JP6050172B2 - 斜め土留め壁形成装置及びそれを用いる地下構造物の構築方法 - Google Patents

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本発明は、地中を掘削するチェーンコンベアカッタを含む斜め土留め壁形成装置及びその装置を用いる地下構造物の構築方法に関するものである。
基礎フーチング、地中梁、地中埋設管(水路も含む)、ボックスカルバート等の地下構造物を開削工法で構築する場合、土留め施工後に開削し、しかる後地下構造物を築造する工法が一般的である。
土留めでは、一定の掘削深さを超えると、土留め壁を支持する切り梁、腹起し、グラウンドアンカ等の支保工が必要になる。
支保工を用いると、支保工の組立、支保工を避けてのコンクリート打ち継ぎ等、本来の工事とは別の副次的作業及びそれに要する時間が必要となり、工期の延長やコストアップが避けられない。
このため、特許文献2には、鋼矢板を斜め(鉛直に対して、例えば10度程度)に傾けて用いる斜め土留め工法が記載されている。
斜め土留め工法では、支保工を用いないから、掘削等が容易であるが、一方、土留め壁の変形が大きくなりやすいという問題もある。
この問題に対し、土留め壁の剛性を鋼矢板による場合よりも向上させればよい。さらには、鋼矢板を別の部材で補強するのではなく、土留め壁そのものの剛性を高めるのが望ましい。
そのためには、1本又は複数本のオーガを回転させて地中を掘削すると共に、セメントミルクを吐出して掘削土壌を混合・撹拌し、円筒状のソイルセメント柱を斜めに連続的にして、ソイルセメント製の斜め土留め壁を形成することが考えられる。
しかしながら、オーガは、回転軸の先端部に取り付けられる回転翼が片持ち状に支持されているに過ぎない。
したがって、斜めに支持して回転させると、掘削深度が増えるにつれ、先端部であるオーガを支持する回転軸が重力により下向きに撓んで、指定された角度を維持できなくなることが十分予想される。このため、オーガ式の掘削機では実用にならない。
一方、特許文献1(特許第4504095号公報)には、オーガ式に変わる掘削機として、先に土砂等の搬出性能に優れたチェーンコンベアカッタが記載されている。特に、特許文献1の図1、図2及び図4を参照されたい。
本願は、特許文献1記載の技術をさらに改善し、斜め土留め工法による斜めのソイルセメント製土留め壁であって、所定角度を維持できるものを提供しようとするものである。
特許第4504095号公報 特開2010−229626号公報
本発明は、斜め土留め工法を実施するために実用的な斜め土留め壁形成装置及びその関連技術を提供することを目的とする。
第1の発明に係る斜め土留め壁形成装置は、チェーンコンベアカッタと、チェーンコンベアカッタを鉛直方向に対して所定角度傾斜して起立させる杭打ち機と、チェーンコンベアカッタを杭打ち機に対して昇降自在に連結する連結ユニットとを備える。
チェーンコンベアカッタは、ポスト本体と、地中を掘削する複数のビットを有しポスト本体を周回するチェーンと、ポスト本体の長手方向と平行に固定されるカッタガイド棒とを有する。
杭打ち機は、地上を走行する杭打ち機本体と、杭打ち機本体に対して傾斜可能に支持される杭打ち機リーダと、杭打ち機リーダを杭打ち機本体に対して起伏させる起伏用アームと、杭打ち機リーダの長手方向に平行に固定されるリーダガイド棒とを有する。
連結ユニットは、カッタガイド棒にスライド自在に周接すると共に、所定角度の傾斜による荷重方向を超えてカッタガイド棒を包囲する第1の受け面を有するカッタホルダと、リーダガイド棒にスライド自在に周接すると共に、所定角度の傾斜による荷重方向を超えてリーダガイド棒を包囲する第2の受け面を有するリーダホルダとを有する。
この構成により、杭打ち機リーダ及びチェーンコンベアカッタを鉛直方向に対して所定角度傾斜して支持することができる。
したがって、チェーンコンベアカッタにより地中を掘削すると、上記所定角度をなす角柱状の切削空間が形成され、チェーンコンベアカッタよりセメントミルクを吐出し土砂と撹拌し、硬化させると、斜めの土留め柱が形成される。
さらに、斜めの土留め柱を横方向に並列させることにより、目的の斜め土留め壁(ソイルセメント製)が形成される。
ここで、杭打ち機リーダとチェーンコンベアカッタとは、連結ユニットにより平行に位置決めされるし、また、地中に形成させる4面の切削面によってチェーンコンベアカッタが挟まれるため、オーガ式のように切削面が下方に垂れ下がるように曲がることはない。
一方、チェーンコンベアカッタが所定角度で鉛直方向から傾いているため、チェーンコンベアカッタの自重は、傾斜を鉛直方向に戻す成分を有し、その成分は、リーダホルダに設けられた第1の受け面からカッタガイド棒へ、カッタホルダに設けられた第2の受け面からカッタガイド棒へ、それぞれ作用する。
しかしながら、上記構成において、これらの受け面が傾斜による荷重方向を超えてそれぞれのガイド棒を包囲するように形成されているため、広い面で荷重を受けることができ、面圧を抑制できる。したがって、これらのガイド棒にホルダが食い込んでガイド棒を傷つけたり、ガイド棒が偏摩耗することはなく、円滑に斜め土留め壁を形成できる。
第2の発明に係る斜め土留め壁形成装置では、第1の発明に加え、連結ユニットは、少なくとも杭打ち機リーダの下部に配設される。
この構成により、チェーンコンベアが杭打ち機から離れてフリーになる直前の位置でチェーンコンベアを支持して、チェーンコンベアの角度を適正に保持することができる。
第3の発明に係る斜め土留め壁形成装置では、第1の発明に加え、チェーンコンベアカッタの下部において、少なくとも所定角度の傾斜により下側となる側部には、複数のビットの移動領域の外縁とポスト本体の側部との間に形成され得る隙間を埋め、かつ地中に形成される切削面と接面する摺板が、ポスト本体の側部に設けられる。
この構成により、チェーンコンベアカッタの自重が作用する側である、側面と切削面との隙間を摺板で埋め、摺板と切削面とが密着することにより、切断面からの抗力を利用して、チェーンコンベアカッタの角度を一層正確に保持することができる。
よって、以上の斜め土留め壁形成装置を使用して傾斜して対面する一対の斜め土留め壁を形成し、一対の斜め土留め壁により挟まれる領域の土壌を除去して空間を形成し、空間内に地下構造物を築造することができる。
本発明によれば、所定角度を維持する斜めの土留め柱を横方向に並列させて、目的の斜め土留め壁を形成できる。チェーンコンベアカッタは地中において切削面によって挟まれているし、連結ユニットにより支持されているため、オーガ式のように切削面が下方に垂れ下がるように曲がることはない。
しかも、連結ユニットの受け面が広い面で荷重を受け、ガイド棒の損傷なしに円滑に斜め土留め壁を形成できる。
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施の形態における斜め土留め壁形成装置の側面図、図2、図3はそれぞれ同連結ユニット付近の拡大側面図、拡大平面図であり、図4(a)は同リターン部付近の拡大側面図、図4(b)は図4(a)のA線矢視図である。
図1に示すように、本形態の斜め土留め壁形成装置は、地面1上を走行する杭打ち機2と、杭打ち機2に連結ユニット20を介して、杭打ち機2に対して昇降自在に支持されるチェーンコンベアカッタ7とを備える。
本例では、切削深度を21m程度、鉛直方向に対する傾斜角度θを−5度乃至10度程度、切削幅1m程度とする。
ここで、角度θは、図1に示すように、鉛直方向を0度とし、杭打ち機リーダ3及びチェーンコンベアカッタ7の上端部が鉛直方向よりも後ろ側に傾いている場合を正にとる。即ち、角度θが−5度というのは、杭打ち機リーダ3及びチェーンコンベアカッタ7の上端部が鉛直方向よりも前側に5度傾いている場合を示す。
以上の諸元を満たすには、チェーンコンベアカッタ7の全長が30m程度、最大有効切削長が23m程度となる。勿論、これらの数値は例示に過ぎず、種々変更して差し支えない。
杭打ち機2は、上記チェーンコンベアカッタ7を適切に支持できるものであれば任意であり、市販の製品を使用して差し支えない。
杭打ち機2は、自走可能な杭打ち機本体2aと、杭打ち機本体2aの前方に、その下端部が首振り自在に支持される長尺な杭打ち機リーダ3と、内部に油圧シリンダ(図示せず)を収納し、杭打ち機リーダ3の上部を起伏させる起伏用アーム2bとを有する。
杭打ち機リーダ3の前面には、杭打ち機リーダ3の長手方向と平行なリーダガイド棒3aが固定されている。さらに、杭打ち機リーダ3の上端部には、前方にオーバーハングする係止部4が設けられ、係止部4にはプーリ4aが回転自在に軸支される。
プーリ4aには、ワイヤ5が架け渡され、ワイヤ5の反対側は、チェーンコンベアカッタ7の上端部にあるカッタフック6に接続される。したがって、ワイヤ5を伸縮させると、杭打ち機リーダ3に対して、チェーンコンベアカッタ7を昇降させることができる。
チェーンコンベアカッタ7の上端部は、内部に電動機、駆動スプロケット等(図示せず)を収納する駆動部19となっており、また下端部は、リターンローラ30を有し、この下端部が主として地中で仕事をして、掘削作業を行う。
駆動スプロケット及びリターンローラ30には、図3、図4(a)に示すように、一対のチェーン15が架け渡され、駆動スプロケットが回転すると、一定軌道に沿ってチェーン15がポスト本体8の周囲を周回する。
チェーンコンベアカッタ7の下端部は、リターン部18であり、図4(a)、(b)のように構成されるのが望ましい。
特に、図4(a)に示すように、リターン部18の付近にスラリ吐出口16を設け、このスラリ吐出口16へセメントミルクを供給し、リターン部18付近で、セメントミルクを切削面で囲まれた空間内へ排出し、切削された土壌と混合する。
また、図4(b)に示すように、リターン部18付近に傾斜計17を配設し、地中におけるリターン部18の角度が所定範囲に属するか否かを検出することも好ましい。
さて、ポスト本体8等を水平面で切断すると、図3に示すようになる。ここで、ポスト本体8は、例えば、一般構造用圧延鋼2種で縦弾性係数が2.1*107kgf/cm2程度とし、その断面係数は4500cm3程度とすると好適である。勿論、これらの数値は例示に過ぎず、種々変更して差し支えない。
ポスト本体8の両側面から外側に向けて一対の隔壁11が突設され、一対のチェーン15は隔壁11に挟まれた空間を移動する。一対のチェーン15の間には、スクレーパ14の両端部が固定され、スクレーパ14は、チェーン15の移動に伴って、土砂を圧送する。
さらにスクレーパ14を介して、チェーン15の外側には、ビット板12が所定ピッチ毎に固定され、各ビット板12には、複数のビット13が外向きになるように固定されている。なお、隔壁11の先端縁とビット板12の内面とは、スライド自在に接している。
これらのビット13が地中を掘削する中核の要素であり、ビット13の先端部の軌跡によって、チェーンコンベアカッタ7が形成する4つの切削面の形状が決定される。
上述したように、チェーンコンベアカッタ7と杭打ち機リーダ3とは、連結ユニット20により、互いに平行でスライド自在に連結される。図3を参照しながら、連結ユニット20について詳細に説明する。
図3に示す連結ユニット20は、杭打ち機リーダ3の下端部付近に支持される。このほか、図1に示す駆動部19の上部と下部にも、同様の連結ユニット20’を設けることが望ましいが、連結ユニット20を設ける個数や位置は種々変更できる。
さて、図3において、杭打ち機リーダ3の側面からチェーンコンベアカッタ7側へ向けて水平な支持板3bが突設され、支持板3bの両角部には、図3紙面に垂直(この方向は、所定角度θだけ鉛直方向に対して傾いている)に円筒状で一対のリーダガイド棒3aの側面が固着される。
一方、チェーンコンベアカッタ7側について、ポスト本体8から杭打ち機リーダ3側へ向けて左右一対のアームプレート9が延設され、その先端部には、一対のカッタガイド棒10の側面に固着される。
そして、リーダガイド棒3a、3aと、カッタガイド棒10、10とに、次の連結ユニット20が図3紙面垂直方向にスライド可能に装着される。
連結ユニット20は、次の要素を有する。中央は、略矩形又は円形をなすユニット本体21であり、その中心線上に透孔22aを有するユニットフック22の底部がユニットフック22が起立するように固着される。
図2に示すように、ユニットフック22の透孔22aには、ユニットワイヤ23が接続される。なお、ユニットワイヤ23は、ワイヤ5とは、別個独立のものである。連結ユニット20が配置される高さ方向の位置は、ユニットワイヤ23を伸縮させることにより決定される。
図3に示すように、ユニット本体21の杭打ち機リーダ3側には、リーダホルダ24が設けられ、チェーンコンベアカッタ7側には、カッタホルダ25が設けられる。
カッタホルダ25には、カッタガイド棒10の周面約4分の3と周接する第1の受け面25aが形成され、リーダホルダ24には、リーダガイド棒3aの周面約4分の3と周接する第2の受け面24aが形成される。
特に、図3の斜線部で示すように、これらの面25a、24aについて、所定角度の傾斜による荷重方向(矢印W)を超えてカッタガイド棒10、リーダガイド棒3aをそれぞれ包囲している点に注目されたい。
図1に示すように、所定角度θが正であり、杭打ち機リーダ3及びチェーンコンベアカッタ7のそれぞれの上端部が後ろ側へ傾斜しているとき、チェーンコンベアカッタ7に作用する重力の角θ接線方向成分は、矢印Wで示すように、チェーンコンベアカッタ7から杭打ち機リーダ3側へ作用する。
ここで、図3において、斜線で示した部分を設けず省略すると、カッタガイド棒10と第1の受け面25a、あるいはリーダガイド棒3aと第2の受け面24aの接触面積が小さくなり、接触部分がこれらのガイド棒10、3aに強く食い込んで、傷を生じたり偏摩耗を起こしやすくなる。
一旦このような損傷を生ずると、杭打ち機リーダ3とチェーンコンベアカッタ7との平行度が低下し、部品交換など大規模な補修が必須となる。しかしながら、本形態では、以上のように接触面積を増やし面圧を低下させているので、このような不都合を十分抑制することができる。
さらには、図4(a)、(b)に示すように、最も撓みやすいリターン部16において、次のような手当を施すのが望ましい。
リターン部18に次のように摺板33を追加する。即ち、所定角度θの傾斜により下側となる側部(本例では、角度θが正であるため、図4(a)の右側)において、リターンローラ30の中心部分に円盤状の軸部摺板31を取付け、また周縁部分にU字状の周縁摺板32を取り付ける。
このようにすると、ビット13の移動領域の外縁とポスト本体8の側部との間に形成され得る隙間が摺板33で埋められ、摺板33は、地中に形成される切削面と接面することになる。
こうすれば、摺板33と切削面とが密着し、摺板33に切断面からの抗力が作用するので、チェーンコンベアカッタ7の角度θを一層正確に保持できる。
勿論、図4(a)に斜線部で示した側の反対側にも同様の摺板を設けても良い。さらに、本例では、摺板33を軸部摺板31と周縁摺板32とに分けて構成したが、特に支障がなければこれらを一体化しても差し支えない。
以上の斜め土留め壁形成装置を使用すれば、
(工程1)後傾して対面する一対の斜め土留め壁を形成する工程、
(工程2)一対の斜め土留め壁により挟まれる領域の土壌を除去して空間を形成する工程、
(工程3)形成された空間内に地下構造物を築造する工程
からなる方法を実施できることは容易に理解されよう。
地下構造物は、任意である。例えば、基礎フーチング、地中梁、地中埋設管、ボックスカルバート等周知のものを自由に組み合わせることができる。
また、(工程3)のまま放置しても良いし、再度土壌を埋め戻し、斜め土留め壁の外側のレベルと同じにしても良い。さらには、土壌を埋め戻す前に、斜め土留め壁を撤去しても良いし、そのまま残置させても良い。
本発明の一実施の形態における斜め土留め壁形成装置の側面図 本発明の一実施の形態における連結ユニット付近の拡大側面図 本発明の一実施の形態における連結ユニット付近の拡大平面図 (a)本発明の一実施の形態におけるリターン部付近の拡大側面図 (b)図4(a)のA線矢視図
1 地面
2 杭打ち機
2a 杭打ち機本体
2b 起伏用アーム
3 杭打ち機リーダ
3a リーダガイド棒
4 係止部
5 ワイヤ
6 カッタフック
7 チェーンコンベアカッタ
8 ポスト本体
9 アームプレート
10 カッタガイド棒
11 隔壁
12 ビット板
13 ビット
14 スクレーパ
15 チェーン
16 スラリ吐出口
17 傾斜計
18 リターン部
19 駆動部
20 連結部
21 ユニット本体
22 ユニットフック
23 ユニットワイヤ
24a 第2の受け面
25 カッタホルダ
25a 第1の受け面
30 リターンローラ
31 軸部摺板
32 周縁摺板
W 荷重方向

Claims (4)

  1. チェーンコンベアカッタと、
    前記チェーンコンベアカッタを鉛直方向に対して所定角度傾斜して起立させる杭打ち機と、
    前記チェーンコンベアカッタを前記杭打ち機に対して昇降自在に連結する連結ユニットとを備える斜め土留め壁形成装置であって、
    前記チェーンコンベアカッタは、
    ポスト本体と、
    地中を掘削する複数のビットを有し前記ポスト本体を周回するチェーンと、
    前記ポスト本体の長手方向と平行に固定されるカッタガイド棒とを有し、
    前記杭打ち機は、
    地上を走行する杭打ち機本体と、
    前記杭打ち機本体に対して傾斜可能に支持される杭打ち機リーダと、
    前記杭打ち機リーダを前記杭打ち機本体に対して起伏させる起伏用アームと、
    前記杭打ち機リーダの長手方向に平行に固定されるリーダガイド棒とを有し、
    前記連結ユニットは、
    前記カッタガイド棒にスライド自在に周接すると共に、前記所定角度の傾斜による荷重方向を超えて前記カッタガイド棒を包囲する第1の受け面を有するカッタホルダと、
    前記リーダガイド棒にスライド自在に周接すると共に、前記所定角度の傾斜による荷重方向を超えて前記リーダガイド棒を包囲する第2の受け面を有するリーダホルダとを有することを特徴とする斜め土留め壁形成装置。
  2. 前記連結ユニットは、少なくとも前記杭打ち機リーダの下部に配設される請求項1記載の斜め土留め壁形成装置。
  3. 前記チェーンコンベアカッタの下部において、少なくとも前記所定角度の傾斜により下側となる側部には、前記複数のビットの移動領域の外縁と前記ポスト本体の側部との間に形成され得る隙間を埋め、かつ地中に形成される切削面と接面する摺板が、前記ポスト本体の側部に設けられる請求項1または2記載の斜め土留め壁形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか記載の斜め土留め壁形成装置を使用して傾斜して対面する一対の斜め土留め壁を形成し、
    前記一対の斜め土留め壁により挟まれる領域の土壌を除去して空間を形成し、
    前記空間内に地下構造物を築造する地下構造物の構築方法。
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