JP6051098B2 - 計量キャップ - Google Patents

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本発明は、計量キャップに関する。
従来、この種の計量キャップとして、有底筒状をなし、内容物を収容する容器の口部に装着されるとともに、底壁部に内容物を注出するための注出口が形成されたキャップ本体と、有頂筒状をなし、キャップ本体に着脱自在に装着された計量カップと、を有する構成が知られている(特許文献1参照)。
こうした計量キャップでは、内容物の使用に際し、まずキャップ本体から計量カップを取り外し、次いで、容器を傾けて、注出口から計量カップ内に内容物を計量しながら注入した後に、この計量された内容物を計量カップから注出する。
実開昭64−11971号公報
しかしながら、上記従来の計量キャップでは、計量カップとキャップ本体とが螺合によって着脱自在に装着される構成であるため、例えば、使用時にネジ部に内容物が付着して固化してしまうと、計量カップの着脱が困難になる場合があった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、計量カップのキャップ本体に対する着脱時の操作性を向上できる計量キャップを提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明は、内容物を収容する容器の口部の開口を覆うとともに、前記内容物を注出する注出口が形成された被覆部を備えるキャップ本体と、有頂筒状をなし、前記キャップ本体に着脱自在に装着された計量カップと、を備える計量キャップであって、前記キャップ本体は、前記被覆部から径方向の外側に張り出すフランジ部と、前記被覆部と前記フランジ部との接続部分から上側に向けて延びる係止筒部と、を備え、前記フランジ部の上面には、径方向の外側から内側に向かうに従い上側に向けて延びる傾斜面が形成され、前記計量カップは、前記係止筒部に着脱自在に係止される被係止筒部と、この被係止筒部を径方向の外側から囲う操作筒部と、を備え、前記操作筒部の下端部が、前記フランジ部の上面の前記傾斜面に当接又は近接していることを特徴とする。
この計量キャップでは、操作筒部が径方向の内側に押圧操作されると、操作筒部の下端部が傾斜面によって、上側に変位され、計量カップ全体が上側に変位する。この際、計量カップ全体の変位にともなって被係止筒部が上側に変位され、係止筒部に対して相対的に変位することで、被係止筒部の係止筒部との係止状態を解除することができ、計量カップをキャップ本体から離脱可能な状態とすることができる。
また、計量カップをキャップ本体に装着する際は、計量カップの被係止筒部を上下方向に沿って係止筒部に係止させることで、計量カップをキャップ本体に装着させることができる。
これにより、この計量キャップでは、計量カップのキャップ本体に対する着脱時の操作性を向上できる。具体的には例えば、内容物が計量カップとキャップ本体の装着部分に付着したとしても、押圧操作に対する影響は少なく、計量カップのキャップ本体に対する着脱の操作を容易に行うことができるので、着脱時の操作性を向上できる。
また、本発明では、前記キャップ本体は、前記フランジ部から下側に向けて延び、前記口部に外装される装着筒部を備え、前記計量カップは、前記操作筒部の下端部に弱化部を介して連結されるとともに、前記装着筒部に係止された被装着片を備えていてもよい。
この構成では、操作筒部を径方向の内側に押圧操作して弱化部を破断し、操作筒部と被装着片との連結状態を解除する前まで、計量カップをキャップ本体から容易に取り外せなくすることができるため、流通時等における未開封状態を保持し易くすることができる。
また、弱化部を破断しなければ、計量カップをキャップ本体から離脱することができないようにして、弱化部の破断の有無を視認させることで、需要者に容易に計量キャップが未開封状態であるか否かを判別させることができる。
また、弱化部を破断する際は、弱化部が破断される前に比べて、操作筒部の押圧操作に強い操作力を要するため、需要者は、計量キャップが未開封状態であることを容易に認識でき、使い勝手を向上させることができる。
