JP6043042B1 - カプセル型医療装置 - Google Patents

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Abstract

本発明にかかるカプセル型内視鏡(1)は、透明部材で形成されたドーム半球部(21a)とドーム円筒部(21b)とを有する光学ドーム部(21)と、少なくとも一方が開口した円筒形状のケース部(22)と、を有し、ドーム円筒部(21b)がケース部(22)の開口側の外周面(22b)に嵌合して被検体情報取得のための情報取得部材を内包するカプセル型の筐体(2)と、ケース部(22)の開口の端面(22d)に当て付く面(71a)と、情報取得部材である光学ユニット(4)の円筒部(44c)に当て付く面(71b)と、を有する位置決め部材(7)と、を備える。

Description

本発明は、患者等の被検体の臓器内部に導入されて、この被検体の情報を取得するカプセル型医療装置に関するものである。
内視鏡の分野では、患者等の被検体の消化管内に導入可能な大きさに形成されたカプセル形状の筐体内に撮像機能や無線通信機能等を内蔵したカプセル型内視鏡が知られている。このカプセル型内視鏡は、被検体の口から飲み込まれた後、蠕動運動等によって消化管内等を移動しながら、被検体内部を順次撮像して画像信号を生成し、この画像信号を、体外の受信装置に順次無線送信する。受信装置は、この被検体によって携帯され、この被検体の臓器内部に導入されたカプセル型内視鏡が無線送信した体内画像を受信し、受信した体内画像を記録媒体に保存する。受信装置の記録媒体に保存された体内画像は、ワークステーション等の画像表示装置に取り込まれる。画像表示装置は、この記録媒体を介して取得した被検体の体内画像群を表示する。医師または看護師等は、かかる画像表示装置に表示された体内画像を観察することによって、この被検体を診断することができる。
カプセル型内視鏡は、透明な光学ドーム(透明筐体)を筒状胴部(円筒形状の筐体)の開口端部に取り付けたカプセル型の筐体に、光学ドーム越しに臓器内部を照明するLED等の照明部、これら照明部によって照明された臓器内部からの反射光を集光するレンズ等の光学ユニット、および、この光学ユニットによって結像された臓器内部の画像(すなわち体内画像)を撮像するCCD等の撮像素子等の被検体の情報取得用の情報取得部材を内包させた構成を有する(例えば、特許文献1〜3参照)。カプセル型内視鏡に対しては、フレア防止のため、光学ユニットの光学瞳中心と光学ドームのドーム部(半球部)のドーム球心とを位置決めできる構造であることが要求されている。また、カプセル型内視鏡を小型化かつ高機能化するために、外装の筐体の肉厚を薄くして内部空間を広げることも必要である。さらに、被検体内でのカプセル型内視鏡の円滑な移動を図るために、カプセル型内視鏡の密度を消化管内の液体の密度に近づけるように筐体を軽量化することも望まれている。また、被検体が飲み込みやすい滑らかな形状の外表面を有していることも望まれている。
図6は、特許文献1記載のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。図6に示すカプセル型内視鏡301では、位置決め部材307を設けて、光学ユニット304の光学瞳中心と光学ドーム部321のドーム球心とを位置決めしながら、光学ドーム部321および筒状胴部322の肉厚(例えば肉厚D)を薄くして筐体302の軽量化を図っている。
図7は、特許文献2記載のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。図7に示すカプセル型内視鏡401は、筐体402の光学ドーム部421を厚くして、当て付け面421a,421bを設け、当て付け面421aに筒状胴部422の端面422aを当て付けるとともに、当て付け面421bにスペーサ430の端面430aを当て付けて各部材を位置決めする構成を採用する。
図8は、特許文献3記載のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。図8に示すカプセル型内視鏡501は、光学ドーム部521の内周面521aを筒状胴部522の外周面522aで嵌合させることによって、従来の熱硬化型接着剤による熱接着ではなく、外側の光学ドーム部521を介したUV接着やレーザ溶着を可能とし、短時間で水密確保できる接合方法を採用可能としている。
