JP6051739B2 - イネ病害の防除方法 - Google Patents

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Description

本発明は、イネ病害の防除方法に関する。
従来、鉄粉が被覆されたイネ種子を箱育苗において使用し、イネ細菌性病害を防除する技術が知られている(例えば、特許文献1および非許文献1参照)。
また、植物病害防除組成物の有効成分として、多くの化合物が知られている(例えば、非特許文献2参照)。
特開2006−232690号公報
日本植物病理学会報、日本植物病理学会、2009年8月、第75巻、第3号、p.164−169 The Pesticide Manual−15th edition(BCPC刊)ISBN 978−1−901396−18−8
本発明は、生育期間中のイネ病害を効果的に防除し得る方法を提供することを課題とする。
本発明者等は、生育期間中のイネ病害を効果的に防除し得る方法を見出すべく検討した結果、播種する前に、イネ種子を鉄粉で表面処理し、かつ、病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理することにより、播種した後、生育期間中のイネ病害を効果的に防除することができることを見出した。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] イネ種子を鉄粉で表面処理する工程と、該種子を病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理する工程と、該種子を播く工程とを有することを特徴とするイネ病害の防除方法。
[2] イネ種子1000グラムに対し、鉄粉100〜2000グラムと病害抵抗性誘導剤0.2〜400グラムとを用いる[1]に記載のイネ病害の防除方法。
[3] 病害抵抗性誘導剤がイソチアニル、プロベナゾールまたはチアジニルである[1]または[2]に記載のイネ病害の防除方法。
[4] 鉄粉で表面処理されると共に病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理されてなるイネ種子。
本発明により、生育期間中のイネ病害を効果的に防除することができる。
本発明方法は、播種する前に、イネ種子を鉄粉で表面処理する工程と、該種子を病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理する工程とを実施した後、イネを播種する工程を実施する。
本発明に用いられる病害抵抗性誘導剤は、病原菌に対する植物自身の抵抗性を誘導して病害を抑制する作用のある薬剤のことであり、かかる病害抵抗性誘導剤としては、例えば、イソチアニル、プロベナゾール及びチアジニルが挙げられる。
プロベナゾール(Probenazole)及びチアジニル(Tiadinil)はいずれも公知の化合物であり、例えば「The Pesticide Manual−15th edition(BCPC刊) ISBN 978−1−901396−18−8」の927ページ、1134ページに記載されている。これらの化合物は市販の製剤から得るか、公知の方法により製造することができる。
また、イソチアニル(Isotianil)も公知の化合物であり、例えば特許第4088036号公報に記載された方法により製造することができる。
本発明において、病害抵抗性誘導剤はそのままで用いることもできるが、通常は、病害抵抗性誘導剤と不活性担体とを混合し、必要に応じて界面活性剤やその他の製剤用補助剤を添加して、粉剤、フロアブル剤、水和剤、顆粒水和剤、水溶剤、顆粒水溶剤等に製剤化されて用いられる。また、病害抵抗性誘導剤の溶出が制御された製剤を使用することもできる。
製剤化の際に用いられる不活性担体としては、固体担体、液体担体が挙げられる。前記の固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末及び粒状物、並びに合成樹脂(ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ナイロン−6、ナイロン−11、ナイロン−66等のナイロン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル−プロピレン共重合体等)が挙げられる。
液体担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、フェノキシエタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリルエタン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、炭酸プロピレン及び植物油(大豆油、綿実油等)が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、及びアルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩等の陰イオン界面活性剤が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤、着色剤及び安定剤等、具体的にはカゼイン、ゼラチン、糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)等が挙げられる。
本発明に用いられる鉄粉としては、例えば、還元鉄粉、アトマイズ鉄粉、電解鉄粉、および酸化鉄粉が挙げられ、これら2種以上の混合物を使用することもできる。本発明においては、還元鉄粉、酸化鉄粉または還元鉄粉と酸化鉄粉との混合物の使用が好ましい。より詳しくは、酸化鉄または鉄塩を水素などで還元して得られる鉄粉が還元鉄粉、溶融鉄の流れに8〜20Mpaの高圧の水ジェットを噴射して得られる鉄粉がアトマイズ鉄粉、硫酸鉄などの溶液から電解によって鉄を析出させ、電解鉄フレークを得て、これをロッドミルや振動ミル粉砕し焼きなまして得られる鉄粉が電解鉄粉とそれぞれ呼ばれる。また、酸化鉄粉は、酸化数がIIおよび/またはIIIの鉄の酸化物である。本発明に用いられる鉄粉は粉状であれば使用に差し支えないが、粒度10〜100μmの鉄粉の使用が好ましい。かかる鉄粉は市販品として入手可能であり、例えば、DSP317鉄粉(DOWA(ドーワ)IP(アイピー)クリエイション株式会社製)、農業用鉄粉(ダイテツ工業株式会社製)、農業用鉄粉(株式会社テツゲン製)、ヘマタイト(DOWA(ドーワ)IP(アイピー)クリエイション株式会社製)が挙げられる。
本発明において、さらに焼石膏を用いてもよい。かかる焼石膏としては、粉状の硫酸カルシウム・1/2水和物(CaSO4・1/2H2O)であればよく、市販のものを用いることができる。
本発明は、イネ種子を鉄粉で表面処理する工程と、該種子を病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理する工程とを有するが、該二工程はいずれを先に実施してもよく、また同時に実施することもできる。
本発明において、イネ種子を鉄粉で表面処理し、かつ、病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理する方法は、種々の形態を採り得るが、イネ種子を鉄粉で表面処理する方法は、通常、イネ種子を鉄粉で粉衣処理する方法として公知の方法(「鉄コーティング湛水直播マニュアル2010」、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構、2010年3月、ISBN978−4−903078−05−2)と同様の操作により行われる。具体的には、発芽する前の乾燥したイネ種子を水中に浸漬し、水切りした後、鉄粉及び必要に応じ、焼石膏で前記のイネ種子を粉衣処理する。また、通常は、仕上げとしてさらに少量の焼石膏を用いて粉衣される。
