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子との間に等電位を形成した後、前記第2リレー部をオフ制御して、前記電池部の第2端子と前記インバータ部の第2端子とを電気的に分離する分離ステップと、
    を含むことを特徴とするパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法。
  6. 前記電池部の状態を維持及び管理するBMS(Battery Management system)部が前記電池部に連結され、
    前記メイン制御部と前記第1リレー部との間に第1リレー駆動部が連結され、
    前記メイン制御部と前記第2リレー部との間に第2リレー駆動部が連結され、
    前記メイン制御部が前記BMS部から入力された第1電圧から変換されたメイン電圧が提供され動作することを特徴とする請求項に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法。
  7. 前記分離ステップは、前記第2リレー部と前記インバータ部の第2端子の間に等電位を形成した後、
    前記メイン制御部が、前記第2リレー部駆動部へ提供していた第2制御信号を中断し、前記第2リレー部をオフすることを特徴とする請求項に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法。
  8. 前記分離ステップは、前記第2リレー部と前記電池部との間に連結され、電流を検知する電流センサー部が、前記電流値が設定値以下であるか、設定値以上のとき、異常信号を前記BMS部とメイン制御部に提供する場合に行われることを特徴とする請求項に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法。
  9. 前記分離ステップは、前記BMS部と前記メイン制御部との間に連結される通信部が前記BMS部からパワー遮断信号を前記メイン制御部に提供する場合に行われることを特徴とする請求項に記載のパワーリレーアセンブリー駆動装置の駆動方法。
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