JP6050539B1 - 留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 三本以上の棒状体を並行状態、交差状態を問わず的確に結束することができる留め具の提供。【解決手段】 本発明に係る留め具1は、棒状体に嵌合し該棒状体を保持する保持部2を結束対象の棒状体の本数と同数有すると共に該各保持部2を環状に配設する構成を備え、該保持部2として、第一保持部2Aと、該第一保持部に隣接して配設する第二保持部2Bと、該隣接する第一保持部と第二保持部とを環状に繋ぐ単数又は複数の中間保持部2Cとを有し、上記第一保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結し、上記第二保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結すると共に、上記中間保持部が複数の場合には隣接する上記中間保持部同士を互いに回動可能に連結し、他方上記第一保持部と上記第二保持部とを非連結とすることにより、三本以上の棒状体を的確に結束することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、園芸用の支柱やテントの支柱等の複数の棒状体を交差して結束する留め具に関するものである。
従来、二本の棒状体を交差して結束する留め具として、下記特許文献1,2に開示されているものが既知である。
下記特許文献1,2の留め具は、何れも、棒状体の周面に嵌合する一対の保持部を備え、該一対の保持部を相互に回動可能に連結する構成を有し、一方の棒状体に対し他方の棒状体を所望の角度に傾斜させて二本の棒状体を交差して結束することができる。
しかし下記特許文献1,2の留め具は共に三本以上の棒状体を同時に結束することを全く考慮しておらず、当然に三本の棒状体を交差して結束することはできない。
また、三本の棒状体を結束することができる留め具としては、下記特許文献3に開示されているものが既知である。
下記特許文献3の留め具は、正三角筒と該正三角筒の三つの外面にそれぞれ回転可能に連結した三つの保持部を備える構成を有し、各保持部を三本の棒状体のそれぞれの周面に嵌合することにより、所望の交差状態にて三本の棒状体を結束することができる。
特許第4223695号公報 特開2006−67905号公報 特開2003−325058号公報
既述のように、上記特許文献1,2の留め具のように、同時に二本の棒状体の結束しかできない留め具は、当然ながら三本以上の棒状体を交差して結束することはできない。
また、上記特許文献3の留め具は三本の棒状体を結束することはできるが、正三角筒のそれぞれの外面に保持部を設ける構成を必須とし、構成が複雑となる問題点を有していると共に、四本や五本の棒状体を結束することは困難である。
本発明に係る留め具は、既述した従来の留め具が抱える問題点を有効に解決するために開発されたものであり、三本以上の棒状体を並行状態、交差状態を問わず的確に結束することができる。
要述すると、本発明に係る留め具は、三本以上の棒状体を結束する留め具であって、棒状体に嵌合し該棒状体を保持する保持部を結束対象の棒状体の本数と同数備え、該各保持部を環状に配設する構成を備え、該保持部として、第一保持部と、該第一保持部に隣接して配設する第二保持部と、該隣接する第一保持部と第二保持部とを環状に繋ぐ単数又は複数の中間保持部とを有し、上記第一保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結し、上記第二保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結すると共に、上記中間保持部が複数の場合には隣接する上記中間保持部同士を互いに回動可能に連結し、他方上記第一保持部と上記第二保持部とを非連結とすることにより、三本以上の棒状体を的確に結束することができる。なお、本発明において「各保持部を環状に配設」とは一の保持部に二個の他の保持部を隣接して配設し、全体として三個以上の保持部を環状に配設することを表現している。
