JP6039972B2 - トラニオン式サスペンション構造及びその組付方法 - Google Patents

トラニオン式サスペンション構造及びその組付方法 Download PDF

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Description

本発明は、トラニオン式サスペンション構造及びその組付方法に関するものである。
一般に、後輪二軸の大型トラック等の車両には、トラニオン式サスペンションと称されるタンデムアクスル専用のサスペンションが採用されている。
図8〜図10は従来のトラニオン式サスペンション構造の一例を示すものであって、車両の前後方向へ所要間隔をあけてタンデム配置された一対の車軸1,2の間でトラニオンシャフト3をトラニオンブラケット4によりフレーム5に固定し、該トラニオンシャフト3にリーフスプリング6の中央部を回動ベース7を介して回動自在に取り付け、該リーフスプリング6の両端部により前記前後の車軸1,2を支えると共に、これら各車軸1,2の前後方向位置を保持するためのアッパロッド8及びロアロッド9を備えた構造となっている。
ここで、前記フレーム5は、ウェブ5aとフランジ5bとを有する溝形鋼からなり且つ該溝形鋼の溝側が互いに対向するよう車両幅方向へ所要間隔をあけて配設され、前記トラニオンブラケット4は、前記左右のフレーム5の相互間にクロスメンバ10が掛け渡されて補強されている位置に固定されるようにしてあり、該クロスメンバ10の中央部の前後面と前記各車軸1,2の中央部上側との間がアッパロッド8によりそれぞれ連結され、前記トラニオンブラケット4の下端部の前後面と前記各車軸1,2の両端部下側との間がロアロッド9により連結されている。
尚、図8〜図10中、11はリーフスプリング6の中央部を回動ベース7上に装着するためのUボルト、12はクロスメンバ10の中央部の前後面に設けられたアッパロッド8の取付部、13は各車軸1,2の中央部上側に設けられたアッパロッド8の取付部、14はトラニオンブラケット4の下端部の前後面に設けられたロアロッド9の取付部、15は各車軸1,2の両端部下側に設けられたロアロッド9の取付部を示している。
前記トラニオン式サスペンション構造では、前後の車軸1,2の上下動がリーフスプリング6により吸収され、前後方向の力はアッパロッド8及びロアロッド9を介してフレーム5に伝えられ、更に、車両の後輪が段差を乗り越える際には、リーフスプリング6がトラニオンシャフト3を中心に回動することで良好な段差乗り越しが実現されることになる。
一方、図11〜図13は従来のトラニオン式サスペンション構造の他の例を示すものであって、図中、図8〜図10と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、前記フレーム5のウェブ5a外側面における前記クロスメンバ10前後位置に、トラニオンプレート60を下方へ延びるようボルト・ナット等の締結部材61により取り付け、前記トラニオンブラケット4とトラニオンシャフト3とを予め組み付けたユニットAとして前記トラニオンプレート60が取り付けられたフレーム5に組み付けるよう構成し、前記左右のトラニオンブラケット4のボス部4aから前方へ張り出す側面フランジ4bの外面と後方へ張り出す側面フランジ4bの外面とをそれぞれ、前記前後左右のトラニオンプレート60の内面に当接させるよう構成したものがある。
図11〜図13に示される従来のトラニオン式サスペンション構造の場合、その組付時には、前記トラニオンプレート60が取り付けられたフレーム5の下方にユニットAを配置した後、該ユニットAを前記フレーム5に対し下方から差し入れ、前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60とを互いに当接させた状態でボルト・ナット等の締結部材62により締め付けるようになっている。
因みに、前記左右のフレーム5をつなぐクロスメンバ10の両幅端部下面と前記フレーム5下部との間には予めロアガセット50(図12参照)が取り付けられると共に、前記クロスメンバ10の両幅端部上面と前記フレーム5上部との間には予めアッパガセット51(図11参照)が取り付けられており、前記フレーム5とクロスメンバ10との交差部分の応力集中を分散し剛性を高めることが行われており、前記ロアガセット50クロスメンバ10に対して、図12に示される如く、前記トラニオンブラケット4の上面フランジ4cがボルト・ナット等の締結部材63により締め付けられて固定されるようになっている。
尚、前述の如きトラニオン式サスペンション構造と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2010−52540号公報
しかしながら、図11〜図13に示される従来のトラニオン式サスペンション構造のように、その組付時に前記左右のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの外面と後方へ張り出す側面フランジ4bの外面とをそれぞれ、前記前後左右のトラニオンプレート60の内面に当接させるのでは、該トラニオンプレート60と側面フランジ4bとの間にある程度の隙間がないと、組み付けが行えなくなる虞があった。
このため、前記トラニオンプレート60と側面フランジ4bとの間には、組み付けが行えるだけの余裕をみて隙間を設けざるを得ないが、このように隙間が設けられた状態でトラニオンプレート60と側面フランジ4bとを締結部材62により締め付けると、該締結部材62の締結力による引き込みによって、前記トラニオンプレート60と側面フランジ4bとのいずれか一方、或いはその両方に変形が生じ、品質が不安定となり、好ましくなかった。
