JP6039976B2 - 多相コイル端子装置およびこれを備えたモータ - Google Patents

多相コイル端子装置およびこれを備えたモータ Download PDF

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Description

本発明は、モータ用の多相コイルに使用される多相コイル端子装置およびこれを備えたモータに関する。
従来、モータは、機械構成の駆動源として、その制御の容易さから産業用機器や家庭用機器をはじめ、様々な機器に採用されている。これらの各種機器は普及に輪をかけて信頼性向上の要求が益々高まりつつある。このような背景から、これら機器に使用されるモータにおいても、信頼性向上の要求の流れは当然である。
モータにおいてコイルに電流を一方向に流すユニポーラ駆動等で信頼性向上のため、共通となる2本のコモン端子間を短絡させることが必要になる場合がある。
これに対し、特許文献1(特開平02−294299)には、図15に示すように、板状の導通手段(導通部材130)を端子126B、128B間に挿入する方法が記載されている。コモン端子となる2本の端子126B、128Bを短絡させるための板状の導通手段(導通部材130)の切欠部130A、130Bを、端子126B、128Bに挿入する方策が知られている。
また、特許文献2(特開2006−238617)には、コモン端子を短絡させる方法として、図16に示すように、端子基板(プリント基板)250を使う方法が記載されている。端子基板(プリント基板)250を介してコモン端子Q2、P2を短絡させる方法が知られている。
また、特許文献3(特開平09−308215)には、図17に示すように、共通の端子325a、326aを連結し一体化する方法が記載されている。コモン端子となる2本の端子325a、326aを繋げて、繋げた箇所から1本の出力端子325bとすることも知られている。
特開平02−294299号公報(第2図等) 特開2006−238617号公報(図1等) 特開平09−308215号公報(図3等)
ところで、特許文献1は、板状の導通手段(導通部材130)を端子部(端子126B、128B)に挿入取り付けする際に、導通手段(導通部材130)の切欠部130A、130Bの端面が端子126B、128Bのメッキ部を削り、錆発生の原因となり長期の信頼性確保ができ難いという問題がある。また、板状の導通手段(導通部材130)が露出しているために、他の端子128A、128C、126A、126Cに絡げたコイル端末部のヒゲが長く残っていた場合に他の端子128A、128C、126A、126Cと短絡してしまうリスクも信頼性の問題としてある。
また、板状の導通手段を端子部に挿入取り付けするという作業工数を必要とするので、その分コスト増加となるのも当然問題点となる。
特許文献2は、端子基板250の部品代が必要なことに加えて、組み付け工数、ハンダ付け工数、ハンダ代などのコスト増加になる問題がある。また、ハンダ付けに関わる特有の信頼性問題(ハンダ付け不良、ハンダ忘れ、ハンダブリッジ等々)も懸念される。
特許文献3(共通端子を連結し一体化))は、接続される機器側からの設計上の要請により、2本の共通端子324、325を一体化して1本の外部出力端子とするものであり、コスト、信頼性ともに前者よりも優れた方法である。しかしながら、既定の端子配置の方向性があるため、巻線作業やコイル端末処理やモータ組立て作業などで、方向を間違いないための確認や注意が必要になる。そのため、作業能率が低下することになり、ひいてはコスト増加を招来する。
また、方向を間違えてしまうリスクを抱えていますので信頼性の点でも問題がある。
本発明は上記実状に鑑み、高い信頼性を確保しつつ、コスト増加を抑えた多相コイル端子装置およびこれを備えたモータの提供を目的とする。
