JP6049140B2 - 圧電フィルム積層体およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、圧電アクチュエータ、圧電センサ等として使用される圧電フィルム積層体およびその製造方法に関し、特に、圧電フィルムと導電体層とが交互に積層された圧電フィルム積層体およびその製造方法に関する。
特許文献1には、圧電フィルムと導電体層とが交互に複数積層されてなる積層フィルム(圧電フィルム積層体)が開示されている。積層フィルムは、ポリ−L−乳酸(poly-L-lactic acid, PLLA)を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルムと、ポリ−D−乳酸(poly-D-lactic acid, PDLA)を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルムとを、圧電フィルムとして含んでいる。PLLAフィルムとPDLAフィルムとは、交互に配置されている。積層フィルムの一方の表面に最も近い導電体層を一層目の導電体層として、積層フィルムに含まれている複数の導電体層を奇数層目の導電体層と偶数層目の導電体層とに分けたときに、奇数層目の導電体層どうしが積層フィルムの一方の側面に設けられた第1外部電極(第1接続部材)に接続され、偶数層目の導電体層どうしが積層フィルムの他方の側面に設けられた第2外部電極(第2接続部材)に接続されている。
特開2012−232497号公報
前述したような従来の積層フィルムにおいては、互いに接続されるべき複数の導電体層どうしが積層フィルムの側面(外部)に形成された接続部材(外部電極)によって接続されているため、積層フィルムが屈曲したときに接続部材に応力が集中し、接続部材が剥がれやすいという問題がある。
この発明の目的は、圧電フィルム積層体が屈曲した場合に、互いに接続されるべき複数の導電体層どうしを接続している接続部材が剥がれにくい圧電フィルム積層体およびその製造方法を提供することにある。
この発明による圧電フィルム積層体は、圧電フィルムと導電体層とが交互に積層されてなる圧電フィルム積層体であって、前記圧電フィルム積層体の一方の表面に最も近い導電体層を1層目の導電体層として、前記圧電フィルム積層体に含まれている複数の導電体層を奇数層目の導電体層と偶数層目の導電体層とに分けたときに、奇数層目の導電体層どうしが、それらの導電体層間の圧電フィルムを貫通しかつ偶数層目の導電体層には電気的に接続されていない第1接続部材によって電気的に接続され、偶数層目の導電体層どうしが、それらの導電体層間の圧電フィルムを貫通しかつ奇数層目の導電体層には電気的に接続されていない第2接続部材によって電気的に接続されており、隣り合う2つの圧電フィルム間に配置される前記導電体層が、これらの2つの圧電フィルムの対向する表面にそれぞれ形成された厚さ方向にのみ導電性を有する2つの異方性導電体層と、これらの異方性導電体層間に形成された等方性導電体層とから構成されている。
圧電フィルムとは、圧電効果を示すフィルムをいう。
この発明では、奇数層目の導電体層どうしを、圧電フィルム積層体の内部に設けられた第1接続部材によって電気的に接続することができる。同様に、偶数層目の導電体層どうしを、圧電フィルム積層体の内部に設けられた第2接続部材によって電気的に接続することができる。このため、圧電フィルム積層体が屈曲した場合でも、互いに接続されるべき複数の導電体層どうしを接続している接続部材が剥がれにくくなる。
この発明の一実施形態では、前記圧電フィルム積層体を変形させたときに、隣り合う2つの圧電フィルムの対向する表面にそれぞれ生じる電荷の符号が等しい
この発明の一実施形態では、前記導電体層が、樹脂組成物と導電性粒子とを含む導電性組成物である。
前記導電体層の厚さは、0.5μm以上20.0μm以下であることが好ましい。導電体層の厚さが0.5μm以上であることが好ましい理由は、0.5μm未満では良好な導電性が得られないおそれがあるからである。一方、導電体層の厚さが20.0μm以下であることが好ましい理由は、圧電フィルム積層体の厚さを薄くするためである。
前記導電性粒子の平均粒子径は、0.5μm以上15.0μm以下であることが好ましい。導電性粒子の平均粒子径が0.5μm以上であることが好ましい理由は、0.5μm未満では良好な導電性が得られないおそれがあるからである。導電性粒子の平均粒子径15.0μm以下であることが好ましい理由は、導電体層の厚さを薄くするためである。