特許第5340557号公報 特許第5160698号公報 特許第4790765号公報
しかしながら、図6に示すカプセル型内視鏡301では、筐体302を構成する光学ドーム部321の肉厚と筒状胴部322の肉厚とを薄くしているため、光学ドーム部321と筒状胴部322との嵌合部に段差302aが生じ、外表面の形状が変化してしまっていた。また、図7に示すカプセル型内視鏡401の構成では、光学ドーム部421と筒状胴部422との嵌合部の段差をなくすために光学ドーム部421の肉厚Dを厚くせざるを得ず、筐体402の軽量化が望めなかった。また、図8に示すカプセル型内視鏡501のように光学ドーム部521を筒状胴部522の外側で嵌合させる構成の場合にも、光学ドーム部521の肉厚Dを厚くして、当て付け面521bを設け、該当て付け面521bに照明基板561の基板面561aを当て付けることによって位置決めする構成を採用するため、筐体502の軽量化の実現が難しかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、被検体の情報取得用の情報取得部材を構成する光学ユニットの光学瞳中心と透明筐体の半球部の球心とを位置決めしながら、透明筐体の肉厚と円筒形状の筐体の肉厚とを薄くして軽量化を図るとともに、短時間で水密確保できる接合方法を採用可能であって、外表面が滑らかな形状を有するカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるカプセル型医療装置は、被検体内部に導入されて被検体の情報を取得するカプセル型医療装置において、透明部材で形成された半球部と該半球部に端部が連なり該半球部と同じ径を有する円筒部とを有する第1筐体と、少なくとも一方が開口した円筒形状の第2筐体と、を有し、前記第1筐体の円筒部が前記第2筐体の開口側の外周面に嵌合して被検体の情報取得用の情報取得部材を内包するカプセル型筐体と、前記第2筐体の開口端面に当て付く第1当て付け面と、前記情報取得部材に当て付く第2当て付け面とを有する位置決め部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記第2筐体は、該第2筐体の開口端部側の外周面を周回し、前記第1筐体の円筒部の端部の厚さと同じ高さの段差を有することを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記位置決め部材は、前記第2筐体の開口側の内側面に当て付く第3当て付け面と、前記情報取得部材の外側面に当て付く第4当て付け面と、をさらに有することを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記位置決め部材は、突出部を有し、前記第3当て付け面と前記第4当て付け面とは、前記突出部に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記位置決め部材は、環状部を有し、前記第1当て付け面と前記第2当て付け面とは、前記環状部に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記第1当て付け面と前記第2当て付け面とは、前記環状部の同一面上に位置することを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、前記第2筐体の開口側の内側面と前記情報取得部材との間の一部には隙間が形成され、前記位置決め部材は、前記環状部が、少なくとも前記隙間を被覆できる幅を有することを特徴とする。