前記品質を安定化させるためには、前記隙間にスペーサを介在させることも可能ではあるが、該スペーサを追加するということは、部品点数が増え、コストアップにつながることとなり、やはり好ましい対策であるとは言えなかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、組付時に不可欠な隙間を確保しつつ、トラニオンプレートや側面フランジの変形を回避して品質向上を図り得ると共に、スペーサのような追加部品を不要とし、部品点数増加を抑えてコスト削減をも図り得るトラニオン式サスペンション構造及びその組付方法を提供しようとするものである。
本発明は、車両幅方向へ所要間隔をあけて配設されるフレーム間を連結するクロスメンバと、
前記フレームの外側面における前記クロスメンバ前後位置に、下方へ延びるよう締結部材により取り付けられる前後左右のトラニオンプレートと、
該トラニオンプレートの側面及び前記クロスメンバの両幅端部下面に締結部材により取り付けられる左右のトラニオンブラケットと、
該トラニオンブラケットのボス部間に掛け渡すよう配設され且つ該ボス部から外方へ張り出す両端部にそれぞれリーフスプリングの中央部が回動ベースを介し回動自在に取り付けられるトラニオンシャフトと
を備えたトラニオン式サスペンション構造であって、
前記トラニオンブラケットとトラニオンシャフトとを予め組み付けたユニットとして、前記トラニオンプレートが取り付けられたフレームに組み付けるよう構成し、
前記左のトラニオンブラケットの前方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか一方を前記左前のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか他方に当接させ、且つ前記左のトラニオンブラケットの後方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか他方を前記左後のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか一方に当接させると共に、前記右のトラニオンブラケットの前方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか他方を前記右前のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか一方に当接させ、且つ前記右のトラニオンブラケットの後方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか一方を前記右後のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか他方に当接させるよう構成したことを特徴とするトラニオン式サスペンション構造にかかるものである。
又、本発明は、前記トラニオン式サスペンション構造の組付方法であって、
組付開始時に前記トラニオンプレートが取り付けられたフレームの下方にユニットを配置すると共に、前記フレームとユニットとを該ユニットの中心鉛直軸を基点として相対的に水平面内で回動させて傾斜配置することにより、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとの互いの当接面が離反する位置関係を形成する傾斜配置工程と、
該傾斜配置工程で相対的に傾斜配置したフレームとユニットとを、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとの互いの当接面に隙間が形成された状態を保持しつつ、上下方向へ近接させる組込配置工程と、
該組込配置工程で上下方向へ近接させたフレームとユニットとを該ユニットの中心鉛直軸を基点として相対的に水平面内で回動させて平行配置することにより、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとを互いに当接させる平行配置工程と、
該平行配置工程で互いに当接させた前記各側面フランジと各トラニオンプレートとを締結部材により締め付ける締結工程と
を行うトラニオン式サスペンション構造の組付方法にかかるものである。
本発明のトラニオン式サスペンション構造及びその組付方法によれば、組付時に不可欠な隙間を確保しつつ、トラニオンプレートや側面フランジの変形を回避して品質向上を図り得ると共に、スペーサのような追加部品を不要とし、部品点数増加を抑えてコスト削減をも図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付開始時の状態(傾斜配置状態)を示す斜視図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付開始時の状態(傾斜配置状態)を示す下面図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付開始時の状態(傾斜配置状態)を示す断面図であって、図2のIII−III断面相当図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付完了時の状態を示す斜視図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付完了時の状態を示す下面図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例における組付完了時の状態を示す正面図であって、図5のVI−VI断面相当図である。 