前記導電体層における前記導電性粒子の含有量は、前記導電性組成物中15質量%以上80質量%以下であることが好ましい。導電性粒子の含有量が導電性組成物中15質量%以上80質量%以下であれば、導電体層の可撓性が良好となる。
この発明の一実施形態では、前記圧電フィルム積層体は、ポリ−L−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルムと、ポリ−D−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルムとを、前記圧電フィルムとして含んでおり、前記PLLAフィルムと前記PDLAフィルムとが交互に配置されている。
この発明の一実施形態では、前記圧電フィルムは、ポリ−L−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルムである。
この発明の一実施形態では、前記圧電フィルムは、ポリ−D−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルムである。
前記圧電フィルムの厚さは、2μm以上30μm以下であることが好ましい。圧電フィルムの厚さが2μm以上であることが好ましい理由は、2μm未満では良好な圧電効果が得られないおそれがあるからである。一方、圧電フィルムの厚さが30μm以下であることが好ましい理由は、圧電フィルム積層体の厚さを薄くするためである。
この発明による圧電フィルム積層体の製造方法は、第1および第2貫通孔を有しかつ積層されるべき複数の圧電フィルムであって、積層された場合に最下層または最上層となる圧電フィルムのいずれか一方を基準として、奇数番目となる複数の第1圧電フィルムと偶数番目となる複数の第2圧電フィルムとを含む複数の圧電フィルムを用意する工程と、前記各圧電フィルムの前記第1および第2貫通孔内に導電性組成物を充填するとともに、前記各第1圧電フィルムの上面および下面のうちの所定の一方の表面の前記第1貫通孔を含む所定の領域を除いた領域に、前記第2貫通孔を覆う第1導電体層を形成し、前記各第2圧電フィルムの上面および下面のうちの前記所定の一方の表面の前記第2貫通孔を含む所定の領域を除いた領域に、前記第1貫通孔を覆う第2導電体層を形成する工程と、前記第1圧電フィルムと前記第2圧電フィルムとを、交互にかつ平面視において前記第1貫通孔どうしおよび前記第2貫通孔どうしが整合するよう積み重ねる工程と、前記第1圧電フィルムと前記第2圧電フィルムとの積層体に対して熱プレスを行う工程とを含む。
図1は、この発明の一実施形態に係る圧電フィルム積層体の構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1の圧電フィルム積層体の平面図である。 図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。 図4は、図2のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は、圧電フィルム積層体の製造工程の一例を説明するための工程図である。 図6は、穴開け工程後の圧電フィルムを示す平面図である。 図7Aは、導電体層形成工程後のPLLAフィルムを示す平面図であり、図7BAは、導電体層形成工程後のPDLAフィルムを示す平面図である。 図8は、積層工程によってPLLAフィルムとPDLAフィルムとが交互に積層された状態を示す断面図である。 図9は、フィルム転写によって圧電フィルム表面に導電体層を形成する方法を説明するための説明図である。 図10は、スクリーン印刷によって圧電フィルム表面に導電体層を形成する方法を説明するための説明図である。 図11は、PLLAフィルムの連続体から、第1および第2貫通孔と導電体層とが形成されたPLLAフィルムを連続的に製造する方法を説明するための説明図である。 図12は、導電体層の他の構成例を示す一部拡大断面図である。
以下では、この発明の実施形態の一例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る圧電フィルム積層体の構成を示す分解斜視図である。図2は、図1の圧電フィルム積層体の平面図である。図3は、図2のIII-III線に沿う断面図である。図4は、図2のIV-IV線に沿う断面図である。