請求項に関わる多相コイル端子装置は、複数のバイファイラ巻きした励磁コイルの端末が接続されるモータ用の多相コイル端子装置であって、一方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第1の独立端子と、前記一方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第1の共通端子とを有し、前記所定数の第1の独立端子と前記第1の共通端子は並んで配置され、他方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第2の独立端子と、前記他方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第2の共通端子とを有し、前記他方の第2の独立端子と前記第2の共通端子は、外方から見て、前記一方の第1の独立端子および前記第1の共通端子と対称に、所定の寸法離して並んで配置され、それぞれの前記独立端子、前記共通端子は屈曲された略L字状の形状であり、前記一方の第1の共通端子と前記他方の第2の共通端子とが、それぞれの略L字状の屈曲部間が連結されて一体化して共通端子として形成され、前記独立端子と前記共通端子との各中間部分は絶縁性の合成樹脂で固着されている。
請求項の本発明によれば、第1の共通端子と第2の共通端子とが、それぞれの略L字状の屈曲部間が連結されて一体化して共通端子として形成されるので、製造、組み立てが容易でコスト削減が可能である。また、外部接続端子部が並んで配置されるので、汎用のコネクタを用いることが可能であり、コスト削減に繋がる。
請求項の発明に関わる多相コイル端子装置は、請求項1に記載する多相コイル端子装置において、前記共通端子は中央位置に配置され、所定数の前記独立端子は、前記共通端子に対して端部側に配置されている。
請求項の本発明によれば、共通端子は中央位置に配置されるので、励磁コイルの共通端末の接続が容易になる。
請求項の発明に関わる多相コイル端子装置は、請求項1または請求項2に記載する多相コイル端子装置において、前記共通端子は、プレス打ち抜き加工で成形されている。
請求項の本発明によれば、共通端子は、プレス打ち抜き加工で成形されるので、製造が容易である。
請求項の発明に関わる多相コイル端子装置は、複数のバイファイラ巻きした励磁コイルの端末が接続されるモータ用の多相コイル端子装置であって、一方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第1の独立端子と、前記一方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第1の共通端子とを有し、前記所定数の第1の独立端子と前記第1の共通端子は並んで配置され、他方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第2の独立端子と、前記他方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第2の共通端子とを有し、前記他方の所定数の第2の独立端子と前記第2の共通端子は、外方から見て前記一方の所定数の第1の独立端子および前記第1の共通端子と対称に、所定の寸法離して並んで配置され、それぞれの前記独立端子は略I字状の形状であり、前記一方の第1の共通端子と前記他方の第2の共通端子とは、略コの字状に屈曲して連結されて一体化して共通端子として形成され、前記独立端子と前記共通端子のそれぞれの一部分は絶縁性の合成樹脂で固着されている。
請求項の本発明によれば、独立端子は略I字状の形状であり、かつ、共通端子が略コの字状に屈曲して連結されて一体化されるので、形状が簡単で製造容易であり、コスト削減が可能である。また、外部接続端子部が並んで配置されるので、汎用のコネクタを用いることが可能であり、コスト削減に繋がる。
請求項の発明に関わる多相コイル端子装置は、請求項1から請求項のうちの何れか一項に記載の多相コイル端子装置において、前記共通端子は、対称な形状である。
請求項の本発明によれば、共通端子が対称な形状であるので、製造時の取り扱いが容易で、製造作業のミスも解消される。
請求項の発明に関わる多相コイル端子装置は、請求項1から請求項のうちの何れか一項に記載の多相コイル端子装置を具備するモータである。
請求項の本発明によれば、請求項1〜の効果があるモータを提供できる。
本発明によれば、高い信頼性を確保しつつ、コスト増加を抑えた多相コイル端子装置およびこれを備えたモータを実現できる。