本発明のトラニオン式サスペンション構造の実施例におけるトラニオンブラケットを示す図であって、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の一例を示す側面図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の一例を示す斜視図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の一例を示す要部分解斜視図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の他の例における組付開始から完了に至る状態を示す斜視図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の他の例における組付開始から完了に至る状態を示す下面図である。 従来のトラニオン式サスペンション構造の他の例における組付開始から完了に至る状態を示す断面図であって、図12のXIII−XIII断面相当図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は本発明のトラニオン式サスペンション構造及びその組付方法の実施例であって、図中、図11〜図13と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図11〜図13に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図7に示す如く、車両の左のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの外面を左前のトラニオンプレート60の内面に当接させ、且つ前記左のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの内面を左後のトラニオンプレート60の外面に当接させると共に、前記車両の右のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの内面を右前のトラニオンプレート60の外面に当接させ、且つ前記右のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの外面を右後のトラニオンプレート60の内面に当接させるよう構成した点にある。
本実施例の場合、前記トラニオンブラケット4は、図7(a)、図7(b)及び図7(c)に示す如く、その車両前後方向へ張り出す二枚の側面フランジ4bのうち一方の側面フランジ4b(図7(a)では右側の側面フランジ4b)の内面を、他方の側面フランジ4b(図7(a)では左側の側面フランジ4b)の外面より、車両幅方向へトラニオンプレート60の厚さ分だけ外側にずらすよう配置してある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、組付開始時には、前記トラニオンプレート60が取り付けられたフレーム5の下方にユニットAを配置すると共に、該ユニットAの中心鉛直軸Oを基点として、前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60との互いの当接面が離反する方向へ前記ユニットAを回動させ水平面内で前記フレーム5に対し傾斜配置する(傾斜配置工程)。
続いて、前記傾斜配置工程で傾斜配置したユニットAを、前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60との互いの当接面に隙間が形成された状態を保持しつつ、前記フレーム5に対し下方から差し入れるように上昇させると、該フレーム5とユニットAは、図1〜図3に示すような状態となる(組込配置工程)。
この後、前記組込配置工程で前記フレーム5に対し下方から差し入れたユニットAを、前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60との互いの当接面が近接する方向へ回動させ水平面内でフレーム5に対し平行配置すると、該フレーム5とユニットAは、図4〜図6に示す如く、前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60との互いの当接面に隙間がない状態となる(平行配置工程)。
次に、前記平行配置工程でフレーム5に対し平行配置したユニットAの前記各側面フランジ4bと各トラニオンプレート60とを互いに当接させた状態で締結部材62により締め付けると、前記フレーム5に対するユニットAの組み付けが完了する(締結工程)。
これにより、図11〜図13に示される従来のトラニオン式サスペンション構造のように、その組付時に前記左右のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの外面と後方へ張り出す側面フランジ4bの外面とをそれぞれ、前記前後左右のトラニオンプレート60の内面に当接させるのとは異なり、前記ユニットAを回動させ水平面内で前記フレーム5に対し傾斜配置すれば、該トラニオンプレート60と側面フランジ4bとの間に隙間が生じるため、組み付けを行うことが可能となる。
この結果、前記トラニオンプレート60と側面フランジ4bとの間には組み付けが行えるだけの余裕をみて隙間を設けておく必要がなくなり、該隙間が設けられた状態でトラニオンプレート60と側面フランジ4bとを締結部材62により締め付けなくて済むことから、該締結部材62の締結力による引き込みによって、前記トラニオンプレート60と側面フランジ4bとのいずれか一方、或いはその両方に変形が生じるようなことが避けられ、品質を安定させることが可能となる。
しかも、前記品質を安定化させるために、前記隙間にスペーサを介在させる必要もなく、該スペーサを追加しなくて済み、部品点数が増えず、コストアップも回避可能となる。
