JP6047657B2 - 連続鋳造機及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一定の曲率半径で湾曲した鋳片経路をもつ連続鋳造機及びその使用方法に関し、そのダミーバーも一定の曲率半径で湾曲した連続鋳造機及びその使用方法に関する。
鋼の連続鋳造設備においては、取鍋により転炉から搬送されてきた溶鋼が、取鍋の底から、タンディッシュに注入されて、このタンディッシュに一旦移され、タンディッシュから、4面又は円筒で構成される鋳型に連続的に注入される。鋳型内には、下方からダミーバーが挿入されており、鋳型内に注入された溶鋼は、ダミーバーと鋳型の内面に接触して冷却される。鋳型の内面により冷却されて周辺部が凝固し、内部に未凝固部が存在する状態で、ダミーバーを下方に引き抜くことにより、鋳片が鋳型から下方に引き抜かれる。この鋳片は、鋳型下方に配置されたピンチロール群に案内されて、ピンチロール群により形成される湾曲した経路を下方に引き抜かれ、その途中で、鋳片は完全に凝固する。先行するダミーバーは、湾曲した移動軌跡の最下端で、鋳片から分離され、鋳片は、湾曲から水平に矯正されて、水平状態になった後、所定の寸法に切断され、後工程に搬送される。
図7(a)及び図7(b)は特許文献1に記載された従来の連続鋳造機の動作を示す図である。鋳型8内に、曲率半径が一定のダミーバー1を鋳型8の下方から挿入し、タンディッシュ(図示せず)から鋳型内に溶鋼を注入し、ダミーバー1の後端を溶鋼で鋳ぐるみ、ダミーバー1を下方に引き抜くことにより、鋳型8内で鋳型8に接触する部分が凝固した鋳片2を、鋳型8の底部から下方に引き抜く。このダミーバー1及び鋳片2の移動域の下端部に矯正ロール3,4が配置されており、ダミーバー1は、矯正ロール4が上方に移動して待避することにより、ガイドロール7に沿って移動して、そのまま同一円弧の軌跡に沿って、上方に移動する。鋳片2は、矯正ロール4が下降して鋳片2の先端部を下方に押圧することにより、鋳片2の先端部がダミーバー1の後端部から分離される。鋳片2は、矯正ロール3,4により下方に押圧されることにより、湾曲から水平の直材状態に矯正され、適宜の寸法に切断されて、連続鋳造設備から排出される。
ダミーバー1は、図7(b)に示すように、上方に待避している。取鍋からタンディッシュへの溶鋼注入が終了し、更に、タンディッシュから鋳型8への溶鋼注入が終了し、鋳片2の最後部が矯正ロール3,4を通過すると、ダミーバー1は、円弧の軌跡を逆走し、その後端部(逆走前端部)が、鋳型8の底部から鋳型8内に挿入される。その後、次順の鋳造工程が開始される。なお、特許文献2〜4にも同様の連続鋳造機が開示されている。
また、特許文献5には、鋳片引き抜き過程の曲率が一定ではなく、鋳片が鋳型からピンチロールにより引き抜かれてくる過程で、徐々に曲率半径が大きくなるように矯正を受ける形式の連続鋳造機が開示されている。この連続鋳造機においては、ダミーバーが鎖状に複数個のユニットを連結して構成されるものであり、ユニット間の相対的な角度を徐々に変化させながら、曲率半径が徐々に大きくなるように変形して、ピンチローラ間を下方に移動する。そして、このダミーバーは、鋳片の先端から切り離された後、鋳型の上端から、鋳型内に挿入され、次順の鋳造工程に供される。この特許文献5に開示された連続鋳造機は、ダミーバー巻き上げウインチにより、連続鋳造機下端の鋳片分離位置で鋳片から分離されたダミーバーを、鋳造床まで引き上げる。そして、鋳造床に設置されたガイドレール上を走行する台車フレーム上に、ダミーバーを載置して、鋳型近傍まで搬送し、鋳型の近傍で、台車フレームを傾動させて、台車フレームの傾動下端から、ダミーバーを滑動させて、鋳型内に挿入する。
特開平7−328751号公報 特開平9−108792号公報 USP5,131,453 USP4,043,383 特開2003−53495号公報