本発明に係る実施形態のモータの外観を示す斜視図。 実施形態のモータの分解斜視図。 (a)はステータを示す斜視図、(b)はステータの端子部を拡大して示す拡大斜視図。 図3(a)のステータの端子部をA方向矢視拡大図。 図3(a)のステータの端子部をB方向矢視拡大図。 比較例1(従来)のボビンの軸方向一方側に設置される外部端子および共通端子と、他方側に設置される外部端子および共通端子とを示す例の図。 他の比較例2(従来)のボビンの軸方向一方側に設置される外部端子および共通端子と、他方側に設置される外部端子および共通端子とを示す例の図。 (a)は実施形態の端子部内の接続端子、共通端子の詳細を示す斜視図、(b)は実施形態の端子部内の共通端子を示す斜視図。 ステータの製造過程のステータを構成するヨーク・ボビン組を示す斜視図。 (a)は第1の内側ヨークを示す斜視図、(b)は第2の内側ヨークを示す斜視図。 コイルを巻回したヨーク・ボビン組への第1・第2の外側ヨークを取り付け過程を示す斜視図。 (a)は変形形態の端子構造を示す斜視図、(b)は変形形態の端子外観の拡大模式図、(c)は変形形態の端子にコイル端末を絡げた状態を示す斜視図。 他例の端子構造を示す斜視図。 他例の端子構造を示す斜視図。 従来の特許文献1のステータを示す斜視図。 従来の特許文献2のステッピングモータを示す斜視図。 従来の特許文献3のステッピングモータにおける端子形状およびその配置を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る実施形態のモータの外観を示す斜視図である。
本発明の実施形態は、クローポール型(爪磁極)のモータ(クローポール型モータ)1である。以下、クローポール型モータ1を、単にモータ1と称す。
モータ1は、下ハウジング2aおよび上ハウジング2bにより外装が形成され、下・上ハウジング2a、2bにより、ロータ3とステータ(固定子)1Kとが内装され(覆われ)ている。上ハウジング2bからは、モータ1の回転力の出力軸であるロータ3の回転軸3jが突設されている。
図2は、実施形態のモータ1の分解斜視図である。
モータ1は、回転子として、永久磁石3mと、永久磁石3mが固定される回転軸3jとでロータ3が構成されている。
下ハウジング2aには、ロータ3の回転軸3jが挿通され支持される軸受け2a1が嵌入、圧入等で設けられている。
上ハウジング2bには、ロータ3の回転軸3jが挿通され支持される軸受け2b1が嵌入、圧入等で設けられている。
図3(a)は、ステータ1Kを示す斜視図であり、図3(b)は、ステータ1Kの端子部7tを拡大して示す拡大斜視図である。
モータ1は、ステータ1Kとして、第1のコイル5と第2のコイル6とが軸方向の一方側と他方側に巻回されるボビン7を有している。ステータ1Kは、軸方向の両端部に、第1・第2の極歯8a1、8b1がそれぞれ内方に向け折り曲げ形成される第1・第2の外側ヨーク8a、8bを有しており、軸方向の中央部に、第1・第2の極歯9a1、9b1がそれぞれ外方に向け折り曲げ形成される第1・第2の内側ヨークとを有している。
ボビン7の軸方向中央の外周部には、扁平な略直方体状の端子部7tが一体に成形されている。
端子部7tには、第1のコイル5に対応して、第1の接続端子10a(10a1、10a2)と第2の接続端子11a(11a1、11a2)と共通端子12a(12a1、12a2)とが突設されている。
また、端子部7tには、第2のコイル6に対応して、第1の接続端子10b(10b1、10b2)と第2の接続端子11b(11b1、11b2)と共通端子12b(12b1、12b2)とが突設されている。
図3(a)に示すステータ1Kのボビン7には、バイファイラ(二本巻)コイルが巻線される。
つまり、ステータ1Kには、ボビン7の軸方向の1方側に、2相の第1のコイル5a、5bが巻き線されるとともに、軸方向の他方側に、2相の第2のコイル6a、6bが巻き線され、合計4相のコイル5a、5b、6a、6bが巻き線されている。
図3(a)のステータ1Kの端子部7tには、図3(a)のA方向矢視拡大図の図4に示すように、巻線の際、ボビン7の軸方向の一方側に、中央の共通の端子12a1に一方の第1のコイル5bの巻き始めのコイル端末5b1と他方の第1のコイル5aの巻き終りのコイル端末5a2が絡げられる。両端に配置される独立端子の一方の端子10a1には一方の第1のコイル5bの巻き終りのコイル端末5b2が絡げられる一方、他方の端子11a1には他方の第1のコイル5aの巻き始めのコイル端末5a1が絡げられる。
端子部7tの上面に露出する3本の端子(10a1、11a1、12a1)の各接続部はコイル端末が絡げられる部分がハンダ付けh1される。