本発明にかかるカプセル型医療装置は、被検体内部に導入されて被検体の情報を取得するカプセル型医療装置において、透明部材で形成された半球部と円筒部とを有する第1筐体と、少なくとも一方が開口した円筒形状の第2筐体と、を有し、第1筐体の円筒部が第2筐体の開口側の外周面に嵌合して被検体の情報取得用の情報取得部材を内包するカプセル型筐体と、第2筐体の開口端面に当て付く第1当て付け面と、情報取得部材に当て付く第2当て付け面とを有する位置決め部材と、を備えることによって、情報取得部材に含まれる光学ユニットの光学瞳中心と透明な第1筐体の半球部の球心とを位置決めしながら、第1筐体の肉厚と円筒形状の第2筐体の肉厚とを薄くして軽量化を図るとともに、短時間で水密確保できる接合方法を採用可能な、外表面が滑らかな形状を有するカプセル型医療装置を実現することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型内視鏡の一構成例を示す縦断面模式図である。 図2は、図1に示す前端側(左側)から光学ドーム部越しに見たカプセル型内視鏡の内部構造を例示する模式図である。 図3は、図1に示すカプセル型内視鏡の組み立て工程の要部工程を説明する斜視図である。 図4は、実施の形態の変形例1にかかるカプセル型内視鏡の一構成例を示す縦断面模式図である。 図5は、実施の形態の変形例2にかかるカプセル型内視鏡を、前端側から光学ドーム部越しに見たカプセル型内視鏡の内部構造を例示する模式図である。 図6は、従来のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。 図7は、従来のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。 図8は、従来のカプセル型内視鏡の要部構成を説明する断面図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかるカプセル型医療装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、被検体内部に導入され、被検体の体内情報の一例である体内画像を撮像する撮像機能と、撮像した体内画像を無線送信する無線通信機能とを有するカプセル型内視鏡を、本発明にかかるカプセル型医療装置の一例として説明するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型内視鏡の一構成例を示す縦断面模式図である。図2は、図1に示す前端側(左側)から光学ドーム部越しに見たカプセル型内視鏡の内部構造を例示する模式図である。図3は、図1に示すカプセル型内視鏡の組み立て工程の要部工程を説明する斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態にかかるカプセル型内視鏡1は、単眼タイプのカプセル型内視鏡であり、被検体の臓器内部に導入可能な大きさに形成されたカプセル型の筐体2を有し、この筐体2は、体内画像を撮像するための撮像機能や、撮像された体内画像を外部に無線送信する無線通信機能を有する被検体の情報取得用の情報取得部材を内包する。破線Laは、カプセル型内視鏡1の長手方向の中心軸を示し、破線Lbは、カプセル型内視鏡1の短手方向(径方向)であって後述する光学ドーム部21の半球部(ドーム半球部21a)の後端を通る軸を示す。撮像方向は、図1の左側(前端側)方向である。また、図1の右側方向を後端側方向として説明する。
図1〜図3に示すように、カプセル型内視鏡1は、筐体2の内部に、情報取得部材である複数の発光素子31〜34(光源)、光学ユニット4(光学系)、撮像素子5(撮像素子)、フレキシブル基板6、制御ユニット8(無線通信部材)、無線通信ユニット9(無線通信部材)および電源ユニット10を内包する。さらに、筐体2には、筐体2の光学ドーム部21に対する、発光素子31〜34、光学ユニット4および撮像素子5の各相対位置を規定する位置決め部材7が内部に組み入れられている。
筐体2は、被検体の臓器内部に導入し易い大きさのカプセル型筐体であり、透明部材で形成された半球部と円筒部とを有する光学ドーム部21(第1筐体)、および、一方が開口した円筒形状の有底のケース部22(第2筐体)から成る。
光学ドーム部21は、半球状のドーム半球部21a(半球部)と、該ドーム半球部21aの中心を通る面でドーム半球部21aに端部が連なりドーム半球部21aと同じ径を有する円筒形状のドーム円筒部21b(円筒部)とを有する。光学ドーム部21は、透明であって、かつ、生体適合性を有する材料(例えば、ポリカーボネート、アクリル、シクロオレフィンポリマー等の樹脂材料)を用いて形成される。ドーム半球部21aは、カプセル型内視鏡1の長手方向の一方の端部となる部材である。ドーム半球部21aは、光学ドーム部21における撮像素子5の光学システムの範囲に含まれる領域の表面を、鏡面仕上げされている。
