JP6047123B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、乗り心地と操縦安定性とを両立させた空気入りタイヤに関する。
下記特許文献1には、タイヤ軸方向両側の各ショルダー陸部が、タイヤ軸方向にのびる横溝で区分されたブロック列である空気入りタイヤが提案されている。このようなブロック列からなるショルダー陸部は、その剛性が緩和されるため、乗り心地の向上に有利である。
特開2004−090752号公報
しかしながら、特許文献1の空気入りタイヤは、車両装着時に車両外側に位置するショルダー陸部もブロック列で構成されているため、操縦安定性が低下し易い。このため、特許文献1の空気入りタイヤにおいて、乗り心地と操縦安定性との両立については、さらなる改善の余地があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、車両への装着の向きが指定された空気入りタイヤにおいて、ショルダー陸部に設けられたラグ溝及びサイプの形状を改善することを基本として、乗り心地と操縦安定性とを両立させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端、最も前記外側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる外側ショルダー主溝、最も前記内側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー主溝、前記外側ショルダー主溝と前記内側ショルダー主溝との間でタイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝、前記外側ショルダー主溝と前記外側トレッド端との間に区分された外側ショルダー陸部、記内側ショルダー主溝と前記内側トレッド端との間に区分された内側ショルダー陸部、及び、前記外側ショルダー主溝と前記センター主溝との間に区分された外側ミドル陸部を有し、前記外側ショルダー陸部には、前記外側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の外側ショルダーラグ溝と、前記各外側ショルダーラグ溝の前記内端と前記外側ショルダー主溝との間で溝及びサイプが配されることなくタイヤ周方向に連続してのびるプレーン部とが設けられ、前記内側ショルダー陸部には、前記内側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記内側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の内側ショルダーラグ溝と、前記各内側ショルダーラグ溝の前記内端と前記内側ショルダー主溝との間を継ぐ接続サイプとが設けられ、前記外側ショルダーラグ溝及び前記内側ショルダーラグ溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対する角度が、タイヤ軸方向内側に向かって漸増し、前記外側ミドル陸部には、前記センター主溝からタイヤ軸方向外側にのび、かつ、前記外側ミドル陸部内で終端する第1外側ミドルサイプと、前記外側ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ミドル陸部内で終端する第2外側ミドルサイプとが互いに同一の円弧線上に設けられた複数の外側ミドルサイプ対と、タイヤ周方向で隣り合う前記外側ミドルサイプ対の間で、前記外側ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、前記外側ミドル陸部内で終端している第3外側ミドルサイプとが設けられていることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤにおいて、タイヤ周方向で隣り合う前記外側ショルダーラグ溝の間には、タイヤ軸方向にのびかつ前記外側ショルダー陸部内に位置する内端を有する外側ショルダーサイプが設けられ、前記外側ショルダーサイプの前記内端は、前記外側ショルダーラグ溝の前記内端よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、タイヤ周方向で隣り合う前記各内側ショルダーラグ溝の間には、タイヤ軸方向にのびかつ前記内側ショルダー陸部内に位置する内端を有する内側ショルダーサイプが設けられ、前記内側ショルダーサイプの前記内端は、前記内側ショルダーラグ溝の前記内端よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記第2外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記外側ミドル陸部の幅方向の中心線よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記第1外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の外端よりもタイヤ軸方向外側に位置しているのが望ましい。
