JP6042440B2 - はめ合わされた層構造を有する通路又はパイプを備えた圧延機コイル形成レイングヘッド - Google Patents

はめ合わされた層構造を有する通路又はパイプを備えた圧延機コイル形成レイングヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP6042440B2
JP6042440B2 JP2014533587A JP2014533587A JP6042440B2 JP 6042440 B2 JP6042440 B2 JP 6042440B2 JP 2014533587 A JP2014533587 A JP 2014533587A JP 2014533587 A JP2014533587 A JP 2014533587A JP 6042440 B2 JP6042440 B2 JP 6042440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
inner layer
pipe
retaining
laying head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014533587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014527916A (ja
Inventor
フィオルッチ キース
フィオルッチ キース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Primetals Technologies USA LLC
Original Assignee
Primetals Technologies USA LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Primetals Technologies USA LLC filed Critical Primetals Technologies USA LLC
Publication of JP2014527916A publication Critical patent/JP2014527916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6042440B2 publication Critical patent/JP6042440B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/02Winding-up or coiling
    • B21C47/10Winding-up or coiling by means of a moving guide
    • B21C47/14Winding-up or coiling by means of a moving guide by means of a rotating guide, e.g. laying the material around a stationary reel or drum
    • B21C47/143Winding-up or coiling by means of a moving guide by means of a rotating guide, e.g. laying the material around a stationary reel or drum the guide being a tube
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • B65H57/12Tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B33ADDITIVE MANUFACTURING TECHNOLOGY
    • B33YADDITIVE MANUFACTURING, i.e. MANUFACTURING OF THREE-DIMENSIONAL [3-D] OBJECTS BY ADDITIVE DEPOSITION, ADDITIVE AGGLOMERATION OR ADDITIVE LAYERING, e.g. BY 3-D PRINTING, STEREOLITHOGRAPHY OR SELECTIVE LASER SINTERING
    • B33Y80/00Products made by additive manufacturing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/10Modular constructions, e.g. using preformed elements or profiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/36Wires
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49718Repairing
    • Y10T29/49721Repairing with disassembling
    • Y10T29/4973Replacing of defective part
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Description

関連出願とのクロスリファレンス
本出願は、合衆国第35法典第119条(e)に基づき、すなわち2011年9月26日に出願された同時係属中の米国特許仮出願第61/539014号明細書、第61/539062号明細書及び第61/539069号明細書、2011年9月29日に出願された米国特許仮出願第61/540590号明細書、第61/540602号明細書、第61/540609号明細書、第61/540617号明細書及び第61/540798号明細書に対する優先権を主張する。これら全ての出願は、引用したことにより、以下に完全に示されたものとして、本明細書に組み込まれる。
背景
1.分野
本発明の実施の形態は、しばしばレイングヘッドと称される圧延機コイル形成装置、特に、レイングヘッドにおける、レイングヘッドパイプなどの交換可能なレイングヘッド経路に関する。
2.従来技術の説明
圧延機のコイル形成レイングヘッド装置は、移動する圧延された延長材料を一連のらせん状の連続的なループリングに形成する。これらのリングは、さらに、下流において、らせん状に巻成されたコイルに束ねることによって処理されてよい。公知のレイングヘッドは、概して、米国特許第5312065号明細書、第6769641号明細書及び第7011264号明細書に記載されており、これら全ての明細書の内容全体は、引用したことにより、本明細書に完全に含まれるものとして本明細書に組み込まれる。
