JP6052230B2 - 車両の車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドフレームの先端側部分の車幅方向外側部から車幅方向外側に突出した荷重伝達部材を備えた車両の車体構造に関する。
従来より、車両の前面衝突時の乗員に対する衝撃荷重を低減する為に、フロントサイドフレームに入力される衝撃荷重によりフロントサイドフレームを所定の変形モードで変形させることで衝撃エネルギーを吸収する変形モード制御が知られている。
この変形モード制御においては、衝突初期にフロントサイドフレームの先端部に設けられたクラッシュカンを潰れ変形させ、衝突中期以降では、フロントサイドフレームを、ダッシュパネルとの結合部を基点として車幅方向外側へ向かうように屈曲変形させることにより、衝突初期に車体減速度を大きくし、その後も大きな車体減速度を維持している。
車両の前面衝突では、フロントサイドフレームよりも車幅方向外側の車体部分に衝撃荷重が作用することがある。このスモールオーバーラップ衝突(以下、SOL衝突と略す)では、衝突物がフロントサイドフレームと前輪との間に入り込む虞があり、また、衝突物とフロントサイドフレームとがオーバーラップする場合に比べてフロントサイドフレームへの荷重伝達効率が低下し、フロントサイドフレームの変形による衝撃エネルギー吸収量が少なく、衝撃荷重が車室側へ伝達され易くなる。
特許文献1の車両の車体構造は、フロントサイドフレームから車幅方向外側に突出する荷重伝達部材としての突出部を設け、この突出部の前端を車体前後方向においてクラッシュカンとフロントサイドフレームとの連結部とセットプレートを介して連結し、突出部の車幅方向外側の側面を平面視において車体後方に向かって車幅方向内側へ傾斜するように形成し、突出部とパワーユニットとを車体前後方向にオーバーラップさせている。
また、車体構成部材であるエプロンレインフォースメント(以下、レインフォースメントをレインと略す)を利用して荷重伝達部材を形成する技術も提案されている。
特許文献2の車両の車体構造は、フロントサイドフレームと、エプロンレインと、セットプレートを介してフロントサイドフレームの先端に取り付けられたクラッシュカンとを備え、フロントサイドフレームよりも車幅方向外側にエプロンレインの先端とセットプレートとを連結する荷重伝達部材としての連結部材を設けている。
特開2013−212757号公報 特開2005−231435号公報
一般に、先端にバンパレインが装着されたクラッシュカンは、後端が螺合可能な締結部材(例えばボルト)によってフロントサイドフレームの先端部に設けられたセットプレートに締結固定されている。車両の軽衝突時には、締結部材を取り外して破損したクラッシュカンのみを新しいクラッシュカンに取り替えることにより、リペア性を確保している。
このような構造では、クラッシュカンが、セットプレートに対して車体前方から後方に向けて前後方向に締結固定される、所謂片持ち構造になっているため、車両の走行振動に起因してバンパレインが上下方向に揺動し易いことから、NVH(Noise Vibration Harshness)性能が低下し、乗員の室内の居住性が悪化するという問題があった。
クラッシュカンの上下振動は、セットプレートを廃止して、フロントサイドフレームの先端部にクラッシュカンの基端部分を挿入し、締結部材により車幅方向から締結固定することで、クラッシュカンの連結領域を増加してクラッシュカンの支持剛性を向上させることができ、上下振動を抑制することができる。
しかし、SOL衝突を対策しながら、セットプレートを廃止してクラッシュカンを車幅方向に締結固定する場合、以下のような新たな問題が生じる虞がある。
即ち、前記特許文献の車両の車体構造では、荷重伝達部材がセットプレートとフロントサイドフレーム(又は、エプロンレイン)とによって車体側に固定されているものの、セットプレートが廃止された場合、荷重伝達部材がフロントサイドフレーム(又は、エプロンレイン)のみによって支持されているため、荷重伝達部材の支持剛性が著しく低下する。