イネ種子を病害抵抗性誘導剤で表面処理する方法としては、例えば、粉衣処理、吹き付け処理および塗布処理が挙げられる。
なお、ここで粉衣とは、前記の各成分が粉の状態で表面に付着されることを意味する。
より具体的には、発芽する前の乾燥したイネ種子を水中に浸漬した後、網袋に収容してから静置するか、または脱水機を用いた脱水操作に付すことにより、イネ種子表面の過剰な水分を除去し、その後、当該イネ種子を、通常の種子コーティングに用いられる手動若しくは自動のコーティング装置に入れて回転させ、必要に応じて水を噴霧しながら、予め鉄粉と病害抵抗性誘導剤、必要に応じ、さらに焼石膏を混合しておき、当該混合物で粉衣処理を施し、次いで、さらに少量の焼石膏で粉衣する。このとき、鉄粉と病害抵抗性誘導剤とを別々に粉衣処理することもでき、焼石膏を用いる場合には、鉄粉及び焼石膏を用いて粉衣処理し、次いで病害抵抗性誘導剤及び焼石膏を用いて粉衣処理してもよい。イネ種子を病害抵抗性誘導剤で粉衣処理する場合には、病害抵抗性誘導剤を有効成分として含有する水和剤等の粉状製剤の使用が好ましく、顆粒水和剤等を粉状にして用いることもできる。また、病害抵抗性誘導剤の水希釈液、もしくは病害抵抗性誘導剤を有効成分として含有するフロアブル製剤を用いて吹き付け処理もしくは塗布処理を施した後、鉄粉及び必要に応じて焼石膏で粉衣してもよいし、噴霧する水に病害抵抗性誘導剤を予め混合しておき、当該混合液を噴霧しながら、鉄粉及び必要に応じて焼石膏で粉衣することもできる。イネ種子を病害抵抗性誘導剤で浸漬処理する場合には、病害抵抗性誘導剤の水希釈液に、乾燥したイネ種子を浸漬し、水切りした後、鉄粉及び必要に応じ、焼石膏で前記のイネ種子を粉衣処理する。
イネ種子を鉄粉及び病害抵抗性誘導剤、必要に応じ、さらに焼石膏で処理した後、通常は、平面上に敷かれた茣蓙の上に置き、陰干しする等の乾燥工程に付す。
上述の方法により、鉄粉で表面処理されると共に病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理されてなるイネ種子を得ることができる。なお、本発明においては、鉄粉と病害抵抗性誘導剤とでイネ種子を粉衣処理することが好ましい。
イネ種子に対する鉄粉及び病害抵抗性誘導剤の使用量は、イネ種子1000グラムに対して、鉄粉が通常100〜2000グラムであり、病害抵抗性誘導剤が通常0.2〜400グラムである。また、さらに焼石膏で粉衣する場合の焼石膏の量は、イネ種子1000グラムに対して、通常5〜100グラムであり、仕上げとしてさらに焼石膏で粉衣する場合の焼石膏の量は、イネ種子1000グラムに対して、通常0〜50グラムである。なお、イネ種子を水中または病害抵抗性誘導剤の水希釈液中に浸漬する場合は、浸漬前の乾燥状態にあるイネ種子の重量を基準とする。
イネ種子を粉衣処理する場合に用いられる鉄粉及び/または病害抵抗性誘導剤、必要に応じ、さらに焼石膏を含む粉状物の粒度は、通常、10〜150μmである。
このようにして調製されたイネ種子は、水田に播種されることにより、生育期間中のイネ病害防除効果が発揮され、さらには、その後、通常の湛水直播でのイネの栽培において利用することができる。その場合、前記した方法により鉄粉及び病害抵抗性誘導剤でイネ種子を処理し、湛水した水田または落水した水田に当該イネ種子を播くことにより行われる。
本発明方法により防除できる生育期間中のイネ病害としては、例えば、いもち病(Magnaporthe grisea)、イネ紋枯病(Thanatephorus cucumeris)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、白葉枯病(Xanthomonas campestris pv.oryzae)およびばか苗病(Gibberella fujikuroi)が挙げられる。
本発明方法には、イネの栽培において用いられる殺虫剤及び除草剤等の農薬を併用することもできる。かかる殺虫剤としては、クロチアニジン、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、スピネトラム等の殺虫活性成分を含有する農薬が挙げられる。かかる除草剤としては、オサキニ(登録商標)1キロ粒剤(イマゾスルフロン・ピリミノバックメチル・ブロモブチド粒剤)、サンバード(登録商標)粒剤(ピラゾレート粒剤)などの農薬が挙げられる。
以下、本発明を製剤例及び試験例にてさらに詳しく説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。なお、以下の例において、部は特にことわりの無い限り重量部を表す。
まず、製剤例を示す。
製剤例1
プロベナゾール48部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土30部を粉砕、混合することにより水和剤を得る。
製剤例2
チアジニル30部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土48部を粉砕、混合することにより水和剤を得る。
製剤例3
イソチアニル15部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土63部を粉砕、混合することにより水和剤を得る。
製剤例4
プロベナゾール30部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン30部及び水40部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル剤を得る。
製剤例5
チアジニル30部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン30部及び水40部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル剤を得る。
製剤例6
イソチアニル12部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン30部及び水58部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル剤を得る。
次に、製造例を示す。
製造例1
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへ還元鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び所定量のイソチアニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理した。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、イソチアニル及び還元鉄粉で粉衣処理されたイネ種子(以下、本発明イネ種子(1)と記す。)を得た。
製造例2
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへ還元鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び所定量のチアジニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理した。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、チアジニル及び還元鉄粉で粉衣処理されたイネ種子(以下、本発明イネ種子(2)と記す。)を得た。
製造例3
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ヘルシード(登録商標)Tフロアブル(チウラム・ベフラゾエート水和剤、北興化学工業株式会社製)の20倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、予め混合しておいた還元鉄粉5kg、焼石膏500g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の粉状混合物で粉衣した後、焼石膏250gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び還元鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例4
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、60℃10分間温湯消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、還元鉄粉3kg及び焼石膏300gを少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の還元鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、予め混合しておいた焼石膏150g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加え同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び還元鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例5
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ベンレート(登録商標)水和剤(ベノミル水和剤、住友化学株式会社製)の50倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、還元鉄粉6kg及び焼石膏600gを少しずつ加え、製剤例3で調製したイソチアニル水和剤133gを等量の水で希釈した溶液を噴霧して全量の還元鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、焼石膏300gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び還元鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例6
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへアトマイズ鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び0.3125gのイソチアニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、イソチアニル及びアトマイズ鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例7
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへアトマイズ鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び10gのチアジニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、チアジニル及びアトマイズ鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例8
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ヘルシード(登録商標)Tフロアブル(チウラム・ベフラゾエート水和剤、北興化学工業株式会社製)の20倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、予め混合しておいたアトマイズ鉄粉5kg、焼石膏500g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の粉状混合物で粉衣した後、焼石膏250gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及びアトマイズ鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例9
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、60℃10分間温湯消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、アトマイズ鉄粉3kg及び焼石膏300gを少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量のアトマイズ鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、予め混合しておいた焼石膏150g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加え同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及びアトマイズ鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例10
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ベンレート(登録商標)水和剤(ベノミル水和剤、住友化学株式会社製)の50倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、アトマイズ鉄粉6kg及び焼石膏600gを少しずつ加え、製剤例3で調製したイソチアニル水和剤133gを等量の水で希釈した溶液を噴霧して全量のアトマイズ鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、焼石膏300gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及びアトマイズ鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例11
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへ電解鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び0.3125gのイソチアニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、イソチアニル及び電解鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例12
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこ電解鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び10gのチアジニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、チアジニル及び電解鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例13
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ヘルシード(登録商標)Tフロアブル(チウラム・ベフラゾエート水和剤、北興化学工業株式会社製)の20倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、予め混合しておいた電解鉄粉5kg、焼石膏500g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の粉状混合物で粉衣した後、焼石膏250gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び電解鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例14