これらの特許に記載されているように、圧延機レイングヘッドシステムは、クイルと、パイプ支持部と、レイングヘッドパイプとを有する。クイル及びパイプ支持部は、レイングヘッドパイプが延長材料をその入口端部内へ受け入れることができるように、レイングヘッドパイプを回転させるように適応されている。レイングヘッドパイプは、クイルの拡開した部分によって包囲された湾曲した中間部分と、クイルの回転軸線から半径方向外方へかつ概して接線方向に突出した端部とを有する。組み合わされることにより、回転するクイルとレイングヘッドとは、圧延された材料をらせん状の湾曲した形状に従わせる。レイングヘッドパイプは、異なる寸法の圧延された材料に対応するために又は摩耗したパイプを交換するために、レイングヘッドを再構成するために異なるプロファイル及び/又は直径のレイングヘッドパイプと交換されてよい。
圧延された材料のさらなるらせん状プロファイリングは、外周面の周りに圧延された材料を受け取るためのトラフを有する回転するヘリカルガイドにおいて達成される。米国特許第6769641号明細書に記載されたヘリカルガイドは、セグメント化された、セクタ形状の、モジュール式リム構成ものであり、周方向トラフがリムセクタ内に形成されている。
一般的にエンドリング若しくはガイドリングとも称される概して環状のリング若しくはシュラウドは、レイングヘッドパイプ排出端部及びヘリカルガイドを包囲するガイド面を有し、これにより、延長材料は、その後の束ね及びその他の処理のために、今や完全にコイル状の構成でコンベヤへ排出されるときに、半径方向で制限される。1つ又は2つ以上のトリッパパドルを有する旋回するトリッパ機構は、クイルから離れたエンドリング/シュラウドのほぼ6時の位置若しくは底部位置に位置決めされていてよい。リング/シュラウド内径面に対するトリッパ機構の旋回迎え角を変化させることは、延長材料のコイル化を制御するために、例えば、変化する延長材料塑性厚さ、組成、圧延速度及び断面構造を補償するために有効である。
レイングヘッドパイプ設計及び作動上の制約
前述のように、回転するクイル及びパイプ支持部と組み合わされた中空のレイングヘッドパイプは、圧延された材料をらせん状の湾曲した形状に従わせる。通常、レイングヘッドパイプは、所望の概してらせん状のプロファイルに従うように外部の熱及び機械的な力を加えることによって成形ジグにおいて曲げられた、連続的な長さの対称的な鋼パイプ又は鋼チューブから形成される。所望の最終的な概してらせん状の形状への比較的容易な加工性、及び比較的低い材料購入コストから、レイングヘッドパイプの製造のために概して鋼パイプ若しくはチューブが選択される。しかしながら、商業用の鋼パイプ若しくはチューブは、比較的低い硬さ、すなわち、圧延機の作動、生産性及びメンテナンスのための望ましくない制限するファクタを有する。
約500フィート/s(150m/s)に達する速度で進行する延長材料は、レイングヘッドシステムインテーク端部において受け取られ、排出端部において一連の連続的なコイルループで排出される。このような速度では、高温の圧延された製品は、レイングヘッドパイプに不都合な効果を加え、パイプ内面に、急速な局所的な摩耗、及び早期故障を生じさせる。また、レイングヘッドパイプが摩耗するので、レイングヘッドの排出端部において、ループ状のコイルを受け取るコンベヤに安定したリングパターンを提供するレイングヘッドの能力が、損なわれる。不安定なリングパターンは、冷却均一性を妨げ、一般的に"コブリング"とも称されるコイル形成失敗にも寄与する。
長年にわたり、ボアサイズの減じられたレイングヘッドパイプは多くの顕著な利点を提供することが十分に受け入れられてきた。高温の圧延された製品を、より小さなスペースに半径方向で制限することにより、案内が改善され、冷却コンベヤへ排出されるリングパターンはより一貫したものになり、より高速で圧延することが可能となる。しかしながら、あいにく、これらの利点は、製品の高速のため、パイプの摩耗が著しく加速されることにより大幅に相殺されてきた。また、ボアサイズが減じられたパイプは、直径の小さな製品とともにしか使用することができないので、直径のより大きな製品をコイル状にするためには、ボアサイズのより大きなパイプと交換しなければならない。
早期に摩耗したレイングヘッドパイプを交換し、かつ延長材料のコブリングに関連した問題に対処するために、頻繁なかつコストのかかる圧延機停止及び予防的なメンテナンスが必要とされる。レイングヘッドパイプが、パイプ壁の破損を受けるほどに摩耗されると、コブリング事故は、レイングヘッドの上流における延長材料の供給に影響する恐れがある。耐摩耗性の観点から、レイングヘッドパイプの内側摩耗面を、比較的硬い低表面摩擦鋼から形成することが望ましく、さらなる表面硬化及び熱処理を行うことがさらに望ましいが、このような摩耗処理ステップは、パイプ製造の容易さ及びコストとバランスを取らなければならない。
すなわち、過去には、当業者は、ボアがより大きなレイングヘッドパイプを採用し、かつ圧延機の定格設計速度よりも低い減速された速度で圧延することによりレイングヘッドパイプ設計及び性能を妥協することが必要であるとみなしていた。望まれるよりも大きなレイングヘッドパイプ内径と、減じられた圧延速度との組合せは、予定されたメンテナンス"ダウンタイム"の間に予防的なメンテナンスパイプ交換を予定するために、実施されてきた。慣用の及び現在のレイングヘッドパイプは、直径、速度及び製品組成に応じて、標準的な炭素鋼パイプを用いて約3000トン以下の延長材料の量を加工した後に、交換しなければならない。
当業者は、交換前により多くの延長材料を加工することができるように、より大きな合計加工トン数のためにレイングヘッドパイプの耐用寿命を延長する試みを繰り返し行ってきた。例えば、米国特許第4074553号明細書及び米国特許第5839684号明細書に開示されているように、レイングヘッドパイプを、外部レイングヘッドパイプケーシングに挿入された耐摩耗性挿入リングによって被覆することが提案されてきた。レイングヘッドパイプケーシングの湾曲したセクションにおける隣接するリングは、不連続な間隙を有し、これらの間隙は、レイングヘッドパイプ内で搬送されている延長材料の滑らかな前進にとって望ましくない。米国特許第6098909号明細書は異なるアプローチを開示しており、このアプローチでは、レイングヘッドパイプは、円錐形の外側ケーシングによって包囲された円錐形インサートの外面におけるらせん状の溝によって形成された案内経路のために排除されており、前記インサートは、外側ケーシングの内面における摩耗パターンを徐々にずらすように外側ケーシング内で回転可能である。らせん状の溝を有する円錐形のインサートを用いるアプローチは、現時点でレイングヘッドパイプ構造を有する全ての既存のクイルレイングヘッドと容易に両立可能であるとは考えられない。
硬さ及び耐摩耗性を高めるためにレイングヘッドパイプ内面を調整するという試みもなされてきた。しかしながら、調整プロセスは、高い加工温度からの急激な急冷を必要とし、これは、パイプの曲率をゆがめる恐れがある。調整された層は、比較的脆く、高温の圧延された製品に曝された結果として生じる高温において焼戻しされることも分かっている。
本特許出願の所有者は、パイプ内部の硬さを高めるためにホウ素原子がパイプ内部へ拡散させられる熱化学的処理をレイングヘッドパイプ摩耗面に対して行うことにより、レイングヘッドパイプ摩耗面にボロナイジング層を提供することも開示している。2011年9月2日に米国受理官庁において出願された出願番号PCT/US2011/050314である特許協力条約出願、"Boronized Laying Pipe"を参照されたい。