それ故、SOL衝突による衝撃荷重が荷重伝達部材に作用した場合、荷重伝達部材とフロントサイドフレームとの接合部分に大きな剪断応力が作用することから、荷重伝達部材がフロントサイドフレームから剥離し、フロントサイドフレームへの荷重伝達効率が低下する虞がある。
本発明の目的は、クラッシュカンのリペア性を確保しつつ、NVH性能と荷重伝達部材の支持剛性とを両立できる車両の車体構造等を提供することである。
請求項1の車両の車体構造は、車幅方向に延びるバンパレインフォースメントと、このバンパレインフォースメントを左右1対のクラッシュカンを介して支持する左右1対のサイドフレームと、これら左右1対のサイドフレームの前記先端側部分の車幅方向外側部から車幅方向外側に夫々突出した左右1対の荷重伝達部材とを備えた車両の車体構造において、前記クラッシュカンの基端部分が前記サイドフレームの先端部に挿入して固定されると共に、前記クラッシュカンの基端部分の少なくとも車幅方向外側部と前記サイドフレームの先端部との間に挟持された支持部と、この支持部から車幅方向外側に延びて前記荷重伝達部材の先端を覆う延長部とを有する荷重受け部材を設けたことを特徴としている。
この車両の車体構造では、クラッシュカンの基端部分がサイドフレームの先端部に挿入して固定されるため、荷重伝達部材の上下振動を抑制しながら締結部材により車幅方向から締結固定することができる。また、クラッシュカンの基端部分の少なくとも車幅方向外側部とサイドフレームの先端部との間に挟持された支持部から車幅方向外側に延びて荷重伝達部材の先端を覆う延長部とを有する荷重受け部材を設けているため、SOL衝突による衝撃荷重が荷重伝達部材に作用したとき、荷重伝達部材に作用する衝撃荷重をサイドフレームの先端部と車幅方向外側部とに伝達することにより荷重伝達部材とフロントサイドフレームとの接合部分への荷重集中を防止でき、荷重伝達部材によるサイドフレームからの剥離を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記支持部が前記クラッシュカンの基端部分の左右1対の外側部と基端を覆うように水平断面が略コ字状に形成され、前記クラッシュカンは前記支持部を貫通した締結部材によって前記サイドフレームに締結されたことを特徴としている。
これによれば、延長部の後方への変形が一層抑制されるため、荷重伝達部材に作用する衝撃荷重のサイドフレームへの荷重伝達効率を一層向上することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記バンパレインフォースメントがフロントバンパレインフォースメントであり、前記サイドフレームがフロントサイドフレームであり、前記荷重伝達部材が前記フロントサイドフレームの車幅方向外側部に取り付けられた突出部材又はエプロンレインフォースメントの前端部から前方に延びた延設部材であることを特徴としている。
これによれば、フロントサイドフレームにおいて、クラッシュカンのリペア性を確保しつつ、NVH性能と荷重伝達部材の支持剛性とを両立することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記突出部材又は延設部材の前端部分が、車幅方向に沿った鉛直断面において、離隔した1対の横板部及びこれら1対の横板部の車幅方向内側端部を連結する縦板部を夫々備えた複数のコ字状断面部と、隣り合うコ字状断面部の隣接する横板部の車幅方向外側端部を連結する連結板部とを備え、前記縦板部が締結部材によって前記フロントサイドフレームに締結されたことを特徴としている。
これによれば、コ字状断面部の横板部を設定することと、コ字状断面部の開放形状により締結ツール用アクセス孔を各板部に形成する必要が無いことにより荷重伝達部材の剛性を確保しつつ、コ字状断面部の縦板部により荷重伝達部材の連結部分を形成してクラッシュカンのリペア性を確保することができる。
実施例1に係る車体前部の斜視図である。 車体前部の左側側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 突出部材と荷重受け部材の分解斜視図である。 実施例2に係る図1相当図である。 図6の要部拡大図である。 図4相当図である。 実施例3に係る図3相当図である。 図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明は、本発明を車両に適用したものを例示したものであり、本発明、その適用物、或いは、その用途を制限するものではない。