しかしながら、上述の従来の連続鋳造機においては、タンディッシュから鋳型8への溶鋼注入が終了した後、鋳片2の後端部が、ピンチロール群(図示せず)を抜けた後、ダミーバー1を逆方向に戻して、鋳型8の底部から、ダミーバー1を鋳型8内に挿入することにより、次順の鋳造工程の準備が完了する。このため、従前の鋳造工程が終了してから、次順の鋳造工程を開始できるまでの時間が長く、待ち時間が長いため、連続鋳造機の稼働率が低いという問題点があった。
また、特許文献5には、鋳型の上端からダミーバーを鋳型内に挿入する形式の連続鋳造機が開示されているが、この鋳型の上端からダミーバーを鋳型内に挿入するためには、ダミーバーは、鎖状に複数のユニットが連結されたものであって、全体の形状がユニット連結部で折れ曲がり、全体の形状が変形できるものであることが必要である。更に、鋳造床の上に、ダミーバーを引き上げる巻き上げウインチを設置し、ダミーバーを、更に引き上げ位置から鋳型近傍まで搬送する台車搬送装置が必要である。このため、鋳造設備が極めて大がかりなものとなる。しかも、このような巻き上げウインチ及び台車搬送装置を鋳造床の上に設置する必要があるが、特許文献5に記載されているように、鋳造床には、鋳造司令室等が設置されているため、これらの障害物を回避して、ウインチ及び台車搬送装置を設置するために、大きな設置空間が必要となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、設備の複雑化及び大型化をもたらすことなく、従前の鋳造工程と次順の鋳造工程との間の待ち時間が短く、稼働率が高く生産性を向上させることができる連続鋳造機及びその使用方法を提供することを目的とする。
本発明に係る連続鋳造機は、
鋳型と、
この鋳型内に挿入されて鋳込み開始時の溶鋼を受け、一定の曲率半径で長手方向に湾曲したダミーバーと、
前記鋳型から引き抜かれた前記ダミーバー及び鋳片を、前記鋳型内をとおり前記一定の曲率半径を有する円形経路に沿って下方に導くガイドロール群と、
前記円形経路の下端部にて前記ダミーバーから分離された前記鋳片を、前記円形経路の接線方向に送出する送出部と、
前記鋳片から分離された前記ダミーバーを、前記円形経路に沿って移動させ、前記鋳型内にその上方から挿入させるガイド機構と、
を有し、
前記ガイド機構は、
少なくとも2対のピンチロールを含み、前記円形経路上に配置されて、前記ダミーバー及び前記鋳片に引き抜き力を印加する第1ピンチロール部と、
少なくとも1対のピンチロールを含み、前記円形経路上に配置されて、前記ダミーバーに前記円形経路に沿って移動するための駆動力を印加する第2ピンチロール部と、
を備えることを特徴とする。
また、この連続鋳造機においては、
前記第1ピンチロール部は、
前記送出部に設けられており、前記第2ピンチロール部は、前記円形経路の2カ所以上に配置されていてもよい。
更に、この連続鋳造機においては、
前記第2ピンチロール部は、
前記円形経路の上端を挟んでその両側の位置を含む2カ所以上に配置され、
前記ガイド機構は、
前記第2ピンチロール部よりも上方に配置されて、前記ダミーバーにおける前記円形経路の半径方向内側の面に転動してこれを支持する支持ロールを備えていてもよい。
更にまた、この連続鋳造機においては、
前記ガイド機構は、
前記ダミーバーにおける前記円形経路の半径方向外側の面に転動してこれを支持する下面ロールと、
前記ダミーバーの側面に転動してこれを支持する側面ロールと、
を備えていてもよい。
本発明に係る連続鋳造機の使用方法は、
前記鋳型内にその上方から前記ダミーバーを挿入して、前記ダミーバーを前記鋳型の底部に設置し、鋳造の準備をする工程と、
前記鋳型内に、その上方に配置されたタンディッシュから、溶鋼を注入し、鋳型内で凝固殻が形成された後、前記ダミーバーの引抜きを開始して、前記ダミーバーに連結された鋳片を引き抜く工程と、
前記タンディッシュから前記鋳型への溶鋼の注入と、前記ダミーバー及び前記鋳片の引抜を継続する工程と、
前記鋳片の先端が前記送出部の配置位置に到達して前記鋳片と前記ダミーバーとを分離させた後、前記ダミーバーを前記ガイド機構に案内及び駆動させて、前記円形経路に沿って移動させると共に、分離された鋳片を前記送出部により後工程に送出する工程と、