同様に、図3(a)のステータ1Kの端子部7tには、図3(a)のB方向矢視拡大図の図5に示すように、巻線の際、ボビン7の軸方向の他方側に、中央の共通の端子12b1には一方の第2のコイル6bの巻き始めのコイル端末6b1と他方の第2のコイル6aの巻き終りのコイル端末6a2が絡げられることになる。両端に配置される独立端子の一方の端子11b1には一方の第2のコイル6bの巻き終りのコイル端末6b2が絡げられる一方、他方の端子10b1には他方の第2のコイル6aの巻き始めのコイル端末6a1が絡げられる。
端子部7tの下面に露出する3本の端子(10b1、11b1、12b1)の各接続部はコイル端末が絡げられる部分がハンダ付けh1される。
図6は、比較例1(従来)のボビンの軸方向一方側に設置される接続端子410a、411aおよび共通端子412aと、他方側に設置される接続端子410b、411bおよび共通端子412bとを示す例である。
この構成では、共通端子412aと共通端子412bとが別体に構成されるので、共通端子412aと共通端子412bとを電気的に連結する部材が必要である。そのため、連結のための製造、組み立て作業が必要である。また、電気的接続を機械的に行うので、信頼性が問題となる。
図7は、他の比較例2(従来)のボビンの軸方向一方側に設置される接続端子128A、128Cおよび共通端子128Bと、他方側に設置される接続端子126A、126Cおよび共通端子126Bとを示す例である。図7は、特許文献1とほぼ同様の構成である。
比較例2(特許文献1)では、共通端子128Bと、共通端子126Bとを電気的に接続する導通部材130が使用されている。つまり、導通部材130の切り欠き130A、130Bをそれぞれ共通端子128B、126Bが挿通して接触し、共通端子128B、126Bを導通させる構成である。
前記したように、導通部材130の切り欠き130B、130Aの端面が共通端子128B、126Bのメッキ部を削り、錆発生の原因となり長期の信頼性確保ができ難いという問題がある。また、板状の導通部材130が露出しているために、他の端子128A、128C、126A、126Cに絡げたコイル端末部のヒゲが長く残っていた場合に他の端子と短絡してしまうリスクもある。また、電気的接続を機械的に行うので、信頼性が問題となる。
図8(a)は、実施形態の端子部7t内の接続端子10a、11a、共通端子12a、接続端子10b、11b、共通端子12bの詳細を示す斜視図であり、図8(b)は、実施形態の端子部7t内の共通端子12を示す斜視図である。
上述の図6、7の比較例1、2に対して、図8(a)、図8(b)に示す実施形態では、信頼性の点から、より確実な電気的接続ができるように、中央の共通端子12a、12bを最初から一体に連結して一体に形成した共通端子12(12a、12b)として形成している。そして、共通端子12は、長手方向(図8(b)の上下方向)に対象な形状としている。共通端子12に方向性がないため、製造上、取り扱いが容易であり、作業性が良好である。
共通端子12は、プレスの打ち抜き加工により形成される。なお、共通端子12をプレス以外の製造方法で製造してもよいのは勿論である。
第1の接続端子10a(10a1、10a2)、第2の接続端子11a(11a1、11a2)、第1の接続端子10b(10b1、10b2)、第2の接続端子11b(11b1、11b2)は、それぞれL字形状のピンとしている。
共通端子12のピンは一体物のピン(図8(b)参照)にして、他の4個のL字状ピンの第1・第2の接続端子10a、11a、10b、11bと共に、絶縁性の合成樹脂gを用いてインサートモールドして端子部7t(多相コイル端子装置)を形成するものとした。
<ステータ1Kの成形方法>
次に、2つの励磁コイル(第1・第2のコイル5、6)に適用したステータ1Kの成形方法について説明する。
図9は、ステータ1Kの製造過程のステータ1Kを構成するヨーク・ボビン組Ybを示す斜視図である。
励磁コイル用のボビン7は2相のA相用のボビン7aと2相のB相用のボビン7bの2つを、端子部7t(多相コイル端子装置)の一方側の接続端子10a、11aおよび他方側の接続端子10b、11bおよび共通端子12と共に、絶縁性の合成樹脂gを用いて、インサートモールドで同時に成形する。この際、2つのボビン7a、7bは端子部7t部分で連結して同時に一体成形される。
なお、図9に示すように、2つのボビン7a、7bの成形は背中合わせにした1組の第1・第2の内側ヨーク9a、9b(図10(a)、(b)参照)も同時に成形することが一層合理的である。
図10(a)は第1の内側ヨーク9aを示す斜視図であり、図10(b)は第2の内側ヨーク9bを示す斜視図である。
