JP6053033B2 - ウインドガラス昇降機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ウインドガラス昇降機構に関する。
例えば、自動車のウインドガラスを昇降させるウインドガラス昇降機構は、ウインドガラスを固定したスライダベースを、ドアの強度部材に固定したガイドレールに上下移動可能に支持し、このスライダベースから上下方向に繰り出した駆動ワイヤを、ガイドレールの上端部と下端部に設けたワイヤガイド部材と巻取ドラムに巻回した構成となっている。巻取ドラムにはモータユニットが接続されており、このモータユニットによって巻取ドラムを正逆に回転駆動すると、ガイドレール上でスライダベースがウインドガラスと共に昇降する。
モータユニットと巻取ドラムはドラムハウジングに支持されており、このドラムハウジングにガイドレールが組み付けられて固定される。特許文献1には、ドラムハウジングにガイドレールを組み付けるための技術として、ガイドレールを平坦部と立ち上がり部を有する所定の断面形状に折り曲げて形成するとともに、ドラムハウジングにガイドレールの平坦部と立ち上がり部に嵌合する嵌合溝を形成することが開示されている。
特許第4637522号公報
しかしながら、特許文献1の技術にあっては、ガイドレールのドラムハウジングへの組付状態(嵌合溝への嵌合状態)を目視によって確認できないため、ガイドレールのドラムハウジングへの組付不良が生じるおそれがある。仮に、特許文献1の技術において、ガイドレールのドラムハウジングへの組付状態(嵌合溝への嵌合状態)を目視によって確認するためには、ドラムハウジングに覗き窓を設けるといった特別な工夫が不可欠であり、ドラムハウジングの構造の複雑化と高コスト化が避けられない。またドラムハウジングに覗き窓を設けると、ドラムハウジングのガイドレールへの嵌合部の強度が低下して、ドラムハウジングが破損しやすくなってしまう。さらに、ガイドレールをドラムハウジングに組み付ける際には、如何にして両部材の車幅方向の相対移動を規制するかが重要な技術課題である。
本発明は、以上の問題意識に基づいて完成されたものであり、ドラムハウジングに覗き窓を設けるといった特別な工夫をすることなく、ガイドレールのドラムハウジングへの組付状態を目視により確認して良好な組み付けを実現することができ、かつ組み付け後におけるガイドレールとドラムハウジングの車幅方向の相対移動を確実に規制することができるウインドガラス昇降機構を得ることを目的とする。
本発明のウインドガラス昇降機構は、ウインドガラスが固定されたスライダベースを摺動自在にガイドするガイドレール;前記ガイドレールの一端部に設けられたワイヤガイド部材;前記ガイドレールの他端部に設けられた、駆動部によって回転駆動される巻取ドラムを支持したドラムハウジング;及び前記スライダベースから繰り出されて前記ワイヤガイド部材と前記巻取ドラムに巻回された駆動ワイヤ;を備えたウインドガラス昇降機構において、前記ドラムハウジングのガイドレール側の端部に、該ガイドレールに向かって突出する係合凸部が形成されていること;前記ガイドレールのドラムハウジング側の端部に、前記係合凸部に外側から係合して前記ドラムハウジングに固定されることで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動を規制する係合部が形成されていること;前記ドラムハウジングの係合凸部は、柱状部と、該柱状部から側方に突出する突出部とを有していること;及び前記ガイドレールの係合部は、前記柱状部に外側から係合し、前記突出部に嵌合する嵌合部を有していること;を特徴としている(請求項1)。
前記ガイドレールの係合部は、車両前後方向に延びる前後方向壁と、この前後方向壁から連続して車幅方向に延びる少なくとも1つの車幅方向壁と、この前後方向壁と車幅方向壁が存在しない部分に形成された開口部とを有することができる(請求項2)。
前記ガイドレールの係合部は、前記嵌合部として、前記前後方向壁と前記車幅方向壁のうちの少なくとも1つに形成された端部が解放されたスリットを有していて、前記突出部を前記スリットに嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動を規制することができる(請求項3)。
前記スリットは前記前後方向壁に形成されており、この前後方向壁のスリットに嵌め込まれる前記突出部の先端部に、前記前後方向壁の外面に沿う押さえ壁部が形成されていて、前記柱状部と前記押さえ壁部によって前記前後方向壁を内外から挟み込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動を規制することができる(請求項4)。
前記スリットは前記車幅方向壁に形成されており、この車幅方向壁のスリットに前記突出部を嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動を規制することができる(請求項5)。
前記スリットは前記車幅方向壁に形成されており、この車幅方向壁のスリットに嵌め込まれる前記突出部の先端部に、前記車幅方向壁の外面に沿う押さえ壁部が形成されていて、前記柱状部と前記押さえ壁部によって前記車幅方向壁を内外から挟み込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車両前後方向の相対移動を規制することができる(請求項6)。
前記スリットは前記前後方向壁に形成されており、この前後方向壁のスリットに前記突出部を嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車両前後方向の相対移動を規制することができる(請求項7)。