本特許出願の所有者は、内側層が、遠心力、局所的な熱膨張の差及び層ごとの熱サイクルによりレイングヘッド作動中に外側層に対して軸方向に前進する、内側及び外側の摩擦を生じるきつさに係合させられた同心状の層を有するレイングヘッドパイプも開示している。これにより、レイングヘッドパイプ内部の摩耗したセクションは、パイプ内部に沿って前進し、"新鮮な"摩耗していない面が、摩耗した部分を連続的に補充する。2011年9月2日に米国受理官庁において出願された出願番号PCT/US2011/050283である特許協力条約出願、"Regenerative Laying Pipe"を参照されたい。
概要
したがって、本発明の実施の形態は、延長材料を選択的にコイル状にすることができるように、延長材料をレイングヘッドにおいて保持及び搬送するための圧延機レイングヘッド延長構造を有する。レイングヘッド通路構造は、慣用のレイングヘッドパイプの機能を行ってよい。本発明の態様では、レイングヘッド通路構造の部分又は構造全体が、パイプの層又はその他の延長した中空構造を互いに挿入することによって、はめ合わされた包囲する層から形成されている。典型的な実施の形態では、レイングヘッド通路構造は、延長材料を搬送するための内面を形成した内側層と、内側層を保持するための保持層とを含む少なくとも2つの層を有する延長した中空通路構造を有する。はめ合わされた層から形成されたレイングヘッド通路構造は、公知のレイングパイプの滑らかな、連続的に湾曲した延長材料搬送通路、又はあらゆるその他の所望の通路を再現することができるあらゆる三次元複合湾曲形状に構成することができる。例えば、延長材料を搬送するためのレイングヘッド延長構造は、同じ又は異なる材料のパイプ又はチューブの2つ以上の層から構成することができる。パイプの層は、均質な材料から構成されるか、層を形成するために異なる材料が接合されてもよい。製造された層状構造は、例えば延長材料と直接接触するセグメントにおいて耐摩耗性ゾーン又は摩擦低減ゾーンを有するなど、構成部材セグメント内の複数のゾーンの形成を容易にする。最も内側の層は、延長材料と同じ方向に下流へ前進する再生層であることができ、これにより、レイングヘッド通路内側摩耗ゾーン内の上流部分は、新鮮な摩耗していない面を構成している。
別の典型的な実施の形態は、延長材料を排出するための、軸線を中心に回転するクイルを有する、高温の圧延された延長材料をコイル状にするためのコイル形成装置レイングヘッドシステムに関する。支持体は、クイル回転軸線と同軸である。レイングヘッドパイプなどの延長した搬送路中空通路構造は、延長材料を通過させるために、支持体に連結されている。延長した中空通路構造は、延長材料を搬送するための内面を形成した内側層と、内側層を保持するための保持層とを有する。中空部材構造の一部又は構造全体は、パイプの層又はその他の延長した中空構造を互いに挿入することによって、はめ合わされた包囲する層から形成されていてよい。
本発明の付加的な典型的な実施の形態は、圧延機コイル形成装置において延長材料を保持及び搬送するための装置を形成する方法を含む。方法の典型的な実施の形態は、延長材料を搬送するための内面を形成した内側層を提供し、内側層を保持するための保持層を提供し、内側層を保持層に挿入することを含む。はめ合わされた複合構造は、レイングヘッド通路の所望の三次元湾曲形状に形成されてよい。
本発明の態様の特徴は、当業者によって、あらゆる組合せ又は準組合せにおいて共同で又は複数で適用されてよい。本発明の態様及び実施の形態の別の特徴、及びそれによって提供される利点は、添付の図面に例示された特定の実施の形態を参照して以下により詳細に説明される。図面において同じ要素は同じ参照符号によって示されている。
図面の簡単な説明
本発明の教示は、添付の図面に関連した以下の詳細な説明を考慮することによって容易に理解することができる。
本発明の典型的な実施の形態による、コイル形成装置レイングヘッドシステムの側面図である。 本発明の典型的な実施の形態による、図1のレイングヘッドシステムの平面図である。 本発明の典型的な実施の形態による、端部リング及びトリッパ機構を有する、図1のレイングヘッドシステムの側方から見た断面図である。 本発明の典型的な実施の形態による、端部リング及びトリッパ機構を有する、図1のレイングヘッドシステムの排出端部の側方から見た断面図である。 レイングヘッド搬送通路/パイプの公知の構造と、レイングヘッド作動中の一般的な典型的な摩耗ゾーンとを示す図である。 本発明の典型的な実施の形態による、レイングヘッド延長材料搬送通路パイプの斜視図である。 図6のレイングヘッド通路パイプの、部分的に断面にした軸方向断面図である。 8−8に沿って見た、図6及び図7のレイングヘッド通路パイプの半径方向断面図である。 本発明の別の典型的な実施の形態による、レイングヘッド通路パイプの部分的に断面にした軸方向断面図である。 10−10に沿って見た、図9のレイングヘッド通路パイプの半径方向断面図である。 本発明の別の典型的な実施の形態による、レイングヘッド通路パイプの側面図である。 図11のレイングヘッド通路パイプの部分的に断面にした軸方向断面図である。 13−13に沿って見た、図11のレイングヘッド通路パイプの半径方向断面図である。 図11のレイングヘッド通路パイプの部分的な軸方向断面図である。 加熱及び冷却サイクル中に本発明の実施の形態に従ってレイングヘッド通路パイプに作用する力を示す概略図である。
理解を容易にするために、複数の図面に共通の同じエレメントを示すために、可能である場合には、同じ参照符号が使用されている。
詳細な説明
以下の記載を考慮した後、当業者は、本発明の教示が、圧延機コイル形成装置レイングヘッドにおいて、特に、レイングヘッド延長搬送通路パイプ又はレイングヘッド用のその他の同等の延長構造において使用することができることを理解するであろう。本発明の態様は、予防的なメンテナンス交換の前にレイングヘッドによってより多くのトン数の延長材料を処理することができるように、より長いレイングヘッド通路寿命を促進する。例えば、レイングヘッド通路/パイプの故障の過度のリスクなしにより多くのトン数の延長材料を製造シフトにおいて処理することができるようにレイングヘッド延長材料処理速度を高めることが可能である。
レイングヘッドシステムの概略
概して図1〜図4を参照すると、コイル形成装置レイングヘッドシステム30は、例えば高温の圧延された鋼などの圧延された延長材料Mをコイル状にする。約500フィート/s(150m/s)以上の速度となり得る速度Sで前進する延長材料Mは、レイングヘッドシステム30のインテーク端部32において受け取られ、排出端部34において一連の連続的なコイルループで排出され、コイルはコンベヤ40上に載置される。
レイングヘッドシステム30は、回転可能なクイル50と、通路60と、パイプ通路支持部70とを有する。通路60は、材料Mの搬送を可能にするために中空の延長したキャビティを形成している。本発明の態様では、通路は、レイングヘッドパイプから成ってよく、実際、通路60は、本明細書において時にはレイングヘッドパイプと称される。