圧電フィルム積層体1は、交互に複数積層された圧電フィルム2と導電体層3を含んでいる。圧電フィルム積層体1は、さらに、第1接続部材5と、第2接続部材6とを含んでいる。
圧電フィルム積層体1の一方の表面に最も近い導電体層3を1層目の導電体層として、圧電フィルム積層体1に含まれている複数の導電体層3を奇数層目の導電体層と偶数層目の導電体層とに分けたときに、奇数層目の導電体層3どうしが、それらの導電体層3間の圧電フィルム2を貫通しかつ偶数層目の導電体層3には電気的に接続されていない第1接続部材5によって電気的に接続され、偶数層目の導電体層3どうしが、それらの導電体層3間の圧電フィルム2を貫通しかつ奇数層目の導電体層3には電気的に接続されていない第2接続部材6によって電気的に接続されている。
圧電フィルム積層体1は、ポリ−L−乳酸(poly-L-lactic acid, PLLA)を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルム2Aと、ポリ−D−乳酸(poly-D-lactic acid, PDLA)を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルム2Bとを、圧電フィルム2として含んでいる。PLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとは、交互に配置されている。この実施形態では、圧電フィルム積層体1は、2つのPLLAフィルム2Aと、2つのPDLAフィルム2Bとを含んでいる。つまり、この実施形態では、圧電フィルム積層体1は、4つの圧電フィルム2を含んでいる。
圧電フィルム2の厚さは、2μm以上30μm以下であることが好ましい。圧電フィルム2の厚さが2μm以上であることが好ましい理由は、2μm未満では良好な圧電効果が得られないおそれがあるからである。一方、圧電フィルム2の厚さが30μm以下であることが好ましい理由は、圧電フィルム積層体1の厚さを薄くするためである。この実施形態では、圧電フィルム2の厚さは、10μmである。
圧電フィルム2は、図6に示すように、平面から見て長方形状である。圧電フィルム2には、平面から見て一方の短辺寄りに、短辺と平行な方向に間隔をおいて第1貫通孔7および第2貫通孔8が形成されている。各貫通孔7,8は、平面視で円形状である。
PLLAフィルム2Aの表面(上面)には、図7Aに示すように、第1貫通孔7を含むコーナー部を除いた領域のほぼ全域を覆うように、導電体層3が形成されている。PLLAフィルム2Aの第2貫通孔8は、PLLAフィルム2Aの表面に形成された導電体層3によって覆われている。
PDLAフィルム2Bの表面(上面)には、図7Bに示すように、第2貫通孔8を含むコーナー部を除いた領域のほぼ全域を覆うように、導電体層3が形成されている。PDLAフィルム2Bの第1貫通孔7は、PDLAフィルム2B表面に形成された導電体層3によって覆われている。
圧電フィルム積層体1の最下層のPLLAフィルム2Aの下面には、第2貫通孔8を含むコーナー部を除く領域のほぼ全域を覆うように、導電体層3が形成されている。最下層のPLLAフィルム2Aの第1貫通孔7は、当該PLLAフィルム2Aの下面に形成された導電体層3によって覆われている。
圧電フィルム積層体1の最下層のPLLAフィルム2Aの下面に形成された導電体層3を1層目の導電体層とし、他の導電体層3を、一層目の導電体層3に近いものから順に、2層目、3層目、4層目および5層目の導電体層3ということにする。1層目、3層目および5層目の導電体層(奇数層目の導電体層)3は、これらの導電体層3間の圧電フィルム2の第1貫通孔7を通る第1接続部材5によって電気的に接続されている。第1接続部材5は、1層目、3層目および5層目の導電体層3と一体的に形成されている。2層目および4層目の導電体層(偶数層目の導電体層)3は、これらの導電体層3間の圧電フィルム2の第2貫通孔8を通る第2接続部材6によって電気的に接続されている。この実施形態では、偶数層目の導電体層3間の圧電フィルム2の第2貫通孔8を通る第2接続部材6は、圧電フィルム積層体1の最下層の圧電フィルム2の第2貫通孔8内の第2接続部材6および圧電フィルム積層体1の最上層の圧電フィルム2の第2貫通孔8内の第2接続部材6にも電気的に接続されている。第2接続部材6は、2層目および4層目の導電体層3と一体的に形成されている。