前記タンディッシュから前記鋳型への溶鋼の鋳造終了後、前記タンディッシュを前記鋳型の上方から取り除き、前記タンディッシュから供給された溶鋼により形成された鋳片が前記送出部に達する前に、前記ダミーバーを前記鋳型の上方から鋳型内に挿入して、次順の鋳造の準備をする工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ダミーバーを円形経路に沿って一方向に回転移動させて、鋳型内へのダミーバーの配置と、鋳造とを行うことで、タンディッシュから鋳型への溶鋼の注入が終了した後、鋳片が送出部に到達する前に、可及的速やかに、即ち、待ち時間が実質的にない状態で、次順の溶鋼の鋳造を開始することができる。このため、本発明の連続鋳造機は、稼働率が高く、生産性が極めて高い。また、本発明は、単に、簡易な構成のダミーバーのガイド機構と、ダミーバー用の第2のピンチロール部を新たに設置するだけで実施することができるので、装置の大型化及び複雑化をもたらすことなく、また、大きなスペースを必要とすることもない。
本発明の実施形態の連続鋳造機を示す正面図である。 本発明の実施形態の連続鋳造機の一部を示す正面図である。 ダミーバーDBの一部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図2の鋳造引抜装置による鋳片引き抜き工程について、ダミーバーDBを鋳片から分離して鋳型に戻すためのダミーバーガイド及び第2ピンチロール部21を示す正面図である。 同じく、その側面図である。 第2ピンチロール部21の拡大正面図である。 (a)及び(b)は、特許文献1に記載された従来の連続鋳造機の動作を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施形態の連続鋳造機を示す正面図、図2は同じくその一部を示す正面図である。ダミーバーDBの移動軌跡20(実際は、ダミーバーDBの外面の移動軌跡)は、円弧である。即ち、ダミーバーDBは一定の曲率半径Dで湾曲しており、この移動軌跡20に沿う円形経路上を移動する。このダミーバーDBは、少なくともこの円形経路の円周長の1/3以上の長さを有することが好ましい。この移動軌跡20の上下方向略中間の位置に、鋳型10が配置されている。鋳型10も、曲率半径Dで、移動軌跡20に沿って湾曲している。この鋳型10の下方には、ダミーバーDB及び鋳片Cを湾曲軌跡に沿って下方に導くガイドロール群11が配置されており、このガイドロール群11の端部(下端部)には、例えば、5対のピンチロール12(第1ピンチロール部)が配置されている。また、移動軌跡20の上部の2カ所には、ダミーバーDBを挟持しつつ、ダミーバーDBに転動して、送り出す第2ピンチロール部21,22が設置されている。更に、移動軌跡20の上端部には、ダミーバーDBの下面(円弧内側の面)を下方から支持する支持ロール23が設置されている。これらの鋳型10、ガイドロール群11,第1ピンチロール部12、第2ピンチロール部21,支持ロール23及び第2ピンチロール部22は、ダミーバーDBの移動軌跡20に沿って配置されている。本実施形態においては、第2ピンチロール部21,22は、円弧の移動軌跡20の2カ所に設置されており、各第2ピンチロール部21,22は、夫々2対のロール対により構成されている。
第1ピンチロール部12が設けられた送出部30において、ダミーバーDBと鋳片Cとは分離され、鋳片Cは移動軌跡20から離れると共に、第1ピンチロール部12により湾曲状態から水平状態に矯正された後、第1ピンチロール部12により水平方向に送り出される。そして、この鋳片Cは、搬送ロール17上を送出され、切断装置13により、所定長に切断された後、後工程に送出される。ダミーバーDBの長さの上限は、ダミーバーDBの移動方向後端が送出部30を通過した時点でダミーバーDBの移動方向前端が鋳型10に達しない程度の長さで規定される。しかし、ダミーバーDBの長さは、この上限よりも十分に短く、円周長の1/3よりも若干長い程度であることが好ましい。本実施形態では、ダミーバーDBは、第1ピンチロール部12と第2ピンチロール部21,22とに含まれるピンチロール対のうち、少なくとも2つのロール対には常に挟まれるような長さを有している。