クイル50は、軸線を中心に回転するように適応された概して角(horn)の形状を有することができる。通路60は、半径が増大した概してらせん状の軸方向プロファイルを有し、クイル50の回転軸線と整合しかつ延長材料Mを受け取る第1の端部62を備える。通路60は、クイル50の回転軸線から半径方向外方へ間隔を置かれた、概して接線方向の第2の端部を有し、これにより、延長材料を、回転するクイルの周縁部に対して概して接線方向で延長材料を排出する。通路60は、パイプ支持部70に連結されており、パイプ支持部70自体は、クイル50に同軸に連結されており、これにより、全ての3つの構成部材は、クイル回転軸線を中心に同期して回転する。クイル50の回転速度は、特に、延長材料Mの構造的な寸法及び材料特性、前進速度S、所望のコイル直径及び過剰な摩耗の過剰なリスクなしにレイングヘッドパイプによって処理することができる延長材料のトン数、に基づいて選択される。図5は、パイプ内部が、パイプの他の部分よりも比較的高い摩耗率に曝される慣用のレイングヘッド通路/パイプ60の摩耗ゾーン66,68を示す。本発明の態様は、ゾーン66,68及びその他の部分又は全てのその他の所望のゾーンを局所的に硬化することによって、より高い摩耗率に対処する。望まれるならば、本発明の態様の適用によって、全体の又は均等の延長した構造を硬化することができる。
この実施の形態では、延長材料Mが第2の端部64から排出されるとき、延長材料Mは、ガイドリムセグメント82を有するリングガイド80内へ方向付けられ、ガイドリムセグメント82内には、共同で所有された米国特許第6769641号明細書に記載されたような、らせん状のピッチプロファイルを有するガイドトラフチャネル84が形成されている。延長材料Mがリングガイド80を通って前進させられるとき、延長材料Mは、連続的なループらせんに従わされ続ける。
米国特許第6769641号明細書に述べられているように、セグメントに分割されたリングガイドは、リングガイド80全体を分解及び交換することなくリムセグメント82を交換することによって、異なる延長材料を収容するためのリングガイドらせん直径の比較的容易な再構成を可能にする。
前述のように、延長材料Mは、リングガイド80のらせんトラフチャネル84内を通過しながら、連続的なループ状のコイルに形成される。リングガイド80は、パイプ支持部70に連結されており、クイル50と同軸に回転する。らせんトラフ84の前進回転速度は、延長材料Mの前進速度Sと調和させられているので、2つの当接する物体の間に相対的な線形運動速度はほとんどなく、コイル形成材料と接触するトラフ84の面のこすれ摩耗は少なくなる。
定置の端部リング90は、クイル50の回転軸線と同軸の内径を有し、レイング通路/パイプ60の第2の端部64及びリングガイド80を包囲している。レイングヘッドパイプ60の第2の端部64から延長材料Mが排出され、リングガイド80のらせんトラフチャネル84に沿って前進するときに、端部リング90は、材料を端部リングの内径ガイド面内に半径方向で制限することによって、この延長材料Mに加えられる遠心力に反作用する。前進する延長材料Mと、定置の端部リング90との大きな相対速度は、端部リング内径のガイド面においてこすれ摩耗を生じる。
図1を参照すると、コイル形成装置レイングヘッドシステム30から排出された延長材料Mは、システム排出端部34において下方へ傾斜させられたクイル回転軸線によって補助されて、重力によって、連続的なループとして、ローラコンベヤ40上へ落下する。トリッパ機構150は、端部リング90のガイド面の軸方向遠位側に当接する軸線を中心に旋回する。この旋回軸線は、概して、旋回運動範囲θを中心とする、端部リング90の内径ガイド面に対して接線方向である。公知のように、コイル状の材料Mのコイル形成特性及びコンベヤ40への配置は、旋回角度θを変化させることによって制御することができる。
通路の製造
本発明の実施の形態は、延長材料を選択的にコイル状にすることができるように、延長材料をレイングヘッドにおいて保持及び搬送するための圧延機レイングヘッド通路構造を有する。通路構造の一部又は構造全体は、直線的なパイプの層又はその他の延長した中空構造を互いに挿入し、次いで、公知のレイングヘッドパイプにおいてなされるように、はめ合わされた構造を最終的な所望の三次元形状に曲げることによって、はめ合わされた包囲する層から形成されていてよい。これに代えて又は加えて、はめ合わされた構造のうちの幾つかは、三次元プロファイルに予備成形され、次いで、他のはめ合わされる層と接合することができる。製造された構造は、例えば耐摩耗性ゾーン又は摩擦低減ゾーンを有するなど、構成部材内の複数のゾーンの形成を容易にする。ゾーンは、異なる材料から成るパイプを互いに挿入すること又は異なる材料のセクションを任意の層において互いに隣接して当接させることなどによって、通路/パイプ構造製造プロセス中に形成することができる。
図6〜図8は、図1〜図5に示されたような公知のレイングヘッドにおいて直接に置き換えるための、公知のレイングヘッドパイプに従う概して円筒状の外側プロファイルを有するレイングヘッド通路260を示す。レイングヘッド通路260は、環状の保持カラー262Aを備えた第1のインテーク端部262と、第2の排出端部264とを有する。レイングヘッド通路260は、外側鋼パイプ若しくはチューブ261と、ステンレス鋼又は炭化タングステンなどのより硬い非鉄材料から形成された内側パイプ若しくはチューブ263とを有する、はめ合わされたサブコンポーネントから製造された複合構造である。内側層263は、レイングヘッドパイプ内を搬送される延長材料と接触するための連続的な内面263Aを有する。内側層263又はその他の実施の形態の内側層が、隣接するセグメントと軸方向で当接する関係にあるスプライス結合されたセグメントから成る場合、内面263Aは、有効に連続的である(すなわち、隣接するセクションの間の間隙は、延長材料の直径及び円周よりも十分に小さいので、あらゆるこのような間隙は、レイングヘッド通路構造260を通る延長材料の搬送を妨げることはない)。内面263Aは、表面を硬化するために又は黒鉛などの固体潤滑剤を含んでよい摩擦低減ゾーンを提供するために表面被覆又は処理されていてよい。
図9及び図10は、環状の保持カラー362Aを備えた第1のインテーク端部362を有する本発明のレイングヘッド通路360の別の実施の形態を示している。レイングヘッド通路360は、外側鋼パイプ若しくはチューブ361と、炭化タングステンチューブ、若しくは概して管状の中空構造を形成するために焼結された炭化タングステンから形成された内側パイプ若しくはチューブ363とを有する、はめ合わされたサブコンポーネントから製造された複合構造である。内側チューブ363は、レイングヘッド通路内を搬送される延長材料と接触するための連続的な内面363Aを有する。内面363Aは、表面を硬化するために又は摩擦低減面を提供するために表面被覆又は処理されていてよい。選択的な絶縁高温グラウト層380は、外側パイプ361と、内側パイプ363との間に配置されていてよい。