好ましくは、上記保持部を周壁に切欠き部を有する断面C字状の筒体又は円筒体又は角筒体で構成し、結束対象の棒状体をその部分長に亘り確実に保持する。なお、本発明において「断面C字状」とは周壁の一部に切欠き部を有する筒体の断面形状を示している。また、「角筒体」は三角筒体、四角筒体等の断面多角形の全ての筒体を包含する。
また、上記断面C字状の筒体から成る保持部同士の連結においては、少なくとも一方の保持部の上記切欠き部と対向する周壁において連結し、保持部同士の連結を容易とする。
また、全ての保持部を上記断面C字状の筒体から成る保持部で構成し、該各保持部が有する切欠き部を等間隔に配置することにより、結束対象の棒状体と各保持部との嵌合をスムーズにする。
本発明に係る留め具によれば、三本以上の棒状体を並行状態、交差状態を問わずに的確に結束することができる。特に交差状態の場合には結束対象の棒状体の個々を所望の角度で交差させつつ結束することができる。
実施例1に係る留め具の斜視図。 実施例1に係る留め具の平面図。 実施例1に係る留め具にて三本の棒状体を交差状態で結束した状態を示す斜視図。 実施例1に係る留め具の連結例の他例を示す平面図。 保持部を断面C字状のリング体で構成した例を示す斜視図。 第一保持部と第二保持部を段違いに設けた例を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は側面図。 実施例2に係る留め具の斜視図。 実施例2に係る留め具の平面図。 実施例2に係る留め具にて四本の棒状体を交差状態で結束した状態を示す斜視図。 保持部に径調整手段を設ける例を示す保持部の分解斜視図。 (A)は図10に例示の保持部の平面図、(B)は図10に例示の保持部と大径の棒状体との嵌合を示す平面図、(C)は図10に例示の保持部と小径の棒状体との嵌合を示す平面図。 保持部を五個以上有する、本発明に係る留め具を例示する平面図。
以下、本発明に係る留め具の最適な実施例について図1乃至図12に基づき説明する。
<各実施例の基本構成>
図1,図7等に示すように、本発明に係る留め具1は、三本以上の棒状体を結束する留め具であって、棒状体に嵌合し該棒状体を保持する保持部2を結束対象の棒状体の本数と同数備え、該各保持部2を環状に配設する基本構成を備える。すなわち、図2,図8にも示すように、平面視において、一個の保持部2に二個の他の保持部2を隣接して配設し、全体として三個以上の保持部2を環状に配設する構成を備えている。
<各実施例の保持部の連結構成>
また、図2,図8に示すように、上記保持部2として、第一保持部2Aと、該第一保持部2Aに隣接して配設する第二保持部2Bと、該隣接する第一保持部2Aと第二保持部2Bとを環状に繋ぐ単数又は複数の中間保持部2Cとを有し、上記第一保持部2Aと上記中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結し、上記第二保持部2Bと上記中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結すると共に、上記中間保持部2Cが複数の場合には隣接する上記中間保持部2C同士を互いに回動可能に連結する構成を有する。他方上記第一保持部2Aと上記第二保持部2Bとを非連結、つまり連結しない構成を有する。ここで「回動」とは結束対象の棒状体のそれぞれが交差するために傾斜するための回動をいい、当該回動により各保持部に保持されている棒状体が交差して、例えば三本の棒状体が三脚状になるように上部同士を交差し、その交差した上部同士を本発明に係る留め具1で結束する。
上記基本構成及び上記連結構成を有する本発明に係る留め具1について、単数の中間保持部2Cを有する構成の留め具1を「実施例1」として、複数の中間保持部2Cを有する構成の留め具1を「実施例2」として以下詳述する。
図1,図2に示すように、実施例1に係る留め具1は既述の基本構成及び保持部2の連結構成を有しており、三本の棒状体を結束するものである。そのため、三個の保持部2、具体的には単数の第一保持部2A、単数の第二保持部2B及び単数の中間保持部2Cを有し、該第一保持部2Aと上記中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結すると共に、上記第二保持部2Bと上記中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結し、他方上記第一保持部2Aと上記第二保持部2Bとを非連結とする。
また、本実施例における全ての保持部2(第一保持部2A,第二保持部2B及び中間保持部2C)は、周壁の一部に切欠き部3を有する断面C字状の筒体から成り、該切欠き部3から結束対象の棒状体を受け入れる構成となっている。この構成により保持部2の内周面を棒状体の外周面に容易に嵌合できると共に棒状体の部分長に亘り確実に嵌合でき、的確に棒状体を保持することができる。また、図5に示すように、断面C字状のリング体で保持部2を構成することも実施に応じ任意である。
好ましくは上記切欠き部3の縁部から案内片5を延設し、該案内片5により棒状体の周面を保持部2内に導いて該保持部2の内周面と棒状体の外周面とを嵌合し易くする。
次いで、第一保持部2Aと中間保持部2Cとの連結及び該中間保持部2Cと第二保持部2Bとの連結並びに該第一保持部2Aと該第二保持部2Bとの非連結について説明する。
第一保持部2Aと中間保持部2Cとの連結は、第一保持部2Aの周壁と中間保持部2Cの周壁とを突き合わせ、該突き合わせた周壁同士の接線上で当該周壁同士をカシメ用ピン、ブラインドリベット等の連結ピン4により軸支して連結する。これにより第一保持部2Aと中間保持部2Cとを相互回動可能に連結する。好ましくは連結ピン4による連結を第一保持部2Aと中間保持部2Cの高さ方向における中央のレベルで行い、上記相互回動を円滑にする。
さらに上記のように連結した第一保持部2Aと中間保持部2Cの双方の周壁と第二保持部2Bの周壁とが接するように該第二保持部2Bを配し、該第二保持部2Bの周壁と中間保持部2Cの周壁との接線上で当該周壁同士を上記連結ピン4により軸支して連結し、第二保持部2Bと中間保持部2Cも相互回動可能に連結する。この連結においても、好ましくは連結ピン4による連結を第二保持部2Bと中間保持部2Cの高さ方向における中央のレベルで行い、上記相互回動を円滑にする。
なお、図1中の2aは各保持部2(第一保持部2A・第二保持部2B・中間保持部2C)に穿設した連結用孔であり、該各保持部2の連結用孔2aに上記連結ピン4を貫挿し、該連結ピン4の軸部先端をカシメて拡径し上記連結を行う。
また、本実施例のように、断面C字状の筒体から成る保持部2同士を連結するにあたり、好ましくは図2に示すように、少なくとも一方の保持部2の切欠き部3と対向する周面において連結する。例えば、図2に示すように、第一保持部2Aと中間保持部2Cとの連結においては、第一保持部2Aの切欠き部3と対向する周壁と、中間保持部2Cの切欠き部3と対向する周壁とを突き合わせて連結し、第二保持部2Bと中間保持部2Cとの連結においては、一方の保持部2たる第二保持部2Bの切欠き部3と対向する周壁とこれに対向する中間保持部2Cとの周壁とを突き合わせて連結する。このように連結することにより、連結作業を容易とする。
又は上記連結構成とは異なり、図4に示すように、各保持部2が有する切欠き部3を等間隔に環状に配置することにより、結束対象の棒状体のそれぞれを各保持部2内へ導きやすくし、各棒状体と各保持部2との嵌合をスムーズにすることができる。
本実施例においては、既述のように、第一保持部2Aと中間保持部2Cとを連結し、同中間保持部2Cと第二保持部2Bとを連結することにより、三個の保持部2、つまり第一保持部2A、第二保持部2B及び中間保持部2Cを環状に配設しつつ第一保持部2Aと第二保持部2B間のみを非連結とする。換言すると、第一保持部2Aと第二保持部2Bとを隣接して配設し、該第一保持部2Aと該第二保持部2Bとを中間保持部2Cで環状に繋ぐ構成とする。
而して、図3に示すように、上記構成の本実施例に係る留め具1にて結束対象の三本の棒状体S1,S2,S3を交差状態で結束することができる。
詳述すると、棒状体S1を保持する第一保持部2Aと棒状体S3を保持する中間保持部2Cとが相互回動して該棒状体S1と該棒状体S3とを的確に交差させて結束すると共に、棒状体S2を保持する第二保持部2Bと棒状体S3を保持する中間保持部2Cとが相互回動して該棒状体S2と該棒状体S3とを的確に交差させて結束する。他方、第一保持部2Aと第二保持部2Bとが連結されていない構成(非連結構成)であることにより、当該第一保持部2Aと第二保持部2Bとが上下方向に離間するように移動して、上記のように第一保持部2Aに対して中間保持部2Cが回動し、該回動した中間保持部2Cに対して第二保持部2Bが回動することができ、三本の棒状体S1,S2,S3を所望の角度で交差させて結束することができる。
また、図1,図2に示す状態のように、第一保持部2A、第二保持部2B及び中間保持部2Cの全てを平行にすれば、三本の棒状体S1,S2,S3を平行状態で束ねて結束することができると共に、その状態から上記のように各保持部2を回動させれば、図3に示す交差状態での結束へと容易に移行することができる。
また、本実施例にあっては、図6に示すように、中間保持部2Cを高背に形成すると共に、第一保持部2A及び第二保持部2Bとを低背に形成し、図6(A),図6(C)に示す如く、上記高背の中間保持部2Cの周壁上部と上記低背の第一保持部2Aの周壁とを連結し、同高背の中間保持部2Cの周壁下部と上記低背の第二保持部2Bの周壁とを連結する構成とすることも実施に応じ任意である。この構成の場合も、平面視においては、図6(B)に示す如く、第一保持部2A、第二保持部2B及び中間保持部2Cをそれぞれ隣接しつつ環状に配設する構成を備えており、特に隣接する第一保持部2Aと第二保持部2Bとの干渉を防止することができる。
図7,図8に示すように、実施例2に係る留め具1は既述の基本構成及び保持部2の連結構成を有しており、四本の棒状体を結束するものである。そのため、四個の保持部2、具体的には単数の第一保持部2A、単数の第二保持部2B及び一対の(複数)の中間保持部2Cを有し、第一保持部2Aと一方の中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結し、第二保持部2Bと他方の中間保持部2Cとを互いに回動可能に連結すると共に、一対の中間保持部2C同士を互いに回動可能に連結し、第一保持部2Aと第二保持部2Bとを非連結とする。
また、本実施例における全ての保持部2(第一保持部2A,第二保持部2B及び中間保持部2C)は、円筒体から成る構成となっている。この構成により確実に棒状体を保持することができる。また、具体的には図示しないが、結束対象の棒状体の外周面形状に応じて角筒体、例えば三角筒体や四角筒体、五角筒体等の多角筒体で保持部2を構成することができる。
本実施例においては、図8にも示すように、第一保持部2Aの周壁と一方の中間保持部2Cの周壁とを突き合わせ、該突き合わせた周壁同士の接線上で当該周壁同士を実施例1と同様の連結ピン4により軸支して連結し、第一保持部2Aと一方の中間保持部2Cとを相互回動可能に連結する。
また、第一保持部2Aに隣接する第二保持部2Bの周壁と他方の中間保持部2Cの周壁とを突き合わせ、該突き合わせた周壁同士の接線上で当該周壁同士を実施例1と同様の連結ピン4により軸支して連結し、第二保持部2Bと他方の中間保持部2Cとを相互回動可能に連結する。なお、本実施例においても、実施例1と同様に、上記各保持部2の連結用孔2aに上記連結ピン4を貫挿し、該連結ピン4の軸部先端をカシメて拡径し上記連結を行う。
さらに上記のように第一保持部2Aと連結した一方の中間保持部2Cの周壁と、上記のように第二保持部2Bと連結した他方の中間保持部2Cの周壁とを突き合わせ、これら周壁を連結ピン4で連結し、一対の中間保持部2C同士も互いに回動可能に連結する。なお、本実施例においても、実施例1と同様に、保持部2同士の連結は各保持部2の高さ方向における中央のレベルで行い、上記各相互回動を円滑にする。
本実施例においては、既述のように、第一保持部2Aと一対の中間保持部2Cの一方とを連結し、第二保持部2Bと一対の中間保持部2Cの他方とを連結すると共に、一対の中間保持部2C同士を連結することにより、四個の保持部2、つまり第一保持部2A、第二保持部2B及び一対の中間保持部2Cを環状に配設しつつ第一保持部2Aと第二保持部2B間のみを非連結とする。換言すると、第一保持部2Aと第二保持部2Bとを隣接して配設し、該第一保持部2Aと該第二保持部2Bとを一対の中間保持部2Cで環状に繋ぐ構成とする。
而して、図9に示すように、上記説明した構成の本実施例に係る留め具1にて結束対象の四本の棒状体S1,S2,S3,S4を交差状態で結束することができる。
詳述すると、棒状体S1を保持する第一保持部2Aと棒状体S4を保持する一方の中間保持部2Cとが相互回動して該棒状体S1と該棒状体S4とを的確に交差させて結束し、該一方の中間保持部2Cと棒状体S3を保持する他方の中間保持部2Cとが相互回動して該棒状体S4と該棒状体S3とを的確に交差させて結束する。加えて、該他方の中間保持部2Cと棒状体S2を保持する第二保持部2Bとが相互回動して該棒状体S3と該棒状体S2とを的確に交差させて結束する。
他方、第一保持部2Aと第二保持部2Bとが連結されていない構成(非連結構成)であることにより、当該第一保持部2Aと第二保持部2Bとが上下方向に離間するように移動して、上記のように第一保持部2Aに対して一方の中間保持部2Cが回動し、該回動した一方の中間保持部2Cに対して他方の中間保持部2Cが回動し、さらに該回動した他方の中間保持部2Cに対して第二保持部2Bが回動することができ、四本の棒状体S1,S2,S3,S4を所望の角度で交差させて結束することができる。
また、本実施例においても、図7,図8に示す状態のように、第一保持部2A、第二保持部2B及び一対の中間保持部2Cの全てを平行にすれば、四本の棒状体S1,S2,S3,S4を平行状態で束ねて結束することができると共に、その状態から上記のように各保持部2を回動させれば、図8に示す交差状態での結束へと容易に移行することができる。
また、本実施例においては、図10,図11に示すように、結束対象の棒状体Sの外周面に適切に嵌合するために、保持部2に断面L字状の押え片6と押圧用ボルト9から成る径調整手段を設けることができる。
詳述すると、図10に示すように、まずネジ溝形成用板8を介して押圧用ボルト9を取り付ける。すなわち、ネジ溝形成用板8を該ネジ溝形成用板8に穿設した固定用孔8aと保持部2の周壁に穿設した固定用孔2cに貫挿した固定ピン10の軸部先端をカシメて拡径して保持部2に固定し、該固定したネジ溝形成用板8に設けたネジ孔8bに押圧用ボルト9の軸部9aを螺合する。なお、上記ネジ溝形成用板8は保持部2の周壁が厚く、該周壁に直接押圧用ボルト9の軸部9aと螺合するネジ孔を設けることができる場合は省略できる。
次いで、断面L字状の押え片6を押圧用ボルト9の軸部9aの先端部に取り付ける。すなわち、押圧用ボルト9の軸部9a先端部で開口するネジ孔9bに押え片6の角部の山側を当接し、該押え片6の角部の谷側から同角部に穿設された固定用孔6aを通じ固定ネジ7の軸部7aを挿入し該軸部7aを上記ネジ孔9bに螺合して、図11(A)に示すように、上記押え片6を上記押圧用ボルト9の軸部9a先端部に取り付ける。これにより、押圧用ボルト9を進退動させて該押圧用ボルト9に取り付けた押え片6を進退動させることができる。
したがって、上記径調整手段を設けた保持部2にあっては、図11(B),(C)に示すように、径の異なる棒状体Sの外周面に対して上記径調整手段を介して適切に嵌合することができる。
以上説明したように、本発明に係る留め具1によれば、三本以上の棒状体を交差状態、平行状態を問わず、的確に保持しつつ結束することができる。よって、本発明に係る留め具1を園芸用支柱の結束や、テント等のアウトドア用品の支柱等の結束に用いれば、素早く三本以上の棒状体を交差状態にして立設することができると共に、平行状態にして収納することができる。
また、実施例1においては三本の棒状体を結束する留め具1について、実施例2においては四本の棒状体を結束する留め具1について説明したが、本発明はこれに限らず、当然に五本以上の棒状体を結束する留め具1とすることもできる。例えば、図12に示すように、第一保持部2Aと第二保持部2Bとを四つの中間保持部2Cで環状に繋いで六本の棒状体を結束する留め具1とすることもできる。この場合も第一保持部2Aと第二保持部2Bとは非連結とすることは言うまでもない。
なお、各実施例において、保持部2(第一保持部2A,第二保持部2B、中間保持部2C)は金属製又は合成樹脂製で成形して、確実なる保形を図り、健全に棒状体に嵌合できる構成とすることが望ましい。
また、各実施例において、全ての保持部2が断面C字状の筒体から成る構成、全ての保持部2が円筒状の筒体から成る構成、全ての保持部2が角筒状から成る構成とすることができるのは勿論のこと、各保持部2の筒形状をそれぞれ異ならしめる構成又は一部の保持部2のみを異なる筒形状とする構成とすることも実施に応じ任意である。また、全ての保持部2をリング体(断面C字状又は断面環状)で構成することもできる。
また、保持部2同士の連結は、連結する両保持部2を相互回動可能に軸支して連結することができれば、連結ピン4に限らず、ボルトとナット等の他の連結部材を用いて連結することも可能である。
なお、予め保持部2の周壁に60度間隔で三個の連結用孔2aを穿設すると共に、当該60度間隔の三個の連結用孔2aの真ん中の孔を基準として90度間隔で2個の連結用孔2aを穿設し、計五個の連結用孔2aを穿設しておけば、当該保持部2を三個の保持部2で留め具1を構成する場合、四個の保持部2で留め具1を構成する場合、又は六個の保持部2で留め具1を構成する場合の何れの場合にも使用に供することができる。また、その他の個数、例えば五個、七個等の保持部2で留め具1を構成する場合は正五角形、正七角形等の内角を計算し、連結用孔2aを穿設する。
1…留め具、2…保持部、2a…連結用孔、2b…ボルト挿通用孔、2c…固定用孔、2A…第一保持部、2B…第二保持部、2C…中間保持部、3…切欠き部、4…連結ピン、5…案内片、6…押え片、6a…固定用孔、7…固定ネジ、7a…軸部、8…ネジ溝形成用板、8a…固定用孔、8b…ネジ孔、9…押圧用ボルト、9a…軸部、9b…ネジ孔、10…固定ピン、S,S1,S2,S3,S4…結束対象の棒状体。

Claims (4)

  1. 三本以上の棒状体を結束する留め具であって、棒状体に嵌合し該棒状体を保持する保持部を結束対象の棒状体の本数と同数有すると共に該各保持部を環状に配設する構成を備え、該保持部として、第一保持部と、該第一保持部に隣接して配設する第二保持部と、該隣接する第一保持部と第二保持部とを環状に繋ぐ単数又は複数の中間保持部とを有し、上記第一保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結し、上記第二保持部と上記中間保持部とを互いに回動可能に連結すると共に、上記中間保持部が複数の場合には隣接する上記中間保持部同士を互いに回動可能に連結し、他方上記第一保持部と上記第二保持部とを非連結とすることを特徴とする留め具。
  2. 上記保持部は周壁に切欠き部を有する断面C字状の筒体又は円筒体又は角筒体から成ることを特徴とする請求項1記載の留め具。
  3. 上記断面C字状の筒体から成る保持部同士の連結は、少なくとも一方の保持部の上記切欠き部と対向する周壁において行うことを特徴とする請求項2記載の留め具。
  4. 全ての保持部を上記断面C字状の筒体から成る保持部で構成し、該各保持部が有する切欠き部を等間隔に配置することを特徴とする請求項2記載の留め具。
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