前記ドラムハウジングは、合成樹脂材料からなり、前記巻取ドラムを収容する収容部を有していて、前記ドラムハウジングは、前記係合凸部の突出方向と直交する方向かつ前記巻取ドラムを前記収容部に収容する方向に接離移動する固定型と可動型からなる割型によって成形することができる(請求項8)。
本発明によれば、ドラムハウジングのガイドレール側の端部に、ガイドレールに向かって突出する係合凸部を形成し、ガイドレールのドラムハウジング側の端部に、係合凸部に外側から係合してドラムハウジングに固定される係合部を形成したので、ドラムハウジングに覗き窓を設けるといった特別な工夫をすることなく、ガイドレールのドラムハウジングへの組付状態を目視により確認して良好な組み付けを実現することができ、かつ組み付け後におけるガイドレールとドラムハウジングの車幅方向の相対移動を確実に規制することができる。
また本発明によれば、ドラムハウジングの柱状部とガイドレールの箱型断面部との係合およびドラムハウジングの突出部とガイドレールの嵌合部(例えばスリット)との係合によってガイドレールをドラムハウジングに組み付けるので、ガイドレールとドラムハウジングの車幅方向の相対移動をより確実に規制することができる。また、ガイドレールの側面を見ると、ドラムハウジングの突出部とガイドレールの嵌合部(例えばスリット)との係合状態が一目瞭然となるので、ガイドレールのドラムハウジングへの組付状態をより一層確認し易くなる。
また本発明によれば、組み付け後におけるガイドレールとドラムハウジングの車幅方向の相対移動をより確実に規制することができる。
また本発明によれば、ガイドレールとドラムハウジングの組み付け後において、ガイドレールとドラムハウジングの車幅方向の相対移動に加えて、ガイドレールとドラムハウジングの車両前後方向の相対移動をも規制することができる。
また本発明によれば、ドラムハウジングを安価な割型によって成形することができる。ちなみに、上述した特許文献1では、ドラムハウジングに嵌合溝が形成されているため、ドラムハウジングの成形には高価なスライド型が必須となってしまう。
本発明によるウインドガラス昇降機構の構成を示す図である。 図1のウインドガラス昇降機構からモータユニットと巻取ドラムの一部を省略して描いた図である。 本発明によるガイドレールの単体構成を示す斜視図である。 本発明によるドラムハウジングの単体構成を示す斜視図である。 ガイドレールのドラムハウジングへの組付前の状態を示す斜視図である。 図2のVI−VI線に沿う断面図である。 図2のVII−VII線に沿う断面図である。 ドラムハウジングに形成する係合凸部とガイドレールに形成する係合部の別実施形態(変形例)を示す第1の図である。 ドラムハウジングに形成する係合凸部とガイドレールに形成する係合部の別実施形態(変形例)を示す第2の図である。
図1、図2は、本発明によるウインドガラス昇降機構1の構成を示している。ウインドガラス昇降機構1を車両に搭載した状態において、図1、図2中の左右方向が車両前後方向に対応しており、図1、図2中の紙面垂直方向が車幅方向に対応している。ウインドガラス昇降機構1は、ドア内の強度部材(図示せず)に固定される上下方向に延びるガイドレール10と、このガイドレール10に沿って昇降自在に支持されたスライダベース20とを備えている。スライダベース20には、図示しないウインドガラスが固定される。ガイドレール10の上端部には、ワイヤガイドプーリ(ワイヤガイド部材)30がその回転軸孔31に挿通した回転軸32によって回転自在に取り付けられている。ガイドレール10の下端部にはドラムハウジング40が固定されている。このドラムハウジング40は、モータユニット(駆動部)50と、このモータユニット50によって回転駆動される巻取ドラム60とを支持している。図1では、モータユニット50が図示されていて、巻取ドラム60がウォームホイル51(モータユニット50の回転駆動力を巻取ドラム60に伝達する)によって隠れており、図2では、モータユニット50とウォームホイル51の図示を省略して、巻取ドラム60が図示されている。巻取ドラム60には、2本の駆動ワイヤ70と駆動ワイヤ71の一端部がそれぞれ巻き掛けられて固定されている。巻取ドラム60を出た駆動ワイヤ70の他端部は、ワイヤガイドプーリ30を介してスライダベース20に固定部70aで固定されており、巻取ドラム60を出た駆動ワイヤ71の他端部は直接スライダベース20に固定部71aで固定されている。以上の構成により、モータユニット50によって巻取ドラム60を正逆に回転駆動すると、スライダベース20がガイドレール10上で図示しないウインドガラスと共に昇降される。
図3、図5、図6を参照してガイドレール10の構成について説明する。ガイドレール10は、一対の対向壁(車幅方向壁)11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁(前後方向壁)12と、この一対の対向壁11の他端部から接続壁12と平行な平面内で外方に突出する外方突出片(外方フランジ部)13とを有する断面略コ字状の箱型断面部(係合部)からなる一様断面材である。一対の対向壁11と接続壁12にはそれぞれ、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)11aとスリット(係合部)12aが形成されている。スリット11aとスリット12aはともに、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