2011年9月2日に米国受理官庁に出願された出願番号PCT/US2011/050283である共同で所有された特許協力条約出願、"Regenerative Laying Pipe"に示されかつ記載されているように、内側層が、遠心力、局所的な熱膨張の差及び層ごとの熱サイクルによりレイングヘッド作動中に外側層に対して軸方向に前進する、内側及び外側の、摩擦を生じるきつさに係合させられた同心状の層を有するレイングヘッドパイプが記載されている。これにより、レイングヘッドパイプ又はその他の延長したレイングヘッド通路内部の摩耗したセクションは、パイプ内部に沿って前進し、"新鮮な"摩耗していない面が、摩耗した部分を連続的に補充する。特に、図11〜15Cを参照すると、本発明によるレイングヘッドパイプ460は、鋼などの鉄金属から構成された外側チューブ若しくはパイプ461を有し、このパイプは、軸線Aと整合した入口セクション28aと、軸線Aから湾曲しながら離れる中間セクション28bと、軸線Aから測定された半径を有するデリバリセクション28cとを有する。
内側チューブ若しくはパイプ463は、それぞれ外側パイプ461の入口セクション、中間セクション及びデリバリセクションを被覆する、入口セクション、中間セクション及びデリバリセクションを有し、ステンレス鋼又は炭化タングステンなどの非鉄材料から構成されている。内側チューブ463は、外側チューブとの摩擦接触のみによって外側チューブ461に対して移動しないように拘束されている。作動時に、レイングヘッドパイプ463Aの内面は、ほぼ入口セクション28aと中間セクション28bとの間の接合部におけるゾーンZ1と、やはりほぼ中間セクション28bとデリバリセクション28cとの間の接合部におけるゾーンZ2において、加速された局所的摩耗を生じやすいことが観察された。チェックされないままであると、この局所的摩耗は、パイプ内面の早期溝形成を生じ、その後、レイングヘッドパイプの壁部の製品の貫通を生じる。
本発明によれば、この摩耗の問題は、外側チューブ461を内側チューブ463によって被覆し、それらのそれぞれの外面及び内面の間の摩擦接触のみによって外側チューブ内で内側チューブが移動しないように拘束されることによって解決される。
レイングヘッド通路レイングヘッドパイプ460が作動しているとき、内側チューブ463は、高温の圧延された製品Mと接触することにより加熱される。通常、高温の圧延された製品は、約900〜1100℃の温度であり、これは、内側チューブ463を約400℃という高い温度に加熱する。外側チューブは、通常、周囲雰囲気に曝されていることにより、より低い温度を有する。
加えて、図12に示したように、レイングヘッドパイプの中間セクション28bは、軸線Aを中心とする回転の結果、遠心力FCENを受ける。この力は、レイングヘッドパイプのガイド通路に対して垂直な力FNと、レイングヘッドパイプのデリバリ端部に向かって加えられる駆動力FDとに分解することができる。駆動力FDは、レイングヘッドパイプを通過する高温の圧延された製品によって加えられる付加的な駆動力によって補足される。
図15Aに示したように、内側チューブ463が高温の圧延された製品と接触することによって加熱されると、膨張を生じ、この膨張は、互いに反対向きの、入口端部に向かう方向(矢印FEE)と、デリバリ端部に向かう方向(矢印FDE)とに力を加える。膨張力FEE及びFDEは、摩擦抵抗FFを克服するのに十分である。膨張力FEEは、膨張力FDEと、駆動力FDとの合計によって克服され、その結果、内側チューブ463は、外側チューブ461内で次第に外側チューブのデリバリ端部に向かってずらされる。
図15Bに示したように、内側チューブ463の温度が安定すると、膨張力又は収縮力は存在しない。摩擦力FFは、駆動力FDを克服し、内側チューブは外側チューブ内で固定されたままである。
図15Cに示したように、内側チューブ463が冷却されると、内側チューブ463は収縮を生じ、再び、互いに反対向きの、入口端部に向かう力(矢印CEE)と、デリバリ端部に向かう力(CDE)とを加える。力CEE及びCDEは、摩擦力FFを克服するのに十分である。収縮力CEEは、収縮力CDEと、駆動力FDとの合計によって克服され、その結果、内側チューブ463の入口端部は、外側チューブ461内で次第に外側チューブのデリバリ端部464に向かってずらされる。
つまり、レイングヘッド通路レイングヘッドパイプ460が加熱及び冷却サイクルを受けると、内側チューブ463は、外側チューブ461のデリバリ端部464に向かって一方向に次第にずらされる。この次第にずれることは、高温の圧延された製品と摩擦接触する内側チューブの内面をずらし、ひいては更新し、そうすることで、あらゆる1つの任意の領域における延長した摩擦接触を回避する。内側チューブ463と内側スリーブ470との軸方向で重なり合うはまり合った構成は、デリバリ端部464へ向かう内側チューブの軸方向前進を補償し、これにより、2つのはまり合ったパイプ層は、延長材料Mを包囲する。
本発明の全てのレイングヘッド延長通路構造の実施の形態の場合、レイング通路延長構造の内径は、望まれるならば、同じ外側パイプ直径を維持しながら、内側パイプの壁厚を変化させることなどによって変化させることができる。本明細書の実施の形態の内側及び外側のチューブ又はその他の延長構造部材の対、つまり261/263、361/363及び461/463などは、セラミックを含む、様々な鉄材料又は非鉄材料から製造されていてよく、好適な実施例は、鉄金属、ニッケル基合金、コバルト基合金及びチタン基合金、並びにそれらいずれかの堆積されたナノ粒子コーティングを含む。特に、レイングヘッド通路の外側の中空の延長構造は、あらゆる所望の材料又は金属(鋼はしばしば費用対効果の高い選択である)又はフィラメント強化炭素繊維などの非金属構造から成る。フィラメント強化炭素繊維又はその他の外側の延長通路部材/パイプの内面は、この内面に堆積された、ステンレス鋼又は炭化タングステンなどの、非鉄材料のナノ粒子層から形成された内側層を有してもよい。堆積されたナノ層は、別個の内側パイプ通路構造の均等物として機能する。内側パイプ又はその他の機能的に同等の内側層通路形成構造は、セラミック、ナノ粒子材料コーティング、鋼を含む鉄材料又は非鉄材料、又はステンレス鋼、炭化タングステン又はいわゆる超合金、例えばInconel (R)、Waspaloy (R)又はHastelloy (R)などの非鉄合金から成る。例えば、上記のステンレス鋼、炭化タングステン、及び例えばInconel (R)、Waspaloy (R)又はHastelloy (R)などのいわゆる超合金、セラミック又はナノ粒子層を含むその他の非鉄金属が、内側パイプ層及び外側パイプ層のために代用されてもよい。延長材料と接触する内側パイプの内面は、表面硬さを高めるか、摩擦を低減するか、又は熱的アブレーションを減じるために処理又は被覆されていてよい(ナノ粒子コーティングを含む)。
本発明の教示を組み込んだ様々な実施の形態がここに図示及び説明されているが、当業者は、さらにこれらの教示を組み込んだ多くのその他の変更された実施の形態を容易に考え出すことができる。