鋳型10の上方には、タンディッシュ14が配置され、更に、タンディッシュ14の上方に取鍋16が配置される。タンディッシュ14は操業床上を移動するタンディッシュ台車(図示せず)上に積載されて、鋳型10の上方位置と、鋳型10の上方から外れた位置との間を移動できるようになっている。取鍋16は、転炉(図示せず)から転炉精錬済みの溶鋼を受け、適宜のクレーン装置により、旋回装置15上に搬送されてくる。そして、取鍋16は、旋回装置15により旋回移動されて、鋳型10の上方のタンディッシュ14の上方に設置される。そして、この取鍋16内の溶鋼がタンディッシュ14内に注入され、タンディッシュ14で一旦溶鋼を受けた後、溶鋼がタンディッシュ14から鋳型10内に注入される。取鍋16内の溶鋼が全量タンディッシュ14を介して鋳型10内に供給され、鋳型10内で凝固して鋳型10から鋳片後端部が引き抜かれると、その回の鋳造が終了する。その後、タンディッシュ台車により、タンディッシュ14は鋳型10の上部から待避位置に移動し、この待避位置にて、内設耐火物の修復を受ける。
図2に示すように、鋳型10内に注入された溶鋼は、鋳型10にて冷却され、鋳型10と接触した周辺部が凝固して凝固殻を形成し、内部に未凝固溶鋼が存在する状態で、鋳片Cが下方に引き抜かれる。このとき、鋳片Cの先端部には、ダミーバーDBが連結されている。ダミーバーDB及び鋳片Cは、ガイドロール群11により同一の曲率半径を維持して、そのまま下方に移動する。そして、移動軌跡20の下端に配置された第1ピンチロール部12により、ダミーバーDBの後端部は上方に応力を受けて鋳片Cから分離され、鋳片Cの前端部は下方への応力を受けて水平状態に矯正される。なお、ガイドロール群11の各ロールの間には、冷却水を噴出するノズル(図示せず)が配置されていて、鋳片Cに冷却水を噴出することにより、鋳片Cを冷却するようになっている。鋳型10及びガイドロール群11は、ダミーバー移動軌跡20の所定の曲率半径Dと同一の曲率半径で、湾曲している。このため、同じく一定の曲率半径Dで湾曲したダミーバーDBが、鋳型10及びガイドロール群11を円滑に移動することができる。
図3はダミーバーDBの一部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。この図に示すように、ダミーバーDBは複数個のユニットDB1、DB2、DB3、DB4・・・を連結して構成されている。各ユニットDB1等は、相互間の相対的な角度を調整可能に連結軸19により連結されており、相対角度を調整した後は、相互に固定状態に連結される。これらのユニットDB1等の相対的な角度は、ユニットDB1等の連結により構成されるダミーバーDBの湾曲曲率半径Dが、連続鋳造機の移動軌跡20の曲率半径に一致するように調整される。
図4は、図2の連続鋳造機による鋳片引き抜き工程について、ダミーバーDBを鋳片から分離して鋳型に戻すためのガイド機構の一部を示す正面図であり、図5はその側面図である。また、図6は第2ピンチロール部21の拡大正面図である。第1ピンチロール部12の後工程側の2対のロール12a,12bのうち、後端のロール12bの上部ロールが上方に逃げており、一定の曲率半径を有するダミーバーDBはガイドロール群11から出て、そのまま、上方に進出する。なお、ダミーバーDBの後端に連結された鋳片Cは、その前端が第1ピンチロール部12の後端のロール12bの配置位置に到達したときに、このロール12bの上部ロールが下降して、鋳片Cを下方に押圧し、上方に向かうダミーバーDBの後端と鋳片Cの前端とが分離される。その後、鋳片Cは、下降した上部ロール12bと下側の下部ロール12bとの間に挟まれると共に、隣接するロール12a間に挟まれてその上下位置を保持することにより、水平に矯正されつつ、第1ピンチロール部12の回転により、前方に送られ、搬送ロール17上を搬送される。
