JP6049450B2 - 副室式ガスエンジン - Google Patents

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Description

本発明は、副燃焼室で生成された燃焼火炎を、噴孔を介して主燃焼室に噴出せしめることで、主燃焼室の希薄混合気を燃焼させる副室式ガスエンジンに関する。
図8は、従来の副室式ガスエンジンを示した断面図である。この従来の副室式ガスエンジン100は、シリンダヘッド102の中央部に内設された副室口金112によって副燃焼室110が画成されている。また、シリンダヘッド102とシリンダ104に収容されたピストン106の頂面106aとの間で主燃焼室120が画成されている。そして、副燃焼室110と主燃焼室120とは、副室口金112に設けられた噴孔114を介して連通されている。
また、副燃焼室110の上部には点火プラグ116が設けられており、この点火プラグ116による点火により副燃焼室110の混合気が着火されて燃焼火炎が生成される。副燃焼室110で生成された燃焼火炎は、噴孔114を介して主燃焼室120に噴出され、これにより主燃焼室120の希薄混合気が燃焼するように構成されている。
そして、噴孔114は副室口金112の中心線CLを中心とした対称位置に複数個(例えば6個)形成されている。
例えば、特許文献1には、図9に示すように、副室式ガスエンジンにおいて、入口及び出口の開口径が等しい外側噴孔と、出口側に末広がりの拡開部を有し、入口よりも出口の開口径が大きい垂直噴孔と、を備えた副室口金が開示されている。
特開2001−227344号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の拡開部を有する垂直噴孔から燃焼火炎を主燃焼室に噴射させると、燃焼火炎が副室口金の軸線を中心とした径方向へ拡散されるため、直進性が低下するという問題点があった。
そして、主燃焼室への燃焼火炎の噴射量を増加させるために外側噴孔の入口及び出口の開口径を共に大きくすると、主燃焼室内への流量は増加するが、副燃焼室と主燃焼室との差圧が減少するため、流速が低下するという問題点があった。
また、これらの場合に、噴孔近傍の混合気の燃焼は完全になされるが、各噴孔から離れた位置では、燃焼火炎が行き渡り難いため、混合気の燃焼が十分になされなくなる。このため、主燃焼室における混合気の燃焼が不十分となり、エンジンの燃焼安定性の低下や、混合気の一部が未燃ガスとなって排出されるおそれがあった。
そこで、本発明は上述したような従来技術の課題に鑑みなされた発明であって、噴孔から噴出される燃焼火炎の流速を増加させて主燃焼室の希薄混合気を十分に燃焼させることでエンジンの燃焼安定性を向上させた副室式ガスエンジンを提供することを目的としている。
本発明は上述したような目的を達成するためになされた発明であって、本発明の副室式ガスエンジンは、シリンダヘッドの中央部に内設された副室口金によって画成される副燃焼室と、前記シリンダヘッドとシリンダ内に収容されたピストンの頂面との間で画成される主燃焼室とを備え、前記副燃焼室と前記主燃焼室とは前記副室口金に設けられた噴孔を介して連通されており、前記副燃焼室で生成された燃焼火炎を、前記噴孔を介して前記主燃焼室に噴出せしめることで、前記主燃焼室の混合気を燃焼させる副室式ガスエンジンにおいて、
前記副燃焼室は、
前記噴孔を介して前記主燃焼室と連通する下部と、
前記下部よりも大径に形成された着火部と、
前記着火部と前記下部とを接続する漸縮部と、
を備え、
前記噴孔は、前記燃焼火炎が流入する入口から当該入口の開口径よりも小さい開口径を有する喉部に向かって徐々に縮径し、噴孔軸線から見て凹状の第1円弧部と、当該喉部から前記燃焼火炎が流出する出口に向かって徐々に拡径し、前記噴孔軸線から見て凹状の第2円弧部とを備えるラバールノズル形状であることを特徴とする。
本発明の副室式ガスエンジンによれば、噴孔がラバールノズル形状を有しているため、入口側から出口側へ向かってテーパー状に拡径した噴孔よりも、噴孔の出口から噴射される際の燃焼火炎の流速を増加させることができる。これにより、主燃焼室内に燃焼火炎が行き渡り易くなるため、主燃焼室の混合気が十分に燃焼される。そして、エンジンの燃焼安定性が向上し、混合気の一部が未燃ガスとなって排出されることを防止できる。
また本発明では、前記噴孔の前記出口の開口径を前記入口の開口径よりも大きくしてもよい。
このように、噴孔の出口の開口径を入口の開口径よりも大きくすることで、入口と出口の開口径を同一とした場合よりも、噴孔の出口から噴射される際の燃焼火炎の流速を大幅に増加させることができる。