以下、本発明の実施例1について図1〜図5に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、車両Vには、車室SとエンジンルームEとを前後に仕切るダッシュパネル1と、このダッシュパネル1の前側に配設される左右1対のフロントサイドフレーム2と、これら1対のフロントサイドフレーム2の前端部に左右1対の筒状のクラッシュカン3を介して支持されたバンパレインフォースメント(以下、バンパレインと略す)4と、1対のフロントサイドフレーム2の車幅方向外側上方に配置された1対のエプロンレインフォースメント(以下、エプロンレインと略す)5と、フロントサイドフレーム2とエプロンレイン5との間でダッシュパネル1に近接配置される1対の筒状のサスタワー6等が設けられている。
この車両Vには、エンジンルームEの下側に配設されたサスペンションクロスメンバ7と、サスペンションクロスメンバ7の左右両側に配置された1対のサスペンションアーム8と、前後方向に配設された左右1対のエクステンションメンバ9と、1対のエクステンションメンバ9の前端部に架着されたフロントクロスメンバ10と、1対のフロントサイドフレーム2の前端側部分の車幅方向外側部から車幅方向外側に夫々突出した左右1対の突出部材20(荷重伝達部材)等が設けられている。尚、以下、車両Vの前後方向を前後方向とし、左右方向を左右方向として説明する。
ダッシュパネル1は、フロントサイドフレーム2等に比べて板厚が薄く比較的剛性の低い鋼板からなる。このダッシュパネル1は、車室Sの前端部において上下方向に延びる縦壁部1aと、縦壁部1aの下端縁から後方に向かって後方下がり傾斜状に延びる傾斜部1bとを備えている。縦壁部1aの下端部と傾斜部1bの上端部はスポット溶接により接合されている。傾斜部1bの後端部分は、フロアパネル(図示略)の前端部分に接合されている。縦壁部1aの上端部は、車幅方向に延びるカウル部(図示略)に接合され、ダッシュパネル1の車幅方向両端部はフロントヒンジピラー(図示略)に接合されている。
図1に示すように、ダッシュパネル1の縦壁部1aと傾斜部1bの接合部分において、エンジンルームE側の前面には、車幅方向に延びる断面ハット状のダッシュクロスメンバ11が設けられている。ダッシュクロスメンバ11は、ダッシュパネル1と閉断面部を形成し、ダッシュパネル1の剛性を高めている。ダッシュクロスメンバ11の左右両側端部は、後述するフロントサイドフレーム2とダッシュパネル1の結合部Lに接合され、フロントサイドフレーム2の支持剛性を高めている。
次に、左右1対のフロントサイドフレーム2について、説明する。
左右1対のフロントサイドフレーム2は、車室Sの前端を仕切るダッシュパネル1の前側においてエンジンルームEの左部と右部に夫々前後方向に延びるように配設されている。即ち、左右1対のフロントサイドフレーム2は、車両Vの前端側位置から後方へ向かって略水平状に延び且つ後端側途中部がダッシュパネル1の縦壁部1aに接合され、後端側部分が傾斜部1bとフロアパネルの下面に沿って後方下がり傾斜状に延びて接合されている。フロントサイドフレーム2の後端側部分はダッシュパネル1と結合部Lにより接合されている。
このフロントサイドフレーム2は、フレーム自体で断面略矩形状の閉断面部を形成する前側フレームと、傾斜部1b及びフロアパネルと協働して閉断面部を形成する後側フレームとから構成されている。前側フレームの後端とダッシュパネル1の縦壁部1a及び傾斜部1bはスポット溶接により接合され、後側フレームは傾斜部1bとフロアパネルに接合され、前側フレームの後端部と後側フレームの前端部とが接合されている。
尚、以下、特に説明がない場合、水平状の前側フレームをフロントサイドフレーム2として説明している。