図10(a)に示す第1の内側ヨーク9aは、円板状の平板9a2と、平板9a2の内周部よりそれぞれ外方に向け折り曲げ形成される略三角形状の第1の極歯9a1とを有している。
図10(b)に示す第2の内側ヨーク9bは、円板状の平板9b2と、平板9b2の内周部よりそれぞれ外方に向け折り曲げ形成される略三角形状の第1の極歯9b1とを有している。第1・第2の内側ヨーク9a、9bは、それぞれ電磁鋼板等を用いてプレス成形される。
第1・第2の内側ヨーク9a、9bも同時に成形することで、1組の第1・第2の内側ヨーク9a、9bと、2つの励磁コイル用のボビン7a、7b、端子(10a、11a、10b、11b、12)群が1ショットのインサートモールドにより一回で成形することができる。これをヨーク・ボビン組Yb(仮称)と称す。
その後、一組のヨーク・ボビン組Ybの第1・第2ボビン7a、7bには、それぞれバイファイラコイル(第1・第2のコイル5a、5b、6a、6b)が巻線される。
前記した如く、図4に示すように、巻線に際して、ヨーク・ボビン組Ybのボビン7の軸方向の一方側(ボビン7a側)には、中央の共通の端子12a1に一方の第1のコイル5bの巻き始めのコイル端末5b1と他方のコイル5aの巻き終りのコイル端末5a2が絡げられる。両端に配置される独立端子の一方の端子10a1には一方の第1のコイル5bの巻き終りのコイル端末5b2が、他方の端子11a1には他方の第1のコイル5aの巻き始めのコイル端末5a1が絡げられる。
また、前記した図5に示すように、巻線に際して、ヨーク・ボビン組Ybのボビン7の軸方向の他方側(ボビン7b側)には、中央の共通の端子12b1に一方の第2のコイル6bの巻き始めのコイル端末6b1と他方の第2のコイル6aの巻き終りのコイル端末6a2が絡げられることになる。両端に配置される独立端子の一方の端子11b1には一方の第2のコイル6bの巻き終りのコイル端末6b2が、他方の端子10b1には他方の第2のコイル6aの巻き始めのコイル端末6a1が絡げられる。
そして、ヨーク・ボビン組Ybの端子部7tの上面に露出する3本の端子(10a1、11a1、12a1)の各接続部はコイル端末5a1、5a2、6a1、6a2が絡げられる部分がハンダh1付けされる(図4参照)。また、端子部7tの下面に露出する3本の端子(10b1、11b1、12b1)の各接続部はコイル端末5b1、5b2、6b1、6b2が絡げられる部分がハンダ付けh1される(図5参照)。
図11は、コイル5、6を巻回したヨーク・ボビン組Ybへの第1・第2の外側ヨーク8a、8bの取り付け過程を示す斜視図である。
予め、第1の外側ヨーク8aが、円環状の平板8a2と、円環状の平板8a2の内周部よりそれぞれ内方に向け折り曲げ形成される略三角形状の第1の極歯8a1とを有し、形成されている。同様に、予め、第2の外側ヨーク8bが、円環状の平板8b2と、円環状の平板8b2の内周部よりそれぞれ内方に向け折り曲げ形成される略三角形状の第2の極歯8b1とを有し、形成されている。
第1・第2の外側ヨーク8a、8bは、それぞれ電磁鋼板などを用いてプレス成形される。
その後、ヨーク・ボビン組Ybは、軸方向の両外側から第1・第2の外側ヨーク8a、8bが取り付けられ、ステータ1Kが完成する。
ステータ1Kの端子部7tの端面に露出する6本の外部接続端子10a2、11a2、12a2、10b2、11b2、12b2は不図示のコネクタが嵌入され(コネクタ等が取り付けられ)、コネクタ等を介して制御回路等に接続される。
上記構成によれば、共通端子12a、12bが2本あることから、2本の共通端子12a、12bを中間部12cで連結して1本の共通端子12としている。
共通端子1を一体化し、さらに外部接続端子10a2、11a2、12a2、10b2、11b2、12b2側も複数とすることで、多様な外部接続仕様への対応が可能である。
共通端子12は、ヨーク(8a、8b、9a、9b)およびボビン7を含めて上下方向(長手方向)に対称の構造としている。このため、製品の組立時の各作業工程で、セット方向(共通端子12の方向)を気にすることなく作業ができるので、作業が容易で能率よく作業ができる。
さらに、共通端子(例えば、図17の共通の端子325a、326a参照)の方向を間違えたために、不良品が製造されることが解消する。
また、共通端子12の外部接続端子12a2,12b2として2本あるため、外部接続端子12a2,12b2の何れか一方を万が一のバックアップとすることもでき、また、別々の機能を持たせるように接続することもできる。