Claims (16)

  1. 延長材料を搬送するための内面を形成した内側層と、
    該内側層を保持するための保持層と
    前記内側層と前記保持層との間に配置されたグラウト層と、
    を含む延長した中空通路構造を備えることを特徴とする、圧延機コイル形成装置において延長材料を保持及び搬送するための装置。
  2. 前記内側層は、鉄材料及び非鉄材料から成る、横方向で隣接する複数のセグメントを含む、請求項1記載の装置。
  3. 横方向で隣接するセグメントと比較して摩耗率の高いセグメントを非鉄材料で構成する、請求項記載の装置。
  4. 前記内側層及び前記保持層は、前記グラウト層を介して互いに周方向で摩擦接触しており、延長した前記通路構造の加熱及び冷却サイクルが繰り返される間に前記内側層は前記保持層に対して軸方向に前進する、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 前記内側層は、硬化された内面を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記内側層は、耐摩耗性ゾーン、材料搬送ガイド構造及び摩擦低減ゾーンから成るグループから選択されたゾーンを有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記内側層は、ニッケル基合金、コバルト基合金、チタン基合金、ステンレス鋼、炭化タングステン、セラミック、超合金、及び前記内面に堆積された前記非鉄材料のナノ層から成るグループから選択された非鉄材料から成る、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 駆動される回転するクイルと、
    延長材料を搬送するための内面を形成した内側層と、内側層を保持するための保持層と、前記内側層と前記保持層との間に配置されたグラウト層と、を含む層を有する延長した中空の通路構造と、を備えることを特徴とする、圧延機コイル形成装置。
  9. 前記内側層は、鉄材料及び非鉄材料の、横方向で隣接するセグメントを含む、請求項記載の装置。
  10. 前記内側層及び前記保持層は、前記グラウト層を介して互いに周方向で摩擦接触しており、延長した前記通路構造の加熱及び冷却サイクルが繰り返される間に前記内側層は前記保持層に対して軸方向に前進する、請求項8または9記載の装置。
  11. 前記内側層は、耐摩耗性ゾーン、材料搬送ガイド構造及び摩擦低減ゾーンから成るグループから選択されたゾーンを有する、請求項8から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 前記内側層は、ニッケル基合金、コバルト基合金、チタン基合金、ステンレス鋼、炭化タングステン、セラミック、超合金、及び前記内面に堆積された前記非鉄材料のナノ層から成るグループから選択された非鉄材料から成る、請求項8から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. 組み合わされた前記内側層と前記保持層と前記グラウト層を曲げることにより形成される、請求項1記載の装置。
  14. 延長材料を搬送するための内面を形成した内側層を提供し、
    該内側層を保持するための保持層を提供し、
    前記内側層と前記保持層との間に配置されたグラウト層を提供することを含むことを特徴とする、圧延機コイル形成装置において延長材料を保持及び搬送するための装置を形成する方法。
  15. 組み合わされた前記内側層と前記保持層と前記グラウト層を曲げることをさらに含む、請求項1記載の方法。
  16. 少なくとも前記保持層の端部を、延長材料の保持及び搬送のための前記装置の隣接する部分に固定することを含む、請求項1記載の方法。
JP2014533587A 2011-09-26 2012-09-14 はめ合わされた層構造を有する通路又はパイプを備えた圧延機コイル形成レイングヘッド Expired - Fee Related JP6042440B2 (ja)

Applications Claiming Priority (19)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161539069P 2011-09-26 2011-09-26
US201161539062P 2011-09-26 2011-09-26
US201161539014P 2011-09-26 2011-09-26
US61/539,062 2011-09-26
US61/539,069 2011-09-26
US61/539,014 2011-09-26
US201161540617P 2011-09-29 2011-09-29
US201161540602P 2011-09-29 2011-09-29
US201161540609P 2011-09-29 2011-09-29
US201161540798P 2011-09-29 2011-09-29
US201161540590P 2011-09-29 2011-09-29
US61/540,798 2011-09-29
US61/540,617 2011-09-29
US61/540,590 2011-09-29
US61/540,609 2011-09-29
US61/540,602 2011-09-29
US13/611,175 US20130075516A1 (en) 2011-09-26 2012-09-12 Rolling mill coil-forming laying head with path or pipe having nested layer construction
US13/611,175 2012-09-12
PCT/US2012/055318 WO2013048772A1 (en) 2011-09-26 2012-09-14 Rolling mill coil-forming laying head with path or pipe having nested layer construction

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014527916A JP2014527916A (ja) 2014-10-23
JP6042440B2 true JP6042440B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=47909742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014533587A Expired - Fee Related JP6042440B2 (ja) 2011-09-26 2012-09-14 はめ合わされた層構造を有する通路又はパイプを備えた圧延機コイル形成レイングヘッド

Country Status (10)

Country Link
US (5) US20130075513A1 (ja)
EP (2) EP2760602A1 (ja)
JP (1) JP6042440B2 (ja)