また本発明では、前記噴孔は、前記副室口金の軸心を中心とした環状に形成されていてもよい。
このように、噴孔は環状に形成されているため、燃焼火炎を均等に主燃焼室内に噴出させることができる。副室口金の軸心を中心として同心円上に複数の噴孔が設けられている場合よりも燃焼火炎を均等に主燃焼室内に供給することができるため、主燃焼室での燃焼を安定させることができる。これにより、主燃焼室内の最高圧力値の変動を抑制することができ、燃費を向上させることができる。
また本発明では、前記噴孔は、前記副室口金の軸心を中心とした同心円上に複数形成されていてもよい。
このように、噴孔は副室口金の軸心を中心とした同心円上に複数形成されているため、燃焼火炎を主燃焼室の広い範囲に噴出させることができる。これにより、燃焼火炎が主燃焼室の隅々まで行きわたり、主燃焼室での燃焼を安定させることができる。そして、主燃焼室での燃焼が安定すると、主燃焼室内の最高圧力値の変動を抑制することができ、燃費を向上させることができる。
また、噴孔を副室口金に設ける方法は加工が容易であるため、安価に製作することができる。
本発明によれば、噴孔から噴出される燃焼火炎の流速を増加させて主燃焼室の希薄混合気を十分に燃焼させることでエンジンの燃焼安定性を向上させた副室式ガスエンジンを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る副室式ガスエンジンを示した断面図である。 本発明の第一実施形態に係る副室口金を示した断面図である。 図2のA矢視図であり、副室口金の下部のみを示した図である。 本発明の第一実施形態に係る噴孔を用いた場合の効果を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る副室口金を示した断面図である。 図5のB矢視図であり、副室口金の下部のみを示した図である。 図5のC−C断面図である。 従来の副室式ガスエンジンを示した断面図である。 従来の副室口金を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限り、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る副室式ガスエンジンを示した断面図である。この図1に示したように、本発明の副室式ガスエンジン1は、シリンダヘッド2の中央部に内設された副室口金12によって副燃焼室10が画成されており、この副燃焼室10の上部に点火プラグ16が内設されている。
また、シリンダヘッド2とシリンダ4に収容されたピストン6の頂面6aとの間において主燃焼室20が画成されている。そして、副燃焼室10と主燃焼室20とは、副室口金12に設けられた噴孔14を介して連通されている。
また図1に示したように、ピストン6の頂面6aには、副室口金12の下方に位置する中央部に周囲よりも盛り上がった凸状部8が形成されている。
なお、この図1は、ピストン6が上死点にある状態を示している。
上述した副燃焼室10には、不図示の燃料ガス通路が接続されており、該燃料ガス通路を介して副燃焼室10に着火用燃料ガスが供給される。
また、不図示のガス混合器において燃料ガスと空気とが予混合され、この予混合された希薄混合気が給気弁34から主燃焼室20に供給される。なお、図中の符号32は排気弁を示している。
給気行程において副燃焼室10には、上述した燃料ガス通路を介して着火用燃料ガスが供給される。そして、ピストン6が上昇する圧縮行程において、主燃焼室20の希薄混合気が噴孔14を介して副燃焼室10に流入する。
主燃焼室20から流入した混合気と着火用燃料ガスとが副燃焼室10で混合され、この混合された混合気が点火プラグ16による点火で着火されて、副燃焼室10に燃焼火炎が生成される。副燃焼室10で生成された燃焼火炎は、噴孔14を介して主燃焼室20に噴出される。
主燃焼室20に噴出された燃焼火炎は、先ず、噴孔軸線22を中心として所定の傾斜角度で広がりっていき、次に、主燃焼室20の混合気と順次接触しながら燃え広がり、主燃焼室20全体の燃焼をもたらす。
図2は、本発明の第一実施形態に係る副燃焼室10を示した断面図である。また、図3は、図2のA矢視図であり、副室口金12の下部のみを示した図である。
図2及び図3に示したように、副燃焼室10は、噴孔14を介して主燃焼室20と連通する下部10cと、下部10cよりも大径に形成された着火部10aと、この着火部10aと下部10cとを接続する漸縮部10bとから構成されている。そして、着火部10aの上部に上述した点火プラグ16が内設されている。