図1〜図5に示すように、フロントサイドフレーム2は、車幅方向外側のアウタパネル2aと、車幅方向内側のインナパネル2bとから構成されている。アウタパネル2aは、平板状のハイテン鋼板をプレス成形した部材であり、アウタパネル2aは、上側に位置するアウタ上フランジ部と、下側に位置するアウタ下フランジ部と、両者の中間に位置する鉛直断面略コ字状のアウタパネル本体部とを備えている。同様に、ハイテン鋼板製インナパネル2bは、上側に位置するインナ上フランジ部、下側に位置するインナ下フランジ部、両者の中間に位置する鉛直断面略コ字状のインナパネル本体部を備えている。
アウタ上フランジ部とインナ上フランジ部がスポット溶接され、アウタ下フランジ部とインナ下フランジ部がスポット溶接され、これによりフロントサイドフレーム2の上側結合フランジと、下側結合フランジが夫々構成されている。下側結合フランジはフロントサイドフレーム2の前端から結合部Lの前方近傍位置に亙って形成され、アウタパネル本体部とインナパネル本体部は、下側結合フランジの後端部から傾斜部1bの中段部に亙って更に後方に延設されている。
フロントサイドフレーム2の前端部には、クラッシュカン3を介してバンパレイン4が支持されている。このクラッシュカン3は、フロントサイドフレーム2と同種の金属製筒状体で形成され、その後端部には、水平断面略コ字状のナットプレート12が挿入されている。ナットプレート12には、クラッシュカン3の左右両側壁に夫々形成された上下1対の締結用ボルト穴3a(図5参照)に対応して左右1対の内側部分に上下1対のナット13が夫々溶接されている。
軽衝突等のように衝撃荷重が比較的小さい場合には、フロントサイドフレーム2が破損することなく、クラッシュカン3のみが潰れることによって衝撃を吸収し、また、クラッシュカン3の変形のみで衝撃を吸収できない場合には、フロントサイドフレーム2が屈曲変形することにより衝撃を吸収して、車室Sに伝達される衝撃荷重を低減している。
左右1対のエプロンレイン5は、1対のフロントヒンジピラーの付け根部分から夫々前方へ延設され、1対のサスタワー6を夫々支持している。これらエプロンレイン5の車幅方向外側部分には、左右両側のフェンダパネルが夫々装着されている。
左右1対のエクステンションメンバ9は、エンジン(図示略)を支持するために、エンジンルームEの左右両側部において前後方向に夫々延び、その後端部がサスペンションクロスメンバ7の前端部に連結されている。エクステンションメンバ9の前端部は、フロントサイドフレーム2の前端下端部に直方体状のマウント部材14を介して連結されている。
フロントクロスメンバ10の左右両端部は、エクステンションメンバ9を挟んで左右1対のマウント部材14に固定されている。
次に、左右1対の突出部材20について、説明する。
図1〜図5に示すように、左側突出部材20は、右側突出部材20と左右対称の構成であるため、以下、主に左側突出部材20について説明する。
図3〜図5に示すように、突出部材20は、荷重受け部材25と協働して略楔状の閉断面部を構成している。このハイテン鋼板製突出部材20は、鉛直断面略コ字状の本体部21と、車幅方向外側の外壁部22とを備えている。本体部21は、略三角形状の上壁部21aと、下壁部21bと、右側の内壁部21cとによって一体的に構成されている。
突出部材20の板厚は、フロントサイドフレーム2の板厚の2倍以上に設定されている。
本体部21の前端は、平面視にてフロントサイドフレーム2の前端部と同じ前後方向位置に配設されている。上壁部21a、下壁部21b及び外壁部22の前端部分には、車体前方に対向したフランジ部が夫々形成されている。
内壁部21cは、上下1対のボルト穴21fを有し、フロントサイドフレーム2のアウタパネル2aに面接触した状態でスポット溶接にて接合されている。
外壁部22は、平面視にて車体後方内側へ傾斜するように配設されている。この外壁部22には、締結ツールを挿入可能な上下1対のアシスト孔22aが形成されている。
次に、左右1対の荷重受け部材25について、説明する。
図3〜図5に示すように、左右1対の突出部材20の前側には、各突出部材20に作用する前面衝突時の衝撃荷重をフロントサイドフレーム2の先端部に伝達するための左右1対の荷重受け部材25が夫々設けられている。左側荷重受け部材25は、右側荷重受け部材25と左右対称の構成であるため、以下、主に左側荷重受け部材25について説明する。