KR (1) KR20140066728A (ja)
CN (10) CN203076370U (ja)
BR (2) BR112014007057A2 (ja)
IN (1) IN2014DN01615A (ja)
RU (1) RU2014116625A (ja)
TW (5) TW201323107A (ja)
WO (5) WO2013048774A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130075513A1 (en) * 2011-09-26 2013-03-28 Siemens Industry, Inc. Rolling mill coil forming laying head with path or pipe having dissimilar materials composite construction
CN103230939B (zh) * 2013-05-08 2015-02-25 中冶赛迪工程技术股份有限公司 吐丝机主轴组件及吐丝机和平衡吐丝机动不平衡的方法
US9644495B2 (en) 2013-08-20 2017-05-09 Honeywell International Inc. Thermal isolating service tubes and assemblies thereof for gas turbine engines
DE102014104480A1 (de) * 2014-03-31 2015-10-01 Sig Technology Ag Vorrichtung zur Veränderung der Strahlform von fließfähigen Produkten
BR112017015151A2 (pt) 2015-01-19 2018-01-23 Russula Corporation sistema de cabeçote de assentamento para formação de bobina e método de uso
WO2016142871A1 (en) * 2015-03-10 2016-09-15 Technical Systems (Pty) Ltd Coreless auger manufacture
CN106048423B (zh) * 2016-07-26 2018-03-16 浙江朋诚科技有限公司 一种吐丝管及其制造方法
JP6749650B2 (ja) * 2018-03-08 2020-09-02 富士フィルター工業株式会社 線材ガイドノズル、及び線材巻付装置
CN110064674A (zh) * 2019-04-20 2019-07-30 北京杜根鸿运科技发展有限公司 一种复合吐丝管及其制造方法
CN110081053A (zh) * 2019-04-20 2019-08-02 北京杜根鸿运科技发展有限公司 一种用于小规格线材的复合吐丝管及其制造方法
CN111872693B (zh) * 2020-07-24 2021-10-08 河南工业职业技术学院 一种机器手数控机床增减材复合制造系统
CN112723022A (zh) * 2021-01-08 2021-04-30 天津工业大学 一种管状空腔张力器
CN114260323A (zh) * 2021-11-24 2022-04-01 中冶赛迪技术研究中心有限公司 高速吐丝机
DE102022101819A1 (de) 2021-12-01 2023-06-01 Sms Group Gmbh Legerohrsegment, Legerohrhalterung und Anordnung aus einer Legerohrhalterung und einem Legerohr

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4074553A (en) * 1977-01-03 1978-02-21 Morgan Construction Company Laying pipe
GB2176865A (en) * 1985-06-27 1987-01-07 British Steel Corp Pipe having a segmented lining
JPS63295014A (ja) * 1987-05-26 1988-12-01 Nippon Steel Corp レイング式巻取機
JPH0649366Y2 (ja) * 1987-09-28 1994-12-14 愛知製鋼株式会社 綿材レイイング装置の線材ガイド
US5312065A (en) 1992-02-05 1994-05-17 Morgan Construction Company Rod laying head with front and tail end ring control
CA2145459C (en) * 1994-04-26 1999-01-12 Terence M. Shore High speed laying head
JPH08215751A (ja) * 1995-02-21 1996-08-27 Kobe Steel Ltd レーイング式線材巻取機のコイル径制御装置
US5745834A (en) * 1995-09-19 1998-04-28 Rockwell International Corporation Free form fabrication of metallic components
CN1178728A (zh) * 1996-09-26 1998-04-15 丹尼利机械设备股份公司 螺旋机床的螺旋成型加衬管及相关的修整方法
IT1288990B1 (it) * 1996-09-26 1998-09-25 Danieli Off Mecc Tubo di formazione spire rivestito per macchine spiralatrici e relativo procedimento di ripristino
DE19749446A1 (de) * 1996-11-08 1998-07-16 Elsen Tooling Ireland Ltd Vorrichtung zum Führen eines Stranges, insbesondere eines heißen Drahtes
JPH11244937A (ja) * 1998-02-28 1999-09-14 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 線材レイイング装置
DE19823198A1 (de) 1998-05-23 1999-11-25 Schloemann Siemag Ag Windungslegerohr
DE19909882C2 (de) * 1999-03-06 2002-01-10 Fraunhofer Ges Forschung Material zur schichtweisen Herstellung von Werkzeugen, Formen oder Bauteilen durch das Lasersinterverfahren