上述した漸縮部10bは、大径の着火部10aから小径の下部10cに向かって徐々に縮径した漏斗状に形成されている。そして、副室口金12の内周面には、下部10cと漸縮部10bとの接続部において、内側に向かって凸状をなしたR形状のR部13が形成されている。
また、着火部10aと漸縮部10bとの接続部には、外側に向かって凹状をなしたR形状のR部11が形成されている。
また、噴孔14は副室口金12の中心線CLを中心とした同心円上に複数個(例えば6個)形成されている。なお本実施形態では、その中心線CLを挟んで対称位置にある2つの噴孔14、14の夫々の噴孔軸線22、22のなす角度(俯角)は予め設定された所定の角度となっている。
噴孔14は、ラバールノズル形状を有している。具体的に噴孔14は、燃焼火炎が流入する入口14aの開口径よりも小さい開口径の喉部14bを有している。そして、入口14aから喉部14bに向かって徐々に縮径するとともに、喉部14bから燃焼火炎が流出する出口14cに向かって徐々に拡径している。特に噴孔14の内面は、入口14aから喉部14bまで及び喉部14bから出口14cまでの断面形状において、それぞれ曲率の異なる円弧状に形成されている。
さらに、噴孔14の出口14cの開口径は入口14aの開口径よりも大きく形成されている。
次に、噴孔14をラバールノズル形状としたことによる効果について説明する。
異なる形状を有する複数の噴孔に燃焼火炎を通過させた際の出口における流速をそれぞれ解析した。解析に用いた各噴孔の形状を次の(a)〜(c)で示す。
(a)噴孔は、断面形状においてテーパー状で、且つ、入口の開口径が出口の開口径よりも大きい。
(b)噴孔は、断面形状においてテーパー状で、且つ、入口の開口径よりも出口の開口径が大きい。
(c)本発明に係る噴孔14の形状であって、噴孔14はラバールノズル形状で、且つ、入口14aの開口径よりも出口14cの開口径が大きい。
図4は、本発明の第一実施形態に係る噴孔14を用いた場合の効果を示す図であり、縦軸に流速、横軸にクランク角を示している。
図4に示すように、上記(a)、(b)及び(c)の場合は共に、クランク角a〜bまでの間、流速が急激に増加する。そして、クランク角d〜eまでの間、流速が急激に低下し、その後、一定となる。
ところで、上記(a)の場合には、クランク角b〜dまでの間、流速は一定のままである。
しかし、上記(b)の場合には、クランク角b〜cまでの間は徐々に増加し、クランク角c〜dまでの間は徐々に低下する。
そして、上記(c)の場合には、クランク角b〜cまでの間、急激に増加し、クランク角c〜dまでの間、急激に低下する。
これらの結果より、上記(c)の場合に最も流速が速くなり、上記(a)の場合に最も流速が遅くなることが確認できた。
このように構成される本発明の副室式ガスエンジン1によれば、噴孔14がラバールノズル形状を有しているため、入口14aから出口14cへ向かってテーパー状に一様に拡径した従来の噴孔よりも、出口14cから噴射される際の燃焼火炎の流速を増加させることができる。これにより、主燃焼室20内に燃焼火炎が行き渡り易くなるため、主燃焼室20の混合気が十分に燃焼される。そして、副室式ガスエンジン1の燃焼安定性が向上し、混合気の一部が未燃ガスとなって排出されることを防止できる。
さらに、主燃焼室20での燃焼が安定すると、主燃焼室20内の最高圧力値の変動を抑制することができ、燃費を向上させることができる。
また、噴孔14の出口14cの開口径を入口14aの開口径よりも大きくすることで、入口14aと出口14cの開口径を同一とした場合よりも、噴孔14の出口14cから噴射される際の燃焼火炎の流速を大幅に増加させることができる。
また、噴孔14の加工は容易であるため、副室口金12を安価に製作することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述した第1実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図5は、本発明の第二実施形態に係る副室口金を示した断面図である。また、図6は、図5のB矢視図であり、副室口金の下部のみを示した図である。そして、図7は、図5のC−C断面図である。
図5〜図7に示すように、副室口金26は、シリンダヘッド2に係止された本体部26aと、副室上部金物3に吊支された中央部26bとを有している。
本体部26aと中央部26bとの間に噴孔24が形成されている。この噴孔24は、副室口金26の中心線CLを中心として環状に形成されている。噴孔24の内面は、第一実施形態と同様に、ラバールノズル形状を有している。
副燃焼室10で生成された燃焼火炎は、噴孔24を介して主燃焼室20に噴出される。主燃焼室20に噴出された燃焼火炎は、副室口金26の中心線CLを中心とした円周状に拡がって、次に、主燃焼室20の混合気と順次接触しながら燃え広がり、主燃焼室20全体の燃焼をもたらす。
このように構成される本発明の副室式ガスエンジン21によれば、噴孔24は環状に形成されているため、燃焼火炎を均等に主燃焼室20内に噴出させることができる。副室口金26の中心線CLの同心円上に複数の噴孔14が設けられている場合よりも燃焼火炎を均等に主燃焼室20内に供給することができるため、主燃焼室20での燃焼を安定させることができる。これにより、主燃焼室20内の最高圧力値の変動を抑制することができ、燃費を向上させることができる。
さらに、主燃焼室20での燃焼が安定すると、主燃焼室20内の最高圧力値の変動を抑制することができ、燃費を向上させることができる。
また、噴孔24は、環状に形成されているため、本体部26aと中央部26bとの間の隙間の大きさを噴孔14の開口径よりも小さくすることができる。さらに、入口24aの面積と出口24cの面積の比を大きくすることができる。
以上、本発明の好ましい形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
本発明は、例えば、火力発電プラントにおける発電用のガスエンジンとして好適に用いることができる。
1 副室式ガスエンジン
2 シリンダヘッド
3 副室上部金物
4 シリンダ
6 ピストン
6a 頂面
8 凸状部
10 副燃焼室
10a 着火部
10b 漸縮部
10c 下部
12 副室口金
11、13 R部
14 噴孔
14a 入口
14b 喉部
14c 出口
16 点火プラグ
20 主燃焼室
21 副室式ガスエンジン
22 噴孔軸線
24 噴孔
24a 入口
24c 出口
26 副室口金
26a 本体部
26b 中央部
32 排気弁
34 給気弁

Claims (7)

  1. シリンダヘッドの中央部に内設された副室口金によって画成される副燃焼室と、前記シリンダヘッドとシリンダ内に収容されたピストンの頂面との間で画成される主燃焼室とを備え、前記副燃焼室と前記主燃焼室とは前記副室口金に設けられた噴孔を介して連通されており、前記副燃焼室で生成された燃焼火炎を、前記噴孔を介して前記主燃焼室に噴出せしめることで、前記主燃焼室の混合気を燃焼させる副室式ガスエンジンにおいて、
    前記副燃焼室は、
    前記噴孔を介して前記主燃焼室と連通する下部と、
    前記下部よりも大径に形成された着火部と、
    前記着火部と前記下部とを接続する漸縮部と、
    を備え、
    前記噴孔は、前記燃焼火炎が流入する入口から当該入口の開口径よりも小さい開口径を有する喉部に向かって徐々に縮径し、噴孔軸線から見て凹状の第1円弧部と、当該喉部から前記燃焼火炎が流出する出口に向かって徐々に拡径し、前記噴孔軸線から見て凹状の第2円弧部とを備えるラバールノズル形状であることを特徴とする副室式ガスエンジン。
  2. 前記第1円弧部は前記第2円弧部より小さな曲率を有し、且つ、前記第1円弧部は前記第2円弧部より噴孔軸線に沿った長さが短くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の副室式ガスエンジン。
  3. 前記漸縮部は前記着火部から前記下部に向かって徐々に縮径した漏斗状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の副室式ガスエンジン。
  4. 前記副燃焼室は、
    前記下部と前記漸縮部との接続部に、内側に向かって凸状に形成される第1R部と、
    前記着火部と前記漸縮部との接続部に、外側に向かって凹状に形成される第2R部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の副室式ガスエンジン。
  5. 前記噴孔の前記出口の開口径は前記入口の開口径よりも大きいことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の副室式ガスエンジン。
  6. 前記噴孔は、前記副室口金の軸心を中心とした環状に形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の副室式ガスエンジン。
  7. 前記噴孔は、前記副室口金の軸心を中心とした同心円上に複数形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の副室式ガスエンジン。
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