ケース部22は、開口端部側の外周面を周回する段差22aが形成され、この段差22aの外側にドーム円筒部21bの端部が嵌合する。ケース部22の段差22a部分の外径と、光学ドーム部21のドーム円筒部21bの内径とは、ほぼ同一であり、段差22aの軸Lb方向の高さは、ドーム円筒部21b端部の厚さとほぼ同一である。したがって、光学ドーム部21の外径とケース部22の段差22a形成部以外の部分の外径とはほぼ同一である。このため、カプセル型内視鏡1においては、筐体2の光学ドーム部21とケース部22との嵌合部の外表面に段差が生じることもなく、滑らかな形状の外表面を実現できる。
具体的には、光学ドーム部21のドーム円筒部21bの端部の内周面21cがケース部22の開口側の外周面22bに当て付き、ドーム円筒部21端部の端面21dがケース部22の段差22aの端面22cに当て付くことによって、ケース部22の開口側の段差22aに光学ドーム部21のドーム円筒部21bの端部が嵌合する。これによって、ケース部22に対する光学ドーム部21の相対位置、すなわち、ケース部22に対する光学ドーム部21の球心の位置が規定される。光学ドーム部21のドーム円筒部21bの内周面21cとケース部22の開口側の外周面22bとの間にUV接着材を塗布してから、ケース部22と光学ドーム部21のドーム円筒部21bとを嵌合し、その後、外側の透明な光学ドーム部21を介して、UV照射を行うことによって、筐体2を水密化する。或いは、外側の透明な光学ドーム部21を介して、レーザ照射を行って、光学ドーム部21の内周面21cとケース部22の開口側の外周面22bとの間を溶着することによって、筐体2を水密化する。なお、光学ドーム部21とケース部22との嵌合および筐体2の水密化は、後述するように、情報取得部材を位置決め部材7で位置決めしながらケース部22に組み入れた後に実行される。また、ケース部22の開口側の内周面22eの一部およびケース部22の開口部の端面22dには、後述する位置決め部材7が当て付く。
発光素子31〜34は、前端側の被検体内部を照明する。発光素子31〜34は、例えばLED等の発光素子であり、照明基板61に実装される。照明基板61は、開口を有する略円盤状の基板であり、フレキシブル基板6と連結する。発光素子31〜34は、図2に示すように、照明基板61の開口に挿通した光学ユニット4のレンズ枠44を囲むように、照明基板61に実装される。発光素子31〜34は、例えば白色光を発光して、前端側の被検体内部を照明する。なお、前端側の被検体内部を照明するのに十分な量の照明光を発光できれば、発光素子の数は4つに限るものではない。
光学ユニット4は、上述した発光素子31〜34によって照明された前端側の被検体内部からの反射光を集光して、被検体内部の画像を結像する。光学ユニット4は、例えば、レンズ41,42と、レンズ41とレンズ42との間に配置された絞り部43と、内部にレンズ41,42および絞り部43を保持するレンズ枠44と、を有する。レンズ41,42は、前端側の被検体内部の画像を撮像素子5の受光面51に結像する。レンズ42は、脚部を有しており、この脚部が撮像素子5の受光面51の周縁部に当接、接着されることによって、レンズ41,42と撮像素子5とが位置決めされる。絞り部43は、レンズ41とレンズ42とによって集光される反射光の明るさを調整する。レンズ枠44は、径の異なる2つの円筒を円盤で結合した形状を有する。前端側の径の小さい円筒部44aは、レンズ41,42および絞り部43を内部に保持し、照明基板61の開口に挿通されて一部が前端側に突出する。円盤部44bは、前端側の面が照明基板61の裏面に当て付いた状態で配置する。後端側の径の大きい円筒部44cは、円筒部44cの外周面44d(情報取得部材の外側面)が位置決め部材7の突出部72の内周面72bに当て付いた状態で配置する。なお、例えばレンズ枠44の円盤部44bおよび円筒部44cの側壁の一部を切り欠いたように円盤部44bおよび円筒部44cが成形されることによって、ケース部22の開口側の内周面22e(第2筐体の開口側の内側面)と、レンズ枠44の円盤部44bとの間の一部に開口部H(隙間)が形成される。照明基板61から延出する延出部63は、この開口部Hを挿通するように後端側に折り曲げられて、後述する撮像基板62に連結する。照明基板61の表面は、位置決め部材7の環状部71の後端側の面71bに当て付いた状態で配置する。