ダミーバーDBは、床上に立設された架台31,35上に設置されたガイド機構により拘束され、かつ支持されて、曲率半径Dを維持して上方に移動する。架台31の上端には水平の架台32が設置され、更に、この架台32上に垂直に延びる架台33が立設されている。本実施形態においては、ガイド機構は、第1ピンチロール部12の近傍の架台35上に設置された側面ロール25及び下面ロール24と、第2ピンチロール部21を設置する架台31〜33上に設置された側面ロール25及び外面ロール42並びに側面ロール44を備えている。側面ロール25は、ダミーバーDBの側面に転動して、ダミーバーDBが所定の移動軌跡20から外れないように、水平方向のダミーバー位置を規制する。一方、下面ロール24は、ダミーバーDBの下面に転動して、ダミーバーDBの重量を支えると共に、ダミーバーDBが所定の移動軌跡20の円弧から外方に外れてしまわないように、ダミーバーDBの位置を規制する。更に、外面ロール42は、ダミーバーDBの外面に転動して、同様に、ダミーバーDBが所定の移動軌跡20の円弧から外方(水平方向)に外れてしまわないように、ダミーバーDBの位置を規制する。この外面ロール42の近傍には、ダミーバーDBの側面に転動する側面ロール44が配置されていて、ダミーバーDBがその移動軌跡20から横方向にずれてしまわないように、そのダミーバーDBの側面の位置を規制する。
第2ピンチロール部21は、水平の架台32と、この架台32に立設された架台33上に設置されている。この第2ピンチロール部21は、ロール41a、42aからなるピンチロール21aと、ロール41b、42bからなるピンチロール21bとの2対のロール対により構成されており、湾曲したダミーバーDBの内面にロール41a、41bが転動し、ダミーバーDBの外面にロール42a、42bが転動する。ロール42a、42bは、架台33に設置され、ダミーバーDBの外面に従動して、ダミーバーDBによる横方向の応力を支持する。一方、ロール41a、41bは、モータ43により駆動され、ダミーバーDBの内面を押圧しつつ、対向するロール42a、42bとの間で、ダミーバーDBを挟み込み、モータ43の駆動力により、ダミーバーDBを円弧の移動軌跡20に沿って移動させる。なお、ロール1a、1bとモータ43は、水平の回動軸45の周りに、全体的に若干揺動可能に、架台32上に設置されている。第2ピンチロール部22も、第2ピンチロール部21と同様の構造を有する。このように、本実施形態においては、ダミーバーDBの移動軌跡20に沿う2カ所に、第2ピンチロール部21,22が設置されている。第2ピンチロール部21は、2対のロール対21a、21bを有し、各ロール対21a、21bの夫々ロール41a、41とロール41b、42bとの間に挟まれて、ダミーバーDBが移動する。第2ピンチロール部22も同様である。しかし、本発明においては、各第2ピンチロール部21,22について、2対のロール対を設けることなく、各1対のロール対で、各第2ピンチロール部21,22を構成することもできる。
図1に示すように、円弧の移動軌跡20の上部の第2ピンチロール部21と対向する位置には、第2ピンチロール部21と同様の構造を有する第2ピンチロール部22が配置されている。この第2ピンチロール部22においても、ロール対により、ダミーバーDBを引き抜き、所定の移動軌跡20に沿って、前方に移動させる。
次に、上述のごとく構成された本実施形態の連続鋳造機の動作について説明する。ダミーバーDBは、前述の如く、その曲率半径Dが、所定の移動軌跡20の曲率半径と同一となるように湾曲していて、全体で剛体状態にある。なお、このダミーバーDBの曲率半径は、前述の如く、各ユニットDB1等の相互間の相対的な角度関係を適宜調節することにより、調整することができる。このダミーバーDBの長さは、鋳型10から第1ピンチロール部12までの周長以上の長さを有する。また、ダミーバーDBの長さは、第1ピンチロール部12と第2ピンチロール部21との間の周長及び第2ピンチロール部21と第2ピンチロール部22との間の周長を超える長さであることも必要である。