本発明の外側ショルダー陸部には、外側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ外側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の外側ショルダーラグ溝と、各外側ショルダーラグ溝の内端と外側ショルダー主溝との間で溝及びサイプが配されることなくタイヤ周方向に連続してのびるプレーン部とが設けられている。このようなプレーン部は、外側ショルダー陸部の横剛性を高め、優れた操縦安定性を発揮する。しかも、外側ショルダー陸部には、外側ショルダーラグ溝が設けられているため、この外側ショルダーラグ溝の変形によって、路面の凹凸を吸収し、良好な乗り心地が得られる。
内側ショルダー陸部には、内側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ内側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の内側ショルダーラグ溝と、各内側ショルダーラグ溝の内端と内側ショルダー主溝との間を継ぐ接続サイプとが設けられている。このような内側ショルダー陸部は、接続サイプによって、外側ショルダー陸部よりも相対的に小さい剛性を有する。このような内側ショルダー陸部は、直進時に優れた乗り心地を発揮する。
外側ショルダーラグ溝及び内側ショルダーラグ溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対する角度が、タイヤ軸方向内側に向かって漸増している。このような外側ショルダーラグ溝及び内側ショルダーラグ溝は、各ショルダー陸部のタイヤ軸方向の剛性を、ショルダー主溝側からトレッド端側に向かって滑らかに漸増させる。これにより、旋回時において、ドライバーがハンドルを操縦したときの手応えがリニアになり、優れた操縦安定性が得られる。とりわけ、本発明の空気入りタイヤがFF車の後輪に装着された場合、レーンチェンジ時に後輪がリニアに前輪に追従するため、優れた操縦安定性が得られる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のA−A断面図である。 図1の外側ショルダー陸部の拡大図である。 図1の内側ショルダー陸部の拡大図である。 図1のミドル陸部の拡大図である。 比較例の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のトレッド部2の展開図である。本実施形態の空気入りタイヤ1は、例えば、乗用車用として好適に使用される。
本実施形態のトレッド部2は、車両への装着の向きが指定されたトレッドパターンを具えている。車両への装着の向きは、例えば、サイドウォール部等に文字やマークで表示されている。
図1に示されるように、トレッド部2は、車両装着時に車両外側Aに位置する外側トレッド端Teo、及び、車両装着時に車両内側Bに位置する内側トレッド端Teiを有している。
外側トレッド端Teo及び内側トレッド端Teiは、それぞれ、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2には、最も外側トレッド端Teo側でタイヤ周方向に連続してのびる外側ショルダー主溝3と、最も内側トレッド端Tei側でタイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー主溝4とが設けられている。外側ショルダー主溝3と内側ショルダー主溝4との間には、例えば、タイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝5が設けられている。
外側ショルダー主溝3及び内側ショルダー主溝4は、例えば、タイヤ周方向に沿った直線状である。外側ショルダー主溝3及び内側ショルダー主溝4は、波状又はジグザグ状でも良い。
センター主溝5は、例えば、タイヤ周方向に沿った直線状である。本実施形態のセンター主溝5は、1本からなり、タイヤ赤道C上に設けられている。センター主溝5は、例えば、タイヤ赤道Cの両側に一対設けられても良い。
外側ショルダー主溝3の溝幅W1、内側ショルダー主溝4の溝幅W2、及び、センター主溝5の溝幅W3は、操縦安定性と乗り心地とを両立させるために、例えば、トレッド接地幅TWの2.0〜10.0%が望ましい。トレッド接地幅TWは、前記正規状態のタイヤ1の外側トレッド端Teoと内側トレッド端Teiとの間のタイヤ軸方向の距離である。
センター主溝5の溝幅W3は、例えば、外側ショルダー主溝3の溝幅W1及び内側ショルダー主溝4の溝幅W2よりも大きいのが望ましい。これにより、乗り心地がさらに高められる。
図2には、図1のA−A位置に相当するタイヤ1の断面図が示されている。図2に示されるように、外側ショルダー主溝3の溝深さd1、内側ショルダー主溝4の溝深さd2、及び、センター主溝5の溝深さd3は、本実施形態のような乗用車用タイヤの場合、例えば、6.0〜9.0mmであるのが望ましい。
図1に示されるように、トレッド部2には、外側ショルダー主溝3と外側トレッド端Teoとの間に区分された外側ショルダー陸部10と、内側ショルダー主溝4と内側トレッド端Teiとの間に区分された内側ショルダー陸部11と、外側ショルダー主溝3と内側ショルダー主溝4との間に区分された一対のミドル陸部12、12とが設けられている。