撮像素子5は、マトリックス状に光電変換素子が配置される受光面51を有するCCDまたはCMOS等の撮像素子であり、光学ユニット4によって結像された被検体内部の画像を撮像する。撮像素子5は、撮像基板62に実装される。撮像基板62は、開口を有する略円盤状の基板であってフレキシブル基板6と連結する。この撮像基板62の開口を介して、レンズ42と撮像素子5の受光面51とが対向する。
フレキシブル基板6は、前述した照明基板61および撮像基板62と連結するとともに、後述する制御基板82および無線基板91に接続する。照明基板61は、カプセル型内視鏡1の前端側の被写体に対する照明機能を実現するための回路が形成された略円盤状のフレキ基板である。照明基板61の基板表面には、前述したように、発光素子31〜34が実装され、発光素子31〜34によって囲まれる照明基板61の基板面中心部には、レンズ枠44の円筒部44aを挿入するための開口部が形成される。なお、レンズ枠44の円筒部44aは、撮像素子5に脚部を当接したレンズ42を保持する。照明基板61は、外縁部から延出した延出部63を介して撮像基板62と電気的に接続される。
撮像基板62は、先端側の体内画像に対する撮像機能を実現するための回路が形成された略円盤形状のフレキ基板である。撮像基板62の基板表面には、撮像素子5がフリップチップ実装され、さらに、コンデンサ等の回路部品が実装される。また、撮像基板62には、撮像素子5の受光面51に前端側の被検体内部からの反射光を入射するための開口部が形成される。撮像基板62の外縁部の一部は、延出部64として延出し、後端側に屈曲して、フレキシブル基板6に連結する。
位置決め部材7は、光学ドーム部21と発光素子31〜34と光学ユニット4との位置関係を固定して、光学ドーム部21に対する発光素子31〜34、光学ユニット4および撮像素子5の好適な各相対位置を決める。光学ドーム部21に対して発光素子31〜34と光学ユニット4とを中心軸Laで示す長手方向に位置決めする環状部71と、光学ドーム部21に対して発光素子31〜34と光学ユニット4とを軸Lbで示す短手方向に位置決めする突出部72とが一体となった構成を有する。
環状部71は、開口を有する略円盤状の形状を有する。環状部71は、光学ドーム部21のドーム円筒部21b端部の内径よりも小さく、ケース部22の開口側の端部の内径よりも大きい外径を有する。環状部71の開口形状は、レンズ枠44および発光素子31〜34が開口から突出できるように設定される。
環状部71の後端側の面(裏面)の外周側の面71a(第1当て付け面)には、ケース部22の開口部の端面22dが当て付く。ケース部22の開口側の外周面22bには光学ドーム部21のドーム円筒部21bの内周面21cが嵌合するため、環状部71の面71aがケース部22の端面22dに当て付くことによって、ケース部22を介して、光学ドーム部21に対する環状部71の中心軸Laの方向における相対位置が規定される。
環状部71の裏面の内周側の面71b(第2当て付け面)には、情報取得部材を構成する照明基板61表面の周縁部が当て付く。面71aおよび面71bは、環状部71の同一面上に位置する。したがって、位置決め部材7を介して、光学ドーム部21に対する、照明基板61、照明基板61表面に実装された発光素子31〜34、照明基板61裏面に円盤部44bが当て付くレンズ枠44、レンズ枠44が保持するレンズ41,42、および、レンズ42の脚部が当接する撮像素子5の、中心軸La方向における相対位置が規定される。なお、環状部71は、少なくとも、ケース部22の内周面22eと、レンズ枠44の円盤部44bとの間の開口部Hを被覆できる幅に設定される。環状部71は、筐体2に組み付けられることによって、開口部Hを塞いで、光学ドーム部21の内部空間を、情報取得部材が組み入れられるケース部22の内部空間から隔離する。また、環状部71には、発光素子31〜34の間を開口側に張り出した張り出し面73(図2参照)を設け、照明基板61表面に当て付く環状部71の面積を大きくして、照明基板61の中心軸La方向の位置を安定化させている。