したがって、ユーザにとって、自由度が高く使い勝手が良好となる。
また、共通端子12は一体物であり、両端を除く中間部分12cは、ボビン7を形成する合成樹脂gで覆われていることから、酸素と接することがなく錆の発生や錆の進行も防ぐことができる。そのため、信頼性の高い端子部7t(多相コイル端子装置)とすることができる。
端子は一般的に使い勝手がよいことから、断面形状が角形や円形の線材を折り曲げて使うことが多い。しかし、本実施形態(本発明)の共通端子12のような形状の場合は難易度は高いが、前記したように、プレス打ち抜きで成形することが、製造上、合理的である。
さらに、外部接続側端子をそれぞれ残すことで、製品使用者側のニーズに幅広く対応することが出来る。
加えて、電気的に同位のターミナルピン(Terminal pin)の共通端子12を一体形状とすることで、回路内の機械的接続を廃止することにより、電気的接続の信頼性の向上が図れる。
また、短絡部分をモールド(合成樹脂g)内に納めることにより、接続部における外部影響の抑止を果たせる。
そして、共通端子12を一体形状とすることで、構造の簡素化を実現できる。
本実施形態(本発明)の構成は、従来の技術と対比して、次の利点がある。
特許文献1、2に対しては、板状の導通手段(図15の導通部材130)(特許文献1)や図16の端子基板250(特許文献2)などの部品の削減によるコスト低減が可能である。さらに、それら部品の組立て工数の削減によるコスト低減もプラスされる。また、これら共通端子を構成する部品の組立てに伴う信頼性のリスクもなくすことができる。
特許文献3では、接続される機器側からの設計上の要請により、図17に示すように、2本の共通の端子325a、326aを一体化して1本の外部への出力端子325bとするものである。
これに対し、本実施形態(本発明)は、ユーザからの多様な外部接続仕様への対応、および、モータ組立時の方向選択の排除を目的として、2本の共通端子12a、12bを一体化した1本の共通端子12とし、さらに共通端子12からの外部接続端子12a2、12b2もそのまま2本の外部出力端子として残している。
上記の結果、汎用の標準的なコネクタをユーザの要望に応じた電極構成で使用出来ることとなり、多様なユーザ仕様に対して、柔軟な対応が可能となる。
さらに、端子(10a、12a、11a、10b、12b、11b)の対称配置により、端子部の方向の選択を排除する構成として、組立工数の削減を可能としている。
また、ユーザ側としてはハーネス(Harness)の取回しを簡単に変更すること等によるコスト削減(Cost reduction)が行える。また、部品削減による重量の削減等、製品仕様として有利な設計が可能となる。
また、外部接続端子(10a2、11a2、12a2、10b2、11b2、12b2)が2列に並んでいるため、汎用品の2列コネクタで不図示の制御回路等と接続することができる。
従って、高い信頼性を確保しつつ、コスト増加を抑えた多相コイル端子装置(端子部7t)およびこれを備えたモータ1を実現できる。
<変形形態>
次に、変形形態の多相コイル端子装置(端子部27t)について説明する。
前記実施形態では、図8(a)に示す接続端子10a、11a、10b、11bをL字形状のピンとし、共通端子12(図8(b)参照)は一体物のピンとした場合を説明した。
図12(a)は、変形形態の端子構造を示す斜視図であり、図12(b)は、変形形態の端子外観の拡大模式図であり、図12(c)は、変形形態の端子に第1・第2のコイル5、6の端末を絡げた状態を示す斜視図である。
変形形態の接続端子20a、21a、20b、21bおよび共通端子22は、前記の実施形態のL字状に折り曲げた端子(10a、12、11a、10b、11b)の形状よりも簡単な形状としたものである。
図12(a)に示すように、接続端子20a、21a、20b、21bは、真っ直ぐな棒状に形成している。接続端子20a、21a、20b、21bは、直線状の線材をそのまま適用できる。
共通端子22は、接続端子22aと接続端子22bとを接続部22cで連結して、略コ字状の形状に形成している。
共通端子22は、線材を略コ字状に折り曲げて形成する。その他の製造法を採用してもよい。
そして、接続端子20a、21a、20b、21bおよび共通端子22を、絶縁性が高い合成樹脂gでインサートモールドして図12(b)に示す状態とする。