図3には、外側ショルダー陸部10の拡大図が示されている。図3に示されるように、外側ショルダー陸部10には、外側トレッド端Teoからタイヤ軸方向内側にのびかつ外側ショルダー陸部10内に位置する内端17を有する複数の外側ショルダーラグ溝16が設けられている。各外側ショルダーラグ溝16の内端17と外側ショルダー主溝3との間には、溝及びサイプが配されることなくタイヤ周方向に連続してのびるプレーン部18が設けられている。
本明細書において、「溝」とは、幅が2mm以上のものを意味する。「サイプ」とは、幅が2mm未満の切り込みを意味する。
上述のようなプレーン部18は、外側ショルダー陸部10の横剛性を高め、優れた操縦安定性を発揮する。しかも、外側ショルダー陸部10には、外側ショルダーラグ溝16が設けられているため、路面の凹凸は、プレーン部18の外側で吸収される。従って、優れた乗り心地が得られる。
上述の効果をさらに発揮させるために、外側ショルダーラグ溝16のタイヤ軸方向の長さL1は、好ましくは外側ショルダー陸部10のタイヤ軸方向の幅W5の0.55倍以上、より好ましくは0.6倍以上であり、好ましくは0.75倍以下、より好ましくは0.7倍以下である。
各外側ショルダーラグ溝16は、外側トレッド端Teoからタイヤ軸方向内側に向かってタイヤ周方向の一方側(図3では上方)に傾斜している。外側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向に対する角度は、タイヤ軸方向内側に向かって漸増している。
このような外側ショルダーラグ溝16は、外側ショルダー陸部10のタイヤ軸方向の剛性を、外側ショルダー主溝3側から外側トレッド端Teo側に向かって滑らかに漸増させる。このような外側ショルダー陸部10は、ドライバーが旋回時にハンドルの操舵角を大きくした場合でも、ハンドルの手応えをリニアに増加させるため、優れた操縦安定性を発揮する。
本実施形態の外側ショルダーラグ溝16は、外側トレッド端Teoからタイヤ軸方向に沿ってのびる直線部16aと、直線部16aのタイヤ軸方向内側に連なりかつタイヤ軸方向に対して傾斜してのびる傾斜部16bとを有している。このような外側ショルダーラグ溝16は、ワンダリング性能を高めつつ、外側トレッド端Teo付近での偏摩耗を抑制する。
外側ショルダーラグ溝16のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ1は、好ましくは5°以上、より好ましくは7°以上であり、好ましくは15°以下、より好ましくは12°以下である。このような外側ショルダーラグ溝16は、操縦安定性と乗り心地とをバランス良く両立させる。
外側ショルダーラグ溝16の溝幅W8は、本実施形態の様な乗用車用タイヤの場合、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは3.5mm以上であり、好ましくは7.0mm以下、より好ましくは5.5mm以下である。このような外側ショルダーラグ溝16は、優れた操縦安定性を発揮しつつ、ワンダリング性能を高める。
タイヤ周方向で隣り合う外側ショルダーラグ溝16の間には、例えば、タイヤ軸方向にのびる外側ショルダーサイプ20が設けられているのが望ましい。外側ショルダーサイプ20は、例えば、外側ショルダー陸部10内に位置する内端21及び外端22を有するクローズドサイプである。このような外側ショルダーサイプ20は、外側ショルダー陸部10の接地時の歪みを緩和し、その偏摩耗を抑制する。
外側ショルダーサイプ20は、例えば、タイヤ軸方向に対して外側ショルダーラグ溝16と同じ向きに傾斜しているのが望ましい。本実施形態の外側ショルダーサイプ20は、外側ショルダーラグ溝16と略平行にのびている。このような外側ショルダーサイプ20は、外側ショルダー陸部10の偏摩耗を抑制する。
外側ショルダーサイプ20の内端21は、例えば、外側ショルダーラグ溝16の内端17よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。このような外側ショルダーサイプ20は、プレーン部18の接地時の歪みを緩和し、外側ショルダー陸部10の偏摩耗を抑制する。
外側ショルダーサイプ20のタイヤ軸方向の長さL2は、好ましくは外側ショルダー陸部10のタイヤ軸方向の幅W5の0.5倍以上、より好ましくは0.55倍以上であり、好ましくは0.65倍以下、より好ましくは0.6倍以下である。これにより、操縦安定性が維持されつつ、上述の効果が発揮される。
図4には、内側ショルダー陸部11の拡大図が示されている。図4に示されるように、内側ショルダー陸部11には、内側トレッド端Teiからタイヤ軸方向内側にのびかつ内側ショルダー陸部11内に位置する内端24を有する複数の内側ショルダーラグ溝23が設けられている。しかも、内側ショルダー陸部11には、各内側ショルダーラグ溝23の内端24と内側ショルダー主溝4との間を継ぐ接続サイプ25が設けられている。
