JP6051098B2 - 計量キャップ - Google Patents
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Description
また、計量カップをキャップ本体に装着する際は、計量カップの被係止筒部を上下方向に沿って係止筒部に係止させることで、計量カップをキャップ本体に装着させることができる。
これにより、この計量キャップでは、計量カップのキャップ本体に対する着脱時の操作性を向上できる。具体的には例えば、内容物が計量カップとキャップ本体の装着部分に付着したとしても、押圧操作に対する影響は少なく、計量カップのキャップ本体に対する着脱の操作を容易に行うことができるので、着脱時の操作性を向上できる。
また、弱化部を破断しなければ、計量カップをキャップ本体から離脱することができないようにして、弱化部の破断の有無を視認させることで、需要者に容易に計量キャップが未開封状態であるか否かを判別させることができる。
また、弱化部を破断する際は、弱化部が破断される前に比べて、操作筒部の押圧操作に強い操作力を要するため、需要者は、計量キャップが未開封状態であることを容易に認識でき、使い勝手を向上させることができる。
さらに、計量カップの開封後の着脱作業に用いる操作筒部を利用して、計量カップの未開封状態の保持構造が構成されるため、部品点数の削減及び製造コストの低減を図ることができる。
この場合には、簡易に被係止片を装着筒部に係止することができる。
計量キャップ1は、液状の内容物を収容する有底筒状の容器2の口部3に装着されるキャップ本体10と、キャップ本体10に着脱自在に装着された計量カップ30と、を備えている。キャップ本体10及び計量カップ30はともに合成樹脂材料等から形成されている。
また、係止筒部16の下端部の外周面には、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状の凸部16Aが形成されている。
また、注出筒14は、その中心軸がキャップ軸Oに対してずらされて配設されている。以下では、キャップ本体10の径方向のうちキャップ軸Oに対して注出筒14がずらされた方向を前側と称する。
尚、孔12Bは、内溶液を注ぐ際の空気置換と使用後の内溶液を回収するために設けられている。
一方で、フランジ部15の下面における径方向の外側の部位からは、上記した装着筒部17が下側に向けて延びている。
これら本体筒31、フランジ部32、操作筒部33、被係止筒部34及び嵌合筒部35はいずれもキャップ軸Oと同軸に配設されている。操作筒部33は被係止筒部34を径方向の外側から覆い、被係止筒部34は嵌合筒部35を径方向の外側から覆っている。
被装着片38には径方向に貫通する嵌合孔39が形成され、嵌合孔39に装着筒部17の外周面から径方向の外側に突出する嵌合軸部17Aが嵌合されることで、被装着片38は、装着筒部17に係止されている。被装着片38は、嵌合軸部17Aに径方向でアンダーカット嵌合され、径方向の外側の取り外しを規制されている。
まず、図1における矢印αに示すように、操作筒部33が径方向の内側に押圧操作されると弱化部37が破断され、操作筒部33と被装着片38との連結状態が解除される。これにより、計量キャップ1を、弱化部37の破断前の未開封状態から開封可能状態にすることができる。
この際、計量カップ30全体の変位にともなって被係止筒部34が上側に変位され、係止筒部16に対して相対的に変位することで、被係止筒部34の係止筒部16との係止状態が解除されて、計量カップ30をキャップ本体10から離脱可能な状態とすることができる。そして、計量カップ30をキャップ本体10から取り外して注出筒14を露出させて、内容物を注出させることができる。
具体的には例えば、内容物が計量カップ30とキャップ本体10の装着部分に付着したとしても、押圧操作に対する影響は少なく、計量カップ30のキャップ本体10に対する着脱の操作を容易に行うことができるので、着脱時の操作性を向上できる。
また、弱化部37を破断しなければ、計量カップ30をキャップ本体10から離脱することができないようにして、弱化部37の破断の有無を視認させることで、需要者に容易に計量キャップ1が未開封状態であるか否かを判別させることができる。
また、弱化部37を破断する際は、弱化部37が破断される前に比べて、操作筒部33の押圧操作に強い操作力を要するため、需要者は、計量キャップ1が未開封状態であることを容易に認識でき、使い勝手を向上させることができる。
さらに、計量カップ30の開封後の着脱作業に用いる操作筒部33を利用して、計量カップ30の未開封状態の保持構造が構成されるため、部品点数の削減及び製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、操作筒部33を押圧して弱化部37を破断すると説明したが、計量カップ30をキャップ本体10に対して回転させることで、弱化部37を破断してもよく、その後の使用では、操作筒部33を径方向の内側に押圧して、計量カップ30を離脱させるようにしても構わない。
2 容器
3 口部
10 キャップ本体
11 被覆部
15 フランジ部
15C 傾斜面
16 係止筒部
17 装着筒部
30 計量カップ
33 操作筒部
34 被係止筒部
37 弱化部
38 被装着片
Claims (3)
- 内容物を収容する容器の口部の開口を覆うとともに、前記内容物を注出する注出口が形成された被覆部を備えるキャップ本体と、
有頂筒状をなし、前記キャップ本体に着脱自在に装着された計量カップと、を備える計量キャップであって、
前記キャップ本体は、
前記被覆部から径方向の外側に張り出すフランジ部と、
前記被覆部と前記フランジ部との接続部分から上側に向けて延びる係止筒部と、を備え、
前記フランジ部の上面には、径方向の外側から内側に向かうに従い上側に向けて延びる傾斜面が形成され、
前記計量カップは、
前記係止筒部に着脱自在に係止される被係止筒部と、
この被係止筒部を径方向の外側から囲う操作筒部と、を備え、
前記操作筒部の下端部が、前記フランジ部の上面の前記傾斜面に当接又は近接していることを特徴とする計量キャップ。 - 前記キャップ本体は、前記フランジ部から下側に向けて延び、前記口部に外装される装着筒部を備え、
前記計量カップは、前記操作筒部の下端部に弱化部を介して連結されるとともに、前記装着筒部に係止された被装着片を備えることを特徴とする請求項1に記載の計量キャップ。 - 前記装着筒部及び前記被装着片のいずれか一方に、嵌合孔が形成されるとともに、他方に、前記嵌合孔に嵌合される嵌合軸部が形成され、前記嵌合孔及び前記嵌合軸部により、前記被装着片が前記装着筒部に係止されていることを特徴とする請求項2に記載の計量キャップ。
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JP2013095827A JP6051098B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 計量キャップ |
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JP2013095827A JP6051098B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 計量キャップ |
Publications (2)
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JP2014213941A JP2014213941A (ja) | 2014-11-17 |
JP6051098B2 true JP6051098B2 (ja) | 2016-12-27 |
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Family Applications (1)
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JP2013095827A Active JP6051098B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 計量キャップ |
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