その後、巻線の際、ボビン7の軸方向の一方側に、中央の共通端子22aには一方の第1のコイル5bの巻き始めのコイル端末5b1と他方の第1のコイル5aの巻き終りのコイル端末5a2が絡げられることになる。両端に配置される独立端子の一方の接続端子20aには一方の第1のコイル5bの巻き終りのコイル端末5b2が絡げられる一方、他方の接続端子21aには他方の第1のコイル5aの巻き始めのコイル端末5a1が絡げられる。
端子部27tから露出する3本の端子(20a、21a、22a)の各接続部は、コイル端末5a1、5a2、5b1、5b2が絡げられる部分がハンダ付け(図示せず)される。
同様に、巻線の際、ボビン7の軸方向の他方側に、中央の共通端子22bには一方の第2のコイル6bの巻き始めのコイル端末6b1と他方の第2のコイル6aの巻き終りのコイル端末6a2が絡げられることになる。両端に配置される独立端子の一方の接続端子21bは一方の第2のコイル6bの巻き終りのコイル端末6b2が絡げられる一方、他方の接続端子20bには他方の第2のコイル6aの巻き始めのコイル端末6a1が絡げられる。
端子部27tから露出する3本の端子(20b、21b、22b)の各接続部は、コイル端末6a1、6a2、6b1、6b2が絡げられる部分がハンダ付け(図示せず)される。
使用に際しては、二列に並んだ外部接続端子20a、21a、共通端子22aおよび外部接続端子20b、21b、共通端子22bに汎用のコネクタを嵌入して、制御回路とボビン7に巻回される第1・第2のコイル5、6を電気的に接続する。
変形形態によれば、端子(20a、21a、20b、21b、22)の加工が単純化されるので、製造が容易でコスト低減を図ることができる。
なお、共通端子の形状は、一体で形成されれば、実施形態、変形形態以外の形状としてもよい。共通端子は、前記したように、製造時の取り扱いの観点から、対称形状が好ましい。
図13、図14は、それぞれ他例の端子構造を示す斜視図である。
例えば、図13に示すように、共通端子32を、外部接続端子20a、21a、20b、21bと同様、真っ直ぐな棒状にすることが可能である。共通端子32は、線条をそのまま適用できるので、コスト削減が可能である。
また、図14では、実施形態の共通端子22を略T字状の形状の共通端子42(42a、42b、42c)としたものである。1本の共通端子42cが外部接続端子となる。
この場合、共通端子42をプレス成形するとよい。
端子42aに第1のコイル5a、5bの端末が絡げられるとともに、端子42bに第2のコイル6a、6bの端末が絡げられる。そして、1つの外部端子42cにコネクタが嵌入される。
<その他の実施形態>
なお、前記実施形態では、ボビン7で4相のコイル巻きとする構成を例示したが、共通端子を一体に形成すれば、何相のコイルとするかは、任意に決定できる。この場合、相数に対応して端子数(独立端子数)が変更になる。
なお、前記実施形態では、第1・第2のボビン7a、7bを一体で形成する場合を例示したが、共通端子(12、22、32、42)を一体に形成すれば、第1・第2のボビン7a、7bを別体に形成してもよい。
また、前記実施形態では、接続端子の中央に共通端子を配置する構成としたが、これ以外の配置としてもよい。
以上、本発明の種々の実施形態を述べたが、その説明は典型的であることを意図している。従って、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明は発明の趣旨を変更しない範囲において変更可能である。
1 モータ
5 第1のコイル(励磁コイル、一方の励磁コイル)
5a1、5a2、5b1、5b2 コイル端末(励磁コイルの端末)
5a1、5b2 コイル端末(一方の励磁コイルの独立端末)
5a2、5b1 コイル端末(一方の励磁コイルの共通端末)
6 第2のコイル(励磁コイル)
6a1、6b2 コイル端末(他方の励磁コイルの独立端末)
6a2、6b1 コイル端末(他方の励磁コイルの共通端末)
7t 端子部(多相コイル端子装置)
10a、20a 第1の接続端子(第1の独立端子)
10a1 端子(第1の独立端子の一端部)
10a2 外部接続端子(第1の独立端子の外部接続端子部)
10b、20b 第1の接続端子(第2の独立端子)
10b1 端子(第2の独立端子の一端部)
10b2 外部接続端子(第2の独立端子の外部接続端子部)
11a、21a 第2の接続端子(第1の独立端子)