このような内側ショルダー陸部11は、接続サイプ25によって、外側ショルダー陸部10(図3に示す。)よりも相対的に小さい剛性を有する。このような内側ショルダー陸部11は、直進時に優れた乗り心地を発揮する。
内側ショルダーラグ溝23は、内側トレッド端Teiからタイヤ軸方向内側に向かってタイヤ周方向の他方側(図4では下側)に傾斜している。内側ショルダーラグ溝23のタイヤ軸方向に対する角度は、タイヤ軸方向内側に向かって漸増している。
このような内側ショルダーラグ溝23は、内側ショルダー陸部11のタイヤ軸方向の剛性を、内側ショルダー主溝4側から内側トレッド端Tei側に向かって滑らかに漸増させる。このような内側ショルダー陸部11は、ドライバーが旋回時にハンドルの操舵角を大きくしたときの手応えをリニアにする。しかも、このような内側ショルダー陸部11は、作用する接地圧が小さい場合でも、比較的大きなコーナリングフォースを発揮する。従って、例えば、本発明のタイヤがFF車の後輪に装着された場合、レーンチェンジ時に後輪がリニアに前輪に追従し、優れた操縦安定性が得られる。
本実施形態の内側ショルダーラグ溝23は、内側トレッド端Teiからタイヤ軸方向に沿ってのびる直線部23aと、直線部23aのタイヤ軸方向内側に連なりかつタイヤ軸方向に対して傾斜してのびる傾斜部23bとを有している。このような内側ショルダーラグ溝23は、ワンダリング性能を高めつつ、外側トレッド端Teo付近での偏摩耗を抑制する。
内側ショルダーラグ溝23のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ2は、好ましくは5°以上、より好ましくは7°以上であり、好ましくは15°以下、より好ましくは12°以下である。このような内側ショルダーラグ溝23は、操縦安定性と乗り心地とをバランス良く両立させる。
同様の観点から、内側ショルダーラグ溝23のタイヤ軸方向の長さL3は、好ましくは内側ショルダー陸部11のタイヤ軸方向の幅W6の0.55倍以上、より好ましくは0.6倍以上であり、好ましくは0.7倍以下、より好ましくは0.65倍以下である。
内側ショルダーラグ溝23の溝幅W9は、本実施形態の様な乗用車用タイヤの場合、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは3.5mm以上であり、好ましくは7.0mm以下、より好ましくは5.5mm以下である。このような内側ショルダーラグ溝23は、優れた操縦安定性を発揮しつつ、ワンダリング性能を高める。
接続サイプ25は、例えば、内側ショルダーラグ溝23を滑らかに延長した仮想延長線に沿ってのびている。このような接続サイプ25は、内側ショルダーラグ溝23の内端24付近の偏摩耗を抑制する。
接続サイプ25のタイヤ軸方向の長さL4は、好ましくは内側ショルダー陸部11のタイヤ軸方向の幅W6の0.3倍以上、より好ましくは0.35倍以上であり、好ましくは0.45倍以下、より好ましくは0.4倍以下である。このような接続サイプ25は、操縦安定性と乗り心地とをバランス良く高める。
タイヤ周方向で隣り合う各内側ショルダーラグ溝23の間には、例えば、タイヤ軸方向にのびる内側ショルダーサイプ27が設けられているのが望ましい。内側ショルダーサイプ27は、例えば、内側ショルダー陸部11内に位置する内端28及び外端29を有するクローズドサイプである。このような内側ショルダーサイプ27は、内側ショルダー陸部11の接地時の歪みを緩和し、その偏摩耗を抑制する。
内側ショルダーサイプ27は、例えば、タイヤ軸方向に対して内側ショルダーラグ溝23と同じ向きに傾斜しているのが望ましい。本実施形態の内側ショルダーサイプ27は、内側ショルダーラグ溝23と略平行にのびている。このような内側ショルダーサイプ27は、内側ショルダー陸部11の偏摩耗を抑制する。
内側ショルダーサイプ27の内端28は、例えば、内側ショルダーラグ溝23の内端24よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。これにより、内側ショルダー陸部11の偏摩耗がさらに抑制される。
内側ショルダーサイプ27のタイヤ軸方向の長さL5は、好ましくは内側ショルダー陸部11のタイヤ軸方向の幅W6の0.5倍以上、より好ましくは0.55倍以上であり、好ましくは0.65倍以下、より好ましくは0.6倍以下である。これにより、操縦安定性を維持しつつ、上述の効果を発揮する。
図5には、ミドル陸部12の拡大図が示されている。図5に示されるように、ミドル陸部12は、外側ショルダー主溝3とセンター主溝5との間及び内側ショルダー主溝4とセンター主溝5との間に設けられている。各ミドル陸部12は、溝が設けられず、サイプのみが設けられたリブである。このようなミドル陸部12は、優れた操縦安定性を発揮する。
ミドル陸部12のタイヤ軸方向の幅W4は、外側ショルダー陸部10の幅W5(図3に示す。)又は内側ショルダー陸部11のタイヤ軸方向の幅W6(図4に示す)の0.4倍以上、より好ましくは0.45倍以上であり、好ましくは0.6倍以下、より好ましくは0.55倍以下である。このようなミドル陸部12は、乗り心地を維持しつつ操縦安定性を高める。
ミドル陸部12は、外側ショルダー主溝3とセンター主溝5との間の外側ミドル陸部13、及び、内側ショルダー主溝4とセンター主溝5との間の内側ミドル陸部14を含んでいる。