さらに、計量カップの開封後の着脱作業に用いる操作筒部を利用して、計量カップの未開封状態の保持構造が構成されるため、部品点数の削減及び製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明では、前記装着筒部及び前記被装着片のいずれか一方に、嵌合孔が形成されるとともに、他方に、前記嵌合孔に嵌合される嵌合軸部が形成され、前記嵌合孔及び前記嵌合軸部により、前記被装着片が前記装着筒部に係止されていてもよい。
この場合には、簡易に被係止片を装着筒部に係止することができる。
本発明によれば、計量カップのキャップ本体に対する着脱時の操作性を向上できる。
本発明の実施形態に係る計量キャップの断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る計量キャップ1の概略構成を示す側断面図である。
計量キャップ1は、液状の内容物を収容する有底筒状の容器2の口部3に装着されるキャップ本体10と、キャップ本体10に着脱自在に装着された計量カップ30と、を備えている。キャップ本体10及び計量カップ30はともに合成樹脂材料等から形成されている。
本実施形態においてキャップ本体10は、有底筒状をなし、容器2の口部3の開口を覆う被覆部11を備えている。被覆部11は、底壁部12と、底壁部12の外周縁から立ち上がる周壁部13と、を備えている。底壁部12には、容器2内の内容物を注出する注出口12Aが形成されるとともに、注出口12Aの外周縁部から立ち上がり、内容物を注出する注出筒14が形成されている。また、計量カップ30は、有頂筒状をなし、キャップ本体10の注出筒14を覆っている。
尚、図示の例では、容器2の口部3、キャップ本体10及び計量カップ30は、夫々の中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸をキャップ軸Oと称し、キャップ軸Oに沿って計量カップ30側を上側、容器2側を下側と称し、キャップ軸Oに直交する方向を径方向と称する。
まず、容器2について説明する。容器2における口部3の外周面には、径方向の外側に向けて突設されるとともに周方向に沿って延びる環状の凸部4が形成されている。凸部4は、その下面部分が口部3の外周面から径方向の外側へ向かって延び、その上面部分が下側から上側へ向かうに従い漸次径方向の外側から内側へ向かい傾斜して形成されている。
また、口部3の外周面において、凸部4の上側には、周方向に間隔を開けて並ぶとともに凸部4の上面部分から上側へ向かって延びる板状の第1回転規制部5が複数形成されている。第1回転規制部5は、口部3の外周面から径方向の外側に突出する高さが凸部4の高さよりも小さく設定されている。また、第1回転規制部5における上側端部は、口部3の開口端よりも下側に配置されている。
キャップ本体10は、周壁部13の上端部から径方向の外側に張り出すとともに口部3の開口端の上側を通過するフランジ部15と、フランジ部15と周壁部13との接続部分から上側に向けて延びる係止筒部16と、フランジ部15から下側に向けて延び、口部3に外装される装着筒部17と、を備えている。フランジ部15、係止筒部16及び装着筒部17は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
キャップ本体10において、被覆部11(底壁部12及び周壁部13)は、口部3の径方向の内側に配置され、周壁部13は、上側から下側へ向かうに連れ漸次縮径するように形成されている。周壁部13の上端部分の外周面は、口部3の内周面に液密状態で嵌合されている。また、係止筒部16は、口部3の上側に配されるとともに内径が口部3の内径と略同等とされている。
係止筒部16の下端部の内周面は、上側から下側へ向かうに連れ漸次径方向の外側から内側へ向かい傾斜するテーパ面16Cとされ、このテーパ面16Cは、周壁部13の上端部の内周面に連なっている。また、周壁部13の内周面には、後述する計量カップ30の本体筒31の下端部が嵌合される突部13Dが形成されている。突部13Dは、周壁部13の内周面から径方向の内側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状に形成されている。
また、係止筒部16の下端部の外周面には、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状の凸部16Aが形成されている。
また、注出筒14は、その中心軸がキャップ軸Oに対してずらされて配設されている。以下では、キャップ本体10の径方向のうちキャップ軸Oに対して注出筒14がずらされた方向を前側と称する。
注出筒14は、前端部がキャップ軸O方向に沿って延び、かつ後端部が下側から上側に向かうに従い前側に向けて延びるようにして、漸次縮径されている。注出筒14の後端部には、下端から上端にわたって延び、注出筒14を後側に開放させるスリット21が形成されている。また、底壁部12には、このスリット21の下端に繋がるとともに注出口12Aを後側に拡開させる孔12Bが形成されている。また、底壁部12は、前側から後側に向かうに従い漸次下側に向かって傾斜し、つまり後下がりに傾斜している。孔12Bは、底壁部12の後端部に形成されている。また、注出筒14の上端は、係止筒部16の上端より上方に位置している。
尚、孔12Bは、内溶液を注ぐ際の空気置換と使用後の内溶液を回収するために設けられている。
以上の注出筒14の構成であると、この注出筒14を有するキャップ本体10が装着された容器2では、キャップ本体10における前述の前側が下側を向くように傾けられることで、内容物が注出筒14の上端(先端)から注出される。
また、フランジ部15の下面は、径方向の内側の部位で口部3の開口端に当接している。そして、本実施形態においてフランジ部15の上面には、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次上側に向けて延びる傾斜面15Cが形成されている。
一方で、フランジ部15の下面における径方向の外側の部位からは、上記した装着筒部17が下側に向けて延びている。
装着筒部17の内周面には、周方向に間隔を開けて並ぶとともにフランジ部15の下面に接続して該下面から下側に向かって延びる板状の第2回転規制部18が複数形成されている。第2回転規制部18は、口部3の第1回転規制部5に噛み合っているとともに、キャップ本体10が容器2に対し周方向に沿って移動することを規制している。
また、装着筒部17の内周面において、第2回転規制部18の下側には、装着筒部17の内周面から径方向の外側に向けて窪むとともに周方向に沿って延びる環状の凹部19が形成されている。凹部19は、そのキャップ軸O方向に沿う位置が口部3の凸部4に対応して配置されているとともに、凸部4に嵌合されている。これにより、キャップ本体10が容器2の口部3にアンダーカット嵌合されて装着されている。
計量カップ30は、有頂筒状に形成された本体筒31と、本体筒31のキャップ軸O方向の中間部から径方向の外側に向けて張り出したフランジ部32と、フランジ部32の外周縁部から下側に向けて延びる操作筒部33と、操作筒部33の径方向の内側に配置されフランジ部32の下面から下側に向けて延びる被係止筒部34と、被係止筒部34の径方向の内側に配置されフランジ部32の下面から下側に向けて延びる嵌合筒部35と、を備えている。
これら本体筒31、フランジ部32、操作筒部33、被係止筒部34及び嵌合筒部35はいずれもキャップ軸Oと同軸に配設されている。操作筒部33は被係止筒部34を径方向の外側から覆い、被係止筒部34は嵌合筒部35を径方向の外側から覆っている。
ここで、本体筒31における下側部の外径は、キャップ本体10の周壁部13における突部13Dの内径よりも僅かに大きく設定されており、本体筒31の下端は、突部13Dの径方向の内側に配置されるとともに突部13Dに嵌合されている。
被係止筒部34は、キャップ本体10における係止筒部16に着脱自在に係止されている。詳しくは、被係止筒部34の下端部における内周面には、この内周面から径方向の外側に向けて窪むとともに周方向に沿って延びる環状の凹部40が形成され、凹部40は、そのキャップ軸O方向に沿う位置が係止筒部16の凸部16Aに対応して配置されているとともに、凸部16Aに嵌合されている。これにより、キャップ本体10が容器2の口部3にアンダーカット嵌合されている。
また、被係止筒部34の下端部には、被係止筒部34の下端から上側に延びるスリット34Aが周方向に間隔を空けて複数形成されている。そして、凹部40は、スリット34Aを周方向に挟んで隣接する被係止筒部34の下端部に跨って形成されている。これにより、被係止筒部34の下端部が弾性変形し易くなっている。
嵌合筒部35は、係止筒部16の上端部の内周面に径方向で近接し、被係止筒部34とともに係止筒部16を挟み込むことで、計量カップ30の気密性を保っている。
操作筒部33は、係止筒部16と被係止筒部34との係止状態を解除するために操作されるものであり、本実施形態では、上側から下側へ向かうに従い漸次径方向の内側から外側へ向かい傾斜して形成されている。そして、操作筒部33の下端部33Dは、キャップ本体10のフランジ部15の上面の傾斜面15Cにキャップ軸O方向で当接又は近接している。詳しくは、操作筒部33の下端部33Dは、傾斜面15Cにおける径方向の外側の部位に当接又は近接し、傾斜面15Cにおける下端部33Dが近接又は当接する位置から径方向の内側の部位に傾斜代が残されるようになっている。
また、本実施形態では、操作筒部33の下端部33Dに、弱化部37を介して、キャップ本体10の装着筒部17に係止された被装着片38が連結されている。本実施形態において、被装着片38は板状に形成され、キャップ軸Oを挟んで対向する位置に一対設けられ、具体的には前後方向に並んでいる。
被装着片38には径方向に貫通する嵌合孔39が形成され、嵌合孔39に装着筒部17の外周面から径方向の外側に突出する嵌合軸部17Aが嵌合されることで、被装着片38は、装着筒部17に係止されている。被装着片38は、嵌合軸部17Aに径方向でアンダーカット嵌合され、径方向の外側の取り外しを規制されている。
本実施形態では、装着筒部17の外周面に径方向の内側に向けて凹んで被装着片38を収容する収容凹部24が形成されており、収容凹部24の外周面から嵌合軸部17Aが突出している。そして、収容凹部24に被装着片38が収容されることで、計量キャップ1のコンパクト化が図られている。
以下、計量キャップ1の作用について説明する。
まず、図1における矢印αに示すように、操作筒部33が径方向の内側に押圧操作されると弱化部37が破断され、操作筒部33と被装着片38との連結状態が解除される。これにより、計量キャップ1を、弱化部37の破断前の未開封状態から開封可能状態にすることができる。
次いで、上記同様に図1における矢印αに示すように、操作筒部33が径方向の内側に押圧操作されると、操作筒部33の下端部33Dが傾斜面15Cによって、上側に変位され(せり上がり)、計量カップ30全体が上側に変位する。
この際、計量カップ30全体の変位にともなって被係止筒部34が上側に変位され、係止筒部16に対して相対的に変位することで、被係止筒部34の係止筒部16との係止状態が解除されて、計量カップ30をキャップ本体10から離脱可能な状態とすることができる。そして、計量カップ30をキャップ本体10から取り外して注出筒14を露出させて、内容物を注出させることができる。
また、計量カップ30をキャップ本体10に装着する際は、計量カップ30の被係止筒部34を上下方向に沿って係止筒部16に係止させることで、計量カップ30がキャップ本体10に装着される。
このような本実施形態の計量キャップ1によれば、計量カップ30のキャップ本体10に対する着脱時操作の操作性を向上できる。
具体的には例えば、内容物が計量カップ30とキャップ本体10の装着部分に付着したとしても、押圧操作に対する影響は少なく、計量カップ30のキャップ本体10に対する着脱の操作を容易に行うことができるので、着脱時の操作性を向上できる。
また、本実施形態の計量キャップ1では、操作筒部33を径方向の内側に押圧操作して弱化部37を破断し、操作筒部33と被装着片38との連結状態を解除する前まで、計量カップ30をキャップ本体10から容易に取り外せなくすることができるため、流通時等における未開封状態を保持し易くすることができる。
また、弱化部37を破断しなければ、計量カップ30をキャップ本体10から離脱することができないようにして、弱化部37の破断の有無を視認させることで、需要者に容易に計量キャップ1が未開封状態であるか否かを判別させることができる。
また、弱化部37を破断する際は、弱化部37が破断される前に比べて、操作筒部33の押圧操作に強い操作力を要するため、需要者は、計量キャップ1が未開封状態であることを容易に認識でき、使い勝手を向上させることができる。
さらに、計量カップ30の開封後の着脱作業に用いる操作筒部33を利用して、計量カップ30の未開封状態の保持構造が構成されるため、部品点数の削減及び製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、操作筒部33を押圧して弱化部37を破断すると説明したが、計量カップ30をキャップ本体10に対して回転させることで、弱化部37を破断してもよく、その後の使用では、操作筒部33を径方向の内側に押圧して、計量カップ30を離脱させるようにしても構わない。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、被覆部11が、底壁部12及び周壁部13を備える有底筒状のものである例を説明したが、円板状の部材に注出口が形成されるようなものでもよい。
また、上記実施形態では、フランジ部15の傾斜面15Cが径方向の内側に向けて係止筒部16の根元部分まで至る構成であるが、傾斜面15Cは、係止筒部16の根元部分まで至らなくてもかまわない。つまり、傾斜面15Cは部分的に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、注出筒14は、その中心軸がキャップ軸Oに対してずらされて配設されていると説明したが、注出筒14の形状や形成位置は、この他の態様であってもよく、例えば、注出筒14の中心軸がキャップ軸Oと同軸であっても構わないし、上記実施形態では、注出筒14にスリット21が形成されていることとしたが、スリット21が形成されていなくとも構わない。
また、上記実施形態では、被装着片38に形成された嵌合孔39に、装着筒部17に形成された嵌合軸部17Aが嵌合されることで、被装着片38が、装着筒部17に係止される構成を説明したが、被装着片38に嵌合軸部を形成し、装着筒部17に嵌合孔を形成してもよい。
1 計量キャップ
2 容器
3 口部
10 キャップ本体
11 被覆部
15 フランジ部
15C 傾斜面
16 係止筒部
17 装着筒部
30 計量カップ
33 操作筒部
34 被係止筒部
37 弱化部
38 被装着片

Claims (3)

  1. 内容物を収容する容器の口部の開口を覆うとともに、前記内容物を注出する注出口が形成された被覆部を備えるキャップ本体と、
    有頂筒状をなし、前記キャップ本体に着脱自在に装着された計量カップと、を備える計量キャップであって、
    前記キャップ本体は、
    前記被覆部から径方向の外側に張り出すフランジ部と、
    前記被覆部と前記フランジ部との接続部分から上側に向けて延びる係止筒部と、を備え、
    前記フランジ部の上面には、径方向の外側から内側に向かうに従い上側に向けて延びる傾斜面が形成され、
    前記計量カップは、
    前記係止筒部に着脱自在に係止される被係止筒部と、
    この被係止筒部を径方向の外側から囲う操作筒部と、を備え、
    前記操作筒部の下端部が、前記フランジ部の上面の前記傾斜面に当接又は近接していることを特徴とする計量キャップ。
  2. 前記キャップ本体は、前記フランジ部から下側に向けて延び、前記口部に外装される装着筒部を備え、
    前記計量カップは、前記操作筒部の下端部に弱化部を介して連結されるとともに、前記装着筒部に係止された被装着片を備えることを特徴とする請求項1に記載の計量キャップ。
  3. 前記装着筒部及び前記被装着片のいずれか一方に、嵌合孔が形成されるとともに、他方に、前記嵌合孔に嵌合される嵌合軸部が形成され、前記嵌合孔及び前記嵌合軸部により、前記被装着片が前記装着筒部に係止されていることを特徴とする請求項2に記載の計量キャップ。
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