突出部72は、円筒状であり、ケース部22の開口側の内周面22eの内径とほぼ同一の外径を有する。したがって、突出部72の外径は、環状部71の外径より小さくなる。突出部72は、レンズ枠44の円筒部44cの外径とほぼ同一の内径を有する。突出部72の外周面72a(第3当て付け面)には、ケース部22の開口側の内周面22e(第2筐体の開口側の内側面)が当て付く。突出部72の内周面72b(第4当て付け面)には、レンズ枠44の円筒部44cの外周面44d(情報取得部材の外側面)が当て付く。言い換えると、突出部72は、レンズ枠44の円筒部44cと、ケース部22との間の隙間を前端側で埋めており、ケース部22を介して、光学ドーム部21に対するレンズ枠44の、軸Lb方向(径方向)における相対位置を規定する。すなわち、突出部72は、光学ユニット4の瞳中心と、光学ドーム部21の球心とが中心軸Laと一致するように、光学ユニット4および撮像素子5の光学ドーム部21に対する軸Lb方向の相対位置を、ケース部22を介して規定する。
制御ユニット8は、撮像機能および無線通信機能を制御する電子部品群81と、表面に電子部品群81を実装する略円盤状の制御基板82を備える。制御基板82の裏面には、後述する磁気スイッチ等の各種電源系の回路部品が図示される。制御ユニット8は、制御基板82および無線基板91に接続するフレキシブル基板6を介して、照明基板61、撮像基板62および後述する無線基板91と電気的に接続され、照明基板61に実装された発光素子31〜34、撮像基板62に実装された撮像素子5、および、無線基板91に実装された無線通信ユニット9を制御する。制御ユニット8は、画像処理に関する各種パラメータを有し、撮像素子5が撮像した前端側の体内画像を含む画像信号を順次処理する画像処理機能を有する。
無線通信ユニット9は、撮像素子5によって撮像された体内画像を含む画像信号に対して変調処理等を行って無線信号を生成し、生成した無線信号を外部に送信する。無線通信ユニット9は、無線基板91、無線基板91に実装され、撮像素子5によって撮像された各体内画像を処理する電子部品92、および、電子部品92によって処理された信号を外部に無線送信するアンテナ93を備える。
電源ユニット10は、発光素子31〜34、撮像素子5、制御ユニット8および無線通信ユニット9に動作電力を供給する。電源ユニット10は、接点ばね10cを内包し、電池10aは、接点ばね10cとフレキシブル基板6とを介して、制御基板82上の電源系の回路部品と電気的に接続される。
カプセル型内視鏡1は、無線通信ユニット9、電源ユニット10、制御ユニット8、光学ユニット4が組み付けられた撮像素子5および発光素子31〜34を、フレキシブル基板6、撮像基板62、照明基板61に接続させた状態で、ケース部22開口からケース部22内部に装填し、その後、図3の(a)および図3の(b)に示すように、照明基板61を覆うように位置決め部材7をケース部22内に嵌め込む。これによって、位置決め部材7の環状部71によって開口部Hが塞がれる。続いて、ケース部22の段差22aの外側に光学ドーム部21のドーム円筒部21bを嵌め、光学ドーム部21を介したUV接着やレーザ溶着を行うことによって、図3の(c)のように、ケース部22の外側に光学ドーム部21のドーム円筒部21bを固定し、カプセル型内視鏡1を組み立てる。
この実施の形態のカプセル型内視鏡1では、位置決め部材7の環状部71の後端側の面71bに照明基板61表面が当て付いている。ケース部22の外側には、光学ドーム部21のドーム円筒部21bが嵌合しており、位置決め部材7の環状部71の後端側の面71aに、ケース部22の端面22dが当て付いている。したがって、カプセル型内視鏡1では、位置決め部材7およびケース部22を介して、光学ドーム部21に対する中心軸La方向における好適な相対位置に、レンズ41,42および撮像素子5の受光面51が配置されるよう規定される。