外側ミドル陸部13には、例えば、第1外側ミドルサイプ31、第2外側ミドルサイプ32、及び、第3外側ミドルサイプ33がそれぞれ複数設けられている。
第1外側ミドルサイプ31は、例えば、センター主溝5からタイヤ軸方向外側にのび、かつ、外側ミドル陸部13内で終端している。本実施形態の第1外側ミドルサイプ31は、外側ミドル陸部13の幅方向の中心線13cよりもタイヤ軸方向内側で終端している。
第2外側ミドルサイプ32は、例えば、外側ショルダー主溝3からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、外側ミドル陸部13内で終端している。本実施形態の第2外側ミドルサイプ32は、外側ミドル陸部13の前記中心線13cよりもタイヤ軸方向外側で終端している。
第1外側ミドルサイプ31と第2外側ミドルサイプ32とは、例えば、互いに同一の滑らかな円弧線上に設けられることにより、外側ミドルサイプ対35を形成している。外側ミドルサイプ対35は、タイヤ周方向に複数隔設されている。このような外側ミドルサイプ対35は、外側ミドル陸部13の剛性を維持して優れた操縦安定性を発揮しつつ、乗り心地を高める。
第3外側ミドルサイプ33は、タイヤ周方向で隣り合う各外側ミドルサイプ対35、35の間に設けられている。第3外側ミドルサイプ33は、外側ショルダー主溝3からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、外側ミドル陸部13内で終端している。
第3外側ミドルサイプ33のタイヤ軸方向の内端37は、例えば、第2外側ミドルサイプ32の内端36よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。より望ましい形態として、本実施形態の第3外側ミドルサイプ33の前記内端37は、外側ミドル陸部13の前記中心線13cよりもタイヤ軸方向内側に位置している。このような第3外側ミドルサイプ33は、操縦安定性と乗り心地とをバランス良く高める。
本実施形態の第1外側ミドルサイプ31、第2外側ミドルサイプ32、及び、第3外側ミドルサイプ33は、それぞれ、タイヤ周方向の一方側(図5では上方)に凸となる円弧状に形成されている。これにより、外側ミドル陸部13の剛性分布が均一になり、外側ミドル陸部13の偏摩耗が抑制される。
内側ミドル陸部14には、例えば、第1内側ミドルサイプ41、第2内側ミドルサイプ42、及び、第3内側ミドルサイプ43がそれぞれ複数設けられている。
第1内側ミドルサイプ41は、例えば、センター主溝5からタイヤ軸方向外側にのび、かつ、内側ミドル陸部14内で終端している。本実施形態の第1内側ミドルサイプ41は、内側ミドル陸部14の幅方向の中心線14cよりもタイヤ軸方向内側で終端している。
第2内側ミドルサイプ42は、例えば、内側ショルダー主溝4からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、内側ミドル陸部14内で終端している。本実施形態の第2内側ミドルサイプ42は、内側ミドル陸部14の前記中心線14cよりもタイヤ軸方向外側で終端している。
第1内側ミドルサイプ41と第2内側ミドルサイプ42とは、例えば、互いに同一の滑らかな円弧線上に設けられることにより、内側ミドルサイプ対45を形成している。内側ミドルサイプ対45は、タイヤ周方向に複数隔設されている。このような内側ミドルサイプ対45は、内側ミドル陸部14の剛性を維持して優れた操縦安定性を発揮しつつ、乗り心地を高める。
第3内側ミドルサイプ43は、例えば、タイヤ周方向で隣り合う内側ミドルサイプ対45の間に設けられている。第3内側ミドルサイプ43は、センター主溝5から内側ショルダー主溝4までのびている。
第1内側ミドルサイプ41、第2内側ミドルサイプ42、及び、第3内側ミドルサイプ43は、それぞれ、タイヤ周方向の他方側(図5では下方)に凸となる円弧で形成されている。これにより、内側ミドル陸部14の剛性分布が均一になり、内側ミドル陸部14の偏摩耗が抑制される。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施されうる。
図1の基本パターンを有するサイズ175/65R14の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図6に示されるように、ショルダー陸部に、トレッド端からショルダー主溝まで連通する横溝が設けられた空気入りタイヤが試作された。各テストタイヤの操縦安定性及び乗り心地がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:14×5J
タイヤ内圧:230kPa
<操縦安定性及び乗り心地>
下記テスト車両でアスファルトの周回コースを走行したときの操縦安定性及び乗り心地が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性及び乗り心地が優れていることを示す。
テスト車両:排気量1600cc、前輪駆動車
テストタイヤ装着位置:全輪
テスト結果が表1に示される。