11a1 端子(第1の独立端子の一端部)
11a2 外部接続端子(第1の独立端子の外部接続端子部)
11b、21b 第2の接続端子(第2の独立端子)
11b1 端子(第2の独立端子の一端部)
11b2 外部接続端子(第2の独立端子の外部接続端子部)
12a、22a 共通端子(第1の共通端子)
12a2 外部接続端子(第1の共通端子の外部接続端子部)
12a1 端子(第1の共通端子の一端部)
12b、22b、32、42 共通端子(第2の共通端子)
12b1 端子(第2の共通端子の一端部)
12b2 外部接続端子(第2の共通端子の外部接続端子部)
g 合成樹脂

Claims (6)

  1. 複数のバイファイラ巻きした励磁コイルの端末が接続されるモータ用の多相コイル端子装置であって、
    一方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第1の独立端子と、
    前記一方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第1の共通端子とを有し、前記所定数の第1の独立端子と前記第1の共通端子は並んで配置され
    他方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第2の独立端子と、
    前記他方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第2の共通端子とを有し
    前記他方の第2の独立端子と前記第2の共通端子は、外方から見て、前記一方の第1の独立端子および前記第1の共通端子と対称に、所定の寸法離して並んで配置され、
    それぞれの前記独立端子、前記共通端子は屈曲された略L字状の形状であり、
    前記一方の第1の共通端子と前記他方の第2の共通端子とそれぞれの略L字状の屈曲部間が連結されて一体化して共通端子として形成され、
    前記独立端子と前記共通端子との各中間部分は絶縁性の合成樹脂で固着されている
    ことを特徴とする多相コイル端子装置。
  2. 前記共通端子は中央位置に配置され、所定数の前記独立端子は、前記共通端子に対して端部側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載する多相コイル端子装置。
  3. 前記共通端子は、プレス打ち抜き加工で成形されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載する多相コイル端子装置。
  4. 複数のバイファイラ巻きした励磁コイルの端末が接続されるモータ用の多相コイル端子装置であって、
    一方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第1の独立端子と、
    前記一方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第1の共通端子とを有し、前記所定数の第1の独立端子と前記第1の共通端子は並んで配置され
    他方の励磁コイルの独立端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる所定数の第2の独立端子と、
    前記他方の励磁コイルの共通端末が一端部に接続され他端部が外部接続端子部となる第2の共通端子とを有し
    前記他方の所定数の第2の独立端子と前記第2の共通端子は、外方から見て、前記一方の所定数の第1の独立端子および前記第1の共通端子と対称に、所定の寸法離して並んで配置され、
    それぞれの前記独立端子は略I字状の形状であり、
    前記一方の第1の共通端子と前記他方の第2の共通端子とは、略コの字状に屈曲して連結されて一体化して共通端子として形成され、
    前記独立端子と前記共通端子のそれぞれの一部分は絶縁性の合成樹脂で固着されている
    ことを特徴とする多相コイル端子装置。
  5. 前記共通端子は、対称な形状である
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちの何れか一項に記載の多相コイル端子装置。
  6. 請求項1から請求項のうちの何れか一項に記載の多相コイル端子装置を具備するモータ。
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