図4ないし図7を参照してドラムハウジング40の構成について説明する。ドラムハウジング40は合成樹脂材料からなる一体成形品である。ドラムハウジング40の中心部には、巻取ドラム60を収容する円形孔(収容部)41が形成されており、ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、この円形孔41に連なって駆動ワイヤ70と駆動ワイヤ71をガイドする2つのワイヤガイド溝42が形成されている。さらにドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部43が形成されている。この係合凸部43は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部43aを有している。柱状部43aのうち一対の対向壁11に臨む二辺には、スリット11aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43bが突出形成されている。柱状部43aのうち接続壁12に臨む一辺には、スリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43c1が突出形成されており、この突出部43c1の先端部には、ガイドレール10の接続壁12の外面に沿う押さえ壁部43c2が形成されていて、突出部43c1と押さえ壁部43c2がT字状(逆T字状)をなしている。
以上のように構成されたウインドガラス昇降機構1において、ガイドレール10をドラムハウジング40に組み付けるときは、係合凸部43の柱状部43aが一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部によって囲まれ、柱状部43aに突出形成された突出部43bが一対の対向壁11のスリット11aに嵌め込まれ、柱状部43aに突出形成された突出部43c1が接続壁12のスリット12aに嵌め込まれ且つこの突出部43c1の先端部に形成された押さえ壁部43c2が接続壁12の外面に沿うように、ガイドレール10の下端部とドラムハウジング40の係合凸部43とを位置合わせし、この位置合わせ状態で、ガイドレール10の下端部とドラムハウジング40の係合凸部43とを互いに係合させる(図6参照)。ガイドレール10とドラムハウジング40の組み付け後は、係合凸部43の柱状部43aがガイドレール10の箱型断面部に軽圧入され、かつ駆動ワイヤ70の張力によってガイドレール10とドラムハウジング40が互いに押し付けられる。このため、ガイドレール10とドラムハウジング40を接合しなくても、ウインドガラス昇降機構1の使用時にガイドレール10とドラムハウジング40が分離するような動作不良が起きることはない。また、ガイドレール10に外方突出片13が形成されていることで、ガイドレール10のドラムハウジング40への組付安定性を向上させることができる。
そして、突出部43bが一対の対向壁11のスリット11aに嵌め込まれ、且つ突出部43c1が接続壁12のスリット12aに嵌め込まれて柱状部43aと押さえ壁部43c2によって接続壁12が内外から挟み込まれているため、ガイドレール10とドラムハウジング40の車幅方向の相対移動と車両前後方向の相対移動を確実に規制することができる。
このように、ガイドレール10の下端部とドラムハウジング40の係合凸部43とを位置合わせして互いに係合させるだけで、ガイドレール10とドラムハウジング40の車幅方向の相対移動と車両前後方向の相対移動を規制した状態で、簡単かつ確実で安定性良く、ガイドレール10をドラムハウジング40に組み付けることができる。しかもドラムハウジング40に覗き窓を設けるといった特別な工夫をすることなく、ガイドレール10のドラムハウジング40への組付状態を目視により確認して良好な組み付けを実現することができる。
図8(A)〜(G)は、本発明によるウインドガラス昇降機構1の別実施形態(変形例)、より具体的には、ドラムハウジング50に形成する係合凸部とガイドレール10に形成する係合部の別実施形態(変形例)を示している。
図8(A)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12と、この一対の対向壁11の他端部から接続壁12と平行な平面内で内方に突出する内方突出片(内方フランジ部、係合部)14とを有する断面略コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。一対の対向壁11と接続壁12にスリットは形成されていない。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部43が形成されている。この係合凸部43は、一対の対向壁11と接続壁12と内方突出片13とからなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部43aからなる。柱状部43aに突出部は形成されていない。
図8(B)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。接続壁12には、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)12aが形成されている。スリット12aは、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部43が形成されている。この係合凸部43は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部43aを有している。柱状部43aのうち接続壁12に臨む一辺には、スリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43c1が突出形成されており、この突出部43c1の先端部には、ガイドレール10の接続壁12の外面に沿う押さえ壁部43c2が形成されていて、突出部43c1と押さえ壁部43c2がT字状(逆T字状)をなしている。