荷重受け部材25は、突出部材20と同種の金属製板材をプレス成形することにより形成され、支持部25aと延長部25bとを備えている。尚、荷重受け部材25の板厚は、荷重伝達部材20よりも薄く、フロントサイドフレーム2よりも厚くなるように設定されている。
支持部25aは、クラッシュカン3の後端部分の左右両方の外側部と後端部との3方を覆うように水平断面が略コ字状に形成されている。支持部25aの車幅方向に直交する面には、上下1対のボルト穴25fが夫々形成されている。尚、支持部25aは、クラッシュカン3の後端部に対して微小距離離隔して配置されている。
延長部25bは、支持部25aの左側端部から左側に延びて上壁部21a、下壁部21b及び外壁部22の前端部分(フランジ部)を覆う状態でスポット溶接にて接合されている。
次に、クラッシュカン3及び突出部材20の組み付け手順について説明する。
まず、図5に示すように、アウタパネル2aに設けられた上下1対のボルト穴2fと内壁部21cに設けられた上下1対のボルト穴21fとを位置決めした状態で本体部21をアウタパネル2aの前端側部分に接合する。
次に、荷重受け部材25の支持部25aをフロントサイドフレーム2の前端部内に収容し、延長部25bを上壁部21a及び下壁部21bの前端部分に重なり合うように配置する。
そして、ナットプレート12が配設されたクラッシュカン3をフロントサイドフレーム2の前端部に挿入して、支持部25aの左右1対の両側部をクラッシュカン3の左右の後端部分とフロントサイドフレーム2の左右の前端部によって挟持させる。このとき、車幅方向外側において、上下1対のナット13と上下1対のボルト穴25fとクラッシュカン3の上下1対のボルト穴3aとインナパネル2bの上下1対のボルト穴2fと上下1対のボルト穴21fとを位置決めし、車幅方向内側において、上下1対のナット13と上下1対のボルト穴25fとクラッシュカン3の上下1対のボルト穴3aとインナパネル2bの上下1対のボルト穴2gとを位置決めする。
次に、車幅方向外側において、1対のボルト26によって本体部21とフロントサイドフレーム2のアウタパネル2aと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めし、車幅方向内側において、1対のボルト26によってフロントサイドフレーム2のインナパネル2bと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めする。最後に、延長部25bと上壁部21a及び下壁部21bの前端部分とを溶接した後、外壁部22を本体部21及び延長部25bに溶接して終了する。
クラッシュカン3のみが潰れた場合、アシスト孔22aから締結ツールを挿入してボルト26を取り外し、新たなクラッシュカン3に交換する。
次に、上記車両Vの車体構造の作用・効果について説明する。
この車両Vの車体構造では、クラッシュカン3の後端部分がフロントサイドフレーム2の前端部に挿入して固定されるため、突出部材20の上下振動を抑制しながらボルト26により車幅方向から締結固定することができる。また、クラッシュカン3の後端部分の少なくとも車幅方向外側部とフロントサイドフレーム2の前端部との間に挟持された支持部25aから車幅方向外側に延びて突出部材20の前端を覆う延長部25bとを有する荷重受け部材25を設けているため、SOL衝突による衝撃荷重が突出部材20に作用したとき、突出部材20に作用する衝撃荷重をフロントサイドフレーム2の前端部と車幅方向外側部とに伝達することにより突出部材20とフロントサイドフレーム2との接合部分への荷重集中を防止でき、突出部材20によるフロントサイドフレーム2からの剥離を抑制することができる。
支持部25aがクラッシュカン3の後端部分の左右1対の外側部と後端を覆うように水平断面が略コ字状に形成され、クラッシュカン3は支持部25aを貫通したボルト26によってフロントサイドフレーム2に締結されているため、延長部25bの後方への変形が一層抑制されるため、突出部材20に作用する衝撃荷重のフロントサイドフレーム2への荷重伝達効率を一層向上することができる。