尚、本実施例の場合、前記車両の左のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの外面を左前のトラニオンプレート60の内面に当接させ、且つ前記左のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの内面を左後のトラニオンプレート60の外面に当接させると共に、前記車両の右のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの内面を右前のトラニオンプレート60の外面に当接させ、且つ前記右のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの外面を右後のトラニオンプレート60の内面に当接させるよう構成しているが、前記車両の左のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの内面を左前のトラニオンプレート60の外面に当接させ、且つ前記左のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの外面を左後のトラニオンプレート60の内面に当接させると共に、前記車両の右のトラニオンブラケット4の前方へ張り出す側面フランジ4bの外面を右前のトラニオンプレート60の内面に当接させ、且つ前記右のトラニオンブラケット4の後方へ張り出す側面フランジ4bの内面を右後のトラニオンプレート60の外面に当接させるよう構成しても良いことは言うまでもない。
又、前記ユニットAを回動させ水平面内で前記フレーム5に対し傾斜配置する代わりに、前記フレーム5を回動させ水平面内で前記ユニットAに対し傾斜配置するようにしても良い。
こうして、組付時に不可欠な隙間を確保しつつ、トラニオンプレート60や側面フランジ4bの変形を回避して品質向上を図り得ると共に、スペーサのような追加部品を不要とし、部品点数増加を抑えてコスト削減をも図り得る。
尚、本発明のトラニオン式サスペンション構造及びその組付方法は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
3 トラニオンシャフト
4 トラニオンブラケット
4a ボス部
4b 側面フランジ
5 フレーム
5a ウェブ
6 リーフスプリング
7 回動ベース
10 クロスメンバ
60 トラニオンプレート
61 締結部材
62 締結部材
A ユニット
O 中心鉛直軸

Claims (2)

  1. 車両幅方向へ所要間隔をあけて配設されるフレーム間を連結するクロスメンバと、
    前記フレームの外側面における前記クロスメンバ前後位置に、下方へ延びるよう締結部材により取り付けられる前後左右のトラニオンプレートと、
    該トラニオンプレートの側面及び前記クロスメンバの両幅端部下面に締結部材により取り付けられる左右のトラニオンブラケットと、
    該トラニオンブラケットのボス部間に掛け渡すよう配設され且つ該ボス部から外方へ張り出す両端部にそれぞれリーフスプリングの中央部が回動ベースを介し回動自在に取り付けられるトラニオンシャフトと
    を備えたトラニオン式サスペンション構造であって、
    前記トラニオンブラケットとトラニオンシャフトとを予め組み付けたユニットとして、前記トラニオンプレートが取り付けられたフレームに組み付けるよう構成し、
    前記左のトラニオンブラケットの前方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか一方を前記左前のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか他方に当接させ、且つ前記左のトラニオンブラケットの後方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか他方を前記左後のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか一方に当接させると共に、前記右のトラニオンブラケットの前方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか他方を前記右前のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか一方に当接させ、且つ前記右のトラニオンブラケットの後方へ張り出す側面フランジの外面又は内面のいずれか一方を前記右後のトラニオンプレートの外面又は内面のいずれか他方に当接させるよう構成したことを特徴とするトラニオン式サスペンション構造。
  2. 請求項1記載のトラニオン式サスペンション構造の組付方法であって、
    組付開始時に前記トラニオンプレートが取り付けられたフレームの下方にユニットを配置すると共に、前記フレームとユニットとを該ユニットの中心鉛直軸を基点として相対的に水平面内で回動させて傾斜配置することにより、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとの互いの当接面が離反する位置関係を形成する傾斜配置工程と、
    該傾斜配置工程で相対的に傾斜配置したフレームとユニットとを、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとの互いの当接面に隙間が形成された状態を保持しつつ、上下方向へ近接させる組込配置工程と、
    該組込配置工程で上下方向へ近接させたフレームとユニットとを該ユニットの中心鉛直軸を基点として相対的に水平面内で回動させて平行配置することにより、前記各側面フランジと各トラニオンプレートとを互いに当接させる平行配置工程と、
    該平行配置工程で互いに当接させた前記各側面フランジと各トラニオンプレートとを締結部材により締め付ける締結工程と
    を行うトラニオン式サスペンション構造の組付方法。
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