そして、旋回装置15により、取鍋16を鋳込み位置に旋回させ、タンディッシュ台車上のタンディッシュ14を待機位置に移動させて、鋳型10の上方から待避させた状態で、第2ピンチロール部21及び第2ピンチロール部22を駆動して、ダミーバーDBを図1の矢印方向に前進させ、ダミーバーDBを鋳型10の上部から鋳型10内に挿入する。このとき、ダミーバーDBはその前端から鋳型10内に進入し、鋳型10を下方に通過して、ダミーバーDBの後端が鋳型10の下部に留まった状態で、ダミーバーDBを停止させる。これにより、鋳型10の側面及びダミーバーDBの上面により形成される空間として、鋳込み空間が形成される。このとき、ダミーバーDBは、第2ピンチロール部22により挟み込んだ状態で、第2ピンチロール部22の転動により前方に送出され、鋳型10及びガイドロール群11に案内されて前方に移動するが、ダミーバーDBの後端部が鋳型10内に位置したときには、ダミーバーDBの前端部は、既に、第1ピンチロール部12のロール間に挟まれており、以後、ダミーバーDBは、第1ピンチロール部12により引抜駆動される。
その後、タンディッシュ台車を駆動して、補修済みのタンディッシュ14を鋳型10の上方に位置させる。次いで、転炉から溶鋼を運んできた取鍋16を、旋回装置15を駆動して、タンディッシュ14の上方に位置させ、取鍋16から溶鋼をタンディッシュ14内に注入し、タンディッシュノズルから、溶鋼を鋳型10内に注入する。そうすると、溶鋼は、鋳型10に接触して冷却され、周辺部及び底部が凝固して凝固殻が形成されると共に、内部に未凝固溶鋼が残存する状態の鋳片Cが形成される。その後、第1ピンチロール部12により、ダミーバーDBを引抜くことにより、このダミーバーDBに連結された鋳片Cを鋳型10から下方に引き抜き、ガイドロール群11に沿って、鋳片Cを下方に導く。これにより、鋳片Cは鋳型10のが下部のガイドロール群11に案内されて下方に移動する間に、スプレイノズルから噴出された冷却水により冷却され、内部まで完全凝固する。
一方,ダミーバーDBの前端部は、図4に示すように、第1ピンチロール部12のロール12a,12bの対を通過して、ダミーバーDBは剛体であるので、下面ロール24及び外面ロール42により外面側を支持されて、上方に向けて移動する。このとき、ダミーバーDBの側面も側面ロール25により支持されているので、ダミーバーDBが所定の移動軌跡20から外れてしまうことはない。その後、ダミーバーDBの後端部が第1ピンチロール部12のロール12bの配置位置に到達すると、このダミーバーDBの後端部が上部ロール12bを通過した直後に、この上部ロール12bが下方に移動し、ダミーバーDBの後端部に連結されていた鋳片Cを下方に押圧し、鋳片CをダミーバーDBから離す。そして、鋳片Cは下降した上部ロール12bと下部ロール12bとの間に挟持され、また隣接するロール12aの対にも挟持されているので、鋳片Cはこの第1ピンチロール部12のロール対により水平状態に矯正され、搬送ロール17上を搬送され、途中で、切断装置13により所定の寸法に切断される。
ダミーバーDBは、第1ピンチロール部12により更に送り出され、ダミーバーDBの前部は、ガイド機構により案内されて、上方に移動し、第2ピンチロール部21のロール21a、21b間に噛み込まれる。そして、ダミーバーDBは、次いで、第2ピンチロール部21により駆動されて送り出される。
次いで、ダミーバーDBは、図1に示すように、第1ピンチロール部12から離れ、第2ピンチロール部21のみによって駆動されて、移動軌跡20に沿って、第2ピンチロール部22に向けて移動する。ダミーバーDBは、途中で、支持ロール23により支持される。やがて、ダミーバーDBは、その前端部が第2のピンチロール部22に噛み込まれ、第2のピンチロール部21,22により駆動される。その後、ダミーバーDBの後端部が第2のピンチロール部21から離れ、ダミーバーDBは第2のピンチロール部22によってのみ駆動されるようになる。そして、ダミーバーDBの前端が第2のピンチロール部22に噛み込まれた状態で、鋳造工程が終了するまで待つ。
第1ピンチロール部12は鋳片Cを搬送ロール17上に送出し続けており、取鍋16内の溶鋼がなくなり、更に、タンディッシュ14内の溶鋼が実質的に全量、鋳型10内に注入された後、鋳型10内の溶鋼湯面は低下していき、鋳片Cの後端部が鋳型10から抜け出る。
その後、タンディッシュ台車により、使用済みのタンディッシュ14を鋳型10の上方から待避位置に移動させる。その後、第2ピンチロール部22は、ダミーバーDBを駆動して、鋳型10内に送出する。そして、ダミーバーDBの後端部が、鋳型10内の底部に位置する状態で、第ピンチロール部12はダミーバーDBの駆動を一旦停止する。その後、補修済みの新しいタンディッシュ14を、タンディッシュ台車により、鋳型10の上方に移動させる。次いで、取鍋16が、転炉から、精錬済みの溶鋼を搬送してくる。この取鍋16を、旋回装置15上に積載し、旋回装置15により旋回させて、取鍋16をタンディッシュ14上に位置させる。その後、次順の鋳造工程が開始される。
このようにして、本実施形態においては、ダミーバーDBが、一定の曲率半径Dを有する円弧である移動軌跡20に沿って一方向に移動する。このダミーバーDBの移動軌跡20に沿う移動により、鋳型内へのダミーバーDBの配置と、鋳造とが行われるので、タンディッシュ14から鋳型10への溶鋼の注入が終了した後、タンディッシュ14を新しいものに交換し、可及的速やかに、即ち、待ち時間が実質的にない状態で、次順の溶鋼の鋳造を開始することができる。このため、本実施形態の連続鋳造機は、稼働率が高く、生産性が極めて高い。
また、本実施形態の連続鋳造機は、従来の特許文献1乃至4に記載された連続鋳造機に比して、単に、送出部にて鋳片から分離されたダミーバーDBを、鋳型内をとおる円形経路に沿って移動させ、鋳型内から上方に挿入可能に構成されたガイド機構を新たに設置するだけで足り、このようなガイド機構は従来のような複雑な構造を必要としない。従って、特許文献5に記載のように、装置の大型化及び複雑化をもたらすことなく、また、大きなスペースを必要とせずに、鋳造の稼働率を向上させることができる。
上述のごとく、本発明は、ダミーバーが円弧上を移動することが必要である。鋼の連続鋳造機のうち、特に、ブルーム又はビレットという矩形又は円形の小断面の鋳片を鋳造する連続鋳造機又はH型鋼のように断面がH型をなすビームブランクを鋳造する連続鋳造機では、鋳型及び鋳片を導出するガイドロール群は、一定の曲率半径で湾曲している。これは、鋳型内で、周辺部が凝固した鋳片を、そのままの曲率半径を保持して、ガイドロール群の終端まで導出することにより、円滑に鋳片を引き抜くためである。このため、ダミーバーも、鋳型及びガイドロール群と同様に、一定の曲率半径で湾曲しており、ガイドロール群に案内されて移動する間に変形することなく、この湾曲形態を保持したまま、ガイドロール群を移動する。
なお、ダミーバー専用の第2ピンチロール部は、ダミーバーの長さが長い場合には、基本的に鋳片用の第1ピンチロール部の反対側(移動軌跡の上端部)の1カ所に設置すれば足りる。しかし、ダミーバーDBの長さがそれほど長くない場合には、第2ピンチロール部は2カ所又はそれ以上に2個又はそれ以上を配置することが必要である。但し、より簡素な構成としてコスト低減効果を大きくするためには、第2ピンチロール部は2カ所のみに配置することが好ましい。ガイド機構は、ダミーバーの荷重を支持する下面ロールと、ダミーバーが横方向にずれてしまわないように支持する側面ロール等を備えていても良いが、ダミーバーを円弧状の移動軌跡に沿って移動させる手段は、大がかりな装置は不要である。なお、上記実施形態においては、第2のピンチロール部21,22は、夫々、2対のロール対を設置したものとなっている。これにより、各第2のピンチロール部21,22は、確実にダミーバーDBを支持することができる。しかし、ガイド機構(側面ロール及び下面ロール)によるダミーバーの支持を十分なものとすることにより、各第2のピンチロール部のロール対を、1対とすることも可能である。
上記実施形態では、第1ピンチロール部12及び第2ピンチロール部21,22は、ダミーバーDBを円弧の移動軌跡に沿って、一方向にのみ移動させ、ダミーバーDBを鋳型10の上部から鋳型内に挿入させるように駆動させる。しかし、本実施形態の連続鋳造機を使用して、ダミーバーDBを鋳型10の下方から鋳型内に挿入することも可能である。
本発明は、連続鋳造機の稼働率の向上及び生産性の向上に多大の貢献をなし、製造コストの低減に寄与する。
10:鋳型
11:ガイドロール群
12:第1ピンチロール部
13:切断装置
14:タンディッシュ
15:旋回装置
16:取鍋
17:搬送ロール
20:移動軌跡
21,22:第2ピンチロール部

Claims (6)

  1. 鋳型と、
    この鋳型内に挿入されて鋳込み開始時の溶鋼を受け、一定の曲率半径で長手方向に湾曲したダミーバーと、
    前記鋳型から引き抜かれた前記ダミーバー及び鋳片を、前記鋳型内をとおり前記一定の曲率半径を有する円形経路に沿って下方に導くガイドロール群と、
    前記円形経路の下端部にて前記ダミーバーから分離された前記鋳片を、前記円形経路の接線方向に送出する送出部と、
    前記鋳片から分離された前記ダミーバーを、前記円形経路に沿って移動させ、前記鋳型内にその上方から挿入させるガイド機構と、
    を有し、
    前記ガイド機構は、
    少なくとも2対のピンチロールを含み、前記円形経路上に配置されて、前記ダミーバー及び前記鋳片に引き抜き力を印加する第1ピンチロール部と、
    少なくとも1対のピンチロールを含み、前記円形経路上に配置されて、前記ダミーバーに前記円形経路に沿って移動するための駆動力を印加する第2ピンチロール部と、
    を備えることを特徴とする連続鋳造機。
  2. 前記第2ピンチロール部が少なくとも2対のピンチロールを含むことを特徴とする請求項に記載の連続鋳造機。
  3. 前記第1ピンチロール部は、
    前記送出部に設けられており、前記第2ピンチロール部は、前記円形経路の2カ所以上に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳造機。
  4. 前記第2ピンチロール部は、
    前記円形経路の上端を挟んでその両側の位置を含む2カ所以上に配置され、
    前記ガイド機構は、
    前記第2ピンチロール部よりも上方に配置されて、前記ダミーバーにおける前記円形経路の半径方向内側の面に転動してこれを支持する支持ロールを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の連続鋳造機。
  5. 前記ガイド機構は、
    前記ダミーバーにおける前記円形経路の半径方向外側の面に転動してこれを支持する下面ロールと、
    前記ダミーバーの側面に転動してこれを支持する側面ロールと、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の連続鋳造機。
  6. 前記請求項1乃至のいずれか1項に記載の連続鋳造機の使用方法において、
    前記鋳型内にその上方から前記ダミーバーを挿入して、前記ダミーバーを前記鋳型の底部に設置し、鋳造の準備をする工程と、
    前記鋳型内に、その上方に配置されたタンディッシュから、溶鋼を注入し、鋳型内で凝固殻が形成された後、前記ダミーバーの引抜きを開始して、前記ダミーバーに連結された鋳片を引き抜く工程と、
    前記タンディッシュから前記鋳型への溶鋼の注入と、前記ダミーバー及び前記鋳片の引抜を継続する工程と、
    前記鋳片の先端が前記送出部の配置位置に到達して前記鋳片と前記ダミーバーとを分離させた後、前記ダミーバーを前記ガイド機構に案内及び駆動させて、前記円形経路に沿って移動させると共に、分離された鋳片を前記送出部により後工程に送出する工程と、
    前記タンディッシュから前記鋳型への溶鋼の注入終了後、前記タンディッシュを前記鋳型の上方から取り除き、前記タンディッシュから供給された溶鋼により形成された鋳片が前記送出部に達する前に、前記ダミーバーを前記鋳型の上方から鋳型内に挿入して、次順の鋳造の準備をする工程と、
    を有することを特徴とする連続鋳造機の使用方法。
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