Figure 0006047123
Figure 0006047123
テストの結果、実施例の空気入りタイヤは、操縦安定性と乗り心地とを両立させていることが確認できた。
2 トレッド部2
3 外側ショルダー主溝
4 内側ショルダー主溝
10 外側ショルダー陸部
11 内側ショルダー陸部
16 複数の外側ショルダーラグ溝
18 プレーン部
23 内側ショルダーラグ溝
25 接続サイプ
Teo 外側トレッド端
Tei 内側トレッド端

Claims (6)

  1. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端、
    最も前記外側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる外側ショルダー主溝、
    最も前記内側トレッド端側でタイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー主溝、
    前記外側ショルダー主溝と前記内側ショルダー主溝との間でタイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝、
    前記外側ショルダー主溝と前記外側トレッド端との間に区分された外側ショルダー陸部、
    記内側ショルダー主溝と前記内側トレッド端との間に区分された内側ショルダー陸部、及び、
    前記外側ショルダー主溝と前記センター主溝との間に区分された外側ミドル陸部を有し
    前記外側ショルダー陸部には、
    前記外側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の外側ショルダーラグ溝と、
    前記各外側ショルダーラグ溝の前記内端と前記外側ショルダー主溝との間で溝及びサイプが配されることなくタイヤ周方向に連続してのびるプレーン部とが設けられ、
    前記内側ショルダー陸部には、
    前記内側トレッド端からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記内側ショルダー陸部内に位置する内端を有する複数の内側ショルダーラグ溝と、
    前記各内側ショルダーラグ溝の前記内端と前記内側ショルダー主溝との間を継ぐ接続サイプとが設けられ、
    前記外側ショルダーラグ溝及び前記内側ショルダーラグ溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対する角度が、タイヤ軸方向内側に向かって漸増し、
    前記外側ミドル陸部には、
    前記センター主溝からタイヤ軸方向外側にのび、かつ、前記外側ミドル陸部内で終端する第1外側ミドルサイプと、前記外側ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのびかつ前記外側ミドル陸部内で終端する第2外側ミドルサイプとが互いに同一の円弧線上に設けられた複数の外側ミドルサイプ対と、
    タイヤ周方向で隣り合う前記外側ミドルサイプ対の間で、前記外側ショルダー主溝からタイヤ軸方向内側にのび、かつ、前記外側ミドル陸部内で終端している第3外側ミドルサイプとが設けられていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ周方向で隣り合う前記外側ショルダーラグ溝の間には、タイヤ軸方向にのびかつ前記外側ショルダー陸部内に位置する内端を有する外側ショルダーサイプが設けられ、
    前記外側ショルダーサイプの前記内端は、前記外側ショルダーラグ溝の前記内端よりもタイヤ軸方向内側に位置している請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ周方向で隣り合う前記各内側ショルダーラグ溝の間には、タイヤ軸方向にのびかつ前記内側ショルダー陸部内に位置する内端を有する内側ショルダーサイプが設けられ、
    前記内側ショルダーサイプの前記内端は、前記内側ショルダーラグ溝の前記内端よりもタイヤ軸方向内側に位置している請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記第2外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端よりもタイヤ軸方向内側に位置している請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記外側ミドル陸部の幅方向の中心線よりもタイヤ軸方向内側に位置している請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第3外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の内端は、前記第1外側ミドルサイプのタイヤ軸方向の外端よりもタイヤ軸方向外側に位置している請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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