また、実施の形態のカプセル型内視鏡1では、突出部72の内周面72bに、レンズ枠44の円筒部44cの外周面44dが当て付き、突出部72の外周面72aに、ケース部22の開口側の内周面22eが当て付く。これによって、カプセル型内視鏡1では、ケース部22を介して、光学ドーム部21に対する軸Lb方向(径方向)における好適な相対位置に、レンズ41,42および撮像素子5の受光面51が配置されるように規定される。この結果、カプセル型内視鏡1では、レンズ41,42および撮像素子5の瞳中心(光軸)と、光学ドーム部21のドーム半球部21aの球心とを、長手方向の中心軸Laに正確に一致させることができ、フレアの抑制を図ることが可能になる。
また、カプセル型内視鏡1は、独立した位置決め部材7を用いて、筐体2と筐体2内部の情報取得部材との相対位置を規定している。このため、カプセル型内視鏡1によれば、光学ドーム部21およびケース部22の端部に情報取得部材の位置決め用の当て付け面を設ける必要がなくなり、その分、光学ドーム部21の肉厚およびケース部22の肉厚を薄くすることができる。したがって、カプセル型内視鏡1によれば、光学ドーム部21およびケース部22の肉厚を薄くして軽量化も図ることができる上に、十分な内部空間を確保することが可能となる。この結果、カプセル型内視鏡1によれば、情報取得部材のための空間も十分に確保できることから各情報取得部材の部品選択肢も広がり、カプセル型内視鏡1の高性能化に繋げることも可能になる。また、カプセル型内視鏡1では、光学ドーム部21の外径とケース部22の開口側の外周面22b以外の部分の外径とはほぼ同一となるように設計できるため、筐体2の光学ドーム部21とケース部22との嵌合部の外表面に段差が生じることもなく、滑らかな形状の外表面を実現できる。カプセル型内視鏡1は、滑らかな形状の外表面を実現するため、被検体が飲み込みやすいという効果がある他、粘膜にカプセル型内視鏡1が引っかかりにくく、体腔内の残滓なども付着しにくいという効果もある。
また、カプセル型内視鏡1では、光学ドーム部21のドーム円筒部21bが、ケース部22の外側で嵌合しているため、外側の透明なドーム円筒部21bを介したUV接着やレーザ溶着が可能となり、熱硬化型接着剤を使用して熱接着でケース部とドーム部を固定させる場合よりも、短時間で水密確保できる接合方法を採用することができる。
また、カプセル型内視鏡1では、位置決め部材7の環状部71は、開口部Hを塞いで、光学ドーム部21の内部空間を、情報取得部材が組み入れられるケース部22の内部空間から隔離している。このため、カプセル型内視鏡1本体を水密化した後に、情報取得部材から発生したごみが光学ドーム部21の内部空間に侵入することもない。このごみが光学ドーム部21に付着すると画像にごみが写り込む不良が発生していたが、カプセル型内視鏡1によれば、この不良自体をなくすことができる。
(実施の形態の変形例1)
図4は、本発明の実施の形態の変形例1にかかるカプセル型内視鏡の一構成例を示す縦断面模式図である。
図4に示す実施の形態の変形例1にかかるカプセル型内視鏡1Aのように、光学ユニット4Aを構成するレンズ枠44Aの円筒部44c−1の外周面44d−1がケース部22の内周面22eに当て付くように、円筒部44c−1の厚さが設定されている場合には、ケース部22および該ケース部22に当て付くレンズ枠44Aを介して、光学ドーム部21に対する軸Lb方向のレンズ41,42および撮像素子5の受光面51の位置を規定できるため、突出部72を削除した位置決め部材7Aを採用することも可能である。
(実施の形態の変形例2)
図5は、実施の形態の変形例2にかかるカプセル型内視鏡を、前端側から光学ドーム部越しに見たカプセル型内視鏡の内部構造を例示する模式図である。図5の実施の形態の変形例2にかかるカプセル型内視鏡1Bのように、位置決め部材は、必ずしも一体である必要はなく、第1位置決め部材71−1および第2位置決め部材71−2で構成される位置決め部材7Bのように、複数の部材で構成することも可能である。
なお、上述した本発明の実施の形態として、単眼のカプセル型内視鏡1,1A,1Bについて説明したが、もちろん、本実施の形態は、複眼のカプセル型内視鏡にも適用可能である。この場合には、両方が開口した円筒形状のケース部内に、前端側と後端側にそれぞれ、光学ユニット4および撮像素子5とを位置決め部材7で位置決めしながら組み付け、ケース部の両端の外側に光学ドーム部をそれぞれ嵌合すればよい。