バンパレインがフロントバンパレイン4であり、サイドフレームがフロントサイドフレーム2であり、荷重伝達部材がフロントサイドフレーム2の車幅方向外側部に取り付けられた突出部材20であるため、フロントサイドフレーム2において、クラッシュカン3のリペア性を確保しつつ、NVH性能と突出部材20の支持剛性とを両立することができる。
次に、実施例2に係る車両の車体構造について図6〜図8に基づいて説明する。
尚、実施例1と同様の部材には、同じ符号を付している。
実施例1の荷重伝達部材は、フロントサイドフレーム2の車幅方向外側部に取り付けられた突出部材20で構成したのに対し、実施例2の荷重伝達部材では、エプロンレイン5Aの前端部から前方に延びる延設部材30で構成している。
図6に示すように、車両VAには、1対のフロントサイドフレーム2の車幅方向外側上方に配置された左右1対のエプロンレイン5Aが設けられている。これらエプロンレイン5Aの前端部には、鉛直断面略矩形状の閉断面部を構成する延設部材30が着脱可能に夫々取り付けられている。尚、左側延設部材30は、右側延設部材30と左右対称の構成であるため、以下、主に左側延設部材30について説明する。
延設部材30は、フロントサイドフレーム2の車幅方向外側において、前方下り傾斜状に形成され、その前端部がフロントサイドフレーム2の前端部左側に隣接するように設けられている。この延設部材30は、本体部31と、車幅方向外側の外壁部32とを備えている。この外壁部32には、締結ツールを挿入可能な上下1対のアシスト孔32aが形成されている。
本体部31は、上壁部31aと、下壁部31bと、車幅方向内側の内壁部31cとによって一体的に構成され、その前端は、平面視にてフロントサイドフレーム2の前端部と同じ前後方向位置に配設されている。内壁部31cの前端側部分は、上下1対のボルト穴31fを有し、フロントサイドフレーム2のアウタパネル2aに面接触した状態でスポット溶接にて接合されている。
図7,図8に示すように、左右1対の延設部材30の前側には、各延設部材30に作用する前面衝突時の衝撃荷重をフロントサイドフレーム2の前端部に伝達するための左右1対の荷重受け部材25が夫々設けられている。左側荷重受け部材25は、右側荷重受け部材25と左右対称の構成であるため、以下、主に左側荷重受け部材25について説明する。
荷重受け部材25は、支持部25aと延長部25bとを備えており、延長部25bは、支持部25aの左側端部から左側に延びて上壁部31a、下壁部31b及び外壁部32の前端部分を覆う状態でスポット溶接にて接合されている。
次に、クラッシュカン3及び延設部材30の組み付け手順について説明する。
まず、アウタパネル2aに設けられた上下1対のボルト穴2fと内壁部31cに設けられた上下1対のボルト穴31fとを位置決めした状態で本体部31をアウタパネル2aの前端側部分に接合する。
次に、荷重受け部材25の支持部25aをフロントサイドフレーム2の前端部内に収容し、延長部25bが上壁部31a及び下壁部31bの前端部分に重なり合うように配置する。そして、クラッシュカン3をフロントサイドフレーム2の前端部に挿入して、支持部25aの左右1対の両側部をクラッシュカン3の左右の後端部分とフロントサイドフレーム2の左右の前端部によって挟持させる。
車幅方向外側では、上下1対のナット13とクラッシュカン3の上下1対のボルト穴3aと上下1対のボルト穴25fとアウタパネル2aのボルト穴2fと上下1対のボルト穴31fとを位置決めして、1対のボルト26によって本体部31とフロントサイドフレーム2のアウタパネル2aと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めする。車幅方向内側では、上下1対のナット13とクラッシュカン3の上下1対のボルト穴3aと上下1対のボルト穴25fとインナパネル2bの上下1対のボルト穴2gとを位置決めして、1対のボルト26によってフロントサイドフレーム2のインナパネル2bと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めする。
最後に、延長部25bと上壁部31a及び下壁部31bの前端部分とを溶接した後、外壁部32を本体部31及び延長部25bに溶接して終了する。
これにより、バンパレインがフロントバンパレイン4であり、サイドフレームがフロントサイドフレーム2であり、荷重伝達部材がエプロンレイン5の前端部から前方に延びた延設部材30であるため、フロントサイドフレーム2において、クラッシュカン3のリペア性を確保しつつ、NVH性能と荷重伝達部材の支持剛性とを両立することができる。
次に、実施例3に係る車両の車体構造について図9,図10に基づいて説明する。
尚、実施例1と同様の部材には、同じ符号を付している。
実施例1の荷重伝達部材は、鉛直断面略矩形状の突出部材20で構成したのに対し、実施例3の荷重伝達部材では、車幅方向に沿った鉛直断面において、複数のコ字状断面部を備えた突出部材40で構成している。
図9,図10に示すように、この車両VBには、1対のフロントサイドフレーム2の前端側部分の車幅方向外側部から車幅方向外側に夫々突出した左右1対の突出部材40等が設けられている。
左側突出部材40は、本体部41と、外壁部42とを備えている。
本体部41は、鉛直断面において、離隔した上下1対の横板部41s及びこれら1対の横板部41sの右側端部を連結する縦板部41tを夫々備えた前後方向に延びる上下1対のコ字状断面部41uと、隣り合うコ字状断面部41uの隣接する横板部41sの左側端部を連結する連結板部41v等を備えている。
上下1対の横板部41sの前端部分には、ボルト穴41fが夫々形成されている。
外壁部42は、ボルト穴41fの左側を開放するように、本体部41の後端部から前端近傍位置に亙って上下1対のコ字状断面部41uの左側を塞いで前後方向に延びる閉断面部を形成している。
右側突出部材40は、左側突出部材40と左右対称の構成である。
図9,図10に示すように、左右1対の突出部材40の前側には、各突出部材40に作用する前面衝突時の衝撃荷重をフロントサイドフレーム2の先端部に伝達するための左右1対の荷重受け部材25が夫々設けられている。
左側荷重受け部材25は、支持部25aと延長部25bとを備えており、延長部25bは、支持部25aの左側端部から左側に延びて1対の横板部41s、連結板部41v及び外壁部42の前端部分を覆う状態でスポット溶接にて接合されている。
右側荷重受け部材25は、左側荷重受け部材25と左右対称の構成である。
次に、クラッシュカン3及び突出部材40の組み付け手順について説明する。
まず、アウタパネル2aに設けられた上下1対のボルト穴2fと縦板部41t毎に設けられた上下1対のボルト穴41fとを位置合わせさせた状態で本体部41をアウタパネル2aの前端側部分に接合する。
次に、荷重受け部材25の支持部25aをフロントサイドフレーム2の前端部内に収容し、延長部25bが上壁部31a及び下壁部31bの前端部分に重なり合うように配置する。
そして、クラッシュカン3をフロントサイドフレーム2の前端部に挿入して、支持部25aの左右1対の両側部をクラッシュカン3の左右の後端部分とフロントサイドフレーム2の左右の前端部によって挟持させる。
次に、1対のボルト26によって本体部41とフロントサイドフレーム2のアウタパネル2aと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めし、1対のボルト26によってフロントサイドフレーム2のインナパネル2bと荷重受け部材25とクラッシュカン3とナットプレート12とを共締めする。
最後に、外壁部42を本体部41に溶接して終了する。
以上のように、突出部材40の前端部分が、鉛直断面において、離隔した1対の横板部41s及びこれら1対の横板部41sの車幅方向内側端部を連結する縦板部41tを備えた2以上のコ字状断面部41uと、隣り合うコ字状断面部41uの隣接する横板部41sの車幅方向外側端部を連結する連結板部41vとを備え、縦板部41tがボルト26によってフロントサイドフレーム2に締結されている。
これによれば、コ字状断面部41uの横板部41sを設定することと、コ字状断面部41uの開放形状により締結ツール用アクセス孔を各板部に形成する必要が無いことにより突出部材40の剛性を確保しつつ、コ字状断面部41uの縦板部41tにより突出部材40の連結部分を形成してクラッシュカン3のリペア性を確保することができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施形態においては、フロントサイドフレームの例を説明したが、リヤサイドフレームに適用しても良い。また、荷重受け部材(延長部)と荷重伝達部材(突出部材又は延設部材)の先端部とを接合した例を説明したが、荷重入力時、少なくとも荷重受け部材が荷重伝達部材に当接すれば良く、接合することなく僅かに離隔していても良い。
2〕前記実施形態においては、荷重受け部材の支持部が水平断面略コ字状の例を説明したが、少なくとも荷重受け部材がフロントサイドフレームの車幅方向外側前端部に前方から重なれば良く、荷重受け部材の支持部を水平断面略L字状に形成しても良い。
また、荷重受け部材の支持部がクラッシュカンの基端部分の車幅方向左右両側部を覆った例を説明したが、荷重受け部材の支持部がクラッシュカンの基端部分の全周を覆うように構成しても良い。
3〕前記実施形態においては、ボルトによって突出部材の本体部とアウタパネルと荷重受け部材とナットプレートとを共締めした例を説明したが、突出部材の本体部のボルト穴をボルト頭部よりも大きく形成してアウタパネルと荷重受け部材とナットプレートとを共締めしても良い。
4〕前記実施形態においては、荷重伝達部材(突出部材又は延設部材)が荷重受け部材(延長部)と協働して閉断面部を構成した例を説明したが、荷重伝達部材に前壁部を設けて荷重伝達部材単独で閉断面部を構成しても良い。
5〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
V,VA,VB 車両
2 フロントサイドフレーム
3 クラッシュカン
4 バンパレイン
5,5A エプロンレイン
20,40 突出部材
25a 支持部
25b 延長部
26 ボルト
30 延設部材
41s 横板部
41t 縦板部
41u コ字状断面部
41v 連結板部

Claims (4)

  1. 車幅方向に延びるバンパレインフォースメントと、このバンパレインフォースメントを左右1対のクラッシュカンを介して支持する左右1対のサイドフレームと、これら左右1対のサイドフレームの前記先端側部分の車幅方向外側部から車幅方向外側に夫々突出した左右1対の荷重伝達部材とを備えた車両の車体構造において、
    前記クラッシュカンの基端部分が前記サイドフレームの先端部に挿入して固定されると共に、
    前記クラッシュカンの基端部分の少なくとも車幅方向外側部と前記サイドフレームの先端部との間に挟持された支持部と、この支持部から車幅方向外側に延びて前記荷重伝達部材の先端を覆う延長部とを有する荷重受け部材を設けたことを特徴とする車両の車体構造。
  2. 前記支持部が前記クラッシュカンの基端部分の左右1対の外側部と基端を覆うように水平断面が略コ字状に形成され、
    前記クラッシュカンは前記支持部を貫通した締結部材によって前記サイドフレームに締結されたことを特徴とする請求項1に記載の車両の車体構造。
  3. 前記バンパレインフォースメントがフロントバンパレインフォースメントであり、前記サイドフレームがフロントサイドフレームであり、前記荷重伝達部材が前記フロントサイドフレームの車幅方向外側部に取り付けられた突出部材又はエプロンレインフォースメントの前端部から前方に延びた延設部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の車体構造。
  4. 前記突出部材又は延設部材の前端部分が、車幅方向に沿った車幅方向に沿った鉛直断面において、離隔した1対の横板部及びこれら1対の横板部の車幅方向内側端部を連結する縦板部を夫々備えた複数のコ字状断面部と、隣り合うコ字状断面部の隣接する横板部の車幅方向外側端部を連結する連結板部とを備え、
    前記縦板部が締結部材によって前記フロントサイドフレームに締結されたことを特徴とする請求項3に記載の車両の車体構造。
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