図8(C)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。接続壁12には、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)12aが形成されている。スリット12aは、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部43が形成されている。この係合凸部43は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部43aを有している。柱状部43aのうち接続壁12に臨む一辺には、スリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43c1が突出形成されており、この突出部43c1の先端部には、ガイドレール10の接続壁12の外面に沿う押さえ壁部43c3が形成されていて、突出部43c1と押さえ壁部43c3が鉤型形状をなしている。
図8(D)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。一対の対向壁11と接続壁12にはそれぞれ、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)11aとスリット(係合部)12aが形成されている。スリット11aとスリット12aはともに、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部43が形成されている。この係合凸部43は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部43aを有している。柱状部43aのうち一対の対向壁11に臨む二辺には、スリット11aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43bが突出形成されている。柱状部43aのうち接続壁12に臨む一辺には、スリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる突出部43c1が突出形成されている。
図8(E)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。一対の対向壁11と接続壁12にはそれぞれ、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)11aとスリット(係合部)12aが形成されている。スリット11aとスリット12aはともに、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部44が形成されている。この係合凸部44は、一対の対向壁11のスリット11aに両端部が最小のクリアランスで嵌め込まれる横方向延出軸部44aと、この横方向延出軸部44aの中央部から下方に延出して接続壁12のスリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる縦方向延出軸部44bとからなる断面略T字状をなしている。
図8(F)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。一対の対向壁11には、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)11aが形成されている。スリット11aは、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部45が形成されている。この係合凸部45は、一対の対向壁11のスリット11aに両端部が最小のクリアランスで嵌め込まれる横方向延出軸部45aと、この横方向延出軸部45aの両端部に形成されて一対の接続壁11の外面に沿う押さえ壁部45bとからなる断面略H字状をなしている。
図8(G)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる一様断面材である。接続壁12には、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)12aが形成されている。スリット12aは、ガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部46が形成されている。この係合凸部46は、接続壁12のスリット12aに最小のクリアランスで嵌め込まれる縦方向延出軸部46aと、この縦方向延出軸部46aの両端部に形成されて接続壁12の内面と外面に沿う押さえ壁部46bとからなる断面略I字形状をなしている。
ここで、図8(A)、(D)、(E)、(F)の別実施形態(変形例)においては、ドラムハウジング40を、例えば、係合凸部43、44、45の突出方向と直交する方向かつ巻取ドラム60を円形孔(収容部)41に収容する方向に接離移動する固定型と可動型からなる割型によって成形することができる。このような割型はスライド型と比べて安価であるため、ドラムハウジング40の成形コストの面で有利である。