また、上述した本発明の実施の形態では、体内情報の一例である体内画像を取得するカプセル型内視鏡1,1A,1Bについて説明したが、もちろん、これに限らず、生体内のpH情報を体内情報として計測するカプセル型pH計測装置であってもよい。また、生体内の温度情報を体内情報として計測するカプセル型温度計測装置であってもよい。また、生体内に薬剤を散布または注射する機能を備えたカプセル型薬剤投与装置であってもよい。また、体内情報として生体内の物質(体組織等)を採取するカプセル型採取装置であってもよい。
以上のように、本発明にかかるカプセル型医療装置は、被検体情報取得部材を構成する光学ユニットの光学瞳中心と透明筐体の半球部の球心とを位置決めしながら、透明筐体の肉厚と円筒形状の筐体の肉厚とを薄くして軽量化を図るとともに、短時間で水密確保できる接合方法を採用可能であって、外表面が滑らかな形状を有するカプセル型医療装置を実現するのに有用である。
1,1A,1B,301,401,501 カプセル型内視鏡
2,302,402,502 筐体
4,4A,304 光学ユニット
5 撮像素子
6 フレキシブル基板
7,7A,7B,307 位置決め部材
8 制御ユニット
9 無線通信ユニット
10 電源ユニット
10a 電池
10c 接点ばね
21,321,421,521 光学ドーム部(第1筐体)
21a ドーム半球部(半球部)
21b ドーム円筒部(円筒部)
22 ケース部(第2筐体)
22a 段差
31〜34 発光素子
41,42 レンズ
43 絞り部
44,44A レンズ枠
44a,44c 円筒部
44b 円盤部
51 受光面
61 照明基板
62 撮像基板
63,64 延出部
71 環状部
71a 面(第1当て付け面)
71b 面(第2当て付け面)
71−1 第1位置決め部材
71−2 第2位置決め部材
72 突出部
72a 外周面(第3当て付け面)
72b 内周面(第4当て付け面)
81 電子部品群
82 制御基板
91 無線基板
92 電子部品
93 アンテナ
322,422 筒状胴部
430 スペーサ

Claims (7)

  1. 明部材で形成された半球部と該半球部に端部が連なり該半球部と同じ径を有する円筒部とを有する第1筐体と、円筒形状をなし、該円筒形状の一方の開口である開口縁を有する第2筐体と、を有し、前記筒部が前記開口縁の外周面に嵌合して被検体の情報取得用の情報取得部材を内包するカプセル型筐体と、
    前記開口縁の端面に当て付く第1当て付け面と、前記情報取得部材に当て付く第2当て付け面とを有する位置決め部材と、
    を備えることを特徴とするカプセル型医療装置。
  2. 前記第2筐体は、前記開口縁の端部側の外周面を周回し、前記筒部の端部の厚さと同じ高さの段差を有することを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  3. 前記位置決め部材は、前記開口縁の内側面に当て付く第3当て付け面と、前記情報取得部材の外側面に当て付く第4当て付け面と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  4. 前記位置決め部材は、突出部を有し、
    前記第3当て付け面と前記第4当て付け面とは、前記突出部に設けられることを特徴とする請求項3に記載のカプセル型医療装置。
  5. 前記位置決め部材は、環状部を有し、
    前記第1当て付け面と前記第2当て付け面とは、前記環状部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  6. 前記第1当て付け面と前記第2当て付け面とは、前記環状部の同一面上に位置することを特徴とする請求項5に記載のカプセル型医療装置。
  7. 前記開口縁の内側面と前記情報取得部材との間の一部には隙間が形成され、
    前記位置決め部材は、前記環状部が、少なくとも前記隙間を被覆できる幅を有することを特徴とする請求項5に記載のカプセル型医療装置。
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