なお、PLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとは、奇数層目の導電体層3と偶数番目の導電体層3との間に電圧を印可したときに逆圧電効果により変形する方向が一致するように、積層されている。言い換えれば、圧電フィルム積層体1を変形させたときに、隣り合うPLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bの対向面に圧電効果により発生する電荷の符号が等しくなるように、両圧電フィルム2A,2Bは積層されている。
図示されていないが、圧電フィルム積層体1の上面側または下面側には、奇数層目の導電体層3に電気的に接続される第1リード線の一端部が取り付けられる。また、圧電フィルム積層体1の上面側または下面側には、偶数層目の導電体層3に電気的に接続される第2リード線の一端部が取り付けられる。
この実施形態では、例えば、圧電フィルム積層体1の上面に配置されている導電体層3に第1リード線の一端部を接続し、圧電フィルム積層体1の上面側から最上層の圧電フィルム2Bの第2貫通孔8を貫通している第2接続部材6に第2リード線の一端部を接続することが可能である。また、この実施形態では、例えば、圧電フィルム積層体1の下面に配置されている導電体層3に第1リード線の一端部を接続し、圧電フィルム積層体1の下面側から最下層の圧電フィルム2Aの第2貫通孔8を貫通している第2接続部材6に第2リード線の一端部を接続することが可能である。つまり、この実施形態では、第1リード線および第2リード線の一端部を、ともに圧電フィルム積層体1の上面側または下面側の一方面側に取り付けることができる。
なお、圧電フィルム積層体1の上面に配置されている導電体層3に第1リード線の一端部を接続し、圧電フィルム積層体1の下面側から最下層の圧電フィルム2Aの第2貫通孔8を貫通している第2接続部材6に第2リード線の一端部を接続してもよい。また、圧電フィルム積層体1の下面に配置されている導電体層3に第1リード線の一端部を接続し、圧電フィルム積層体1の上面側から最上層の圧電フィルム2Bの第2貫通孔8を貫通している第2接続部材6に第2リード線の一端部を接続してもよい。
導電体層3は、樹脂組成物と導電性粒子とを含む導電性組成物からなる。樹脂組成物は、熱硬化性樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成物であってもよい。熱硬化性樹脂組成物としては、例えば、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、アルキッド系樹脂、シリコン系樹脂等が用いられる。これらの熱硬化性樹脂組成物は、1種単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
熱可塑性樹脂組成物としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ゴム系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂等が用いられる。これらの熱硬化性樹脂組成物は、1種単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
これらの樹脂組成物には、導電性粒子の他に、必要に応じて硬化促進剤、粘着性付与剤、酸化防止剤、顔料、染料、可塑剤、紫外線吸収剤、消泡剤、レベリング剤、充填剤、難燃剤、粘度調節剤等を添加することができる。
前述の熱硬化性樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成物と導電性粒子とを含む導電性組成物として、例えば、導電性ペースト、導電性接着剤、導電性粘着剤等を使用することができる。すなわち、導電体層は、圧電フィルム積層体における圧電フィルムどうしを固着させるものであればよい。
導電性粒子としては、例えば、銀ナノ繊維、銅ナノ繊維、炭素繊維、酸化錫、アンチモンをドープした酸化錫(ATO)、酸化インジウム、スズ(錫)をドープした酸化インジウム(ITO)、酸化亜鉛、アルミニウムをドープした酸化亜鉛、アンチモン酸亜鉛、五酸化アンチモン、カーボン粒子、銀粉、銅粉、ニッケル粉、ハンダ粉、アルミ粉や、銅粉に銀メッキを施した銀コートフィラーや、樹脂ボール、ガラスビーズ等に金属メッキを施したフィラー、またはこれらの混合体等、公知の導電性粒子を使用することができる。
導電性粒子の形状は特に限定されず、球状、扁平状、リン片状、デンドライト状、繊維状等から適宜選択することができる。
導電性粒子の平均粒子径は特に限定されないが、0.5μm以上15.0μm以下であることが好ましい。導電性粒子の平均粒子径が0.5μm以上であることが好ましい理由は、0.5μm未満では良好な導電性が得られないおそれがあるからである。導電性粒子の平均粒子径15.0μm以下であることが好ましい理由は、導電体層3の厚さを薄くするためである。
導電性粒子の配合量は特に限定されないが、導電体層3の可撓性を確保するため、導電性組成物中15質量%以上80質量%以下が好ましい。
また、上記導電性粒子に、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)、ポリピロール(PPy)、ポリアニリン(PAn)等のπ共役型有機化合物を加えると、導電体層の導電性を向上させることができる。
導電体層3の厚さは、0.5μm以上20.0μm以下であることが好ましい。導電体層3の厚さが0.5μm以上であることが好ましい理由は、0.5μm未満では良好な導電性が得られないおそれがあるからである。一方、導電体層3の厚さが20.0μm以下であることが好ましい理由は、圧電フィルム積層体1の厚さを薄くするためである。
この実施形態では、導電体層3は、ポリエステル系樹脂からなる樹脂組成物と、銀コート銅粉からなる導電性粒子とを含む導電性接着剤からなる。この実施形態では、導電性粒子の平均粒子径は、5μmである。また、この実施形態では、導電性粒子の配合量は導電性組成物中60質量%である。また、導電体層3の厚さは、5μmである。
第1接続部材5および第2接続部材6を構成する材料は、導電体層3と電気的に接続することができる材料であればよい。このような材料としては、例えば導電体層3を形成する材料を使用することができる。
前記実施形態では、奇数層目の導電体層3どうしを、圧電フィルム積層体1の内部に設けられた第1接続部材5によって電気的に接続することができる。同様に、偶数層目の導電体層3どうしを、圧電フィルム積層体1の内部に設けられた第2接続部材6によって電気的に接続することができる。このため、圧電フィルム積層体1が屈曲した場合でも、互いに接続されるべき複数の導電体層3どうしを接続している接続部材5,6が剥がれにくくなる。
図5は、圧電フィルム積層体1の製造工程の一例を説明するための工程図である。
まず、圧電フィルム2を用意する(ステップS1)。つまり、複数のPLLAフィルム2Aと、複数のPDLAフィルム2Bとを用意する。PLLAフィルム2AおよびPDLAフィルム2Bの作成方法は、特許文献1等に記載された公知の方法を用いることができる。
次に、各圧電フィルム2A,2Bに、第1および第2貫通孔7,8を形成する(ステップS2:穴開け工程)。これにより、図6に示すような圧電フィルム2が得られる。
次に、フィルム転写またはスクリーン印刷によって、各圧電フィルム2の両貫通孔7,8内に導電性組成物を充填するとともに各圧電フィルム2の表面に導電体層3を形成する(ステップS3:導電体層形成工程)。
つまり、図7Aに示すように、PLLAフィルム2Aの貫通孔7,8内に導電性組成物22を充填するとともに、PLLAフィルム2Aの表面(図1の上面)に導電体層3を形成する。また、図7Bに示すように、PDLAフィルム2Bの貫通孔7,8内に導電性組成物22を充填するとともに、PDLAフィルム2Bの表面(図1の上面)に導電体層3を形成する。また、圧電フィルム積層体の最下層となるPLLAフィルム2Aの下面には、図7Bに示されるパターンと同様なパターン(第1貫通孔7を覆うが第2貫通孔8を覆わないパターン)の導電体層3を形成する。
PLLAフィルム2AおよびPDLAフィルム2Bの第1貫通孔7に充填された導電性組成物22は、第1接続部材5を形成するための素材であり、これらのフィルム2A,2Bの第2貫通孔8に充填された導電性組成物22は、第2接続部材6を形成するための素材である。
フィルム転写によって導電体層3を形成する場合には、図9に示すように、離型フィルム21の表面に導電性接着剤層(導電性組成物層)22がパターン印刷された転写フィルム23を使用する。このような転写フィルム23は、例えば、片面に離型処理が施された離型フィルムの表面に、樹脂組成物と導電性粒子と溶媒とを含む組成物をパターン印刷した後、溶媒を乾燥させることにより作成される。
転写フィルム23を圧電フィルム2(PDLAフィルム2B)の表面上に載せ、熱プレスした後、離型フィルム21を剥がす。これにより、圧電フィルム2の2つの貫通孔7,8内に導電性組成物22が充填されるとともに、圧電フィルム2の表面上に導電体層3が形成される。
スクリーン印刷によって導電体層3を形成する場合には、図10に示すように、圧電フィルム2(PDLAフィルム2B)の表面上にスクリーン印刷版24を配置し、スクリーン印刷版24上に導電性組成物22を載せる。そして、図示しないスキージをスクリーン印刷版24に押し当てて移動させる。これにより、導電性組成物22がスクリーン印刷版24のレジストのない部分を通過して、圧電フィルム2の表面に押し出される。これにより、圧電フィルム2の2つの貫通孔7,8内に導電性組成物22が充填されるとともに、圧電フィルム2の表面上に導電体層3が形成される。
このようにして、各PLLAフィルム2Aと各PDLAフィルム2Bに導電体層3が形成された後、図8に示すように、PLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとを、交互にかつ平面視において対応する貫通孔7,8が整合するよう積み重ねる(ステップS4:積層工程)。
そして、PLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとの積層体に対して熱プレスを行う(ステップS5:熱プレス工程)。これにより、積層工程によって交互に積層されたPLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとが接合される。また、奇数層目の導電体層3どうしが、第1貫通孔7に充填されている導電性組成物22(第1接続部材5)によって電気的に接続されるとともに、偶数層目の導電体層3どうしが、第2貫通孔8に充填されている導電性組成物22(第2接続部材6)によって電気的に接続される。つまり、図1〜図4に示されるような圧電フィルム積層体1が得られる。
なお、ステップS3の導電体層形成工程によって、PLLAフィルム2AおよびPDLAフィルム2Bの貫通孔7,8内に導電性組成物が充分に充填されない場合には、ステップS3の工程後に、これらのフィルム2A,2Bの貫通孔7,8内に、導電性組成物(例えば導電性ペースト)を補充するようにしてもよい。または、ステップS3の工程前に、フィルム2A,2Bの貫通孔7,8内に、導電性組成物(例えば導電性ペースト)を充填するようにしてもよい。
圧電フィルム2の連続体から、第1および第2貫通孔7,8と導電体層3とが形成された圧電フィルム2を連続的に製造することも可能である。図11は、PLLAフィルム2Aの連続体から、第1および第2貫通孔7,8と導電体層3とが形成されたPLLAフィルム2Aを連続的に製造する方法を説明するための説明図である。
PLLAフィルム2Aの連続体(以下、「PLLAフィルム連続体40」という。)が巻き付けられた送出ロール31から、PLLAフィルム連続体40が送り出される。送出ロール31から送り出されたPLLAフィルム連続体40に対して、穴開け装置32によって所定長さ間隔おきに貫通孔7,8が開けられる。穴開け装置32は、例えば、PLLAフィルム連続体40を挟んで配置された一対の穴開けロールを含んでいる。図11には一方の穴開けロールのみが図示されている。各穴開けロールの表面には凹凸が形成されており、各穴開けロール間にPLLAフィルム連続体40が挟まれている状態で、両穴開けロールの凹凸を相互に噛み合わせて、PLLAフィルム連続体40に貫通孔7,8を形成する。
貫通孔7,8が開けられたPLLAフィルム連続体40は、フィルム転写装置33が配置されたフィルム転写部に搬送される。フィルム転写装置33は、送出ロール34と、巻取ロール35と、一対のガイドロール36,37と、一対の加熱ロール38,39とを含んでいる。送出ロール34には、前述した転写フィルム23の連続体(以下、「転写フィルム連続体50」という。)が巻き付けられている。送出ロール34から転写フィルム連続体50が送り出され、ガイドロール36,37によって、PLLAフィルム連続体40の表面に沿うように搬送される。
一対の加熱ロール38,39は、一対のガイドロール36,37の間において、PLLAフィルム連続体40および転写フィルム連続体50を挟む配置で配置されている。これらの加熱ロール38,39によって、PLLAフィルム連続体40に転写フィルム連続体50が押圧された状態で加熱されることにより、PLLAフィルム連続体40の表面に転写フィルム連続体50における1パターン分の導電性組成物層22が熱プレス転写される。これにより、PLLAフィルム連続体40の表面に導電体層3が形成される。この後、転写フィルム連続体50の離型フィルム21は自動的に剥がれ、巻取ロール35に巻き取られる。このような動作が繰り返されることにより、貫通孔7,8と導電体層3とを有する複数のPLLAフィルム2Aの連続体が製造される。この連続体を所定長さ毎に切断することにより、貫通孔7,8と導電体層3とを有する複数のPLLAフィルム2Aが得られる。
貫通孔7,8と導電体層3とが形成されたPDLAフィルム2Bも、同様な方法によって連続的に製造することが可能である。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。前述の実施形態では、圧電フィルム2の積層数は4層であるが、圧電フィルム2の積層数は2層以上であれば、任意に設定することができる。
また、前述の実施形態では、圧電フィルム積層体1は、PLLAフィルム2AとPDLAフィルム2Bとを圧電フィルム2として含んでいる。しかし、圧電フィルム積層体1に含まれる全ての圧電フィルム2が同じ種類の圧電フィルムであってもよい。例えば、圧電フィルム積層体1に含まれる全ての圧電フィルム2がPLLAフィルムであってもよいし、PDLAフィルムであってもよい。また、圧電フィルムの材料としては、圧電効果を有する材料であればよく、発泡ポリエチレン(発泡PE)、ポリフッ化ビニデン(PVDF)等の公知の素材を用いることができる。
圧電フィルム積層体1に含まれる全ての圧電フィルム2が同じ種類の圧電フィルムである場合においても、各圧電フィルム2は、奇数層目の導電体層3と偶数番目の導電体層3との間に電圧を印可したときに逆圧電効果により変形する方向が一致するように、積層される。言い換えれば、圧電フィルム積層体1を変形させたときに、隣り合う圧電フィルム2の対向面に圧電効果により発生する電荷の符号が等しくなるように、各圧電フィルム2が積層される。
なお、圧電フィルム積層体1に含まれる全ての圧電フィルム2がPLLAフィルムである場合またはPDLAフィルムである場合には、奇数層目の圧電フィルムの組および偶数層目の圧電フィルムの組のうちの一方の組の圧電フィルムに対して、他方の組の圧電フィルムは表裏反転させた後90度回転させて配置させればよい。
また、隣り合う2つの圧電フィルム2間に配置される導電体層3は、図12に示すように、これらの2つの圧電フィルム2の対向する表面にそれぞれ形成された厚さ方向にのみ導電性を有する2つの異方性導電体層3a,3cと、これらの異方性導電体層3a,3cの間に形成された等方性導電体層3bとから構成されていてもよい。図12では、全ての導電体層3が、厚さ方向にのみ導電性を有する2つの異方性導電体層3a,3cと、これらの異方性導電体層間3a,3cに形成された等方性導電体層3bとから構成されている例を示している。
導電体層3をこのような構造にした場合には、圧電効果によって圧電フィルム2の上面または下面に発生した電荷は、異方性導電層3a,3cによって等方性導電層3bに効率よく集められ、等方性導電層3bを介して外部に取り出される。このため、集電効率を高めることができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…圧電フィルム積層体
2…圧電フィルム
2A…PLLAフィルム
2B…PDLAフィルム
3…導電体層
3a,3c…異方性導電体層
3b…等方性導電体層
5…第1接続部材
6…第2接続部材
7,8…貫通孔

Claims (11)

  1. 圧電フィルムと導電体層とが交互に積層されてなる圧電フィルム積層体であって、
    前記圧電フィルム積層体の一方の表面に最も近い導電体層を1層目の導電体層として、前記圧電フィルム積層体に含まれている複数の導電体層を奇数層目の導電体層と偶数層目の導電体層とに分けたときに、奇数層目の導電体層どうしが、それらの導電体層間の圧電フィルムを貫通しかつ偶数層目の導電体層には電気的に接続されていない第1接続部材によって電気的に接続され、偶数層目の導電体層どうしが、それらの導電体層間の圧電フィルムを貫通しかつ奇数層目の導電体層には電気的に接続されていない第2接続部材によって電気的に接続されており、
    隣り合う2つの圧電フィルム間に配置される前記導電体層が、これらの2つの圧電フィルムの対向する表面にそれぞれ形成された厚さ方向にのみ導電性を有する2つの異方性導電体層と、これらの異方性導電体層間に形成された等方性導電体層とから構成されている、圧電フィルム積層体。
  2. 前記圧電フィルム積層体を変形させたときに、隣り合う2つの圧電フィルムの対向する表面にそれぞれ生じる電荷の符号が等しい、請求項1に記載の圧電フィルム積層体。
  3. 前記導電体層が、樹脂組成物と導電性粒子とを含む導電性組成物である、請求項1または2に記載の圧電フィルム積層体。
  4. 前記導電体層の厚さが、0.5μm以上20.0μm以下である、請求項3に記載の圧電フィルム積層体。
  5. 前記導電性粒子の平均粒子径が0.5μm以上15.0μm以下である、請求項3または4に記載の圧電フィルム積層体。
  6. 前記導電体層における前記導電性粒子の含有量が、前記導電性組成物中15質量%以上80質量%以下である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の圧電フィルム積層体。
  7. 前記圧電フィルム積層体は、ポリ−L−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルムと、ポリ−D−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルムとを、前記圧電フィルムとして含んでおり、前記PLLAフィルムと前記PDLAフィルムとが交互に配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧電フィルム積層体。
  8. 前記圧電フィルムが、ポリ−L−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPLLAフィルムである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧電フィルム積層体。
  9. 前記圧電フィルムが、ポリ−D−乳酸を主たる成分とする樹脂からなるPDLAフィルムである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧電フィルム積層体。
  10. 前記圧電フィルムの厚さが、2μm以上30μm以下である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の圧電フィルム積層体。
  11. 第1および第2貫通孔を有しかつ積層されるべき複数の圧電フィルムであって、積層された場合に最下層または最上層となる圧電フィルムのいずれか一方を基準として、奇数番目となる複数の第1圧電フィルムと偶数番目となる複数の第2圧電フィルムとを含む複数の圧電フィルムを用意する工程と、
    前記各圧電フィルムの前記第1および第2貫通孔内に導電性組成物を充填するとともに、前記各第1圧電フィルムの上面および下面のうちの所定の一方の表面の前記第1貫通孔を含む所定の領域を除いた領域に、前記第2貫通孔を覆う第1導電体層を形成し、前記各第2圧電フィルムの上面および下面のうちの前記所定の一方の表面の前記第2貫通孔を含む所定の領域を除いた領域に、前記第1貫通孔を覆う第2導電体層を形成する工程と、
    前記第1圧電フィルムと前記第2圧電フィルムとを、交互にかつ平面視において前記第1貫通孔どうしおよび前記第2貫通孔どうしが整合するよう積み重ねる工程と、
    前記第1圧電フィルムと前記第2圧電フィルムとの積層体に対して熱プレスを行う工程とを含む、圧電フィルム積層体の製造方法。
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