JP2003073032A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Kuraitekku Kk 線材巻取装置並びに該装置に用いるレイイングヘッド
US6769641B2 (en) 2001-12-14 2004-08-03 Morgan Construction Company Segmented ring guide for rolling mill laying head
JP2003205313A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Sanyo Special Steel Co Ltd レーイング装置及び線材製造方法
US7011264B2 (en) 2002-06-19 2006-03-14 Morgan Construction Company Laying head for rod rolling mill
ITMI20021444A1 (it) * 2002-07-01 2004-01-02 Danieli Off Mecc Tubo forma spire
JP2004042123A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Daido Steel Co Ltd レイングヘッド
US20070256752A1 (en) * 2003-06-30 2007-11-08 Andrea De Luca Laying pipe
ITMI20050952A1 (it) * 2005-05-25 2006-11-26 Danieli Off Mecc Testa formaspire con rotore multicanale
CN2923079Y (zh) * 2006-03-28 2007-07-18 宝山钢铁股份有限公司 一种吐丝管组件
US7827841B2 (en) * 2006-04-13 2010-11-09 Siemens Industry, Inc. Method of and system for processing different sized long products
KR20100005844A (ko) * 2008-07-08 2010-01-18 주식회사 포스코 선재 권취장치 및 방법
US20110108652A1 (en) * 2009-11-12 2011-05-12 Morgan Construction Company Rolling mill laying head
US8387428B2 (en) * 2010-09-07 2013-03-05 Siemens Industry, Inc. Regenerative laying pipe
US20130075513A1 (en) * 2011-09-26 2013-03-28 Siemens Industry, Inc. Rolling mill coil forming laying head with path or pipe having dissimilar materials composite construction
CN103196006A (zh) * 2013-04-18 2013-07-10 闻振翩 一种高耐磨性能输送管及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201323106A (zh) 2013-06-16
WO2013048821A1 (en) 2013-04-04
US20130075513A1 (en) 2013-03-28
IN2014DN01615A (ja) 2015-05-15
EP2760602A1 (en) 2014-08-06
WO2013048772A1 (en) 2013-04-04
KR20140066728A (ko) 2014-06-02
CN103008394A (zh) 2013-04-03
US20130074562A1 (en) 2013-03-28
WO2013048774A1 (en) 2013-04-04
CN103008395A (zh) 2013-04-03
JP2014527916A (ja) 2014-10-23
TW201332677A (zh) 2013-08-16
US20130075514A1 (en) 2013-03-28
CN103008398A (zh) 2013-04-03
US20130075515A1 (en) 2013-03-28
TW201332678A (zh) 2013-08-16
CN103008397A (zh) 2013-04-03
CN203076366U (zh) 2013-07-24
CN203076370U (zh) 2013-07-24
BR112014007036A2 (pt) 2017-04-11
TW201323107A (zh) 2013-06-16
RU2014116625A (ru) 2015-11-10
WO2013048800A1 (en) 2013-04-04
TW201323108A (zh) 2013-06-16
US20130075516A1 (en) 2013-03-28
CN103008396A (zh) 2013-04-03
EP2760603A1 (en) 2014-08-06
BR112014007057A2 (pt) 2017-04-11
CN203076369U (zh) 2013-07-24
WO2013048805A1 (en) 2013-04-04
CN203076367U (zh) 2013-07-24
CN203076368U (zh) 2013-07-24
CN103008398B (zh) 2016-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6042440B2 (ja) はめ合わされた層構造を有する通路又はパイプを備えた圧延機コイル形成レイングヘッド
US8387428B2 (en) Regenerative laying pipe
CN100518981C (zh) 具有多槽旋转部件的吐线机
RU2588940C2 (ru) Борированная виткообразовательная труба
EP3181251B1 (en) Laying head
US9981297B2 (en) Coil forming laying head system and method of using
WO2014052218A1 (en) Laying head guide path optimization method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160620

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160812

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6042440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees