JP6043029B2 - 自動二輪車用のアルミホイール - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車用のアルミホイールに関する。
自動二輪車用のアルミホイールには強度と靱性の確保、軽量性が求められる。従来、アルミホイールの製造においては、これら3つの特性を確保するために、重力鋳造品にT6熱処理を施している(例えば、特許文献1)。重力鋳造は、注湯する速度が比較的遅く空気が混入しにくいので製造される鋳物の内部品質が良い。このため、重力鋳造によって製造されたホイールは一般に高い靱性が確保される。また、T6熱処理によると、熱処理しないものと比べて延性が低下するが、強度が向上する。その結果、強度と靱性が確保される範囲で、スポークの断面積とリムの断面積を小さくすることでホイール全体が軽量化されている。
特開2006−103577号公報
しかしながら、重力鋳造はホイールの強度、軽量性及び靱性が確保されるが、鋳造に時間がかかるので生産性が低いという問題がある。そこで、生産性を高くするためにダイカスト鋳造を採用することが考えられる。
ところが、ダイカスト鋳造は、金型への注湯の際に、重力鋳造に比べて溶湯に空気が混入しやすい。このため、ダイカスト鋳造は、重力鋳造に比べて鋳物の内部品質が悪くなりやすい。
しかも、重力鋳造の場合と同様にダイカスト鋳造後にT6熱処理を実施すると、溶湯に混入した空気の膨張によるいわゆるブリスターが発生することによって、ホイールの靱性がさらに低下するおそれがある。したがって、ダイカスト鋳造は、熱処理によって強度を向上させることが難しい。このため、強度と靱性を確保するためには、スポークの断面積とリムの断面積をある程度の大きさにしなければならないので、重量が大きくなってしまう。
以上より、自動二輪車用のアルミホイールの鋳造においては、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ生産性を高めることが困難であると考えられている。
本発明の目的は、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ生産性を高めることが可能な自動二輪車用のアルミホイールを提供することにある。
本発明の自動二輪車用のアルミホイールは、車軸が挿入される車軸挿入穴が形成された車軸挿入部と、それぞれ前記車軸挿入部から前記前記車軸挿入穴の中心軸の径方向に延び、前記中心軸の周方向に間隔を空けて形成された複数のスポークを含むスポーク部と、前記中心軸の周方向に延びると共に環状に形成され、前記複数のスポークに接続されたリム部と、を有し、前記スポーク部は、前記スポークが5本以上且つ10本以下であり、各前記スポークの延びる方向に直交する断面における断面積のうち最小の断面積をスポーク最小断面積とした場合に、前記スポーク最小断面積の総和が8cm2以上且つ15cm2以下であり、前記リムの直径が14インチ以上且つ17インチ以下であり、ダイカスト鋳造後に熱処理が施されている
本発明によれば、スポークが5本以上であり、比較的多い。スポークを多くすると溶湯はスポークを通って全体的に流動していくため、鋳造時に溶湯を流す経路が短くなる。これにより、溶湯の充填時間が短くなりやすい。充填時間が短いと、溶湯に流動状態を保たせたまま、空気を含んだ溶湯を金型のオーバーフローまで到達させることができる。したがって、リムに空気が残りにくい。これにより、靱性の低下を抑制しつつ熱処理が可能になる。また、リムの部位による流動長さの差が小さくなり、リム強度が均一化する。靱性の低下を抑制できることと、リム強度の均一化が図れることから、リムの断面積を小さくすることが可能となる。また、熱処理ができることから、スポーク最小断面積の総和を15cm2以下と、比較的小さくすることができる。
以上によって強度、軽量性及び靱性を確保しつつ、ダイカスト鋳造によって生産性を上げることができる。
本発明においては、前記スポークのそれぞれにおいて、前記スポーク最小断面積が3cm2以下であることが好ましい。
この構成によれば、ホイールの形状を、リム部やスポークの断面積を抑え、軽量化したさまざまな断面形状に対応させられる。
本発明においては、前記リム部の延びる方向に直交する断面及び前記スポークの延びる方向に直交する断面の少なくとも一方において、外表面の法線方向における肉厚が4mm以下の部分を有することが好ましい。
この構成によれば、ホイールの形状を、リム部やスポークを薄肉にしたさまざまな断面形状に対応させられる。スポークの形状は、要求される外観と強度次第で様々な形状を選択できる。上記構成のように肉厚が4mm以下であると、凝固時に溶湯が急冷される効果が出て、より強度が高められる。
また、本発明においては、前記熱処理は、ダイカスト鋳造後の半製品を水又は水溶液で冷却した後に時効処理を行うことが好ましい。
また、本発明においては、前記車軸挿入部、前記スポーク部及び前記リム部の少なくともいずれかの0.2%耐力が150MPa以上であることが好ましい。
この構成によるとホイールの強度が確保される。かかる強度の確保は、例えば鋳造時に水焼入れが施されることによって可能となる。
重力鋳造のホイールに用いられていたT6熱処理においては、時効処理の前に高温の溶体化処理を行う。本発明における上記構成によれば、高温の溶体化処理を行わないため、ブリスターが発生しない。よって、靱性が低下しないため、靱性の向上につながる。
また、本発明においては、前記車軸挿入部を構成する材料中の結晶粒の大きさの平均が、前記リム部を構成する材料中の結晶粒の大きさの平均より大きいことが好ましい。
この特性は、鋳造時に車軸挿入部に溶湯の注入口が設定されることによって確保される。
また、本発明においては、前記車軸挿入部に鋳造時の溶湯の注入口が設定されていることが好ましい。
この構成によれば、鋳造時、車軸挿入部からスポーク部を通ってリム部へと向かう注湯経路が用いられる。したがって、スポークを多くすることで注湯経路を短くできるためリムから空気を排出しやすいという効果を確保できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 図1の自動二輪車用に用いられるホイールの左側面図である。 図3(a)は図2のA−A線断面図であり、スポークの延びる方向に直交する断面に関する。図3(b)は図2のB−B線断面図であり、リム部の延びる方向に直交する断面に関する。図3(c)は図2のC−C線断面図であり、リム部の延びる方向に直交する断面に関する。 本実施形態のホイールの製造工程を示すフロー図である。 図4のダイカスト鋳造工程において用いられる鋳型の正面図である。破線は金型の内部に形成される構造を示す。 変形例に係るホイールを若干斜め下方の正面から見た図である。
以下、本発明の実施の形態について、自動二輪車1を例に挙げて説明する。自動二輪車1には、本発明に係る自動二輪車用のアルミホイールが採用されたホイール100が設けられている。
なお、以下の説明において、前後方向とは、自動二輪車1の後述するライダーシート11に着座したライダーRから視た車両前後方向のことである。左右方向とは、ライダーシート11に着座したライダーRから視たときの車両左右方向(車幅方向)のことである。図中の矢印F方向と矢印B方向は、前方と後方を表している。図中の矢印L方向と矢印R方向は、右方と左方を表している。図2以降において、前後左右上下の各方向は、ホイール100が自動二輪車1に設けられた状態での方向に対応する。
図1に示すように、自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム4と、ライダーシート11とを備えている。車体フレーム4のライダーシート11より前方の部分には、ハンドルユニット9が設けられている。ハンドルユニット9の右端部にはグリップ9Rが、左端部にはグリップ9Lがそれぞれ設けられている。なお、図1にはグリップ9Lのみが図示されている。グリップ9Rは左右方向にグリップ9Lの反対側に配置されている。グリップ9Rは、アクセルグリップである。グリップ9Rの近くにはブレーキレバーが取り付けられている。グリップ9Lの近くにはクラッチレバー10が取り付けられている。ハンドルユニット9には、フロントフォーク7の上端部が固定されている。このフロントフォーク7の下端部には、左右方向に沿って延びる車軸17が固定されている。車軸17には前輪2が支持されている。前輪2は、ホイール100とホイール100の外周に取り付けられたタイヤ2aとを有している。
車体フレーム4の下部には、スイングアーム12の前端部が揺動可能に支持されている。このスイングアーム12の後端部は、後輪3を支持している。スイングアーム12の揺動中心と異なる箇所と車体フレーム4とは、上下方向の衝撃を吸収するリアサスペンションを介して接続されている。
車体フレーム4は、水冷式のエンジン13を支持している。なお、エンジン13は、空冷式であってもよい。車体フレーム4は、エンジン13を直接支持していてもよいし、他の部材を介して間接的に支持していてもよい。エンジン13の上方には、燃料タンク14が配置されている。
エンジン13の後方には、複数段の変速ギヤを有するトランスミッションが配置されている。エンジン13の駆動力は、トランスミッションおよびチェーン26を介して後輪3に伝達される。トランスミッションの左側には、トランスミッションのギヤを切り換えるためのシフトペダル24が設けられている。車体フレーム4の両側方であって後輪3のやや前方にはフットレスト23が設けられている。ライダーRは、乗車中、フットレスト23に両足を載せる。
前輪2の上方であってグリップ9R及び9Lの前方には、フロントカウル15が配置されている。前後方向にフロントカウル15とグリップ9R及び9Lとの間にはメーターユニット16が配置されている。メーターユニット16は、表示面が後方かつ上方を向くように、前後方向と上下方向に対して傾斜して配置されている。表示面には、車速やエンジン回転数、車両の状態、走行距離、時計、計測時間などが表示される。
以下、本発明のアルミホイールが採用されたホイール100について、図2〜図4を参照しつつより詳細に説明する。ホイール100は、アルミニウム合金から形成されており、ダイカスト鋳造法により一体的に鋳造されている。また、ホイール100には、ダイカスト鋳造後にT5熱処理が施されている。ダイカスト鋳造及びT5熱処理の詳細については後述する。
ホイール100は、図2〜図4に示すように、車軸17が挿入される車軸挿入穴111aが形成された車軸挿入部110と、車軸挿入部110から車軸挿入穴111aの中心軸の径方向(以下、単に「径方向」とする)に延びた複数のスポーク151を有するスポーク部150と、スポーク151と接続されたリム部140とを有している。なお、本明細書において「径方向に延びる」とは、車軸挿入穴111aの中心軸を通る厳密な径方向(例えば、図2に示す径方向)に沿って延びる場合に限られない。厳密な径方向に対して傾斜した方向に沿って車軸挿入部110からリム部140に向かって延びる場合も「径方向に延びる」に含まれる。つまり、車軸挿入穴111aの中心軸を通らない直線に沿って車軸挿入部110からリム部140に向かって延びる場合も「径方向に延びる」に含まれる。
車軸挿入部110の中央には、図2に示すように、車軸挿入穴111aが内部に形成されたボス部111が設けられている。ボス部111は、軸方向が左右方向に沿った円筒形状を有している。また、車軸挿入部110には、ブレーキディスク固定用の4つのボルト穴112がボス部111の周囲に形成されている。なお、このボルト穴は3つから6つでもよい。
車軸挿入部110は、リム部140に向かって径方向に突出した5つの突出部110aを有するほぼ五角形の板形状を有している。5つの突出部110aは、スポーク151と接続されている。各突出部110aからは、径方向にリム部140に向かって2本のスポーク151が延びている。突出部110a及びこれと接続された2本のスポーク151からなる領域(図2の二点鎖線Qで囲まれた領域)は、互いに同じ形状及び同じ大きさである。以下、これらの各領域を領域Qとする。これらの領域Qは、周方向に関しては等間隔に、径方向に関しては同じ位置に配置されている。領域Qは、図2に示す径方向に沿った直線Pに関してほぼ対称である。領域Qにおいて、2本のスポーク151の間には、図2においてほぼ三角形の空間を規定する縁部151aが形成されている。隣り合う2つの領域Qのスポーク151同士の間には、図2においてほぼ台形の空間を規定する縁部151bが形成されている。このように、全体で10本のスポーク151が、車軸挿入穴111aの中心軸の周方向(以下、単に「周方向」とする)に関して互いに間隔を空けて配置されている。
各スポーク151は、その延びる方向(例えば、図2の両矢印D1に沿った方向)に直交する断面の面積が車軸挿入部110からリム部140に向かうに連れて小さくなるように形成されている。したがって、各スポーク151に関して、スポーク151の延びる方向に直交する断面のうち、面積が最小になるのは、リム部140に近接した位置の断面(図2のA−A線断面)である。以下、かかる最小の断面積を「スポーク最小断面積」とする。スポーク最小断面積を取る断面の径方向の位置はスポーク151間で互いに同じである。10本のスポーク151の全体は、スポーク最小断面積を合計した総和が8cm2以上且つ15cm2以下となるように形成されている。また、各スポーク151のスポーク最小断面積は1.5cm2以下である。
また、各スポーク151は、方向D1に直交する断面が、図3(a)に示すように、2本のリブ151cを有するH型の形状を有している。この断面形状において、各リブ151cは、左方及び右方のそれぞれに向かって先細りに形成されている。そして、リブ151cの左端及び右端は、いずれもR状に形成されている。本実施形態において、スポーク151の肉厚を、外表面の法線方向に関する肉の寸法とする。また、リブ151cの左端や右端のようにR状に形成された領域以外の領域において肉厚を定義する。このとき、図3(a)の断面形状において、R状の部分を除いたリブ151cの最も先端に近い部分が最も肉厚の小さい部分である。本実施形態では、この最小の肉厚が4mm以下となるように構成されている。具体的には、図2のA−A線断面を示す図3(a)の断面において、R状の部分を除いたリブ151cの最も先端に近い部分における上記最小の肉厚はt1である。そして、この最小肉厚t1が、4mm以下に設定されている。なお、この最小肉厚t1が2mm〜2.5mmの範囲内であってもよい。ある鋳造条件では、最小肉厚t1の下限は1.8mmである。
リム部140は、周方向に延びると共に環状に形成されている。リム部140の直径は14〜17インチであり、自動二輪車向けの大きさに設定されている。リム部140の車軸挿入穴111aに面した表面に、各スポーク151が接続されている。リム部140には、径方向に車軸挿入部110から遠い表面にタイヤ2aが取り付けられる。このタイヤ2aの取り付け面は、図3(a)及び図3(b)に示すように、平坦部141と、平坦部141から径方向に車軸挿入部110に向かって凹んだ凹部142とを含んでいる。凹部142はリム部140の全周に亘って形成されている。凹部142は、周方向に関して、スポーク151が形成されている領域が形成されていない領域と比べて深くなるように形成されている。リム部140の左右方向に関する両端部143は、車軸挿入部110に向かう方向とは反対方向に突出している。両端部143の先端はR状に形成されている。
本実施形態において、リム部140の肉厚を、外表面の法線方向に関する肉の寸法とする。また、両端部143の先端のようにR状に形成された領域以外の領域において肉厚を定義する。このとき、図3(b)又は図3(c)の断面形状において、最も肉厚の小さい部分となるのは両端部143の基部143aである。基部143aは、タイヤが取り付けられるときにいわゆるタイヤ2aの耳(ビート)が接触する部分である。本実施形態において、この部分の肉厚は、リム部140の延びる方向に直交するいずれの断面においてもt2である。また、t2は4mm以下に設定されている。
以下、本実施形態のホイール100の製造工程について図4及び図5を参照しつつ説明する。まず、図5に示す鋳型200を用いてダイカスト鋳造を行う(図4の工程S1)。鋳型200は、金型201の内部において、ホイール100の形状に対応した形状に形成されている。鋳型200における車軸挿入部110に対応する領域200aには、アルミニウム合金の溶湯を注入する注入路202が接続されている。つまり、本実施形態のホイール100は、車軸挿入部110に溶湯の注入口が設定されている。注入路202には、スリーブを介して溶湯に圧力を加えるピストン205とロッド、シリンダが接続されている。鋳型200の周囲には、鋳型200に流し込まれた溶湯のうち、内部品質の悪い部分を排出するオーバーフロー203が形成されている。オーバーフロー203は、鋳型200におけるリム部140に対応する領域200cに接続されている。オーバーフロー203は、ホイール100の周方向に対応する方向に関して、鋳型200におけるスポーク151に対応する領域200b同士の間に配置されている。オーバーフロー203はさらに排出路204に接続されている。排出路204は金型201の外部へと金型内の空気と内部品質の悪い溶湯を排出するための流路である。
ピストン205に溶湯が注入された後、30〜60MPa(メガパスカル)の高い圧力がピストン205によって溶湯に印加される。これにより、ピストン205から注入路202を介して鋳型200内に溶湯が注入される。溶湯は、鋳型200において、他の鋳造法と比べて速い速度(所要時間にして0.04〜0.16秒)で領域200a、領域200b及び領域200cを順に通り、オーバーフロー203へと排出される。これによって鋳型200内に存在する空気等が溶湯と共に排出される。図5の太い黒矢印は、溶湯の流れの一例を示している。溶湯は、10本のスポーク151に対応する領域200bのそれぞれから領域200cへと流れ込み、周方向に沿って二手に分かれる。二手に分かれた溶湯は、周方向に領域200b同士の間に存在するオーバーフロー203へと流れ込む。このように、溶湯は、領域200bから領域200cに流れ込むと、隣の領域200bまでの経路の途中に存在するオーバーフロー203へと流れ込む。一方、隣の領域200bまでの距離は、スポーク151が多いほど小さくなる。したがって、スポーク151が多いほど、溶湯が領域200cに流れ込んでからオーバーフロー203に到達するまでの経路が短くなりやすい。よって、本実施形態のようにスポーク151が10本と、比較的多くのスポークが設けられている場合、溶湯が流れる経路が比較的短くなる。
かかるダイカスト鋳造後の領域200a、領域200b及び領域200cにおける材料の組成には以下の相違点が生じる。まず、注入路202に近い領域200aは、高い温度の注湯が冷え固まることにより、比較的大きな結晶粒が形成されることになる。一方、注入路202から離れた領域200b及び領域200cにおいては到達時の注湯の温度が低くなる。このため、これらの領域では、領域200aに比べて低い温度の注湯が冷え固まることで、比較的小さな結晶粒が形成されることになる。注入路202から遠く離れた位置ほど到達時の注湯の温度が低くなるため、結晶粒が小さく形成される傾向になる。例えば、領域200aにおける結晶粒の大きさの平均は、領域200bや領域200cにおける結晶粒の大きさの平均より大きい。
ダイカスト鋳造(図4の工程S1)後には、以下の通り、T5熱処理を実施する。工程S1の終了後、鋳型200から半製品を取り出す(図4の工程S2)。そして、取り出した半製品を水に浸漬させることで、焼入れを行う(工程S3)。これにより、鋳造後の所定の温度で焼入れがなされる。なお、焼入れ時の冷媒として、水以外に、水溶液が用いられてもよい。焼入れ後、半製品を所定の温度で所定の時間維持することで時効処理を実施する(工程S4)。焼入れを行うことにより、鋳造後の材料の0.2%耐力は150〜200MPaとなる。一方、焼入れを行っていないと、鋳造後の材料の引っ張り強度は150MPa未満となる。
以上説明した本実施形態によると、ダイカスト鋳造を採用しているため、充填してから凝固するまでの時間が短く、重力鋳造等と比べて生産性が高い。また、重力鋳造は、鋳造時に金型表面に塗型材を塗るので製品表面が平滑にならない。これに対し、ダイカスト鋳造であれば、滑らかな外観を得ることができる。具体的には、重力鋳造では鋳物の表面における十点平均粗さが100μm程度になってしまうのに対し、ダイカスト鋳造では鋳物表面の十点平均粗さが20μm程度である。さらに、重力鋳造では鋳物の最小肉厚が3mm程度(限界は2.5mm)であるのに対し、ダイカスト鋳造では鋳物の最小肉厚を2mm程度(限界は1.8mm)にすることができる。
一方で、自動二輪車用のアルミホイールの鋳造においては、ダイカスト鋳造は、以下の理由から、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ生産性を高めることが困難であると考えられていた。ダイカスト鋳造は、金型への注湯の際に、重力鋳造に比べて溶湯に空気が混入しやすい。したがって、ダイカスト鋳造は、重力鋳造に比べて靱性が低くなりやすい。なお、金型内を真空にして混入する空気の量を減らす方法も検討されている。しかし、この方法は、金型や設備の仕様が大掛かりになるため、ダイカスト一般に広く適用されているわけではない。また、重力鋳造等で用いられる熱処理であるT6熱処理を実施すると、溶湯に混入した空気の膨張によるいわゆるブリスターが発生することによって、ホイールの靱性がさらに低下するおそれがある。したがって、ダイカスト鋳造は、熱処理によって強度を向上させることが難しい。このため、強度と靱性を確保するためには、スポークの断面積とリムの断面積をある程度の大きさにしなければならないので、重量が大きくなってしまう。
そこで、本発明者らは、スポークを比較的多くすることで、靱性の低下を抑制しつつ熱処理が可能になるようにした。特に、本実施形態では、10本のスポーク151を設けることとした。このようにスポークを多くすると、上記の通り、鋳造時に溶湯を流す経路が短くなる。これにより、溶湯の充填時間が短くなりやすい。充填時間が短いと、溶湯に流動状態を保たせたまま、空気を含んだ溶湯を鋳型200のオーバーフロー203まで到達させることができる。したがって、リム部140に対応する鋳型200の領域200c内に空気を含んだ内部品質の悪い溶湯が残りにくい。よって、靱性が低下しにくくなる。また、リム部140の強度が均一化する。
以上のように、靱性の低下を抑制できることと、リム部140の強度の均一化が図れることから、リム部140の断面積を小さくすることが可能となった。また、熱処理にT5熱処理を採用し、高温での溶体化を行わないことから、スポーク最小断面積の総和を15cm2以下と、比較的小さくすることができた。したがって、ホイール100全体の軽量化を図ることができた。このように、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ、ダイカスト鋳造によって生産性を上げることが可能なアルミホイールが実現した。
なお、スポーク最小断面積が8cm2未満になると、鋳造時にこの部分を通過する溶湯の流動が妨げられ、溶湯に流動状態を保たせたまま空気を含んだ溶湯を金型のオーバーフローまで到達させることが難しくなる。また、そうならないとしても、流速が大きくなり過ぎ、焼き付きが生じるおそれがある。したがって、これらの問題を生じにくくするため、スポーク最小断面積は8cm2以上に設定されている。また、スポークが10本を超えるとスポーク1本あたりに負荷される応力は下がるため、スポークの断面係数は小さくてよい。しかし、ダイカスト鋳造での溶湯の流動性を確保するためにはスポークの肉厚は少なくとも約2mm確保されていないと鋳造が困難である。そのため、スポークの本数のやみくもな増加はホイール全体の重量増加につながる。その結果、熱処理を施すことで軽量化を可能にした意義が低下する。したがって、軽量性を確保するため、スポーク数の上限は10である。
また、本実施形態では、図3(a)に示すスポーク151の断面において、最小肉厚t1が4mm以下である。そして、図3(b)又は図3(c)に示すリム部140の断面において、最小肉厚t2が4mm以下に設定されている。これらにより、ホイール100の形状を、リム部140やスポーク151を薄肉にしたさまざまな断面形状に対応させられる。なお、最小肉厚t1又はt2が約2mm未満になると、鋳造時に溶湯が流れにくくなる。よって、溶湯を流れやすくするため、最小肉厚t1及びt2は、いずれも2mm以上であることが好ましい。
さらに、本実施形態では、T6熱処理でなく、T5熱処理が採用されている。つまり、ダイカスト鋳造後に半製品が水や水溶液で冷却(図4の工程S2)された後に、時効処理(工程S4)が行われる。T6熱処理においては、時効処理の前に高温の溶体化処理を行う。一方、本実施形態のT5熱処理の場合、高温の溶体化処理を行わないため、ブリスターが発生しない。よって、延性が低下しにくくなるため、靱性の向上につながる。また、T5熱処理の場合、溶体化処理を行わない。このため、半製品を再度加熱する必要がなく、生産性が高い。
また、本実施形態においては、車軸挿入部110に対応する鋳型200の領域200aに鋳造時の溶湯の注入口が設定されている。したがって、鋳造時、溶湯は、車軸挿入部110に対応する領域200aからスポーク151に対応する領域200bを通ってリム部140に対応する領域200cへと向かう。よって、スポーク151を多くすることで注湯経路を短くできるためリム部140から空気を含んだ内部品質の悪い溶湯を排出しやすいという効果を確保できる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。本明細書における変形例は適宜組み合わせて実施することができる。なお、本明細書において「好ましい」という用語は非排他的なものであって、「好ましいがこれに限定されるものではない」ということを意味するものである。
例えば、上述の実施形態では、10本のスポーク151が設けられている。しかし、スポークの本数はこれに限られない。例えば、図6に示すホイール300のように5本のスポーク351が設けられていてもよい。ホイール300は、アルミニウム合金で形成されており、上述の実施形態と同様、ダイカスト鋳造によって鋳造されていると共に、鋳造後にT5熱処理が施されている。ホイール300は、車軸挿入穴311aが形成された車軸挿入部310と、5本のスポーク351からなるスポーク部350と、車軸挿入穴311aの中心軸の周方向に沿って環状に延びるリム部340とを有している。ホイール300に関する以下の説明において、「周方向」「径方向」は車軸挿入穴311aの中心軸に関する方向である。
車軸挿入部310は円盤形状を有しており、ブレーキディスク固定用の4つ、もしくは3つから6つのボルト穴312が車軸挿入穴311aの周囲に形成されている。スポーク351は互いに同じ大きさ及び同じ形状を有している。また、スポーク351は、周方向に関しては等間隔に、径方向に関しては同じ位置に配置されている。スポーク351は、車軸挿入部310からリム部340に向かって径方向に延びている。スポーク351の径方向の両端部は、径方向の中央部に比べて太く形成されている。図6のD−D線断面は、スポーク351の延びる方向に関する断面の中で最も面積が小さい。他のスポーク351においても、D−D線断面に対応する断面が、面積が最も小さい。したがって、これらの断面の面積はスポーク最小断面積である。これらのスポーク最小断面積の総和は、上述の実施形態と同様、8cm2以上且つ15cm2以下に設定されている。各スポーク351におけるスポーク最小断面積は、3cm2以下である。また、リム部340の直径は14〜17インチであり、自動二輪車向けの大きさに設定されている。
ホイール300のように、スポークが5本あると、比較的多くのスポークが設けられていることになる。したがって、上述の実施形態と同様、鋳造時に溶湯が流れる経路が比較的短くなる。よって、靱性が低下しにくくなる。また、リム部340の強度が均一化する。しかし、スポークが5本未満になると、溶湯が流れる経路が長くなり、溶湯の充填時間が長くなる。このため、鋳造後にリム部に空気が残りやすくなる。よって、熱処理を実施しても靱性が低下しにくくなるようにするため、スポーク数の下限は5本である。
ホイール300によれば、上述の実施形態と同様、靱性の低下を抑制しつつ熱処理できることと、リム部140の強度の均一化が図れることから、リム部140の断面積を小さくすることが可能となる。また、熱処理ができることから、スポーク最小断面積の総和を15cm2以下と、比較的小さくできる。したがって、ホイール300全体の軽量化を図ることができる。このように、ホイール300においても、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ、ダイカスト鋳造によって生産性を上げることが可能である。
この他の変形例については以下のとおりである。上述の実施形態では、スポーク151は、スポーク最小断面積を取る断面の径方向の位置が互いに同じである。しかし、スポーク最小断面積を取る断面の径方向の位置がスポークによって異なっていてもよい。