図9(A)、(B)は、本発明によるウインドガラス昇降機構1のさらなる別実施形態を示している。
図9(A)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる。一対の対向壁11と接続壁12にはそれぞれ円形孔(係合部)11bと円形孔(係合部)12bが穿設されている。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部49が形成されている。この係合凸部49は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部49aを有している。柱状部49aのうち一対の対向壁11と接続壁12に臨む三辺には、円形孔11bと円形孔12bに嵌め込まれる円形突起49bがそれぞれ形成されている。
図9(B)では、ガイドレール10は、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面(係合部)からなる。一対の対向壁11と接続壁12にはそれぞれ、ドラムハウジング40側の端部が開放されたスリット(係合部)11cとスリット(係合部)12cが形成されている。スリット11cは、ドラムハウジング40側の端部から離れるに従って幅を狭めるV字スリット部11c1と、このV字スリット部11c1の先端部に設けられた円形スリット部11c2とを有している。スリット12cは、ドラムハウジング40側の端部から離れるに従って幅を狭めるV字スリット部12c1と、このV字スリット部12c1の先端部に設けられた円形スリット部12c2とを有している。
ドラムハウジング40のガイドレール10の側の端部には、ガイドレール10に向かって突出する係合凸部49が形成されている。この係合凸部49は、一対の対向壁11と接続壁12からなるガイドレール10の箱型断面部に囲まれて軽圧入される平面視矩形の柱状部49aを有している。柱状部49aのうち一対の対向壁11と接続壁12に臨む三辺には、スリット11cとスリット12cに嵌め込まれる係合突起49cがそれぞれ形成されている。各係合突起49cは、V字スリット部11c1またはV字スリット部12c1に対応する形状のV字突起部49c1と、円形スリット部11c2または円形スリット部12c2に対応する形状の円形突起部49c2とを有している。
以上の実施形態では、ガイドレール10の上端部にワイヤガイドプーリ30を設けて、ガイドレール10の下端部にドラムハウジング40を設けた場合を例示して説明している。しかし、ワイヤガイドプーリとドラムハウジングの上下位置を逆転させて、ガイドレールの上端部にドラムハウジングを設けて、ガイドレールの下端部にワイヤガイドプーリを設けることも可能である。
以上の実施形態では、スリット11aとスリット12aをガイドレール10の長さ方向と平行な方向に延びるように形成した場合を例示して説明している。しかし、スリットの形状はこれに限定されるものではなく、例えばガイドレールの長さ方向に対して斜行させるなどの任意の形状とすることができる。
以上の実施形態では、ドラムハウジング40の中心部に形成された円形孔41に巻取ドラム60を収容した場合を例示して説明している。しかし、巻取ドラムを収容する位置はこれに限定されず、例えば、ドラムハウジングの中心部から外れた位置に円形孔を形成し、この円形孔に巻取ドラムを収容してもよい。
以上の実施形態では、2本の駆動ワイヤ70と駆動ワイヤ71を使用した場合を例示して説明している。しかし、巻取ドラムに1本の駆動ワイヤを巻回して、巻取ドラムを出た駆動ワイヤの一端部をワイヤガイドプーリを介してスライダベースに固定し、巻取ドラムを出た駆動ワイヤの他端部を直接スライダベースに固定することもできる。
以上の実施形態では、巻取ドラム60を回転駆動する駆動部としてモータユニット50を用いた電動式のウインドガラス昇降機構を例示して説明している。しかし本発明は、巻取ドラムを回転駆動する駆動部として巻取ドラムに連動した手動ハンドルを用いた手動式のウインドガラス昇降機構にも同様に適用可能である。
以上の実施形態では、ガイドレール10が、一対の対向壁11と、この一対の対向壁11の一端部を接続する接続壁12とを有する断面コ字状の箱型断面を有する場合に加え、一対の対向壁11の他端部から外方突出片13または内方突出片14を突出形成した断面略コ字状の箱型断面(係合部)を有する場合を例示して説明したが、外方突出片13と内方突出片14はいずれも省略が可能である。
以上の実施形態では、ガイドレール10のスリットにドラムハウジング40の突出部を最小のクリアランスで嵌め込んだ場合を例示して説明した。しかし、ドラムハウジング40の突出部の先端部に押さえ壁部が形成されている場合には、ガイドレール10のスリットとドラムハウジング40の突出部との間に多少のクリアランスが存在していてもよい。
1 ウインドガラス昇降機構
10 ガイドレール
11 対向壁(車幅方向壁、箱型断面部、係合部)
11a スリット(係合部、嵌合部
11b 円形孔(係合部、嵌合部
11c スリット(係合部、嵌合部
11c1 V字スリット部(係合部、嵌合部)
11c2 円形スリット部(係合部、嵌合部)
12 接続壁(前後方向壁、箱型断面部、係合部)
12a スリット(係合部、嵌合部
12b 円形孔(係合部、嵌合部
12c スリット(係合部、嵌合部
12c1 V字スリット部(係合部、嵌合部)
12c2 円形スリット部(係合部、嵌合部)
13 外方突出片(外方フランジ部)
14 内方突出片(内方フランジ部、係合部)
20 スライダベース
30 ワイヤガイドプーリ(ワイヤガイド部材)
31 回転軸孔