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、60℃10分間温湯消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、電解鉄粉3kg及び焼石膏300gを少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の電解鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、予め混合しておいた焼石膏150g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加え同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び電解鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例15
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ベンレート(登録商標)水和剤(ベノミル水和剤、住友化学株式会社製)の50倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、鉄粉6kg及び焼石膏600gを少しずつ加え、製剤例3で調製したイソチアニル水和剤133gを等量の水で希釈した溶液を噴霧して全量の電解鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、焼石膏300gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び電解鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例16
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへ酸化鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び0.3125gのイソチアニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、イソチアニル及び酸化鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例17
乾燥したイネ種子(乾燥籾)100gを水道水に一昼夜浸漬し、ネットに入れて勢いよく回転させて水切りし、該イネ種子をポリエチレン袋(縦:50cm、横22cm、容量1L)に収容し、そこへ酸化鉄粉50g、焼石膏5g、水道水9ml及び10gのチアジニルを投入した後、該ポリエチレン袋の開口部を閉じて勢いよく上下左右に振り、粉衣処理する。次いで焼石膏2.5gを加えて同様に粉衣処理した後、該イネ種子を1cm以下の厚みとなるようにプラスチック製の箱(縦80cm×横20cm×高さ18cm)に広げて乾燥させることにより、チアジニル及び酸化鉄粉で粉衣処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例18
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ヘルシード(登録商標)Tフロアブル(チウラム・ベフラゾエート水和剤、北興化学工業株式会社製)の20倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、予め混合しておいた酸化鉄粉5kg、焼石膏500g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の粉状混合物で粉衣した後、焼石膏250gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び酸化鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例19
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、60℃10分間温湯消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、酸化鉄粉3kg及び焼石膏300gを少しずつ加える。適量の水を噴霧して全量の酸化鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、予め混合しておいた焼石膏150g及び製剤例3で調製したイソチアニル水和剤416gの粉状混合物を少しずつ加え同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び酸化鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
製造例20
乾燥したイネ種子(乾燥籾)10kgを網袋に入れて、ベンレート(登録商標)水和剤(ベノミル水和剤、住友化学株式会社製)の50倍水希釈液に10分間浸漬して消毒した後、水道水に3日間浸漬する。水切りしたイネ種子を、コーティングマシンに入れて回転させながら、酸化鉄粉6kg及び焼石膏600gを少しずつ加え、製剤例3で調製したイソチアニル水和剤133gを等量の水で希釈した溶液を噴霧して全量の酸化鉄粉及び焼石膏で粉衣した後、焼石膏300gで同様に粉衣する。その後、イネ種子をコーティングマシンから取り出してビニールシート上に厚さが1cm以下となるように分散させてから静置することにより、イソチアニル及び酸化鉄粉で処理されたイネ種子を得ることができる。
参考製造例1
還元鉄粉を用いなかったこと以外は、製造例1と同様の操作を行い、イソチアニルで粉衣処理されたイネ種子(以下、比較イネ種子(1)と記す。)を得た。
参考製造例2
還元鉄粉を用いなかったこと以外は、製造例2と同様の操作を行い、チアジニルで粉衣処理されたイネ種子(以下、比較イネ種子(2)と記す。)を得た。
参考製造例3
イソチアニルを用いなかったこと以外は、製造例1と同様の操作を行い、還元鉄粉で粉衣処理されたイネ種子(以下、比較イネ種子(3)と記す。)を得た。
試験例1
土壌を充填し代かきした1/5000aワグネルポットに、本発明イネ種子(1)及び(2)各10粒を播種した。また、比較イネ種子(1)及び(2)も同様に播種した。
播種60日後にそれぞれいもち病菌(1×104 spoes/ml)を霧吹きで接種し、それぞれのイネをいもち病に感染させた。これを処理区とする。
一方、何も粉衣処理されていないイネ種子10粒を用い、処理区と同様に播種後、いもち病に感染させた。これを無処理区とする。
接種14日後に処理区及び無処理区におけるいもち病の病斑数を数え下記式により防除価を算出した。
その結果を表1に示す。
防除価=100−A/B×100
A:処理区の病斑数
B:無処理区の病斑数
Figure 0006051739

Claims (3)

  1. イネ種子を鉄粉で表面処理する工程と、該種子を病害抵抗性誘導剤で表面処理または浸漬処理する工程と、該種子を播く工程とを有し、病害抵抗性誘導剤がイソチアニルまたはチアジニルであることを特徴とするイネ病害の防除方法。
  2. イネ種子1000グラムに対し、鉄粉100〜2000グラムと病害抵抗性誘導剤0.2〜400グラムとを用いる請求項1に記載のイネ病害の防除方法。
  3. 鉄粉で表面処理されると共にイソチアニルまたはチアジニルで表面処理または浸漬処理されてなるイネ種子。
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