また、上述の実施形態では、各スポーク151は、その延びる方向に直交する断面に関し、リブ151cの先端付近が最小肉厚である。そして、リム部140に近接した図3(a)の断面において、その最小肉厚t1が4mm以下に設定されている。また、リム部140は、その延びる方向に直交する断面に関し、タイヤ2aの耳が接触する基部143aが最小肉厚である。そして、図3(b)又は図3(c)に示すこの最小肉厚t2が4mm以下に設定されている。しかし、必ずしも最小肉厚が4mm以下に設定されていなくてもよい。また、このように設定されるとしても、その態様は上述の実施形態に限られない。スポーク及びリム部の全体のうち、少なくともいずれかの断面における最小肉厚が4mm以下になるように、スポーク及びリム部が構成されていればよい。例えば、図3(a)とは別の断面においてスポーク151の最小肉厚が4mm以下に設定されていてもよい。また、リム部140において、基部143a以外の部分が最小肉厚であり、かかる部分が4mm以下に設定されていてもよい。さらに、スポーク151及びリム部140のいずれか一方の断面における最小肉厚のみが4mm以下に設定されていてもよい。
また、上述の実施形態及び変形例では、スポーク数が5の場合と10の場合とについて説明している。しかし、スポーク数が6〜9のいずれかであってもよい。
また、上述の実施形態及び変形例では、ダイカスト鋳造後にT5熱処理が行われる。しかし、ダイカスト鋳造後にその他の熱処理が行われてもよい。この場合にもスポーク数を5〜10の範囲にすると、ホイールの靱性が低下しにくくなる。また、リム部の強度が均一化する。よって、強度、軽量性及び靱性を確保しつつ、ダイカスト鋳造によって生産性を上げることが可能である。
1 自動二輪車
17 車軸
100 ホイール
110 車軸挿入部
111a 車軸挿入穴
140 リム部
150 スポーク部
151 スポーク
200 鋳型
300 ホイール
310 車軸挿入部
311a 車軸挿入穴
340 リム部
350 スポーク部
351 スポーク

Claims (7)

  1. 車軸が挿入される車軸挿入穴が形成された車軸挿入部と、
    それぞれ前記車軸挿入部から前記車軸挿入穴の中心軸の径方向に延び、前記中心軸の周方向に間隔を空けて形成された複数のスポークを含むスポーク部と、
    前記中心軸の周方向に延びると共に環状に形成され、前記複数のスポークに接続されたリム部と、を有し、
    前記スポーク部は、前記スポークが5本以上且つ10本以下であり、
    各前記スポークの延びる方向に直交する断面における断面積のうち最小の断面積をスポーク最小断面積とした場合に、前記スポーク最小断面積の総和が8cm以上且つ15cm以下であり、
    前記リム部の直径が14インチ以上且つ17インチ以下であり、ダイカスト鋳造後に熱処理が施されていることを特徴とする自動二輪車用のアルミホイール。
  2. 前記スポークのそれぞれにおいて、前記スポーク最小断面積が3cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
  3. 前記リム部の延びる方向に直交する断面及び前記スポークの延びる方向に直交する断面の少なくとも一方において、外表面の法線方向における肉厚が4mm以下の部分を有することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
  4. 前記車軸挿入部、前記スポーク部及び前記リム部の少なくともいずれかの0.2%耐力が150MPa以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
  5. 前記熱処理は、ダイカスト鋳造後の半製品を水又は水溶液で冷却した後に時効処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
  6. 前記車軸挿入部を構成する材料中の結晶粒の大きさの平均が、前記リム部を構成する材料中の結晶粒の大きさの平均より大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
  7. 前記車軸挿入部に鋳造時の溶湯の注入口が設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動二輪車用のアルミホイール。
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