32 回転軸
40 ドラムハウジング
41 円形孔(収容部)
42 ワイヤガイド溝
43 係合凸部
43a 柱状部(係合凸部)
43b 突出部(係合凸部)
43c1 突出部(係合凸部)
43c2 押さえ壁部
43c3 押さえ壁部
44 係合凸部
44a 横方向延出軸部
44b 縦方向延出軸部
45 係合凸部
45a 横方向延出軸部
45b 押さえ壁部
46 係合凸部
46a 縦方向延出軸部
46b 押さえ壁部
49 係合凸部
49a 柱状部
49b 円形突起
49c 係合突起
49c1 V字突起部
49c2 円形突起部
50 モータユニット(駆動部)
51 ウォームホイル
60 巻取ドラム
70 駆動ワイヤ
70a 固定部
71 駆動ワイヤ
71a 固定部

Claims (8)

  1. ウインドガラスが固定されたスライダベースを摺動自在にガイドするガイドレール;
    前記ガイドレールの一端部に設けられたワイヤガイド部材;
    前記ガイドレールの他端部に設けられた、駆動部によって回転駆動される巻取ドラムを支持したドラムハウジング;及び
    前記スライダベースから繰り出されて前記ワイヤガイド部材と前記巻取ドラムに巻回された駆動ワイヤ;
    を備えたウインドガラス昇降機構において、
    前記ドラムハウジングのガイドレール側の端部に、該ガイドレールに向かって突出する係合凸部が形成されていること;
    前記ガイドレールのドラムハウジング側の端部に、前記係合凸部に外側から係合して前記ドラムハウジングに固定されることで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動を規制する係合部が形成されていること;
    前記ドラムハウジングの係合凸部は、柱状部と、該柱状部から側方に突出する突出部とを有していること;及び
    前記ガイドレールの係合部は、前記柱状部に外側から係合し、前記突出部に嵌合する嵌合部を有していること;
    を特徴とするウインドガラス昇降機構。
  2. 請求項1記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記ガイドレールの係合部は、車両前後方向に延びる前後方向壁と、この前後方向壁から連続して車幅方向に延びる少なくとも1つの車幅方向壁と、この前後方向壁と車幅方向壁が存在しない部分に形成された開口部とを有しているウインドガラス昇降機構。
  3. 請求項2記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記ガイドレールの係合部は、前記嵌合部として、前記前後方向壁と前記車幅方向壁のうちの少なくとも1つに形成された端部が解放されたスリットを有していて、
    前記突出部を前記スリットに嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動が規制されているウインドガラス昇降機構。
  4. 請求項3記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記スリットは前記前後方向壁に形成されており、この前後方向壁のスリットに嵌め込まれる前記突出部の先端部に、前記前後方向壁の外面に沿う押さえ壁部が形成されていて、前記柱状部と前記押さえ壁部によって前記前後方向壁を内外から挟み込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動が規制されているウインドガラス昇降機構。
  5. 請求項3または4記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記スリットは前記車幅方向壁に形成されており、この車幅方向壁のスリットに前記突出部を嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車幅方向の相対移動が規制されているウインドガラス昇降機構。
  6. 請求項3ないし5のいずれか1項記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記スリットは前記車幅方向壁に形成されており、この車幅方向壁のスリットに嵌め込まれる前記突出部の先端部に、前記車幅方向壁の外面に沿う押さえ壁部が形成されていて、前記柱状部と前記押さえ壁部によって前記車幅方向壁を内外から挟み込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車両前後方向の相対移動が規制されているウインドガラス昇降機構。
  7. 請求項3ないし6のいずれか1項記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記スリットは前記前後方向壁に形成されており、この前後方向壁のスリットに前記突出部を嵌め込むことで、前記ガイドレールと前記ドラムハウジングの車両前後方向の相対移動が規制されているウインドガラス昇降機構。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載のウインドガラス昇降機構において、
    前記ドラムハウジングは、合成樹脂材料からなり、前記巻取ドラムを収容する収容部を有していて、
    前記ドラムハウジングは、前記係合凸部の突出方向と直交する方向かつ前記巻取ドラムを前記収容部に収容する方向に接離移動する固定型と可動型からなる割型によって成形されるウインドガラス昇降機構。
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